グリューヴァイン(マルティンスタークの12) 第5戦


キャロットクラブ出資愛馬第22号は、注目していて購入せずに大きく後悔したマルティンスタークの初仔。その母マルティンスタークは募集総額1400万円と安価ながら4勝を挙げ獲得本賞金も6846万円と素晴らしい活躍だった。安価で2、3勝を出来る馬を探し続ける私にとって、関西馬でこの手の活躍馬を取りこぼしたことは痛恨。

その母の産駒ということで7月の募集リストの時点から注目していた本馬。母の募集金額同様の募集総額1400万円と安価。4勝馬の母の子にしては随分とお得感。

そして父は繁殖の質の割に素晴らしい活躍馬を輩出するゴールドアリュールで期待大。

最優先枠で購入。

父の産駒の傾向と繋ぎの高さからダート馬っぽいが、私は最初からそのつもりで購入。いつもは芝の中距離を走れる馬を探しているが、本馬に関してはダートで2、3勝を挙げてくれればと思っている。


デビュー戦も2戦目も2番人気に支持されるも掲示板を外しガッカリ。しかし、長期休養明けを1度使われた3走目は調教の動きがガラリ一変。坂路51秒8と非凡な走りを見せた。そこから2週続けて除外の憂き目に遭い、調子落ちが心配されたが、強い内容で断然1番人気馬を競り落としての優勝!!

パドックを見ていてもまだまだ子ども子どもしている馬で、それ故に伸びしろは大きいと思われるし、今、この状態でこれだけの競馬ができるのだから、最低でも500万クラスは勝てる馬だと思う。

昇級初戦の前走は勝ち上がった内容から大いに期待したが、ななんと3コーナーですでに手応えがなくなり、鞍上の手が激しく動く始末。当然最後まで持たずに13着と予想をはるかに下回る大敗。僅か1ハロンの距離延長でここまで失速するとは・・・。

馬の制御の上手い藤岡佑介騎手から当初予定していた北村友一騎手を非当選除外で失い、あまり実績のない国分優作騎手への急遽の乗り変わりは確かに大きな要因。また11月末からずっと入厩しており疲労やストレスがあったとも思う。それにしても不甲斐ないレースでショックは大きい。


前走後、すでに1つ勝っていることだし、どうせクラシックには縁がないのだし、しっかりと時間を取って休養し、回復と成長を促して欲しいと書いたら、牧田和弥先生も同じお考えだったようで2月24日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

急がないのでしっかりと立て直して欲しい。

4月23日に栗東トレセンに帰厩しました。


予定通り5月16日 京都6R 3歳500万下 ダート1200m 混合に出馬想定!!

態度保留だった愛馬サンフレイムも想定入りし、フルゲート16頭のところに想定数は20頭。3歳500万クラスは準オープンと同じ除外権以外は全てフラットな抽選。節のあるグリューヴァインも当然抽選対象。信頼できるクラブ公式HPでも今回は”除外の可能性有B”のジャッジ。

佐藤友則騎手を確保しているサンフレイム共々出走に漕ぎ着けたい。

鞍上は我が軍団御用達の菱田裕二騎手。4年目ながらメキメキと頭角を現わし期待は大きい。

・・・と書いていたら、なんとなんと19分の16の当選確率の抽選に愛馬2頭共落選するダメっぷり(T_T)。特にグリューヴァインは前走でも22分の16の確率の抽選を外し、牧田和弥先生共々抽選に弱すぎ(>_<)。


今週は想定表に名前がなく、クラブ公式HPでも全く出走の匂いがしなかったことから次週のダート1400mかと思っていたら、5月23日 京都6R 3歳500万下 芝1200m 混合に出走!!

出走数は14頭。結局、除外権は生かせずのフルゲート割れのレース。

鞍上はグリューヴァインを調教から任せられ勝ち上げてくれた藤岡佑介騎手で期待は高い。

20日にしっかりと動けていたことと、芝のレースが想定数が少なかったこと、そして芝を意識したニューポリトラックでの追い切りだったことなどから、芝1200mへの出走はあるのかな?と思っていたが、芝への挑戦は嬉しい。

やはり競馬は元気で使える時に使わないと損。しかも妥協してロクな騎手しか残っていないわけでなく、グリューヴァインを勝ち上げてくれて手の内に入っている藤岡佑介騎手が空いているというのなら尚更。

追い切りの動きも終いまでしっかりと伸びて秀逸。先週の除外が吉と出るのではないかと期待。


6着/8番人気。

出負けして後方12番手追走も直線で外に出してから最速上がりの33秒4の脚を披露。スローで全体の時計を要したことが浮上の最大の要因だが、思っていた以上の着で満足。

芝でもダートでも走れるし楽しみは広がる。


レース回顧と時計の評価、レース後の藤岡佑介騎手と牧田和弥調教師のコメントを掲載。

(2015年5月25日完結)

2015年2月27日立ち上げ

●前走後、長い間入厩していたことから2月24日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました

 前走は昇級戦でしたが、勝ち上がった内容が強くまだまだ余裕がありそうでしたから大きな期待をしていましたが、ななんと3コーナーですでに手応えがなくなり、鞍上の手が激しく動く始末。当然最後まで持たずに13着と予想をはるかに下回る大敗でした。僅か1ハロンの距離延長でここまで失速するとは異常なことです。

 馬の制御の上手い藤岡佑介騎手からあまり実績のない国分優作騎手への急遽の乗り変わり(結果的に北村友一騎手を確保していたがそのレースは非当選除外になってしまったため)や11月末からずっと入厩しており疲労やストレスがあったということしか考えられませんが、正直敗因は特定できません。なんとも不甲斐ないレースでショックは大き過ぎましたが、すでに1つ勝っていることですし、どうせクラシックには縁がないのですから、しっかりと時間を取って休養し、回復と成長を促して欲しいと前走直後に書きました。

 以下は2月25日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。

24日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週は、芝のレースが除外でダートに替わりましたが、直前の動きが良かったですし、これならやれると思っていただけに残念でした。追い切りでは感じませんでしたが、長く厩舎でトレーニングを積んできて、目に見えない疲れもあったのでしょう。レース後、多少筋肉が硬くなっている感じもありましたし、ここは一度放牧に出して立て直したいと思います」(牧田師)

 ということで、牧田和弥先生も同じお考えのようで、2月24日にリフレッシュの為、ノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。急ぎませんししっかりと立て直して欲しいですね。

これ以降は2015年4月24日に作成

●4月23日に栗東トレセンに帰厩しました

 2月24日にリフレッシュの為、ノーザンファームしがらきへ放牧に出ていたグリューヴァインですが、4月23日に臨時更新されましたクラブ公式HPによりますと、4月23日に栗東トレセンに帰厩したと言うことです。

 これで最短なら愛馬サンフレイムが幸英明騎手で出走を予定している5月3日の京都5R 3歳500万下 ダート1200m 混合ということになりそうです。或いは芝に出るのか、ダートの1400mに出るのか。いずれにしてもレースはたくさんありますし、良い騎手が確保できるレースに出て欲しいですね。

これ以降は2015年5月14日に作成

●気になる出馬想定表(5月16日 京都6R)

出馬想定表 5月16日 京都6R 3歳500万下 ダート1200m 混合 フルゲート16頭 想定数20頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイファーサラオー 小牧太  4/18 500万 阪神ダ1800 10 16 15
アンクルダイチ 武豊  1/12 飛梅5下 京都ダ1400
イアペトス 川島信二  4/18 未勝利 中山ダ1200 14
ウチデノコヅチ 岩田康誠  4/11 500万 阪神ダ1200 10
グリューヴァイン 菱田裕二  2/21 500万 京都ダ1400 13 12 B+
ゴマスリオトコ 岩崎翼  5/03 500万 京都ダ1200 12
サウスリュウセイ  4/04 500万 中山ダ1200
サンフレイム 佐藤友則  5/03 500万 京都ダ1200 13 13 13
セイジャッカル 幸英明  4/26 未勝利 京都ダ1200
セイユニコーン 藤岡康太  2/14 未勝利 京都ダ1200
センターピース 松山弘平  3/22 沈丁5下 中京ダ1400
タキオンレディー 加藤祥太  5/03 500万 京都ダ1200
ニホンピログレース 酒井学  5/02 500万 京都ダ1400 10
パドパピヨン  2/21 500万 京都ダ1400 14
バリキ 和田竜二  5/03 500万 京都ダ1200
ピックアンドポップ 藤岡佑介  4/19 雪う5下 福島芝1200
ファイアリシンゾウ 城戸義政  5/03 500万 京都ダ1200 11 13
ミトノゴールド 国分優作  4/26 500万 京都ダ1400
メジャーガラメキ 川田将雅  5/02 ゆき5下 新潟芝1200
レモンイエロー 北村友一  5/02 500万 京都ダ1400 12 10 13

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

 フルゲート16頭のところに現在20頭出馬想定されています。想定通りだとしても単純に4頭が除外になる計算です。

 グリューヴァインはかなり前からこのレースに出馬表明をしていましたが、全く態度未定だった愛馬サンフレイムも出馬想定されています。

 サンフレイムは前走は昇級戦で良いところがなく13着大敗でしたが、出るなら当然勝ち上がった舞台であるダート1200m戦でしょう。来週はこの番組はありませんから、在厩している以上、状態が悪くなければここだろうなぁ〜という予想はありました。

 特にサンフレイムの想定のところに佐藤友則騎手の名前があるように、前々走でサンフレイムを勝ち上げた佐藤友則騎手がこの日は乗れるということが大きいのでしょう。

 正直、前回、幸英明騎手がダメだったとは全く思っておらず、500万クラスでは馬の力が現状限界と思いますが、そりゃ、サンフレイムでは1戦1勝の佐藤友則騎手が乗ってくれるのならまたまた少しでも前進がないものかと期待しちゃいますよね。


 そんなこんなで、グリューヴァインとサンフレイムの

”昇級したら共に13着と全く良いところがなかったコンビ(>_<)”

 ですが、まずはどちらの抽選突破して出走が確定してくれることを願っています。


 3歳500万クラスは古馬準オープンと同じ抽選方法で、除外権は有効ですが、それ以外基本フラットな抽選です。出走間隔などは考慮されません。

 ですから、節がかなり空いているグリューヴァインも中1週で割り込んできたサンフレイムも同じ当選確率です。もちろん、信頼できるクラブ公式HPでも”除外の可能性有B”のジャッジです。

 ここで怖いのが、割り込んできたサンフレイムが当選し、用意周到のグリューヴァインが除外になることです。


何せグリューヴァインも牧田和弥先生も抽選に弱い(>_<)。


 前走もグリューヴァインは北村友一騎手確保で22頭中16頭が当選する比較的当選確率の高い抽選に敗れ、非当選除外となりました。

 そして突然の鞍替えで国分優作騎手で出走するも・・・(自粛)。


 今回はどちらも無事出走確定して欲しいですね。ただ、どちらも最下位争いでしょうし、とにかく次に繋がる良いところが見られればと思います。

 この2頭は3歳ですが、すでに1つ勝ち上がってくれていて余裕がありますので慌てません。少しずつ強くなっていってくれれば。

これ以降は2015年5月20日に作成

●予定通り5月16日京都6Rに出馬投票も19分の16の当選確率の抽選に外れて非当選除外

 16日京都6Rに出走予定の2頭の愛馬、グリューヴァインとサンフレイムは共に3歳未勝利戦を”なんとか”勝ち上がった後、昇級戦は全く良いところなく共に13着に敗れ(>_<)、今回がそれぞれ昇級後2走目となるはずでした。

 京都6Rは3歳500万クラスですから、準オープンと同じく除外権以外はフラットな抽選。グリューヴァインのように節が空いていようが、サンフレイムのように中1週だろうが関係ない抽選でした。想定段階ではフルゲート16頭のところに想定数は20頭。4頭が落ちる計算でした。

 さてさて、抽選結果は・・・!?

 結果的に19頭が出馬投票。

落選は・・・

グリューヴァインとサウスリュウセイとサンフレイム (T_T)
ああ無情・・

 19分の16の高確率の抽選に愛馬2頭共外れるダメダメぶり。


 上記にも書きましたが、グリューヴァインは前走も北村友一騎手確保で芝1400mに出走予定も22分の16の抽選に落選して、急遽番組変更。鞍上もかなり格の下がる国分優作騎手になり、全くいいところなく早々に手応えがなくなり13着大敗。牧田和弥先生は抽選に滅法弱いんですよねぇ。

 同じうちの愛馬でも松田博資先生のところのグランデアモーレや西園正都先生のところのフロアクラフトは抽選突破するのに、新鋭の先生の当選確率の低いこと低いこと(大事なことだから2回書きました)。

 ということで、仕切り直しです。なんとも残念。

これ以降は2015年5月22日に作成

●追い切り情報(5月22日更新)

前走前 2月18日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.7
3F 39.1
2F 25.4
1F 12.6



4月26日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.3
3F 41.5
2F 28.0
1F 14.4


4月29日 栗東坂路 良馬場 末強めに追う
1回
助手
4F 54.4
3F 39.4
2F 25.5
1F 12.7


5月3日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.9
3F 44.8
2F 29.2
1F 14.8


5月6日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.6
3F 42.2
2F 27.4
1F 13.5


5月10日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.7
3F 44.9
2F 29.4
1F 14.8


5月13日 栗東坂路 不良馬場 末強めに追う
1回
助手
4F 53.9
3F 38.7
2F 25.4
1F 12.6


5月17日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.0
3F 43.9
2F 29.3
1F 14.7


5月20日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
6F 81.8
5F 65.8
4F 51.6
3F 38.3
1F 11.9[9]
 4月26日、ハロン14秒程度で追い切られました。終い1ハロンの時計が2ハロン目よりも遅い辺り、まだまだですね。ある程度本数を乗らないといけないと思います。

 4月29日、ハロン13秒で追い切られました。終いまでしっかりと伸びていて良い追い切りです。デイリー馬三郎では”仕上上々B”と高い評価をいただいております。こんな状態なら、下手をすれば今週の出馬もあるかと思いましたが、想定には入っていません。もちろん、まだ追い切り本数が足りないと思いますが。
 以下は4月29日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「先週無事帰厩しました。飛節については、グリップのきついポリトラックよりもウッドの方がいいですし、乗り出してからもまったく問題ありません。今朝は坂路でサッと終い重点に時計を出しています。今の坂路はウッドチップの入れ替え中で、かなり時計が出にくい状態なのですが、馬なりでラスト12秒7ですからやはりやればやるだけ動くという感じですね。休み明けとしては反応も上々ですし、今のところは再来週の自己条件を目標に進めていこうと思っています」(牧田師)5月16日の京都競馬(3歳500万下・ダ1200m)を目標にしています。
 ということで、私は上記で今週の出走もあり得るのかと思っていましたが、夜更新されました近況報告によりますと、どうやら2週後のレースを目指すようです。その方が確実に力が出せますね。次走は5月16日 京都6R 3歳500万下 ダート1200m 混合を予定ということです。今週出走予定のサンフレイムが好走すれば、中1週で同じ条件であるここを狙いに来るでしょうね。

 5月3日、ほぼ15−15で追い切られています。終いは14秒ちょうどくらいで行きたいところだったんでしょうが、少し時計を要しています。日曜日ですから軽め調整でこんな感じで良いと思います。大切なのは水曜日の速いところを乗られた時ですね。期待しています。

 5月6日、1週前にしては時計が遅いのでどうしたのかなぁ〜と思っていましたが、近況更新を見ると納得ですね。
 以下は5月6日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「今朝は坂路でサッと馬なり程度の時計を出しました。タイムを見ると平凡に思われるかもしれませんが、やればやっただけ動く馬で、いったん気を許したらガーッとどこまでも行ってしまいそうな気配なので、むしろ意識してゆっくり走らせているぐらいなので問題ありません。少し間は空きましたが、馬体はほぼできていますし、息遣いもいいですよ。いい休養期間だったようで心身ともフレッシュな状態で気合い乗りも十分。あとは来週終い重点にやればいい状態に仕上がると思います」(牧田師)16日の京都競馬(3歳500万下・ダ1200m)に菱田騎手で出走を予定しています。
 ということで、私の心境ズバリ”タイムを見ると平凡な思われる”とおっしゃった上で、その真意を応えられています。確かに前走はやり過ぎてダメだったですし、軽めの調整で次は行ってみるべきですね。休養を挟んで良い状態のようで勝った時のように少なくとも最後までしっかりと走りきって欲しいですね。
 また、鞍上が我が軍団御用達の菱田裕二騎手を確保していると発表になりました。メキメキと実力をつけている騎手で楽しみですね。

 5月10日、15−15で追い切られました。今回は負荷を強めすぎずに出す方針ですから、これで十分ですね。あとは水曜日に予定通り終い重点で追い切って完成ですね。この方が、前走よりも前進できると思います。とは言っても、少し着順が上がる程度で、勝ち負けには程遠いでしょう。

 5月13日、終いを伸ばす調教で、最後までしっかりと伸びていて良い状態だと思います。全体の時計はたいしたことはないですが、今回は負荷をかけ過ぎずに臨む方針ですから、これでしっかりと調整できていると思います。このやり方が吉と出るか凶と出るかはやってみないとわかりませんが、前走が大敗ですし、こういう変化をつけていくことは非常に大切だと思います。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。力の出せる良い状態だと思います。ただ、個人的には負荷をかけてしっかりと時計を出す追い切りの方が好きなので、どうしても「A」評価が出せません。しかし、今回はこれで前進を期待しています。
 デイリー馬三郎では”仕上良好B”とそれなりの評価をいただいております。
 以下は同日(5月13日)更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「先週までは敢えてジワッと、やりすぎないように注意して調整してきましたが、今朝は最終追い切りということである程度しっかり終いを伸ばしました。馬場はあまり良くない中でもこのぐらいの時計は楽に出ますね。バリバリと追ったわけではないので、イライラするようなこともないでしょう。放牧前は、長い期間厩舎にいたこともあって、やや苦しいところもあったようですが、今は心身ともにフレッシュな状態です。あとはレースまで気持ちが入りすぎないように気をつけていきたいですね」(牧田師)16日の京都競馬(3歳500万下・ダ1200m)に菱田騎手で出走を予定しています。
 ということでやはり牧田和弥先生としても前走の敗因は長い間トレセンに置いていた疲労だと判断されていますし、ならば今回は負荷をかけすぎないこのやり方が最適ですね。良い方に転んで欲しいですね。

 5月17日、先週除外でしたので仕切り直しで15−15強で追い切られました。それにしても抽選に弱すぎますねぇ。

 5月20日、今回は坂路ではなくてニューポリトラックで追い切られました。全体の時計が良く、何よりも終いまでしっかりと走れています。良い状態ですね。ただし、今週は出馬想定にグリューヴァインの名は無く、来週のようです。次は除外権がありますから、出たいレースに出られるでしょう。
 競馬ブックでは”馬体は仕上がるも”と何か不満のようです。デイリー馬三郎では”キビキビB”と読むと舌を噛みそうな(笑)高評価です。
 
 5月21日、想定にはなかったグリューヴァインが23日 京都6Rで出走が確定しました。
 以下は5月21日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「先週の除外は残念でしたが、その後も特に変わりなく順調に調整することができています。先週の段階で態勢は整っているので、水曜日は馬場の悪い坂路ではなく、ポリトラックコースでサッと脚色を確かめる程度に時計を出しました。ラストは持ったまま11秒台を計測し、非常に素軽く動けていましたよ。番組についてはいろいろと検討したのですが、今週はダート短距離の番組が東京にしかありませんし、それなら以前除外になって試すことができなかった芝の短距離戦にチャレンジするのもいいのではないかと思って、こちらに投票させていただきました。追い切りでこれだけ動きますし、以前も申し上げたように芝でも通用するスピードはあると思います。結果次第では今後の選択肢も広がりますし、いい競馬を期待したいですね」(牧田師)23日の京都競馬(3歳500万下・芝1200m)に藤岡佑騎手で出走いたします。
 正直、20日にしっかりと動けていたことと、芝のレースが想定数が少なかったこと、そして芝を意識したニューポリトラックでの追い切りだったことなどから、芝1200mへの出走はあるのかな?と思っていました。ただ、想定にもなく、クラブ公式HPでも全くその辺りの話はありませんでしたから、次週のダート1400mかとも思っていました。
 やはり競馬は元気で使える時に使わないと損ですよね。しかも妥協してロクな騎手しか残っていないわけでなく、グリューヴァインを勝ち上げてくれて手の内に入っている藤岡佑介騎手が空いているというのなら尚更です。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。先週よりも更に良くなったと思います。先週の除外が吉と出るのではないでしょうか。

●出馬確定表

出馬確定表 5月23日 京都6R 3歳500万下 芝1200m 混合 全14頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスリュシアン 松山弘平  4/19 未勝利 福島芝1200 10
オメガタックスマン 岩田康誠  3/28 500万 阪神芝1200
カノヤカンザクラ 小牧太  5/03 500万 京都芝1200 11
グリューヴァイン 藤岡佑介  2/21 500万 京都ダ1400 13 12 A−
シゲルアオイマツリ 幸英明  5/10 500万 京都芝1400
シゲルチャグチャグ 太宰啓介  5/03 500万 京都芝1200 10 13
ゼンノイザナギ 北村友一  5/03 500万 京都芝1200 15
タイセイスウォード 加藤祥太  5/03 500万 京都芝1200 11 11 10
トロピカルガーデン 津村明秀  5/02 ゆき5下 新潟芝1200 12
パオロッサ 丹内祐次  4/19 雪う5下 福島芝1200 11 10 12 12
フェアラフィネ 戸崎圭太  5/03 500万 京都芝1200 11
フォースター 水口優也  5/16 500万 京都芝1600 10 14 14 14
ポップオーヴァー ミルコ・デムーロ  5/03 未勝利 京都芝1200 14
ホームゲーム 酒井学  5/03 500万 東京芝1400 16 14 12

表中 騎手の太字は乗り替わり

想定にはどこにも入っていませんでしたが、23日の京都6Rに出馬投票し、フルゲート割れで非抽選で確定しました。

●京都芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面直線半ば付近。3コーナーにかけていきなり上り坂になっており、中山芝1200mとはちょうど対照的になっている。
 3〜4コーナーのカーブは内回りコースを使用。3コーナー入り口付近にある坂の頂上からは下り坂で、一気に駆け下りることになる。
 最後の直線は平坦コースで300m弱しかないため、逃げ・先行馬が圧倒的に有利。オーバーペース気味に飛ばした逃げ馬でも、そのまま残ってしまいやすい。
 時計も出やすく、予想の際には各馬の持ち時計に注意したい。特に差し馬は非常に速い上がりが要求される。
 枠順は基本的には内枠の方がいい。しかし、最後の直線が短いものの、ローカル競馬場よりはコースが大きいので、大外枠でも極端な減点材料にはならない。馬場状態によっても変わってくるし、揉まれない外枠の方がいい場合もある。
有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 先行力、持ち時計
種牡馬ベスト クロフネ、フジキセキ、アドマイヤムーン、ダイワメジャー
連対騎手ベスト 浜中俊、福永祐一、藤田伸二、武豊、川田将雅、岩田康誠
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分10秒2 1分10秒9 1分11秒7 1分11秒4
2歳未勝利 1分10秒2 1分10秒4
2歳500万 1分09秒5 1分10秒1
2歳オープン 1分09秒2
3歳新馬 1分10秒9
3歳未勝利 1分10秒0 1分10秒3 1分11秒2 1分11秒5
3歳500万 1分09秒2 1分11秒2 1分10秒4 1分11秒6
古馬500万 1分09秒3 1分09秒6 1分11秒3 1分10秒6
古馬1000万 1分08秒8 1分09秒3 1分11秒1
古馬1600万 1分08秒6 1分09秒5
古馬オープン 1分08秒6 1分10秒3 1分09秒7 1分09秒9

●騎手は藤岡佑介騎手 ほっさん評価 2014年「A−」 → 2015年「B+」

 今回のグリューヴァインの鞍上は藤岡佑介騎手です。前々走でグリューヴァインを見事勝ち上げてくれた私にとって物凄く相性の良い騎手です。

 前走は北村友一騎手騎乗予定で出馬投票も22分の16の当選確率の抽選に外れて非当選除外。仕方なくフルゲート割れをしていたレースに国分優作騎手で再投票するも13着と大敗しました。

 先週も菱田裕二騎手騎乗予定で出馬投票も19分の16の当選確率の抽選に外れて非当選除外。やむなく今週にスライドした訳ですが、藤岡佑介騎手とのコンビで出走することになりました。

 菱田裕二騎手も捨てがたいですが、そりゃ、経験的にも現在の騎乗技術的にも藤岡佑介騎手の方が断トツ上です。またグリューヴァインも追い切りも含めて何度も騎乗していただいておりますし、グリューヴァインを最もよく知る騎手です。そして私の愛馬では過去8戦4勝と抜群の相性。そりゃ、期待しています。

 私ほっさん愛馬と藤岡佑介騎手はこれまで8戦4勝で2着1回、3着1回と他のどの騎手にも負けない申し分ない成績です。もちろん、成績上位の時はそれぞれの馬は人気を背負ってのものですが、それでも結果をきちんと出してくれるのは心強い限りです。


 エスポワールシチーの2012年の平安S GVでは断然1番人気のエスポワールシチーの口取りに当選し、フェブラリーS GT以来の重賞での口取りだとワクワクしていましたら、この藤岡佑介騎手の騎乗する伏兵ヒラボクキングにやられて2着と口取りを逃しました。ただ、これは彼の騎乗が素晴らしかったもので、文句はありません。強く印象に残っているということです。呆然とウィナーズサークルで表彰されている彼(藤岡佑介騎手)を見ていました。

 ステップシチーでは2勝を上げてくださいました。2着に破れたレースでは我々から見ても仕掛けが遅いと思いましたが、素直に騎乗ミスを認め悔しい思いを語ってくれました。ミスは仕方がありません。素直な姿勢が気持ちよかったです。

 騎乗馬の質が悪く、トップクラスの成績ではありませんが、その中での通算勝率約8パーセントは実力の証だと思います。期待しています。


 2015年5月22日現在、JRA通算570勝、GTは未勝利、重賞23勝。勝率7.9パーセント、連対率15.9パーセントと中堅どころの数字で悪くない。昨年(2014年)は39勝、勝率6.3パーセント、連対率13.9パーセントと平年を下回った。本年(2015年)はここまで21勝、勝率7.7パーセント、連対率14.4パーセントと通年並の成績。


 藤岡 佑介(ふじおか ゆうすけ)は1986年3月17日生まれ29歳、日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している12年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。デビュー当時は作田誠二厩舎所属。現在はフリー。


 父・藤岡健一は栗東所属の調教師であり、弟・藤岡康太は同じ栗東所属の騎手として2007年にデビューした。愛称は「豆」。藤田伸二が名付けた。好みのスポーツは競艇。

 競馬学校第20期生(同期には津村明秀、丹内祐次、吉田隼人らがいる)。2004年3月6日、中京競馬第2競走のシルクマイスターでデビューし、16頭立ての3着に入る。初勝利は同年3月13日、中京競馬第1競走のアスカクイーン。同年3月27日、中京競馬の沈丁花賞をトップオブワールドで制し、特別競走勝利を挙げると、その後も函館記念でワイルドスナイパーに騎乗し3着、暮れの朝日杯フューチュリティステークスでGT初騎乗を果たすなど、この年35勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した。

 2005年1月30日の京都牝馬ステークスで父が管理するアズマサンダースに騎乗して勝利し重賞初制覇。

 2007年3月フリーに転身した。スーパーホーネットとのコンビでは2008年にマイルチャンピオンシップで2着に健闘し、2010年に安田記念で2着している。
 
 2010年のサマージョッキーズシリーズでは、ワンカラットで函館スプリントSとキーンランドCを勝ち、2位の柴田善臣とは2ポイントの僅差ながら優勝した。これにより同年11月27日に実施した第24回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場した。
 11月にJBCスプリント(船橋)で交流GT制覇。しかし、中央競馬でのGTに限ると2着を5回記録しているものの未だ勝利を収めていない。

 2013年3月9日、阪神6Rをローガンサファイアで優勝。JRA通算500勝を挙げた。4月16日から11月19日までフランスでの長期遠征を行い、6月21日のメゾンラフィット競馬場での一般レースで海外初勝利を挙げた。


 調教師の矢作芳人は藤岡の騎乗技術について、「どの馬に乗せても折り合いの心配がないと言ってもいいくらい、……馬を折り合わせるのが上手い」と評している。矢作は一方で、その馬が自分に合わないと思うと「とたんに自信のない乗り方になってしまうことがある」とも指摘している。


「パワーが十分でないので馬を抑え込むのがうまくなく、追ってからも迫力を欠く。勝負どころの捌きには甘さが見られるし、安心して馬券をあずけられない。川田将雅、浜中俊など実力のある若手が急速に台頭しており、手厳しい書き方になるが、調教師や馬主も祐介に依頼する必要性がなくなっているように感じる。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

 ほっさん愛馬での成績 (8戦4勝)
 
 2008年 6月22日 ステップシチー 湯川特別 500万下    函館芝2000m  1着2番人気
 2008年 7月13日 ステップシチー 北海ハンデ 1000万下  函館芝2600m  2着2番人気
 2008年 7月27日 ステップシチー 松前特別 1000万下   函館芝2600m  1着1番人気
 2008年 9月13日 グレイスシチー 3歳未勝利          札幌ダ1000m  3着/3番人気
 2012年 7月29日 グランデアモーレ 2歳新馬          札幌芝1800m  1着/5番人気
 2012年 9月 1日 グランデアモーレ 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m 6着/10番人気
 2012年12月 9日 グランデアモーレ エリカ賞 2歳500万下 阪神芝2000m  当日出走取り消し
 2014年12月20日 グリューヴァイン 2歳未勝利         阪神ダ1400m  7着/2番人気
 2015年 1月25日 グリューヴァイン 3歳未勝利         京都ダ1200m  1着/4番人気


2014年12月20日 阪神1Rで愛馬グリューヴァインに騎乗する藤岡佑介騎手(7着/2番人気)

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「サクラバクシンオー産駒らしく1200メートルで良さが出たポップオーヴァーを◎。ここでも能力は十分通用。前走少し窮屈だったオメガタックスマン、ひと叩きしたゼンノイザナギ、流れに乗れた時のシゲルチャグチャグも圏内。」


短評は「混戦模様」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
シゲルアオイマツリ
カノヤカンザクラ
ポップオーヴァー
オメガタックスマン
フェアラフィネ △△ △△
グリューヴァイン
パオロッサ
アグネスリュシアン
トロピカルガーデン △△
ゼンノイザナギ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
オメガタックスマン 3.4
ポップオーヴァー 4.2
ゼンノイザナギ 6.9
フェアラフィネ 7.1
カノヤカンザクラ 7.1
シゲルアオイマツリ 9.0
トロピカルガーデン 11.9
アグネスリュシアン 15.5
シゲルチャグチャグ 17.9
グリューヴァイン 26.3
ホームゲーム 31.4
フォースター 50倍以上
タイセイスウォード 50倍以上
パオロッサ 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グリューヴァイン 67 47 65 48
オメガタックスマン 86 77 70 80
ポップオーヴァー 72 55 72
ゼンノイザナギ 88 70 73 70
フェアラフィネ 80 68 75 78
カノヤカンザクラ 76 69 59 76


デイリー馬三郎

本紙の見解

「気温が高くなって、野芝の成長が顕著。今週も内枠と前が有利な高速馬場になりそう。◎フェアラフィネは好位から安定した立ち回りを見せているここ2走を評価。前走だけ走れれば勝機は十分だ。勝ちっぷりが良かった○が次位。〈吉田〉」

◎ フェアラフィネ
○ ポップオーヴァー
▲ オメガタックスマン
× ゼンノイザナギ
☆ シゲルチャグチャグ
△ カノヤカンザクラ
△ トロピカルガーデン


グリューヴァインは本紙無印(>_<)


グリューヴァインは全13記者中 ▲(3番手評価) 2記者、無印 11記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グリューヴァイン(13着)

 「以前のレース内容から、もっと楽に行くことができると思ったのですが、促していっても前と後ろ脚のバランスが噛み合っていないような感じで、なかなか進んでいってくれませんでした。道中は砂をかぶっても首を上げて嫌がるような素振りは見られませんでしたが、どこかチグハクな走りになってしまい、直線へ向いた時にはもう手応えが残っていませんでしたね。初めて乗せていただいたので比較は難しいのですが、馬に少し疲れがあるのかなという感じもしました」(国分優作騎手・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

グリューヴァイン

 「新馬戦以来の芝だけど、短い距離なら対応できる。立て直した効果にも期待。」(牧田和弥調教師・デイリー馬三郎)

 「芝は初戦以来ですが、短距離なら対応できるはず。立て直した効果にも期待ですね。」(牧田和弥調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 グリューヴァインは先行出来るスピードがありますので、芝は走れないことはないと思います。父ゴールドアリュール産駒も芝でも走れる産駒は少なくありません。母は芝ばかりで4勝を挙げた馬です。そりゃ確かにこの馬はダートで2、3勝と思って購入した馬ですが・・・汗。

 グリューヴァインの新馬戦は6着でしたが、芝の1800mで2番人気に支持されました。これは芝でも走れそうだと多くの競馬ファンが考えていたからで、実際6着でしたが、大きく出遅れが響いてのもので、芝がさっぱりという印象ではありませんでした。

 ですから、追い切りなどから判断される馬の状態、グリューヴァインのことをよく知る鞍上、そして芝替わりと走っても不思議でない要素が一杯あり期待しております。もちろん、人気はブービー辺りになるだろうことは織り込み済みです。少しでも上位に入り存在感を見せて欲しいですね。良い走りを期待しています。

●残念ながら仕事で応援に行けません

 当日は仕事で応援に行けません。人気にはならないでしょうが、状態、騎手などから楽しみな一戦です。仕事でなければ行きたかったのですが・・・。

これ以降は2015年5月25日に作成

●パドック

 グリューヴァインの馬体重は前走プラス10キロの456キロ。勝った前々走よりも前走は6キロ減って大敗でしたから、プラス10キロは多少の成長分も含めてちょうど良い感じだと思いました。

 毛づやも良く、歩様もキビキビとしていて気合いも乗っており、かなり良い状態だと思いました。

●レース 

 グリューヴアインのスタートはやや出負け程度ですが、二の脚も遅く、前に行くことができません。結局12番手とかなり後方を追走する形になります。

 道中はさすがに折り合いの上手い藤岡佑介騎手。ガッチリと折り合い、後方で脚を溜めます。グリューヴァインも重心が低く、良い走りでしたね。

 4角では外に持ち出し、追い出されると素晴らしい伸び脚で次々と前を交わしていき6着!!スローで前に有利な展開でしたが最後は後ろから1頭際立つ伸び脚。それもそのはず、外を回っての最速上がりで終いの上がりは33秒4でした!!道中で脚を溜めればこんなに脚が使えるなんて、これからも展開が向けば上位に食い込むシーンが見られそうですね。

●時計の評価

 今回のグリューヴァインの走破時計は1分09秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分08秒3、勝ち馬の時計は1分08秒6でした。

 全体的にスローペースで時計が掛かったこともグリューヴァインにとって良かったのでしょうが、勝ち馬から0秒4差まで来られたと言うことで、前走2秒1も勝ち馬から離されたダートよりも現状合うと思います。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グリューヴァイン(6着)

 「この条件は初めてで、前半ややスピード負けしてポジションが後ろになってしまったものの、以前に比べると馬はずいぶんしっかりしてきましたね。4コーナーでワンテンポ待った分ちょっとモタついたのですが、直線はよく伸びてくれました。芝でもダートでも問題ありませんが、あまり時計が速いと厳しそうなので、今の水分を含んだ京都の芝も良かったように思います」(藤岡佑介騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「できれば5着が欲しかったところですが、先行有利な展開の中、直線は見どころのある脚でよく追い上げてくれました。あまり時計が速くなると厳しいかもしれませんが、芝でも十分やれるところは見せてくれましたし、今後につながる内容だったと思います。この後は出馬状況なども見ながらどうするか考えていきます」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 出走奨励金が1着賞金720万円の7パーセントですので50万円。特別出走手当が41.4万円。合計91.4万円。1口で割りますと1800円程度になると思われます。

●今後の展望

 グリューヴァインは父がゴールドアリュールですし、ダートで2、3勝してくれればと思っていました。しかし、そりゃ、走れるのなら芝の方がレースが面白いですし写真も近くで撮れますから歓迎です。

 今回グリューヴァインが芝で上位に来てくれて、しかもメンバー中最速の33秒4で上がって来てくれたことは大きく、芝への適性を証明してくれました。

 これで芝でもダートでも番組が選択できますし有利ですね。ただ、悪く言えば、芝でもダートでもワンパンチ足りない印象はあります。少しずつ力をつけていってとにかくまずは来夏のクラス編成までにもう1勝ですね。グリューヴァインを以前からよく知る藤岡佑介騎手の今回のレース後のコメントでも「以前に比べると馬がずいぶんしっかりとしてきた」ということで、まだ良化や成長が見られますのでそこに期待ですね。

●最後に

 JRA−VANのデータマイニングでは、日吉正和先生のところの格上挑戦の未勝利馬にも勝てないと言う14着シンガリ予想。専門誌もことごとく無印うん、色っぽいでした><。

 前走の負けっぷりからはその日吉正和先生のところの未勝利馬よりも1つ上の13番人気辺りかと思っていましたが、直前まで5番人気辺りでしたね。これで少し自信がつき、思わず複勝も買っちゃいました(もちろん、外れましたが・・・)。

 人気が高いということは、多くの馬券士の方々が、満更でもないと思っていただいているからで、その後押しは嬉しいモノです。そのまま少しでも上位に来てくれればと思っていました。

 当日は仕事で本来午後2時くらいに結果を知るものだと思っておりましたが、たまたま仕事が早く切りがつき、ラジオ中継でリアルタイムで聴くことができました。

 ところが、ラジオNIKKEIのアナウンサー、全頭位置取りを紹介しているのに、ちょうどグリューヴァインだけスポットに入ってしまい名前を呼ばず(最後の直線も酷い実況になっていましたが・・・。やはり忙しい短距離は難しいですね)、どこにいるのかさっぱりわからず。最後までラジオでは1度も名前を呼ばれることはありませんでした。

 勝ち負けには絡んでいないことはわかりましたし、掲示板に載る5着まではレース後に名前を挙げていましたが、その中にグリューヴァインの名前がないことだけはわかりました。

 「嗚呼、馬群に沈んだのかぁ〜」と思って確定前にJRA−VANの動画で確認すると、いやいや、案外外から伸びて来ているではあーーりませんか。

 私は前日の晩の「意見・交換コーナー」に「まさか33秒台の末脚を繰り出して勝ち負けに絡んでいることはないんでしょうね。 」と書き込みましたが、勝ち負けには絡んでいないものの、メンバー最速の上がり33秒4!!後ろから楽に追走してのものとは言え、嬉しいですね。

 以前の愛馬アイオロスシチーのようにたまに展開が向いたら掲示板くらいに突っ込んで来てくれそうな”プチ末脚”で毎回レースが楽しみです。


 今回は、何せ前走の負けっぷりが弱すぎましたから、自信は全く無かったです。そんな中、正直、6着は嬉しいですね。すぐ後ろに僅差でたくさんの馬が続いていますので、もう1度このメンバーでやれば今度は二桁着になるかも知れませんが、取りあえず6着というのは上位の着で出走奨励金もいただけますし嬉しいです。

 鳴かず飛ばずだったクリンゲルベルガーが福島で6着に来た時や、チャーミングシチーが中京で2着と大駆けしてくれたときのように嬉しいです。


 確かに微妙に5着以内に入っていれば、6月からの古馬との混合戦に優先権という形で出られますしより良かったのでしょうが、前の5頭とは完全に離れていましたから、よく6着まで押し上げてくれたというところで感謝しています。今回芝替わりだとは言え、ここまでやれるとは思っていませんでしたので、嬉しいですね。

 レース後の藤岡佑介騎手のコメント、「以前に比べると馬はずいぶんしっかりしてきましたね。」というのも嬉しいですね。勝った時よりも成長しているのであれば、もう少し高みが目指せるかも知れません。成長が止まってしまっていればそこまでですが、まだ2月から良化してくれているということで嬉しいです。


 このように1つ勝って500万で頭打ちだったとしても、どこかで出番が来るかも知れませんし、マデイラやグランデアモーレのように、急にポンポンと勝ちだしてくれるかも知れません。また、芝でもダートでも走れるというのも嬉しいですね。何?芝でもダートでも中途半端と囁いたキミッ!!そんなマイナス思考では人生は楽しくありませんぞ。良い様に解釈しようではありませんか。


 今回の末脚から、次はもう少し専門誌の印がつくと思いますが、それでもまだ伏兵的な存在であることに変わりないでしょう。次も上位に入り存在感を見せて欲しいですね。

 頑張れ、グリューヴァイン!!

最後までご愛読ありがとうございました

2015年2月27日立ち上げ 4月24日、26日、29日、5月7日、10日、14日、20日、22日、25日加筆
グリューヴァインの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2015年 2月21日 第4戦 3歳500万下 京都ダ1400m (13着/12番人気)

2015年 1月25日 第3戦 3歳未勝利 京都ダ1200m (1着/4番人気)

2014年12月20日 第2戦 2歳未勝利 阪神ダ1400m 牝馬限定 (7着/2番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2014年 8月 9日 デビュー戦 2歳新馬 札幌芝1800m (6着/2番人気) 松嶋屋様撮影 現地写真掲載

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