皆さん期待のアドバンスシチー遂にデビュー!
9月23日阪神5R2歳新馬芝1800mに出走!
2着/2番人気
やってもうた3週連続2着の珍記録!
しかし、いずれも芝で優秀な馬が多い証拠。
さて、新馬戦2着の3頭(チャーミング、セゾン、アドバンス)の内、最初は勝ち上がるのはどの馬だ!
(9月25日更新)
2007年 9月19日作成
以下は、アドバンスシチーのほっさん評価です。
父 マンハッタンカフェ アーニングIDX 1.33 評価 B+
母 イヴニングライド 米1勝 評価 D
母父 Fappiano 評価 B−
兄弟 Ride 米10勝 評価 A−
生産牧場 駿河牧場 評価 C
調教師 佐々木晶三 評価 A−
馬体 評価 B−
募集価格 1800万円
総合評価 2.48 評価 C
父マンハッタンカフェは主に長距離で活躍したサンデーサイレンス産駒で、私ほっさんのイメージとしては、ダンスインザダークのようなイメージです。ダンスインザダークはツルマルボーイのような活躍馬も輩出していますが、付けられている繁殖牝馬の質を考えると、私個人としては、その種牡馬成績は疑問です。
マンハッタンカフェも産駒の初年度はアーニングIDX1.33と、標準の「1」は超えていますが、そこそこのクラスの繁殖牝馬に種付されており、やや不満です。
同期のタニノギムレットやジャングルポケットに比べて、少し見劣りする気がします。
昔のメジロマックイーンもそうでしたが、なぜか長距離で活躍した馬は、産駒に上手く能力を伝えられないといいますか、晩成傾向にあり、勝ち上がりに苦しむ産駒が散見されます。あとで、説明しますが、このアドバンスシチーは友駿ホースクラブ2005年度産募集全馬の中で、最もほっさん評価指数の高い馬で、本当なら購入するのですが、この父が引っ掛かった理由の1つです。
母イヴニングライドは国内で走っていないこともあって、評価は難しいです。
母父Fappianoは、日本でも成功しているブルードメアサイアーで、心配ありません。むしろ期待の方が大きいでしょう。
兄弟は兄Rideが米国で10勝を上げていますが、これも評価の難しいところです。しかし、10勝ですから、米国のよくわかりませんが、強かったのではないでしょうか。
生産牧場である駿河牧場は、これを言うと失礼かもしれませんが、友駿ホースクラブ提携?御用達?の牧場としては、下河辺牧場に次ぐ優良評価で、なかなか実績もあり、いい牧場だと思います。しかし、全体で見ると、まだまだ上がごろごろいますので、評価は「C」ということになります。
預託調教師である、佐々木晶三師は、だれもが認める友駿ホースクラブでは実績ナンバーワン厩舎で、ダップダンスシチーによるジャパンカップと宝塚記念制覇を始めとして、オペラシチーによる目黒記念制覇や現役ではレキシントンシチーや、ダブルダンスシチーなど、力のある馬を順当に勝ち上がらせてくれる信頼のおける調教師です。
ただ、これも、全体で見るとまだまだ実績上位の調教師が世の中には、ごろごろとしていますので、評価は「A−」ということになります。
馬体は申し訳ありませんが、そんなに良く見えないですねぇ。しかし、当歳での写真ですから、やはり1歳過ぎないとわかりませんからねぇ。
価格の1800万円は高くはないのではないでしょうか。この2005年産募集馬は全体的に募集価格が安かったと私ほっさんは思っているのですが、皆さんはいかがでしょう。先日新馬戦2着だったチャーミングシチーも父クロフネで母は3勝馬で1200万円は友駿ホースクラブの今までの募集馬からすると安いと思ったのですが、このアドバンスシチーも同様の割安感があります。
不満なのは、2006年産募集馬のあまりの値段の高さです。無料提供馬のセゾンシチーの御代が相当募集馬価格に上乗せされている気がしてなりません。
総合評価は2.48は2005年友駿ホースクラブ全募集馬の中で最高評価です。ちなみに時点はセゾンシチーとエスポワールシチーの2.34です。ですから、数字上1番走る可能性があるのではないでしょうか。
総合評価が2を超えるということは、繁殖牝馬の質が他より劣る友駿ホースクラブの募集馬の中では際立っており、期待させます。もちろん、馬には故障や脚元が弱い、または気性が悪いといった欠点があるかも知れませんがそれらは、この評価の中には含みません。
ただ、私個人的にはデータをかなり信用していますので、総合評価2以上というのはかなり期待ができるということです。
上記の様な高評価馬をなぜ購入しなかったのかというと、軍資金がないというのが正直なところですが、私ほっさんの中で、1度でいいからこの馬の仔を持ってみたいという種牡馬の仔が安く売られていたからです。
具体的には、クロフネ、サクラバクシンオー、ダンスインザダークで、通常これらの種牡馬は種付料が高い(500万円相当)ので、どうしても募集馬の値段も高くなってしまって手が出ません。
ところが、牝馬ながらもこれらの産駒が1頭24000円で募集をかけられていたので、そちらに飛びついたというのが、正直なところです。
これらの種牡馬と比べると、初年度で未知数の父マンハッタンカフェは当時リスクが高く、種牡馬で選んだようなものです。
さらに、このときに無料提供馬としてついてきたダブルダンスシチーの馬体に惚れ込み、これは走る!!と確信し、たくさん欲しくなりました。というわけで、安価な牝馬(でも種牡馬は一流!)を3頭購入し、ダブルダンスシチーを3口ゲットしました。無料提供馬でこんなに魅力があったのは、ロンドンシチー以来です。ロンドンシチーも走ると思い無理に2口買ったのを覚えています。結果は屈腱炎でだめでしたが、それは運がなかっただけの話ですから。
というわけで、欲しいけど、別の馬を優先したということで、今(2007年9月19日)、各雑誌やJRA−VANなどでも、有力馬として取り上げられているところを見ると、正直後悔もしていますが、この馬の代わりに購入した愛馬チャーミングシチーが新馬戦で2着に頑張ってくれましたので、それで良しと自分を納得させています。本当に貧乏は辛いですね。
改装後に新設された条件。外回りのコースを使用。芝1600mのスタート地点からそのまま200mバックしたところがスタート。2コーナー出口付近のポケットからの発走で、内回りの芝1400mと同じ位置。外回りコースはマイル戦でもスローペースになりやすいのだから、当然ながら1800mはそれ以上。古馬のオープンクラスでも前半は流れが緩くなり、確実に上がり3ハロン、4ハロンの方が速くなる。決め手に自信があるタイプの馬でも、前がなかなか止まらないので直線一気では間に合わない。先行力の方が大事で、雪崩れ込みをイメージできる馬の方がいい。
枠順はここでも外枠が不利。馬群が固まったまま最後の直線に入るので、なかなか内に潜り込めない。道中外目を通らされるのを避けて、番手を下げると、前述したように差し届かないというジレンマ。内の好位の馬群の中で折り合って、サッと抜けてくる競馬が理想。
有利な枠順 内〜中枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 枠順、脚質
2週前に愛馬チャーミングシチーがデビューを飾ったコースです。そのときは、勝ち馬が1分50秒3良で愛馬チャーミングシチーは0秒2差の2着でした。
愛馬チャーミングシチーは内枠で先行で上記有利な条件にぴったりと当てはまって2着に好走したんですよね。さて、アドバンスシチーはどの枠を引き、どんなレースを見せてくれるのでしょうか。
出馬想定表 9月23日 2歳新馬 芝1800m 全9頭
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馬名 |
予想騎手 |
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追い切り |
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アドバンスシチー |
佐藤哲三 |
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シゲルケープタウン |
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ジョーペルグリン |
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センノカゼ |
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タッチオブレインズ |
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フジヤマワカムシャ |
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フローテーション |
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プロフェッショナル |
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メイショウベーネ |
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これ以降、9月20日に作成
8月1日 栗東E 良
ゲート
15.4
15.7
8月2日 栗東E 良
ゲート
15.0
8月5日 栗東坂路 良 馬ナリ
4F 53.2
3F 39.2
2F 26.2
1F 13.5
8月22日 栗東E 稍
ゲート
佐藤哲三
13.0
8月26日 CW 良 馬ナリ
4F 55.3
3F 41.2
1F 12.2
外 ウィッシュアウェイ(2歳未勝利 新馬戦4着)馬ナリと4F併せで併入
8月30日 栗東坂路 重 強め
4F 55.9
3F 40.7
2F 26.4
1F 計測不能
9月6日 DW 良 馬ナリ
6F 84.7
5F 69.4
4F 54.8
3F 40.7
1F 12.7
外パイロット(2歳未勝利 新馬戦15着)一杯と6F併せで0秒1先着
9月9日 DW 重 馬ナリ
3F 42.7
1F 13.6
9月13日 DW 稍 強め
佐藤哲三
6F 83.5
5F 67.9
4F 53.2
3F 39.3
1F 12.1
外パワーオブスマイル(3歳未勝利)一杯と6F併せで併入
9月17日 DW 重 強め
佐藤哲三
6F 88.7
5F 71.8
4F 55.3
3F 40.4
1F 12.4
9月20日 DW 良 一杯
佐藤哲三
6F 80.8
5F 65.4
4F 51.8
3F 39.0
1F 12.3
外ショウリュウアクト(古馬500万)一杯と6F併せで0秒6先着
9月20日、格上馬をちぎりましたね。えらいこっちゃです。あんまり強かったら、買わなかったことを後悔してしまうではないですか。
ただ、上がりが11秒台でしたら、文句なしなのですが、12秒少しかかっていますね。でも、2歳の9月ですし、かなりいいと思いますよ。ほっさん評価は「A−」です。上がりが11秒台でしたら、「A+」です。今回格上馬に差を付けたとはいうものの、併せたショウリュウアクトがあまり走っていない印象があります。しかし、追い切り量も素晴らしいですし、確実に時計を詰めているという事実も素晴らしい。2歳戦ではあまりでない「A−」評価です。かなり期待できるでしょう。
しかし、周りを見回すと、もう1頭別格の馬(武豊騎乗馬)がいます。それは、また後ほどお話します。
出馬確定表 9月23日 2歳新馬 芝1800m 全8頭
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馬名 |
騎手 |
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追い切り |
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アドバンスシチー |
佐藤哲三 |
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A− |
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シゲルケープタウン |
角田晃一 |
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C |
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ジョーペルグリン |
和田竜二 |
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B+ |
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センノカゼ |
横山典弘 |
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B− |
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タッチオブレインズ |
幸英明 |
|
B+ |
|
フジヤマワカムシャ |
小牧太 |
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C |
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フローテーション |
武豊 |
|
A− |
|
メイショウベーネ |
石橋守 |
|
C |
強そうな名前のプロフェッショナル1頭が回避しました。なんにしても出走頭数が減るのは嬉しいことですよね。
アドバンスシチー 9/20 DW 良 一杯 佐藤哲三 6F80.8−12.3
シゲルケープタウン 9/20 CW 良 馬ナリ 6F85.7−14.5
9/13 CW 稍 一杯 6F81.9−13.0
ジョーペルグリン 9/20 栗東坂路 良 一杯 52.0−14.3
9/13 栗東坂路 稍 一杯 54.0−12.9
セニノカゼ 9/20 栗東坂路 良 一杯 55.2−12.9
タッチオブレインズ 9/20 CW 良 強め 幸英明 5F68.0−12.3
フジヤマワカムシャ 9/20 栗東坂路 良 一杯 小牧太 54.6−14.6
9/13 栗東坂路 稍 一杯 52.9−14.2
フローテーション 9/20 栗東坂路 良 一杯 武豊 51.7−13.3
内テンシノビーチ一杯と併せで0秒9先着
プロフェッショナル 9/20 栗東坂路 良 一杯 54.4−12.9
9/12 栗東坂路 良 一杯 52.8−13.1
メイショウベーネ 9/20 CW 良 一杯 難波剛健 5F80.5−13.1
アドバンスシチー
人気は2番、着は1着か2着でしょう。全9頭ですが、今回明らかに弱そうな馬が何頭かいます。上記表の追い切り評価「C」の3頭です。これら3頭とアドバンスでは動きが違いすぎます。無視してもいいでしょう。
となれば、残り5頭。この中でアドバンスと互角の動きは武豊騎乗のフローテーションだけです。この馬上がりこそ13秒3と脚が上がりましたが、栗東坂路で51秒7と古馬1000万クラス以上の動きです。このとおりレースでも動けば、残念ながら、アドバンスは2着ということで、シチー新馬デビュー機会連続2着という珍記録を作ってしまうことでしょう。
しかし、2着は堅い気がします。
シゲルケープタウン
直前はなぜか馬ナリで1本追っただけ。調子の悪そうな予感がプンプンします。9月13日に一杯追っているときでさえ、アドバンスシチーの動きとは比べ物にならないので、まずこれには楽勝でしょう。
ジョーペルグリン
栗東坂路52秒0は新馬勝ちできるレベルで、手強そうです。しかし、そのときの上がりは14秒3と完全に脚が上がっています。また、逆に上がり12秒9で上がっているときには、全体で54秒0かかっています。54秒0というと、そんなに悪くはないですが、少しチグハグな気はします。
3、4着候補ではないでしょうか。
センノカゼ
おちゃらけた名前ですが(昨年はイナバウアの名前が付いた馬がやたらと多かったですよね。)、直前の追い切りは栗東坂路一杯で55秒2とすこぶる平凡で、上がりこそ少しいいものの、動きのいいアドバンスの敵ではないでしょう。
タッチオブレインズ
直前はCWでジョッキー追いをされていますが、なかなかいい動きでした。これも3、4番手評価です。
フジヤマワカムシャ
最終追い切りはひどいものでした。ただ、それだけでは判断できませんから、9月13日の動きも見るわけですが、52秒9−14秒2。まずまずですね。全体の時計は悪くないですが、上がりがかかり過ぎています。これでいて最終追い切りが全然ですから、無視してもいいでしょう。
フローテーション
先にも書きましたが、栗東坂路51秒7は文句なく素晴らしい数字です。これは、普通で考えると、新馬はあっさり、オープンでも存在感を示しそうな大物感が漂っています。当然併せた馬にも大きく先着していますし、騎手も武豊騎手ですから、1番人気は間違いないでしょう。
さぁ、これを倒せるかどうかです。私ほっさんとしては、これとアドバンスが2頭直線で一騎打ちで叩きあう姿を想像しています。
メイショウベーネ
CWで追い切っていますが、6Fの時計かと思いきや、5Fの時計なんですよね。しかも、ジョッキー追い(あまり追えるジョッキーかどうかはここでは批評しませんが。ちなみに本番は石橋守騎手。)。これだけ動かなかったら、陣営的にも叩いて良化を期待でしょう。
全く無視でいいと思っています。
フローテーション
アドバンスシチー
なし
ジョーペルグリン、タッチオブレインズ
陣営のコメントを見て若干変わるかも知れませんが、ほぼこの線で間違いないでしょう。自信度80パーセントです。しかし、いつもお話しているように、新馬戦は走ってみないとわかりませんので、そのことを最後に付け加えておきます。
これ以降9月22日に作成
競馬ブック
短評は「主力対等」
推定勝ち時計 1分49秒0 良
1分50秒7 重不
予想家の印 左から長岡利、西村敬、山田理
タッチオブレインズ △△▲
フローテーション ◎○◎
アドバンスシチー ▲◎○
メイショウベーネ 無△無
センノカゼ ○▲△
シゲルケープタウン △無無
ジョーペルグリン △無無
あとは無印
二重△は△で計上
予想オッズ
フローテーション 2.4
アドバンスシチー 2.9
センノカゲ 3.9
タッチオブレインズ 7.7
ジョーペルグリン 11.3
シゲルケープタウン 20.0
メイショウベーネ 20.8
フジヤマワカムシャ 23.2
デイリー馬三郎
見解
「血統的にも期待十分のフローテーションを中心に狙う。今週坂路で51秒7の好時計をマークしたように、動きは水準以上。仕上がりも抜群で初戦から。」
予想印
◎フローテーション
○アドバンスシチー
▲センノカゼ
タッチオブレインズ
「ゲートは普通だけど、仕上がりはまずまず。気性の勝ったタイプなので初戦向きかも。」(吉永助手・デイリー馬三郎)
フローテーション
「ケイコを積むごとに良くなって落ち着きも出てきた。癖のない馬でいきなり期待したい。」(櫨山助手・デイリー馬三郎)
アドバンスシチー
「ケイコでは水準以上の動きを見せている。うまく流れに乗れれば、チャンスはある。」(佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎)
メイショウベーネ
「素軽い動きをするし、素直で乗りやすい。ゲートを普通に出て流れに乗ればやれそう。」(宇田登志夫騎手・デイリー馬三郎)
センノカゼ
「素直な馬で学習能力が高い。ゲートは速い部類だし、仕上がりもいい。いきなり期待。」(山中助手・デイリー馬三郎)
フジヤマワカムシャ
「能力は水準級だし、体形的にも長い距離向き。ただ併せ馬で遅れているので使いつつかも。」(小谷助手・デイリー馬三郎)
シゲルケープタウン
「跳びが大きく、スピードが乗るまでに時間がかかるタイプ。前半上手く流れに乗れば。」(坪調教師・デイリー馬三郎)
ジョーペルグリン
「今週のケイコは相手が走りすぎたけど、時計は水準。本馬場に入れた感触も良かった。」(柴田光調教師・デイリー馬三郎)
名牝ロジータの甥センノカゼ(デイリー馬三郎)
「フローテーションの全兄は今年の新潟記念で4着に好走したダイイチアトムで、おばには阪神3歳牝馬ステークスなど重賞を5勝したスティンガー、3歳の牝馬GUを2勝したサイレントハピネスがいる。スペシャルウィーク産駒だけに確実に走ってきそうだが、気になるのは、超ロングヒット中のあの曲から名付けられたと思われるセンノカゼだ。おばに名牝ロジータ、いとこにカネツフルーヴ、イブキガバメント、近親にレギュラーメンバー。こちらも血統的には負けていない。」
フローテーションで断然(デイリー馬三郎)
フローテーションは今週の追い切りで51秒7の好時計をマークし、併せたテンシノビーチ(3歳未勝利)を0秒9もちぎる快走を見せた。「追うごとに良くなってきたし、血統背景にも期待しているんだ」と橋口弘次郎師も期待する。母は札幌3歳ステークス2着後、古馬のオープンクラスで好走。繁殖でも全兄ダイイチアトムは4勝馬で、今年の新潟記念4着。全姉スペシャルフロートも先日の紫苑ステークスへ出走と、活躍馬を輩出している。先々まで期待が持てる素質馬のデビュー戦だ。
やはり、木曜日の時点で予想した2強予想で変更はありません。問題は、どちらが勝つのか、どのくらいの内容(時計)で勝つのかでしょう。
枠も有力馬2頭注文どおりの内枠で、差はないですし、現段階では互角でしょう。もちろん、走ってみると大差がついているかも知れませんが。
というわけで、とくに、木曜日と予想に変化はありません。
明日(23日)は、絶対に外せない仕事の為、見に行くことはおろか、ラジオ中継さえも聞けません。レース後成績メールが来るのを見て初めて結果を知るでしょう。
ですから、写真やパドックはありませんが、レース内容と騎手のコメントを23日の深夜に更新する予定ですので、またお越しくださいませ。
これ以降9月23日作成
スタートは普通。1番のタッチオブレインズはダッシュ付かず。ハナはジョーペルグリン。2番手はシゲルケープタウン。3番手フローテーション、4番手アドバンスシチーというところに、ダッシュが付かなかったタッチオブレインズが押し上げ押し上げ3番手に上がります。
先頭から最後方までは5〜6馬身くらいで、一団となって進み、アドバンスシチーはずっと5番手追走。前半の1000mは1分5秒くらいのかなりスローペース。直線入口で外の馬が内によろけてアドバンスに接触(したように見えましたが)?
その後追い出すとグングンと加速し、1頭また1頭と追い越していきますが、同じように加速している武豊騎乗の1番人気フローテーションとの差は一向に詰まらず、惜しくも2着に破れました。
勝ち馬の時計1分52秒7は推定タイムの1分49秒0よりは、約4秒も遅く、まだ、上のクラスに行っても勝ち負けできるかわかりません。しかし、レースは超スローペースで流れ、上がりだけのヨーイドンの競馬ですから(道中全然一生懸命走っていませんので。)、時計がかかるのは仕方ありません。そういう流れだったわけです。
しかし、2週前に私ほっさんの所有愛馬チャーミングシチーが出走した同距離の新馬戦は勝ち時計が1分50秒3良で愛馬チャーミングシチーが1分50秒5ですからこれとは2秒も差があります。馬場の痛み等もありますから、一口には言えませんが、次走アドバンスシチーは相当時計を詰めなければ勝ち負けはできないでしょうから、時計に対応できるのかが、1つのポイントでしょう(対応できると思いますが。)。
これ以降9月25日に作成
フローテーション(1着)
「掛かるところがあるので心配していたけど、折り合いは大丈夫だった。いい心臓を持っている。まだ若いが、これから楽しみ。」(武豊騎手・デイリー馬三郎)
「掛かる面があるので折り合いを心配していましたが大丈夫でした。今週の追い切りが良くて、それが現れたところがありましたよ。いい心臓をしています。直線フラついたのはまだ太いからで仕方ないでしょう。素質の良さを感じましたよ。」(武豊騎手・ラジオNIKKEI)
「掛かるのを心配しましたが、この遅い流れでも折り合えましたからね。まだ太かったし、新馬だけにフラフラする面もありましたから、これから良くなる余地がありそう。調教の段階から能力を感じていましたが、楽しみな馬が出てきましたね。」(武豊騎手・競馬ブック)
「うーん、もう少しシュッと行くかなと思ったけど、初めてだし、直線も長いからね。モタモタ、フラフラしていたのはしょうがないかな。他の馬もそうだったからね。体に余裕があるのでもうひと絞りしてもよかったかも。でもいいものを持っていますよ。」(橋口弘次郎調教師・ラジオNIKKEI)
アドバンスシチー(2着)
「勝ち馬の外へ持ち出したときに、外へモタれてしまった。段々良くなってくると思う。」(佐藤哲三騎手・デイリー馬三郎)
「外へ逃げる面はあったけど、これだけしっかり差してこれたし、初戦としてはいい内容だったんじゃないかな。今日は勝ち馬も強かったしね。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)
タッチオブレインズ(3着)
「まだハミの取り方をわかっていないが、直線は盛り返していたし、内からそこそこ伸びてきた。」(幸英明騎手・デイリー馬三郎)
「まだハミの取り方を分かっていない面はありましたが、直線は内目からしっかりした伸び。次回は上積みを見込めそうですね。」(幸英明騎手・競馬ブック)
センノカゼ(4着)
「ワンペースの走り。行ければ行きたかったけどね。でも今日の流れで良く走っている。」(横山典弘騎手・デイリー馬三郎)
「流れを考えれば最後はそれなりに伸びていると思うが、ずっと同じペースで走っている感じだった。」(横山典弘騎手・競馬ブック)
ジョーペルグリン(5着)
「好スタート。直線は早めに仕掛けたけど、今日の形ならもう少し粘って欲しかった。」(和田竜二騎手・デイリー馬三郎)
「スタートが良かったし、スピードもある。ただスローに落とせていただけにもう少し粘って欲しかった。」(和田竜二騎手・競馬ブック)
シゲルケープタウン(8着)
「500キロ以上あるけど、背が高いし、太くはなかったと思う。小脚が使えるから大型馬でも先行力があるけど、まだ前だけで走っている感じ。トモに力強さが出てくればもっと良くなってくると思うよ。」(角田晃一騎手・競馬ブック)
フローテーション(1着)
「ほぼ仕上がる。好馬体。馬ナリで好位へ。かなり遅いペースだったが、折り合いもピッタリついていた。一旦2着馬に出られたが、余裕も持って追い出し、坂を上がってからスッと抜け出した。センスがいい。」(競馬ブック)
アドバンスシチー(2着)
「ほぼ仕上がる。馬任せで後方から。スムーズに折り合って追走。動くに動けないポジションだったし、直線も外に出すのに少し手間取ったが、スペースができるとスッと伸びて一瞬先頭。最後は勝ち馬に振り切られたが、この馬も能力は十分。」(競馬ブック)
タッチオブレインズ(3着)
「やや太目。出遅れ。スタート後に内にヨレてハミを掛けた分、ペースが落ちてから行きたがっていた。それでも直線は最内から一瞬いい伸び。折り合いがつくようになれば。」(競馬ブック)
センノカゼ(4着)
「仕上がる。イレ込み気味で発汗もやや多かった。ダッシュが鈍かったので後方から。直線で外に出してジリジリ伸びてきたが、ここまで。上位馬とは切れ味の差が出た感じ。」(競馬ブック)
ジョーペルグリン(5着)
「Dハミ。仕上がる。イレ込み気味。仕掛けてハナへ。行き切ってグッとペースダウン。そのまま直線に向いたが、伸びずにバテずで瞬発力の差が出てしまった。」(競馬ブック)
シゲルケープタウン(8着)
「太目。仕掛けて先行。ペースが遅かったので直線に向いた時も手応え十分だったが、ラスト1ハロン手前で失速。」(競馬ブック)
芝の中距離の新馬戦2着というのは、将来有望なことは間違いありません。上がりもメンバー中最速でしたし、人気を背負っての人気どおりの好走でした。競馬ブックなどの専門誌も「能力は十分」と評価しています。
私ほっさんもそのとおりだと思います。やはり、2005年産友駿ホースクラブ全馬の最高ほっさん指数の馬。このくらいは能力があって当然だと思います。
しかし、私の愛馬チャーミングシチー同様まだ未知数ではあります。今回の時計1分52秒8良は、同日の500万クラスの勝ち時計が1分46秒0上がり33秒6だったことを考えても、やはり遅いと言わざるを得ません。次走道中本気で走ってどの程度の時計が出せるのかが1つのポイントになると私は考えます。
今回のアドバンスシチーは最速の上がりと言っても34秒1です。先週のセゾンシチーのように、同じ2歳でも33秒台で上がってくる馬はいますから、今回のように、上がりだけの競馬になったとしても、勝てる確証はありません。
3週連続新馬戦2着という珍記録を作った友駿ホースクラブですが、この3頭の中では先週走ったセゾンシチーが1番有力のような気がします。もちろんそれぞれ1戦を見ただけですので、その中でのお話ですが。
セゾンシチーは出遅れて後方追走も上がりは切れに切れて33秒5と初戦にして凄い数字を叩き出しました。強力な末脚は大きな武器になります。あのときの1着馬は強かったですが、展開利もあったような気がします。そういった馬がいなければ、勝っていたかも知れません。
とにかく、まだ、1戦が終わっただけです。次走どのような走りを見せてくれるのか、アドバンスシチーの走りに大いに期待したいところです。
今回のアドバンスシチーの特集を最後までご覧いただきありがとうございました。実は当方の体調不良により、更新が伸び伸びになってしまいました。
今ご覧のアドバンスシチーの特集は、がんばれシチー軍団等でも一切宣伝していません。日ごろ当サイトに遊びに来てくださる貴方のためだけに開設されたものです。
それと、この特集を組ませていただいた理由はあと2つあります。
1つは、途中でも書きましたが、このアドバンスシチーは2005年度産友駿ホースクラブ全馬の中で、私ほっさんのほっさん指数が最高の馬であり、活躍が気になっていたからです。また、軍資金に余裕があれば、確実に購入していた1頭です。
ですから、この馬に対する思いいれは強く、陰ながら活躍を期待していた次第です。
もう1つの理由は、このアドバンスシチーが出走するレースは芝の1800mで、2週前に愛馬チャーミングシチーが2着になったレースと同じ距離、同じコースです。
すなわち、ここのメンバーというのは、将来的に愛馬チャーミングシチーと対戦する可能性が非常に高い馬たちで、敵情視察も兼ねていました。
今日こうやってレースを見させていただいて、アドバンスシチーが最も要注意なのはもちろん、3着のタッチオブレインズも怖い馬だと評しています。今回、太めで出遅れたものの、直線は見所があり、愛馬チャーミングシチーは初戦を見るに先行逃げ切りタイプですから、こういった切れる脚を使う面々はとくに要注意です。できれば、次走予定の9月30日には出てきて欲しくないものです。
敵を知り己を知ることは、馬券や勝ち馬予想に大きく影響すると思っています。
ここをご覧の皆さん、私の愛馬チャーミングシチーの特集も良かったら覗いて見てください。今後そこに出てきたメンバーとアドバンスが戦う日もそう遠くないはずです。
最後になりましたが、アドバンスシチーは順調にいけば、クラシックにも乗れる逸材です。是非クラシックでシチー3頭出しなんていうのを実現して欲しいものです。もっとも牡馬の方では、私個人はエスポワールシチーにかなり期待しておりますが、どうなることでしょう。
次回、アドバンスシチーの特集ですが、おそらく勝ち負けだと思うので、組みたいのですが、私ほっさんの有力愛馬もぞくぞくと出走を予定しております。チャーミングシチーやすでに先日入厩した私の愛馬の大将格のステップシチー、そしてこちらもつい先日入厩した新馬ギムレットシチー、それに信楽牧場まで移送され、トレセン入りを待つエクストラシチーと、勝ち負けのできそうな馬が続々と出走予定です。
どうしても、愛馬が優先にはなりますが、簡易でも、更新が遅れてでも、アドバンスシチーの初勝利までは追いかけたいと思っておりますので、皆さんもよかったらまた次回の特集に遊びに来てください。
では、皆さんの愛馬アドバンスシチーの一刻も早い初勝利を願って今回の特集は閉めさせていただきます。
最後までご愛読ありがとうございました
2007年9月19日作成 20日、22日、23日、25日加筆