トゥンバドーラ(オーベルゲイドの15) デビュー戦


キャロットクラブ出資愛馬第33号は、募集毎に気にしていたオーベルゲイドの子。

もう母の産駒も高齢だし縁がないかと思っていたが、13年産のラレッサングルが未勝利戦で2着6回など超安定勢力。私としては安価で2、3勝が目標なので、本馬の募集価格1200万円は姉のラレッサングル程度活躍してくれれば十分。

また、関西馬ということもあるし、預託厩舎の庄野靖志厩舎も徐々に力を付けてきて目立つ存在になってきており楽しみ。

種牡馬のスズカマンボもGT3勝馬メイショウマンボを輩出するなど案外仔出しは良好。

募集時の馬体重が435キロと早い生まれなのにやや小型なのがネックだが、馬体は凄く良く見えるしこれならと思い購入。

ラレッサングルのように芝で好走してくれれば良いがダートでもなんでも2勝を挙げてくれればと思っている。

オーベルゲイドの15を徹底分析。

また、購入に至った経緯を掲載。

競走馬名がトゥンバドーラ(Tumbadora(西語) マンボのリズムを奏でる際に使用する打楽器の一種。父名より連想。)になりました。

4月13日にノーザンファーム天栄へ向けてノーザンファーム早来を出発しました。

4月15日にノーザンファームしがらきに到着しました。

6月9日に栗東トレセンに入厩しました。

6月15日にJRA競走馬登録されました。

6月16日にゲート試験に一発合格しました。

出走予定の中京最終週までトレセンで調教を重ねていくのは精神的な面でリスクも大きいと思うということで6月22日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

7月7日に栗東トレセンに帰厩しました。

7月22日 中京6R 2歳新馬 芝1400m 牝馬限定に出走!!

フルゲート18頭のところに想定数は15頭。新馬戦はそうそう外から割り込んで来ないし出走は確実。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジ。結局14頭で確定。

鞍上はゲート試験から手伝ってくれている厩舎所属の加藤祥太騎手。追い切りの動きはイマイチで血統的にも良い騎手には乗って貰えそうもなくこの選択で納得。


6着/10番人気。

ころっと忘れていたが抜群の先行力からハテず伸びずで粘り込み6着。しかも5着馬とはハナ差。勝ち馬からは随分と離され大物感はないが安価で1勝を目指す馬。14頭立ての6着は上出来。

血統的にも早熟馬ではなく、今これだけ動けて更に成長するならば2勝はしてくれるかも知れない。


レース回顧と時計の分析、レース後の加藤祥太騎手と庄野靖志調教師のコメントを掲載。

(2017年7月25日完結)

2017年1月26日立ち上げ

●オーベルゲイドの15を購入

 一次募集では

最優先枠 ×1あり

14 クルソラの15


一般枠

51 アディクティドの15
74 ラフィントレイルの15



と申し込んだ私ほっさん。他にも欲しい馬がいましたが、全てが抽選対象と思い、万が一全てに当選すると予算的に他が買えないので一次募集はここまでにしました。結果的に一般枠の2頭は12パーセントくらいの抽選になると思っていたものが最優先枠での抽選に。一般枠で申し込んだ私としては非抽選の落選となりました。

 最優先で申し込んだクルソラの15も抽選でしたがここは運良く当選。1頭への出資が確定しました。しかし、相次ぐ愛馬の一気の引退で所持馬はとうとう実働6頭に。これでは少なすぎますからあと2頭に申し込むことにしました。本当はヒカルアモーレの15を狙っていたのですが1.5次募集までに完売(涙)。

 ・・・となるとやはり関西在住の私としては関西馬。しかし、すでに1頭私の中では高額馬を買っちゃっているのであとは安価な馬で行くしかありません。ということで第二次募集開始当日に電話にて

63 レースウィングの15

77 オーベルゲイドの15

を購入しました。

 以下は、その中でオーベルゲイドの15応募に至った理由です(当サイト「2016年キャロットクラブ募集馬を分析する」より)。

77 オーベルゲイドの15 母の高齢承知でも欲しかった母の子で

 キャロットクラブお馴染みの血統。本馬はついに母の19歳の時の産駒。しかし、母の17歳の時の産駒であるラレッサングルが案外走っている。3歳8月終了時点で未だ未勝利とはいえ実に2着が6回。勝ちきれないものの常に力上位。獲得本賞金も未勝利馬としては異例の1350万円。募集時385キロと小さすぎた馬体重はレースでは440キロ前後と成長を見せた。

 以前この産駒が欲しかったこともあり、ラレッサングルの走りをみてしまうとまた欲しい気持ちが再燃してきた。

 本馬は募集価格1200万円と安価。そりゃ、母の年齢や06年産カルカソンヌ以降13年産ラレッサングル登場までの母の産駒の成績も振るわないしこの金額でも高いと言える。

 父はスズカマンボ。15年度の種付料は100万円。

 馬体重は435キロ。1月生まれを考えると小さい。ただ、それ以外が結構良いんですよね。背中のラインは良いですし、クビ差しの角度や太さも良好、繋ぎの角度も良いですよね。管も枯れているし皮膚も薄いしで・・・。

 預託予定の庄野靖志厩舎は私の中では良くも悪くもなく程度。この金額なら厩舎にこだわることもないだろう。購入候補として様子見。
 特に購入の決め手となったことは馬体と姉ラレッサングルの好走です。ただ、キャロットクラブでは会員が多すぎて、二次募集の段階で欲しい馬がそんなになかったという事実もあります。そんなに選り好みできるほど馬は残っていませんでしたからねぇ。

 ですから本馬は2勝が目標です。ただ1つ勝ってくれれば私的には成功です。それ以上はあり得ないでしょうね。それでも思わぬ馬が走ったりもしますしもちろんデビューが楽しみです。


 そんなこんなでオーベルゲイドの15を購入!!ご一緒の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。

●オーベルゲイドの15のほっさん評価

 では、オーベルゲイドの15の詳しい分析です。

 父   スズカマンボ アーニングIDX 0.98 評価 C
 母   オーペルゲイド 仏2勝          評価 D
 母父 Kaldoun                  評価 E
 兄弟  グッドネイバー 3勝           評価 B−
 生産牧場 ノーザンファーム            評価 S
 調教師 庄野靖志                  評価 B−

 馬体                          評価 A−
 募集総額 1200万円 牝馬
 
 総合評価 1.97 評価 D


 父スズカマンボはその父サンデーサイレンス。19戦4勝。天皇賞春GT。近親にはダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードなどがいる。

 スズカマンボは2歳8月、札幌でデビュー。2戦目の未勝利戦で勝ち上がると萩ステークスをレコードタイムで勝利し、暮れの2歳牡馬チャンピオン決定戦・朝日杯フューチュリティステークスに出走した。しかし、レースでは直線で失速し13着と大敗した。

 3歳になり春初戦は年明けの京成杯だったが4着に敗れた。それでも、皐月賞トライアルの若葉ステークスで2着に入り、皐月賞の優先出走権を得る。しかし、本番の皐月賞では終始後方のまま17着と大敗を喫した。

 このままだと収得賞金が足りず日本ダービー出走が危うくなった為、次走に京都新聞杯を選択。このレースで2着に入り収得賞金を増やし、ダービー出走に漕ぎ着けた。ダービー本番では単勝15番人気と低評価だったが、5着と健闘した。

 休養後、スズカマンボの秋初戦は初の古馬相手となった朝日チャレンジカップ。1番人気に推されたこのレースで見事に勝利、重賞初制覇を遂げるとともに菊花賞へ向けて好スタートを切った。しかし、本番の菊花賞では後方待機から猛然と追い込んだが6着に敗れた。菊花賞後、スズカマンボは鳴尾記念に出走。1番人気に推されたが2着に終わり、この年を終えている。

 4歳になると初戦は天皇賞(春)の最終ステップレース・大阪-ハンブルクカップ(オープン特別)だったが、ビッグゴールドに逃げ切りを許し、3着に敗れた。

 この敗戦で本番の天皇賞(春)ではスズカマンボは13番人気と低評価だった。だが、レースでは道中中団待機から直線で鋭く伸び、先頭で懸命に粘っていたビッグゴールドを豪快に差し切って優勝、GTを初制覇した。

 GT馬になったスズカマンボだったが、秋になると一転して不調に陥り、天皇賞(秋)13着、ジャパンカップ9着、有馬記念10着と掲示板すら載れずに終わった。

 5歳になったスズカマンボは天皇賞(春)連覇を目指して、初戦の大阪杯に出走。このレースで3着に入り、復活の狼煙をあげたかに見えたが、レース後に左後繋靭帯不全断裂を発症。競走能力喪失と診断されたため、引退した。

 引退後は、新ひだか町のアロースタッドで種牡馬として繋養され、2008年に初年度産駒が誕生した。2010年に産駒がデビューし、地方競馬ではホクトが6月1日門別競馬第7競走ルーキーチャレンジで、産駒初勝利を挙げた。中央競馬ではマルタカシクレノンが6月19日福島競馬第5競走2歳新馬で、産駒の初勝利をあげている。2013年にはメイショウマンボがフィリーズレビューを勝ち産駒のJRA重賞初制覇を飾ると、同馬が優駿牝馬(オークス)も制し、産駒のGT級競走初勝利となった。その後メイショウマンボは秋華賞、エリザベス女王杯も勝ちGT3勝を挙げた。更にサンビスタがチャンピオンズCも制し、芝でもダートでもGT馬を輩出した。

 2015年2月20日、心不全により死亡。


 産駒は勝ち数の3分の2がダートとややダート傾向が強いが芝も苦手ということではない。ダートは中距離に良績が集中。芝の短距離では52戦して3着が1回だけとなっている。牡牝の格差がかなりあり、GT馬はいずれも牝馬だが、標準的な産駒においても牝馬が優勢で、特に3歳時における牡馬の成績の落ち込みは大きく、3歳後半では連対率1.5パーセントという有り様。古馬になって多少持ち直しているが3歳牡馬はさっぱり走っていない。


 2015年度の種付料は100万円。アーニングIDXは0.98(C)と種付料から言って十分合格点。



 母のオーベルゲイド(1996年仏国産。父Kaldoun)は、仏2勝。仏のGV2着がある。本馬は母の19歳の時の産駒で正直危険感で一杯。しかし17歳の時の子であるラレッサングルが未勝利戦で2着6回と能力上位の走りをしたことから母の繁殖ポテンシャルはある程度あると思われる。昨年は空胎。



 母父のKaldounは仏国産。仏5勝。パレ ロワイヤル賞GV2着。仏チャンピオンサイアー。主な産駒はメルカル(カドラン賞GT)。主なBMS産駒はザフィーン(セント ジェイムズ パレスS GT)、スタリン(BCフィリー&メア ターフGT)、ゴールデン アップルズ(ビヴァリー ディーS GT)、アラヴェイル(デル マー オークスGT)、ファビラスラフィン(秋華賞JpnT)。



 兄第は02年産のグッドネイバー(父サンデーサイレンス)が最も活躍馬。金子真人氏の所有馬だった。セレクトセールで1億2600万円で取引されたが、未勝利、500万、500万の3勝にとどまり1000万クラスでは3着があるものの勝てなかった。獲得賞金は6575万円とセリ値の半分しか稼げなかった。他に2勝のカルカソンヌ、オーソリティバイオなどがいる。06年産のカルカソンヌ以降は中央で勝利した馬はいない。こうしてみると母の仔出しは良いとは言えず、どちらかと言えば悪い。本馬はそんな母の19歳の時の産駒でラレッサングルの奮闘がなければ如何に安価でも買えない。



 生産牧場のノーザンファームは、1994年1月、社台ファーム分割により「社台ファーム早来」が「ノーザンファーム」となり誕生した。
 トップレベルの牧場として「世界に通用する強い馬づくり」を実践。社台グループの中核として、数多くの名馬を生産・育成している。JRA生産者収得賞金は、2004年から2008年及び2011年から2016年が1位。2009年〜2010年は2位(1位は社台ファーム)とまさに日本の頂点を極める牧場と言っても過言ではない。
 屋内外2つの坂路コース、1周800mの周回コースなど充実した設備を誇るノーザンファーム早来。育成・調教の専門牧場として直線1200mの坂路コースを備えるノーザンファーム空港牧場。さらにはノーザンファームイヤリング等、施設は広大かつ最新、日々弛まぬ進化を続けている。
 活躍馬をあげると切りがないが、ディープインパクト(牡馬3冠他)、キングカメハメハ(日本ダービー他)、ヴァーミリアン(ジャパンカップダート他)、カネヒキリ(ジャパンカップダート他)、シーザリオ(オークス他)、ジャングルポケット(日本ダービー他)、トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯他)、ブエナビスタ(ジャパンカップ他)、ラインクラフト(桜花賞他)など。
 日本屈指の生産牧場で、育成施設、優秀な人材とどれをとっても日本のトップです。その実力は疑う余地はありません。私もこれが魅力でキャロットクラブに入ったようなものですから。



 預託厩舎は庄野靖志厩舎です。庄野靖志(しょうの やすし)は1970年3月2日生まれの46歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属する11年目の調教師である。北海道出身。

 北海道沙流郡門別町(現・日高町)で競走馬生産を営む庄野牧場に、次男として生まれる。少年の頃は馬生産を将来の目標とし、日本大学獣医学部に進学。卒業後は実家に戻り、引退調教師の大叔父・庄野穂積の指導を受けながら、繋養馬の管理をしていた。

 その後調教師に目標を改め、1996年にJRA競馬学校の厩務員課程に入った。半年の履修後は栗東・高橋隆厩舎で厩務員となり、直後調教助手資格も取得し、約10年を過ごした。

 2006年に調教師免許を取得。翌2007年に自身の厩舎を開業した。管理馬初出走は重賞の中京記念で、伊藤雄二厩舎から引き継いだマチカネオーラであった(5着)。同6月2日にハリーコマンドが初勝利を挙げた。翌2008年、前年に加藤和宏厩舎から転厩してきたホクトスルタンが目黒記念を制し、管理馬の重賞初勝利を挙げた。2010年には、デビューから管理していたサマーウインドがJBCスプリントを制し、開業4年目でGT級(JpnT)競走初制覇を果たしている。


 2016年10月5日現在、JRA通算161勝、勝率8.7パーセント、連対率15.9パーセント。GTは未勝利。重賞は5勝。

 昨年(2015年)は22勝、勝率9.3パーセント、連対率16.5パーセントと平年を上回り好調。今年(2016)はここまで21勝、勝率11.5パーセント、連対率20.3パーセントと好調だった昨年よりも更に成績が上がっている。


 騎乗依頼は福永祐一、小牧太、和田竜二各騎手といった職人肌のジョッキーを使うことが多い。

 あまり目立つ活躍をしているようには思えない厩舎だが、本年(購入時)の躍進は素晴らしく、この勢いに乗ってオーベルゲイドの15も活躍させて欲しい。



 馬体は、募集時の馬体重は435キロ。1月生まれを考えると小さい。ただ、小さいながらも私の思う最低水準はギリギリクリアしているし、13年産で未勝利2着6回のラレッサングルも募集時は385キロと小さかったがレースでは440キロ前後と成長を見せた。やはりこれだけの成長力があると全体の能力も伸びるし期待出来る。本馬も同様の成長に期待している。
 そして私が本馬を購入した大きな理由がラレッサングルの活躍以外に馬体の良さ。背中のラインは私の思う走る馬のそれですし、クビ差しの角度や太さも良好、繋ぎの角度も良いですよね。やはり兄姉同様芝で走ってくれればと思いますが、この繋ぎの角度なら芝は走れるはずです。管も枯れていて脚元も丈夫そうですし、皮膚も薄くて内臓の具合も良さそうです。この馬体の馬ならなんとか2勝できないかと思っての購入です。



 総合評価1.97と低い方ですが、重要なファクターで母父の評価がEと最低なのが響いています。母父Kaldounは日本ではファビラスラフィン(秋華賞GT)がいるのですがそれ以外がいません。実際自身の成績も仏5勝で重賞勝ちはないですからねぇ。また母オーペルゲイドも仏で重賞2着はあるものの重賞は勝ちきれず平場2勝扱いでランクDと低くその辺りが総合評価に響いています。・・・とはいえ、だから募集総額1200万円と安価なわけですしあまり多くを望むのは酷と言うものでしょう。

 期待してるゾ、オーベルゲイドの15!!

これ以降は2017年2月11日に作成

●競走馬名がトゥンバドーラになりました

 2017年2月10日に発表されましたオーベルゲイドの15の競走馬名はトゥンバドーラ(Tumbadora(西語) マンボのリズムを奏でる際に使用する打楽器の一種。父名より連想。)になりました。

 この世代3頭の中では1番覚えづらい名前でした。期待も一番低い馬ですが、記憶に残る馬となって欲しいですね。

これ以降は2017年4月4日に作成

●ここまでの近況経過

2016月11月30日

 まだ全体的に幼い印象で、これから大きく成長する余地を多分に残していることが窺い知れます。

2016月12月22日

 体を大きく使ったキャンターを見せるなど、この時期としては十分すぎるほどの走りを見せている。

2017年3月15日

 弾力性に富んだ背中をしており、いかにも弾けそうなキャンターをしている。

2017年3月31日

 カイバをしっかりと食べ、その上で充実した調教を消化していることもあって、馬体には幅が出てくるなど、ここ最近の成長には目を見張るものがあります。体調は申し分なく、動きも乗り込み量に比例するように良化を遂げている。
 ここまでの近況では大物感は見られないものの安価な馬にしては悪くない近況報告です。そして1度の頓挫もなく順調に来てくれています。募集時435キロと早生まれの割りに小柄でそこが最大のネックでしたが、1月13日の時点では464キロまで成長してくれました。ここまでくればレースでも440キロ台で走れるでしょうから安心しました。あと20キロ増えればいうことないですが、まずは最低ラインをクリアしてくれたことを喜びたいですね。

 また、確実に成長しているようで安心です。やはり成長のない馬は怖いですからねぇ。

これ以降は2017年4月13日に作成

●4月13日にノーザンファーム天栄へ向けてノーザンファーム早来を出発しました

 4月13日に臨時更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告は次の通りです。

13日にNF早来を出発し、NF天栄に向けて移動しました。この後は体調を見ながらNFしがらきへ移動する予定です。「この中間も坂路コースでハロン15秒台のキャンターをコンスタントにこなしてきましたが、問題なく進めることができました。動きを見ているとまだ奥行きを感じさせるところはありますが、本州移動に向けた態勢は整いましたので、このタイミングで送り出すことになりました。センスのある走りを見せてくれていますし、今後を楽しみにしています」(早来担当者)

 ということで、トゥンバドーラは4月13日にノーザンファーム早来を出発し、ノーザンファーム天栄に向けて移動したということです。この早さでの移動なら2歳新馬戦の始まる6月のデビューも視野に入ってきますね。トレセンに入厩してくれれば、隔週の更新も毎週になりますし楽しみですね。デビューまで順調に行って欲しいですね。

 キャロットクラブ全体でも3番目に早い移動です。すでにトゥザフロンティアとミーティアトレイルは移動していますがそれに次ぐ早さ。同日に同じ早来のバイオレントブローとベストヴォヤージュも天栄に移動していますから、同じ馬運車で運ばれたのでしょうね。

 もちろん2歳愛馬の中でも最速の本州移動です。過去の愛馬まで遡ると4月8日にノーザンファームしがらきへ移動し、4月13日に栗東トレセンに入厩したフランベルジェに次ぐ移動の早さということになります。そのフランベルジェは新馬戦の開幕週にデビューし1番人気に支持されました。なお、そのレースの結果やその後については極めて高度な政治的判断により割愛いたします(涙)。

これ以降は2017年4月20日に作成

●4月15日にノーザンファームしがらきに到着しました

 4月15日に臨時更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告によりますと、4月13日にノーザンファーム早来を出発し、ノーザンファーム天栄に向けて移動したという情報の出ていたトゥンバドーラが4月15日にノーザンファームしがらきへ移動したということです。

 この書き方ですと15日に滞在していたノーザンファーム天栄からしがらきへ向けて移動したとも取れますし、すでに15日にはノーザンファームしがらきに移動済みとも捉えることが出来ますが、その後の18日の近況更新で土曜日に到着したとありましたので15日にノーザンファームしがらきに到着したということです。

これ以降は2017年6月10日に作成

●6月9日に栗東トレセンに入厩しました

 6月9日に臨時更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告によりますと、4月15日にノーザンファームしがらきへ到着していたものの、中間、帯ズレのような感じで肩周りに軽い皮膚炎のような症状が出てしまったため、ペースダウンしていたトゥンバドーラが6月9日に栗東トレセンに入厩したということです。

 よーーーーやくトレセンまで来ましたね。これだけしがらきで調整されていたわけですからゲート試験だけで放牧ではなくデビューまで行って欲しいですね。この後ゲート試験合格、そして15日にはJRA競走馬登録されるでしょうね。

これ以降は2017年6月19日に作成

●6月16日にゲート試験に一発合格しました

 6月18日に臨時更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告は次の通りです。

16日にゲート試験を受け、無事合格しました。「駐立、発馬ともにまずまず上達してきて、むしろ中でソワソワするようになってきたので、追い詰める前にと思い金曜日に試験を受けてみました。2回とも特に問題はなくスムーズに対応し、無事合格することができましたよ。この後については心身の状態をよく確認してからどうするか考えます」(庄野師)

 ということで、6月16日にゲート試験を受け、無事一発合格しました!!他馬の中にはゲートを怖がったりダッシュが悪かったりして、なかなかゲート試験を受験出来なかったり何度か不合格になる馬もいます。一発での合格、しかも入厩して僅か1週間で合格というのはセンスの良さを感じますね。

●6月15日にJRA競走馬登録されました

 6月19日に発表されましたJRAのHPによりますと、6月15日の競走馬登録分152頭の中に我らが愛馬トゥンバドーラの名前があり、無事JRA競走馬登録されました。

 これで詳細な入厩放牧情報や追い切り情報が迅速に取得できます。楽しみですね。

これ以降は2017年6月23日に作成

●出走予定の中京最終週までトレセンで調教を重ねていくのは精神的な面でリスクも大きいと思うということで6月22日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました

 6月21日の近況更新で出走予定の中京最終週までトレセンで調教を重ねていくのは精神的な面でリスクも大きいと思うということでテンションをリセットする為の放牧を示唆されていたトゥンバドーラですが、早速次の日に近況の臨時更新があり、6月22日にノーザンファームしがらきへ放牧に出たということです。

 10日くらいの放牧と言うことで、帰厩して負荷をかけられたときにどんな動きを見せてくれるのか楽しみにしています。

これ以降は2017年7月11日に作成

●7月7日に栗東トレセンに帰厩しました

 7月7日に臨時更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告によりますと、6月22日に出走予定の中京最終週までトレセンで調教を重ねていくのは精神的な面でリスクも大きいと思うということでテンションをリセットする為の放牧に出されていたトゥンバドーラが7日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 さあここから調教負荷をかけられてどのくらいの動きを見せてくれるのか楽しみです。

これ以降は2017年7月21日に作成

●追い切り情報(7月21日更新)

6月16日 栗東E 良馬場 ゲートなり

加藤祥太
12.5
12.6
14.7


6月18日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.6
3F 43.9
2F 28.3
1F 13.9
スワーヴボルトス(2歳新馬)馬なりに同入


6月21日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.1
3F 43.8
2F 29.3
1F 14.9


7月9日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.1
3F 44.2
2F 29.7
1F 14.7


7月11日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.1
3F 42.7
2F 28.7
1F 14.6


7月13日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
1回
助手
4F 54.6
3F 39.5
2F 26.2
1F 13.5
タガノイチベエ(新馬)一杯に0.3秒遅れ


7月16日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.7
3F 43.1
2F 28.5
1F 13.8


7月19日 栗東坂路 不良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.6
3F 39.8
2F 26.1
1F 13.1
タガノイチベエ(2歳新馬)稍一杯を0.1秒追走同入
 6月16日、ゲート試験に合格したときの時計が出てきました。ハロン12秒台の時計が2つありこれはなかなか優秀ですよ。もしかしてスピードもありそこそこ能力がある馬なんじゃないでしょうか。この世代私の愛馬3頭の中ではもっとも安価な馬ですが、結構期待しています。2年目の加藤祥太騎手が調教に跨がってくれているようですね。本番も彼なのでしょうか。

 6月18日、15−15程度で追い切られました。終いだけ少し伸ばす程度です。

 6月21日、水曜日にも15−15程度ですが追い切り時計が出たのでそのままデビューかと思いましたら、デビューは7月の中京最終週だということです。
 以下は同日(6月21日)に更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告です。
「ゲート試験合格後も特に反動はなく順調です。ゲート試験で乗せた加藤祥太によると、スピードがあるので1400mぐらいが良さそうという話をしていましたし、中京最後の1400m戦を目標にするのがいいかなと考えているところです。ただ、普段からピリッとしたところのある馬で、中京最終週までトレセンで調教を重ねていくのは精神的な面でリスクも大きいと思うんです。そこで、10日ほど放牧に出していったんテンションをリセットさせてから仕上げていくことにしました。今朝は坂路で15−15程度の調教を行いましたが、無理なく動けていましたし、この感じならNFしがらきでもいい調整ができると思います」(庄野師)近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。
 ということでデビュー予定が7月22日 中京6R 2歳新馬 芝1400m 牝馬限定と発表になりました。少し日があるのでこの後10日間ほど放牧に出されるようですね。牝馬限定戦は7月2日に芝1600mがありますが、ここだと追い切り本数が足りませんから牝馬限定戦を目指すなら22日が最も適鞍でしょうね。

 7月9日、7日に帰厩後日曜日にハロン15秒で追い切られました。さあ、次の水曜日にしっかりと負荷をかけられるはずですからどのような動きを見せてくれるのか楽しみです。そして鞍上もゲート試験に携わっていただいた加藤祥太騎手がそのまま行くのか、それとも鞍上強化していただけるのか、これも水曜日辺りの近況更新でわかると思いますし楽しみです。

 7月11日、珍しく火曜日にそこそこの時計を出しました。15−15強めと言ったところです。これなら水曜日ではなく木曜日か金曜日にしっかりと負荷をかけられるのでしょうね。

 7月13日、初めて一杯に追い切られました。全体の時計は坂路4F54秒台で非凡ですが、最後の1ハロンが13秒5と半ば脚が上がっておりガッカリです。併せた2歳馬に0秒3遅れを取っています。その併せた馬くらいの時計なら悪くないのですが・・・。
 デイリー馬三郎でもその部分を駄目出しされて”伸び平凡D”と最低評価です。むむむ、近況コメントから値段の割りに期待していたのですが、この動きだと新馬戦1番人気なんてことは夢のまた夢ですね。もっとも、1つ上の世代の愛馬マルムーティエのように新馬戦1番人気でも勝てなければどうしようもありませんし、人気は低くても実際にレースで好走してくれれば言うことナシなのですが、確率論的には掲示板に載るかどうか程度の動きですね。
 以下は同日(7月13日)に更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告です。
「予定どおり中京最終週の新馬戦を目標に先週帰厩しており、今朝は坂路で併せて追い切りました。早い段階でステッキが入るなど手応えでは少し見劣ってしまったのですが、ビッシリとやるのは今日が初めてですし、この1本でまた前向きさも出てくるでしょう。ちょっと気難しいところはありますが、それも今に始まったことではありませんので、この後も気性面には気を付けながら調整を進めていきます」(庄野師)22日の中京競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1400m)に出走を予定しています。
 ということで早い段階でステッキが入って手応え的にも併せ相手に見劣っていたようです。確かにビッシリとやるのはこれが1本目だというところが救いですが、それでも能力のある馬は最初からこんな動きは見せないですからねぇ。
 次週の水曜日にもビッシリと追い切られると思いますし、その時は最後までしっかりと伸びて欲しいですね。
 デビュー戦の予定が22日の中京6R 2歳新馬 芝1400m 牝馬限定と明言されました。実はそれまでは中京の最終週という表現で、そこには23日の中京5R 2歳新馬 芝1400m 混合と2つの選択肢があったんですよね。そりゃ、トゥンバドーラは牝馬ですから牝馬限定戦に出るべきですよね。それにしても騎手が発表されませんねぇ。未だに調整中なのでしょうか。

 7月16日、15−15程度で調整されました。順調です。

 7月19日、一杯に追い切られました。先週よりも終いの脚は上がっていませんが、伸びは相変わらず悪いですね。全体の時計が54秒6なら終い1ハロンは12秒5くらいでまとめて欲しいものです。このことからも追い切りの動きだけでは未勝利戦で掲示板もどうかくらいの馬と考えます。血統にも募集金額的にもそのくらいの存在ですよね(笑)。後は実戦でガラリ一変してくれれば・・・。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」の平凡です。2週続けて一杯に追い切られていることは評価できますが如何せん動きが良くない。追い切り重視の私としては弱気です。
 競馬ブックも”平凡な動き”、デイリー馬三郎でも”目立たずC”と低評価です。
 以下は同日(7月19日)に更新されましたクラブ公式HPトゥンバドーラの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。相手の馬には体重の軽い加藤祥太が乗っていたので手応えでは見劣りましたが、目一杯というわけではありませんし、水準の時計は出してくれました。ただ、先週もお伝えしたとおり少し気難しさが出てきて、鞍上に反抗したり生ずるいところを見せるようになっています。このあたりがレースに行ってどう出るかはやってみないと分かりませんし、鞍上は普段から調教に跨がって癖も掴んでいる加藤で行かせていただきたいと思います。馬体重は440キロぐらいでの出走になりそうです」(庄野師)22日の中京競馬(2歳新馬・芝1400m)に加藤騎手で出走を予定しています。
 ということでなかなかに気性が悪いようで心配です。鞍上がやはり厩舎所属の加藤祥太騎手であることが発表になりました。追い切りの動きはイマイチで血統的にも良い騎手には乗って貰えそうもなくこの選択で納得です。

●気になる出馬想定表(7月22日 中京6R)

出馬想定表 7月22日 中京6R 2歳新馬 芝1400m 牝馬限定 フルゲート18頭 想定数15頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アマノラヴィータ 松若風馬
アーデルワイゼ 荻野極
ザリーティー 和田竜二
サンドクイーン 福永祐一
シゲルアズキ 酒井学
ジツリキキュート 川又賢治
ソルトドリーム 富田暁
タイメイギンガ
トゥンバドーラ 加藤祥太 B−
プリュス 武豊
ブルベアアオジソ 義英真
ミク 幸英明
メイショウカラタチ 鮫島良太
ヤマニンルネッタ
レーヌビクトリア

フルゲート18頭のところに現在15頭出馬想定されています。新馬戦はそうそう外から割り込んで来ないですし出走は確実ですね。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジです。

●出馬確定表

出馬確定表 7月22日 中京6R 2歳新馬 芝1400m 牝馬限定 出走数14頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アマノラヴィータ 松若風馬
アーデルワイゼ 荻野極
ザリーティー 和田竜二
サンドクイーン 福永祐一
シゲルアズキ 酒井学
ジツリキキュート 川又賢治
ソルトドリーム 富田暁
トゥンバドーラ 加藤祥太 B−
プリュス 武豊
ブルベアアオジソ 義英真
ミク 幸英明
メイショウカラタチ 鮫島良太
ヤマニンルネッタ 田中健
レーヌビクトリア 松山弘平
 結局14頭で確定しました。

●中京芝1400mコース解説

 フルゲートは18頭。
有利な枠順 外枠
有利な脚質 差し
ポイント スピード、瞬発力
種牡馬ベスト ディープインパクト、ダイワメジャー、マンハッタンカフェ
連対騎手ベスト 川田将雅、福永祐一、浜中俊、ミルコ・デムーロ、松山弘平
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬
2歳未勝利
2歳500万
2歳オープン
3歳未出走
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万
古馬1000万
古馬1600万
古馬オープン

●騎手は加藤祥太騎手 ほっさん評価「C」

 今回のトゥンバドーラの鞍上は厩舎所属でゲート試験から調教などを手伝ってくれているデビューから3年目の加藤祥太騎手です。トゥンバドーラは追い切りの動きがイマイチで血統的にも募集価格的にもリーディング上位の騎手には乗って貰えそうもなくこの選択で納得です。

 同期の中では父も兄も騎手という”超良血”の鮫島克駿騎手に次いで2番目の勝ち星を挙げておられます。決して騎乗馬に恵まれているとは言えませんが人気薄を上位に持って来ている印象のある騎手です。

 昨年のレンベルガーに騎乗していただいた前週も福島牝馬ステークス GVで13番人気のオツウを2着馬とクビ差の3着に持って来たり、その次のレースでも12番人気のトーコーグリーンを3着に持って来たりと特別戦でもこの騎乗です。

 しかし、今年に入り成績は低迷。負担斤量が減量1キロになり依頼する方も旨味がなくなってきたこともあると思いますが、ここを踏ん張ってもう少し結果を残して欲しいところです。



 2017年7月21日現在、JRA通算71勝、勝率5.1パーセント、連対率9.8パーセントとまずまず。重賞未勝利。昨年(2016年)は35勝、勝率6.5パーセント、連対率10.0パーセント。本年(2017年)はここまで6勝、勝率2.2パーセント、連対率7.0パーセントと成績を落としている。現在負担斤量の減量は1キロ。


 加藤 祥太(かとう しょうた)は1997年3月日生まれの20歳。大阪府出身。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター庄野靖志厩舎に所属する3年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。

 2015年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得。同期には鮫島克駿、野中悠太郎、三津谷隼人がいる。なお、外国人騎手のJRA通年免許を取得したミルコ・デムーロやクリストフ・ルメールも、JRA所属騎手としては同期デビューとなる。

 2015年3月1日第1回阪神競馬2日1Rラブミーフウジンで初騎乗(8着)。同3月14日第1回阪神競馬5日3Rグランシュクレで優勝し初勝利。初年度に30勝を挙げた。


 2015年デビューの新人騎手4人の2017年7月21日終了時点での騎乗成績は以下のとおりです。

鮫島克駿  86勝
加藤祥太  71勝
野中悠太郎 22勝
三津谷隼人 12勝

 ということで、同期の中では超良血の鮫島克駿騎手に次いで勝ち星を挙げておられます。

 ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)

 2016年 5月 1日 レンベルガー 3歳未勝利 新潟芝1800m 7着/2番人気


2015年5月3日 京都5Rでタキオンレディーに騎乗する加藤祥太騎手(2番人気/7着)。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「アーデルワイゼは少し硬さを感じなくもないが、動きそのものは軽快。キビキビとして反応が良さそうなタイプ。プリュスは坂路で丹念な乗り込み。動きもひと追い毎に良化。ヤマニンルネッタは芝が向きそう。」


短評は「混線模様」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
ソルトドリーム △△ △△
アーデルワイゼ
アマノラヴィータ
ヤマニンルネッタ △△
サンドクイーン
ザリーティー △△
トゥンバドーラ
プリュス
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
プリュス 2.8
アーデルワイゼ 3.3
サンドクイーン 4.3
ヤマニンルネッタ 9.5
アマノラヴィータ 14.5
ソルトドリーム 20.3
ザリーティー 21.4
トゥンバドーラ 23.2
レーヌビクトリア 23.8
ミク 25.0
以下36倍以上省略

デイリー馬三郎

本紙の見解

「推定馬体重は430`でも、◎プリュスはヴィクトワールピサ産駒らしく筋肉質の馬体を誇示。体を大きく見せており、栗東坂路でビシビシ追われている点も好印象だ。前向きな気性でいきなりから注目する。素軽さのある○▲が次位を争う。〈吉田〉」

◎ プリュス
○ アーデルワイゼ
▲ ヤマニンルネッタ
× サンドクイーン
☆ ブルベアアオジソ

以下省略

トゥンバドーラは無印(T_T)


トゥンバドーラは全13記者中 全記者無印の屈辱(>_<)

●各陣営のコメント

トゥンバドーラ

 「追うごとに体が締まって動きも素軽くなってきた。気難しさを出さなければ。」(庄野靖志調教師・デイリー馬三郎)

 「追う毎に体が締まって、動きに素軽さも出てきた。ちょっと気難しい面があるので、その辺りが実戦に行ってどうか。」(庄野靖志調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 トゥンバドーラは募集金額相応の動きでしかなく、新馬勝ちどころか掲示板でラッキーくらいの様相です。動きも悪いのに気性的にも難しそうで、どうしようもないパターンかも知れません。

 ただ、そんな中でも2歳の7月にデビューしてくれたことは嬉しいですね。これから良くないところを改善していける時間がありますし、コースも馬場もいろいろと経験出来そうです。それでさっぱりでの引退はスッキリですもんね。

これ以降は2017年7月25日に作成

●パドック

 トゥンバドーラの馬体重は438キロでした。やや小柄ですが私の思う最低水準430キロ未満は上回っておりまずは一安心です。煩いところのある馬という印象ですが、確かに無駄な動きが多いですね。牝馬版マデイラと言ったところでしょうか。マデイラのようにオープンまで行ってくれれば嬉しいのですが・・・。

 ただ馬体はピカピカでこの馬なりに状態は良さそうでしたね。

●レース 

 トゥンバドーラのスタートはやや出遅れ気味ですが、気合いをつけられると素晴らしい二の脚で加速。一気に3番手まで押し上がります。

 そこから終始外々を回り4コーナーでもそのまま外に出します。これは馬場の良いところを選んでとの判断だったようです。そこから一旦は7番手辺りまで沈むも最後までハテずにジリジリと伸びて6着。5着馬とはハナ差でしたし終始外々を回ったことを考慮して思った以上の走りでした。

●時計の評価

 今回のトゥンバドーラの走破時計は1分24秒3良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分22秒8、勝ち馬の走破時計が1分23秒5でした。

 勝ち馬の時計ですら平凡で、そこから0秒8も離されていますからお世辞にも素晴らしいとは言えませんが初戦ですし事前はもっと酷いモノかと思っていましたしまずまず満足です。

 また翌日の牡馬との一般の新馬戦の勝ちタイムは1分24秒2でした。単純なことを言えば、ここならトゥンバドーラの走破時計は勝ち負けでしたね(笑)。そう思えばそんなに悪くありません。

●レース後の騎手・調教師のコメント

トゥンバドーラ(6着)

 「ゲートも速かったですし、二の脚も楽に付いてスッと好位に行くことができました。直線は馬場のいい外を選んで、最後までバテずにしぶとく脚を使ってくれましたよ。今日だけで芝、ダートについては何とも言えませんが、初戦としては内容は悪くなかったと思います」(加藤祥太騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「ある程度のポジションで進めて欲しいという話はしており、そのとおりいい位置につけられました。ただ、外目の枠から進めて道中同じような位置にいた馬たちが最後苦しくなっていたところを考えると結構タフな競馬だったと思いますし、その中で直線はよく脚を使ってくれました。距離はもう少しあってもいいかもしれませんね。今日は函館競馬場に臨場していたので実際に馬を見てから決めますが、ここまでしっかりと仕上げてきた後なので一度放牧に出してもいいかなと考えているところです」(庄野靖志調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 出走奨励金が本賞金700万円の8パーセントで56万円。特別出走手当が42万円。合計98万円。1口で割りますと1900円程度になると思われます。

●今後の展望

 ころっと忘れていましたが、この馬ゲートでの二の脚が速かったんですよね。その通り抜群の先行力からハテず伸びずで粘り込み6着。しかも5着馬とはハナ差でした。勝ち馬からは随分と離され大物感はありませんが、安価で1勝を目指す馬ですし14頭立ての6着は上出来です。

 先行力のある馬はダートにおいては尚有利ですし、いずれはダートも面白いと思います。

 血統的にも早熟馬ではないと思いますし、今これだけ動けて更に成長してくれたなら2勝はしてくれるかも知れません。

●最後に

 今世代愛馬3頭の内、もっとも早期のデビューとなったトゥンバドーラ。2歳7月のデビューは順調そのものでまず嬉しいですね。そして結果も14頭立て6着と未勝利クラスでは能力上位のようですから、なんとか目標の1つ勝ち上がりは達成してくれそうな気がします。

 何よりも先行力が確認出来たことが嬉しいですね。この先行力があればダートでも良い成績が残せるでしょう。


 今回は仕事で競馬場に行くことができませんでしたが、次は是非現地で見たいですね。とにもかくにも予想以上の走りで満足です。勝ち上がりを目指して頑張れ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2017年1月26日立ち上げ 2月11日、4月4日、13日、20日、6月10日、19日、23日、7月11日、13日、21日、25日加筆

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