愛馬フォレストシチー シンガリ負け!!

その理由とは!

現地で見たこと感じたことを全てご報告!

そして引退へ。夢をありがとう。

2007年 6月13日作成 第1文作成

●気になる追い切り

前走 栗東B良 一杯

6F 84.0
5F 67.5
4F 52.1
3F 38.8
1F 12.4



6月13日 栗東B良 一杯

6F 87.7
5F 69.0
4F 52.5
3F 38.7
1F 12.3


 ぼく馬では、前走は「多少良化C」でしたが、今回は「素軽さ出B」となっていますが、私ほっさんとしては、この評価は「?」です。というわけで、ほっさん評価としては「C」で、前走と変わらずです。

 しかし、大型馬の叩き2走目ですし、今のところ相手も恵まれていますし、このままたいしたメンバーにならずにとにかく勝ち上がって欲しい!!

●驚きの出馬想定表

 なんと、出馬想定表は5頭しかいません!!しかし、前日の阪神ダ1800mに13頭も想定されていますから、何頭か回ってきて最終的には10頭前後になるでしょう。頼むからこっちに来ないでくれッ!!

 しかも、この5頭、公平な目で見ると、たいしたことない面々です。これでは、前走2、3着の有力馬が芝やダ1200mあたりから矛先を変えてきそうで嫌ですねぇ。ただ、騎手の確保とかしているはずですから、やたらめったら出馬予定も替えれないはずなので、8頭以内を強く希望します。うーん、明日ドキドキだぁ。
出馬想定表 6月17日 3歳未勝利 阪神ダ1800 全5頭 (6月13日現在)
馬名 前走騎手 前走 着順 人気 過去着順 追い切り
キングダムハート モンテリーゾ 11/26 新馬 京都芝1800 A−
チェリーピット 高橋亮 5/12 未勝利 京都ダ1200 13 12 B+
トップオブザロック 上村洋行 6/03 未勝利 中京ダ1700
フォレストシチー 米倉知 4/29 交流 金沢ダ1400 11
ローランディツー 初出走
 また、これだけ出走の予定がなかったということは、いい騎手がたくさん余っていたはずで、武豊や安藤勝己あたりも空いていたのでは?騎手も期待です。これで小林徹弥だったら怒るよ!!
 トップオブザロックの前走は、ダブルダンスシチーが4番人気6着に敗れた一戦で、3着にきていた馬で、他のどの馬よりも前走の着順が良いので要注意ですが、今回水曜日の時点で一度も追い切っていません。明日木曜日にジョッキー追いでもするのでしょうか。それとも順調さを欠いているのでしょうか。明日追い切ればまたご報告します。

 角居勝彦厩舎のキングダムハートは前走9着ですが、芝ですし、今回はきちっと仕上がっていますので、これは注意が必要です。

●阪神ダ1800mコース解説(JRA−VANから引用)

 スタート地点は正面スタンド前直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。京都のダ1800mよりも若干長めだが、1コーナーまでの主導権争いは厳しく、外からも先手を奪いたい馬が殺到。前へ行きたいのに内枠で出脚が悪いと、詰まって位置取りが悪くなる。ちょうど京都ダ1800mとは対照的に1枠の成績が最も悪く、大外枠が最も良い。少頭数だとあまり関係ないが、多頭数になると逃げ、先行馬は中〜外枠の方が競馬がしやすい。脚質は基本的には先行有利だが、クラスによってまちまち。条件クラスでは前へ行った馬がそのまま押し切る競馬。
 特にブライアンズタイム産駒の逃げ、先行馬が非常に強いのが特徴
 オープンクラスは、展開次第だが差し馬が来ることが多い。派手な大外一気、マクリが決まることも。しかし、京都ダ1800mより癖がなく、各馬力を発揮しやすい条件。

有利な枠順  多頭数は外
有利な脚質  先行
ポイント     ブライアンズタイム産駒、中距離実績


 今回は5頭の中にブライアンズタイム産駒はいません。先行有利、中距離実績ということで、かなりわれらがフォレストシチーは当てはまります。

●勝てるかどうか

 元々清水出美調教師はレースを使いつつ仕上げる人なので、わからないことはないのだが、このフォレストシチーに関してだけは、しっかりと何本も追い切った初戦が良かっただけに、追い切り本数を増やしてレースにのぞんで欲しいと思うのですが、今回も追い切り1本です。その追い切りの動きも全く変化がありません。

 しかし、動きが悪くても、相手に恵まれれば勝てる素質はあると思いますので、とにかく勝って欲しい。まぐれでも、展開利でもなんでもいいです。この馬は初戦の調子に戻れば、上のクラスでもやっていける馬ですから。

 なにより、2004年度産友駿ホースクラブ募集馬の中で、ほっさん指数第1位の馬です(詳しくはキャプテンシチーのコラムをお読みください)。

 さぁ明日、メンバーと騎手が確定したらまた、詳細をご報告します。夕方4時、ドキドキしますね。

これ以降6月16日早朝作成

出馬確定表 6月17日 3歳未勝利 阪神ダ1800 全13頭 (6月14日現在)
馬名 前走騎手 前走 着順 人気 過去着順 追い切り
アロド 川田将雅 6/02 未勝利 中京芝1800 12
カイテキベガ 中村将之 6/02 未勝利 中京芝2000 14 14 12 12 15
キングダムハート 福永祐一 11/26 新馬 京都芝1800 A−
クレインタキシード 鮫島良太 5/27 未勝利 東京ダ1600 10 12
ケージームサシ 大下智 6/03 未勝利 中京ダ1700 B+
スプリングサンテ 浜中俊 6/02 未勝利 中京ダ1700 11 B+
テイエムバクシン 小牧太 6/02 未勝利 中京ダ1700 A−
トップオブザロック 上村洋行 6/03 未勝利 中京ダ1700 B−
トレド 武豊 6/02 未勝利 中京ダ1700 B+
フォレストシチー 佐藤哲三 4/29 交流 金沢ダ1400 11
マキシマムフォース 和田竜二 6/10 未勝利 中京ダ1700
ルールシャガール 金折知則 6/03 未勝利 中京芝2000 17 11 10
ローランディツー 岩田康誠 初出走
中京ダ1700mの持ち時計

ケージームサシ   1分47秒4 良 53キロ
トップオブザロック 1分47秒5 良 56キロ
スプリングサンテ  1分47秒9 良 53キロ
トレド         1分48秒4 良 53キロ
マキシマムフォース 1分50秒2 不 56キロ



阪神ダ1800mの持ち時計

トップオブザロック 1分56秒0 良 56キロ
フォレストシチー  1分58秒5 良 56キロ
テイエムバクシン 1分59秒3 良 56キロ


 フォレストシチーとトップオブザロックの持ち時計差は2.5秒。しかもそのときより、状態が落ちています。これで、2秒5以上も時計を縮めるのは・・・無理だぁ

 テイエムバクシンは前走4着でメンバー中ピカイチ追い切りも動いています。逆転されそうだぁ

 前日5頭がいきなり13頭。ちなみに16日土曜の阪神ダ1800mは想定表では13頭でしたが、確定では11頭に減りました。なにからなにまでついてない。

●一気の相手強化

 想定表の時点で、混合戦なのに、出走予定は5頭で、しかも手薄なメンバー構成でしたので、案の定前走芝から矛先を変えてきた馬3頭と、中京ダ1700mで好走してきた馬たちが、ここぞとばかりに押し寄せて来ました。最悪だぁ!!

 前走掲示板に載った馬6頭に、二桁着順とはいえ人気を背負っていた2頭。正直トーンダウンでございます。しかし、白旗ではありません。がんばるぞ!!

●騎手はいぶし銀 佐藤哲三で文句なし!!

 腕は間違いない。人間的にも好きな騎手である。最愛の相棒タップダンスシチーとの逸話は有名で、タップダンスシチーの能力に追いつくために、従来以上の筋トレに励み肉体改造した話は記憶に新しい。

 私ほっさんの大好きな藤田伸二騎手も他の騎手もそうだが、追える騎手はスポーツ選手並かそれ以上の筋トレや運動をしている。彼もその1人で、追えば確実に馬は伸びる。

 フォレストシチーは最後の直線で交わされることはあっても、追い抜くことはできない馬なので、ここはとにかくハナを主張してもらいたい。4番手以降では駄目だ。仮に最後脚が上がって失速してもいい。出ムチを入れてでも先頭に立って欲しい。

 まさに、3年連続で金鯱賞を制したタップダンスシチーの乗り方でいいではないですか。

 お願いします。私をウィナーズサークルに連れてって。(バックミュージックはユーミン)

●優勝目指してこじつけるぞ

 正直なところ、フォレストシチーより下にいてそうなのが、

初出走で全く追い切りの動いていない              ローランティツー
前走人気を背負うも12着で今回も追い切りのすこぶる悪い アロド
4走続けて12着以下で、追い切りも悪い             カイテキベガ
初戦10着で追い切りも冴えない                 クレインタキシード
なぜか前走交流ロベリア賞に出走権利があるも回避し、ステップシチーの優勝レースで17着に敗れ去ったルールシャガール

には勝てるでしょう。フォレストシチーの方がキャリアもありますし。

フォレストシチーと同等の評価が、前走5着で追い切りの冴えないマキシマムフォース


それ以外は上の存在ではないでしょうか。ということは下に6頭ですから、7着あたりが妥当な線だと考えられるでしょう。


しかし、1番人気になるであろうケージームサシとフォレストシチーは過去対戦していて、4月22日福島ダ1700mでケージームサシ1分49秒8の6着。フォレストシチー1分49秒9の8着でした。わずか0.1秒差なのです。そのときのフォレストシチーも追い切りはさっぱりでした。今回は、ほんの10パーセントそのときよりましです。

 人気の一角テイエムバクシンにも阪神ダ1800mの持ち時計では勝っています(しかし、今回めちゃめちゃ追い切りの動きが良いですが。)。

●口取り権利取れました!

 実に口取りを申し込んだのは、2年ぶりです。当時の愛馬ナポレオンシチーの2走目、2005年2月20日以来です。その日は権利が取れたのですが、結局急用で行けずじまいで(結果は12着)、その後愛馬たちは地方に遠征したり、関西に出走しても休日ではなかったり、休日でも予定が入っていたりで、申し込むことすらできず、3年越しの夢である、口取り参加はいまだ果たせない夢のままです。

 今回のフォレストシチーは、どう贔屓目に見ても、厳しいでしょうが、全くチャンスがないわけでもありません。大型馬の叩き2走目ということもありますし、なにより騎手がいぶし銀の追える騎手佐藤哲三ですから、大きく期待は膨らみました。

 追い切り時計は変わらないも、デイリー馬三郎の追い切り評価は久々の「B」評価で、これは初戦依頼です(私ほっさんはそこまでとは思いませんが。)。

 当日、スーツ姿の人は少ないでしょうね。がんばれシチー軍団のHPを見ても書き込みが少ないですし(ということは、皆さんがあまり期待されていない)、もしかして1人かな?う〜ん。

 有力馬の分析はいたしません。むなしくなりそうですから。しかし、明日専門誌を隅々まで見て、フォレストシチーの◎印を探してみます。「きたらデカイ」などというコーナーだったら載ってないかな?

これ以降6月16日作成

●専門誌の評価と印

競馬ブック

予想家の印 左から長岡利 西村敬 山田理

ローランディツー  ▲無△
トップオブザロック ○◎○
スプリングサンテ △△◎
ケージームサシ ◎▲▲
キングダムハート 無○無


ちなみに我らが愛馬フォレストシチーには△印すら1つもありましぇん。(涙)


予想オッズ

トップオブザロック 3.1
ケージームサシ  3.4
ローランディツー 6.5
トレド        7.6
アロド       8.9
中略
フォレストシチー 38.0
ルールシャガール 45.6


以上

 ということで、なんと12番人気予想!!(13頭中) がっくし。でも競馬は人気ぢゃないですから。結果ですから。何倍になろうが、単勝馬券10枚買っちゃうもんね。


初戦3着のときもこんな感じだったが、ちゃんと3着にきましたもんね。

デイリー馬三郎オンライン

予想印

◎ケージームサシ
○トップオブザロック
▲トレド
以下省略


もちろんフォレストシチー様は無印です。

フォレストシチー

 「前走は小回りの馬場に戸惑っていた感じ。広い阪神に変わるのは歓迎だし、前進を期待。」(松水助手)


 数少ない関係者のコメントです。ふむふむ前走は小回りの馬場に戸惑っていたから、2番人気を背負うも5着だったわけか。素直に受け取ると少し勇気が沸いてきた。前進ってどのくらいのことだろう。
その他の陣営のコメントは載せません。皆自信満々だから・・・(哀)

大阪スポーツ

 予想家8人中2人から△をいただきました。あとは無印です。(さみしー)

 ちなみにどこにもコメントはありません。関係者の談話も人気薄のためありません。


 ただ、追い切り評価はこちらも「7」で、このメンバーの中では同率1位(といっても7頭も「7」評価がいてますが)。しかも、デイリー馬三郎のトラックマンと一緒で、「素軽さ増して」と追い切りの短評に書いてあります。

 私ほっさんは、実際に追い切りを見たわけではなく、時計と馬場で判断していますので、評価「C」にしていますが、もしかするとそこそこ良い状態に戻っているかも知れません。デイリー馬三郎も追い切りは「B」評価でかなり期待できますので、信じることにしましょう。

 大型馬で仕上げは時間がかかるでしょうから、調子が上向いてきたのなら、大穴を開けるかも知れません。

●恒例のほっさん予想

 何が1着か2着か、他の馬のことはどうでもいい。フォレストシチーのことについてのみ書きます。

1.大外枠は内を見て競馬ができるので、競馬がし易い。
2.大外枠は揉まれる心配が少ないので、気分良く走れる。
3.大外枠は、隣のスタートダッシュが良すぎたからといって後方に押し込まれることが少ない。
4.追い切りで2紙が動きが素軽いと評価してくれている。
5.松水助手が前走は小回りの馬場に戸惑っていたとおっしゃったように、ちゃんと敗因がある。
6.騎手は今までフォレストに騎乗してくれただれよりも私ほっさんは評価している騎手である。また、友駿ホースクラブとの相性もいい。
7.おそらく1番人気になるであろうケージームサシとは、過去0秒1差しか負けていない。

などの理由から、狙うは未勝利脱出。それしかありません。もちろん、愛馬の激走を願って単勝及び複勝勝負します。初戦もがっちり馬券を取らせていただきましたが、私ほっさんは、愛馬の人気に関係なく、走りそうな要素が少しでもあれば、単複勝負です。2着が何とか、3着がどうとかは知らん!!とにかく、フォレストシチーが1着だ!!

昨日この場所で大外枠希望と書いたら本当に大外枠になりました。まだ運はあります。これでゲートの出が良ければねぇ。今日(6月16日)のエクストラシチーみたいになってしまうと馬群に沈んでしまうでしょうね。

これ以降レース後17日に作成

●パドック評価

 愛馬フォレストシチーがでてくるところから、見えなくなるまで、パドックを見ていました。ほとんどフォレストシチーしかみていませんが、7番(名前とかはこのとき興味がありませんでした)がやたらと良く見えました(隣のおじさんも全く同意見でした。)。フォレストシチー以外の12頭は全く興味はなかったですが、自然と目に飛び込んできました。結局勝ったみたいですが、正直あまりそのあたりのことは興味がありません。

 愛馬フォレストシチーは、残念ながら、パドックを見れる人なら簡単に消せるほどひどいデキでした。体は太くもなく細くもなくいい感じでしたが、全く闘志が見られない。

 そして、ケイコ不足がはっきりとわかるくらい筋肉もついておらず、トコトコと集中力なく歩き、4、5周目では、1頭だけ首筋のものすごく発汗しており、終始首を左に曲げときどきくるくると円を描くようにときどき小さく回転していました。


ずっとこの首の状態でした。この写真はパドック1周目です。


これが2周目です。ずっとこの状態。


今度は場所を変えて2階から取りました。たぶん4周目ですが、首からゼッケンにかけてかなりの発汗(白い泡のようなもの)をしていました。これだけ汗をかいているのは、この馬だけでした。


5周目だと思います。2階から撮影。


6周目あたりで、やっとそれなりに撮れました。光の加減で見にくいですが、そんなに筋肉質には見えません。参考に未勝利戦を勝った日の愛馬ステップシチーの馬体と見比べてください。


筋肉ムキムキ、そしてファイティングポーズでやる気満々のステップくんです。


佐藤哲三騎手と愛馬フォレストシチー。


 私ほっさんは、次項で述べるイベントのために、発売開始と同時に馬券を購入していたのですが、先にこのパドックを見ていたら、複勝1000円もかけなかったなぁ。

 この馬と3番のルールシャガールは、パドックで消せる状況でした。

●購入馬券とJRAイベント

 馬券は先ほども書きましたように、パドックを見る前に購入しました。実に9時30分。すなわち、30秒ほど機械の前で待ち、発売開始になると同時に買いました。


単勝5枚と複勝1枚(1000円)の合計1500円。単勝馬券は記念保存用です。

 で、なぜ9時30分に購入したのかといいますと、今日(6月17日)は、重賞マーメイドステークスということで、「おんな」のイベントを実施していまして、「おんなの抽選会」という、朝9時から始まる女性限定の抽選会(先着1000名)に参加するためです。参加にあたり、当日購入した100円以上の勝馬投票券の提示が必要でした。そのために、発売と同時に馬券を購入したわけです。もちろん私ほっさんは「おとこ」で、このイベントには参加できませんが、妻と子供(娘)を連れていきました。

 賞品はそんなにたいした物はないですが、1000名中650名位に賞品があり、かつ「はずれ」でも粗品がありました。AからD賞まである中で、なぜか2人ともC賞のターフィーはんかちセットが当たりました。本当はB賞の競馬キティーちゃんの折りたたみ傘が目当てだったのですが、それははずしました。


抽選会で提示した勝馬投票券には、裏にこのようにスタンプが押される。もちろん、換金の際になんの問題もない。裏はもちろんフォレストシチーの単勝100円馬券。


 あわてて朝一番に行きましたが、結局そんなに人は多くなく、11時くらいに来ても、抽選会には参加できたようです。

●レース

 スタート直後、隣の12番テイエムバクシンが左によれ、そのあおりをくらってスピードが失速なんで審議にならんのぢゃ!!この前1着降着させられたブラックシチーとそう変わらぬ内容だったぞよ)。

 ハナは立つ様に指示されていたようで、その後ムチの音が4発響き渡り全速力で強制的にハナに立ちました

 私ほっさんは、昨日までも書いていたとおり、この馬は最後の直線で、後から差されることはあっても、前を追い抜いたことは1度もなかったので、ハナしかないと思っていました。

 しかし、だれがどう見ても、この時点で負けが確定しました。ムチ1発くらいならともかく、4発はやりすぎです。とはいえ、調教師の指示に的確に応えた佐藤哲三騎手の騎乗はあれでベストでした。

 私ほっさんもどうせ負けるにせよ、必ずハナに立ってもらいたかったので、なんの悔いも文句もありません。今まで、私ほっさんは、このレース展開が見たかった。ただ、最初に脚を使い果たしましたが。

 結局未勝利戦で楽にハナに立てないあたり、仮に昇級できても将来は目に見えています。

 その後、向正面では7、8馬身ほど2番手を引き離し(ツインターボの天皇賞秋と全く同じような映像でした。)、大逃げを打ちますが、4角手前で早々に馬群に飲み込まれ(おいっ、なにがなんでも早すぎるぅ・・・)、直線は初出走で私ほっさんが追い切り最低評価「D」にしたローランディツー(なんでこんな馬が5番人気なんだ?だれがこの馬の馬券を買っているんだ?)と激しいなんの見所もない最下位をかけた追い合いにも破れ(これは現地で見ていた人にしかわからないでしょう。映像には全く映ってない話ですから。一時は競っていたのですが。)、2分を超えるとんでもないタイムで入線。1着が1分53秒台なので、余裕のタイムオーバー。もう、どう考えても次走はないでしょう。

●自分で選んで購入した愛馬なので正直に

 確かにタイムオーバー明けでも、多少未勝利戦はありますが、自分が吟味して購入した愛馬ということを含めて贔屓目にみても、勝つことは絶対に無理でしょう。

 阪神ダ1800mの推定勝ち時計は1分55秒0ですが、フォレストシチーの持ち時計は今回が2分00秒3、3月31日の2戦目が1分59秒7稍重、そして16頭中3着と奮闘した新馬戦が1分58秒5良と、持ち時計が悪すぎます。残された時間の少ないフォレストシチーには、クリアすることは困難です。それどころか、今回のように1分53秒台の決着ということになれば、絶望的です。

 今回タイムオーバーということで、出走規制になりますが、おそらく引退ということになるでしょう。私ほっさんは、愛馬フォレストシチーの今日のレースを自分の目でしっかりと見て、もう楽にさせてあげたいな、と思いました。

 思い起こせば、昨年秋に脚腰の不具合が友駿ホースクラブのHPで発表され、慎重に慎重に気配りされて、なんとか出走にこぎつけ、良血ということに加えて新馬戦3着であったことから、過度の期待を持ちすぎていたのかも知れません。

 結果として、1度レースに使ったことにより、脚腰の状態はわるくなり、ろくに追い切ることもできなくなってしまいました。これでは、筋肉もつかず、脚も鍛えられず、とてもレースで好走することはできません。

 清水出美師も、福島で走らせたり、地方交流に登録したりと、いろいろと手段はつくしていただきましたが、最後に初戦好走した阪神で大敗したことにより、手詰まりであることが証明されました。結果として新馬戦のときのメンバーはその後全く活躍していませんから、相当層が薄かったのでしょう。

 ナポレオンシチーに続き清水出美師に預けられた私ほっさんの愛馬は未勝利のまま引退ということになってしまうでしょうが、後悔はありません。師にはむしろ感謝しています。今年デビューの愛馬チャーミングシチーも安心して預託をお願いできます。

 私ほっさんは、この馬を選んで購入したことに、なんの後悔もありません。私には、購入時点で、脚が弱いとか、気性が悪いとかまでを見抜く力はありません。皮膚の薄さで、内臓の調子が良いとか悪いとかくらいは、本で勉強してなんとなくわかっているつもりですが。

 ですから、一番状態の良かった新馬戦であわや2着かという3着に粘り込んで、それなりに力のあるところを見せてくれただけで、感謝しています。

 (おそらく引退になると思うので)代替馬は、同じ金額ということになると思いますが、同じ金額ということになれば、牝馬のケイヒルUとドラマンUしかいません。どちらも残口は少ないので、その前後の金額の馬も分配されるのでしょうか。きっとそうですね。2歳の6月で売れ残っているということは、もうほとんど売れる見込みもないですし、そのまま置いておいても預託料等経費がかさむだけですし。

 私個人としては、ケイヒルUが希望なのですが、どうなるでしょう。

これ以降6月20日更新

●やはり引退確定

 2007年6月19日ついて愛馬フォレストシチーの引退が発表されました。この引退に驚きはなく当然のことであると思います。最終戦もスタート直後不利があったとはいえ、勝馬から6秒6はいかにも話されすぎていますし、9月の未勝利終了までに立て直すことは困難でしょう。

 今年の初め、ゲート調教やダートの追い切り時計はなかなか優秀でしたから、かなり期待しましたが、常にトモの不安が付きまとい、それ以降、ロクに調教も出来ない状態に陥りました。

 私ほっさんは脚元さえしっかりとしていればもっとやれる馬だったと今でも信じております。ですから、この馬を選んだことになんの後悔もありませんし、夢を与えてくれたことに感謝しています。後はゆっくり余生を過ごしてくれるように願うだけです。

 ありがとう、フォレストシチー。

最後までご愛読いただきましてありがとうございました。

フォレストシチーの過去のレース分析を知りたい方はこちら!!

第4戦 2007年 5月29日 交流ロベリア賞 未勝利クラス 5着/2番人気

2007年6月13日作成 16日、17日加筆

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