愛馬プリムローズシチー 第4戦

8月26日札幌1R2歳未勝利(牝馬限定)芝1200mは、

シンガリ負け。

次は勝浦騎手でお願い!

(8月27日更新)

2007年 8月15日作成

●追い切り情報(8月22日更新)

前走前 8月1日 函館W良 馬ナリ

勝浦正樹
5F 69.3
4F 53.5
3F 39.2
1F 12.6

内ハナヤッコ(2歳未勝利)一杯と5F併せで0秒4先着



8月15日 函館W良 馬ナリ

4F 60.8
3F 44.8
1F 15.0

内リバティプログレス(2歳新馬牝)馬ナリと4F併せで併入



8月22日 函館W良 馬ナリ

5F 69.8
4F 53.9
3F 39.3
1F 12.9

内リバティプログレス(2歳新馬牝)馬ナリと5F併せで併入


 もう開催は札幌ですが、函館に残って調教されています。いままで中1週続きでしたが、初めて中2週での出走を目標に調整されています。

 正直なところもう少し動けるかと思っていましたが、前走前の方が少し良かったですね。ただ、その時は勝浦騎手が乗っていて、今回は助手ですから、その違いだと思うことにしましょう。

 というわけで、今回の追い切り評価は限りなく「C」に近い「B−」です。

●札幌芝1200mコース解説(JRA−VANより)

 各クラスで頻繁に組まれている距離で、札幌開催の番組の中心を担う。
 スタート地点は向正面の2コーナーから少し入ったところのポケット。最初の3コーナーまでの距離は約400mある。
 脚質的には当然ながら逃げ・先行馬が圧倒的に有利。
 問題は枠順。枠順には大きな特徴がある。札幌芝1200mは内枠が断然有利。出走頭数にもよるが、できれば5枠より内を引きたい。8枠はハッキリ不利で、すんなり先手を奪えそうな馬でないと厳しい。馬番で言うと10番以内がベスト。
 札幌の芝は函館に比べて降雨が少なく、晴天に恵まれることが多いせいか、耐久力に優れている。函館と同じ連続開催でも、馬場の痛みはそれほど激しくならない。開催が進んでも内外のトラックバイアスが極端にならないので、外から来る差し馬にはそれなりの力が要求される。

有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント    脚質、枠順

これ以降は8月22日に作成

●気になる出馬想定表です

8月26日 札幌1R 2歳未勝利 牝馬限定 芝1200m 全11頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アラマサロビンソン 四位洋文 8/05未勝利 函館芝1200 B+
エプソムサクラ 藤岡佑介 8/05未勝利 函館芝1200
サユリ 柴山雄一 7/29新馬 函館芝1200
トキノプリンセス 藤岡佑介 8/11新馬 札幌芝1200
トキンナル 津村明秀 8/11新馬 札幌芝1200 12 B−
ナンヨーナイト 北村友一 8/04未勝利 函館ダ1000
ノボメル 勝浦正樹 7/08未勝利 函館芝1200 10
プリムローズシチー 勝浦正樹 8/05未勝利 函館芝1200 B−
ホッカイシーラ 池添謙一 7/28未勝利 函館芝1200
マイネアルデュール 津村明秀 7/14未勝利 函館芝1200 A−
ワイルドエキサイト 藤田伸二 8/11未勝利 札幌芝1500

 

●明日(23日)の出馬確定は午後9時頃

 明日(23日)は、出馬投票後、出走確定馬に馬インフルエンザの検査を行い、陽性であれば除外という手続きがとられます。従って枠番なしの出馬確定表は午後9時発表と予定されております。

 今回は、すでに出馬の意思のある馬約2000頭はすでに決まっており、1度馬インフルエンザの検査をすでに受けております。ですから、上記出馬想定表から減ることはあっても(馬インフルエンザ陽性等の為)、増えることは可能性的に少ないと思われます。増えるとすれば、別のレースに予定していた馬が、相手関係や想定頭数から別のレースに移る場合くらいで、いつものように、どこの想定表にも載っていなかった馬が、登録頭数の少なさを見て、いきなり登録するといったことはできないと思われるからです。

 ということは、10頭あたりで確定しそうなので、またまた出走奨励金(5〜8着)にありつけるかも知れません。

●騎手は勝浦正樹騎手を希望

 前走、勝浦正樹騎手が騎乗していた馬が、もう1頭いますが、おそらく内容から、我らが愛馬プリムローズシチーに乗ってくれることでしょう。

 若さゆえ乗り難しいプリムローズちゃんを前回はかなり上手く乗ってくれましたからね。私ほっさんは勝浦騎手を希望します。

●はたして今回は何着か

 まだ、出走が確定していないですし、半分以上の馬が、水曜日(22日)の朝の時点では、開催決定中止がわからない状態でしたので、最終追い切りをかけていません。

 ですから、現在の調子もわかりませんし、今22日の時点で愛馬プリムローズちゃんが何着というのは、とても予想できませんが、ノボメルやサユリあたりには勝てるような気がします。前走6馬身差をつけたアラタマロビンソンは、持ち時計で負けていますし、まだなんとも言えません。

 なにより、明日の我らが愛馬プリムローズちゃんの追い切りの動きを見てからです。

 というわけで、明日予想する予定です。

これ以降は8月24日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 8月26日 札幌1R 2歳未勝利 牝馬限定 芝1200m 全9頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
エプソムサクラ 藤岡佑介 8/05未勝利 函館芝1200 B−
サユリ 柴山雄一 7/29新馬 函館芝1200 B−
チャームチェリー 藤田伸二 7/29新馬 函館芝1200
トキノプリンセス 横山典弘 8/11新馬 札幌芝1200
ノボメル 勝浦正樹 7/08未勝利 函館芝1200 10
プリムローズシチー 佐藤聖也 8/05未勝利 函館芝1200 B−
ホッカイシーラ 池添謙一 7/28未勝利 函館芝1200 B−
マイネアルデュール 岩田康誠 7/14未勝利 函館芝1200 A−
ワイルドエキサイト 角田晃一 8/11未勝利 札幌芝1500

増 は出馬想定表に載っていなかった馬。

アラマサロビンソンは25日の芝1500mに、
トキンナルとナンヨーナイトは25日のダ1000mに、移りました。 

函館芝1200m成績

 アラマサロビンソン 前走 8/05 1分17秒1 39.4 重
             ベスト 7/14 1分12秒1 36.1 良

 エプソムサクラ   前走 8/05  1分15秒7 38.3 重
             ベスト 6/24 1分11秒8 35.9 良
 サユリ        前走 7/29 1分15秒7 37.4 稍
 チャームチェリー  前走 7/29 1分14秒1 37.1 稍
 ノボメル       前走 7/08 1分13秒6 38.9 良
             ベスト 6/24 1分13秒1 38.0 良
 プリムローズシチー 前走 8/05 1分16秒1 39.4 重
             ベスト 7/07 1分13秒1 37.2 良
 ホッカイシーラ    前走 7/28 1分15秒3 38.8 不
             ベスト 6/30 1分12秒5 36.3 良
 マイネアルデュール 前走 7/14 1分11秒9 37.4 良
 ワイルドエキサイト 7/14 1分11秒8 36.8 良

●追い切り比較

 アラマサロビンソン 8/22 札幌ダ良 67.9−12.6 仕掛
 エプソムサクラ    8/23 函館W良 68.4−13.1 馬ナリ
 サユリ         8/22 函館W良 72.6−14.4 馬ナリ
              8/15 函館W良 65.8−12.3 強め
 チャームチェリー   8/22 函館W良 71.7−13.6 一杯
 トキノプリンセス   8/22 函館W良 70.0−13.0 馬ナリ
 ノボメル       8/22 札幌ダ良 68.8−13.3 馬ナリ
 プリムローズシチー 8/22 函館W良 69.8−12.9 馬ナリ
 ホッカイシーラ    8/22 函館W良 66.9−13.6 一杯
              8/15 函館W良 67.7−12.2 馬ナリ
 マイネアルデュール 8/22 函館W良 65.1−13.1 強め
 ワイルドエキサイト 8/22 札幌ダ良 72.8−12.3 馬ナリ


サユリとホッカイシーラは22日の追い切りはさっぱりですが、15日の動きはかなり評価できるものです。 

●専門誌の印と評価

競馬ブック

 短評は「大駆警戒」

 推定勝ちタイム 良  1分10秒7
           重不 1分12秒2

予想家の印 左から 吉田幹、井尻恵、小原靖

サユリ        ○無無
トキノプリンセス  無△▲
ノボメル       △無無
プリムローズシチー △△無
ホッカイシーラ    無無△
マイネアルデュール 無○◎
チャームチェリー   ▲◎○
エプソムサクラ    △▲△
ワイルドエキサイト ◎△無


 というわけで、無印の馬はいてません。また、競馬ブックオンラインの予想陣として、初めてお二人から△印を頂戴しました。パチパチ

 短評の大駆警戒とは、もしかして・・・いや、別の馬のことでしょうね。




予想オッズ


チャームチェリー   2.7
マイネアルデュール 4.6
トキノプリンセス   4.7
ワイルドエキサイト 5.7
エプソムサクラ    5.8
ノボメル       13.6
ホッカイシーラ    15.6
サユリ        17.7
プリムローズシチー 21.8


5強4弱と見られています。20倍もつくのなら、単勝買っちゃうよ!!プンプン



スピード指数 左から3走前、前々走、前走


サユリ               42
トキノプリンセス         54
ノボメル           38 39
プリムローズシチー 48 47 60
ホッカイシーラ       52 52
マイネアルデュール 39 68 69
チャームチェリー         69
エプソムサクラ    61 57 66
ワイルドエキサイト 53 71 70


 スピード指数では、愛馬プリムローズシチーの前走は60とそこそこの評価をいただいております。単純に、ここまでのスピード能力指数でいえば、5番手評価ということになります。嬉しいな、掲示板。


デイリー馬三郎

 レース見解 
 「チャームチェリーは新馬戦で、好スタートから難なく先手を奪う上質のスピードを披露した。一叩きで攻め気配が上昇、牝馬限定戦なら堂々と主役を張る。」
 予想印

◎ チャームチェリー
○ ワイルドエキサイト
▲ マイネアルデュール
× エプソムサクラ

以下無印

大阪スポーツ(今回は省略)

 本紙の狙い
 「」

 予想家の印 左から 函館難波田、本塁打河合、特捜班、本紙山村



●前走後のコメント

トキノプリンセス(6着)

 「思ったよりもテンには行けませんでしたが、途中からリズム良くなりましたし、終いは差を詰めてきましたからね。内容のあるレースはできたと思います。癖のない馬ですし、距離はもっと延びたほうが良さそうです。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)


藤岡騎手の進言は素無視されました。

ホッカイシーラ(6着)

 「短期放牧明けで、もうひと追い欲しいところもありましたが、それでも初戦より内容は良かったですよ。これからもこういう感じで走ってくれればいいですね。」(池添謙一騎手・競馬ブック)


今回はきちんと追っていますので、要注意です。

マイネアルデュール(4着)

 「初めて乗りましたが、チークピーシズの効果で行きっぷりが良くなったと思います。今日はゲートの後ろに行ってからうるさくなったので、そのあたりが良くなればもっと走れると思いますし、近いうちにチャンスがあるでしょう。」(津村明秀騎手・競馬ブック)

チャームチェリー(2着)

 「素直で乗りやすい馬。ゲートの出が良かったし、いいスピードも持っている。すぐ順番は回ってくると思う。」(藤田伸二騎手・競馬ブック)


いや、今回はプリムローズちゃんの順番ですッ!!

エプソムサクラ(4着)

 「もう少しいい位置で競馬をしたかったけど、1頭になるとフワッとするようなところがあって・・・。でも、内容は良かったと思います。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

ワイルドエキサイト(5着)

 「今日は少し体が減っていた分、最後にパワーダウンしてしまった感じだね。以前の体にさえ戻ればいつでもチャンスがくるよ。」(藤田伸二騎手・競馬ブック)


当日馬体重注意!!

●有力馬の陣営のコメント

サユリ

 「先週追ったので、直前は軽めに。ゲート五分なら初戦以上やれていいはずです。」(小山内調教厩務員・デイリー馬三郎)

トキノプリンセス

 「初戦は出遅れて後方からだったが、終いはいい伸び。距離延長で前進を期待したい。」(高柳助手・デイリー馬三郎)


距離前進?前走と同じ距離だと思いますが・・・?

ノボメル

 「馬房の関係で輸送が重なったのが響いた。状態は上向きだが、まだ終いが甘い状態で。」(小川助手・デイリー馬三郎)

プリムローズシチー

 「外へ逃げる癖があるように、気性面の成長が欲しい。攻め気配はいいので変わり身を。」(吉田助手・デイリー馬三郎)

ホッカイシーラ

 「動きが素軽くなっているし、前走よりも出来は良くなっている。今回はもう少し粘れそう。」(伊藤助手・デイリー馬三郎)

マイネアルデュール

 「新馬戦で1番人気になった馬だが、実戦でワンパンチ不足。距離も若干短い感じだね。」(相沢郁調教師・デイリー馬三郎)


 
応援している馬主やPOG選択者を悲しませるようなコメントしないでくださいヨ。私ほっさんは、デビュー前の追い切りの動きを見て、ポルトフィーノを捨ててこの馬をPOGで選んだわけですから(1人勝ち狙い。欲深すぎ・・・。)。

 今日(25日)に、もう1頭の選択馬ランチボックスが4戦目にして勝っただけでも、まずは良しとするか・・・(涙)。

チャームチェリー

 「つかみどころのない馬だが初戦はいいスピードを見せた。気性もだいぶ大人になったよ。」(中川助手・デイリー馬三郎)

エプソムサクラ

 「テンに無理せずに、終いを生かす競馬が合っている。輸送減りさえなければ楽しみ。」(西橋助手・デイリー馬三郎)


 しかし、札幌の芝1200mは、上記コース解説にもありますように、逃げ・先行が断然有利なコースですぞ。我らが愛馬プリムローズシチーがこの馬より前にいれば、末脚不発などということも起こるかも知れません。

ワイルドエキサイト

 口向きに若さが残っていますし、体もまだ戻りきっていない感じですからね。今回もどうか。」(武英智騎手・デイリー馬三郎)


ん!?藤田伸二騎手が不安視している馬体はまだ戻っていないようですね。これが本当なら、複勝圏内には来ないかも知れません。当日、馬体重注意!!

●各馬のほっさん評価

エプソムサクラ

 新馬戦2着と気を吐くも前々走がさっぱりで、前走はプリムローズちゃんの1つ上の8番人気(ブービー)。道中は最後方で圏外と思われたが、ひときわ目立つ鋭い伸びで4着。今回もプリムローズちゃんよりは、実績も上だし、人気も上回るだろう。それでも6、7番人気と思われる。

 この馬に対して、愛馬プリムローズシチーも後方待機で展開に恵まれたが、直線の脚の違いで、あっさり後ろから交わされた。鞍上藤岡佑介も乗れる騎手だし、常識的には逆転は困難。

 しかし、逃げ・先行有利の札幌芝1200mで、前走のような極端な追い込みが決まるかどうかは疑問。前走のように、愛馬プリムローズちゃんが、道中この馬よりも前で競馬をすれば、1発逆転もありうる。

 しかも、少頭数ながらも不利とされる外枠。そのあたりに逆転の望みをかける。

サユリ

 前走新馬戦は8番人気7着とダメダメ。しかし、今回8月15日の追い切りの動きが抜群に良く、この動きどおりなら、愛馬プリムローズシチーは叶わないはず。

 ただ、直前追いの8月22日は一杯追っているにもかかわらず、函館Wで5F72秒6も要しており、調子落ちしているのであれば、逆転可能。担当の調教厩務員は予定通りだと言っているが、それにしても、軽すぎないか。先週開催中止になったレースを目標に仕上げていて、苦しんでいるのではないか。

 また、前走のスピード指数は42と、愛馬プリムローズシチーの全3走のいずれよりも、低い評価。ましてやプリムローズシチーは前走60と約20ポイントの差。これだけで見ればプリムローズの方が遥かに上位。

チャームチェリー

 今回のメンバーで唯一想定表に載っていなかったのに出走してきた馬。サクラバクシンオー産駒の豊かなスピードを持ち合わせており、前走初戦は3番人気2着。そのときの時計も函館芝1200mを稍重でデコボコの道悪馬場で1分14秒1なら、軽視は禁物だろう。

 しかし、良馬場の速い時計に対応できるかは未知で、8月22日の最終追い切りは激悪。常識的には新馬戦2着の2走目で、1番人気に支持されそうな馬だが、この追い切りだけを見ていると、愛馬プリムローズシチーの方が走りそうな気さえする。

 はっきり言ってこの馬が一番よくわからない。

 愛馬プリムローズシチーの前走、藤田伸二騎手騎乗の人気馬ジョーアニマートがハナを奪ったが、直線手前で失速。そのまま大差で敗れる(もちろんシンガリ負け)というシーンがあったが、今回も同じ藤田伸二騎手騎乗で同様の敗れ方をする可能性もある。しかし、たぶん今回は愛馬プリムローズシチーは、この馬には叶わないだろう。逃げ有利のコースで、先行力が違いすぎる。

 もし、逆転したとすれば、極端なハイペースにおける逃げバテか、不利な外枠の影響くらいであろう。

トキノプリンセス

 前走新馬戦7番人気6着と地味な存在で、かつ追い切りの動きも、愛馬プリムローズシチーよりも見劣る。正直、これには勝って欲しいという気持ち。

 しかし、コース2走目の上積みと横山典弘騎手という鞍上強化によって、嵌れば突き抜ける可能性も。

 前走の鞍上が距離が延びた方がいいと進言しているにもかかわらず、同じ距離のここへ。鞍上人気で人気するでしょうが、私ほっさんは正直この馬には勝てると思っています。

 強かったら、ごめんなさい。ちゃんちゃん。

ノボメル

 世間一般的には、プリムローズちゃんと同じく、予想上で最も最初に消してもいい、存在だろう。2戦して、10着8着と振るわず、追い切りも動いていない。鞍上はプリムローズシチーの主戦騎手である勝浦正樹騎手。

 勝浦騎手には悪いが、この馬は交わして欲しい。これに負けるようでは、最下位決定ではないだろうか。

 追い切りも悪いし、陣営も低いテンション。この馬に先着できれば、まずは出走奨励金を確実にゲット!!

プリムローズシチー

 すでにキャリア4戦目。追い切りは一番良かった前回ほどではないものの、同等程度の動き。

 問題は、今回鞍上が、プリムローズシチーを知り尽くした勝浦正樹騎手ではなく、3年目の佐藤聖也騎手になること。3キロ減量は願ってもないことだが、佐藤聖也騎手は今年まだ1勝、2着7回。これは、騎乗数が少ないからではなく、今年の騎乗数は2007年8月24日現在150鞍を越えている。これで1勝はいかにも少ない。

 確かに、そんなにいい馬には乗せてもらっていないし、人気薄で2着に持ってきた馬は次走有力騎手に乗り変わりが当たり前になっているので、勝ち星に恵まれないのは気の毒といえばそうだが、それでも8月も最終週であるこのときに、年初からわずか1勝というのは、愛馬を預けているものとしては、不安になる。

 なぜ、乗り変わったのかということが疑問であるが、おそらく、主戦の勝浦正樹騎手が先にノボメルの騎乗依頼を受けていて、プリムローズシチーに騎乗できなかったのだろう。そう、憶測する。プリムローズシチーは、勝浦騎手が1つずつ競馬を教え込んで、前走はやっとコーナーを膨らまずにそれなりに走れるようになった。1着馬との差も1戦毎に詰めている。はっきりいって乗り替わる理由は見当たらない。

 ただ、減量騎手で変わり身を、というのならわからないことはない。今回は、この減量起用が最大のポイントとなるが、正直牝馬限定戦の未勝利くらいは、掲示板を確保して欲しい。

 今回の着順予想は常識的には5着から9着。私ほっさん的には2着から8着で、ハマれば上位。悪くてもシンガリ負けはないと予想します。その中で、1番確率が高いのは6、7着だと思っています。

ホッカイシーラ

 常識的には、愛馬プリムローズシチーと互角だが、少しこちらの方が上位と見るべきでしょう。参考になる函館芝1200mの持ち時計もプリムローズシチーが1分13秒1に対して、ホッカイシーラが1分12秒5とほぼ互角。追い切りも22日の動きは互角。

 しかし、ホッカイシーラは15日の追い切りは抜群でしたし、レースでの切れ味もプリムローズちゃんが37.2に対し、ホッカイシーラは36.3(いずれも良馬場)ですから、贔屓目なしに言うと、ちょっと勝てないかな?ということになります。

 前回は追い不足。今回はきっちりと仕上げてきたところからも、陣営の自信からも、今回はプリムローズちゃんよりは上の予感。

マイネアルデュール

 知る人ぞ知る、私ほっさんのPOG(ペーパーオーナーゲーム)取得馬5頭の内の1頭。かつ、1番選んで後悔している馬。なにせこの馬調教駆けするんですよね。デビュー前は抜群の動きで、新馬戦は圧勝、暮れのジュベナイズフィリーズまでは、楽しめると思っていました。未勝利でぐすぐすしているので、違う意味で楽しめています(涙)。

 しかし、私ほっさんが良いと思ったように、世間の人も良いと思ったようで、新馬戦、続く未勝利戦と1番人気に支持される(結果は6着5着と、こてんぱん。3走目は牝馬限定戦にもかかわらず見限られ6番人気に。POG馬だから笑っていられるものの、所持馬だったら悲鳴)。

 でもって今回も追い切りの動きはメンバー中抜群で、追い切り通りだと圧勝のはずなのですが、いつも追い切りだけで結果が出ません。こういう馬ってわからないのですよね。いきなり走るかも知れませんし、ただの調教バカかも知れませんし。

 ただ、私ほっさんはPOG取得馬ということもあり、上位に来て欲しいと思っています。ベストはプリムローズとこの馬のワンツー!!(まずあり得ないことですが。)

 おそらく2番人気になるであろうこの馬ですが、相沢郁調教師は随分と泣きが入っています。距離が短いだの、ワンパンチ足りないだの。それでも、スピード指数などを見ていただいてもわかることですが、プリムローズちゃんよりも、実績は確実に上です。ただ、逆転の可能性もゼロではないと思っています。

ワイルドエキサイト

 おそらく3番人気あたりであろうこの馬ですが、上記に大文字で書いているように、怪しいムードが漂っています。かなり調子落ちしてそうですので(馬体減からも、追い切り内容からも)、人気になるようなら、消してもいいと思っています。

 愛馬プリムローズちゃんも、もしかしたら、この馬に勝てるかも!!

水曜日の時点の出馬想定表に載っていたものの、別のレースに登録した馬

アラマサロビンソン

 前走は道悪で全く競馬にならず、我らが愛馬プリムローズちゃんの後塵を拝した馬ですが、今回は追い切りの動きが急上昇。函館での持ち時計も1分12秒1とプリムローズちゃんよりも速く、うっとうしい存在でしたので、回避はありがたいことです。なお同馬は25日の芝1500mに出走。

 結局、当日馬場入場時にハコウで出走除外。

トキンナル

 前走、新馬戦12番人気と低評価も5着と反発。追い切りの動きもそれなり。2走目の上積みがあるかも知れないし、なければ、プリムローズシチーとともに、下位人気を形成したであろう存在。明らかに愛馬よりも下という存在ではないので、こういうライバル?馬が消えてくれたことは、ありがたい。

 25日のレースに出走。3番人気も8着と期待を裏切る。

ナンヨーナイト

 過去2戦して、2戦ともダート。今回、芝変わりでどうかと思われたが、やはり25日のダート1000mに出走。ダートでは3着、4着と堅実だっただけに、消えてくれるのはありがたい。

 25日のレースは1番人気に支持されるも期待を裏切り大波乱を演出(7着)。

●ほっさん予想

なし
チャームチェリー、ホッカイシーラ
なし

 有力馬は外枠に固まり(少頭数だから、関係ないかも知れませんが。)、愛馬プリムローズシチーは絶好の4番枠!!ダッシュ良く前に行ったら、大仕事をしますよ。私ほっさんは、本気でそう思っています。

 しかし、佐藤聖也騎手はまだ今期1勝。勝てないまでも、今期7回と得意の2着に持ってきてくれれば!と密かに期待しております。

 これを見ている皆さんに、正直にお話しますが、私ほっさんは、愛馬プリムローズシチーは、まだ勝てなくていいと思っています。なにせ2歳の8月ですし、今現状若さが残る状態で、運良く勝ち上がったとしても、上のクラスでは頭打ちになり、出走奨励金(5着から8着までが貰える賞金)すら、いただけなくなるでしょう。

 だったら、今は少頭数で稼げる未勝利で確実に掲示板付近をうろつき、力を蓄え成長をし、ひと皮むけたときに勝ってくれたらと思っています。

 ですから、今回どうなるかはわかりませんが、望むのは掲示板です。シンガリだけは絶対に避けて欲しい。


がんばれプリムローズシチー!!相手も完璧な馬ばかりではないぞ!!

これ以降8月27日に作成

●レース

 それなりのスタートも二の脚が遅く、みるみる最後方へ。映像で見ていたら、愛馬プリムローズちゃんは、故障発生か!!と思わせるような、スタート直後の失速ぶりでした。

 あとは通過順位9、9、9と言えばわかっていただけるでしょう。ずっと最後まで1頭も交わすことなく、また1頭も交わされることなく(最後方だから、当たり前!)、ゴールに雪崩れ込みました。

 このようなわけですから、あまり映像にも登場いたしません。この理由は、なんと!!週間競馬ブックで取り上げられていますので、下記専門誌の評価をご覧ください。

●時計の評価

 勝ち馬の時計1分11秒4も最後へばっていたのに、なんとか残れたという平凡な時計。本当ならばこの展開なら、後ろから2、3頭は交わされるレース展開にもかかわらず、残れたということは、はっきりといって、このレースのレベルの低さを物語っています。短距離レースなのに、スローな展開で、前3頭の行った行った。本当につまらないレースです。

 その中でのプリムローズシチーの1分12秒5は函館芝1200mでいうところの、1分13秒台となんら変わらず、4戦目にして、全く変わり身がないという、厳しい現実を突きつけられたことになります。

 牝馬限定戦で、ましてや低レベルメンバーでのシンガリ負けは、厳しい言い方をすれば、現状では勝つことは極めて困難と言えます。いくら、騎手のレベルが低いからと言っても、それでもこのメンバーなら掲示板に載るくらいでないと、どんな騎手が手綱を取っても、大きな変化はないでしょう。

 それくらい、いいところなく、時計も悪すぎる今回の1戦でした。

●レース後の騎手のコメント

チャームチェリー(1着)

 「外から被せられる形になったけど、力を信じて、自分のペースを守ってレースをした。いいスピードを持っているね。」(藤田伸二騎手・競馬ブック) 

マイネアルデュール(2着)

 「先行するとグーンと行くようなところがあるので、終いに賭けるレースをした方がいいようだ。すぐにチャンスはくると思う。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

ワイルドエキサイト(3着)

 「追い出すと右にモタれていたけど、併せ馬の形になってからは渋太い走りを見せてくれた。」(角田晃一騎手・競馬ブック)

トキノプリンセス(4着)

 「今日の段階ではよく走っていると思うよ。」(横山典弘騎手・競馬ブック)

ホッカイシーラ(5着)

 「テンションが高く、レース前のイレ込みがキツかった。レース内容は良くなっていたので、今後の課題は落ち着きですね。」(池添謙一騎手・競馬ブック)

プリムローズシチー(9着)

 ありませんッ!!だってシンガリなんだもん・・・。

●専門誌の評価

チャームチェリー(1着)

 「スッとハナを奪うとあとは楽。前半3ハロンが36秒0という先行ペースに持ち込んで押し切る。」(競馬ブック) 

マイネアルデュール(2着)

 「リングハミ、チークピーシズ。スタート後に内に切れ込んだようにまだ若さは残るが、道中はインの3番手で脚をタメる。遅い流れで馬群が固まり、直線向くまで外に持ち出せなかったが、出してからはひと追い毎に伸びてきた。ゴール前の伸びは一番。」(競馬ブック)

ワイルドエキサイト(3着)

 「リングハミ。外の2番手。遅い流れで引っ張り切れないぐらい。いつもよりはマシだったが、それでも直線はずっと内にモタれていた。その分、2着馬に差された感じ。」(競馬ブック)

トキノプリンセス(4着)

 「スタートは速くないが、初戦よりはマシだった。レースぶりが随分と良くなった。」(競馬ブック)

ホッカイシーラ(5着)

 「リングハミ。外を回る形。終いはしっかり伸びていたし、距離はもう少し延びた方がいいかも。」(競馬ブック)

エプソムサクラ(6着)

 「細く映る。いざ追い出して、周りの馬に伸び負けした格好。。」(競馬ブック)

プリムローズシチー(9着)

 「この遅いペースでも追走に余裕がなく、勝負どころでペースが上がった時も置いていかれた。」(競馬ブック)


 なんと!!競馬ブックが1〜6着馬に続き9着のプリムローズちゃんを評価!!これは、次走は別の意味で要注意ということでしょうか(哀)

●今後の展望

 牝馬限定未勝利戦でブービー人気のシンガリ負け。しかも、超スローペースにもかかわらず、追走に一杯一杯。人は「もう、そんな馬諦めちゃえ。」と言いそうですが、私ほっさんはマイセンシチーもそうでしたが、縁あって愛馬になったこの馬を最後まで応援します。

 ただ、他の有力愛馬、例えばステップシチーやエクストラシチー、ディヴァインシチーやエスポワールシチーと出走が重なったら、特集的には、かなり軽視するでしょう。しかし、応援する気持ちに変わりはありません。

 前にもお話しましたが、このくらいしか走れないのなら、年明けまでデビュー待ちという手もありますが、逆に言えば、タイムオーバーにならない程度に走れているわけですから、それだったら、だめ元で出走させて欲しい。

 8月はちょうど、私の有力愛馬は放牧や除外で出走が叶いませんでしたから、その空白の8月を愛馬プリムローズシチーは良く埋めてくれたと感謝の気持ちで一杯です。

 今回のレースのように、あれだけのスローペースなら、前が残るのは当然です。本当ならマクっていくのが本当でしょうが、今のプリムローズちゃんには、追走で手一杯で、とてもマクるどころではありません。

 ただ、勝浦正樹騎手なら、7、8着はあったかなと思っております。

 怖いのは、今回の1戦を境に、鞍上の質がグッとダウンしないかです。プリムローズシチーを育ててくれていた勝浦正樹騎手は、また乗ってくれるのでしょうか。それとも、1日1鞍乗るか乗らないかの騎手に任されることになるのでしょうか。

 それとも、成長を促す為に中期放牧に入るのでしょうか。

 私ほっさん個人は、距離の変化や、ダート変わりを期待しますが、なにか試して貰えるのでしょうか。

 今後の動向を見守りたいと思います。

 次走も期待しているぞ!!がんばれプリムローズシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました。

2007年8月15日作成 22日、24日、25日、26日、27日更新

プリムローズシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2007年 8月 5日 第3戦 2歳未勝利(混合) 函館芝1200m (7着/9番人気)
2007年 7月22日 第2戦 2歳未勝利(混合) 函館芝1200m (5着/7番人気)
2007年 7月 7日 デビュー戦 2歳新馬 函館芝1200m (9着/9番人気) 

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