期待の愛馬 ペルシステンテ 第3戦


7月25日 札幌5R 3歳未勝利 ダート1700mは、

8着/7番人気。

今回は普通にスタートしての8着。

いくら走る気がないとは言え、厳しい。

レース回顧と時計の分析レース後の五十嵐冬樹騎手のコメントを掲載。

(2009年7月29日完結)

2009年7月8日作成

●札幌ダート1700mコース解説

 スタート地点は正面スタンド前右。最初のコーナーまでは約240m。中距離戦と言えども前半から激しい攻防。スタート後の500mがかなり速い
 コーナーのカーブが緩いオール平坦コースらしく、1〜2コーナーのカーブでも速度が落ちにくく、1ハロン11秒台を切るラップを刻むこともある。
 向正面に入り、そのあとゴールまでも一定の速いペースで推移。平均の勝ち時計が速く、高速決着に対応できるスピードタイプの馬でないと苦しい
 脚質は番手につけられる先行馬が最も有利。逃げ馬も悪くない。差し馬はコーナーでマクり、4コーナー出口までに好位に押し上げられるタイプでないとなかなか勝てない。
 枠順の有利・不利はほとんどない
 血統的にはヘイルトゥリーズン系が非常に強い。サンデーサイレンスやブライアンズタイムはもちろんだが、息子のバブルガムフェロー、マヤノトップガンが狙い目。連対率に加え、回収率も高い。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行
ポイント 高速決着への対応、血統
種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、アフリート
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、武幸四郎、藤田伸二、四位洋文
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 1分48秒0 1分47秒5 1分47秒1 1分46秒7
古馬500万 1分46秒7 1分46秒1 1分46秒0 1分44秒9
古馬1000万 1分45秒4 1分45秒0 1分44秒4
古馬1600万 1分45秒2 1分45秒1 1分43秒7 1分45秒3
古馬オープン 1分43秒7 1分44秒4 1分42秒8

●気になる出馬想定表

出馬想定表 7月11日 札幌3R 3歳未勝利 ダート1700m 全29頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アイアムランボー
カヤドーミーティア
キャニオンブラウン
クリノハッピー
クレバークンプウ
ケンタッキーブルー
コルムケーティー
サンレイファイン
スーパータイトル
スプリンググレン
ツクバショウグン
テキサスコマンド
ディーエスバリュー
ドレッシー
パチャールマニス
ヒラボクフレンチ
ビクトリーレディー
ブルーカルア
ベルモントラスター
ペルシステンテ
マイネフェニーチェ
マスタードリーム
ヤラマイカ
ヨシキタドッコイ
リバートップガン
ルーシッドドリーム
ワイルドキュート
ワッフルワッフル
ヴェスパー

はっきりと除外対象です。

これ以降は7月15日に作成

●先週は結局除外

 7月11日 札幌3R 3歳未勝利 ダート1700mに出馬想定されていたペルシステンテですが、結局7月11日の札幌競馬(3歳未勝利・ダ1000m)に出馬投票を行い非当選除外になりました。

 今年は未勝利戦が例年に比べて短いことからも、北海道でさえ、出走ラッシュになっています。いやぁ、優先出走権がないと、本当に苦しいですね。

●気になる出馬想定表(7月18日分)

出馬想定表 7月18日 札幌5R 3歳未勝利 ダート1700m 全22頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
ウエスタンヒギンズ
ウザンハヤブサオー
クレバークンプウ
コアレスフラッシュ
シルクナイスガイ
ジャンジャン
ジョーベルスター
スーパータイトル
スグリワ
タイガースラム
デンコウゼファー
ニシノアッシュ
フィールドオモロー
フジヤマナイル
ブラストヘッド
プロヴィデンス
ペルシステンテ
マスタードリーム
ヤマチョウサン
ヤマノカントリー
ラグナロク
ヴァイタペ
ここも除外が濃厚です。

これ以降は7月17日に作成

●7月18日も除外

 結局、想定通りに7月18日 札幌5R 3歳未勝利 ダート1700mに出馬投票するも、非当選除外。前回の非抽選除外よりははるかにマシですが、それにしてもクジ運がないですねぇ。それどころか今週は他のレースで入れるところがありましたから、なんとも師の読み違えのような気がして歯痒くてなりません。

 初戦のように、除外の権利獲りの19分の1の抽選で当選してしまうのに、今回のような高確率な抽選で外れてしまいます。はぁー。

これ以降は7月22日に作成

●気になる出馬想定表(7月25日分)

出馬想定表 7月25日 札幌5R 3歳未勝利 ダート1700m 全16頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
キャニオンブラウン
ケンマ
ゲンパチデピュティ
シャンパンブランチ
スーパータイトル
トキメキヒーロー
トムズビーム
ハノマン
ピサノロンドフォル
ヘリオスアレイオン
ペルシステンテ 北村友一  6/28 未勝利 札幌ダ1700
ポイマンドレース
マイスター
マイネルプロートス
ユキノクイーン
ヴァイタペ
 フルゲート13頭に16頭が出馬想定されています。しかし、信用できるクラブHPでのこのレースの出走状況がAの出走可能になっていますから、おそらく出走できるのでしょう。

 ペルシステンテは、先週、先々週と2週続けて除外されており、コズミが心配されます。もう一杯一杯の状態ですので、今週は何が何でも出走したいですね。

●鞍上はほっさん初、五十嵐冬樹騎手

 クラブHPによりますと、今回のペルシステンテの鞍上は五十嵐冬樹騎手のようです。五十嵐冬樹騎手と言えば、コスモバルクが有名な北海道競馬の所属騎手ですが、毎年、JRAの函館開催や札幌開催では、頼りになる騎手です。

 私ほっさんの愛馬に五十嵐冬樹騎手が騎乗していただくのは初めてですが、期待したいですね。

これ以降は7月23日に作成

●追い切り情報(7月23日更新)

前走前 6月24日 函館W 良馬場 一杯

助手
5F 68.4
4F 53.4
3F 38.8
1F 12.1[7]
レッドシャガーラ(古馬500万下)一杯の内に先行0.1秒遅れ



7月8日 札幌ダート 重馬場 強め

北村友一
6F 85.7
5F 68.9
4F 52.9
3F 38.4
1F 12.4[7]
マイネルサラン(古馬500万下)一杯の内0.1秒先着


7月15日 札幌ダート 重馬場 強め

北村友一
6F 82.5
5F 66.2
4F 51.7
3F 38.0
1F 12.3[7]
プロヴィデンス(3歳未勝利)一杯の内を追走4F併同入


7月23日 札幌ダート 稍重馬場 強め

助手
5F 70.0
4F 54.6
3F 40.2
1F 12.1[7]
メダリアビート(3歳未勝利)馬なりの外に先行同入
 7月8日、全体の時計はひと息ですが、終いは12.4秒としっかりと伸びています。一杯に追われた格上馬に先着していますし、私はペルシステンテは能力のある馬と今でも信じています。
 終い1F12.4秒というのは、この日の最速の馬が12.0だということからしても、かなり切れているということができ、初戦のような末脚を期待します。

 7月15日、先週は除外になりましたが、そのことで更に動きに磨きがかかりました。騎手が乗っていることを考えるとまだまだ物足りないですが、少なくとも、過去最高の仕上がりでしょう。これでもレースでからっきしなら、あっさり諦めることも可能でしょう。ただ、追い不足の急仕上げの割にはそれなりの動きですし、素質はあると思うのですが・・・。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。いい状態と判断します。

 7月23日、今週は助手さんが追い切りましたが、助手さんが追っての終い12.1秒は大変評価できますね。クラブHPの岡田稲男調教師のコメントによりますと、心配されたコズミもないようですし、力は出せる状態で間違いないですね。もちろん、私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。

●出馬確定表

出馬確定表 7月25日 札幌5R 3歳未勝利 ダート1700m 全13頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
キーネプチューン 安藤勝己  7/12 未勝利 札幌ダ1700 B−
サーフロック 荻野琢真  5/02 未勝利 東京ダ1600 10 11 10
シルクパイレーツ 丸田恭介  6/07 未勝利 中京ダ1700 15 12 13 16 B+
スズカスコーピオン 岩田康誠  7/12 未勝利 札幌ダ1700 B−
スプリンググレン 丸山元気  6/28 未勝利 札幌ダ1700 10 12 B−
トウケイシャイン 川島信二  7/05 未勝利 札幌ダ1000 10 10
トーホウメジャー 船曳文士  6/20 未勝利 阪神ダ1800 11 11 10 12 10
プライムウィッシュ 三浦皇成  7/05 未勝利 札幌ダ1700 14 10 B−
ペルシステンテ 五十嵐冬樹  6/28 未勝利 札幌ダ1700 B+
ベルモントラスター 吉田稔  7/11 未勝利 札幌ダ1700
マルブツハッピー 宮崎北斗  4/30 交流 園田ダ1400 B+
ラグナロク 秋山真一郎  7/19 未勝利 札幌ダ1700
ワッフルワッフル 武英智  6/28 未勝利 札幌ダ1700 11 15 B−

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

これ以降は7月24日に作成

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
キーネプチューン 7月22日 札幌ダ稍 馬なり 助手 5F69.7−12.8 B−
サーフロック 7月22日 札幌ダ稍 強め 助手 5F70.1−13.2
シルクパイレーツ 7月22日 札幌ダ稍 一杯 助手 5F67.6−12.5 B+
スズカスコーピオン 7月22日 函館W重 馬なり 助手 5F71.3−13.0 B−
スプリンググレン 7月22日 札幌ダ稍 馬なり 助手 4F57.7−12.0 B−
トウケイシャイン 7月22日 函館W重 強め 助手 5F72.7−13.5
トーホウメジャー 7月22日 函館W重 強め 助手 5F66.3−14.3
プライムウィッシュ 7月22日 函館W重 馬なり 助手 5F68.3−12.5 B−
ペルシステンテ 7月23日 札幌ダ稍 強め 助手 5F70.0−12.1 B+
ベルモントラスター 7月22日 函館W重 強め 船曳文士 5F68.3−13.9
マルブツハッピー 7月22日 札幌ダ稍 一杯 助手 5F69.6−12.4 B+
ラグナロク 連闘の為中間軽め
ワッフルワッフル 7月22日 札幌ダ稍 一杯 武英智 5F67.7−12.5 B−

●ほっさん予想

キーネプチューン

 前走は1番人気も畑端省吾騎手が取りこぼし3着。ここはアンカツで一気の鞍上強化。当然不動の中心。

 追い切りはそんなにいいとも思いませんが。

サーフロック

 新馬戦は松岡正海騎手が上手く13番人気も5着。しかし、そこから連続10着。追い切りもなんだ?という動き。

シルクパイレーツ

 過去3戦、全くいいところなし。今回も最下位候補。

 しかし、追い切りはかなり動いており、大穴候補。それとも調教大将??

スズカスコーピオン

 天皇賞馬スズカマンボの下。新馬戦は武豊騎手で1番人気。しかし4戦勝ち上がれず夏の北海道へ。前走は札幌ダート1700mで勝ち馬から0.2秒差の3着と復活の兆し。当然今回は人気の中心。

 しかし、追い切りはイマイチ終いの伸びを欠き、万全な状態とは言い難い。

スプリンググレン

 前走はペルシステンテと同じレース。こちらはペルシステンテよりも1つ先着の7着。しかし、ペルシステンテはスタート直後に躓いて大きく出遅れ。当然、今回逆転あり。

 追い切りはいつものように軽く短く。動きは前走並み。

トウケイシャイン

 着は8着あたりとまさにペルシステンテ並み。追い切りは冴えない動き。

トーホウメジャー

 岩田康誠記者や浜中俊騎手、木村健騎手といった豪華な騎手が乗っても二桁着順。無理でしょう。

 追い切りも終い脚が上がっており、どうしようもない状態。

プライムウィッシュ

 佐々木晶三調教師アンド三浦皇成騎手と言えば、北海道でのお約束だが、前走も冴えない内容。

 追い切りの動きはまあまあ。

ペルシステンテ

 評価が低いのはわかっている。毎度毎度スタート直後に敗戦が確定してしまう。しかし、追い切りの動きは非凡。初戦で魅せた末脚も能力を感じる。

 鞍上のベテラン五十嵐冬樹騎手が上手く出すことが出来れば3着はあると確信する。

ベルモントラスター

 あれれ?北海道に吉田稔騎手が。前走は岩田康誠騎手を配し、痛恨の競走除外。途中3戦連続1番人気になるほどの馬。まともなら。

 しかし、追い切りでは終い脚が上がっており、取消の影響があるのでは?

マルブツハッピー

 前走は岩田康誠騎手を配し、交流戦で1番人気。しかし、4着完敗。4、5番手候補。

 追い切りの動きは悪くない。

ラグナロク

 前走は9番人気ながらもあわやの2着。しかし、今回は注目されるだけに楽には逃げられないのでは。

 追い切りは連闘の為、中間軽め。

ワッフルワッフル

 前走は1か月ぶりの出走も馬体重マイナス34キロで大敗。とても今回走るとは・・・。追い切りは案外悪くないが。
キーネプチューン
ペルシステンテ
スズカスコーピオン
ラグナロク、シルクパイレーツ
 おそらく7、8番人気であろう愛馬ペルシステンテが対抗印ですが、はっきり言って親馬鹿です。調整不足とはいえ、前走の内容きが悪すぎました。確かに前走はスタート直後に躓いて、大きく出遅れていますが、それがなかったとしても、勝ち負けはなかったでしょう。

 では、なぜ、そのペルシステンテを対抗印にするのかと言いますと、やはり今回は追い切り本数も豊富なことと、初の叩き2走目で上積みを期待すること、そして追い切りの終いの伸びがいいことです。ただ、それでも出遅れればいつもの着でしょうし、なんとも走ってみないとわかりません。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「上位拮抗」


予想家の印
馬名 高柳利 井尻恵 小原靖
スズカスコーピオン
ラグナロク △△
マツブツハッピー
ペルシステンテ △△
キーネプチューン
ベルモントラスター
プライムウィッシュ △△
トウケイシャイン
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
キーネプチューン 2.5
スズカスコーピオン 3.1
ベルモントラスター 5.0
ラグナロク 6.6
マルブツハッピー 15.0
プライムウィッシュ 15.3
ペルシステンテ 18.1
トウケイシャイン 31.0
シルクパイレーツ 34.0
以下47倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ペルシステンテ 42 38 42


デイリー馬三郎

予想印

◎ キーネプチューン
○ スズカスコーピオン
▲ ベルモントラスター

以下省略

ペルシステンテは無印

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

ペルシステンテ(8着)

 「もっと前で競馬をしようと思っていたのですが、スタートで躓いてしまって流れに乗ることができませんでした。遅いペースで展開が向かなかったのもありますが、今日は気持ちもまだレースに向いていなくて、ピリッとした感じが全体を通して見られません。帰厩してからすぐに使った影響だと思いますが、実戦を一度使ったことで精神面が変わってくると思います」(北村友一騎手・キャロットクラブHP)

 「牧場である程度乗っていたし、体は絞れていい感じだったと思います。躓いてしまい流れに乗れなかったのは残念ですが久々の競馬でしたし、次に期待したいですね。躓いたときにできたと思われる外傷がありますし、前回も少し経ってから肩に痛みが出たので、すぐに函館には戻さず、札幌競馬場で数日様子を見てから今後のことを決めたいと思います」(岡田稲男調教師・キャロットクラブHP)

●各陣営のコメント

ペルシステンテ

 「前走は発馬でつまずいてしまった。攻め不足を叩いて良くなっているし流れに乗れれば。」(大西助手・デイリー馬三郎)

 「今朝は終い重点に強め程度に追いました。動きは良かったですよ。これで、ダートコースで3本追い切りましたが、馬体に問題もなくコズミも見られません。除外続きでここまで延びましたが、そのぶん仕上がりに関しては文句ない状態です。これなら力を出せるはずですし、追えるジョッキーでどこまでやれるか期待しています」
(岡田稲男調教師・キャロットクラブHP)

これ以降は7月25日に作成

●レース 

 過去2戦ともスタートで大きく後退し、勝ち負け圏内から消えていたペルシステンテのスタートですが、今回は初めて普通にスタートしました。

 しかし、二の脚は速くなく、9番手の内を追走します。内を走っているにもかかわらず、追走に手一杯で、10番手11番手と徐々に後退していきます。レース後、五十嵐冬樹騎手が”走る気がなく”と評しておられましたが、全くその通りの感じでした。

 3角手前の勝負どころでもアタマを上げてついていけずに後退。直線は37秒6となかなかいい脚を見せますが、勝ち負けに全く参加できずに、8着入線。時期が時期だけにガラリ一変も望み辛く、いつ厩舎期待の2歳馬に馬房を譲ってもおかしくない状況です。

●時計の評価

 今回のペルシステンテの走破時計1分49秒5良馬場は、札幌ダート1700mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイム1分48秒0良馬場ということからも、未勝利クラスでも通用しない時計です。

 前走も同じコースで1分49秒3良馬場でした。前走は出遅れてのものです。今回その時計より遅いわけですが、今回は展開がスローですので一口に前走よりも酷いとは評価できませんが、結果としてその程度の時計でしか走れていないわけですから、このコースでは正直勝てる気がしません。

これ以降は7月29日に作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

ペルシステンテ(8着)

 「走りそうですが、まだ気持ちが走る方に向いていませんね。使いつつ前向きさが出てくれば変わってくると思います。」(五十嵐冬樹騎手・競馬ブック)

 「スタートはうまく出てくれたのですが、その後の行く気に欠けて前へ進んでいってくれませんでした。ゲート内でも気合いを入れるためにステッキを少し入れたのですが、あまり反応せずボーっとした感じのままでした。返し馬での背中の感じは悪くなかったし、もっとやれるはずの馬なので、気持ちが走る方に向いてきてほしいですね」(五十嵐冬樹騎手・キャロットクラブHP)」

●今後の展望

 いろいろと強気なことを言ってきましたが、正直、引退寸前と思い、ドキドキしています。キャロットクラブに入会してまだ出走3頭目の愛馬ペルシステンテですが、過去2頭(シャンスイ、クリンゲルベルガー)は初戦で勝ち上がっていまだ現役ですので、キャロット初の引退馬になるかも知れません。

 しかし、仮にペルシステンテに豊富な能力があったとしても、走る気がなかったり、故障で走れなかったりして力を出し切れなければ、それはこの馬を購入した私の見る目がなかったということです。

 一部、馬体で選んで購入した愛馬が活躍しましたが、自分でもまだまだ青二才だと思っています。まだペルシステンテは引退ではありませんが、なぜここまで低迷しているのか、しっかりと考えたいと思います。また自分が最終的に切ったパラディーゾ(GT馬フラワーパークの下でペルシステンテよりも格安馬)が25日に小倉の芝1800mで圧勝するなど、この世代の取捨選択に関しては失敗傾向ですので、反省しています。

●最後に

 27日のクラブHPでペルシステンテの短期放牧が発表されました。このまま疲労で引退なんていうオチが怖いですが、取りあえずもう1戦はありそうなので、ホッとしています。

 以下は本日(29日)更新されたクラブHPのペルシステンテの近況です。


29日は軽めの調整を行いました。30日にNF空港へ放牧予定です。「調教の動きからも、今回は勝ち負けできるだろうと思っていたので、ちょっと納得のいかない敗戦になってしまいました。追い切りではうまく首を使えているのに、レースになると走り方が違ってしまいます。調教の良さが出れば勝ちきる力はあると思うのですが・・・。2週間ほどで帰厩させて、使えるレースを使っていきたいと思っています」(岡田師)


 ということで、岡田稲男師も私と同じ心境だったようです。追い切りの良さがレースに出ませんよねぇ。今年はダート1700mですら、常にフルゲートで出走すら難しい状況ですが、なんとか頑張って欲しいですね。


 今回の特集はまだ完結せず、次走出走が確定し次第完結します。要するに、最悪の時の為に余白をおいておくということです。

最後までご愛読ありがとうございました

2009年7月8日作成 15日、17日、22日、23日、24日、25日、29日加筆
ペルシステンテの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2009年 6月28日 第2戦 3歳未勝利 札幌ダ1700m (8着/6番人気)

2009年 3月15日 デビュー戦 3歳新馬(混合) 阪神ダ1200m (7着/8番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

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