マルムーティエ(マルティンスタークの14) 第2戦


キャロットクラブ出資愛馬第28号は、注目していて購入せずに大きく後悔したマルティンスタークの第2仔。その母マルティンスタークは募集価格1400万円と安価ながら4勝を挙げ獲得本賞金も6846万円と素晴らしい活躍だった。安価で2、3勝を出来る馬を探し続ける私にとって、関西馬でこの手の活躍馬を取りこぼしたことは痛恨。

その4勝馬の母の初年度産駒グリューヴァインは母同様募集価格1400万円ということで私は最優先権で購入。期待に応えて勝ち上がってくれて現在500万クラスでも2着。

14年産で第2子の本馬は募集価格1600万円と相変わらず安価で、父は産駒が早期から始動できしかも2015年9月末現在2歳リーディングトップを走るダイワメジャー。馬体の良い子が多く私の大好きな種牡馬ということで当然購入。今回は一般枠で取得できた。

芝のマイルで2、3勝を挙げてくれればと思っている。

デビュー戦の前走は牝馬限定戦にもかかわらず弱面ばかりのしかもたったの8頭立ての美味しいレース。断然の1番人気に支持されるが、スタート直後に前をカットされるロスがあったとはいえ、4角手前で手応えが悪くなりもう追い出す始末。それでも3着に粘ったことは非凡な能力であることは間違いないが大物感はない。

気性面や精神面が難しく、好走したり大敗したりを繰り返している姉グリューヴァイン同様やはり難しい馬のようだ。

しかし、馬格があり追い切りでも素晴らしい動きだったことから全く駄目ということはなく、1度使われて上積みもあるだろうし競馬も少しは上手になるだろう。

まずは2戦目に期待したい。


前走後在厩で調整され、予定通り9月11日 阪神2R 2歳未勝利 芝1400m 牝馬限定に出走!!

フルゲート18頭のところに想定数は16頭。マルムーティエは優先出走権があり出走は確実。結局18頭で確定。

鞍上は初戦同様期待の高い川田将雅騎手で今度こそはの気持ち。


3着/1番人気。

前走新馬戦と同じ1番人気3着だが、今回は走破時計も未勝利クラスの勝ち負け水準に近く随分前進。17頭立てで標準メンバーだった今回、ここまでやれるのなら少なくとも未勝利戦の勝ち上がりは見えて来た。


レース回顧と時計の分析、レース後の川田将雅騎手のコメントを掲載。

(2016年9月13日完結)

2016年9月2日立ち上げ

●前走後、在厩で調整され次走は9月11日 阪神2R 2歳未勝利 芝1400m 牝馬限定に前走同様期待の高い川田将雅騎手で出走予定

 事前の評価が高く、最終追い切りの動きも非凡だった我らが愛馬マルムーティエ。

 デビュー戦の前走は牝馬限定戦にもかかわらず弱面ばかりのしかもたったの8頭立ての美味しいレース。断然の1番人気に支持され、我々も新馬勝ちを期待しますが、スタート直後に前をカットされるロスがあったとはいえ、4角手前で手応えが悪くなりもう追い出す始末。正直期待外れだったと言わざるを得ません。それでも3着に粘ってくれたことは非凡な能力であることは間違いないと言えますが、逆に大物感ありませんでした。

 気性面や精神面が難しく、好走したり大敗したりを繰り返している姉グリューヴァイン同様母マルティンスタークの産駒は難しい馬が出てしまうようですね。

 しかし、マルムーティエは馬格があり追い切りでも素晴らしい動きでしたから全く駄目ということはないと思いますし、1度使われて上積みは少なく無いと思います。また競馬ももう少しは巧くなってくれるでしょう。まずは2戦目に期待したいですね。


 前走後在厩で調整され、次走は9月11日 阪神2R 2歳未勝利 芝1400m 牝馬限定に前走同様期待の高い川田将雅騎手で出走予定ということです。川田将雅騎手が見捨てずに乗ってくれる辺りまだまだ上位を狙える感触があるのでしょうね。次走はマルムーティエの悪いところも掴んでおられるでしょうし更なる前進を期待しております。

これ以降は2016年9月7日に作成

●追い切り情報(9月7日更新)

前走前 8月17日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
2回
川田将雅
4F 52.7
3F 38.3
2F 24.9
1F 12.3
ダムデミステル(3歳未勝利)一杯を0.6秒追走0.6秒先着



8月31日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 54.1
3F 39.4
2F 25.7
1F 12.9


9月4日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 60.3
3F 43.5
2F 27.7
1F 13.3
アウステルリッツ(2歳新馬)馬なりに同入


9月7日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 53.6
3F 38.9
2F 25.3
1F 12.7
バレーロ(2歳未勝利)一杯を0.1秒追走同入


9月9日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 69.1
3F 49.6
2F 31.1
1F 14.0
 8月31日、前走後在厩で調整され、最初の追い切り時計を計時しました。相変わらず追い切りの動きは良いですね。軽くこれだけの時計が出せるのですから、力を出し切れば前走以上にやれることは間違いありません。
 デイリー馬三郎では”動き軽快B”と高い評価をいただいております。
 以下は同日(8月31日)更新されましたクラブ公式HPマルムーティエの近況報告です。
「乗り出してからも特に反動などは見られませんでしたので、予定どおりこのまま在厩で次走へと向かいたいと思います。今朝は坂路で追い切りました。今日は55秒くらいのつもりだったのですが、思っていたよりも少し時計が速くなってしまいました。ただ、決して無理をしたわけではありませんし、それだけ馬が動けるようになってきているということでしょう。一度競馬を使ったことで上積みは見込めますし、馬の雰囲気もいいですよ。阪神の開幕週に牝馬限定戦という魅力的な条件の番組がありますので、今のところはそこを目標に調整を進めていく予定です」(高野師)9月11日の阪神競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)に川田騎手で出走を予定しています。
 ということで、上記に書きましたが、この日次走予定と鞍上が発表になりました。高野友和先生の手応えも良いようですし、あとはこの厩舎につきものの故障だけ発生せずに無事レースを向かえて欲しいですね。

 9月4日、終いを伸ばす調教を課せられました。緒戦は伸びがダメダメでしたからこの調教は良いですね。次走はもう少し力強い走りを見せて欲しいです。

 9月7日、坂路で追い切られました。同格の相手に後ろから追走ししっかりと同入しています。相手は一杯、こちらは馬なりと余裕の手応えです。やはり能力は間違いありません。これがレースで全て出せれば少なくとも未勝利クラスでは勝てるはずなんですけどね。早く勝って安心させて欲しいですね。ただ、気性やメンタル面で難しい馬は力をフルに発揮できないので難しいわけですが・・・。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。1度使われていますし、31日にもそこそこの時計を出しているのでこれで十分でしょう。全体の時計も良いですし、最後までしっかりと伸びています。
 競馬ブックでは”順調に乗り込む”。デイリー馬三郎では”動き軽快B”と高評価です。デイリー馬三郎ですとマルムーティエが併せたバレーロに0.1秒遅れたことになっています。
 以下は同日(8月31日)更新されましたクラブ公式HPマルムーティエの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。それほどビッシリとやったわけではありませんが、先週と同じく最後まで手応えに余裕があって、いい動きを見せてくれていました。前回があまり走り切っていないような感じなので大きな疲れも見られませんし、ここまでは順調に調整を続けることができていますよ。一度実戦を経験したことによる慣れは見込んでいいはずですから、今度はもちろん前回以上の競馬を期待したいところです」(高野師)11日の阪神競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)に川田騎手で出走を予定しています。
 正直、高野友和先生のトーンはデビュー前と比べてかなり落ちていますがレースで良い走りを見せて我々の心配を払拭して欲しいですね。確かにデビュー戦は3着とはいえ早々に手応えがなくなり終いもさっぱり伸びませんでしたからねぇ。

●気になる出馬想定表(9月11日 阪神2R)

出馬想定表 9月11日 阪神2R 2歳未勝利 芝1400m 牝馬限定 フルゲート18頭 想定数16頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
イチザガーデン 荻野極  8/27 新馬 小倉芝1200 10 11
ヴィグランドサヤカ 鮫島克駿  8/07 未勝利 小倉芝1200 12 10
エイシンムー 太宰啓介  8/14 新馬 小倉芝1200 11
エイユーエンプレス 義英真  8/21 新馬 小倉芝1200
カワキタエビデンス 菱田裕二  7/23 未勝利 中京芝1600 15
サイモンミラベル 川須栄彦  8/21 新馬 小倉芝1200
ジャンダラリン 森裕太朗  7/17 未勝利 中京芝1400
スーサンゴー 和田竜二  8/13 未勝利 小倉芝1800
バトルクウ  8/28 未勝利 小倉芝1200 12 11
ピンクガーベラ 松山弘平  8/21 新馬 新潟芝1600
ファームフェイス 浜中俊  7/31 新馬 新潟芝1400
ブライトメジャー 福永祐一  6/12 新馬 阪神芝1200
プラネテス 内田博幸  7/03 新馬 中京芝1400
マイアミトロピカル 藤岡康太  8/07 未勝利 小倉芝1200
マルムーティエ 川田将雅  8/21 新馬 小倉芝1200 A−
ライラックパープル  8/28 新馬 小倉芝1800 10

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在16頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”のジャッジです。マルムーティエは優先出走権がありますから出走は確実です。

●出馬確定表

出馬確定表 9月11日 阪神2R 2歳未勝利 芝1400m 牝馬限定 出走数18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アハデコノヨヲ 三津谷隼人  8/14 新馬 小倉芝1200 10 14
ヴィグランドサヤカ 鮫島克駿  8/07 未勝利 小倉芝1200 12 10
エイシンムー 太宰啓介  8/14 新馬 小倉芝1200 11
エイユーエンプレス 義英真  8/21 新馬 小倉芝1200
カワキタエビデンス 菱田裕二  7/23 未勝利 中京芝1600 15
キュイラッサ 坂井瑠星  7/23 中京OP 中京芝1600
クリノアスカ 加藤祥太  8/27 未勝利 小倉芝1200 11 13 12
サイモンミラベル 川須栄彦  8/21 新馬 小倉芝1200
ジャンダラリン 森裕太朗  7/17 未勝利 中京芝1400
スーサンゴー 和田竜二  8/13 未勝利 小倉芝1800
バトルクウ 高倉稜  8/28 未勝利 小倉芝1200 12 11
ピンクガーベラ 松山弘平  8/21 新馬 新潟芝1600
ファームフェイス 浜中俊  7/31 新馬 新潟芝1400
ブライトメジャー 福永祐一  6/12 新馬 阪神芝1200
プラネテス 内田博幸  7/03 新馬 中京芝1400
マイアミトロピカル 藤岡康太  8/07 未勝利 小倉芝1200
マルムーティエ 川田将雅  8/21 新馬 小倉芝1200 A−
ライラックパープル 武豊  8/28 新馬 小倉芝1800 10

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●阪神芝1400mコース解説

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時はフルゲート16頭。スタート地点は向正面左、2コーナー出口付近のポケット。改装前の芝1400mが、この内回りにあたる。4コーナーまでの距離は芝1200mをそのまま延長した443m。最初のコーナーまで十分に距離はあるが、スタート直後は各馬押して出て行くため、先行争いは激しくなる。それでも行く覚悟と、それを可能にする先行力が必要。ゴール前の急坂でラスト1ハロンの時計がグッとかかるコース形態だが、先行しての雪崩れ込みが利きやすく、直線一気はなかなか難しい。メンバー中最速の上がりをマークして突き抜けるコースではない。
 枠順は内側の馬場が荒れていない限り、断然内枠が有利。内回りはコーナーがキツイので、多頭数で外枠を引くと、かなり外に回らされることになり、距離ロスが大きい。芝1200mと同様にサンデーサイレンスの系統はもちろん、ロベルト系の種牡馬の仔もこのコースに向いている。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行、差し
ポイント 枠順、先行力
種牡馬ベスト ディープインパクト、ネオユニヴァース、ダイワメジャー
連対騎手ベスト 福永祐一、ミルコ・デムーロ、浜中俊、岩田康誠、川田将雅
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分23秒5 1分24秒4 1分23秒6
2歳未勝利 1分23秒0 1分23秒7
2歳500万 1分22秒4 1分22秒7
2歳オープン 1分22秒3 1分21秒1
3歳新馬 1分23秒3 1分25秒4
3歳未勝利 1分22秒6 1分23秒5 1分24秒2
3歳500万 1分22秒2 1分22秒4 1分23秒3
古馬500万 1分21秒9 1分22秒8
古馬1000万 1分21秒7 1分23秒1 1分22秒7 1分22秒5
古馬1600万 1分21秒2 1分22秒0
古馬オープン 1分21秒6 1分22秒8 1分24秒5 1分22秒5

●騎手は川田将雅騎手 ほっさん評価「S」

 今回もマルムーティエの鞍上は私が最も愛馬に乗って欲しい騎手の一人・川田将雅騎手です。いやぁ〜、2戦続けて川田将雅騎手が乗ってくれると言うことは有力馬であることは間違いありませんし、川田将雅騎手も1度騎乗してマルムーティエの良くないところは十分に把握されているでしょうから今回どのように導いてくれるのか楽しみですね。

 9月8日現在JRA通算999勝。おそらく土曜日のうちに1000勝を達成されると思いますが、マルムーティエで達成してくれると更に嬉しいですね。

 川田将雅騎手と言えば、今や浜中俊騎手と並び、日本の若手のツートップ。技術、センス、追いの強さなど、どれをとっても超一流で、馬の能力以上のものを引き出してくれる安心感抜群の騎手です。私の騎手ランキングでもついに今年最高ランクの「S」評価となりました。実績、勝率等申し分ない超一流の騎手です。

 我が愛馬には過去10度騎乗していただいておりますが、1度6着があっただけでそれ以外は全て掲示板を確保してくれています。2014年9月には500万クラスでも低迷をしていたグランデアモーレを抜群の騎乗で1000万クラスを突破させていただきました。その後準オープンでは戸崎圭太騎手が乗ってかかってしまい制御出来ず大敗など一流の騎手でも上手く制御できないような馬を意図も簡単に抑え込んで操る技術は特筆モノです。また2014年2月のマデイラでは、こちらも500万クラスでもさっぱり勝ち負けに絡めずに低迷していたマデイラを抜群の判断でハナに持って行き、追いの強さで持たせて残し勝ち上げてくれました。彼でなければ勝っていなかったと思います。

 私も過去GTでの騎乗ぶりに苦言を呈したこともありましたが、それは過去の話。今は安定感も抜群で本当に乗れる騎手に成長。もちろん期待は大きいです。


 2016年9月8日現在、中央通算999勝、勝率12.4パーセント、連対率22.7パーセント、GTは8勝。2016年のダービー(マカヒキ)など。重賞は52勝。これは同期の中でも群を抜いて素晴らしい成績です。

 昨年(2015年)は中央101勝、勝率15.5パーセント、連対率28.8パーセントとトップジョッキーの数字。本年(2016年)はここまで90勝、勝率17.8パーセント、連対率30.8パーセントと通年よりも更に素晴らしい成績で全国リーディング4位です。


 川田 将雅(かわだ ゆうが)は1985年10月15日佐賀県生まれの30歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する13年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。デビュー時は安田隆行厩舎所属。現在はフリー。

 曾祖父(川田若弥)が佐賀競馬場所属の騎手で、祖父(川田利美)・父(孝好は地方競馬全国協会(NAR)佐賀競馬場の現役)・伯父(宮浦正行は大井競馬場の現役)が調教師という競馬一族に生まれ、自然と騎手を目指すこととなった。同じくJRA所属の鮫島良太騎手とは、幼稚園時代から先輩後輩の関係。

 妻は元タレントのおおつか麗衣。

 2004年、栗東・安田隆行厩舎所属の騎手としてデビュー。同期は高野和馬、丹内祐次、津村明秀、水出大介、吉田隼人、上野翔、藤岡佑介らがいる。3月7日中京競馬第2競走のシュアリーゴールドでデビューし、15頭立ての5着に入る。初勝利は3月20日、阪神競馬第8競走のホーマンルーキー。1年目は16勝で終わるが人気薄の3着が多く、その頃からも穴騎手として注目されていた。とりわけ500万円以下クラスの3着率が高く、1年目の3着17回のうち12回は500万円以下クラスでのものであった。

 2005年は成績を大きく伸ばし、39勝を挙げた。しかし特別競走での勝利は前年のゲヴァルトの甲東特別とエイシンヘーベの大濠特別の2勝のみで、依然として穴騎手という印象が強かった。

 2005年2月26日の丹波特別でゲヴァルトがゲートで暴れて第2頚椎骨折を発症し斃死した。その時、将雅は真っ先にゲヴァルトの元に向かい、その後関係者から渡されたゲヴァルトのゼッケンを持ち帰り、泣き崩れていたという話がある。将雅にとっては初の特別勝ちをもたらしてくれた馬である。

 2006年からはフリーの騎手として活動している。小倉大賞典をメジロマイヤーとのコンビで逃げ切り(騎乗したメジロマイヤーの馬主である「メジロ牧場」の勝負服(白・緑一本輪・袖緑縦縞)を着用すべきところを、誤って「メジロ商事」の勝負服(白・緑一本輪・緑袖)を着用しレースに騎乗するアクシデントがあった(勝負服を用意するのは調教師である田島良保の義務となる))、重賞初制覇を達成する。さらに中京記念ではマチカネオーラとのコンビで豪快に捲り、重賞2勝目をあげた。そして、東京優駿(日本ダービー)で初めてのGT級競走騎乗を果たす(スーパーホーネットで15着)とその直後の目黒記念をポップロックで勝利した。
 8月に通算100勝を達成。しかし、9月30日の中京競馬第4競走で落馬し、右橈骨骨幹部骨折・右尺骨頭脱臼という大怪我を負った。2007年1月6日の京都競馬で復帰するまで長期休養を余儀なくされた。

 2006年には関西騎手リーディング11位、2007年には同8位、2008年も同8位に入るなど、若手としてトップクラスの活躍を見せている。また接戦に強く、2006年に写真判定になった際の勝率は10回以上機会があった騎手の中で第1位だった。

 2007年4月1日、阪神競馬第1レースの3歳未勝利戦にて白毛馬のホワイトベッセルに騎乗して勝利。JRA史上初の白毛馬での勝利騎手として歴史に名を残すこととなった。この時は余程嬉しかったのか、第1レースの未勝利戦であるにもかかわらずガッツポーズを見せた。レース後のコメントでも「重賞レースと同じくらい興奮した」と語っている。

 2008年4月20日、第68回皐月賞をキャプテントゥーレで制覇し、GT級競走及びクラシック競走初勝利を飾った。同期の中では最初のGT級競走制覇であった。この年は重賞を6勝している。

 2009年10月に通算300勝を達成。11月3日、公営名古屋競馬場で開催された第9回JBCスプリントをスーニで制覇し、交流重賞競走初勝利を挙げた。

 2011年10月3日、第44回スプリンターズステークスにおいて、ダッシャーゴーゴーに騎乗。第2着に入線も、4着に入線したサンカルロの進路を妨害して第4着に降着。2010年10月9日から10月17日まで4日間騎乗停止処分の制裁を受ける。11月20日6回京都6日第8競走にてエイシンナナツボシで勝利し、自身初の年間100勝を達成。この年は109勝だった。

 2013年10月12日4回京都3日第7競走(3歳500万下)をマラネロで制し、本年最速自身2度目の年間100勝を達成。最終的に120勝を挙げ、JRA最多勝利は逃したもののJRA最高勝率を獲得。この年は年間100勝達成者が7名おり、その中でGT未勝利は川田と北村宏司(年間101勝)のみである。また、川田は阪神ジュベナイルフィリーズでハープスター(2着)、朝日杯フューチュリティステークスでアトム(5着)と2週連続でGT競走1番人気を背負ったが勝利する事は出来なかった。しかし、宝塚記念では5番人気ダノンバラードをジェンティルドンナ、フェノーメノ、後にGT馬となるトーセンラーを抑え、ゴールドシップの2着に入線している。 さらにこの年は自身初のJRAフェアプレー賞を獲得している。



 「パワーとバランスは素晴らしいの一言。しっかりと馬を抑え込み、追いに入ると姿勢を崩すことなくガッツリと伸ばしてくる。立ち回りも自在だ。外から交わされて完全に負けという態勢になりながら、しごいて差し返すことがある。」(2012年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (10戦4勝)

 2010年 8月 1日 ステップシチー  小倉記念 GV        小倉芝2000m 5着/13番人気
 2011年 7月24日 フランベルジェ  2歳未勝利           京都ダ1200m 1着1番人気 

 2012年11月 4日 フロアクラフト   2歳新馬            京都芝1800m 2着2番人気
 2012年11月 8日 マデイラ      JRA指定交流 沙流川特別 門別ダ1200m 4着2番人気
 2013年 1月12日 フロアクラフト   3歳未勝利           京都芝1800m 1着/3番人気
 2014年 2月22日 マデイラ      稲荷特別 1000万下    京都芝2000m 1着2番人気
 2014年 9月20日 グランデアモーレ 瀬戸内海特別 1000万下 阪神芝1400m 1着/4番人気
 2016年 1月30日 グリューヴァイン 500万下            京都ダ1200m  6着/
1番人気
 2016年 4月 9日 グリューヴァイン 500万下            阪神ダ1200m  2着/3番人気
 2016年 8月21日 マルムーティエ  2歳新馬            小倉芝1200m  
3着1番人気


2013年1月12日 京都5R 3歳未勝利で愛馬フロアクラフトに騎乗する川田将雅騎手(1着/3番人気)

これ以降は2016年9月10日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「マイアミトロピカルは初戦とはペースが違い、追走に手を焼いていたが、終いはいい伸び。あの内容なら1ハロン延長はプラス。この相手なら。スーサンゴーはやや攻めが軽いが、1400メートルで。マルムーティエも上位へ。


短評は「混線」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
ジャンダラリン △△
ピンクガーベラ △△
カワキタエビデンス
ファームフェイス
スーサンゴー
ヴィグランドサヤカ
マイアミトロピカル △△ △△
マルムーティエ
キュイラッサ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
マルムーティエ 5.4
ファームフェイス 5.6
カワキタエビデンス 5.6
スーサンゴー 6.6
マイアミトロピカル 6.8
ジャンダラリン 7.7
ピンクガーベラ 10.1
ブライトメジャー 16.9
サイモンミラベル 19.0
以下27倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
マルムーティエ 51 51
ファームフェイス 52 52
カワキタエビデンス 69 51 69
スーサンゴー 66 66 65 57
マイアミトロピカル 68 68 63
ジャンダラリン 62 60 62


デイリー馬三郎

本紙の見解

新馬戦B着の◎マルムーティエだが、走破時計は至って平凡。ただ、出遅れ+終始ズブさを見せたレースぶりから、1Fの距離延長は間違いなくプラス材料だ。攻め気配も上々で上積みは大きい。栗東坂路で好調教を示す○の一変にも注意。〈吉田〉」

◎ マルムーティエ
○ サイモンミラベル
▲ マイアミトロピカル
× ジャンダラリン
☆ ファームフェイス
△ ピンクガーベラ
△ カワキタエビデンス
△ スーサンゴー



マルムーティエは全13記者中 ◎(本命)印 3記者、〇(対抗) 2記者、▲(3番手評価) 4記者、×(4番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 1記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マルムーティエ(3着)

 「出てから少ししてハナに行った馬に前をカットされました。進まないまま競馬が終わってしまった。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

 「ゲートを出て、少したったところで前をカットされてしまい、そこから終始進んで行かなくなってしまいました。申し訳ない競馬になってしまいました」(川田将雅騎手・ラジオNIKEEI)

 「スタートしてすぐに前をカットされてしまったことが気持ちの面に影響したようで、促しても全然進んでいこうとしませんでした。直線で前にスペースができたにも関わらずそこを割っていこうとしないので、もしかしたら馬を気にするのかなと思って外に持ち出したのですが、それでも伸びてくれなくて…。調教の感触からはもっと走れていい馬ですし、今日はスタート後の不利がすべてだと思います。申し訳ありません」(川田将雅騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「スタートしてすぐの不利で馬が怯んでしまったようで、それが最後まで影響したようでした。パトロールビデオを見ても完全に勢いが削がれていましたからね…。栗東にいる時から馬体を減らすこともなく、輸送もしっかりとクリアしてくれただけに残念な結果となってしまいました。この後は一度トレセンに戻して馬体を確認してから検討していきます」(高野友和調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「仕上がる。下見所はノッソリと周回。序盤は行き脚が鈍く、促して2列目を確保。ただ、4角でもスッとは動けず、直線は躊躇する感じで開いたスペースに突けず外へ立て直すロス。ジワジワ追い上げたが、ここまでが精一杯。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

マルムーティエ

 「初戦はスタート後に不利があって位置取りが悪くなった。今度こそ決めたい。」(高野友和調教師・デイリー馬三郎)

 「初戦はスタート後にカットされて、ヒルみました。疲れはなく、使ってからパワーがついていますよ。改めて期待します。」(高野友和調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 正直、取捨選択が難しいですね。追い切りの動きだけなら未勝利クラスでは上位の能力があると思います。しかし、初戦の前走があまりにも不甲斐なさ過ぎました。

 スタート直後に寄られて不利があったとしても、その後何度も立て直せる機会がありましたし、レースそのものは弱面による酷い内容のものでした。あのメンバーであのレース内容なら、断然1番人気としては少々の不利があろうがバランスを崩して3馬身くらい出遅れようが勝たなければならないレースです。それが4角手前では手応えがもうなく、3着に残れたのは他が弱すぎたからだけです。平均的なメンバーなら、掲示板はなかったでしょう。

 前走が8頭立てでこの内容。フルゲート18頭になった今回はあの程度の実力しかないのなら9、10着と言ったところでしょう。このくらいの着に来てもなんら不思議はありません。


 しかし、前走は最後の1本の追い切りでなんとかレースに出られるレベルになった(そりゃ、それでも勝てると思っていましたが)ほどの急仕上げ感は否めませんし、鞍上も2度目の騎乗でマルムーティエの問題点(山積していますが)はわかっておられるので、力を引き出すべく工夫はしてくれるでしょう。

 馬格のある馬ですし、上積みはそれなりにあると思います。9日にも終い重点で追い切っていますし本気度は窺えます。(清水出美先生もレース直前の金曜日か土曜日にほぼ時計になるほどの追い切りをされていましたねぇ。ふと思い出しました。)

 掲示板を外すようですと”成長を促す為”という理由でしがらきへ放牧に出され、次走は年末年始になってしまうことでしょう。

 そりゃ勝って欲しいですが、初戦の内容からはいきなりの激変は厳しいと思われ、掲示板確保なら万歳と思います。

これ以降は2016年9月13日に作成

●パドック

 バトルクウが蕁麻疹で当日取り消して17頭でのパドックとなりました。

 マルムーティエの馬体重は初戦の前走よりもマイナス2キロの464キロ。太目感もなく、1度レースを使われて体が引き締まった感がありました。気合いが乗っており、踏み込みも良く、これは1番人気の雰囲気でしたね。もっと気性的に煩いのかと思っていましたが、パドックの映像で見える範囲では煩い感じはなかったですね。愛馬マデイラのようにパドックで無駄に体力を使わないのは良いですね。

●レース 

 マルムーティエは抜群のスタートで初戦とは一変します。ただ、そこからは二の脚がつかず、ポジションを下げそうでしたので鞍上の川田将雅騎手は押っつけてポジションを守ろうとします。開幕週ですしほぼ前残り決着になりますから、前目のポジションを取ることは大切です。

 結局先頭集団の外を追走。常に先頭を射程圏内に入れての抜群の位置取りです。3コーナーではスムーズにポジションを上げて行き、これは勝ったか?と思いました。しかし、4コーナーでは前走同様反応が鈍く、もう鞍上が激しく動く始末。他馬は手応えが良く厳しそうでした。

 それでも剛腕の川田将雅騎手に押っつけられてジリジリながら加速していきます。川田将雅騎手じゃなかったらここから馬群に沈んでいただろうなぁ〜という感じでした。

 手応えは悪いものの少しずつ前を交わし、なんとか2着はあるかというところで後ろから凄い脚で飛んできた福永祐一騎手騎乗のブライトメジャーに交わされ2着の目もなくなります。3着も他の2頭とほぼ横並びで際どい状態でした。3着から5着のいずれかが確定でしたが、複勝馬券を買っていますし、なんとか3着に残ってくれと願っておりました。結局、4、5着馬とはハナハナ差ながら3着を死守。2戦連続3着となりました。

●時計の評価

 今回のマルムーティエの走破時計は1分22秒7良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分22秒4、勝ち馬の走破時計は1分22秒0でした。

 このことからも勝ち馬は強かったと言えます。マルムーティエは推定勝ちタイムには少し及ばないものの、コンマ3秒ならチャンス圏内ですし、未勝利戦では勝ち負け出来る能力を十分に持っていることを証明してくれたと言えます。

 同じ3着でも初戦とは随分と価値が違い、今回の3着の方が価値は高いと思います。正直安心しました。

●レース後の騎手・調教師のコメント

マルムーティエ(3着)

 「進みづらいところがありました。まだ幼く、競馬を覚えている段階。徐々に良くなっていくと思います。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

 「馬が幼いですね。こちらが促してもなかなか進んでいこうとせず、出すところ、引くところがまだわかっていないような感じです。能力を考えると直線はもっと伸びてくれてもいいのですが、前回はほとんど競馬をしていないようなものですし、今回が実質デビュー戦と言ってもいいくらいですからね。これから使いつつ成長と共に良くなってくると思います」(川田将雅騎手・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

マルムーティエ(3着)

 「仕掛けて先行。外枠だったのでずっと外目を回る形になったが、道中は手応え良く追走。4角手前から押し上げていき、直線もジワジワ伸びた。もう少しピリッとした脚を使えるようになれば。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金は130万円。内国産馬所有奨励賞が28万円。特別出走手当は39.7万円。合計197.7万円。1口で割りますと3500円程度になると思われます。

●今後の展望

 前走だけなら未勝利クラスでもとても通用しないような内容でしたから、「これは大丈夫なのか?」と心配になりましたが、今回の走りなら少なくとも未勝利クラスでは能力上位です。まずは最初の未勝利戦脱出は見えて来ましたし随分と安心しました。疲労がなければ次走は9月24日 阪神1R 2歳未勝利 芝1600m 牝馬限定になるのではないでしょうか。

●最後に

 前走は平凡以下のメンバー構成にたった8頭立て。そして新馬戦とはいえ走破時計は激遅で価値の低い3着でした。ただただ相手が弱すぎただけの3着。平均メンバーの平均頭数なら出走奨励金もなかったですね。

 2戦目の今回は17頭立て(1頭蕁麻疹で当日取り消し)。走破時計は2歳牝現未勝利クラスの水準勝ちタイムよりやや遅い程度で十分勝ち負けのできる能力があることを証明してくれました(・・・とは言っても未勝利戦でしかも牝現の話ですが・・・)。

 マルムーティエは相変わらずのもどかしい伸びでしたが、まだまだ力を出し切っておらず伸びしろのある状態での3着ですから、本格化したらもっとやってくれるでしょう。少なくとも競馬が上手くなれば500万クラスくらいは通用すると思いますし、まだ2歳の9月です。来年の3月くらいにはもっと走れているはずです。

 ただ、川田将雅騎手ほどの剛腕が押っつけても反応が悪い辺り相当ズブズブです。腕力のないアンチャン騎手などを乗せると大敗確実ですね。我がマデイラや姉グリューヴァイン同様騎手選びは相当難しいですね。川田将雅騎手が愛想をつかさずにどこまで乗ってくれるかです。あと2戦は乗って貰って競馬を教えて欲しいですね。外国人騎手にビシビシ追わせるのはちょっと怖い気がします。馬が目覚めるか、全く走る気をなくしてしまうかのどちらかでしょう。


 それにしても、私は今回の3着で随分安心しました。掲示板ならラッキー予想でしたからね。実際後ろの状況を見ると5着でもおかしくない僅差でした(ハナハナ差)。2戦目でこれだけ走れるのなら少なくとも未勝利クラス脱出は時間の問題でしょう。ただ、掲示板を外すと鞍上の質が一気に悪くなりかねませんから優先権を確保しつつ・・・。


 今回は仕事で応援に行くことができませんでしたが、次は行きたいですね。もちろん口取り権を持って。

 頑張れマルムーティエ!!まずは1つ勝って安心させてくれぃ。

最後までご愛読ありがとうございました

2016年9月2日立ち上げ 5日、8日、10日、12日、13日加筆
マルムーティエの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2016年 8月21日 デビュー戦 2歳新馬 小倉芝1200m (3着1番人気

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