愛馬グレイスシチー 第2戦!


7月26日 小倉3R 3歳未勝利 ダ1000m 混合戦は、

9着/4番人気。

またも直線失速・・・。

有力馬同士でやり合ってしまい、共倒れ。

うーん、ついていない。いいセンスを持っているのだが。

レース回顧と時計の分析、

レース後の藤岡康太騎手のコメントと専門誌のレース評価を掲載。

(7月29日完結)

2008年7月21日作成

●前走後、優先出走権がないため一旦放牧に出されたグレイスシチーですが、7月16日に帰厩しました!

 前走14着後、優先出走権がないため一旦放牧に出されていたグレイスシチーですが、7月16日に帰厩しました。当サイトでは、いつも帰厩情報とともに、新特集を立ち上げているのですが、ここ何週か有力愛馬の出走ラッシュで更新が後手後手に回っていますので、新特集の立ち上げができませんでした。

 とにかく、未勝利戦終了まであと僅か。次走で掲示板を決められないと、引退にグッと近づいてしまいます。せっかくいいスピードのある馬(逆に言えばスタミナはかなり無いですが)ですので、是非勝ち上がってもらって、いずれ新潟の直線競馬にでも出て欲しい!

 グレイスシチーにとって、最もヤマ場の第2戦。期待と不安が入り混じります。

これ以降は7月23日に更新

●追い切り情報(7月23日更新)

前走前 6月25日 栗東CW 稍 一杯

助手
6F 83.6
5F 66.8
4F 53.0
3F 41.1
1F 14.6
外トーアゲッコウ(3歳未勝利 前走15番人気8着)一杯に6Fで0秒7先行4F併せで1秒5先着



7月17日 栗東DW 良 馬ナリ

助手
4F 68.3
3F 54.9
2F 43.1
1F 14.0


7月20日 栗東坂路 良 馬ナリ

4F 63.3
3F 44.5
2F 30.1
1F 15.3


7月23日 栗東坂路 良 一杯

助手
4F 53.9
3F 39.1
2F 26.0
1F 13.1



 7月20日、次走に向けて15−15で追い切られました。初戦で抜群のスピードを見せてくれたグレイスシチーだけに、なんとか勝ち上がって欲しい。しかし、もう未勝利戦終了まで時間は僅か。もう掲示板を外すことは許されない。ですから、しっかりと仕上げて欲しいですね。

 7月23日、見事な13−13です。しかし、一杯に追っての小倉直前輸送は3歳牝馬には過酷な気がします。ただ、前走前よりはかなり動きがいいですね。私ほっさんの追い切り評価は「B−」で、前走よりは飛躍的に動きが良くなったと評します。

これ以降は7月24日に作成

●小倉ダ1000mコース解説

 小倉のダートの砂厚は8.5cm。滞在馬が調教で使用するため、札幌や函館と同じように他の競馬場より砂が深くなっている。 レース時の時計はそれほど極端にかからないものの、全般的には力のいるコースと言っていい。
 1000mのスタート地点は向正面直線の左端。2コーナーの出口からで、コースの最高部から発走する。3コーナーまでの距離は366m。スタート直後の下り坂を利して、テンからかなり速いスピードが出る。コーナー、最後の直線でもそのスピードは緩まず、行ったもの勝ち。500万クラス以下の下級条件が中心の番組ということもあり、人気の逃げ、先行馬がそのまま雪崩れ込む展開が多い。
 フルゲートは14頭。仮に大外枠を引いても問題はなく、むしろ内枠で先行できずにへこまされる方が怖い。1枠の成績が少し悪くなっている。
 アフリート、フォーティナイナー、ウォーニグ、フレンチデピュティ産駒が強い。
有利な枠順 1枠以外
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント スタート、スピード能力
種牡馬ベスト アフリート、サクラバクシンオー、フォーティーナイナー
連対騎手ベスト 中舘英二、小牧太、福永祐一、池添謙一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分00秒8 1分00秒7 1分01秒0 1分00秒2
2歳未勝利 1分00秒5 1分00秒0 1分00秒7 1分00秒1
3歳未勝利 1分00秒4 1分00秒6 1分00秒2 1分00秒4
古馬500万 59秒8 59秒4 59秒9 1分00秒0
古馬1000万 57秒5

●出馬確定表

出馬確定表 7月26日 小倉3R 3歳未勝利 ダ1000m 混合戦 全14頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
エボニーフォレスト 川田将雅  7/19 未勝利 小倉ダ1000
カネトシロフティ 飯田祐史  6/22 未勝利 阪神ダ1200 B+
キャナレット 熊沢重文  6/29 未勝利 阪神ダ1400 15 12 16 11 16
クリノハクバチャン 幸英明  3/30 未勝利 阪神ダ1400
グレイスシチー 藤岡康太  6/29 未勝利 阪神ダ1200 14 B−
サマーナイトスター 河北通  6/29 未勝利 阪神ダ1400 10
スマートカラー 赤木高太郎 初出走
ゼンノオリンピア 岩部純二  5/24 未勝利 新潟芝1600 14 13
テイエムセレス 船曳文士  6/29 未勝利 福島ダ1150 14 B+
テイエムハヤテオー 小牧太  6/22 未勝利 阪神ダ1200 12 12 B−
バイソリューション 橋本美純  6/09 交流 金沢ダ1500 11 13 12 10
メイデンミヤビ 吉田隼人  7/05 未勝利 阪神ダ1200 11 18 13 B−
ユウキアックン 川島信二  6/28 未勝利 阪神ダ1800 12 B−
ワンダールシデス 野元昭嘉  2/16 未勝利 京都ダ1400 13 15 13 11 10 15 B+

騎手の太字は乗り替わり

これ以降は7月25日に作成

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
エボニーフォレスト 連闘の為中間軽め
カネトシロフティ 7月23日 栗東E良 助手 11.6−11.6 B+
キャナレット 7月23日 栗東B良 馬ナリ 田中健 5F70.3−13.1
クリノハクバチャン 7月23日 栗東坂路良 一杯 助手 57.5−12.7
グレイスシチー 7月23日 栗東坂路良 一杯 助手 53.9−13.1 B−
サマーナイトスター 7月23日 栗東B良 馬ナリ 河北通 6F87.9−12.9
スマートカラー 7月23日 栗東坂路良 仕掛 助手 56.2−13.3
ゼンノオリンピア 7月23日 小倉ダ良 一杯 岩部純二 6F82.6−12.8
テイエムセレス 7月24日 小倉ダ稍 一杯 中村将之 6F83.8−11.4 B+
テイエムハヤテオー 7月23日 栗東坂路良 一杯 助手 53.1−13.1 B−
バイソリューション 7月24日 小倉ダ稍 一杯 橋本美純 5F70.0−12.5
メイデンミヤビ 7月23日 栗東坂路良 一杯 助手 53.4−12.8 B−
ユウキアックン 7月23日 栗東坂路良 一杯 助手 53.0−13.7 B−
ワンダールシデス 7月23日 小倉ダ良 一杯 野元昭嘉 5F66.5−12.1 B+

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「高配含み」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬
エボニーフォレスト △△
サマーナイトスター
テイエムセレス
カネトシロフティ
メイデンミヤビ
クリノハクバチャン △△
テイエムハヤテオー △△
グレイスシチー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
エボニーフォレスト 3.1
クリノハクバチャン 4.3
グレイスシチー 4.6
テイエムハヤテオー 6.2
カネトシロフティ 11.0
ユウキアックン 13.6
サマーナイトスター 14.0
以下23倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エボニーフォレスト 53 53
サマーナイトスター 59 59 48 45
ワンダールシデス 44 43 44 38
テイエムセレス 55 54 48 16
カネトシロフティ 55 55 54 46
メイデンミヤビ 51 44 45 51
クリノハクバチャン 35 35
ユウキアックン 60 45 47 34
バイソリューション 21 20 21 19
テイエムハヤテオー 66 27 66 30
グレイスシチー 27 27
ゼンノオリンピア 44 44
キャナレット 52 34 20
スマートカラー


デイリー馬三郎

予想印

◎ テイエムセレス
○ テイエムハヤテオー
▲ エボニーフォレスト

以下省略


見解

 「小柄な◎テイエムセレスにとって、滞在効果はかなり大きい。今週は福島遠征の疲れを全く感じさせない機敏な動き。減量騎手起用で巻き返しは必至だ。」

●前走レース後の騎手コメント

グレイスシチー(14着)

 「まだ緩さはありましたが、いいスピードを見せてくれました。今日は経験馬相手でしたし、決して悲観する内容ではなかったので、これから楽しみですよ。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)
 「初出走。いいスピードがある。ハナを切ったが、直線で交わされて1ハロン手前でバッタリ。」(競馬ブック)

エボニーフォレスト(5着)

 「初めての実戦だったこともあり、少し戸惑って走っていた。でも、スタートは上手だったし、好位へ行く脚も見せてくれた。次はもっと動けるはず。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

メイデンミヤビ(5着)

 「レース前から気合が乗っていい感じだったし、前半から行きっぷりが良かったね。」(和田竜二騎手・競馬ブック)

クリノハクバチャン(8着)

 「いいスピードがあるし、レースセンスもいい。次は変わってきそうだよ。」(安藤光彰騎手・競馬ブック)

テイエムハヤテオー(12着)

 「ずっと外に張っていて・・・。まったく追えず、競馬にならなかった。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

●各陣営のコメント

エボニーフォレスト

 「初の競馬で戸惑うような面を見せていたが、経験馬相手に上々の内容。連闘も大丈夫。」(安田景助手・デイリー馬三郎)

サマーナイトスター

 「体調は変わりないけど、速い脚に欠けるからね。メンバーに恵まれればもう少しやれても。」(河北通騎手・デイリー馬三郎)

ワンダールシデス

 「仕上がりは悪くないが、やはり久々の分、割引は必要だろう。次につながる競馬を。」(野元昭嘉騎手・デイリー馬三郎)

テイエムセレス

 「前走は中1週での長距離輸送がこたえた。滞在で輸送減りの心配はないし改めて。」(木原調教厩務員・デイリー馬三郎)

カネトシロフティ

 「久々を叩いて息持ちが違うはずだし、平坦小回りはプラス。距離短縮で前進を期待。」(荒瀬助手・デイリー馬三郎)

メイデンミヤビ

 「砂を被っても問題なかったし、レースぶりが良くなった。置かれずに追走できれば。」(中尾秀正調教師・デイリー馬三郎)

クリノハクバチャン

 「最後は止まったが、経験馬相手にいいスピードを見せてくれた。小回り千で押し切りを。」(湯窪助手・デイリー馬三郎)

ユウキアックン

 「急に止まってしまったし、敗因は明らかに距離。千でスッとハナに行ければ変わっても。」(伊藤助手・デイリー馬三郎)

バイソリューション

 「環境の変化に戸惑っているのか、カッカした面が目立つ。成績的にも強気にはなれないね。」(橋本美純騎手・デイリー馬三郎)

テイエムハヤテオー

 「前走は終始外に逃げていたので、今回はハミを替えて臨む。能力は高いし一変を期待。」(福島勝調教師・デイリー馬三郎)

グレイスシチー

 「既走馬相手でも楽にハナに行けたし、未勝利ならスピード上位。今度はもっと粘れる。」(日吉助手・デイリー馬三郎)

ゼンノオリンピア

 「放牧を挟んで馬は良くなってきたが、最終追いが物足りなかった。もうひと叩きが必要かな。」(岩部純二騎手・デイリー馬三郎)

キャナレット

 「レースぶりに進展が見られないからね。この中間もそう変わってこないし、強気には。」(中山助手・デイリー馬三郎)

スマートカラー

 「まだ体質に弱いところがあるし、息遣いももうひとつ。使いながら良くなってくれれば。」(高岡助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

エボニーフォレスト

 初戦の前走は既走馬に交じり4番人気5着と上々。走破時計も良く2走目のここは主役候補。

 優先出走権があるために連闘してきた。上手く行くのか。

カネトシロフティ

 初戦から6、8、6、9着と負けないもののツーパンチ足りない状況。今回もこのあたりか。

 ただ、追い切りの動きが凄くいいですね。二の脚も速いしメンバー的に浮上もありうる。

キャナレット

 初戦9着以外は全て二桁着順と見る目なし。 追い切りもいいところなし。

クリノハクバチャン

 初戦の前走は5番人気に支持されるも8着、走破時計も平凡でいいところなし。そこから4カ月ぶりの出走と順調さも欠く。

 追い切りの動きも冴えず、消し。

グレイスシチー

 前走は直前の追い切りは終いバテで散々も、関東のリーディングジョッキー後藤浩輝騎手確保で無理矢理出走に至る。

 結果は追い切りどおりの終いバテも、初出走ながら既走馬相手に敢然とハナに立つなど抜群のスピードは見せた。

 追い切り内容も良くなったこの叩き2走目が試金石。

サマーナイトスター

 前走は得意距離よりも1ハロン伸びて大敗。しかし、適距離に戻した今回、軽視は禁物。

 しかし、追い切りは長めは評価できるものの、動きは地味。

スマートカラー

 今回が初戦の外国産馬。追い切りを重ねるも動きは地味。1度使ってからか。

ゼンノオリンピア

 初戦の前走は13番人気14着とさっぱり。追走に一杯一杯で芝からダートに変わるが大きな変わり目は・・・。

 追い切りからも変わり身は見られない。

テイエムセレス

 この距離で2着があるも成績は不安定。掴みづらい1頭。

 追い切りは眺めから一杯に追い、終い11秒4と評価できる内容。早めの小倉滞在も評価できる。

テイエロハヤテオー

 初戦は2番人気4着だが、2戦目は3番人気12着と期待を大きく裏切る。そのため3戦目は人気が落ち8番人気となるが、そこでは3着と反発。4戦目は2番人気に支持されるもまた12着と大敗。

 人気に反発するタイプ。小倉に行って戻っての激しいローテも良くないのでは?

バイソリューション

 前走交流戦で大敗と最下位候補筆頭。追い切りの動きも最下位候補。

メイデンミヤビ

 前走は11番人気も5着と掲示板に食い込む。しかし、5着とはいえ、勝ち馬からは2秒0もの差。果たして・・・。

 追い切りは標準。一杯に追えているのは評価できるが、そこからの直前輸送。

ユウキアックン

 1度2着があるものの、ここ2戦は9着。前走に至っては勝ち馬から3秒9とタイムオーバーギリギリ。

 追い切りも強調点なし。

ワンダールシデス

 過去5戦するも全て二桁着順。そして今回前走から5カ月半ぶりの実戦。

 しかし、十分に追い切り本数を重ね、動きもなかなか。早めの小倉滞在も高評価。大穴が開くとすれば、こういった馬。
グレイスシチー
カネトシロフティ
エボニーフォレスト
テイエムセレス、サマーナイトスター
 これは相手に恵まれた!競馬ブックの予想オッズでも3番人気予想と有力馬の1頭扱い。私もなんとも未知数ながら、前走見たスピードにかけてみたい。

 しかし、今回、このそれなりに動いた追い切りで、なによりこれだけの低メンバーで不利も受けずに掲示板に載れない馬ならば、将来は絶望的である。この相手なら最低でも3着以内には来るべきで、そうでなければ、その後運良く勝てたとしても、500万クラスで頭打ちだろう。

 1勝しても、上のクラスで着外を繰り返していては馬主的にも維持費がかさむばかりで魅力がない。ここら辺りでは3着以内に入れるだけの馬であって欲しい。そんな祈るような気持ちです。


 鞍上の藤岡康太騎手は上手いですよ。彼が2キロ減量なのは美味しい限りで、私はこの騎手でこの条件(2キロ減量)で良績が残せないなら、どんな騎手が乗っても同じだと思っています。それほど藤岡康太騎手の腕を信用しています。もちろんまだ若いので、完璧ではありませんが、とにかく素質と腕のあるジョッキーです。

これ以降は7月26日に作成

●レース 

 いやぁ、グレイスシチーはスタート上手ですね。1番いいスタートから、押して押してハナを奪います。小回りで直線の短いコースですから、「勝ったか?」と思いました。

 ハナは4番人気の我らが愛馬グレイスシチー(結局9着)、2番手は3番人気のクリノハクバチャン(結局11着)、3番手は1番人気のエボニーフォレスト(結局8着)でスピードのある有力馬がやりあったことで、とんでもないペースを演出してしまい、前は全滅しました。

 うーん、スピードがありすぎて裏目に出ましたねぇ。直線は完全に脚が上がってしまいました。

 藤岡康太騎手の騎乗は良かったです。そりゃ、もっと控えてもなどという声もあったかも知れませんが、それは結果論であり、1番ベストなレース運びだったと思います。

●時計の評価

 今回のグレイスシチーの走破時計1分00秒2良は、小倉ダート1000mの3歳未勝利戦の過去10年間の平均勝ち時計が1分00秒4良ですから、悪い時計ではありません。しかし、競馬ブック誌の推定勝ちタイムが59秒2良で実際の勝ち時計が59秒0良ですので、力不足は否めないでしょう。

 ただ、やたらと速い馬が多く、とんでもないペースになりましたから、グレイスシチーにとってかなり辛いレースになりましたが。

これ以降は7月29日に作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

テイエムハヤテオー(1着)

 「外へ張り気味に走っていたので、急がせずにジッとしていた。結果的にうまく脚が溜まる形になってくれた。直線も期待通りの伸びを見せてくれた。」(小牧太騎手・競馬ブック)

テイエムセレス(2着)

 「内目をロスなく立ち回ってこれました。4角でも楽な手応えだったので、あとは前がが開いてくれればと思っていたんですが、うまく捌いてこれました。ただ、今日は相手の決め手が1枚上でした。」(船曳文士騎手・競馬ブック)

バイソリューション(3着)

 「滞在の効果で落ち着きが出て、それがレースにもつながってくれたと思う。」(橋本美純騎手・競馬ブック)

エボニーフォレスト(8着)

 「頑張ってはくれているんですが、速い馬が結構いて、前回ほど緩いペースではなかったので・・・。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

グレイスシチー(9着)

 「今日もいいスピードは見せてくれているんですが、気が良過ぎてひと息で走っている現状なんです。息の入れ方を覚えてくれば、最後の踏ん張りも違ってくると思います。」(藤岡康太騎手・競馬ブック)

クリノハクバチャン(11着)

 「いいスピードを持っている馬で、楽に行けたんですけどね。今日は流れが厳しくなりました。」(幸英明騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

テイエムハヤテオー(1着)

 「シャドーロール。躓いて後ろからになったが、外に逃避していた前回と違って走りはスムーズ。直線は1番外に持ち出し、グイグイ伸びて突き抜ける。」(競馬ブック)

テイエムセレス(2着)

 「それほど細い感じはなかったし、うるさいくらいで活気もあった。好位で勝負どころは前に乗っかかるくらいの手応え。追われてからもしっかりしていた。」(競馬ブック)

バイソリューション(3着)

 「押っつけながらでもいい位置につけて行けた。直線は一旦先頭に立つ場面もあり、見せ場十分。現地に滞在しての調整で馬体が増えていたのが良かったか。」(競馬ブック)

エボニーフォレスト(8着)

 「好位の内で流れに乗っていたが、直線に入ると伸びる脚はすでになかった。やや先行馬に厳しい流れ。そのあたりが影響したか。」(競馬ブック)

グレイスシチー(9着)

 「イレ込み気味。今日も行き切れたように、いいスピードはある。ただ、もう少しスタミナがついてこないと。」(競馬ブック)

●今後の展望

 とにかくこれだけスタミナがなければ勝ち上がるのは難しいでしょうが、この馬のスピードは魅力です。なんとかならないものですかね。

●最後に

 なんとも評価の難しい馬ですが、2戦見て、抜群のスピードがあるので勝ち上がって欲しいですが、現実的には無理だろうというのが私の感想です。

 ただ、勝ち上がってのちに成長すれば、リガードシチーのように強くなる可能性はかなりあると思っています。しかし、それにしても、あと2カ月では厳しい・・・。

 とにかく頑張れグレイスシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2008年7月21日作成 23日、24日、25日、26日、29日加筆
グレイスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2008年 6月29日 デビュー戦 3歳未勝利 阪神ダ1200m (14着/4番人気)

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