グリューヴァイン(マルティンスタークの12) デビュー戦


キャロットクラブ出資愛馬第22号は、注目していて購入せずに大きく後悔したマルティンスタークの初仔。その母マルティンスタークは募集総額1400万円と安価ながら4勝を挙げ獲得本賞金も6846万円と素晴らしい活躍だった。安価で2、3勝を出来る馬を探し続ける私にとって、関西馬でこの手の活躍馬を取りこぼしたことは痛恨。

その母の産駒ということで7月の募集リストの時点から注目していた本馬。母の募集金額同様の募集総額1400万円と安価。4勝馬の母の子にしては随分とお得感。

そして父は繁殖の質の割に素晴らしい活躍馬を輩出するゴールドアリュールで期待大。

最優先枠で購入。

父の産駒の傾向と繋ぎの高さからダート馬っぽいが、私は最初からそのつもりで購入。いつもは芝の中距離を走れる馬を探しているが、本馬に関してはダートで2、3勝を挙げてくれればと思っている。


マルティンスタークの12を徹底分析。

また、購入に至った経緯を掲載。

競走馬名がグリューヴァイン(Gluhwein(独語) 聖マルティン祭で振舞われるワイン。ファンの心を温める走りを願って。)になりました。


牧場での近況報告ではあまり素質を感じることはできず(>_<)。

7月6日に札幌競馬場へ移動しました。

7月10日にJRA競走馬登録されました。

7月11日にゲート試験に合格しました。


8月9日 札幌5R 2歳新馬 芝1800m 混合に出走!!

フルゲート14頭のところに想定数は15頭。結局13頭で確定。

鞍上は早期から吉田隼人騎手を確保。札幌で吉田隼人騎手なら期待大。そして、何度も調教に跨がっていただいて準備は万端。

ゴールドアリュール産駒でダートデビューかとも思ったが、母の活躍した芝の中距離でデビュー。

しかし、このレースには後出しジャンケンで愛馬アモーレエテルノも出走。5年連続新馬戦勝ちを狙う我が軍団にとって、新馬戦で愛馬が重なるのは嬉しいことではない。


6着/2番人気。

追い切りの動きは水準以上で、超良血1番人気馬の次の2番人気に支持され期待しちゃうも速いはずのゲートで出遅れて万事休す。しかし、それがなかったとしても、3着争いまで。

安価で2、3勝はできそうな気がするが、取り立てて大物感は感じられなかった。しかし、ある程度やれそうな手応えは感じた。もちろん、募集金額的にもそれで十分なのだが・・・。

馬体重は448キロと募集時とさほど変わらず成長度と言う点で疑問を残す。ゴールドアリュール産駒ということでこれからとは思うが、如何せんここまでもう少し成長して欲しかったところ。もう成長が止まっているのなら2歳戦で暴れるしかない。


レース回顧と時計の分析、レース後の吉田隼人騎手と牧田和弥調教師のコメントを掲載。

松嶋屋様撮影現地写真多数掲載。

(2014年8月11日完結、15日写真追加)

2014年3月12日立ち上げ

●マルティンスタークの12を購入

 2011年産は牡馬のジェットブラック(1口9万円と私にしては高額馬)を購入したために他は2頭(バウンスシャッセ、ラフェドフルール)と計3頭の購入だった私ですが、2012年産は安価で2、3勝してくれそうな私好みの募集馬が多く、比較的安価な馬ばかり4頭(本馬、ヒカルアモーレの12、ササファイヤーの12、ハルーワソングの12)応募しました。

 この中で、ハルーワソングの12とこのマルティンスタークの12は一般枠なら抽選対象。最優先枠なら当選確定ということで、どちらにしようと考えましたが、どちらかと言えば、私はこのマルティンスタークの12の方が欲しく、こちらを最優先枠にして確実な獲得を目指しました。当時の概算で一般枠での応募なら47.7パーセントの当選確率の抽選になったと思われます。それに対しハルーワソングの12は一般枠では42.0パーセントの当選確率とこちらの方が低かったのですが、より欲しかったマルティンスタークの12の獲得を重視しました。

 結局ハルーワソングの12を除く3頭は締め切り間際の応募情勢からおそらく購入確実と思われました。その通り、一次募集終了日の抽選対象馬の発表の時点で3頭の出資が確定し、無事欲しかったマルティンスタークの12を購入することができました。母馬優先権のある本馬ですから、母馬の権利のない私にとっては取得は難しいかと思われましたが、ダート色の濃い父ゴールドアリュールが嫌われたのか、血統的なものなのか、非抽選で購入することができました。

 後日、抽選対象だったハルーワソングの12も一般枠で約42パーセントの当選確率(推定)と低かったものの、見事に当選。応募馬4頭共を無事購入することができて、これにて今年の私の1歳馬購入は終了しました。

 以下は、2013年応募馬とその理由です(当サイト「キャロットクラブ2013年募集馬を分析する」より)。

71 マルティンスタークの12 絶対に欲しいので一般枠で無理なら最優先権行使も

 父はゴールドアリュール。アーニングIDXは1.61。牝馬の質を考えるとこれはかなり高い数字と言える。ダート戦に滅法強く、時々超大物(我が愛馬エスポワールシチー、スマートファルコン、クリソライト)を輩出する。私は一時ダート馬ばかりの現状とエスポワールシチーでダート戦線は極めたという自負から、ダート馬を敬遠し、芝の中距離を走れる馬ばかりの購入に走ったが、フロアクラフト、グランデアモーレ、マデイラ、バウンスシャッセ、デスティニーシチーと芝の中距離を走れる馬が充実してきたことから、今回はダートで強い馬に注目している。

 母マルティンスタークは私の購入候補も結局買わずに随分悔しい思いをした4勝馬(1口35000円)。2戦目の芝1600mで勝ち上がり、クラシックには縁がなかったが、3歳9月に芝1800mで2勝目。続く1000万特別を連勝。1600万クラスでも勝ち馬からコンマ1秒差など上位の成績だった。その後、降級してから1000万を勝ち4勝目。計29戦とコンスタントに走り繁殖入りをした。

 その指をくわえて見ていた母の産駒が登場。母の血統や募集金額から今回は1口35000円に抑えられ、これは激安感満載。

 しかも父は私が非常に種牡馬としての能力が高いと思うゴールドアリュール。エスポワールシチーも母は3勝馬だったが能力を開花させた。繁殖の質の割に素晴らしい成績を出している種牡馬。その父にこの母ならかなり走る子が出ると思われる。

 馬体は正直イマイチ。カタログ隣のマンハッタンの方がはるかに良く見える。繋ぎが高くダート馬っぽいしクビ差しの角度が高く距離もマイルくらいまでか?ただ、筋量は豊富だし背中のラインはエスポ同様走る馬の雰囲気。3月生まれで馬体重は443キロと少し小ぶりだが悪くはない。

 厩舎の牧田和弥厩舎も心配だが、預託馬数の割に勝ち星が多く、意外とやれる方かも知れない。勝負騎手は浜中俊騎手でこれも有り難い。

 母馬優先権がモノを言う馬なので、権利のない私が取れるか微妙だが、最優先権を行使してでも欲しい1頭。

・・・ということで結論。


最優先枠 71 マルティンスタークの12 最優先枠ならほぼ購入確定なので 一般枠なら47.7パーセントと低いことも考慮

一般枠  67 ハルーワソングの12 1次で満口確定なので 一般枠なら42.0パーセントと確率は低いが 後は縁があるかないかだけ 
        18 ヒカルアモーレの12     おそらく早い段階で満口に。初志貫徹。関東でも良いのは良い
          69 ササファイヤーの12    1.5次で売り切れそうなので、私はここで押さえておかないと(最優先権はおそらく成功するので)



次点で見送り 85 トップライナーUの12    ハルーワソングの12が取れたら予算オーバーになるので

 という4頭でチャレンジです。それにしても未知の厩舎が多いですね(苦笑)。ハルーワソングの12以外はほぼ確定だと思っております。全部牝馬です(笑)。だって牡馬は高いんだもの。そして、私自身、キャロでは牝馬の方が相性いいですし、いずれの母馬権乱用を目論んでおりますので(笑)。そして皆さんは私が母馬権を乱用してしまうので残り200口となり最優先権で勝負するしかなくなるわけです(嗚呼、恐ろしや〜)。その頃には母馬権が金銭でトレードされる時代となり・・・(以下、妄想は続く)。

 結局、マルティンスタークの12は一次募集で満口。やはり多くの方が走る雰囲気や割得感を覚えられたのでしょう。そういう方が多い馬というのはやはり走る可能性が高いと思いますし嬉しいですね。

 そんなこんなでマルティンスタークの12を購入!!ご一緒の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。

●マルティンスタークの12のほっさん評価

 では、マルティンスタークの12の詳しい分析です。

 父   ゴールドアリュール アーニングIDX 1.61 評価 A−
 母   マルティンスターク 4勝             評価 B+
 母父 シンボリクリスエス                 評価 E
 兄弟  初仔                        評価 B−
 生産牧場 ノーザンファーム               評価 S
 調教師 牧田和弥                    評価 E

 馬体                            評価 B+
 募集総額 1400万円 牝馬
 
 総合評価 1.80 評価 D


 父はゴールドアリュール。アーニングIDXは1.61。牝馬の質を考えるとこれはかなり高い数字と言える。種牡馬ランキングも2009年が13位、2010年は12位、2011年は13位、2012年はついに10位とトップテンの仲間入りをした。母マルティンスタークにつけられた2011年度の種付料は300万円。ダート戦に滅法強く、時々超大物(我が愛馬エスポワールシチー、スマートファルコン、クリソライト、コパノリッキー)を輩出する。私は一時ダート馬ばかりの現状とエスポワールシチーでダート戦線は極めたという自負から、ダート馬を敬遠し、芝の中距離を走れる馬ばかりの購入に走ったが、フロアクラフト、グランデアモーレ、マデイラ、バウンスシャッセ、デスティニーシチーと芝の中距離を走れる馬が充実してきたことから、今回はダートで強い馬にも注目している。

 ゴールドアリュール (Gold Allure) は日本の競走馬。現在は種牡馬。馬名の由来は「黄金の魅力」。また厩舎の先輩であるステイゴールドにあやかって名付けられた。おもな勝鞍はフェブラリーステークス、東京大賞典、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ。2002年(平成14年)のJRA賞最優秀ダートホースおよびNARグランプリ特別表彰馬。

 デビューは2001年(平成13年)11月11日、京都競馬場の新馬戦で2着。2週間後の新馬戦で初勝利を挙げるもののその後は勝ちきれず、6戦1勝という成績であったため、7戦目よりダート路線に転向する。以後9戦目の東京優駿(日本ダービー)以外はダート競走に出走した。東京優駿(日本ダービー)では13番人気ながら、直線で先頭に並び掛ける等、最後まで見せ場を作り、タニノギムレットの5着となった。なお、ダービー以降、芝のレースに出走しなかったが、芝のレースでは一度も掲示板を外したことがない。

 ダート転向後は武豊を主戦騎手としてフェブラリーステークスを始めGT競走を4勝(この馬でのジャパンダートダービー勝利が武豊の大井競馬場初重賞制覇であった)。その勢いに乗ってUAE・ドバイのナド・アルシバ競馬場で行われるドバイワールドカップへの参戦が決定するもイラク戦争勃発により渡航が不可能となり出走を断念せざるを得なくなる。返す刀で出走したアンタレスステークスを59kgの斤量を背負いながらも8馬身差で優勝、その2ヶ月後交流GT帝王賞に出走するが、1.1倍の1番人気にも関わらず勝ったネームヴァリューから3秒3も離された11着に大敗した。武豊は最終追い切りで乗ったところ違和感を覚えていたと自身のホームページで語っている。その後の検査で喘鳴症を発症している事が判明。完治には手術と長期の休養を要するとの事から引退が決定した。

 アンタレスステークス出走時、実績的に抜けた存在だったゴールドアリュールであったが59kgの斤量が嫌われてか各スポーツ紙上では軽視する記者が多かった。これに対しレース後鞍上の武豊は「馬に対して失礼」「競馬関係者ならダートチャンピオンホースの走りに『尊敬』の心を持ち合わせて欲しい」と、自身のホームページ上で語っている。

 なおサンデーサイレンス産駒唯一のダートGT優勝馬である。


 2004年から北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、2005年にファーストクロップとなる産駒が誕生した。

 2007年7月12日に旭川競馬場でコバルトブルーが勝利した。この勝利が地方、中央通じての産駒初勝利となった。その後同年12月13日に2008年の種付け料が180万円アップの300万円に設定されたことが発表された。2009年にはエスポワールシチーがかしわ記念を制し、産駒が統一GT初勝利を果たした。同馬はその後ジャパンカップダートも制し、本馬の産駒による中央GT初勝利も達成している。また、JBCクラシック連覇などダート交流GTを6勝し、重賞19勝したスマートファルコンと飛び切りの代表産駒を2頭輩出している。

 産駒は主にダートで実績を挙げているが、中にはダービー卿チャレンジトロフィーに勝利し、皐月賞でも2着に入るなど、芝で好走したタケミカヅチのような産駒も出ている。

 私はこの馬には、愛馬エスポワールシチー同様ダートでの活躍を期待している。もちろん芝も走れれば有り難いが、ダートで2、3勝してくれれば金額的にも投資は十分成功と思っている。母の成績からも父の仔出しの良さからも2、3勝は簡単ではないか。

 エスポワールシチーの時はゴールドアリュール産駒が走るかどうかはまだ産駒が走っておらずギャンブルだったが、GT9勝で獲得賞金10億円と募集価格1口24000円の馬で100万円を超える配当をいただいた。本馬はそこまで活躍するとは到底思えないが、相性の良い種牡馬だし、もう1度、この父の産駒を持ちたいと思っていた。そんな時に注目していたマルティンスタークとの配合。私としてはこれは買うしかない。レースが非常に楽しみ。



 母のマルティンスターク(2005年生まれ・父シンボリクリスエス)は、私の購入候補も結局買わずに随分悔しい思いをした4勝馬(1口35000円)。獲得本賞金は実に6846万円に上る。2戦目の芝1600mで勝ち上がり、クラシックには縁がなかったが、3歳9月に芝1800mで2勝目。続く1000万特別を連勝。1600万クラスでも勝ち馬からコンマ1秒差など上位の成績だった。その後、降級してから1000万を勝ち4勝目。計29戦とコンスタントに走り繁殖入りをした。
 その指をくわえて見ていた母の産駒が登場。母の血統や募集金額から今回は1口35000円に抑えられ、これは激安感満載。本馬は初仔で母の7歳の時の産駒。



 母父のシンボリクリスエスは2002年、2003年の2年連続の年度代表馬。有馬記念GT、天皇賞秋GT連覇。種牡馬として2009年ランキング3位、2010年同4位、2011年同3位、2012年同4位など、常に日本のトップクラスの成績を収めている。代表産駒はエピファネイア(菊花賞GT)、サクセスブロッケン(フェブラリーS GT)など、芝でもダートでもGT馬を輩出している。
 BMS(母父)としてはまだこれからの馬で、現在のところサンプル数が少なすぎて評価はできない。しかし、これから年々BMSとしてのランキングは上昇していくだろう。



 兄第は初仔なのでいません。初仔は小柄に出るなど心配もあるが、基本的に母の若い時の産駒でポテンシャルが高く、良い仔がでる確率が高いと私は考えます。実際、GT5勝の愛馬エスポワールシチーも母の6歳の時の初仔でした。
 母が仔出しが良いとは限りませんしわかりませんが、私は産駒実績のある高齢の母の仔よりも実績はなくても若い母の仔が欲しいですし、今回も当然大きな期待をしております。



 生産牧場のノーザンファームは、1994年1月、社台ファーム分割により「社台ファーム早来」が「ノーザンファーム」となり誕生した。
 トップレベルの牧場として「世界に通用する強い馬づくり」を実践。社台グループの中核として、数多くの名馬を生産・育成しています。JRA生産者収得賞金は、2004年から2008年及び2011年から2013年が1位。2009年〜2010年は2位(1位は社台ファーム)とまさに日本の頂点を極める牧場と言っても過言ではない。
 屋内外2つの坂路コース、1周800mの周回コースなど充実した設備を誇るノーザンファーム早来。育成・調教の専門牧場として直線1200mの坂路コースを備えるノーザンファーム空港牧場。さらにはノーザンファームイヤリング等、施設は広大かつ最新、日々弛まぬ進化を続けている。
 活躍馬をあげると切りがないが、ディープインパクト(牡馬3冠他)、キングカメハメハ(日本ダービー他)、ヴァーミリアン(ジャパンカップダート他)、カネヒキリ(ジャパンカップダート他)、シーザリオ(オークス他)、ジャングルポケット(日本ダービー他)、トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯他)、ブエナビスタ(ジャパンカップ他)、ラインクラフト(桜花賞他)など。
 日本屈指の生産牧場で、育成施設、優秀な人材とどれをとっても日本のトップです。その実力は疑う余地はありません。私もこれが魅力でキャロットクラブに入ったようなものですから。



 預託厩舎は牧田和弥厩舎です。牧田和弥(まきた かずや)は1972年3月4日生まれの41歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属する元騎手で5年目の調教師である。

 1990年、JRA競馬学校を第6期生として卒業して騎手免許を取得し、中村好夫厩舎からデビュー。同期には江田照男、浜野谷憲尚らがいる。平地競走初騎乗は1990年3月3日、阪神競馬第2競走のヤマノタイカイで、8頭立ての3着。平地初勝利は1990年3月18日の阪神競馬第1競走のヤマノタイカイで挙げた。デビュー8戦目でのことだった。

 障害競走初騎乗は1995年1月8日、京都競馬第5競走のスーパークレネットだったが、競走中止。障害初勝利は1995年2月11日の京都競馬第5競走のダイカツストームで挙げた。

 1991年3月17日、中京記念でミヤジペガサスに騎乗し平地重賞初騎乗(11着)。1995年9月3日、新潟3歳ステークスでタヤスダビンチに騎乗し平地重賞初制覇。1995年9月16日、京都障害ステークス(秋)でロングシリウスに騎乗し障害重賞初騎乗(競走中止)。199年9月25日、阪神ジャンプステークスでヒサコーボンバーに騎乗し障害重賞初制覇。

 2005年3月20日をもって騎手免許を返上し引退。加藤敬二厩舎の調教助手に転身した。

 2010年2月に調教師免許試験に合格。3月1日より技術調教師として活動。2011年3月1日付けにて調教師として新規開業(栗東:当時馬房数は12。現在は20)。


 2014年3月12日現在、JRA通算40勝、勝率5.4パーセント、連対率11.7パーセント。重賞未勝利。

 昨年(2013年)は15勝、勝率6.6パーセント、連対率14.4パーセントと開業以来最高の成績。しかし、今年(2014年)は現在0勝、勝率0.0パーセント、連対率8.3パーセントと初日が出ていない。

 騎乗依頼は勝負騎手は岩田康誠、幸英明、浜中俊、松山弘平、各騎手などリーディング上位の騎手を乗せてくれる。


 まだまだ調教師のしての経験が浅く、不安な面は多いが、比較的いい騎手を乗せてくれる印象と年間15勝程度のまずまずの勝ち数などから、マルティンスタークの12も2、3勝くらいはしてくれるのではないかと期待している。



 馬体は、正直イマイチ。カタログ隣のマンハッタンの方がはるかに良く見える。繋ぎが高くダート馬っぽいし愛馬ラフェドフルール同様強く追い切れない可能性が有り心配。クビ差しの角度が高く距離もマイルくらいまでか?ただ、筋量は豊富だし背中のラインはエスポ同様走る馬の雰囲気。3月生まれで馬体重は443キロと少し小ぶりだが悪くはない。



 総合評価1.80と低い方ですが、重要なファクターである母父がこれからの馬で実績がないという理由で最低評価の「E」。これは産駒が走っていないという評価の「E」ではないので安易なことは言えないが心配ないと思われる。
 また、同様に重視している調教師が「E」評価だが、これもまだ開業して日が浅く、実績がないので「E」評価であり、今後の活躍が期待される。これまでの実績からも全く駄目という印象はなく、ジリジリと少しずつだが成績を上げてきそうな雰囲気はある。
 総じて、総合評価以上と考えて良いのではないか。

 とにかく、4勝も挙げた母の能力に大きく期待しています。産駒に母の能力が伝われば、2、3勝はできるはず。ただし、キャロットクラブは1億円を超える馬が確実に走っているように値付けは信頼できるものであり、本馬に対してはやたらと割得感があるので何か重大な欠陥でも隠されているかも知れない。


 期待してるゾ、マルティンスタークの12!!

●競走馬名がグリューヴァインになりました

 2014年2月22日に発表されましたマルティンスタークの12の競走馬名はグリューヴァイン(Gluhwein(独語) 聖マルティン祭で振舞われるワイン。ファンの心を温める走りを願って。になりました。

 本年度の4頭の愛馬の中では一番覚えにくい名前となりました(^_^;)。しかし、強そうな名前ですね。出馬表にこの名前が登場するのを楽しみにしています。

これ以降は2014年6月4日に作成

●ここまでの近況をまとめると

2013月10月31日

 イヤリング在厩中から見栄えのする本馬は、育成に移行してもハードなトレーニングに耐えうるまでに成長した自信作としてNF空港へ送り出せた1頭です。

2013月11月29日

 母マルティンスタークのいた厩舎で調教を積んでいますが、その母よりも大きくて骨格もしっかりしています。落ち着きがあり、非常に乗りやすい

2014月5月15日 馬体重473キロ

 着実に成長を遂げていることで心身ともに競走馬らしくなってきており、現状の調教ペースを難なくクリアしてくれている点は頼もしい限りです。
 全体的に能力を感じさせるコメントはほとんどないですね。やはりフロアクラフトやバウンスシャッセなど走る馬はこの辺りまででそれなりのコメントが出ていましたから、能力的には心配ですね。逆にマイナスコメントも少ないのは有り難いですが・・・。

 馬体重は5月15日の時点で473キロともう少し増えて欲しいものの、私が思う最低限はクリアしてくれましたし安心しています。

これ以降は2014年7月5日に作成

●7月6日に札幌競馬場へ入場予定

 6月30日に定期更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告は次の通りです。
この中間も順調に調整を積んでいます。現在は1000m屋内周回ダートコースでキャンターを2周半の調整を中心に、週2回900m屋内坂路コースをハロン15〜17秒のキャンターで2本登坂しており、週1日はハロン14秒を消化しています。ハロン14秒ペースを織り交ぜながら乗り込んできたことで更に馬体は良化してきており、体調に不安はありません。今のところ、7月6日に札幌競馬場への入厩を予定していますので、この先が楽しみな限りです。夏の競馬の可能性も出てきそうですので気を抜かずしっかり調整していければと思います。
 ということで、7月6日に札幌競馬場へ入場予定と発表になりました。なかなかの早い移動で嬉しいですね。

 この時点では、すでにデビューしている愛馬サンフレイムに次ぐ4頭の2歳愛馬の内の2番目の移動と思っていましたが、この発表後、7月2日にはベルディーヴァが函館競馬場に入場。7月5日にはアモーレエテルノが函館競馬場に入場しました。そんなこんなでこのグリューヴァインが一番最後の移動ということになっちゃいました。しかし、それでも7月6日に移動ということは相当早い方ですし、今年は非常に優秀ですね。あとは結果が伴えばいうことないですが。

これ以降は2014年7月6日に作成

●予定通り7月6日に札幌競馬場へ入場しました

 7月6日に臨時更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告は次の通りです。
ここまで順調に調整が進んでいることから6日に札幌競馬場・牧田和弥厩舎へ入厩しました。移動までは週2日900m屋内坂路コースをハロン15〜17秒のキャンターで2本登坂しており、週1日はハロン14秒を行っていました。また残りの日は軽めの調整メニューをこなしていました。「札幌競馬場の検疫を予定通り、確保できましたので本日の入厩となりました。目標に合わせて調整を進めることができましたし、体調面は良好です。ゲート試験のクリアを目指して、まずはじっくり進めてもらえればと思います」(空港担当者)
 ということで、予定通り7月6日に札幌競馬場に入場しました。結局我が2歳愛馬4頭の中ではこのグリューヴァインが一番移動が遅かったですね。しかし遅いと言っても7月6日ですからねぇ。かなり早い方ですよね。このまま全馬夏デビューして欲しいですね。あとは結果が伴えば言うことないんですが・・・。

これ以降は2014年7月14日に作成

●7月11日にゲート試験に合格しました

 2歳愛馬4頭の内、ゲート試験に合格していなかったのはアモーレエテルノとこのグリューヴァインのみで、アモーレエテルノは7月11日当日に臨時の近況更新で7月11日にゲート試験に合格したという報告がありましたので、その時、残るはグリューヴァインだけだと書きました。

 ところが、7月13日に臨時更新されたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告は次の通りです。

11日にゲート試験を受け無事に合格しました。「札幌競馬場へ移動してから環境に馴れるのに時間はかかりませんでしたし、ゲート練習の気配からもスムーズに試験をパスしてくれそうでしたので、早速金曜日に試験を受け見事合格してくれました。今後の状態を見ながらにはなりますが、できればこのまま乗り込みデビューに向かっていきたいですね」(牧田師)

 ということで、ななんとアモーレエテルノと同じ7月11日にはグリューヴァインもゲート試験に合格していたということです。牧田和弥先生、情報の発信が遅いですねぇ。こういう情報は即日知りたいモノです。

 それにしても我が2歳愛馬4頭共、7月11日の時点でゲート試験に合格して素晴らしく順調です。しかも全馬ゲート試験に一発合格です。やはりゲートを苦にしないということは大切ですし競走においても非常に有利ですから嬉しいですね。

 どのような時計で合格したのかは16日の水曜日にならないとわからないと思いますが、ついに競走馬登録もされましたし(以下に報告)、これからはそういった追い切り情報もすぐに入って来ますから楽しみですね。

●7月10日にJRA競走馬登録されました

 7月14日にJRA−HPで発表された2014年7月10日競走馬登録分114頭の中にグリューヴァインの名前があり、JRA競走馬登録が完了しました。

 これで無事競走馬登録されましたから、詳細な追い切り情報や入厩放牧情報を知ることが出来ますし楽しみですね。

 おそらく近況からはそのままデビューに向かって乗り込んで貰えるようですし、近々のデビュー戦が楽しみですね。ゴールドアリュール産駒ですが、芝デビューでしょうか、最初からダートでしょうか、その辺りも楽しみです。

これ以降は2014年8月6日に作成

●追い切り情報(8月6日更新)

7月11日 札幌ダート 稍重馬場 ゲートなり
ゲート
助手
11.8
14.0


7月16日 札幌ダート 良馬場 強めに追う

助手
5F 70.8
4F 55.2
3F 40.8
1F 12.9[7]


7月20日 札幌ダート 良馬場 馬なり余力

助手
5F 74.1
4F 58.8
3F 44.2
1F 14.5[6]


7月23日 札幌ダート 重馬場 一杯に追う

助手
5F 69.0
4F 54.0
3F 39.7
1F 13.0[7]
ビットアリエス(3歳未勝利)馬なりの外を0.6秒先行3F付0.8秒遅れ


7月27日 札幌ダート 重馬場 馬なり余力

助手
4F 58.4
3F 43.6
1F 14.5[7]


7月30日 札幌芝 良馬場 馬なり余力

吉田隼人
5F 65.2
4F 49.9
3F 36.0
1F 11.7[5]
モズノキセキ(2歳新馬)強めの内0.1秒先着


8月6日 札幌芝 重馬場 強めに追う

吉田隼人
5F 65.1
4F 50.0
3F 35.2
1F 11.6[6]
ラグジードライブ(古馬500万下)稍一杯の内同入
 7月11日、ゲート試験に合格したときの時計です。11秒台が出ていますし、なかなかゲートは速そうですね。ただ締まった時計の出やすい馬場ですが・・・。特にダートではこれが大きな武器になりますし嬉しいですね。

 7月16日、デビューに向けて乗り込みを開始しました。私は実質1本目の追い切りですしこんなものだと思いますが、デイリー馬三郎的には”伸び一息”とイマイチに映ったようです。
 以下は同日(7月16日)に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「先週のゲート試験合格後も特に反動は出ず、順調に調整できています。入厩してすぐにゲートをパスしてくれたので、ここからは焦らず時間をかけて仕上げていこうと考え、目標を札幌3週目の芝1800m戦に置いて、ジョッキーは吉田隼人騎手を確保しました。今朝はダートコースで併せて馬なり程度の追い切りを行いましたが、手元の時計で6ハロン87秒台、ラストは12秒7といいペースで滑り出すことができました。ここから少しずつピッチを上げていきたいですね」(牧田師)8月9日の札幌競馬(2歳新馬・芝1800m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
 ということで、牧田和弥先生としてもこの追い切りは悪い手応えではないようですね。そしてデビュー戦の予定が具体的に出ました。8月9日 札幌5R 2歳新馬 芝1800m 混合に吉田隼人騎手で予定と言うことです。札幌で吉田隼人騎手と言えばかなり頼れる存在で、良い騎手を確保してくださいました。元々牧田和弥先生は良い騎手に依頼してくださるので安心なのですが、今回も早い段階で良い騎手を押さえてくださいました。
 ゴールドアリュール産駒ですので、ダートでのデビューもあるかと思っていましたが、4勝した母の主戦場だった芝の中距離でデビューということで嬉しいですね。あとは調教でも素晴らしい動きを披露して欲しいですね。

 7月20日、15−15程度で追い切られました。デビューに向けて順調に追い切りを消化されています。水曜日の追い切りが楽しみですね。

 7月23日、3歳未勝利馬と併せられ、最後は0.8秒も離されてしまいました。この脚の上がり方はがっかりですね。うーーん、4勝馬の母の能力が上手く引き継がれていないのか。初子ですし、母マルティンスタークの繁殖としての能力は未知数なので賭けですが、この追い切りはいただけません。競馬ブックでも”終いの伸び欠く”ということで、そのままですが低い評価となっています。
 以下は7月24日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「水曜日の追い切りは馬場が悪かったこともあって動き切れませんでしたが、いい負荷をかけられていますし、目標としているレースまではまだ2週ほどありますので、これで来週はもっと良くなってくると思います。速いところをやってもカイバ喰いが落ちませんし、体調面の不安もなく来ているのはいいですね」(牧田師)8月9日の札幌競馬(2歳新馬・芝1800m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
 確かに負荷をかけられていると言う面では良いですが、動きという意味では酷いものですね。この日愛馬アモーレエテルノも8月9日の同じ新馬戦でデビュー予定と発表がありました。4頭しかいない愛馬の内、2頭が同じ新馬戦でデビューというのは勿体ないですね。ましてや我が軍団は5年連続の新馬勝ちを狙っているわけですし。

 7月27日、この日の追い切りも終いの時計を要しており不安ですねぇ。脚抜きの良い馬場で、愛馬プリュムはこの日終い12.2秒で上がっています。うーーーん、ですね。現状ではダートでは力不足でしょうし、芝を走る方が良さそうですね。それでもこの詰めの甘さですと・・・。

 7月30日、力の要るダートではイマイチなので軽い芝で追い切られました。体重の軽いジョッキー騎乗とは言え、芝なら見られる動きですね。少し安心しました。
 競馬ブックでは”徐々に良化見せる”、デイリー馬三郎では”態勢整うB”とそれぞれ専門誌でも評価が上がった感じです。
 以下は7月31日に更新されましたクラブ公式HPグリューヴァインの近況報告です。
「水曜日はジョッキーを乗せて芝コースに入れ、併せて追い切りました。相手があまり動かなかったのでビッシリとはやっていませんが、終いの反応も良かったですよ。ジョッキーも『軽い動きをしますね』と好感触でした。思った以上に時計も出ていましたし、ここまでは順調ですね。予定どおり、来週の芝1800mでデビューさせていただきますが、いい仕上がりで臨むことができそうです」(牧田師)8月9日の札幌競馬(2歳新馬・芝1800m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
 時計の出る芝とはいえ確かに良い動きでしたからね。吉田隼人騎手も好感触ということでなんだか期待しちゃいますね。

 8月6日、先週同様芝で追い切られました。またまたジョッキー騎乗とは言え最後までしっかりと伸びて良い雰囲気です。競馬ブックでは”シャープな脚捌き”と高評価。デイリー馬三郎でも”追毎良化B”と高い評価をいただいております。特に本日は重馬場でしたから、重でも走れるし期待出来そうですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。勝ち負けに絡める状態だと思います。

●気になる出馬想定表(8月9日 札幌5R)

出馬想定表 8月9日 札幌5R 2歳新馬 芝1800m 混合 フルゲート14頭 想定数15頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイガットリズム
アモーレエテルノ 菱田裕二
キタサンアカツキ 丸田恭介
クリノイーソー
グリューヴァイン 吉田隼人 B+
サンインディアナ 松岡正海
シゲルヤブサメ
シンキングロージス 三浦皇成
テイエムキュアオウ 荻野琢真
デヴァスタシオン 藤岡康太
ドリームチェイサー 池添謙一
トーセンラブリー 菱田裕二
パイロキネシスト 勝浦正樹
フローレスダンサー 四位洋文
ミュゼダルタニアン 柴山雄一

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート14頭のところに現在15頭出馬想定されています。1頭は除外になる計算ですが、信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”ですので、出走できるのでしょう。

これ以降は2014年8月7日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 8月9日 札幌5R 2歳新馬 芝1800m 混合 出走数13頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイガットリズム 津村明秀
アモーレエテルノ 長岡禎仁 B−
キタサンアカツキ 丸田恭介
グリューヴァイン 吉田隼人 B+
サンインディアナ 松岡正海
シンキングロージス 三浦皇成
テイエムキュアオウ 荻野琢真
デヴァスタシオン 藤岡康太
ドリームチェイサー 池添謙一
トーセンラブリー 菱田裕二
パイロキネシスト 勝浦正樹
フローレスダンサー 四位洋文
ミュゼダルタニアン 柴山雄一
 結局想定から2頭消えて13頭で確定しました。驚いたのはアモーレエテルノの鞍上が長岡禎仁騎手で確定したことです。菱田裕二騎手を指名し、調教から携わって貰っていました。アモーレエテルノは反応の悪いギアの入りにくい難しい馬ですからそのことを十分承知している菱田裕二騎手ならなんとかと思っていましたが、長岡禎仁騎手だと経験も少ないですし、この難しい馬を動かせるのかどうか。

 これで断然グリューヴァインは頑張って貰わないといけなくなりました。

●札幌芝1800mコース解説

 スタート地点は正面スタンド前。ホームストレッチの半ば付近だが、最初のコーナーまでの距離は約180m。見た目以上に最初の直線が短く、いきなりレースの流れを左右する勝負どころになる
 各馬はなるべく早く1コーナーに飛び込みたいところだが、直線が短すぎて簡単にいい位置は取れない。2コーナーを過ぎて向正面に入ったところでようやく隊列が落ち着く感じだ。
 脚質的には逃げ・先行馬が有利。上のクラスになるほどテンの主導権争いはシビアになりペースは上がるが、それでも前が残るのがこのコースの特徴。穴を狙う場合は、人気薄の前残りを狙うのがセオリー逃げ馬の単勝回収率が極めて高い
 枠順は基本的には内がいいが、内で出脚が悪いとヘコまされて簡単に位置取りが悪くなるので諸刃の剣。中枠で先行できるタイプが最もリスクが少ない
 血統的には、ダンシングブレーヴなどのリファール系の種牡馬が好相性。

有利な枠順 中枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 脚質
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 藤田伸二、武豊、横山典弘、武幸四郎、四位洋文
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分52秒6 1分52秒8
2歳未勝利 1分51秒6 1分52秒5 1分53秒2
2歳オープン 1分51秒1 1分52秒3 1分54秒4
3歳未勝利 1分50秒7 1分51秒3 1分52秒1
古馬500万 1分49秒9 1分50秒2 1分51秒6
古馬1000万 1分49秒2
古馬1600万 1分48秒9 1分49秒9
古馬オープン 1分47秒6

●騎手は吉田隼人騎手 ほっさん評価 2013年「B−」→2014年「B+」

 グリューヴァインの鞍上はかなり早い段階からグリューヴァインとコンビを組むことになっており、調教にも携わっていただいた吉田隼人騎手です。ローカルで吉田隼人騎手と言えば断然主役級の騎手で良い騎手を確保してくださいました。グリューヴァインの調教にも何度も乗っていただき手の内に入れられているでしょうからレースが楽しみですね。


 過去、ほっさん愛馬には13度も騎乗していただいております。ハルシュタットを6馬身差で勝ち挙げてくれたり、11番人気のフェーラシュヴァルを4着に押し上げ、地方転厩へのきっかけを作ってくださいました。前回はマデイラに騎乗していただく予定が当日落馬負傷で急遽交替。非常に残念だったことを覚えています。そういう意味でも余計に今回楽しみです。

 上記評価を見ていただいてもわかる通り、確実に実績を挙げ私の評価でも「B+」まで来ました。期待の大きな騎手です。


 2014年8月7日現在、中央566勝、勝率7.7パーセント、連対率15.4パーセントとまずまずの成績。重賞はほとんど人気薄ばかりの7勝(7、11、7、3、11、8、3番人気)。GT勝ちはない(2007年の天皇賞秋アグネスアークと2009年の菊花賞フォゲッタブルの2着が最高)。騎乗馬の質の割に良く頑張っていると言える。2011年は実に80勝で勝率は10.2パーセントと10台の大台を超えた。今まさにブレイクしている騎手と言える。
 昨年(2013年)は55勝、勝率7.3パーセント、連対率15.6パーセントと勢いに陰りが見られる。しかし、本年度(2014年)はここまで35勝、勝率8.6パーセント、連対率19.2パーセントと巻き返している。



 吉田 隼人(よしだ はやと)は1983年12月20日生まれの30歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属の11年目の騎手である。デビュー当時は堀井雅広厩舎所属で、2007年4月からフリーになる。兄の吉田豊もJRA美浦所属の騎手である。8歳上の兄の活躍を見て騎手を目指すようになった。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。

 2004年に競馬学校第20期生として卒業し、騎手免許を取得(同期には藤岡佑介、津村明秀、川田将雅、水出大介、丹内祐次、高野和馬、上野翔らがいる)。美浦の堀井雅広厩舎所属でデビュー。初騎乗は同年3月6日中山競馬第1競走でトーセンルドルフに騎乗して4着(12頭立て)であった。4月24日の東京競馬第3競走でスターオブアディラに騎乗し初勝利を挙げる。デビュー年はわずか3勝の成績に終わる。

 2005年は23勝と勝ち星を量産。成長の跡を見せた。また朝日杯フューチュリティステークスに出走したアポロノサトリはそれまで吉田が騎乗し2戦2勝の好相性であったが、その時点での通算勝利数は26勝であり、GT騎乗可能となる通算勝利数(31勝)を満たせていなかったため、蛯名正義に乗り替わりとなる試練もあった(結果は8着)。

 2006年4月9日の中山競馬で中央競馬通算31勝目をあげ、晴れてGTへの騎乗が可能となった。さらに、4月22日の福島競馬第11競走福島牝馬ステークスをロフティーエイムで優勝し重賞初制覇。この勝利で史上初の兄弟の初重賞制覇が共に牝馬限定の重賞となった。兄・豊の重賞初制覇は、1996年に行われたメジロドーベルでの阪神3歳牝馬ステークスである。また同年は60勝を挙げ、年間勝ち数で兄・豊(57勝)を上回った。

 2007年4月にフリーに転身。この年は73勝を挙げる。

 2009年1月は落馬して頭部外傷、左肘部挫創というケガを負った影響があり、45勝に終わる。11月21日の福島記念でサニーサンデーで重賞制覇したが2着に兄・豊のトウショウシロッコが入り吉田兄弟で初の重賞ワン・ツー・フィニッシュを達成した。

 2011年、自己最多の年間80勝を挙げる。

 2013年7月13日、函館3Rのマーヴェリックスで優勝、JRA通算500勝を達成した。「兄(吉田豊・JRA騎手)の背中を見て騎手を目指し、自分の初勝利の日に兄は500勝を達成した。その500勝に達することができ、感慨深い気持ちです」と喜びを語った。


 「2009年の菊花賞では関西馬のフォゲッタブルに騎乗してハナ差の2着(勝ち馬スリーロールス)。大きなチャンスを逃したが、落ち着いた手綱捌きで成長をアピールした。センスは上々で、インにこだわったり、有力馬をマークしたり臨機応変に競馬ができる。馬をしっかりと御すことができるし、追いに関しても上々。騎乗技術は水準のモノがある。問題は騎乗センスだ。インに入る形だと、怖がっているのか腰を上げて手綱を引っ張ってヒドい格好になることが多い。勝負どころの捌きも甘く、減速して大外まで持ち出して競馬を終わらせてしまうことがある。また、気のいい馬に乗った時に抑え込まずスイスイと走らせる傾向があり、当然のこと直線で伸び脚が鈍る結果になる。1番人気での成績は2009年が連対率.486、2010年が連対率.585、2・3番人気で[13・7・13・37]の勝率.186、連対率.286、4・5番人気で[6・17・6・45]の勝率.081、連対率.311となっており、中穴級での連対率の良さが目立つ。コース別では小倉と新潟で成績が良い。ただし、裏開催での結果である。伊藤圭三厩舎で主戦をつとめているが、同厩舎は2011年に4勝と低迷。2011年は中川公成厩舎で[4・3・2・6]の連対率.467と好成績を残しており、今後も注目する必要があるだろう。鮫島一歩、矢作芳人、服部利之など、多くの栗東の厩舎で結果を出している点は見逃せない。芯がシッカリしていて強気な性格。コメントは無難なものが多いが、取捨に関してはハッキリと話す。トップクラスのジョッキーは年齢が若くなく、世代交代が起こる頃に飛躍する可能性がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期)

 ほっさん愛馬での成績 (13戦1勝)

 2007年 5月20日 マイセンシチー   3歳未勝利        新潟芝2400m 9着/6番人気
 2007年 6月 7日 マイセンシチー   3歳未勝利        東京芝2500m 8/6番人気
 2009年 3月22日 レイアシチー    3歳新馬          中山ダ1200m 3着/5番人気
 2009年 5月30日 レイアシチー    3歳未勝利         東京ダ1300m 4着/3番人気
 2009年 6月27日 レイアシチー    3歳未勝利         福島ダ1150m 4着/4番人気
 2009年 7月18日 レイアシチー    3歳未勝利         新潟ダ1200m 5着/4番人気
 2011年 6月19日 フェーラシュヴァル 3歳未勝利        函館ダ1700m 10着/7番人気
 2011年 9月17日 フェーラシュヴァル 3歳未勝利        札幌芝1200m 4着/11番人気
 2012年 4月28日 ハルシュタット    3歳未勝利        福島ダ1150m 1着1番人気
 2012年 6月10日 マデイラ       500万下         函館芝1200m  5着/6番人気
 2012年 6月23日 マデイラ       500万下         函館芝1200m  7着/2番人気
 2012年 7月 8日 マデイラ       500万下         函館芝1200m  10着/7番人気
 2013年 8月 3日 マデイラ       陸奥湾特別 500万下 函館芝2000m  8着/3番人気
 2013年12月15日 マデイラ       栄特別 500万下   中京芝2000m   落馬負傷の為に当日乗り替わり


2013年3月16日 中京12R クラリスピンクに騎乗する吉田隼人騎手(7着/8番人気)。

これ以降は2014年8月8日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「今週の本馬場で力強い動きを見せたフローレスダンサー。胴長の体形で、いかにも芝の中距離向きといった感じ。初戦から。馬っぷりの良さが目につくミュゼダルタニアン。パワー型で洋芝が合いそうなデヴァスタシオン、稽古で水準の動きを見せているドリームチェイサーあたりが続くが、混戦模様。」


短評は「波乱含み」



予想家の印
馬名 橋本篤 高柳利 井尻恵 CPU
グリューヴァイン
パイロキネシスト
シンキングロージス △△
ミュゼダルタニアン
デヴァスタシオン
テイエムキュアオウ
キタサンアカツキ △△
ドリームチェイサー △△
アモーレエテルノ
フローレスダンサー
トーセンラブリー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
フローレスダンサー 2.7
ドリームチェイサー 4.6
デヴァスタシオン 5.2
ミュゼダルタニアン 8.4
グリューヴァイン 9.5
シンキングロージス 9.6
キタサンアカツキ 10.8
サンインディアナ 23.2
パイロキネシスト 28.4
テイエムキュアオウ 32.0
アモーレエテルノ 37.9
アイガットリズム 39.3
トーセンラブリー 50倍以上


デイリー馬三郎

本紙の見解

「母ダンスインザムードに似た気性の激しさはあるが、攻めを消化するごとに徐々に素質が開花しつつあるフローレスダンサーに◎。馬体から受ける印象から将来性も十分だ。完成度が高そうな○ドリームチェイサーが相手の筆頭。〈城谷〉」

◎ フローレスダンサー
○ ドリームチェイサー
▲ デヴァスタシオン
× シンキングロージス
☆ グリューヴァイン
△ ミュゼダルタニアン
△ キタサンアカツキ

以下省略

アモーレエテルノは無印(T_T)


グリューヴァインは全13記者中 〇(対抗) 2記者、▲(3番手評価) 3記者、×(4番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 3記者、△(6番手以下評価) 2記者、無印 2記者

アモーレエテルノは全13記者中 無印 13記者(T_T)

●各陣営のコメント

グリューヴァイン

 「小柄で仕上がりは上々。スタートが速いし、前向きな気性からも初戦向き。」(小倉助手・デイリー馬三郎)

 「ビッシリとはやっていないが小柄で仕上がりはいい。前向きで初戦向きだし、走りも芝向き。ゲートが速く前で運べそう。」(小倉助手・競馬ブック)

アモーレエテルノ

 「のんびりした馬で距離は良さそうだが、初戦はどうか。使ってからでしょう。」(木村哲也調教師・デイリー馬三郎)

 「のんびりした気性で距離はこれくらいが合っていそう。ただ、初戦はどうかな。」(木村哲也調教師・競馬ブック)

これ以降は2014年8月11日に作成(写真は15日に追加)

●ほっさん予想

 8月9日朝 独り言のコーナーより


 新馬戦の優勝記録を更新したいなぁ〜。しかし、1頭超良血がいるしぃ〜。

 とはいえ、グランデアモーレが勝った時もアドマイヤドバイという良血(濃血?)を破ってのものでしたし、とにかく新馬戦は蓋を開けてみないとわかりませんからねぇ。

 グリューヴァインはゲートの速い馬で、有利な内枠を引きましたから、上手く先行できればチャンスと思っているんですけどね。アモーレエテルノもまず前につけられないと苦しいでしょうね。

●パドック

 グリューヴァインの馬体重は448キロ。私の理想よりも少し小さく、募集時の測尺が443キロですから、あまり成長を感じません。本当は470キロくらいは欲しかったですね。これから成長するかどうかです。すでに止まっている感がありますが・・・(苦)。

 ただ、2歳時は小柄な馬でも十分にやって行けますし、最悪これ以上目立った成長がないのなら2歳の間で最低1勝しないとダメですね。他馬が成長して本格化したら敵わなくなってしまう恐れがあります。もちろん、グリューヴァインが今よりも成長してくれれば、かなり強くなる可能性があると思います。

 パドックでは毛ヅヤが良く、踏み込みもしっかりとしていて仕上がっている感じでした。


 アモーレエテルノは486キロ。もっと大きくなるかと心配していましたが、ちょうど理想的な馬体重でした。しかし、パドックで暴れまくり、言われていた気性の敏感さを露呈。パドックだけで相当体力を消耗している感じでした。これでは能力を出し切ることはできません。牝馬のメンタル面で難しい馬はなかなか厳しいですね。これが姉グランデアモーレのように牝馬で抜群の実績のある松田博資先生辺りなら、上手くやってくれるのでしょうが、木村哲也先生は・・・大丈夫かなぁ〜。大丈夫ではないでしょうね(T_T)。

 ただ、アモーレエテルノは馬格があり馬体は良く見えました。気性が成長して無駄な体力消費がなくなれば先行力がありましたし、もう少しなんとかなると思います。



 当日は同じアモーレエテルノを所持されている松嶋屋様が現地で撮って来ていただいた写真をちょうだいしましたので掲載いたします。写真はすべて撮影順です。


カタログ以外では初めて見る愛馬グリューヴァイン。



グリューヴァインのアップ。



落ち着いていましたし良い雰囲気でした。



一方暴れるもう1頭の愛馬アモーレエテルノ。繊細でこういう雰囲気が嫌なんでしょうね。



まともに歩いている時のアモーレエテルノ。



なんだか難しそうな表情です。



そして1番人気のフローレスダンサー。



落ち着かないアモーレエテルノ。



発汗はありませんが、これでは体力を無駄に消耗してしまいます。



急遽コンビを組むことになった長岡禎仁騎手。



こちらはかなり前からこのコンビの予定だった吉田隼人騎手とグリューヴァイン。



頼もしそうな感じですが、出遅れます(>_<)。



しかし、馬は良い雰囲気ですし能力は感じました。



アモーレエテルノも馬体は悪くないんですけどねぇ。



突然アモーレエテルノを裏切り、大馬主トーセンの馬に乗ることになった菱田裕二騎手。



ゴール前。



レース後、引き上げてくるグリューヴァイン。こうして見ても良い馬体です。



2番人気に支持されるだけのことはあります。

●レース 

 スタートが速いと思っていたグリューヴァインはちょうど馬が上を向いた瞬間にゲートが開き(ビックリするような感じだったそうです)内枠なのに痛恨の出遅れ。競馬ブック的にも1馬身の出遅れという評価です。反してパドックの気配からはゲートで遅れそうだったアモーレエテルノは好スタートから二の脚がメチャ速く、一気に前に取りつきます。3キロ減の減量騎手騎乗ですし、あわやこのまま残るのかとここでは単勝投資額の少なさを多少後悔しました。

 アモーレエテルノが4番手の絶好位、グリューヴァインは9番手の馬群の内になります。アモーレエテルノは折り合いがつき、姉同様重心の低い良い走りで追走。グリューヴァインも道中はしっかりと折り合いラチ沿いの経済コースをロスなく追走し脚を溜めます、

 そのまま減量を生かして粘り込むかと思われたアモーレエテルノですが、3コーナーの勝負どころでペースが上がるとついて行けずにズルズル後退(T_T)。これは我が軍団に多く見られる現象です。結局10着でした。

 逆に2番人気に支持された期待のグリューヴァインは終始距離ロスなく回って来て、前も上手く開き、弾けるのかと思いましたが、新馬戦特有のスローペースで前が止まらず、一応最速の上がりで上がっているのですが、6着まで。まさかまさかの掲示板を外しました。

●時計の評価

 今回のグリューヴァインの走破時計は1分52秒8良馬場でした。アモーレエテルノの走破時計は1分53秒5同でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分52秒0、勝ち馬の時計が1分52秒2でしたから、ほぼ水準通りのレースですし、走破時計と着がリンクしていると思います。

 グリューヴァインは出遅れましたが、それがなかったとしても3着争いだったと思います。何せ距離ロスなく回って来てのものですから。アモーレエテルノはグリューヴァインよりも距離を走っていますし、3コーナーの手応えの割には最後まである程度しっかりと粘れたと思いますのでスタミナはあるのでしょう。今回は事前の調教も明らかに緩かったですし、大型馬ですから、叩いた上積みはあると思います。あとはパドック等でもう少し落ち着いて欲しいですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グリューヴァイン(6着)

 「ゲートをビックリするような感じで出て、流れに乗り切れませんでした。内枠を引けたので、もう少しいい位置を取りたかったんですけどね。ペースも新馬戦らしい、遅い流れになってしまったし、それを考えれば、あの位置からよく頑張ってくれています。能力はありますし、これで安定して走れるようになれば。」(吉田隼人騎手・競馬ブック)

 「今日はスタートが全てでしたね。一歩遅れてしまって道中の位置取りが悪くなってしまいました。さすがに前が残る展開でしたし、あそこまで詰めるのが精一杯でした。力があるだけにもう少しいい位置で運べていればと思うと悔しいです。レースを経験したことでどう変わってくるかですが、こんな馬ではないはずです。好結果を出せず申し訳ありませんでした」(吉田隼人騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「調教もいい動きを見せていましたし、好結果を期待して送り出しました。それだけにあのスタートは痛かったですね。前が残る展開でしたし、あの位置からでは届きません。それでも最後は差を詰めているので力はありますが、それを結果で証明することができず悔しいです。入厩してからここまでよく頑張ってくれましたし、今後はまず状態を見た上で決めていきたいと思います。今日は最良の結果とならず本当に申し訳ありませんでした」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

グリューヴァイン(6着)

 「仕上がる。舌を括る。出がひと息で中団。ロスなく追走し、直線も開いていた最内からジワジワ伸びたが前も止まらず。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 出走奨励金が1着賞金700万円の6パーセントで42万円。特別出走手当が37.7万円。合計79.7万円。1口で割りますと1600円程度になると思われます。

●今後の展望

 入厩後の最初の調教では終いの脚の上がり方が酷く、どうなることかと思いましたが、レースでは出遅れたものの6着とまずまずの走りでした。これなら近いうちに勝ち上がれそうですし、安心しました。それでも直線でもっと弾けて欲しかったというのが正直なところですけどね。

 大物感はないものの、私が望む2、3勝できる馬のような気がします。

●最後に

 ギリギリ次走への優先出走権が取れませんでしたが、この時期の未勝利戦はフルゲート割れになることが多く、出走は可能でしょう。できるだけ早期に勝ち上がり楽になりたいですね。

 父は抜群の勝ち上がり率とダート適性を示すゴールドアリュール、母は芝の中距離で4勝馬と購入前からある程度走りそうな匂いがプンプンとしていましたが、ある程度はやれそうなのでホッとしています。

 しかし、案外募集時から馬体の成長がなく、早期に勝ち上がらないと厳しいタイプかも知れません。そういう意味でも2歳戦は特に大切だと思います。この馬が今後成長してくれるようなら1000万クラスでの勝ち負けくらいはできそうですが、成長しないとなると1つ勝ち上がって500万クラスで頭打ちという結果になるかも知れません。

 いずれにしても現段階では、そこそこ走る馬だということは確信できましたが、クラシックだGTだと言うような馬ではないことも露呈したと思います。まだ2歳の8月。今後どうなっていくか楽しみです。

 頑張れグリューヴァイン!!期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年3月12日立ち上げ 6月4日、7月5日、6日、14日、18日、22日、24日、28日、30日、31日、8月6日、7日、8日、11日、15日加筆

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