アドバンスシチー 第3戦!

10月28日京都2R2歳未勝利戦芝1800mは、

10着/2番人気。

なぜなの?敗因に迫る!

(10月31日完結)

2007年10月24日作成

●前走は人気を裏切ってしまいましたが

 前走は1番人気で、スポニチではその日全てのレースの中で本命中の本命二重□が打たれていましたが、なんと5着に敗退してしまいました。敗因は幼さを見せていた点と、下が滑る馬場だったことですが、今回の一戦が試金石となります。

 私の見解は相手や追い切りを見てからにしますが、2戦とも時計が平凡で、また、前走の物見やハミを取らなかったりと、まだ成長待ちのような気もします。

●アドバンスシチーの追い切り情報(10月24日作成)

前走前 10月3日 栗東DW 稍 一杯

6F 81.2
5F 66.1
4F 51.0
3F 38.7
1F 13.0
外ウィッシュアウェイ(2歳未勝利・前走2番人気5着)一杯に6Fで0秒3先行4F併せで0秒6先着



10月21日 栗東DW 稍 強め

4F 55.5
3F 39.3
1F 12.3


10月24日 栗東DW 良 一杯

佐藤哲三
6F 82.9
5F 67.3
4F 53.3
3F 40.0
1F 12.4
内マイネルオール(2歳新馬)一杯と6F併せで併入


 前走の稍重のときよりは、終いが伸びていますし、やはり良馬場がいいのでしょう。前走と同等の評価は出来るのではないでしょうか。というわけでほっさん評価は「B+」です。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 10月28日京都2R 2歳未勝利 芝1800m 全13頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アドバンスシチー 佐藤哲三 10/08 未勝利 京都芝2000 B+
イノセントスカイ 福永祐一 10/08 未勝利 京都芝2000 B−
カイファーライズ 福永祐一 10/06 未勝利 京都ダ1200 B−
セトウチスイング 松田大作 10/14 新馬 京都芝1600
テイエムチーター 和田竜二 10/14 未勝利 京都芝1800 B−
ハードギムレット 渡辺薫彦 10/07 新馬 京都芝1800
ハリケーンジャズ 川田将雅 10/21 新馬 京都芝2000
フジノアリオン 太宰啓介 10/14 未勝利 京都芝1800 10
フジヤマワカムシャ 小牧太  9/23 新馬 阪神芝1800
ミスズコーポラル 幸英明 10/07 新馬 京都芝1800 B−
ミッキーアデュー 秋山真一郎 10/13 未勝利 京都芝1600 B−
ミッドセンチュリー 武豊  9/16 新馬 阪神芝1600 B−
ロードフラッシュ 小牧太  9/15 新馬 札幌芝1200 11 B−

●京都芝1800m(外)コース解説(JRA−VANより)

 スタート地点は2コーナー奥のポケット。
 向正面の直線を目一杯使って行われる特殊なコースで、3コーナーまでの距離は約900mもある。
 新潟芝外回りコースの形態に近く、前半のペースは比較的ゆったり進む。先行馬が揃うと縦長の隊列になりやすい。
 コーナーが2つでホームストレッチの直線も長いので、当然時計が出やすい。ローカル競馬場の芝1800mとは、まったく別の適性が求められる。ロングスパートの適応力が必要で、1800m以上こなせるスタミナが欲しい。きさらぎ賞は、皐月賞や日本ダービーに直結する重要なレースとなっている。
 枠順の有利・不利はない。
 脚質的には、先行〜差しの好走が最も多い。しかし、3〜4コーナーの下り坂を上手にこなし、終いに切れる脚が使えるかが最大のポイント。追い込み馬もかなり活躍できる。
 逃げ馬は前半ペースを落としたいが、溜め逃げすると結局瞬発力勝負になってしまうので、思い切って後続を離した方がペースを幻惑でき、チャンスが出てくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント ロングスパートの適応力
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、ブライアンズタイム、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、岩田康誠、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分49秒9 1分49秒7
2歳未勝利 1分49秒2 1分49秒5 1分49秒0 1分51秒4
2歳500万 1分48秒8
2歳オープン 1分48秒0 1分49秒1
3歳新馬 1分50秒6 1分49秒9 1分52秒2
3歳未勝利 1分48秒9 1分48秒1 1分50秒3 1分52秒1
3歳500万 1分48秒2 1分50秒1
古馬500万 1分47秒4 1分48秒6
古馬1000万 1分47秒5 1分48秒8 1分49秒9 1分50秒3
古馬1600万 1分46秒9 1分48秒2 1分49秒0 1分48秒6
古馬オープン 1分46秒9 1分48秒2 1分48秒9 1分49秒1

これ以降10月25日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 10月28日京都2R 2歳未勝利 芝1800m 全15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アドバンスシチー 佐藤哲三 10/08 未勝利 京都芝2000 B+
アンヴェイル 小牧太  7/29 未勝利 小倉芝1800 B−
イノセントスカイ 上村洋行 10/08 未勝利 京都芝2000 B−
カシノヨウスケ 赤木高太郎 10/13 未勝利 京都ダ1800 10 11 15 B−
カイファーライズ 角田晃一 10/06 未勝利 京都ダ1200 B−
セトウチスイング 松田大作 10/14 新馬 京都芝1600
チェリームサシ 高橋亮 10/07 新馬 京都芝1800 10 10
テイエムチーター 10/14 未勝利 京都芝1800
ハードギムレット 渡辺薫彦 10/07 新馬 京都芝1800
ハリケーンジャズ 武幸四郎 10/21 新馬 京都芝2000
フジノアリオン 長谷川浩大 10/14 未勝利 京都芝1800 10
フジヤマワカムシャ スボリッチ  9/23 新馬 阪神芝1800
ミスズコーポラル 幸英明 10/07 新馬 京都芝1800 B−
ミッキーアデュー 秋山真一郎 10/13 未勝利 京都芝1600 B−
ミッドセンチュリー 北村宏司  9/16 新馬 阪神芝1600 B−
ロードフラッシュ  9/15 新馬 札幌芝1200 11 B−
レディーファースト 池添謙一  9/23 未勝利 阪神芝1200 10 B−

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 「消」は想定されていたもこのレースには出走しない馬。騎手の太字は乗り替わり。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
アドバンスシチー 10月24日 栗東DW良 一杯 佐藤哲三 6F83.2−12.2 B+
アンヴェイル 10月24日 栗東坂路良 馬ナリ 小牧太 53.7−13.1 B−
イノセントスカイ 10月25日 栗東CW良 一杯 上村洋行 80.1−13.6 B−
カシノヨウスケ 10月24日 栗東DW良 一杯 助手 6F83.8−13.2 B−
カイファーライズ 10月24日 栗東坂路良 一杯 助手 54.3−13.1 B−
セトウチスイング 10月24日 栗東坂路良 馬ナリ 助手 56.3−13.2
チェリームサシ 10月24日 栗東DW良 一杯 高橋亮 6F83.9−14.2
テイエムチーター 10月25日 栗東CW良 馬ナリ 調教師 6F81.4−13.4 B−
ハードギムレット 10月24日 栗東CW良 一杯 攻手 6F80.7−14.9
ハリケーンジャズ 連闘の為中間軽め
フジノアリオン 10月24日 栗東坂路良 強め 助手 56.5−12.9
フジヤマワカムシャ 10月25日 栗東坂路良 一杯 スボリッチ 53.9−14.0
ミスズコーポラル 10月24日 栗東CW良 一杯 助手 6F81.8−13.6 B−
ミッキーアデュー 10月24日 栗東CW良 馬ナリ 助手 6F83.2−13.1 B−
ミッドセンチュリー 10月24日 栗東DW良 一杯 助手 5F66.4−13.2 B−
ロードフラッシュ 10月24日 栗東坂路良 一杯 助手 53.7−13.0 B−
レディーファースト 10月25日 栗東DW良 一杯 助手 5F67.7−12.8 B−

これ以降10月26日作成

●金曜日時点での予想

アドバンスシチー

 追い切りは初戦ほどはピリッとしないも、他のメンバーはもっとお粗末で、「B+」評価ながら1番です。問題は、前走私がこの馬より上位評価をして実際に先着したイノセントスカイでしょうが、今回はCWで全体の時計は良好なものの、終い13秒6が気になりますから、逆転可能と思います。ただし、強敵であることは間違いなく、互角と見ます。

 前走2着のセトウチスイングが気になるところですが、追い切りがひどすぎます。馬ナリでしか追い切っていませんし、1本だけ。その動きも悪く、これでは前回ほどはとてもとても。というわけで、これには先着できるでしょう。

 同じく前走2着のフジノアリオンも同じ。というわけで、おそらく1番人気か2番人気で結果も1着か2着だと見ます。もし、ここで連を外すようであれば、残念ながら重賞だのGTだのは秋の成長待ちということになるでしょう。ここが本当の試金石だと思います。

アンヴェイル

 想定表段階ではいなかった馬。橋口弘次郎師はよく、このパターンをしますが。嫌な馬が来た印象ですが、3カ月の休み明けの割に追い切り6本も動きイマイチ。これでは、勝ち負けというよりは、掲示板候補でしょう。

イノセントスカイ

 前走私ほっさんの本命馬。かつアドバンスシチーに先着した馬。しかし、そのときよりも追い切りの動きは落ちており、アドバンスシチーには逆転の目があります。負けるとすればこの馬くらいでしょうか。

カシノヨウスケ

 これも想定表にはなかった馬。ただし居ようが居まいが全くアドバンスシチーには影響のない馬。成績も追い切りもイマイチ。

カンファーライズ

 前走ダート1200mからいきなり芝の1800mに。はっきり言ってこういう馬が1番良くわからないが、追い切りの動きで考えると、勝ち負けまでは無理でしょう。

セトウチスイング

 前走1着とはクビ差。有力候補も追い切りは馬ナリ1本。これはいかにも・・・。しかし、こういう調整法が向いているのかも知れないし、よくわからない馬。上位2頭(アドバンスシチー、イノセントスカイ)より見劣りしますが。

チェリームサシ

 前走新馬戦10番人気10着と早くも危険な状態にある馬。追い切りもDWで上がり14秒2とまったく見る目なし。正直論外。

ハードギムレット

 前走6着も直前の追い切りでは完全に最後脚が上がっていた。これはマイナスの状態と見ていいのでは。

ハリケーンジャズ

 デルタブルースの下で叩き良化型。前走新馬戦は7頭立て7着。GT馬の下にしては、とんでもないことになっています。連闘策ですが、角居勝彦調教師は、馬の状態が良くなければ出走させない人なので、兄同様初戦叩いてここ狙い?

 初戦の内容からは、消しの一手ですが、よくわかりません。

フジノアリオン

 前走2着も栗東坂路での最終追い切りが56秒5というのは、いかにも不満。掲示板に乗るか乗らないかの瀬戸際候補。

フジヤマワカムシャ

 アドバンスシチーが2着だった新馬戦に出走していた馬。そのときも必要ありませんでしたが、今回もなんの変わり目も見られません。「はい、消えた。」

ミスズコーポラル

 前走4着もCWで上がりが13秒6。私の消したいタイプ。これも掲示板ギリギリ候補でしょう。

ミッキーアデュー

 初戦から7着8着8着。追い切りも馬ナリ1本。動きはそんなに悪くないも、今回も7、8着候補。

ミッドセンチュリー

 初戦は僚馬セゾンシチー(4番人気)よりも高評価を得ていた良血。結果はセゾンが33秒5の末脚を披露しごぼう抜きで2着。このミッドセンチュリーは5着敗退。。しかし、デビュー前から素質馬として注目を集めていた馬にして、しっかりと時間をかけて調整されています。巻き返しに注意。しかし、順調さから、上位2頭の次点評価。

 鞍上北村宏司騎手も1発あって怖い。

レディーフアースト

 想定表になかった馬だが、出走してきたからといって、アドバンスの成績が変わるわけでもないでしょう。7、8番手。

イノセントスカイ、アドバンスシチー
ミッドセンチュリー
なし
 相手はイノセントスカイとミッドセンチュリーくらいで、後は無視しても大丈夫でしょう。イノセントスカイとアドバンスシチーは前走ははっきりと甲乙つけましたが、今回は互角。イノセントに先着できれば念願叶うと思います。

 次の3Rのチャーミングと連勝と行きたいところですが、今回は私の愛馬チャミングシチーよりか、アドバンスシチーの方がはるかに優勝に近い存在といえます。このチャンスを取りこぼして欲しくないですね。

これ以降10月27日及び一部レース終了後に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「混戦模様」


予想家の印
馬名 長岡利 西村敬 山田理
アンヴェイル
ミスズコーポラル
アドバンスシチー
イノセントスカイ
二重△は△で処理
あとは無印



確定オッズ
馬名 予想オッズ
イノセントスカイ 2.8
アドバンスシチー 3.0
アンヴェイル 7.6
フジノアリオン 12.5
セトウチスイング 12.8
ミスズコーポラル 13.4
ミツドセンチュリー 13.4
以下30倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
アンヴェイル 67 55 67
セトウチスイング 66 66
カシノヨウスケ 52 33 52 41
ミスズコーポラル 62 62
ハードギムレット 60 60
ミッドセンチュリー 52 52
フジノアリオン 77 26 62 77
アドバンスシチー 67 67 60
カンファーライズ 38 29 38 29
チェリームサシ 49 49
ミッキーアデュー 67 58 59 67
ハリケーンジャズ 49 49
フジヤマワカムシャ 62 62
イノセントスカイ 75 60 75 65
レディーファースト 65 58 65 54


デイリー馬三郎

予想印

◎ アドバンスシチー
○ イノセントスカイ
▲ ミスズコーポラル

以下省略


見解

 「前走のアドバンスシチーは初めての緩い馬場を気にして自分の競馬ができなかったが、直線は一応の伸び脚を披露。初戦の内容からも巻き返しを期待。」

●前走レース後の騎手コメント

アドバンスシチー(5着)

 「周りに馬がいると幼さを見せてハミを取らなかったり、物見したり、若い面を出していた。まだトモに甘さがあって、こういう馬場ではしっかりとした体勢で走れていなかったし、良馬場の方がいいだろうね。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)


 「出して行っても全然ハミを取ってくれませんでした。下が滑る、こんな馬場も良くないようです。終いはちょろちょろと来てるんですけどね。まだまだ経験不足です。」(佐藤哲三騎手・ラジオNIKKEI)
 「後方から。3〜4角でも思ったほど前との差が詰まらず、終いもジリジリ。Dハミをつけモタれる面はなかったが、案外の内容。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

アンヴェイル

 「攻めは動く馬ではないけど、久々で少し体に余裕があるみたい。1度使ってからかも。」(鎌田助手・デイリー馬三郎)

セトウチスイング

 「窮屈な内からしぶとく伸びた初戦でセンスの良さを見せた。小柄でも食いは良いので。」(昆貢調教師・デイリー馬三郎)

カシノヨウスケ

 「体つきはかなり良くなってきたが、フワフワしているしまだ走る気に欠ける気がする。」(上野助手・デイリー馬三郎)

ミスズコーポラル

 初戦はビシッとやっていなかったが、それでもよく頑張った。叩き2走目で前走以上を。」(加藤敬二調教師・デイリー馬三郎)

ハードギムレット

 「ひと叩きしてグンと良くなり、前走以上の状態で臨める。2走目の変わり身に期待。」(根岸助手・デイリー馬三郎)

ミッドセンチュリー

 「前走後はじっくり乗り込んで鍛え直した。雰囲気が変わってきたし、前走以上はやれる。」(片山助手・デイリー馬三郎)

フジノアリオン

 「ズブい面があるので、ゆったり行ける距離が合う。今回も前々でしぶとさを生かせれば。」(溝橋助手・デイリー馬三郎)

アドバンスシチー

 「前走は雨を少し気にしていたし、ハミも取らなかったからね。スムーズなら期待十分。」(佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎)

カンファーライズ

 「芝は未知だがダッシュがつかないので距離延長は歓迎。流れに乗れれば前進があっても。」(松水助手・デイリー馬三郎)

チェリームサシ

 「余裕のあった馬体が1度使って絞れている。ただ本格的に良くなるのはもう少し先かな。」(高橋隆調教師・デイリー馬三郎)

ミッキーアデュー

 「追走に余裕がなかったので、ゆったりと行ける千八を使う。前半をリズム良く運べれば。」(中尾秀正調教師・デイリー馬三郎)

ハリケーンジャズ

 「まだピリッとした面がないし、競馬を使いながら仕上げていく血統。連闘で前進あれば。」(村山助手・デイリー馬三郎)

フジヤマワカムシャ

 「前走は稽古で動かなかったが、芝の実戦で変わってくれた。中間は放牧に出して動きが良化。2走目で楽しみ。」(小谷助手・デイリー馬三郎)

イノセントスカイ

 「前走は良馬場発表でも雨でぬかるんでおり、その分伸びあぐねた。勝てる力はある。」(吉村助手・デイリー馬三郎)

レディーファースト

 「動きは悪くないけど、テンションが高くてイライラしているのが、実戦でどう出るか。」(牧浦助手・デイリー馬三郎)

これ以降10月30日に作成、一部31日に更新

●レース 

 スタートはバラバラっと出る感じで、チェリームサシが少し遅れます。先行争いは、フジノアリオンが押して先手を奪います。2番手にはカシノヨウスケがつけます。アドバンスシチーは11番手の中団追走になります。先頭までは12、3馬身。4角で外から動いていくのですが、前との差は全く縮まりません。

 直線に入ると、最内からミスズコーポラルがグイグイと脚を伸ばし、一気に突き抜けます。1頭完全に抜け出し、勝敗の行方は決しましたが、2番手は4頭が横一線。ゴール前で4頭のうちの1番外にいたアンヴェイルが抜け出し、2着を確保。3着もその4頭集団の内から2番手にいたセトウチスイングが1馬身ほど出て入着。アドバンスシチーは通過順位11、13、12と終始後方で、全く見せ場がなかったです。

●時計の評価

 アドバンスシチーの1分50秒2という走破時計は、過去10年の2歳未勝利の平均勝ちタイム1分49秒2に1秒も遅く、凡走というより仕方ありません。勝ち馬の時計が、ちょうど1分49秒2ですから、それも平均的で平凡です。その中で突き抜けることが出来なかったわけですから、現状立て直しが必要と言わざるを得ないでしょう。決して相手が悪かったとか、相手が強かったということはありません。

●レース後の騎手・調教師のコメント

ミスズコーポラル(1着)

 「スタートがひと息で位置取りは良くなかったけど、終いは内からしっかり伸びてくれました。これからもっと良くなってくると思いますよ。」(幸英明騎手・デイリー馬三郎)

 「立ち遅れてポジションは悪くなりましたが、終いはしっかりした伸びでしたね。直線は内を突いたんですが、馬場もそれほど気にならなかったですよ。」(幸英明騎手・競馬ブック)

 「ゲートで立ち遅れ気味だったぶん、少しポジション的に悪くなったけど、お終いは内からよく伸びてくれました。」(幸英明騎手・ギャロップ)

アンヴェイル(2着)

 「シュッと抜け出したんだけど、内からこられてしまったね。まだ少し余裕があったし、次はもっと良くなるよ。」(小牧太騎手・競馬ブック)

 「休み明けのぶん、ちょっと太いという感じはあった。その割りに、お終いは外からいい伸びを見せてくれたんだけどね。」(小牧太騎手・ギャロップ)

セトウチスイング(3着)

 「初戦より良くなっていましたが、今日は相手が揃っていましたからね。それにこの距離も守備範囲ですが、1400m〜1600mくらいならもっとやれると思います。」(松田大作騎手・競馬ブック)

カンファーライズ(4着)

 「ゲートがうまくないし、二の脚もつかなかった。終いは伸びているんだから、自分から走る気が出てくれば。」(角田晃一騎手・競馬ブック)

 「まだ追走に手間取る面はあるが、お終いはよく伸びてくれた。展開が向いた感じもあるので、もう少し前向きさが出てくれば・・・。」(角田晃一騎手・ギャロップ)

イノセントスカイ(5着)

 「4角をいい手応えで回ってこれて、勝ったと思ったんだけど・・・。ちょっとよく分からない。」(上村洋行騎手・競馬ブック)

 「馬体が戻ってよくなっていました。4コーナーの手応えも悪くなかったし、勝てるかと思ったんだけど・・・。追って甘い面が出てしまいました。」(上村洋行騎手・ギャロップ)

ミッドセンチュリー(6着)

 「バテてはいないのですが、まだ全体に緩さが残っていますからね。馬がしっかりすればスピードの乗りも違ってくると思います。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

フジノアリオン(9着)

 「まだレースに気が向いていない感じですね。フットワークはいいので、ハミを取って走るようになれば。」(長谷川浩大騎手・競馬ブック)

アドバンスシチー(10着)

 「自分からハミを取ってくれなくて、行きっぷりがもうひとつだった。もっと経験を積んでからなのかな。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)

 「スタートはよかったんだけど、道中はずっとおっつけ通しで、全くハミを取ってくれなかった。馬場は全然、気にしていなかったし、経験を積んでいけば・・・。」(佐藤哲三騎手・ギャロップ)

●専門誌のレース評価

ミスズコーポラル(1着)

 「ひと叩きしたが、まだ太く見える。ダッシュがつかず後方から。前に馬がいて、勝負どころも上がって行けなかったが、他馬が道悪を嫌って外へ出す隙を突いて最内から叩き込む。コース利をフルに生かした。」(競馬ブック)

 「デビュー戦に続いて、今日もスタートは遅くて後方を追走。内めでジックリと脚を温存する。勝負どころはゴチャついて動き切れなかったが、直線に入って内ラチ沿いに進路を取ると、そこからは弾けるような伸びを見せて一気に突き抜けた。圧勝。非凡な決め手を持つだけに、昇級戦の次走も楽しみ。」(ギャロップ)

アンヴェイル(2着)

 「3カ月ぶり。太かった。好位直後から直線は外へ。膨れながらも差し込んで2着確保。」(競馬ブック)

 「好位でうまく流れに乗ったが、直線で馬場のいい外めに持ち出した時に少し置かれた。それでも最後はしっかりとした伸びを見せ、セトウチスイングの追撃を封じて2着を確保。」(ギャロップ)

セトウチスイング(3着)

 「相変わらずの好馬体。うまく脚をタメて終いを生かしたが、ここまで。」(競馬ブック)

 「勝ち馬のワンポジション前の中団を追走。道中はジックリと脚をタメ、直線で外に立て直してから伸びる。小柄ながら粘り強い末脚を披露。すぐにチャンスはありそう。」(ギャロップ)

カンファーライズ(4着)

 「芝の方がむしろいいようだ。緩い馬場もものともせず追い込んできた。ジワッと行ける長い距離も合っている。」(競馬ブック)

 「スタートがひと息で後方から。道中はフワフワして集中力を欠く仕草。それでも直線は外に立て直しながら伸びた。中距離に適性を示す内容。」(ギャロップ)

イノセントスカイ(5着)

 「絞れてきた。好位の外につけたが、終始外へモタれていた。馬場も良くないのかも。」(競馬ブック)

 「好位の外めを追走。流れには乗れたが、終始外にモタれ気味の走りで、粘りがひと息。詰めの甘さを残す。」(ギャロップ)

ミッドセンチュリー(6着)

 「馬体減は絞れたものか?そう見せ場なし。」(競馬ブック)

フジノアリオン(9着)

 「2番手キープも追ってひと息。緩い馬場は良くないか。」(競馬ブック)

アドバンスシチー(10着)

 「どうも馬込みが良くない。今日は力を出し切れず。」(競馬ブック)

これ以降10月31日に作成

●今後の展望

 初戦で素質馬フローテーションに僅差の2着ということで、期待されているアドバンスシチーですが、私の愛馬チャーミングシチー同様、初戦が1番追い切りの内容も動きも良く、それがそのままレースに出ているような気がしてなりません。

 ですから、今回佐々木晶三師は放牧という選択肢を選ばれましたが、これは正解でしょう。目に見えない疲労が蓄積されているのかも知れません。とにかく、ハミを取らないなど、若さを見せマクっていますし、2戦目3戦目は馬が真剣に走っていませんから、まだまだこれからの馬だと思います。じっくり休養して、将来につなげて欲しいものです。

●最後に

 私の愛馬チャーミングシチーとともに、デビュー戦2着で期待された両馬ですが、2戦目、3戦目と急激に着を下げてしまいました。もちろん心配ですが、逆に新馬戦で2着になるということは、鉄砲も利くはずですし、底力はあるはずですので、立て直せば、このクラスにいる馬ではないと思います。

 また、10月から、翌年の3月頃までの未勝利戦は最もレベルが高く、来年の3月頃を過ぎれば未勝利戦の質は急激に低下します。その頃まで未勝利でくすぶっていることはないと思いますが、最悪その時点で未勝利だったとしても、その頃にはまた、堂々に1番人気で期待に応えてくれることでしょう。早くまたフローテーションと同じ土俵で戦いたいですね。

 また、そのとき特集を立ち上げさせていただきます。ではまた、そのときまで。

最後までご愛読ありがとうございました

2007年10月24日、25日、30日、31日作成
アドバンスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2007年10月 8日 第2戦 2歳未勝利 京都芝2000m (5着/1番人気)

2007年 9月23日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1800m (2着/2番人気)

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