愛馬プリムローズシチー 第3戦

8月5日函館1R2歳未勝利芝1200m

7着/9番人気(最低人気)!

しかし、1着馬との差は確実に詰めている!

悲観することばかりでもありませんゾ。

(8月6日完成)

2007年 8月1日作成

●追い切り情報(8月1日更新)

前走前 7月18日 函館W良 一杯

5F 69.4
4F 54.4
3F 40.7
1F 13.2

外アポロフェニックス(2歳オープン)一杯と5F併せで0秒4遅れ
ほっさん追い切り評価「C」



8月1日 函館W良 馬ナリ

勝浦正樹
5F 69.3
4F 53.5
3F 39.2
1F 12.6

内ハナヤッコ(2歳未勝利)一杯と5F併せで0秒4先着


 どうですか、今回。ジョッキー追いとはいえ、どうみても前走前よりも動きが良化しています。前走は一杯に追って5F 69.4で終いもバテ気味の13.2でしたが、今回は馬ナリでほぼ同タイム。しかも、上がりも12.6と、最後までしっかりと(それなりに)伸びています。もちろん、勝ち負けする馬は66秒台あたりで終いも12秒前半ですが、なによりも、愛馬プリムローズシチーの動きが良化して行っていることが嬉しいですね。

 少しでも1着馬との距離を縮めて欲しいものです。
 

●気になる出馬想定表です

8月5日 函館1R 2歳未勝利 混合 芝1200m 全9頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アラマサロビンソン 四位洋文 7/14 未勝利 函館芝1200
エプソムサクラ 北村友一 7/14 未勝利 函館芝1200
キクノシエロ 秋山真一郎 6/16 新馬 函館芝1000
キヲウエタオトコ 勝浦正樹 7/28 未勝利 函館芝1200
ギンゲイ 吉田隼人 6/16 新馬 福島芝1000 B+
ジョーアニマート 藤田伸二 7/14 未勝利 函館芝1200 B+
テイエムオースオー 松田大作 7/15 未勝利 函館芝1200 B−
プリムローズシチー 勝浦正樹 7/22 未勝利 函館芝1200 B−
ヤマニンブリオン 岩田康誠 7/22 未勝利 函館芝1200

●函館芝1200mコース解説(JRA−VANより)

 スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。
 スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
 函館の芝は重い洋芝で、非常に時計がかかる。1000万クラスでも1分10秒台の決着は当たり前で、開催時期が早い古馬重賞の函館スプリントステークスでないと10秒台はなかなか切れない。
 そのため、時計が出る別の競馬場で苦戦していた馬でも対応が可能
 穴馬の台頭が多く、予想も難しい。
 函館の芝に合った馬を見つけることがポイントになってくる。
 脚質の有利不利は開催日によってかなり違う。開催序盤は逃げ・先行馬が有利だが、少しでも開催が進むと馬場が痛み出し、一気に逃げ・先行馬が苦しくなる。
 8月の開催になると完全に差し馬有利になる

 そして、枠順にも大きな特徴がある。コース形態のせいか、全般的に外枠有利。特に8枠の連対率は20パーセント弱でトップ。脚質に関係なく外が強い。

有利な枠順  外枠
有利な脚質  開催前半は逃げ・先行、後半は差し
ポイント    脚質、枠順


推定勝ち時計 1分11秒0 良
          1分12秒5 重、不

●勝浦正樹騎手に乗って欲しい!!

 一番プリムローズちゃんの癖も性格も知っている騎手が勝浦騎手で、前走も乗りにくいながらも上手く乗ってくれました。しかし、今回はキヲウエタオトコという、お手馬が出走予定です。どちらの馬も本番追い切りに騎乗していますが、キヲウエタオトコの方が前走の着順もいいですし、しかも親密な佐々木晶三調教師の馬です。

 考えられる展開としては、ダブルダンスで安藤勝己騎手に惚れ直した佐々木晶三調教師が、レースでは安藤勝己騎手を乗せて来るために、勝浦正樹騎手が空くというケースと、やっぱり勝浦正樹騎手は、着も良いキヲウエタオトコに騎乗し、プリムローズちゃんは当初の予定通り?鈴来直人騎手になってしまうのか、どちらにしても、思わしくない状況といえます。

これ以降8月2日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 8月5日 函館1R 2歳未勝利 混合 芝1200m 全10頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アラマサロビンソン 四位洋文 7/14 未勝利 函館芝1200
エプソムサクラ 藤岡佑介 7/14 未勝利 函館芝1200 B−
キクノシエロ 秋山真一郎 6/16 新馬 函館芝1000
キヲウエタオトコ 安藤勝己 7/28 未勝利 函館芝1200
ギンゲイ 横山典弘 6/16 新馬 福島芝1000 B+
ジョーアニマート 藤田伸二 7/14 未勝利 函館芝1200 B+
テイエムオースオー 松田大作 7/15 未勝利 函館芝1200 B−
プリムローズシチー 勝浦正樹 7/22 未勝利 函館芝1200 B−
ヤマニンブリオン 岩田康誠 7/22 未勝利 函館芝1200
リノーンランプ 長谷川浩大 7/15 未勝利 函館芝1200 A−

増 は出馬想定表に載っていなかった馬。今回、出馬想定表に載っていた馬で出走しない馬はいません。

 正直、追い切り的にも抜群の嫌な馬が1頭参戦してきました。

●持ち時計比較

 函館芝1200mのレースに出走した馬の時計は以下の通りです。

アラマサロビンソン 1分12秒1
エプソムサクラ   1分11秒8
キヲウエタオトコ  1分11秒5
ジョーアニマート  1分11秒8
テイエムオースオー 1分11秒0
プリムローズシチー 1分13秒1
ヤマニンブリオン  1分12秒4
リノーンランプ    1分12秒5


 まぁ、持ち時計でいいますと、断トツ負けでございます。勝つには2秒縮めないといけませんので、正直一変には無理でしょう。今回は、掲示板目標とともに、いつかの勝利の為に、時計を縮めておきたいところです。

●追い切り比較

アラマサロビンソン  8/1 札幌ダ良 53.3−12.7 馬ナリ
エプソムサクラ     8/2 函館W良 70.3−12.5 一杯
キクノシエロ      8/1  函館W良 68.8−13.4 強め
キヲウエタオトコ    連闘の為 中間軽め
ギンゲイ        8/1 函館W良 68.8−12.3 強め
ジョーアニマート   8/1 函館W良 67.3−13.3  馬ナリ
テイエムオースオー 8/1 札幌ダ良 65.4−12.6 一杯
プリムローズシチー  8/1  函館W良 69.3−12.6 馬ナリ
ヤマニンブリオン   8/1  函館W良 69.4−13.2 一杯
リノーンランプ     8/1  函館W良 66.4−12.5 強め


 追い切りは他と比べて見劣りしなくなってきました。これが今回、私ほっさんが、プリムローズシチーに期待する一番のポイントです。

●やはり騎手は昨日の予想通り

 昨日、愛馬プリムローズシチーの主戦の勝浦正樹騎手が、もう1頭お手馬が出走を予定していて、どちらに騎乗するか、このコーナーで疑問を投げかけましたが、私ほっさんの昨日の予想通り、愛馬プリムローズシチーには、この馬をだれより良く知るジョッキー、勝浦正樹騎手が騎乗することになりました。やったぁー!!

これ以降8月4日作成

●1頭取り消して9頭立てに

 いやぁ、ついています。前走も10頭立てだったものが、2頭直前回避で8頭立てになって、出走奨励金確実の美味しいレースでしたのに、今回も、枠順確定前にキクノシエロが左肩ハコウの為に取り消しました。というわけで、9頭で出走です。1頭交わせば出走奨励金ゲット!!

 しかし、今回は、1番弱いと目される馬の取り消しで、実は出走していても、キクノシエロには、先着していたでしょうと思うのであります。まぁ、でも何があるかわからないですし、戦わずして勝つというのは、それに越したことはないですね。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

 短評は「荒れ模様

予想家の印 左から 吉田幹、井尻恵、小原靖

ヤマニンブリオン  無△▲
ギンゲイ       ▲▲無
プリムローズシチー 無無無
リノーンランプ    無△△
アラマサロビンソン 無無△
ジョーアニマート  △◎○
キヲウエタオトコ  ○△△
テイエムオースオー △○◎
エプソムサクラ    ◎無無

愛馬プリムローズシチーだけ全くの無印でございます。ちゃんちゃん。



予想オッズ

ジョーアニマート   3.3
テイエムオースオー 3.9
ヤマニンブリオン   4.9
キヲウエタオトコ   7.0
リノーンランプ     7.1
ギンゲイ        8.9
アラマサロビンソン 12.3
エプソムサクラ    13.1
プリムローズシチー 14.1

 というわけで、9頭中9番人気予想でございます。せっかく、1頭出走取り消しで9頭立てになったわけですから、出走奨励金の貰えない9着だけは、なんとしても避けて欲しい。



スピード指数 左から3走前、前々走、前走

ヤマニンブリオン   68 73 70
ギンゲイ              54
プリムローズシチー     48 47
リノーンランプ        52 59
アラマサロビンソン     47 66
ジョーアニマート      63 71
キヲウエタオトコ   47 68 59
テイエムオースオー 70 77 67
エプソムサクラ       61 57


 というわけで、愛馬プリムローズちゃんの断トツ負けでございます。ただ、前2走はコーナーで膨れたりして、100パーセントの力で走っていませんので、変わり身がないわけではありません。

 きちんと走れば勝てないまでも、それなりではないでしょうか。

 また、やはり前走よりも前々走の方が着は低くても評価は高いですね。私ほっさんは前走終了時に「掲示板確保と言っても、あまり価値のない5着」といいましたが、まさにそれを反映している数字だと思います。

デイリー馬三郎

 レース見解 
 「初戦のギンゲイは競馬前にうるさい面が出て、攻めの良さを生かせなかった。今回は早めに函館入りしての調整で抜群の動きを連発。変わり身は大きい。」
 予想印

◎ ギンゲイ
○ テイエムオースオー
▲ ジョーアニマート

もちろん、我らが愛馬プリムローズシチーは無印!!

大阪スポーツ

 本紙の狙い
 「追い切りで古馬1000万下条件馬をアオった◎リノーンランプ。叩き3戦目のここはスピードで押し切る。」

 予想家の印 左から 函館難波田、本塁打河合、特捜班、本紙山村

ヤマニンブリオン  △△△△
ギンゲイ       △無無△
プリムローズシチー 無▲無△
リノーンランプ    ◎△無◎
アラマサロビンソン 無◎▲無
ジョーアニマート  ▲無○▲
キヲウエタオトコ  無無△無
テイエムオースオー ○○◎○
エプソムサクラ    無無無無


 おおっと本塁打河合氏が愛馬に激アツの「▲」!!って本塁打ということは、大穴狙いの人?

 ちなみに、愛馬プリムローズシチーの新馬戦で▲を打っていた特捜班は前走、今回と無印!!初戦の熱い印はなんだったのだ!!早くも初戦で見限られたということか!!愛馬よ!!見返してやってくれ!!

●前走後のコメント

ヤマニンブリオン(4着)

 「外から併せてこられる厳しい競馬になり、4角では脚色に余裕がなくなっていた。結果論だけど、もう少しジックリ乗った方が良かったかも知れないね。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

ギンゲイ(5着)

 「発汗していて、ちょっと燃え過ぎていました。スピードがあるのでいい位置を取れたんですが、追ってから今ひとつでしたね。もう少し落ち着きが出てくれば、もっと走ってくると思います。」(吉田隼人騎手・競馬ブック)

プリムローズシチー(5着)

 「ノメリながらフラフラして走っていました。もう少し力をつけて欲しい感じですね。」(勝浦正樹騎手・競馬ブック)

リノーンランプ(3着)

 「レースの形にはなっているんですが、体がしっかりしていない分、追ってから甘くなってしまいました。」(長谷川浩大騎手・競馬ブック)

アラマサロビンソン(5着)

 「スタート後に不利はあったけど、今日は最初から脚をタメて行こうと思っていた。前走は途中から動いて甘くなったからね。終いは脚を使ってくれたし、内容は良かったよ。」(四位洋文騎手・競馬ブック)

ジョーアニマート(3着)

 「前走はゲートが開くのに驚いて出負けしたが、今日はスムーズだったし、レース内容は良くなっていた。ただ、尻尾を振って難しい面を見せていた。徐々にレース慣れしていけば。」(藤田伸二騎手・競馬ブック)

キヲウエタオトコ(4着)

 「ハミを換えて乗りやすくなりました。馬場のいいところを選びましたが、渋った馬場は向きませんね。もうワンパンチが利きませんでした。」(勝浦正樹騎手・競馬ブック)

テイエムオースオー(2着)

 「涼しいので、どうしても体が増えてしまう。いいスピードは持っているから、ひと絞りできれば、もっと走れると思う。」(松田大作騎手・競馬ブック)

エプソンサクラ(7着)

 「スタートが良かったので、前に行きましたが、テンに脚を使ったら終いが全然でした。もっと脚をタメる競馬をした方がいいですね。」(北村友一騎手・競馬ブック)

●有力馬の陣営のコメント

ヤマニンブリオン

 「前走は競り合う形で展開が厳しかった。ジョッキーも2度目で、もう少し楽に行ければ。」(鳴海助手・デイリー馬三郎)

ギンゲイ

 「函館入厩後も順調に来ている。小回り向きの先行力があるし、素質的にも上位争い期待。」(鈴木助手・デイリー馬三郎)

プリムローズシチー

 「相変わらずコーナーの回り方がギコチないね。もう少しレース慣れをしてこない事には。」(吉田助手・デイリー馬三郎)

リノーンランプ

 「自分のリズムで運べた前走が好内容。スタートはいいし、今度も自分のペースで運べれば。」(中村師・デイリー馬三郎)

アラマサロビンソン

 「前走はスタートで寄られて競馬にならなかった。気持ちが乗っているし、改めて期待。」(小川助手・デイリー馬三郎)

ジョーアニマート

 「落ち着きがあるし、馬体に柔らか味も出てきた。気の悪さを出さずに走れれば、好勝負。」(高木助手・デイリー馬三郎)

キヲウエタオトコ

 「好スタートを切ったけど、中途半端な競馬になってしまった。まともなら好勝負。」(田重田厩務員・デイリー馬三郎)

テイエムオースオー

 「体が絞り切れなかったが、中間は運動量を増やし動きが良化。しまいの伸びは違うはず。」(阿部助手・デイリー馬三郎)

エプソムサクラ

 「馬体減りなく、体調を維持。鞍上も調教で感触をつかんでくれたし、末脚を行かせれば。」(高橋助手・デイリー馬三郎)

 「前走はテンに行った分、最後の伸びを欠いた。しまいを生かす競馬で巻き返したい。」(西橋助手・大阪スポーツ)

●各馬のほっさん評価

アラマサロビンソン

 追い切りの動きも悪く、前走5着といっても勝ち負けは苦しいでしょう。しかし、、前走1分12秒1で走っていますし、我らが愛馬プリムローズシチーの持ち時計1分13秒1とは1秒も差がありますから、追い切りの差で考えて互角でしょう。

 いや、前走はスタート直後に不利があってようなので、やはり相手の方が若干上ですか。

エプソムサクラ

 前走7着と言っても、持ち時計が1分11秒台で、追い切りもプリムローズちゃんと互角ですので、これは上と見るべきでしょう。ただし、勝ち負けとなると、テイエムオースオーの方が持ち時計、追い切りともに優秀で厳しいでしょう。

 しかし、前走テンに行って失速した経験から終いを生かす競馬をするようですので、決まれば連圏内に絡んでくるかも知れませんし、逆に末脚不発で、大負けするかもしれません。

キヲウエタオトコ

 持ち時計1分11秒5は、2歳未勝利クラスなら、十分勝ち負けができる時計です。友駿ホースクラブ馴染みの佐々木晶三調教師が主戦の勝浦正樹騎手を降ろして安藤勝己騎手に依頼しました。連闘でアンカツは、つい先日のダブルダンスシチーが勝利した時と同じで、佐々木晶三調教師的には勝負モードです。

 連闘がどうでるかですが、突き抜けるかも知れませんし、逆に連闘策が裏目に出て、馬群に沈むかも知れません。

ギンゲイ

 新馬戦前は、やたらと話題になっていた馬。それほどデビュー前の動きが良く、今回騎手を強化してきたことからも、人気は必至。しかも前回は直前輸送による弊害もあり、今回、早目の滞在で、上手く走れば大勝ちもありうる器。

 これも、走ってみなければわからないというのが本音。

ジョーアニマート

 前走の藤田伸二騎手のコメントでは、プリムローズちゃんと一緒で、まだまだ子供子供したところがあるよう。藤田伸二騎手のコメントだと、まだしばらく時間がかかる様子。

 とはいえ、追い切りの動きは良かったですから、突き抜ける可能性もありますし、幼い面を見せて惨敗するかも知れませんし。

テイエムオースオー

 前走2着の敗因は馬体重が重すぎたことだと、はっきりと明言されています。ならば、当日の馬体重が6キロ程度減っていれば余裕で勝てるのでしょうね。

 たしかに、持ち時計は十分2歳未勝利を勝ち上がれるレベルはクリアしていますし、私ほっさんは、これが本命と見ます。

 ただし、鞍上の松田大作騎手は下手とはいいませんが、成績が物語っているように、取りこぼしも多く、また、2、3着に甘んじることも無くはないと考えます。そこに、愛馬プリムローズちゃんが突き抜けることはないかと密かに野心を抱いていますが・・・。

プリムローズシチー

 常識的に見れば、今回のメンバーの中では一番見劣りします。最終オッズも50倍程度にはなるのではないでしょうか。しかし、競馬ブックの予想オッズでも、最低評価とはいうものの、14.1倍予想と、そんなに断トツ悪いということでもありません。この近辺の記事で書いていますように、他のどの馬も死角が無いわけではありません。

 それとなにより、この馬は今回追い切りが良かった。ですから、他の陣営の良くない部分が重なれば、1発あっても不思議ではありません。ですから、保護者として期待します。

 しかし、もう1度言いますが、常識的には7〜9着と見るべきでしょう。

 私ほっさんが、今回この馬にいつもより期待するのは、追い切りが今まで最高だった点と、デビューから手綱を取って下さっている勝浦正樹騎手が、2本の追い切りを入れると今回が計6回目の騎乗と言う事で、外に膨らむ癖はもちろん、この馬を手の内に入れておられると考えるからです。なにか、騎乗で工夫されて、コーナーでロスなく走れば、追い切りの動きからも、そこそこ時計を縮められると思っています。

 また、馬場が稍重予想ですが、前回の失敗から後方待機策を取る陣営が何件かいますので、スローになって時計がかかったり、上手く先行集団に取り付くことが出来れば、粘れるかも知れません。

 まぁ、可能性は低いと笑われるでしょうが、ダメ元で、愛馬を応援しています。がんばれ!!

ヤマニンブリオン

 岩田康誠騎手は前走の経験から、後方待機策を取るようなことをおっしゃってますので、決まれば突き抜けるでしょうし、不発に終わればそのまま後方でなだれ込むということもあるかも知れません。馬場は稍重のようですが、どうなりますか。

リノーンランプ

 出馬想定表になく、最後にポンと入ってきた馬ですが、追い切りは1000万クラスの古馬をアオったりと1番良い動きです。私ほっさんの追い切り評価も水曜日から、このメンバー中最高評価の「A−」でしたが、専門誌もこの追い切りを高く評価しているところが多いようです。

 ただ、今までの持ち時計が平凡(1分12秒5)で、この動きでどれだけ時計を縮めてくるかですが、もしかすると、調教でしか走らない調教馬鹿かも知れませんし、これも走ってみないとわかりません。

●ほっさん予想

テイエムオースオー


 この馬だけが、1頭抜けていて後はどんぐりの背比べでしょう。前項で述べましたように、我らが愛馬プリムローズシチーは常識的には7〜9着ですが、他の陣営が不安点が出て自滅しまくってくれれば、3着くらいはあることもあり得ると密かに思っております。

 ただ、プリムローズシチーが、愛馬でなければ、真っ先に切り捨てているかも知れません。

若過ぎるゆえに凡走も大いにありえますが、今回の追い切りや、馬体を見るに成長すれば1発やってくれそうな気がします。本日(4日)新潟新馬戦でプリムちゃんと同じブラックホーク産駒が新馬勝ちしましたし、今年も産駒は走っている様子!勢いに乗って優勝だぁーーー!!

これ以降8月6日に作成

●レース

 スタートは横一列の互角でしたが、愛馬プリムローズちゃんは、ほとんど押さずに自然に後方に位置します。ジョーアニマートがハナに立ちます。

 その後我らが愛馬プリムローズちゃんは先頭から10馬身程離れた単独7番手で追走。その6馬身程後ろにエプソムサクラ、更にそこから1馬身程離れてアラマサロビンソンが最後方。

 ジョーアニマートのペースで、すぐ後方には、安藤勝己騎乗のキヲウエタオトコ、更に1番人気のテイエムオースオーが続き、3頭一団となって先行集団を形成。競り合う形になり、ハイペースを演出しました。

 直線に向くと速くもハナに立っていたジョーアニマートが失速して脱落。1番人気のテイエムオースオーも手応えが怪しくなり失速。キヲウエタオトコが抜け出します。

 我らが愛馬プリムローズちゃんは、今回はコーナーで膨らむことなく、カーブを利用して馬場の良い外に持ち出されます。

・・・が、じりじりとしか伸びず、1つ後ろのエプソムサクラはあっさりと交わされ、その後ろのアラマサロビンソンの追撃はなんなく凌ぎましたが、交わしたのはハナに立って直線入り口でもう手応えが全くなかったジョーアニマートだけで、完全にバテた1番人気のテイエムオースオーは捕らえることができずに、7着にて入線しました。通過順位はハイペースの7、7、7です。

 勝ったのはギンゲイですが、そんなこと私たちにはどうでもいいことです。

●時計の評価

 重馬場で、しかも雨が強く、連続開催の最終日で、馬場も荒れまくり、時計の評価はしづらいところですが、同日の函館2歳ステークス(GV)が激しい雨こそ降っていないものの、勝ち馬が1分13秒8、最後着の馬が1分15秒8ということを考えると、今回のプリムローズシチーの1分16秒1は、お寒い限りです。

 しかし、後ろを見るのは寂しいですが、8着のアラタマロビンソンは7着のプリムローズちゃんとは6馬身差の1分17秒1、バテたジョーアニマートが1分17秒4ということを考えると、絶望的な数字でもないでしょう。

 まず私たちがプリムローズちゃんに期待するのは、優勝ではなくて、3走規制の回避と僅かでも飼葉料の足しになるような確実な賞金ですから、ここ2戦は確実に出走手当て以外の賞金を持って帰ってきているわけですから、万歳してもいいでしょう。

 今回、勝ち馬から0秒8差ということで、かろうじて直線の映像でも愛馬が確認できるほどでしたし(物凄く小さいですが)、この差なら、展開に恵まれまくれば、また掲示板のチャンスも来るでしょう。

 ただ、逆に言えば、今回はコーナーをきちんと回ってのこの0秒8差ですから、「こりゃ、だめだ」という人が出てきても不思議ではありません。しかも、ハイペースの前崩れで、実際問題、展開も恵まれていましたしね。

●レース後の騎手のコメント前走

ギンゲイ(1着)

 「今日はレース前にテンションが上がっていたのがちょっと気になったくらいでした。スタートからいいポジションでレースを進めていたんですが、勝負どころで置かれ気味になってしまいました。そこから盛り返してくるあたり、力がありますね。真面目に走るのがこの馬のセールスポイントです。」(横山典弘騎手・競馬ブック) 

キヲウエタオトコ(2着)

 「前に行って欲しいとの指示。チョコチョコした走りだから、こういう馬場も気にしてませんでした。ただ、外へ外へ逃げながら走っていたことを考えると、まだ完成途上の感じ。これから良くなってくると思います。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)

ヤマニンブリオン(3着)

 「行こうと思えば行ける馬なんですが、そうすると終いが甘くなるので、控える競馬をしました。道中はいい感じで走っていたんですが、追い出してからフットワークがバラバラになってしまいました。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

エプソムサクラ(4着)

 「もう少しいい位置で競馬をしたかったけど、1頭になるとフワッとするようなところがあって・・・。でも、内容は良かったと思います。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

テイエムオースオー(6着)

 「馬場状態を考えて前に行くつもりでいたんですが、前に取りついた時には、もう追走に余裕がありませんでした。」(松田大作騎手・競馬ブック)

プリムローズシチー(7着)

 ありませんッ!!ガルル〜

9番人気7着ではねぇー。全く注目されていません。

●専門誌の評価前走

ギンゲイ(1着)

 「腹はボテッとしているが均整のとれた馬体。チャカチャカして途中から二人引きだったが、今日は枠入りもスムーズ。難なく好位がとれた。ヤマニンが外へ出てきた直線入り口で狭くなったが、ヒルまずにこじ開けて、ノメりながらも外から脚を伸ばしてゴール前でハナ差届いた。」(競馬ブック) 

キヲウエタオトコ(2着)

 「リングハミ。二人引きも前回よりは落ち着いていた。2番手で行きっぷりは上々。3〜4角でもノメることなく、早々に逃げ馬を交わして先頭へ。そのまま押し切るかと思えたが・・・。追い出すとまだ若干外へモタれるが、道悪は苦にしない。怖がりな気性だけにこんな馬場でバラけたのも幸い。」(競馬ブック)

ジョーアニマート(9着)

 「太くない。馬体は一番見栄えしたぐらい。気合をつけて楽々とハナに立ったまでは良かったが、道中からノメッていて、早々と止まる。道悪に嫌気が差してしまったような止まり方。」(競馬ブック)

テイエムオースオー(6着)

 「札幌からの直前輸送も落ち着いていたし、馬体もフックラ。外目のいいポジションで手応えもあった割には、最後はノメり通しで止まってしまう。返し馬からノメッていたし、敗因はこの馬場に尽きるのでは。」(競馬ブック)

プリムローズシチー(7着)

 ありませんッ!!ぐふっ

 テイエムオースオーは6着とはいえ、1番人気でしたからねぇ。ちなみに、コメントが掲載されていたのは、1〜5着までの掲示板馬と1番人気6着の馬。そして2つ飛んで人気を背負うも9着に敗れた藤田伸二騎手騎乗のジョーアニマートの7頭でした。

 我らが愛馬プリムローズちゃんと8着のアラマサロビンソンは素無視でした。

●今後の展望

 私ほっさん個人は、前走5着よりも、今回の7着の方が収穫があったと思います。確かに賞金面では5着の方が嬉しいですが、5着といっても勝ち馬から1秒8も差をつけられていて、レースとしてはダメダメでした。

 しかし、今回は1着馬から0秒8差で、食らい付いて?います。先にも述べましたが、決してこの0秒8差は小さい数字ではないですけれども、次走もそこそこ頑張ってくれるかな?と期待させてくれる数字です。

 今回、私ほっさんが各所で申し上げていましたように、追い切りの動きが良くなってきたので、そこが1着馬との差を詰めることが出来た最大の要因だと思います。もちろん、コーナーワークもよかったですが。

 しかし、皆さん!!思い出してください。初戦はイイデケンシン(函館2歳ステークスGVの3着馬!!)に2秒差をつけられての入線でしたが、前回は1秒8差、今回は0秒8差と、追い切りの動きと共に1着馬との差は確実に縮まっているではありませんか!!もし、これで、次走前、更に動きが良化したらどうします!?

 プラス思考でいきましょうよ。まだ2歳の8月ですし。

 せこい話ですが、これが年末年始の2歳から3歳にかけての出走ラッシュの時期になりますと、今のプリムローズちゃんの状態ですと、13着から15着辺りをうろうろすることになり、出走奨励金も貰えませんし、3走規制の対象にもなってしまいます。

 ですから、今出走頭数の少ない時期に、こうやってどんどんと出走できるプリムローズちゃんは優秀だと思っています。調教師によっては、こういう若さが目立つ、またはあまりレースについていけていない状況だと、すぐに放牧だの厩舎で調教だので、年明け辺りに状態が良くなってから出走しましょうなんて考える方も少なくないですが、どうでしょうか。私ほっさんは、それも1つの考え方で素晴らしいと思うのですが、平井雄二調教師のように、出走を重ねて矯正していくのも、1つの方法ではないでしょうか。

 よく、レースに1本出走することは、速い追い切り3本に匹敵する運動量だと言われます。追い切りの数をこなして出走に備えるのも1つの方法ですが、頭数が少なく、出走規制にもならず、ある程度の賞金をくわえてくることができるのであれば、出馬して鍛えていくのもアリではないでしょうか。ですから、当初明らかに万全の仕上がりでなかったプリムローズちゃんが、最初凡走したのも必然。

 今中1週ローテで中間速い追い切りを1本やっているということは、2週間で速い追い切り4本やっているのと同じですから、それでいて競馬新聞に名前が載っていて、レースでドキドキできて、おまけに出走手当て以外の賞金も若干持って帰ってくるということは、なんと馬主孝行なお馬ちゃんでしょうか。

 今、確実に良化している愛馬プリムローズシチーを見ていると、師の選択が間違っているようにも思えません。同じ騎手で確実にレースも教え込まれてきていますし、今後いずれこの出走経験を活かして、新馬戦開けの経験の少ない良血たちを蹴散らしてくれる日がくると信じております。

 では、保護者の皆さん、今回かなり良かった追い切りの動きが、次走は更に良くなることを期待しつつ、次走を楽しみにしましょう。
また、その時は特集を組みたいと思いますので、一緒に応援いたしましょう。

最後までご愛読ありがとうございました。

2007年8月1日作成 2日、4日、6日加筆

プリムローズシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2007年 7月22日 第2戦 2歳未勝利 函館芝1200m (5着/7番人気)

2007年 7月 7日 デビュー戦 2歳新馬 函館芝1200m (9着/9番人気) 

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