グリューヴァイン(マルティンスタークの12) 第3戦


キャロットクラブ出資愛馬第22号は、注目していて購入せずに大きく後悔したマルティンスタークの初仔。その母マルティンスタークは募集総額1400万円と安価ながら4勝を挙げ獲得本賞金も6846万円と素晴らしい活躍だった。安価で2、3勝を出来る馬を探し続ける私にとって、関西馬でこの手の活躍馬を取りこぼしたことは痛恨。

その母の産駒ということで7月の募集リストの時点から注目していた本馬。母の募集金額同様の募集総額1400万円と安価。4勝馬の母の子にしては随分とお得感。

そして父は繁殖の質の割に素晴らしい活躍馬を輩出するゴールドアリュールで期待大。

最優先枠で購入。

父の産駒の傾向と繋ぎの高さからダート馬っぽいが、私は最初からそのつもりで購入。いつもは芝の中距離を走れる馬を探しているが、本馬に関してはダートで2、3勝を挙げてくれればと思っている。


デビュー戦も2戦目も大物感はなく芝でもダートでも未勝利勝ちすら厳しい内容。母マルティンスタークは仔出しの悪い馬なのか。しかし、逆に出走頭数の半分よりも上の着に来ていることも事実。メンバーや展開に大きく左右されそうだが、全く期待出来ない訳でもなく、なんとかまずは1勝して欲しい。

前走は特に4か月半の休養明けを経ての馬体重プラス2キロで成長を感じないところが一番の問題点。このまま成長が止まってしまえば、成長していく他馬に対しますます着が悪くなることは必至。


前走後、特に異常はなく在厩で調整され、1月12日 京都2R 3歳未勝利 ダート1200m 牝馬限定に藤岡佑介騎手で出馬想定!!

フルゲート16頭のところに想定数は20頭。想定表通りだとグリューヴァインは出走確定順位14番手で出走可能。ただ、節を持っている馬に割り込まれると抽選或いは除外の可能性もあり、非常に微妙。

・・・と書いていたら、案の定未出走馬などに割り込まれ非抽選の除外に(>_<)。

せっかく8日の追い切りで坂路51秒8とスピードを見せたのに残念。

しかもメイチに仕上げてしまったので、調子落ちやコズミが心配。

勝てない馬というのは、何かにつけて上手く行かないものだ。


仕切り直して1月17日 京都3R 3歳未勝利 ダート1400m 牝馬限定に出馬想定!!

フルゲート16頭のところに想定数23頭。先週は節が足りず除外されたグリューヴァインだが、今週も想定段階で12番手。同位に5頭いるので抽選対象。また想定外から割り込まれると除外されてしまう可能性は高い。

・・・と言ってたら、入りそうだった17日 中京3Rに藤岡康太騎手確保で投票するも、5分の4の当選確率の抽選で敗れて、またも除外(>_<)。

牧田和弥先生はよく考えてやってくださっているが、あまりにもついてない。


1月25日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200mに出走!!

フルゲート16頭のところに想定数は16頭。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”でようやく出走できそう。結局16頭で確定。

鞍上はこれで3週続けて出馬想定されている藤岡佑介騎手で安心。

前回の先行力に、叩き2走目で息が持てばもう少し前進は可能。調教内容も非凡であとはレースにこの良さが出れば。なんとか最低でも掲示板を確保して欲しい。


1着/4番人気。

2度の除外で落胆していたが、最高の結果!!

まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の初優勝おめでとうございます。そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございました。

今世代のキャロットクラブ愛馬4頭は骨折やノドなりで黄色信号の馬が多く、最悪は1頭も勝ち上がれないのかと懸念していた。このグリューヴァインもここまで2戦2番人気と高い支持を得るものの、人気先行で掲示板にも載れずにヒヤヒヤしていた。

今回追い切りの動きが一変して、この動きがレースに繋がらないかと祈っていたが、レース内容もガラリ一変し断然1番人気馬をねじ伏せる強い内容で優勝!!なんとか2008年産から続いているキャロ馬の世代連続勝ち上がり記録をつなぎ止めてくれた。

3年連続のオークス出走を目指しての牝馬4頭の購入だったが、グリューヴァインはダート1200mで勝ち上がったようにスピードに秀でている馬。良くて桜花賞の距離くらいまでか。取りあえず、初戦の芝もまずまずの走りだったし、トライアルくらいは大敗覚悟で出走させて欲しい。

パドックを見ていてもまだまだ子ども子どもしている馬で、それ故に伸びしろは大きいと思われるし、今、この状態でこれだけの競馬ができるのだから、最低でも500万クラスは勝てる馬だと思う。


レース回顧と時計の分析、レース後の藤岡佑介騎手のコメントを掲載。

(2015年1月26日完結)

2015年1月5日立ち上げ

●前走後、在厩で調整され次走は10日〜12日の3日開催で出走予定

 前走は4か月半ぶりのレースで、初戦に比べて成長が期待されましたが、馬体にあまり成長を感じず、レースもゴールドアリュール産駒のダート替わりで勝ち負けを期待しましたが、最後に失速しての7着とガッカリさせる内容でした。ここ2戦から感じ取れることは、芝でもダートでもパンチ不足で決め手がなく、未勝利戦の勝ち上がりすら厳しい現状です。

 期待の大きな馬だっただけにショックは大きいですが、まだ終わったわけではありませんし、逆にパンチ不足ながら、6着7着と出走頭数の割りには半分よりも上位の着に入線しており、相手関係や展開に恵まれれば或いはと思います。運も味方につけてなんとかまずは1つ勝ちたいところです。

 その前走後は特に異常がなく、次走に向けて在厩で調整されています。

 以下は12月24日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。

「先週の競馬は、2着馬がすぐ外でマークしているという厳しい展開。久々でまだ反応などが本物ではなかったという部分もありますし、ここを使って上向いてくれるのではないかと思っています。優先出走権がない状況なので、どのくらい間隔が必要か現状では読めないのですが、番組を見ると年明けの3日間開催でダート短距離がいくつか組まれているので、そのあたりならなんとか出走できないかと考えています。レース後も特に疲れは見せていませんし、変わり身を見せられるようにしっかりと調整していきます」(牧田師)

 ということで、次走は1月10日〜12日の3日間開催での出走が予定されています。

これ以降は2015年1月7日に作成

●気になる出馬想定表(1月12日 京都2R)

出馬想定表 1月12日 京都2R 3歳未勝利 ダート1200m 牝馬限定 フルゲート16頭 想定数20頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
14 アゲート 国分優作 12/20 未勝利 阪神ダ1400 12 14 16 16 17
20 ウイングタイガー  1/04 未勝利 京都ダ1200 10 14
16 エスシーアルテミス 12/27 新馬 中山ダ1200 13
カシノアムール 小坂忠士 10/12 未勝利 京都ダ1200 14 13 16
クリノタンヤオ 12/13 未勝利 中京ダ1400 15 13 10
14 グリューヴァイン 藤岡佑介 12/20 未勝利 阪神ダ1400
シゲルハナガサ 菱田裕二 12/13 未勝利 阪神芝1600 13 10 10 12
16 ジニアスミノル 武豊 12/27 未勝利 阪神芝1600 10
スリーファイヤー 10/25 未勝利 京都芝1200 12 10 12
ダイゴサクラ 12/14 未勝利 阪神芝1400 15 13
タイセイマリーン 幸英明 12/20 新馬 阪神ダ1200 10
タガノディナー 太宰啓介  9/07 未勝利 小倉芝1200 12
ツァリーツァ 12/13 未勝利 阪神芝1600 11 13 10
ドナソレイユ 12/20 未勝利 阪神芝1200
16 ノンリケット 小崎綾也 12/27 未勝利 阪神芝1600 13 18 14
16 パティ 12/28 未勝利 阪神芝1400 15 16 14 15 16
ホザンナ 国分恭介 12/13 未勝利 阪神芝1600 10 10
ボーディシア バルジュー 11/23 新馬 東京ダ1600
ミオイナンクル 和田竜二  9/27 未勝利 阪神芝1200
メイショウヒルガオ 中井裕二 12/14 未勝利 中京芝1600 12 10

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在20頭出馬想定されています。グリューヴァインは想定表通りですと投票すれば出走確定ですが、節を持っている馬何頭かに割り込まれると抽選、或いは除外になる確率があり、非常に微妙です。

鞍上は前走の藤岡佑介騎手を確保しており、2戦目で楽しみです。

これ以降は2015年1月8日に作成

●1月12日 京都2Rに出馬投票するも非抽選除外

 グリューヴァインは想定通り1月12日 京都2Rに出馬投票しましたが、 スピカシチーでお世話していたお世話になっていた村山明先生の優先権のある新馬をねじ込まれたりして、抽選にもならず除外されました。ガックシ。

 特に想定段階では先述のように出走ができそうでしたから、投票日の朝の追い切りでしっかりと仕上げるのは当然です。ただ、予定よりも時計が出て、しっかりと仕上げてしまったので、次週は調子落ちやコズミの心配が懸念されます。次週も除外なら放牧に出さざるを得ない可能性も出てきますので、なんとか次週は出走が確定して欲しいですね。

 それにしても勝てない馬というのは、いろんな意味で上手く噛み合わないものです。

これ以降は2015年1月14日に作成

●気になる出馬想定表(1月17日 京都3R)

出馬想定表 1月17日 京都3R 3歳未勝利 ダート1400m 牝馬限定 フルゲート16頭 想定数23頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
エスシーアルテミス 12/27 新馬 中山ダ1200 13
12 グリューヴァイン 藤岡佑介 12/20 未勝利 阪神ダ1400
サカジロビューティ 岩田康誠 12/20 未勝利 中京ダ1200
シゲルゴホウサイ 藤田伸二 12/20 未勝利 阪神ダ1200 11 16
ジニアスミノル 12/27 未勝利 阪神芝1600 10
セレッソブランコ 幸英明  1/05 新馬 京都芝1600
テイエムヤマウサギ  1/04 未勝利 京都ダ1200 13 14
デルマヤブラコウジ 10/25 新馬 京都芝1600 16 15
デンコウハク 鮫島良太  1/04 未勝利 京都ダ1200
12 デンタルキューティ 太宰啓介 12/20 未勝利 阪神ダ1400 10 12
12 トウケイワイルド 12/21 未勝利 中京ダ1800 15 16
トラストニーケー 川田将雅  1/04 未勝利 京都ダ1200
11 ナンシー 国分恭介 12/14 未勝利 阪神ダ1200 11 13
ハギノレイラニ 武豊 12/20 未勝利 阪神ダ1400 13 10
パッショナート 菱田裕二  1/05 新馬 京都芝1600 11
12 バルビーナ 武幸四郎 12/20 未勝利 阪神ダ1800 11 16
プリュクベル 12/27 未勝利 阪神ダ1800 14 10
12 ボストンマリ 12/20 未勝利 阪神ダ1400 11 12
マイティーフライ 12/27 未勝利 阪神ダ1800 11 10
マーシフルハート 12/28 未勝利 阪神芝1400
ミルキープレス 10/19 未勝利 京都ダ1400 12 15 13 14
ローズダイヤモンド 10/04 未勝利 阪神芝1600 16 18 11
10 ワーリーバード 12/07 新馬 中京芝1400 12 11

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在23頭出馬想定されています。

先週は節が足りず除外されたグリューヴァインですが、今週も想定段階で12番手。同位に5頭いるので抽選対象です。また想定外から割り込まれると除外されてしまう可能性が高いです。

これ以降は2015年1月19日に作成

●想定表から入りそうだった1月17日 中京3Rに出馬投票するも非当選除外

 グリューヴァインは想定通りのレースでは除外濃厚でしたので、1月17日 中京3Rに藤岡康太騎手確保で出馬投票しましたが、 5分の4の当選確率の抽選に敗れ非当選除外となりました。今週もガックシ。

 牧田和弥先生はいろいろと考えてやってくださっているのですが、何せグリューヴァインは運がないですね。これでいよいよ仕上げちゃった状態から2週間が開くことになります。普通で考えれば、これで好走確率は減りましたよね。それでも掲示板は確保して欲しいと願うのですが。

 とにかく、抽選で負けるのは仕方のないことですし、今週こそは出走に漕ぎ着けたいですね。

 調教師の中には、こういう時に無理矢理ダート1800mなど空いているところに出しちゃう”我慢の仕切れない”先生もいらっしゃいますが、私はそれは反対です。今回のように我慢強く出たいレースに出られるまで待つしかないと思います。

これ以降は2015年1月22日に作成

●追い切り情報(1月22日更新)

前走前 12月17日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
藤岡佑介
4F 54.1
3F 39.5
2F 25.8
1F 13.1



12月30日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.5
3F 45.3
2F 30.2
1F 14.8


12月31日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.2
3F 41.7
2F 28.0
1F 14.2


1月5日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.4
3F 42.2
2F 27.8
1F 13.6


1月8日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 51.8
3F 38.5
2F 25.5
1F 13.2


1月11日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.2
3F 44.4
2F 28.5
1F 14.3


1月12日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.4
3F 40.2
2F 26.1
1F 12.9


1月21日 栗東坂路 稍重馬場 強めに追う
1回
助手
4F 52.9
3F 38.6
2F 25.3
1F 12.6
 12月30日、前走後初めての追い切り時計を計時しました。15−15ですね。休養明けを1度使われて動きが今後良化することを切に願います。

 12月31日、ハロン14秒で追い切られました。ここまでは順調です。問題は次の7日の追い切りですね。見違えるような動きを見せてくれると嬉しいのですが・・・。ただ、前走を見た限りでは、なかなかそこまでの能力があるようには感じられませんでした。
 以下は1月2日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「この中間は、年末の31日に坂路で馬なり程度のところを乗っています。15−14程度でサラッと時計を出しておいて、あとは出馬状況を見ながら負荷を強めていければいいでしょう。久々を使った反動は見せていませんし、一度叩いて反応が良くなってくれればいいですね。引き続き3日間開催のどこかで使うつもりで進めていきます」(牧田師)
 ということで、牧田和弥先生も希望的観測のようです。ここまでは人気だけで素質の片鱗は見られませんでしたからねぇ。何か、良い条件でガラリ一変して欲しいのですが。

 1月5日、終いの1ハロンが途中のラップよりも下回っており、このペースでも終いで伸びを欠いたということで、心配の部類です。最終追い切りを見ないと結論は出せませんが、なかなかピリッとしないですね。

 1月8日、なんとなんと坂路で4F51.8秒の素晴らしい時計を計時しました。終いの1ハロンが手前よりも時計を要しており、テンを飛ばし終いで脚が衰えたということで手放しで喜べるものではありませんが、それでもこの時計は脚力がないと出せるものではありません。レースではここまで2戦ピリッとしませんが、やはり秘めたる能力はあるようです。
 こうなると、やはり何が何でも勝ち上がりたいですね。上手く噛み合えば、私の目標の2、3勝はしてくれそうな気がします。しかし、スピードはあるものの、レース下手で現状踏ん張り切れません。現状では勝ち上がりにさえワンパンチ足りないところです。ベストなコースや条件が早く見つかるといいですね。
 以下は1月8日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「水曜日の想定を見たところ、希望していた牝馬限定のダート1200mに出走できそうでしたので、今朝坂路でビシッと追い切りました。朝一番で馬場状態が良かったとはいえ、時計は出しすぎたのではないかというぐらい出ています。だいぶ行く気を見せていて、距離短縮もいい方に出そうだと楽しみにしていたのですが、投票段階で馬が増えてしまい、結局除外になってしまいました。来週からは3場開催になるのでおそらく出走できるでしょうし、いい状態で送り出せるようにしっかりと調整していきます」(牧田師)12日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)は非抽選除外になりました。このあとは来週以降の出走を予定しています。
 ということで、朝一番で馬場状態が良かったことと、時計は出し過ぎたと思われていることが載っています。なるほど、朝一番の荒れていない馬場なら、少し時計以上に割引が必要ですね。それでも51秒台というのは素晴らしいですが。また、出走できると踏んでいたので、しっかりと追い切った訳ですが、少し負荷をかけすぎたということで、この状態で除外されてしまったのは厳しいですね。先述したように想定段階では出走できそうでしたから、このメイチに仕上げるというのは同感ですし、結果がたまたま除外だった訳で、こればかりは調教を実施している朝の段階では分からないことですから、仕方がありません。
 ただ、仕上げてしまったことで、次週は調子落ちやコズミの懸念が出てきます。最悪でも次週は出走に漕ぎ着けたいですね。うーーん、なかなか上手く噛み合いません。

 1月11日、先週は除外されてしまったので仕切り直しです。15−15で終いだけサッと伸ばす調教です。

 1月12日、少し速いところを乗られました。先週しっかりと負荷をかけられたので、今週は軽め調整でしょうが、その割りには中間に時計が出ています。軽く流してこれくらい走れるのでしたら、力をつけている証拠ですが。次は期待していいのでしょうか。

 1月21日、メイチに仕上げた2週前からの調子落ちが心配でしたが、素晴らしい動きを披露してくれました。全体の時計も優秀で、上がりも12.6秒ですからしっかりと最後まで脚を伸ばせています。デイリー馬三郎では”変身十分B”という高い評価です。
 以下は1月21日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「先週は残念ながら1頭除外の憂き目にあってしまいましたが、今週はダート1200m、1400mの番組が中京を含めていくつかありますし、まず出走できるでしょう。今のところ、京都のダート1200mを第一希望と考えています。出走態勢が整っているので先週は速い調教は行いませんでしたが、それがうまく心身のリフレッシュにつながったようで、今朝の追い切りは素晴らしい動きでした。馬場入りしたのは後半の時間帯で、しかもハローを掛けてから30分近く経った10時頃。馬場もけっこう荒れているはずなのに、楽に52秒9、ラスト1ハロンも12秒6です。開場直後でもこれだけ出せれば優秀というタイムでした。55秒ぐらいサッと出せれば十分と思っていましたが、無理をせずこれだけ動けるのですから、一度使っての良化は明らかですし、なんとかいい結果を出したいですね」(牧田師)25日の京都競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に藤岡佑騎手で出走を予定しています。
 ということで、馬場状態も決して良くない時間帯でのこの動きということで、成長と素質を感じます。この動きのできる馬なら少なくとも未勝利戦では力上位と思うのですが。叩き2走目の今回、勝ち負けを期待します。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。先週除外されたことは結果的にプラスに転じた気がします。調教の良さがレースに出てくれれば、必ず結果はついてくるはずです。今回こそですね。

●気になる出馬想定表(1月25日 京都1R)

出馬想定表 1月25日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200m フルゲート16頭 想定数16頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
11 イノチクレナイ 岡田祥嗣  1/04 未勝利 京都ダ1200 12 12 12 15
オウケンチョコ 義英真 12/13 未勝利 阪神ダ1800 11 12
オレンジピークス 国分優作 11/15 未勝利 京都ダ1200 13 14
15 カシノアムール  1/12 未勝利 京都ダ1200 14 14 14 16
11 カシノノゾミ  1/04 未勝利 京都ダ1200 16 16 16 18 16
11 カシノランド 国分優作  1/05 未勝利 京都ダ1200
11 カラトラバ 藤懸貴志  1/05 未勝利 京都ダ1400 13 10 13
カレンナスマイル 藤田伸二 12/20 未勝利 阪神芝1200 15 15 15 16
15 クリノタンヤオ  1/12 未勝利 京都ダ1200 13 15 15 10
グリューヴァイン 藤岡佑介 12/20 未勝利 阪神ダ1400 A−
シゲルボンオドリ 12/20 新馬 中京ダ1800
シュンイキ 太宰啓介  1/05 未勝利 京都ダ1200 11 16
セイユニコーン 川須栄彦  1/11 未勝利 京都ダ1200 10 10
ディアエナ 福永祐一  1/04 未勝利 京都ダ1200
ティーエスヘリオ 花田大昴 12/20 未勝利 阪神ダ1200 14 15 16 14
ロードグロワール 11/29 未勝利 京都芝1400 14 12

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに16頭が出馬想定されています。いつも想定段階では出走可能なものの、投票段階で割り込まれて除外になってしまうグリューヴァインですが、今回は出走順位が比較的高く、信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”の判定ですから、ようやく出走できそうですね。

●出馬確定表

出馬確定表 1月25日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
11 イノチクレナイ 岡田祥嗣  1/04 未勝利 京都ダ1200 12 12 12 15
オウケンチョコ 義英真 12/13 未勝利 阪神ダ1800 11 12
オレンジピークス 国分優作 11/15 未勝利 京都ダ1200 13 14
15 カシノアムール 鮫島良太  1/12 未勝利 京都ダ1200 14 14 14 16
11 カシノノゾミ 酒井学  1/04 未勝利 京都ダ1200 16 16 16 18 16
11 カシノランド 高倉稜  1/05 未勝利 京都ダ1200
11 カラトラバ 藤懸貴志  1/05 未勝利 京都ダ1400 13 10 13
カレンナスマイル 藤田伸二 12/20 未勝利 阪神芝1200 15 15 15 16
グリューヴァイン 藤岡佑介 12/20 未勝利 阪神ダ1400 A−
サスガ 幸英明  1/04 未勝利 京都ダ1200 11
シゲルボンオドリ 北村友一 12/20 新馬 中京ダ1800
シュンイキ 太宰啓介  1/05 未勝利 京都ダ1200 11 16
セイユニコーン 川須栄彦  1/11 未勝利 京都ダ1200 10 10
ディアエナ 福永祐一  1/04 未勝利 京都ダ1200
ティーエスヘリオ 花田大昴 12/20 未勝利 阪神ダ1200 14 15 16 14
テス 川島信二  1/05 未勝利 中山ダ1200 10 13

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

結局この週はフルゲート割れの3歳未勝利戦の短距離のレースもあり、このレースもブロック性のある関東の馬が出走出来るということはフルゲート割れをしていたんですよね。先週までのラッシュはなんだったんでしょうね。そう考えるとグリューヴァインはとことん運がないですよね。もっとも、番組の組み方がいけないのでしょうが。

●京都ダート1200mコース解説

 スタート地点は向正面の2コーナー出口。
 3コーナーまでは約400mあり、なだらかな上り坂になっている。
 芝コースと同様に3コーナーが坂の頂上で、3〜4コーナーの下り坂を経てから最後の直線勝負になる。
 ダートの短距離戦は、テンのダッシュ力と先行力が命。スタート直後から激しい先行争いになり、3コーナーを過ぎても収まらないことがある。直線が平坦コースなので、なかなか前が止まらない。道中4〜5番手につけ、直線入り口までに1〜2番手に押し上げられる形が最も理想。
 1頭あるいは2頭が飛ばして逃げ、4コーナー出口で2番手集団を少し離しているようだと、そのまま前が残りやすい。差し馬を本命にする場合は、展開をよく考えたい。
 枠順はできれば真ん中より内が欲しい。多頭数の大外は、差し馬以外は少し不利だ。
 また、京都のダートは時計が速いので、高速決着への対応力も問われる。
有利な枠順 内枠〜中枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 先行力、高速決着への対応力
種牡馬ベスト フォーティーナイナー、アフリート、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、四位洋文、小牧太、河北通、岩田康誠
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒4 1分13秒7 1分13秒2 1分12秒9
2歳未勝利 1分13秒7 1分13秒2 1分13秒9 1分13秒3
3歳新馬 1分14秒1 1分13秒9 1分12秒8 1分13秒7
3歳未勝利 1分13秒8 1分13秒4 1分12秒4 1分12秒9
3歳500万 1分12秒8 1分12秒1 1分12秒2 1分12秒3
古馬500万 1分12秒6 1分12秒3 1分12秒1 1分11秒8
古馬1000万 1分11秒9 1分11秒8 1分10秒8 1分11秒6
古馬1600万 1分11秒2 1分09秒9 1分10秒7 1分11秒2
古馬オープン 1分11秒0 1分10秒0 1分10秒1 1分10秒6

●騎手は藤岡佑介騎手 ほっさん評価 2014年「A−」 → 2015年「B+」

 今回もグリューヴァインの鞍上は藤岡佑介騎手です。前走からのコンビですが、前走は早くからグリューヴァインを藤岡佑介騎手に任せ、追い切りからレースまでセットで依頼してくださいました。そして今回も先週(最終的に投票したのは中京で藤岡康太騎手でしたが)、先々週の除外も含めて藤岡佑介騎手確保です。

 私は藤岡佑介騎手はかなり技術の高い騎手だと思っていますし、経験も豊富で彼につきっきりで面倒を見て貰えることで、馬が良くなり勝ち上がれる気がします。最後の最後まで面倒を見て欲しいですね。

 どうしてもここまではワンパンチ足りないレースが続いているグリューヴァインですが、今回は坂路で素晴らしい時計を計時しましたし、馬は確実に良くなって動ける状態になっていると思います。ここらでまずは掲示板、次に馬券圏内と行きたいですね。


 私ほっさん愛馬と藤岡佑介騎手は抜群の相性で、グリューヴァイン以外では6戦3勝で2着1回、3着1回と他のどの騎手にも負けない申し分ない成績です。もちろん、それぞれの馬は人気を背負ってのものですが、それでも結果をきちんと出してくれるのは心強い限りです。


 エスポワールシチーの2012年の平安S GVでは断然1番人気のエスポワールシチーの口取りに当選し、フェブラリーS GT以来の重賞での口取りだとワクワクしていましたら、この藤岡佑介騎手の騎乗する伏兵ヒラボクキングにやられて2着と口取りを逃しました。ただ、これは彼の騎乗が素晴らしかったもので、文句はありません。強く印象に残っているということです。呆然とウィナーズサークルで表彰されている彼(藤岡佑介騎手)を見ていました。

 ステップシチーでは2勝を上げてくださいました。2着に破れたレースでは我々から見ても仕掛けが遅いと思いましたが、素直に騎乗ミスを認め悔しい思いを語ってくれました。ミスは仕方がありません。素直な姿勢が気持ちよかったです。

 騎乗馬の質が悪く、トップクラスの成績ではありませんが、その中での通算勝率約8パーセントは実力の証だと思います。期待しています。


 2015年1月22日現在、JRA通算551勝、GTは未勝利、重賞23勝。勝率7.9パーセント、連対率16.0パーセントと中堅どころの数字で悪くない。昨年(2014年)は39勝、勝率6.3パーセント、連対率13.9パーセントと平年を下回った。本年(2015年)はここまで2勝、勝率5.0パーセント、連対率10.0パーセント。


 藤岡 佑介(ふじおか ゆうすけ)は1986年3月17日生まれ28歳、日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している12年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。デビュー当時は作田誠二厩舎所属。現在はフリー。


 父・藤岡健一は栗東所属の調教師であり、弟・藤岡康太は同じ栗東所属の騎手として2007年にデビューした。愛称は「豆」。藤田伸二が名付けた。好みのスポーツは競艇。

 競馬学校第20期生(同期には津村明秀、丹内祐次、吉田隼人らがいる)。2004年3月6日、中京競馬第2競走のシルクマイスターでデビューし、16頭立ての3着に入る。初勝利は同年3月13日、中京競馬第1競走のアスカクイーン。同年3月27日、中京競馬の沈丁花賞をトップオブワールドで制し、特別競走勝利を挙げると、その後も函館記念でワイルドスナイパーに騎乗し3着、暮れの朝日杯フューチュリティステークスでGT初騎乗を果たすなど、この年35勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した。

 2005年1月30日の京都牝馬ステークスで父が管理するアズマサンダースに騎乗して勝利し重賞初制覇。

 2007年3月フリーに転身した。スーパーホーネットとのコンビでは2008年にマイルチャンピオンシップで2着に健闘し、2010年に安田記念で2着している。
 
 2010年のサマージョッキーズシリーズでは、ワンカラットで函館スプリントSとキーンランドCを勝ち、2位の柴田善臣とは2ポイントの僅差ながら優勝した。これにより同年11月27日に実施した第24回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場した。
 11月にJBCスプリント(船橋)で交流GT制覇。しかし、中央競馬でのGTに限ると2着を5回記録しているものの未だ勝利を収めていない。

 2013年3月9日、阪神6Rをローガンサファイアで優勝。JRA通算500勝を挙げた。4月16日から11月19日までフランスでの長期遠征を行い、6月21日のメゾンラフィット競馬場での一般レースで海外初勝利を挙げた。


 調教師の矢作芳人は藤岡の騎乗技術について、「どの馬に乗せても折り合いの心配がないと言ってもいいくらい、……馬を折り合わせるのが上手い」と評している。矢作は一方で、その馬が自分に合わないと思うと「とたんに自信のない乗り方になってしまうことがある」とも指摘している。


「パワーが十分でないので馬を抑え込むのがうまくなく、追ってからも迫力を欠く。勝負どころの捌きには甘さが見られるし、安心して馬券をあずけられない。川田将雅、浜中俊など実力のある若手が急速に台頭しており、手厳しい書き方になるが、調教師や馬主も祐介に依頼する必要性がなくなっているように感じる。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

 ほっさん愛馬での成績 (7戦3勝)
 
 2008年 6月22日 ステップシチー 湯川特別 500万下    函館芝2000m  1着2番人気
 2008年 7月13日 ステップシチー 北海ハンデ 1000万下  函館芝2600m  2着2番人気
 2008年 7月27日 ステップシチー 松前特別 1000万下   函館芝2600m  1着1番人気
 2008年 9月13日 グレイスシチー 3歳未勝利          札幌ダ1000m  3着/3番人気
 2012年 7月29日 グランデアモーレ 2歳新馬          札幌芝1800m  1着/5番人気
 2012年 9月 1日 グランデアモーレ 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m 6着/10番人気
 2012年12月 9日 グランデアモーレ エリカ賞 2歳500万下 阪神芝2000m  当日出走取り消し
 2014年12月20日 グリューヴァイン 2歳未勝利         阪神ダ1400m  7着/2番人気


2012年9月15日 阪神7Rでプントバンコに騎乗する藤岡佑介騎手(3着/4番人気)

これ以降は2015年1月24日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ディアエナは締まった馬場がベターかもしれないが、初ダートの前走が適性を示す内容。中間も順調にきており、今回も首位争い。オレンジピークスは立て直されて攻めの動きが良化。シュンイキ、グリューヴァインも上位へ。


短評は「主力対等」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
グリューヴァイン △△ △△
ディアエナ
シュンイキ △△
サスガ
セイユニコーン
イノチクレナイ
カシノランド
オウケンチョコ
オレンジピークス △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ディアエナ 2.5
グリューヴァイン 6.2
シュンイキ 6.4
オレンジピークス 6.5
セイユニコーン 6.9
サスガ 11.9
カシノランド 22.7
イノチクレナイ 25.8
オウケンチョコ 27.8
以下31倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グリューヴァイン 64 64 53
ディアエナ 71 60 71 62
シュンイキ 63 41 33 63
オレンジピークス 59 28 59 42
セイユニコーン 61 56 57 61
サスガ 49 49 35


デイリー馬三郎

本紙の見解

「勝ち馬の決め手に屈した◎ディアエナだが、好枠を利して上質なスピードを披露。前走はハナを切ったが、気性的にはどんな競馬でもできるタイプ。同じ舞台+メンバー緩和の今回は順当に決める。スピードのある○が逆転候補。〈吉田〉」

◎ デイアエナ
○ グリューヴァイン
▲ オレンジピークス
× オウケンチョコ
☆ セイユニコーン

以下省略


グリューヴァインは全13記者中 ◎(本命)印 4記者、〇(対抗) 3記者、▲(3番手評価) 3記者、☆(5番手評価) 2記者、無印 1記者


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血統馬が使って進化◎グリューヴァイン


前走は休み明けに加えて、息の入らない逃げで敗れた◎グリューヴァイン。それでもダートの走り自体は良かった。使って動きは格段に良化しており、血の良さが出てきそうなムード。控えても問題ないクチで今回は馬券になる。

◎ グリューヴァイン
○ ディアエナ
▲ シュンイキ

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グリューヴァイン(7着)

 「1400メートルに短縮してのダート戦でしたが、いいスピードを見せてくれました。2着馬に早目に来られて苦しくなりましたが、今日は久々でしたからね。次はもっとやれそうです。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)


 「初めてのダートですし、できるだけ砂をかぶらない位置で進めたいと思っていましたから、ゲートを上手に出てくれてすんなり好位を取れたのは良かったと思います。2着馬に早めから来られたことでなかなか溜めるところがなかったので厳しくなってしまいましたが、今日は久々の競馬でしたから、これで変わってくるでしょう。追い切りに乗せていただいた時も、重さはないものの、反応がやや鈍かったので、そのあたりも良くなると思います。まだ現状では切れる脚が使えないので、ダートもいいですし、この距離も合いますよ」(藤岡佑介騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「久々でも仕上がりは良かったと思いますが、今日は早くから2着馬に外から絡まれていて、厳しい展開になってしまいました。とはいえ、この距離でも無理なく前に行けましたし、ダートの走りも良かったので、次に向けての収穫はあったといっていいでしょう。優先出走権を外したので、出走までどのくらいの間隔が必要か状況を見て、一度放牧に出すかどうか検討します」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「仕上がる。舌を括る。テンション高め。押して押してハナに立ったが、2着馬にピッタリと被せられる形。その上、4角で早々と交わされ、ラスト1ハロンで失速。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

グリューヴァイン

 「厳しい展開だったが、ダート向きのスピードは見せた。息の入る流れなら。」(牧田和弥調教師・デイリー馬三郎)

 「ビッシリ来られて息が入らず。京都はプラス。スッと先行し、マイペースで運べれば。」(牧田和弥調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

  グリューヴァインは2週前に坂路51.8秒としっかりと仕上げられましたから、調子落ちやコズミが心配されましたが、21日の追い切りは栗東坂路4F52.9−12.6と非常に優秀で、これなら今週も力は出せそうです。

 前走前よりも動きの良さは確実で、この時計で調教を走れる馬なら、能力はある程度あると思います。

 中には”調教大将”と言われるように、調教の動きは秀逸でもレースに行ってさっぱりな馬もいますが、少なくとも、能力がなければこれだけの時計は出せませんし本番でも走る可能性は高いですよね。

 特に馬格のない馬だと、2歳時は良くても3歳時には動きの落ちる馬もいます。グリューヴァインは逆にこの時期に動きが良化していますからまだまだ成長を感じますし、今回、そしてこれからに期待したいと思います。


 今回距離短縮で持ち味のスピードで押し切って欲しいですね。前走は1400mでしたが、最後で失速したので距離短縮はプラスだと思います。ここでも脚が上がったら??

 北海道に渡って、1000mを走るしかないでしょう(爆)。


 私は調教の動きを重視するので、今回も勝ち負けと思っています。前回もそう思っていましたし、そう書きましたが7着と2番人気を裏切る結果になってしまいました。ただ、動きは前走前よりも良く、距離短縮も良いと思うので、一気に勝って楽になりたいですね。

●せっかくの地元・京都での愛馬の出走ですが仕事で行けません

 せっかくグリューヴァインが最も私の地元である京都競馬場に出走してくれるというのに、残念ながらこの週末は土日共仕事で応援に行くことができません。

 土曜日に京都で出走するプリュムと共に、前走7着6着とパンチ不足もまずまずの内容で、今回は掲示板だ勝ち負けだと期待しているのですが、何分忙しい時期で都合がつきません。先週の18日や次週の31日なら行くことができたのですが、上手く愛馬の出走と私の休日が噛み合いません。

 しかも仕事なので、私がグリューヴァインのレースの結果を知るのは約1時間後の11時頃です。なんとも寂しい話です。しかし、結果が良ければなんでも良いので、頑張って欲しいですね。

これ以降は2015年1月26日に作成

●パドック

 グリューヴァインの馬体重は前走プラス2キロの452キロ。初戦から徐々に馬体が増えていることは良い傾向だと思います。この数字でもまだ腹回りがギリギリのように見えました。

 パドックでは頭が高く、物見も多く、チャカチャカとまだまだ幼い感じでした。それ故にまだまだ伸びしろはあると思います。踏み込み、歩様等はしっかりとしていてさすがに調教で良い動きだけのことはあると思いました。

●レース 

 ラチ沿いの最短距離を走ることが出来、非常に有利な最内枠を引いたグリューヴァイン。しかし、諸刃の剣で、出遅れてしまうと包まれて最後の直線で出るところがなくなってしまう恐れがあります。その心配されたグリューヴァインのスタートですが、まずまずのスタートから押してポジションを取りに行き、素晴らしい二の脚のスピードで4番手の絶好位につけます。休養明けを1度使われて動きがガラリ一変しましたね。

 道中はガッチリと折り合い、手応えも良く、4コーナーでも最内から前が開くのをジッと待ちます。直線に向くと上手く斜め前に居た15番の減量3キロの騎手を乗せたオウケンチョコが早々に失速して進路が出来、外にいた断然1番人気のディアエナと2頭が内外から前を交わす勢い。内のグリューヴァインも追い出すとグングン伸びて、もう先頭の2番人気16番オレンジピークスは捉えることは確実。後は断然1番人気のディアエナが馬体を併せてついてきます。しかし、その差は縮まるどころか広がって行き、脚色はグリューヴァインの方がはるかによく、後ろは大きく離れていましたから勝利を確信します。結局断然1番人気馬の強襲を振り切っただけではなく2馬身差をつけての完勝。実績のある強い馬を負かしての勝利で走った距離は違いますが強い内容だったと思います。

●本年我が軍団初勝利

 昨年に続き無謀とも言える年間10勝を目標に掲げる我が軍団ですが、早速1月に初星が出てくれました。年間10勝を達成しようと思えば、月1勝ペースで行かなければなりませんし、1月中に1つ勝てたことは大きいですね。

 グリューヴァインの今回の内容ですと、いずれ500万クラスくらいは勝ってくれそうな感じですし、本年中にもう1つ勝って欲しいですね。

●世代2頭目の勝ち上がり

 この2012年産は5頭所持している私ですが、クラージュシチーに次いで2頭目の勝ち上がりとなりました。勝ち上がり率にこだわる私としては最低ラインは突破したと思います。まだ1月です。他の3頭も勝ち上がって欲しいですね。

●時計の評価

 今回のグリューヴァインの走破時計は1分12秒5重馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは重不良馬場で1分12秒4でした。

 牡馬との一般戦の推定タイムで走っていますし水準級の良い内容だったと言えます。もちろん、スタートも良く、最短距離を無駄なく走ってきてのもので、多少割引が必要と思いますが、それでもまだまだ子ども子どもしていますし成長の余地を多分に残していますから、この感じですと、もう1勝は期待出来るのではないでしょうか。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グリューヴァイン(1着)

 「スムーズに流れに乗れましたし、ダートも2度目で砂を被っても問題なかったです。まだ良くなりますよ。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

 「スタートの反応や行きっぷりが久々の前走とは違いました。いいセンスをしていますし、まだ良くなる余地も残しています」(藤岡佑介騎手・デイリー馬三郎)

 「前走は1400mでも追走に手間取りましたが、今日は楽についていけました。まだ力がつききっていないので、脚抜きのいい馬場、直線平坦な京都コースも合いましたし、内枠も良かったと思いますが、何よりも一度使って馬が変わっていましたね。レース後も息遣いなど楽そうでした。このレースぶりなら上のクラスでも楽しみです。今日はありがとうございました」(藤岡佑介騎手・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

グリューヴァイン(1着)

 「スッと出脚がついて好位のイン。流れに乗ってソツのない立ち回り。3角からは軽く促しつつだったが、それでも余裕は感じられた。直線でオレンジピークスの外へ持ち出し、アッサリと抜け出す。中間の攻めで好時計。ひと叩きと1200メートルで変わった。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金は500万円。内国産馬奨励賞が80万円。内国産牝馬奨励賞が30万円。特別出走手当が39.9万円。合計649.9万円。1口で割りますと約11000円になると思われます。

 昨年よりも賞金が高くなり嬉しいですね。

●今後の展望

 母が芝の中距離で活躍していましたし、私は芝も走れると思いますが、取りあえず頭打ちになるまではダートで行くのでしょうね。ダートでどこまで行けるか楽しみですし、クラシックを臨むような馬でもないと思っています。それでもまだ桜花賞トライアルにも間に合いますし、初戦の内容から芝もからっきしではないので、大敗覚悟で挑戦して欲しいという気持ちはあります。さっぱりならコツコツとダート路線を歩めば良いと思いますし。

●最後に

 まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の初優勝おめでとうございます。そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございました。

 フロアクラフト、バウンスシャッセに続く3世代連続オークス出走を夢見て、またこの世代は牡馬は高額に感じ、欲しい金額の馬が全て牝馬だったことから、キャロットクラブでは牝馬4頭に出資している私ほっさんですが、もっとも期待の1頭(ベルディーヴァ)は骨折で1年で復帰できるか否か、1頭(グリューヴァイン)はデビュー戦、2戦目とも2番人気に支持されるも6着7着と掲示板にも載れず、1頭(サンフレイム)は新馬戦3番人気もノドなりが表沙汰となり勝ち負けには遠い走りで、1頭(アモーレエテルノ)はどう考えても早すぎる使い始めで新馬戦は8番人気10着とここまではさっぱりでした。

 唯一友駿ホースクラブで遅れて出資したクラージュシチーが大物感溢れる走りを見せてくれていて今後が期待出来るものの、下手をすれば、勝ち上がりは世代5分の1になってしまうのではないかという懸念がありました。

 今回、その中のグリューヴァインが3歳未勝利戦を優勝してくれて、これで勝ち上がりは5分の2と取りあえず最低ラインは確保した気がします。残る未勝利馬の中ではベルディーヴァは追い切りの動きから、復帰が叶えば2つ3つは勝ってくれる馬だと思いますし、アモーレエテルノも2戦目の走りは今後の勝ち上がりを期待させるものでした。サンフレイムは絶望感が漂っていますが、ノドなりさえ完治すれば、もう少し前進はあるでしょう。

 そんなこんなで、キャロットクラブの馬で、この世代も勝ち星を挙げられたことを嬉しく思います。2008年産のアフロディーテ(1勝)以来、2009年産はマデイラ(4勝)、プリュム(3勝)、ハルシュタット(1勝)、フランベルジェ(1勝)、2010年産はグランデアモーレ(4勝)、フロアクラフト(3勝)、2011年産はバウンスシャッセ(重賞含む3勝)、そして2012年世代はグリューヴァイン(1勝)と途切れずに勝ち上がり馬を所持することができました。出資している馬の数からは優秀だと自負しています。(ちなみに入会した初年度の2005年産はシャンスイ(1勝)、2006年産はクリンゲルベルガー(2勝)で勝ち上がっていないのはクラブイチ押し特選馬だったプルミエダンスール率いる2007年世代だけです。)

 そういうこともあって、本当に嬉しいですね。初勝利の味は格別です。またグリューヴァインは最優先枠使用馬。金額的にも最も損しないと思っていた馬です。それにしても世代で1番安価(募集総額1400万円)の2頭が勝ち上がり、それよりも高額の馬が未勝利で喘いでいます。本当に馬選びは難しいと痛感します。


 グリューヴァインは今回の内容から、もう1つは勝てそうな気がしますし次こそは愛馬の勝利に立ち会いたいですね。とにかく嬉しいもありますが、安心しました。故障なく引退期限の6歳3月まで走りきって欲しいですね。

 頑張れグリューヴァイン!!

最後までご愛読ありがとうございました

2015年1月5日立ち上げ 7日、8日、14日、19日、22日、24日、26日加筆
グリューヴァインの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年12月20日 第2戦 2歳未勝利 阪神ダ1400m 牝馬限定 (7着/2番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2014年 8月 9日 デビュー戦 2歳新馬 札幌芝1800m (6着/2番人気) 松嶋屋様撮影 現地写真掲載

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