愛馬ディヴァインシチー 第8戦

7月1日福島9R猪苗代特別1000万下ダ1700m

10着敗退(5番人気)

今日はしっかりとした敗因があります(7月1日更新)

レース後の騎手コメントと専門誌のレース評価掲載(7月2日更新)

2007年 6月20日 第1文作成

●追い切り情報(6月28日更新)

 前走前 6月6日 美浦坂路 良 馬ナリ

4F 53.3
3F 38.8
2F 25.4
1F 12.5

内ダイワスワット一杯と併せで0秒1先着



 6月12日 美浦プール


 6月17日 美浦坂路 良 馬ナリ

4F 64.0
3F 44.8
2F 29.7
1F 15.0


 6月20日 美浦坂路 良 馬ナリ

4F 54.6
3F 40.0
2F 26.4
1F 13.1


 6月21日 美浦プール


 6月23日 美浦坂路 稍 馬ナリ

4F 61.5
3F 42.8
2F 27.9
1F 13.7


 6月27日 美浦坂路 良 馬ナリ

4F 70.9
3F 51.6
2F 33.0
1F 14.4


 6月28日 美浦坂路 良 強め

4F 52.9
3F 38.8
2F 25.2
1F 12.0

内ワンダフルライフ馬ナリと併せで0秒2先着


 相変わらず凄まじい調教量です。とてもソエ気味とは思えないですね。最後までしっかりと伸びていますし、なかなかいいのではないでしょうか。ほっさん評価は追い切り本数も多いですし「B+」です。

●ソエなのに出走する理由

 がんばれシチー軍団HPでも物議をかもしている、ソエなのに放牧に出さないのかですが、私ほっさんなりに、検証してみました。

1.ソエの状態が軽い

 師がおっしゃっているように、ソエは見られるものの軽い為、出走にさほど影響がないとの判断。事実20日の追い切りの動きはそう悪くはなかったです。


2.厩舎の不調

 これは、私ほっさんの名でがんばれシチー軍団HPにも載せた内容ですが、毎年20勝程度をコンスタントに上げていた嶋田功厩舎ですが、昨年は中央平地、障害合わせて9勝と低迷しています。しかもその内中央平地はわずか6勝です。

 そして、今年も6月17日終了時点で中央平地成績は3−3−3−73、障害も1−0−0−11と合計4勝とかなり低迷しています。その中央平地成績3−3−3−73の内、我らが愛馬ディヴァインシチーが2−2−0−1と圧倒的に貢献しており、いや、師の厩舎の獲得賞金の半分をこの1頭が獲得していると言っても過言ではありません。

 そんな中、師のこの馬に対する期待は大きく、なんとか弟子たちを食べさすためにも、早くそこそこの成績や賞金を確保しておきたいという気持ちが多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

 厩舎事情は良く理解できるのですが、今勝がしらのこの馬になにかあったら大変です。同世代のデザインシチーも初長距離を試された後、脚部不安で、経過観察中ですが、なにやらよくない予感がします。

 愛馬ロンドンシチーのようにならないかが気になります。


3.友駿ホースクラブの事情


 クラブしとても、この馬は夢コースの看板馬ですから、バンバンと勝って広告塔になって欲しいという考えありありだと思います。事実会報などにも、ディヴァインシチーに来たお便りを優先的に掲載したりして、会員の意思高揚をはかっています。外国馬を募集するにあたりいい時期に勝利した外国産馬エステームシチーを前面的に押し出すなどかなり、購入意欲をそそらせる記事を連発しています。

 そういったクラブの意図が見え隠れしていることも事実です。


4.成長力に疑問

 これはそう思いたくないですが、成長力に疑問を感じる馬ですと、勝てるときに勝っておかなければいけません。3歳馬の中には、夏を越して急成長する馬も少なくありません。そういった馬には今勝っておかないと、悠長に秋まで放牧していれば、太刀打ちできなくなるかも知れません。ソエにもかかわらず無理して使う理由には、そういったこともあるのかも知れません。



 とにかく、私ほっさんは嶋田功師を信じますが、他の方がおっしゃっているように、この厩舎が故障の多い厩舎であることは、私ほっさんも経験でわかっています。ですから、嫌な予感が全くないと言えばウソになります。

 本音はほっさん初も投資馬が1000万クラスを走る姿を早く見てみたいですが、ここはソエがきちんと治るまで放牧に出し、秋頃に3、4戦して欲しい、もしあと2勝できるくらいなら、夢はでっかくフェブラリーステークスに僅かな可能性も残したいという気持ちです。

これ以降6月26日更新

●7月1日福島 猪苗代特別ダ1700mに特別登録

特別登録馬 
馬名 斤量 前走 過去着順
アポロイレブン 57  6/10 伊勢佐木特1000万下 東京ダ2100 10
イセノイチ 57  1/14 1000万下 京都ダ1800 14
エアデルソール 57  5/26 1000万下 中京ダ1700 10 13
エイワムサシ 54  3/31 伏竜S 3歳OP 中山ダ1800 10
オッティミスタ 57  6/10 タイランド1000万下 中京ダ1700
キングスデライト 54  6/09 エーデルワイス1000 東京芝1600 10 18
グランドハリケーン 57  6/10 伊勢佐木特1000万下 東京ダ2100 15 10 11
ゴールデンシャイン 54  6/17 横手特別1000万下 福島ダ1700 13
ゴッドザビート 55  4/29 1000万下 東京ダ1400
サキノリュウオー 57  5/13 清里特別1000万下 東京ダ1400 10
スクリーンヒーロー 54  6/09 エーデルワイス1000 東京芝1600
スペシャルストック 57  6/09 1000万下 東京ダ1400 16 13 14 12
セイウンマル 57  5/19 立夏ステークス 東京ダ1400 15 10
タンティモール 52  4/07 牝500万下 中山ダ1200
ディオスクロイ 54  6/02 ユニコーンS GV 東京ダ1600
ディヴァインシチー 54  6/10 500万下 東京ダ1600
トーセンベルボーイ 57  6/10 伊勢佐木特1000万下 東京ダ2100 13
ドミンゴシチー 54  3/31 伏竜S 3歳OP 中山ダ1800 10
ナカヤマスナイパー 57  6/10 タイランド1000万下 中京ダ1700 10 13 10
パントマイミスト 57  5/26 御嶽特別1000万下 中京ダ1700
フサイチウィード 57  6/17 横手特別1000万下 福島ダ1700
ブレイクオブドーン 57  6/26 津軽海峡特1000万 函館ダ1700
ペディクラリス 55  4/08 1600万下 中山ダ1800
マコトスパルビエロ 54  6/09 ブリリアン OP 東京ダ2100
ユースフルデイズ 57  6/17 横手特別1000万下 福島ダ1700
リュウゴールド 57  5/12 是政特別1000万下 東京ダ2100 12 16 11
ワールドドン 57  5/27 富嶽賞1000万下 東京ダ1400 12

表中 赤字は1000万条件出走 青字は1600万条件以上出走 

アポロイレブン は 3走前1000万クラス東京ダ1400mで3着(7番人気・16頭)
イセノイチは2走前 矢作川特別(1000万下)中京ダ1700mで2着(4番人気・16頭)
エアデルソールは2走前1000万クラス京都ダ1800mで4着(4番人気・14頭)
グランドハリケーンは3走前中ノ岳特別(1000万下)新潟ダ1800mで3着(8番人気・15頭)
スクリーンヒーローは3走前伏竜ステークス(3歳オープン)中山ダ1800mで2着(7番人気・10頭)
セイウンマルは2走前 立川特別(1000万下)東京ダ1400mで1着(4番人気・16頭)
タンティモールは新馬、500万と2連勝負けなし。


・・・とこつこつ強敵になりそうな馬を書き出していましたが、もううんざり!1000万クラスで前走勝った馬や2着馬。少し着順が悪いなと思っていたら、前走は1600万円クラスを走っている馬だったり、前走オープンだったりで、いかにもメンバーが強すぎます。
しかし、愛馬ディヴァインシチーの調子も良いので悩みますねぇ。ただ、正直なところ、どのメンバーが残るかわかりませんが、これまでのディヴァインシチーの持ち時計や、前走最後に脚があがったところを見ると、10着前後になってしまうのではないでしょうか。

 もちろん、いずれこのクラスに慣れて好走する日は来ると思いますが、どうもいきなり昇級初戦で、メンバーが揃いすぎた気がします。仮にここで、3着以内ということにでもなれば、はっきりとオープン馬を意識できますが、クラスが1つ上がると全くレベルが異なりますからねぇ。

 28頭のエントリーから16頭に抽選でしぼられるわけですが、いまのところ愛馬ディヴァインシチーもドミンゴシチーも出走できるかどうかもわかりませんので、木曜日に確定するまでは、これ以降の記述は控えさせていただきます。

●福島ダ1700m コース解説(JRA−VANから引用)

 スタート地点はホームストレッチの右端。4コーナーを曲がり終えてすぐのところ。
 最初の1コーナーまでは338m。スタート直後に上り、1コーナーから下るのが特徴。
 先行争いが激しい上、2コーナーまで加速がつきながら隊列が動く。それでも前へ行っている馬が有利
 福島のダートは砂厚8cmのスタミナを要する馬場なので、最後は各馬脚が上がってしまう。
 逃げ馬の連対率が約38%と最も高く、回収率も200%を超える数字。人気薄の逃げ馬の大駆けが炸裂しやすいコースだ
 枠順は内枠が強い。特に1枠が唯一20%を超える連対率。1枠を引いた逃げ馬には要注意だ。
 血統的にはアフリート、コマンダーインチーフ、メジロライアンといった種牡馬の成績が優秀。
 軽くてスピードがあるタイプよりも、スタミナとパワーに富むタイプがいい。このあたりは馬場の特徴を良く表わしている。

有利な枠順  内枠
有利な脚質  逃げ、先行
ポイント    脚質、パワー
 いうことで、逃げ馬であるディヴァインシチーにとって有利も、東京ダ1600mのように、スタート地点が芝ではないので、ハナに立てるかは疑問。

 もし、出走できて、内枠が引けて、先行できれば、勝てるかもしれないが、そこまで、ラッキーが重なることはないだろう。

 3戦目で500万クラス昇級戦に出走した、愛馬エクストラシチーも、昇級初戦はその速い流れについていけなかった。1600万クラスやオープンで走っていた経験豊富な猛者たちを相手にハナが奪えるのかというと疑問だし、仮に7、8番手追走になってしまった場合、決め脚のないディヴァインシチーには、その以上の着順は望めないであろう。

 私ほっさんは、東京ダ1600mなら、1000万クラスでもそこそこ形になる(それでも勝ち負けまではどうかと思いますが。)と思いますが、力のいる福島ダ1700mでは、全くわかりません。期待よりは、今回は不安の方が大きいです。

これ以降6月28日作成

●出馬表!!

7月1日 福島 R 猪苗代特別 1000万下 福島ダ1700m 全15頭
馬名 斤量 騎手 前走 過去着順 追い切り
アポロイレブン 57 内田博幸  6/10 伊勢佐木特1000万下 東京ダ2100 10 B−
エアデルソール 57 柴田善臣  5/26 1000万下 中京ダ1700 10 13
グランドハリケーン 57 吉田隼人  6/10 伊勢佐木特1000万下 東京ダ2100 15 10 11 B−
ゴールデンシャイン 54 村田一誠  6/17 横手特別1000万下 福島ダ1700 13
ゴッドザビート 55 大野拓弥  4/29 1000万下 東京ダ1400 B+
サキノリュウオー 57 江田照男  5/13 清里特別1000万下 東京ダ1400 10 B+
セイウンマル 57 松田大作  5/19 立夏ステークス 東京ダ1400 15 10 A−
タンティモール 52 中舘英二  4/07 牝500万下 中山ダ1200 B−
ディヴァインシチー 54 吉田豊  6/10 500万下 東京ダ1600 B+
トーセンベルボーイ 57 北村宏司  6/10 伊勢佐木特1000万下 東京ダ2100 13 A−
パントマイミスト 57 田中勝春  5/26 御嶽特別1000万下 中京ダ1700
フサイチウィード 57 田中剛  6/17 横手特別1000万下 福島ダ1700 B−
ブレイクオブドーン 57 五十嵐雄佑  6/26 津軽海峡特1000万 函館ダ1700 A−
マコトスパルビエロ 54 柴山雄一  6/09 ブリリアン OP 東京ダ2100 B+
ユースフルデイズ 57 蛯名正義  6/17 横手特別1000万下 福島ダ1700 B−

表中 赤字は1000万条件出走 青字は1600万条件以上出走

 前走このクラスで好走した有力馬には、なんだか渋い騎手が騎乗していますね。逆に有力騎手はなんだか渋い馬に乗っています。まさに戦国模様。これは我らが愛馬ディヴァインシチーの出番があるかも知れません。

 しかも、登録メンバーはめちゃめちゃ揃っていたのに、有力馬がことごとく、いなくなりました。オッティミスタとか、ワールドドンとかね。

 前走このクラス5着の馬も何頭かいますが、9番人気とか7番人気で、展開に恵まれた馬などもいそうです。

 思ったより、やれるかも!!

これ以降、6月30日に更新

●専門誌の評価

 競馬ブックオンライン

 短評は「混戦模様


予想家の印 左から、吉田幹、林茂徳、吉岡哲

フサイチウィード   △○○
ゴールデンシャイン ◎無△
パントマイミスト   △△◎
ブレイクオブドーン  無▲無
ユースフルデイズ  △◎△
マコトスパルビエロ 無無▲
タンティモール    ○無△
ディヴァインシチー 無△無

愛馬ディヴァインシチー以外は▲以上の印があるものだけを掲載。二重△は△で処理


予想オッズ

ユースフルデイズ 4.0
パントマイミスト  4.5
フサイチウィード  5.7
中略
ディヴァインシチー 23.4
以下省略

ディヴァインシチーは11番人気予想です。

デイリー馬三郎オンライン

 

◎フサイチウィード
○パントマイミスト
▲ユースフルデイズ
△ディヴァインシチー

以下省略

大阪スポーツ

 予想家の印

左から 上田、館林、田沼、山河、松島、松浦、本紙渡辺薫、杉本博、松浪、高岡、石崎、杉本良、西尾、末永、米原聡

ディヴァインシチー 無△△○▲無◎△▲無◎◎無▲△△


とにかく、印がばらけていて、どの馬も◎もいれば、無印もいる感じ。愛馬ディヴァインシチーに◎を打ってくれている人が3人もいるのは、嬉しいですよね。

●前走後の評価(競馬ブックより)

フサイチウィード(3着/7番人気)

 「展開がキツかった割には、最後まで渋太く頑張ってくれましたね。最後も二の脚を使っているし、内容は良かったと思います。」(田中剛騎手)

アポロイレブン(10着/6番人気)

 「東京でのこの距離(2100m)はちょっと長い。小回りの1700mぐらいならいいと思う。」(武豊騎手)

ゴールデンシャイン(5着/9番人気)

 「流れが向かなかったよ。それでもここまで走るんだから、能力はありますね。」(村田一誠騎手)

パントマイミスト(6着/4番人気)

 「馬がしっかりしてきたね。レースぶりも良かったし、使いつつ良くなっているよ。」(武幸四郎騎手)

ブレイクオブドーン(1着/1番人気 1000万特別 24カ月前)

 「2連勝の内容が良かったので期待していたが、古馬のこのメンバーでどうかの気持ちもありました。でもスムーズな競馬ができたし、期待通りの走りを見せてくれましたね。まだ体に緩い面があって教えなくてはいけないこともありますが、かなりの可能性を秘めている馬。これでひと息入れますが、秋が楽しみな1頭です。」(蛯名正義騎手)

タンティモール(1着/2番人気)

 「デビュー戦を追い不足で圧勝したように能力はあるね。1度叩いて今日は器用に動けたし、追ってからの反応も抜群で時計も大幅に詰めてくれた。距離が延びても大丈夫でしょう。」(江田照男騎手)

ディヴァインシチー(1着/1番人気)

 「今日は外枠で自分のペースで走らせることができた。途中でペースが落ち着いたところで主導権を取りに行って、直線では後続との差を広げられた。最後は少し甘くなったが、その分リードがあったからね。いいスピードを持っている馬だよ。」(武豊騎手)

●有力馬の陣営のコメント

フサイチウィード

 「前回は厳しい展開になってしまった。気難しさがなくなった今なら大崩れしないでしょう。」(岩戸師・デイリー馬三郎)

セイウンマル

 「距離を克服できるかどうかだが、現級勝ちの力量馬だし、出来も叩いて上向いてきている。」(武藤師・デイリー馬三郎)

アポロイレヴン

 あの手応えで伸びなかったのは、距離のせい。脚をためてしまいを生かす競馬をさせる。」(古賀慎師・デイリー馬三郎)

ゴールデンシャイン

 「広いコースの方が良いタイプだが、前走の内容は悪くなかった。展開が向けば上位も。」(蓮見助手・デイリー馬三郎)

パントマイミスト

 「福島は勝ち鞍のあるコースだし、ここ2戦は差のない競馬をしている。流れ一つで。」(寺島助手・デイリー馬三郎)

ブレイクオブドーン

 「長期休養明けになるが、牧場で乗り込み、体はできている。息さえ持てば好走していい。」(石原助手・デイリー馬三郎)

ユースフルデイズ

 「もう少し前で運ばないと、この馬の持ち味が生きない。出来は平行線なので、前進を。」(田沢助手・デイリー馬三郎)

マコトスパルビエロ

 「前走はスタート直後につまずいてしまったからね。古馬相手になるが、楽しみはあるよ。」(松田助手・デイリー馬三郎)

 「素質はあるが体にシンが入っていない。良くなるのは秋だね。」(松田助手・大阪スポーツ)


あれれ?取材者によって全く言っていることが違う?みたいですぞ。どちらが本物なのでしょうか。

タンティモール

 「先週の1150m戦を除外されたのは痛いが、52キロで出走できるのは有利。試金石。」(鈴木助手・デイリー馬三郎)

ディヴァインシチー

 「直前の動きは申し分ない。昇級で初めての古馬戦だけど、前走の内容から引けを取らない。」(嶋田功師・デイリー馬三郎)


大阪スポーツ紙の「直前Vサインコーナー」にえらい記事を発見してしまいました!!以下原文そのまま

「勝った後も順調にきているし、素質的にここが壁にはならないはず。先行力があるので小回りも合う。まず大崩れはしない。」(嶋田功師)

師よ、本当にそんなに強い馬なのですか?信じていいのですか?


 私ほっさん予想は、1着もありえるけれども、初の古馬相手だし、昇級初戦だし、スタート地点もいつものように芝ではないし、持ち時計も1000万クラスを勝てる時計ではないし、10着あたりに沈み、クラス慣れが必要かなとも思います。正直、走ってみないとわからない状態ですが、本当にこんなに強気でいいのですか?恥を書くことはないですか?信じて馬券を買いますよ。

●ほっさん予想

 今回は、抜けた存在がいないこともあり、どの陣営も色気たっぷりです。また、展開ひとつなので、全く検討がつきません。ですから、今回は、どの馬が勝つかではなく、愛馬ディヴァインシチーがどうなのかだけを述べたいと思います。

 すでに、すぐ上のところにも書きましたように、また、前走終了後の特集でも書きましたように、私ほっさんのなかでは、愛馬ディヴァインシチーは500万クラスまでは、すぐに通過できると思っていましたが、この1000万クラスは、脱出までに、クラス慣れが必要だと思っていました。

 いや最悪、成長がなければ、このクラスまでかも知れないとも思っていました。なぜなら、未勝利を勝った時点で、500万クラスを勝てる時計を弾き出していましたが、そこから2戦は500万クラスの勝ち負けギリギリの時計しか出ておらず、この1000万クラスで勝とうと思えば、まだ1秒時計を詰める必要があるからです。

 前走も、途中まで1000万クラスで通用する時計で走っていながら、最後は脚が上がってしまっています。500万なら、それでも勝てますが、1000万の猛者が相手だと、あの走りでは、余裕で交わされてしまいます。

 しかも、ソエが少し出ているようですし、最初が芝で相性の良い東京の1600mでもないですし、今回先行できるかどうかさえも疑問です。

 そして、このコースは、内枠が非常に有利なコースです。もし、先行できなければ、終いに速い脚があるわけでもないこの馬は、馬群に沈んでしまうかも、知れません。

 ですから正直、ほっさん予想は1着もありえるし、10着もありえる。すなわち1〜10着のどこかだと思っています

 しかし、上記に掲載した嶋田功師の強気なコメントを見ると、なんだか意気消沈していた私ほっさんの心にメラメラと熱い炎が・・・

 いや、それでもすでに現級を勝っている馬(降級組)も何頭かいてますし、なんといってもディヴァインは昇級初戦ですからねぇ。

 とにかく、馬券は単勝と複勝は買いますが、馬連や馬単は買いません。相手もさっぱりわかりませんから。

さぁ、明日全てがわかる!!

がんばれディヴァインシチー!!

くれぐれも怪我のないように!!

これ以降、7月1日に作成

●パドック

 関東のレースですので、関西在住の私ほっさんには短波ラジオか、競馬場に行くかしか実況でレースを知る方法がないわけですが、今日は家で、ラジオ観戦でした。ただ、今日のディヴァインシチーのレースを14時45分と勘違いしており、偶然5分前に気づき実況を聞くことはできましたが、パドックは聞くことができませんでした。もっとも私ほっさんは、あまり人の意見はあてにしない人ですが。

 ということで、私ほっさんとしては、今回はなんのパドック情報も持っていません。

●レース 

 ゲートの出は普通でしたが、二の脚の速さでディヴァインシチーが先頭に立ちます。これは正直驚きでした。ディヴァインの二の脚は、このクラスでも通用しますね。ダート戦において、前に行くことは非常に大事なことなので、これからの活躍が期待できます。

 続いて隣の枠のタンティモールが押し上げて2番手につきます。そして3番手は1番人気のフサイチウィード。この3頭が後続を6馬身千切って先団を形成します。

 この3頭は、その後も加速を緩めず、とんでもないスピードで走り続けます。このことは、下欄レース後の騎手のコメントをご覧ください。どの騎手も一様にペースの速さを口にしています。

 ディヴァインシチーはその後もハナを守り続けますが、常に2番手追走の中舘英二騎手騎乗のタンティモールに尻をつつかれ非常に厳しい競馬となりました

 ゴール300m手前までは、ハナを守りますが、そこで満を持して3番手でじっとしていた1番人気のフサイチウィードに交わされると、脚色が悪くなり、その後馬群に呑まれてしまいます。

 上記コース解説にもありますように、福島の砂は砂厚8cmのスタミナを要する馬場ですので、今日みたいに不利な大外枠からハナに立ち、道中ずっと後ろからつつかれる形では、とてもスタミナが持ちません。やはり最後は脚が上がってしまいました。

 結果は10着でしたが、4着の馬からは、アタマ、クビ、クビ、アタマ、ハナ、1/2と時計にして0秒2差で、ほとんどかわらないので、私ほっさんは、値打ち的に4着程度はあったと思っています。2番手の中舘騎手が必要以上につついてこなければ、4着はあったのではないでしょうか。枠も良績を残している1番枠なら、さらにもう少しやれたでしょう。

 負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、私ほっさんは、負けてなお強しだったと思っています。なにより、収穫はハナに立てたことと、ディヴァインシチーのスピードがここでも通用することが確認できたこと。

 後はソエ気味のようですし、ひと息入れて秋に復活して活躍して欲しいです。

●勝ち時計の評価 

 今日のディヴァインシチーの時計1分45秒9良は、昨日(6月30日)に、同じコースの古馬混合500万を勝ったノワールシチーの勝ち時計1分45秒4稍重と同等であると考えます。時計はコンマ5秒違いますが、昨日は稍重、今日は良だとすると、ほとんど同じ価値であると考えていいでしょう。

 ちなみにノワールシチーが勝ったレースの2着馬の時計は、1分46秒0稍重で、やはりディヴァインシチーは500万クラスの時計で走っている気がします。前走時のコラムでも書きましたが、1000万クラスでは、500万クラスよりも、1秒は最低でも時計を縮めないと勝てませんので、おそらく秋以降になるであろう次走、どのくらいパワーアップをしているのか、非常に楽しみです。

●今日のレースを見て、こう思いました。

 ずっと書いていましたが、ディヴァインシチーはこの1000万クラスで頭打ちになるのではないかという心配が多少ありましたが、今日のレースを見て、悩みは吹き飛びました。

 この馬のスピードはこのクラスでも、十分通用します。今日のこのメンバーで大外からでもハナに立てるわけですから。

 また、昇級初戦の身でありながら、4着馬までとは差のない時計を計時しています。むしろ、ハイペースを演出してもらい、展開に恵まれたにもかかわらず、ディヴァインシチーとコンマ2秒差の間に5頭(ディヴァインシチーは10着だが、4着以降の馬とは0秒2しか差はない。)もいるということで、正直これらの馬たちよりは、ディヴァインシチーの方が能力は上でしょう。

 そして、昨日発表しましたが、物凄く強気の嶋田功師の発言。

 いずれにしても、このクラスでも楽しめそうです。もちろん、すぐに勝つとは思いませんが。いいんです、徐々にクラス慣れしていけば。

 もし最悪、このクラスが勝ちきれなかったとしても、来年6月に降級すれば、間違いなく500万クラスでは勝てる馬ですから、いずれもう1勝あげることは、間違いありません。

 とにかく、ダートで二の脚の速度がとんでもなく速いこの馬は、レースでも最後の直線までドキドキワクワクさせてくれます。今日もラジオで、後ろから来るな、来るなと興奮して聞き入っていました。

 芝1200mあたりでも面白そうですし、夢が膨らみます。いつまでも元気で活躍してください。

がんばれディヴァインシチー!!

これ以降、7月2日に作成

●レース後の騎手のコメント

マコトスパルビエロ(1着)

 「道中はペースが速くて、いい流れだと思っていました。少しおっつけながら上がっていって、直線に入って砂を被らなくなったらぐんと伸びてくれました。」(柴山雄一騎手・ラジオNIKKEI)

フサイチウィード(2着)

 「このところきっちり力は出していますよ。自分の競馬をしてのもの。厳しい流れだったけど、よく頑張っています。」(岩戸調教師・ギヤロップ)

パントマイミスト(3着)

 「ペースが速かった。動くのが少し早かったかもしれない。」(田中勝春騎手・ラジオNIKKEI)

ユースフルデイズ(4着)

 「能力はある馬ですし、直線はジワジワと伸びているのですが・・・。勝ち負けまでとなると展開の味方が必要のようです。」(蛯名正義騎手・競馬ブック)

タンティモール(9着)

 「馬がまだフワフワしているし、速いペースについていき過ぎた。後々は走ってきそうな馬だよ。」(中舘英二騎手・ラジオNIKKEI)


 中舘騎手!!あなたが必要以上につつくからやたらと速いペースになり、共倒れしちゃったじゃないですか。気楽に逃げさせてくださいよ!!

ディヴァインシチー(10着)

 「2、3番手からでもいいと考えていましたが、とにかくスピードがあるので・・・」(吉田豊騎手・ラジオNIKKEI)

 「素直過ぎるというか、スピード任せに走ってしまいます。もう少しコントロールが利くようになって欲しいと思います。」(吉田豊騎手・競馬ブック)

●専門誌の見解

マコトスパルビエロ(1着)

 「申し分のないデキ。タメを利かせたいい走りができたし、お誂え向きの展開に。昇級しても十分にやれそうだ。」(競馬ブック)

フサイチウィード(2着)

 「好調持続。8枠2頭(ディヴァインシチーとタンティモール)がハナを主張し、3番手から。前2頭を自力で交わして逃げ込みを図ったが、今日も勝ち馬に流れが味方。今はとにかく、根気強い。」(競馬ブック)

パントマイミスト(3着)

 「末脚温存策。いい感じで追い上げに入り、ドンピシャリの展開に映ったが、最後は止まってしまった。現状の力といえるだろう。」(競馬ブック)

ディヴァインシチー(10着)

 「相変わらずデキがいい。果敢にハナへ。さすがに失速も責められないペース単騎逃げの組み合わせで一考。」(競馬ブック)

●最後に

 今回の敗戦を距離のせいだと思っておられる方が、けっこういらっしゃるようですが、私は適距離だと思っています。例えば距離を短縮して、ダート1400mに出走したとしても、今回のレースのように、逃げ馬が後ろからずっとつつかれて、とんでもないハイペースになってしまえば、まずバテます。

 ですから、今回バテた原因は、距離ではなく、ペースと砂厚8cmもある福島特有の深い砂のコースがスタミナを奪ったものであると、私ほっさんは考えますし、専門誌の方の見方もそのようです。あのペースでバテなければ、GTホースになれますよね。かつてメイショウボーラーが、フェブラリーステークスを勝ったときが、そんな感じでしたね。

 競馬ブックの方もおっしゃっていますが、単騎逃げで気持ちよく逃げたら、このクラスでも相当面白いことになると思いますよ。同型が多ければ失速、単騎なら好走。それでいいじゃないですか。いや〜、本当に楽しみな馬です。

 では、次走は秋頃になると思われますが、次も特集コラムを組みますので、ディヴァインシチーの保護者の方、そのときまたお会いしましょう。

入厩や追い切り等情報が入りましたら、当サイトトップページで随時ご案内いたします。

最後までご愛読いただきましてありがとうございました。

ディヴァインシチーの過去のレース分析を知りたい方はこちら!!

第5戦 2007年 4月29日 未勝利戦 1着/1番人気
第6戦 2007年 5月19日 3歳500万戦 2着/1番人気

第7戦 2007年 6月10日 3歳500万戦 1着/1番人気

2007年6月20日作成 26日、28日、30日、7月1日、2日加筆

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