このグレイスシチーを購入した主な理由は以下の通りです。
- 有力種牡馬サクラバクシンオーの仔なのに価格が安い
- 無料提供馬ダブルダンスシチーがあと1口欲しい!!しかもこの馬はたったの2万円!
- 母が2勝馬で期待できる
- 初仔で大化けの期待!
- 母父グルームダンサーも悪くない
- ほっさん評価指数がそこそこ高い
まず最初のサクラバクシンオーは、私が最も評価する種牡馬の1つで、多少「?」な牝馬に種付してもそれなりに結果を残してくれる場合があります。また、父の素晴らしいスピードをかなりの確率で仔に引き継いでいます。父は素晴らしい成績でも、仔に伝達能力のない種牡馬もいる中、サクラバクシンオーの能力の伝達率は非常に素晴らしいと思われます。
また、種牡馬にとしては、アグネスタキオンやダンスインザダークなどに比べて確実に交配相手の繁殖牝馬の質は落ちているにもかかわらず、ダンスインザダークと同等のアーニングIDX1.62を誇っていることは、私的には数字の高いダンスインザダークなどよりもサクラバクシンオーの方が、実質的に種牡馬能力が高いと思っています。
さらに、この馬を購入した時点では、まだ父内国産馬の奨励賞や、内国産限定の重賞などもありましたから、そういった特典も活かせるかなと思っていました。この内国産という考え方は、平成20年以降廃止になると発表が先月ありましたが・・・。
2つめの理由の無料提供馬ダブルダンスシチーが欲しかったというものですが、これは散々ダブルダンスの特集でも書いていますが、とにかくダブルダンスシチーはカタログの馬体が良く見える。友駿ホースクラブの以前の無料提供馬(オペラシチーなど)のように、やってくれそうオーラを感じました(ロンドンシチーのときもそう思ったのですが。)。で、無料提供馬の付加価値も考えて割安だと考え購入しました。
私はこの馬を購入する時点で、すでにミッシェルシチーとチャーミングシチーの2頭を購入していましたので、すでにダブルダンスシチーは2口持っていました。それでももう1口欲しかったのです。その位ダブルダンスシチーの血統と馬体、そして預託厩舎(佐々木晶三師)に惹かれました。
今こうして2勝したダブルダンスシチーを見て、すでに、このグレイスシチーの募集価格20000円のうち、5000円くらいは少なくとももう、元は取った気がします。
3つめの母が2勝馬ということですが、当然確率的に母が活躍していた馬が、そのまま自分の能力を仔に伝えることが出来れば、少なくとも2勝は上げれる位の馬が誕生するわけですし、母が未勝利戦で二桁着順だった馬などよりは、能力も高く、かつ無事に走る確率は飛躍的にあがると思っています。事実、今年の友駿ホースクラブの2歳出走馬でも、数少ない3勝以上馬が母の馬は新馬戦2着が2頭、3着が2頭と確実に結果を残しています。
正直、この馬の仔で父サクラバクシンオーなのにこの価格というのは、脚元になんかあるのかと疑ってしまいます。それくらいお買い得だと私は思っています。
4つめの初仔ということですが、これはいろいろな意見があるところですが、私は高く評価します。また、走る産駒が出てくる可能性があり、ドキドキ感があります。もし、初仔でそれなりの馬が出てくれば、以降の弟、妹たちは高い金額での取引になるでしょう。しかし、逆に繁殖牝馬が自分や父の能力を全く伝えられずにクズしか出さない馬かも知れません。そういうリスクもあって初仔は未知数ですが、少なくとも、そこそこ産駒実績のある高齢な繁殖牝馬よりも、初仔の方が基本的には若いお母さんということですから、元気ないい仔が生まれてくる可能性が高いと思っています。
5つめの母父グルームダンサーは、BMS(ブルードメアサイアー 母父の意)として平均以上の成績を残しており、間違いない母父と思って良いでしょう。私は父と母父は重要視しますので、グルームダンサーならなんの文句もないです。
6つめのほっさん評価指数の高さですが、繁殖牝馬と預託厩舎、そして生産牧場の弱い友駿ホースクラブにおいて、指数2.00を超えるということは、なかなかの高評価です。これは、種牡馬、母馬、母父、預託厩舎、初仔と総じてそこそこのレベルにあるためと、価格の安さです。私ほっさんは、募集価格も評価に反映させていますので、いくら素晴らしい良血でも、あまりに金額が高ければ、いい評価は出ません。安くていい馬をみつけることが、私の1口馬主生活の最大の目標ですから、当然評価にもそれらはしっかりと反映されています。
以上が主な購入の理由ですが、やはり20000円という価格は魅力ですよね。これでいて、万が一未勝利で引退しても代替馬の適用もあるわけですし。
では、グレイスシチーの詳しい分析です。
父 サクラバクシンオー アーニングIDX 1.62 評価 A−
母 キャロルシチー 中央2勝 評価 C
母父 グルームダンサー 評価 B+
兄弟 初仔 評価 B−
生産牧場 光丘牧場 評価 E
調教師 作田誠二 評価 C
馬体 評価 C
総合評価 2.09 評価 C
父はサクラバクシンオーの素晴らしさについては上記、購入した理由のところに書いてありますので、ご覧ください。文句のない素晴らしい種牡馬です。
母キャロルシチーは未勝利、500万と2勝を上げています。やはり未勝利戦だけならともかく、500万クラスを勝ったという実績は、質の落ちる友駿所属の繁殖牝馬としてひと際輝いています(他所のクラブは大抵GTウィナーの仔とか、GT馬を輩出した繁殖牝馬の仔がいるものですが。)。あとは、上記、購入した理由のところもご覧ください。
母父のグルームダンサーは、BMS(ブルードメアサイアー 母父の意)としての成績は平均以上のものを残しており、この募集価格の馬のBMSとしては文句のないどころか、出来すぎでしょう。
初仔ということについては、上記、購入した理由のところに詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。
生産牧場は、光丘牧場で、生産牧場全体としては残念ながら無名で実績もあまりありません。
預託厩舎の作田誠二調教師は、GTなどで目立った活躍はありませんが、友駿ホースクラブ預託厩舎の中では、そこそこの実績を残している厩舎といえます。最近ではチャレンジシチーの活躍などが光ります。騎手は藤岡佑介騎手が多いイメージですが、上野翔騎手などもときどき見かけます。チャレンジシチーではペリエ騎手、 では横山典弘騎手によく騎乗依頼されています。
馬体は幼いせいもありますが、正直全然よく見えなかったです。しかし、あくまでも最初の募集カタログでの話です。
総合評価2.09については、上記、購入した理由のところに述べていますが、なかなか期待できる数字ですよ。
しかし、意外に大型馬でエンジンのかかりが悪そうです。短距離馬として致命的にならなければいいのですが。
3月25日に立ち上げた今回のグレイスシチーデビュー戦特集ですが、それから2カ月経って、やっと動きがありました。
クラブHPによりますと、先週ついにトレセンに入厩したということです。
すでに2歳馬が続々と馬名登録される中、いまだに馬名登録されていないため、そういった情報はクラブのHPでしか知ることはできませんが、とにかくやっと入厩したそうです。(そんなめでたい情報なら、キャロットクラブみたいに先週入厩した時点でHPに書いてよね!!)
まもなく馬名登録され、追い切り情報などが入ってくると思われますが、まずは入厩したことで、なんとかデビューはできそうです。
しかし、同日、同じ作田誠二厩舎の愛馬ミッシェルシチーの引退が報告され、しかも、そのミッシェルシチーの3戦の出馬方法から、今私は作田誠二師には疑問を持ち始めていますので、不安で一杯です。
しかも、これまでの情報ですと、500キロを超える大型馬で、その割りに脚元が細く不安定で、自分で自分を支えきれない(なんでやねん!!大阪風に)ということで、それだけでもけっこう絶望的です(涙)。
でも、友駿ホースクラブの募集馬の中では、血統はいい馬なので、なんとかいいところを見せて欲しいのですが・・・。
また、何か情報が入りましたら、ご報告いたします。
6月2日は多くの2歳馬に混じって、やっと馬名登録されました!!馬名登録されれば、入厩放牧情報や追い切り情報が瞬時に入手できます。というわけで、早速追い切り情報掲載です。
本日6月13日は友駿ホースクラブHPのグレイスシチーの近況報告の更新日ではなかったのですが、更新されていました。内容は以下の通りです。
「本日、ゲート試験に合格しました。作田師は「なんとか試験をクリアすることができました。しかし、脚元などに弱い面が見られるので状況次第では早めに出走させたいと考えています」と伝えてきました。」
というわけで、ゲート試験に無事合格しました!いままで友駿ホースクラブの近況が予定日以外に更新されたときは、故障か引退がほとんどでしたから、昨日報告しました愛馬エスポワールシチーの出走回避報告しいい、的確に速く更新してくれるようになったのは、有難いことです。
私のように、クラブ掛け持ちの人間が、ネチネチと友駿ホースクラブに苦言を呈していたのが、利いてきたのでしょうか。
ただ、本日の近況では相変わらず脚は弱いようで、2戦のうちに勝てなければ厳しそうですね。同じ作田誠二厩舎で先日馬格のなさからろくに調教ができずに引退したミッシェルシチーと違い馬格に恵まれていた馬だけに、期待していたのですが、脚元が弱いのも致命傷ですよね。
とにかく、初戦でメドを立てて欲しい。
6月1日 栗東坂路 馬ナリ
4F 54.7
3F 39.9
2F 26.5
1F 13.3
6月12日 栗東E 不良 馬ナリ
ゲート
14.6
6月13日 栗東E 重 馬ナリ
ゲート
助手
13.8
14.8
6月13日 栗東E 重 強め
ゲート
助手
12.6
12.6
14.7
6月15日 栗東坂路 馬ナリ
4F 64.3
3F 46.0
2F 29.5
1F 14.4
6月18日 栗東坂路 良 強め
助手
4F 52.3
3F 38.8
2F 26.3
1F 13.4
6月22日 栗東CW 良 重
助手
4F 59.9
3F 43.7
1F 14.2
内ニホンピロオネスト(3歳未出走)3Fから馬ナリと3F併せで併入
中ヴィーヴァサルーテ(3歳未出走)3Fから馬ナリと3F併せで併入
6月25日 栗東CW 稍 一杯
助手
6F 83.6
5F 66.8
4F 53.0
3F 41.1
1F 14.6
外トーアゲッコウ(3歳未勝利 前走15番人気8着)一杯に6Fで0秒7先行4F併せで1秒5先着
6月1日、初めての時計にしては、調子のいいときの愛馬チャーミングシチー並の時計を計時しています。バクシンオーの仔だけに、もしかして、豊富なスピードでも持ち合わせているのでしょうか。
昨日まで、期待薄と言っていましたが、これを見ると、逆に期待に変わってきました。
これからの追い切りの動き次第では、先日勝った愛馬シャンスイのように、既走馬に混じってデビュー勝ちを意識してしまいます。もしかすると、もしかするかもですよ。
6月12、13日、丹念にゲート練習をされ、13日に無事ゲート試験を合格しました。ゲートからの二の脚は抜群に速いとはいいませんが、そこそこ速く期待させますね。水準級ですね。これは次週の一杯追いが楽しみです。そこで正体がバレると思います。
6月15日、15−15で追われています。おそらく今週か来週かに出走するでしょう。まだ、一杯に追われていませんが、どのくらいの時計が出るのか楽しみです。いや、脚元が弱いので、一杯には追えないかな?強く追って、坂路52秒台位がでるのなら、かなり期待できますが。
6月18日、おおっと、15日に私が上記で坂路52秒台位が出ればかなり期待できますが、とお話しましたが、本当に出てしまいました。スピードの絶対値は間違いないようです。ただ、多少終いを要していますから、そこだけ(息が持つか)心配ですが、息が整えば、正直メンバーの弱体化している今、先日デビュー戦勝ちした愛馬シャンスイのように、いきなり勝ち上がれるかも知れませんよ。まぁ、見ていてください。この感じで時計を詰めてくる馬は、そう惨めな負け方はしませんから。今からデビューが楽しみです。
6月22日、実戦を想定して3頭併せで追い切られています。重馬場とはいえ、終いを少し要しています。グレイスシチーの追い切りを見ていると、抜群のスピードはあるのに、息が持たない、1000mの距離でも長い?切れる脚がない?そう思ってしまいます。
おそらく息が持つようになれば、デビュー戦を迎えることになるでしょうが、追い切り本数を消化してきて、どう変化するのか、楽しみです。
しかし、作田誠二師のところには、3歳未出走馬がこの時期において多いですね。
6月25日、これまでの追い切りの時計が優秀なことから、期待された6月25日の追い切りですが、CWで終い14秒6と完全に脚が上がっており、とても出走できる状態ではありません。
ここまでの追い切りも、確かに全体の時計は未勝利クラスにしては優秀なものでしたが、終いはいつも時計を要しています。ですから、かなりのスピードは有するも、極端にスタミナがない馬というのが正直なところで、これでは前半はスピードで前に行けても、後半4角過ぎて失速するのは目に見えています。
本来、もう少し息が保てるようになるまでは、調教を重ねるのですが、愛馬ミッシェルシチーで目の当たりにした、今年の作田誠二師の出走方法は無茶苦茶です。
せっかくスピードがあり、息さえできれば、勝ち上がる能力のある、このグレイスシチーですが、もしこの状態で出走させれば、タイムオーバーの危険も十分考えられます。この時期のタイムオーバーは引退直結の大変危険なものです。正直、出走させて欲しくないですね。しかし、出走想定されているこしから、出走するのでしょうか・・・。
馬名 | 前走騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アイノシリウス | |||||||||||
ウォーターショーン | |||||||||||
オシャレキング | |||||||||||
グレイスシチー | |||||||||||
ケイティマイヒメ | |||||||||||
コアレスベクター | |||||||||||
サイキョウケンザン | |||||||||||
シルクレパード | |||||||||||
テツゴールド | |||||||||||
ナンヨーサンセット | |||||||||||
ニホンピロジパング | |||||||||||
ネヴァギブアップ | |||||||||||
ファイナルパンチ | |||||||||||
ホクザンアントルメ | |||||||||||
マイディアダーリン | |||||||||||
メイショウシャオウ | |||||||||||
レディプレッジ |
スタート地点は向正面直線の左端、2コーナー出口。最初の3コーナーまでの距離は342m。スタートしてから200mは平坦で、残り1000mから緩い下り坂。4コーナー出口まで下りが続き、残り200mが急坂となる。最後に坂がある分、京都のダート1200mほど露骨な前残りにはなりにくく、外からの差しが決まる。ただし、短距離戦だけに全体的に見れば逃げ・先行勢が有利。
枠順は概ねフラットだが、気持ち外がいい。頭数、脚質やメンバーによって事情が違ってくるのだが、1200mはダートコースのスタートなので枠順にかかわらず、テンのダッシュ力がある馬が先手を奪いやすい。よって、同じ前へ行く馬でも被されるリスクが少ない枠がいい。ただし、コーナー角度はキツイので外目に進路を取る馬は上手く回らないと、外に振られる。
芝と同じくパワータイプの馬が優勢。前で押し切るにも差すにも馬力が必要。
有利な枠順 わずかに外 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 先行力、パワー種牡馬ベスト アフリート、フォーティーナイナー、ブライアンズタイム 連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、福永祐一、四位洋文、岩田康誠 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分14秒1 1分14秒7 1分13秒2 1分13秒1 2歳未勝利 1分14秒1 1分14秒0 1分12秒9 1分13秒4 2歳500万 1分13秒0 1分12秒2 1分12秒6 3歳新馬 1分14秒4 1分14秒0 1分13秒3 1分12秒7 3歳未出走 1分14秒5 1分13秒8 1分12秒2 3歳未勝利 1分13秒9 1分13秒7 1分13秒0 1分13秒3 3歳500万 1分13秒0 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒2 古馬500万 1分12秒7 1分12秒5 1分11秒8 1分11秒9 古馬1000万 1分12秒1 1分11秒7 1分11秒4 1分10秒8 古馬1600万 1分11秒4 1分10秒2 1分10秒9 古馬オープン 1分10秒6
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウォーターショーン | 高橋亮 | 10/08 未勝利 | 京都ダ1400 | 3 | 4 | 6 | 9 | B+ | |||
グレイスシチー | 後藤浩輝 | 初出走 | |||||||||
増 | グレイホーク | 川田将雅 | 6/22 未勝利 | 阪神ダ1200 | 5 | 3 | 5 | 6 | 4 | 8 | |
コアレスベクター | 白坂聡 | 初出走 | |||||||||
サイキョウケンザン | 浜中俊 | ||||||||||
増 | ショパン | 内田博幸 | 6/01 未勝利 | 中京ダ1000 | 9 | 3 | 7 | ||||
シルクレパード | 田島裕和 | 6/14 未勝利 | 中京ダ1000 | 3 | 11 | 9 | 6 | ||||
テツゴールド | 小牧太 | 6/01 未勝利 | 中京ダ1000 | 11 | 8 | 8 | 9 | 7 | 10 | ||
増 | トロピカルガイ | 藤岡康太 | 5/31 未勝利 | 中京芝1800 | 13 | 15 | 9 | 16 | 10 | 13 | |
ニホンピロジパング | 北村浩平 | 5/31 未勝利 | 中京芝1200 | 11 | 14 | 17 | 5 | ||||
ファイナルパンチ | 和田竜二 | 6/07 未勝利 | 中京ダ1000 | 2 | 2 | 5 | 6 | 7 | 11 | ||
増 | フジヤマオペラ | 田中健 | 5/31 未勝利 | 中京ダ1700 | 10 | 16 | 14 | 9 | 12 | 7 | |
マイディアダーリン | 河北通 | 初出走 | |||||||||
メイショウシャオウ | 武豊 | 3/29 未勝利 | 中京ダ1000 | 10 | 5 | ||||||
増 | メイショウシーカー | 難波剛健 | 6/08 未勝利 | 中京芝1200 | 12 | 10 | 14 | 7 | 10 | 16 | |
レディプレッジ | 幸英明 | 6/07 未勝利 | 中京ダ1000 | 11 | 10 | 12 |
馬名 | 追い切り日 | コースと 馬場状態 |
強さ | 騎乗者 | 追い切り時計 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
ウォーターショーン | 6月27日 | 栗東E良 | ゲート | 助手 | 11.9−11.1−12.2 | B+ |
グレイスシチー | 6月25日 | 栗東CW稍 | 一杯 | 助手 | 6F83.6−14.6 | C |
グレイホーク | 連闘の為中間軽め | |||||
コアレスベクター | 6月25日 | 栗東坂路稍 | 馬ナリ | 白坂聡 | 55.2−13.4 | C |
サイキョウケンザン | 6月25日 | 栗東CW稍 | 馬ナリ | 助手 | 5F67.7−14.5 | D |
ショパン | 6月25日 | |||||
シルクレパード | 6月25日 | 栗東坂路稍 | 一杯 | 田島裕和 | 54.2−14.1 | C |
テツゴールド | 6月25日 | 栗東坂路稍 | 一杯 | 高井彰大 | 57.3−13.0 | D |
トロピカルガイ | 6月25日 | 栗東DW稍 | 終一杯 | 助手 | 6F84.9−12.4 | C |
ニホンピロジパング | 6月25日 | 栗東坂路稍 | 一杯 | 北村浩平 | 56.7−14.3 | D |
ファイナルパンチ | 6月25日 | 栗東B稍 | 仕掛 | 助手 | 5F66.0−12.2 | B+ |
フジヤマオペラ | 6月25日 | 栗東DW稍 | 馬ナリ | 助手 | 5F72.3−12.4 | B− |
マイディアダーリン | 6月25日 | 栗東坂路稍 | 一杯 | 河北通 | 56.2−14.4 | D |
メイショウシャオウ | 6月25日 | 栗東DW稍 | 馬ナリ | 助手 | 6F81.6−12.3 | B+ |
メイショウシーカー | 6月25日 | 栗東坂路稍 | 一杯 | 助手 | 55.6−13.8 | D |
レディプレッジ | 6月25日 | 栗東DW稍 | 一杯 | 助手 | 5F70.7−12.1 | B− |
競馬ブック
短評は「混戦模様」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 サイキョウケンザン △ △ △ グレイスシチー △ ニホンピロジパング ◎ グレイホーク △ △ ○ ウォーターショーン ▲ ▲ ◎ メイショウシャオウ ◎ シルクレパード △△ △△ △△ ファイナルパンチ ○ ○ ▲
あとは無印
予想オッズ
以下28倍以上省略
馬名 予想オッズ グレイホーク 4.3 ウォーターショーン 4.6 シルクレパード 5.0 ファイナルパンチ 5.9 メイショウシャオウ 6.2 グレイスシチー 10.8 サイキョウケンザン 12.0 ニホンピロジパング 18.7
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 サイキョウケンザン 67 53 55 67 グレイスシチー コアレスベクター ニホンピロジパング 60 60 48 51 グレイホーク 62 57 50 55 ウォーターショーン 65 46 52 65 メイショウシャオウ 30 30 レディプレッジ 43 32 43 メイショウシーカー 65 65 52 47 マイディアダーリン シルクレパード 51 46 50 51 トロピカルガイ 49 7 49 49 テツゴールド 65 58 47 29 ファイナルパンチ 67 54 53 67 フジヤマオペラ 50 31 50 42
デイリー馬三郎
予想印
◎ ファイナルパンチ
○ ウォーターショーン
▲ メイショウシャオウ
以下省略
見解
「使うごとに進境がうかがえる◎ファイナルパンチは、前走が上々の内容。脚質に幅が出て安定感を増している。相手強化のここは最低でも連対を確保する。」
グレイホーク(5着)
「いつもほど道中はモタモタしてませんでしたが、今度は逆にハミを取り過ぎて、道中でタメが利きませんでした。ちょっと難しい面がありますね。」(川田将雅騎手・競馬ブック)
ウォーターショーン(3着)
「遅いけど、ゲートを出てくれたからね。少しペースが速かった分、ラストが甘くはなったが、現状ではダートの方がいいみたい。」(高橋亮騎手・競馬ブック)
ファイナルパンチ(2着)
「今日は馬場に入ってからが落ち着いていました。1000メートルの方が集中力も切れませんし、差す形で結果を出せたのも収穫。こんな競馬ができれば1200メートルでもチャンスがあるのでは。」(和田竜二騎手・競馬ブック)
サイキョウケンザン
「千七は長かったので距離短縮はプラス。出来はいいし、前崩れの流れになれば楽しみ。」(福留助手・デイリー馬三郎)
グレイスシチー
「今週の追い切りはひと息だったが、先週の動きは悪くなかった。走りそうな感じはある。」(中村助手・デイリー馬三郎)
コアレスベクター
「おとなしくて素直なので、この馬の力は出せると思う。ただ、経験馬相手だし初戦は疑問。」(白坂聡騎手・デイリー馬三郎)
ニホンピロジパング
「急仕上げの前走を叩いて出来は上向き。ただ、口向きの悪さがあるので強気にはなれない。」(北村浩平騎手・デイリー馬三郎)
グレイホーク
「前回は時計が速過ぎたが、前に行けたのは収穫。引き続き状態はいい。ここも流れひとつ。」(鮫島一歩調教師・デイリー馬三郎)
ウォーターショーン
「ダートで変わり身を見せたね。十分に乗り込んでいるし、この距離なら粘りも増すはず。」(高橋隆調教師・デイリー馬三郎)
メイショウシャオウ
「休養の効果でソエが治まって、追い切りの動きも良かった。ケイコ通りなら楽しみもある。」(増本豊調教師・デイリー馬三郎)
レディプレッジ
「攻め馬の内容はまずまず。怖がりな面はあるが、展開が向けば能力的に十分やれるはず。」(岸助手・デイリー馬三郎)
メイショウシーカー
「気が悪くて自分からやめてしまう。差す競馬をしてもらうので、きっかけをつかめれば。」(高橋成忠調教師・デイリー馬三郎)
マイディアダーリン
「今週の追い切りはもうひとつだったけど、実戦を使いながらパンとしてくれば走ってきそう。」(河北通騎手・デイリー馬三郎)
シルクレパード
「前走では変わり身を見せた。叩いた上積みは感じるし、広いコースでしまいを生かせれば。」(藤沢則雄調教師・デイリー馬三郎)
トロピカルガイ
「色々な条件を試しているが、なかなか進境が見られないね。もう少し力をつけないと。」(西田助手・デイリー馬三郎)
テツゴールド
「小回りは合わない馬で、広い阪神に変わるのはいい。ダート3戦目で前進も可能なのでは。」(新川恵調教師・デイリー馬三郎)
ファイナルパンチ
「好位差しの競馬ができたのは収穫で、安定して走れるようになった。そろそろ決めたい。」(吉岡八郎調教師・デイリー馬三郎)
フジヤマオペラ
「ケイコの動きは目立たないし、実戦に行ってもひと息だからね。強調材料に欠けるだけに。」(福島勝調教師・デイリー馬三郎)
ウォーターショーン
前走3着と言っても8カ月半も前。しかし、昨年10月の未勝利戦は、1番レベルの高い時期で、その時の3着は評価すべき。
27日に実施したゲート練習は、特筆もの。これはゲートが速い!!楽に先行できそうですし、本命候補。
グレイスシチー
先週まで追い切りの時計が良く、期待されたが、今週25日の最終追い切りは、CWで終い14秒台と完全に脚が上がっており、常識的には、レースでも直線失速が予想される。
息さえ持てば、ゲートもまずまずだし、スピードはかなりのものなので、期待できるのだが、いくら能力のある馬でも、息が持ちなければ勝ちようがない。
今回は、後藤浩輝という素晴らしい騎手を確保したことで、強行出走となったが、期待半分不安半分。
いかに後藤浩輝騎手が馬を気分良く、無駄なく走らせ、最後まで息を持たせるか、その手腕に期待するのみ。
仮に息が持たずに負けても、この時期だけに、タイムオーバーにだけはならないで欲しい。
グレイホーク
優先出走権を持っているが、出走想定には載っていなかった馬。しかも連闘。ただ、状態は良さそう。
コアレスベクター
初出走。初出走の優先権がありながら、白坂聡という渋い??騎手を乗せてきた。さすが須貝彦三調教師。追い切り本数は十分だが、動きはあまり良化せず。
サイキョウケンザン
前走は6着で惜しくも優先出走権を逃す。ここ4戦、人気はオール二桁人気だが、着は9、5、3、6着と堅実。走れど走れど人気にならない、シチー馬のような馬。
追い切りも終いが伸びずシチー級。私はこの追い切りの馬は来ないと思うのですが、人気にはなりそう。
ショパン
想定表にはなかったものの、飛び込んできた馬。前走6月1日に9着大敗で優先権もなく、出走は厳しいかと思われたが、出走できた上に、ダート戦で内田博幸騎手を確保。これなら、少々無理をしてでも出走してくるでしょう。
ただ、2戦して戦績は7着9着と冴えない。
枠番決定前に出走取消。
シルクレパード
前走11番人気と低評価もびっくりの3着。そのときが3カ月の休養明けで、今回は叩き2走目。優先権を持っていたことからも、調整は万全・・・と思いきや、速い追い切りが1本。なぜ??
テツゴールド
ここ3戦の勝ち馬からの着差を見ると、1秒4、1秒8、2秒3と大敗。追い切りも全くダメ。
トロピカルガイ
過去5戦全て9着以降と精彩を欠く。追い切りも1本だけで、動きも重い。
ニホンピロジパング
父はフォーティーナイナーで、馬の値段は高そう。しかし、新馬戦が12頭立てで5着だった以外は17着11着と大敗。その2戦は勝ち馬との着差も2秒9、1秒9とどうしようもない状態。過去全鞍に騎乗していた酒井学騎手から、北村浩平騎手(今年は障害戦以外では、めっきり見なくなったネ)に変わって新味が出るか。
追い切りは本数はこなすが全く伸びず。
ファイナルパンチ
前走2番人気2着で、今回は不動の中心。追い切りもメンバーの中ではかなり上位の動き。
フジヤマオペラ
新馬戦に7着があるが、以降は全て9着以下。人気も14、15、16、16着と散々。
追い切りの動きはたいしたことはないのですが、他のメンバーが酷いので、案外良く見えます。
マイディアダーリン
初出走。追い切り本数は足りていますが、動きは一向に良化せず、1度叩いてからか。
メイショウシャオウ
前走は初出走で既走馬相手にもかかわらず5番人気に支持される。しかし、結果は勝ち馬から2秒0差の10着と大敗。今回2走目で騎手は武豊騎手!さてどこまでやれるのか。
追い切りの動きはいいですね。いつも長めに追われていて、非常に好感が持てます。
メイショウシーカー
ここ5走は7着が1回あるだけで、後は全て二桁着順。メイショウサムソンの高橋成忠調教師の管理馬だが、瀬戸口勉調教師が育てたメイショウサムソン以外の馬の成績は、実に地味。
追い切りの動きは酷いものです。
レディプレッジ
過去2戦するも12着11着と全く奮わず。しかし、追い切りの動きはなかなかいいですね。警戒が必要。
ウォーターショーン
ファイナルパンチ
グレイホーク、メイショウシャオウ
レディプレッジ
グレイ丼!!グレイスシチーの評価は実に難しいです。25日の最終追い切りはだれもが悪いと認める内容。しかし、それ以前はいい動きで、現在どういう状態にあるのか、掴めません。
勝つ可能性も十分あると思いますが、25日の追い切りの状態そのままなら、最下位もあるでしょう。いつも新馬戦のときに、私が言っているセリフですが、馬は1度走ってみないとわかりません。とにかく、どういったレースを見せてくれるのか、楽しみです。
グレイスシチーのスタートは普通ですが、後藤浩輝騎手が押して押してハナを奪います。脚抜きのいい馬場状態で、前が止まらないことは明白でしたから、全馬前を目指して加速します。そんな中で初出走の身でありながら、既走馬相手にハナを奪えたことは素晴らしいことです。グレイスシチーのスピード能力をはっきりと実感しました。
ハナは我らが愛馬グレイスシチー!ダビスタ風に言うと、「グレイスシチーが敢然と先頭に立ちます。」といったところでしょうか(笑)。2番手は3番人気で私の◎ウォーターショーン(結局1着)、3番手は2番人気で私の▲グレイホーク(結局2着)がつけます。このように、バテたグレイスシチーを除くと完全に行った行った状態で最後は決着します。
レースは「どうした後藤浩輝!!」と思えるほどハイペースを演出してしまい、直線を向いて目標(グレイスシチー)を作って楽に2番手を追走していたウォーターショーンに並ぶ間もなく交わされると、あとはズルズルと後退。脚抜きのいい馬場だったにもかかわらず、上がりが40秒7と完全に脚が上がってしまい、それはもう「すわっ、故障発生かッ!!」と思えるほどの失速ぶりで最後の100mは映像から消えました。もちろん以後1度も映像には出てきませんでした(涙)。
正直、追い切りどおりで、最終追い切りがCWで終い14秒6といえば、こんな感じでしょう。私が戦前に懸念していたとおりの内容ですが、後藤浩輝騎手を確保できたということで、競馬を教えさせてくれましたし、良かったのではないでしょうか。
前日出走した愛馬プリムローズシチーの8着よりは、よほど価値のある内容だったと思います。
今回はグレイスシチーの走破時計を考えるのはやめましょう。なぜなら最後はバテて脚が上がってしまっているのですから、いいタイムなわけがありません。
ちなみに、グレイスシチーがハイペースを演じたことによって、1着、2着馬の走破時計は、阪神ダ1200mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイム1分13秒3不良を大きく上回る、1分12秒2と1分12秒7の時計を計時しました。3着馬がちょうど平均勝ちタイムですから、上位2頭は大変評価できるでしょう。
我らが愛馬グレイスシチーの時計の評価は、次走最後までまともに走ったら、掲載します。
ウォーターショーン(1着)
「スタートは速くなかったけど、二の脚でいい位置へつけられました。仕上がりも良かったし、完勝といえる内容でしたね。」(高橋亮騎手・競馬ブック)
グレイホーク(2着)
「前走もそうでしたが、脚抜きのいい馬場より良馬場の方が合っているタイプなので、前を捉え切れませんでした。でもレースぶりは安定してきましたし、良馬場でやれれば。」(川田将雅騎手・競馬ブック)
シルクレパード(3着)
「前が止まらなかったものねえ。距離は問題なかったから、もう少し時計のかかるか、差しの利く流れだったらもっとやれそう。」(田島裕和騎手・競馬ブック)
ファイナルパンチ(4着)
「外枠のロスもあったし、それほど前に行けなかった。こんな馬場で前も止まらなかったしね。でも、レースぶりは常識にかかってきた。」(和田竜二騎手・競馬ブック)
グレイスシチー(14着)
「まだ緩さはありましたが、いいスピードを見せてくれました。今日は経験馬相手でしたし、決して悲観する内容ではなかったので、これから楽しみですよ。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)
ウォーターショーン(1着)
「9カ月ぶりでマイナス10キロ。ほぼできていた。スッと2番手につけ、ゆっくり追って押し切る。」(競馬ブック)
グレイホーク(2着)
「連闘。チークピーシズにリングハミ。1ハロン手前までは前のウォーターに迫ったが、あと100メートルで逆に突き放された。相手が1枚上。」(競馬ブック)
シルクレパード(3着)
「前走よりは前につけたが、前の残る馬場。精一杯の3着。」(競馬ブック)
ファイナルパンチ(4着)
「外を回る。ジリジリと伸びているが、展開向かず。時計も速かった。」(競馬ブック)
グレイスシチー(14着)
「初出走。いいスピードがある。ハナを切ったが、直線で交わされて1ハロン手前でバッタリ。」(競馬ブック)
今回いいスピードを見られたことで、俄然期待が高まりました。あとは追い切りの時点で息が最後まで持っていると優勝の期待ができるわけですが、次走2走目で変わるでしょうか。
実はこのグレイスシチーの特集は最初に作ったのは、昨年の秋でして、入厩情報が入ったら、HPでアップしようと思っていたのですが、待てども待てども入厩せず、ついにアップしたのが今年(2008年)の3月25日です。これも、まだ入厩していませんでしたが、待ちきれずのアップでした。
それ以来、入厩だ、追い切りだ、ゲート試験合格だと追いかけ続けてきたグレイスシチーですが、面白いほど、私ほっさんの言ったとおりになりました。
例えば、ゲートの速さも追い切りを見ているとそこそこ速いのがわかりますと、私が6月13日に書いたとおり、どちらかというと平均より少し速い方でした。
そして、坂路を52秒3で駆け上がったことから、スピードと脚力のあることを予測し、6月18日に書き上げました。
さらに、追い切りの全体の時計は素晴らしいものの、いつも終いに時計を要していることから、息が持つか心配と言い続けてきました。残念ながらレースでも追い切りどおりでした。
このように、私のHPをご覧の皆様は、目の肥えた方ばかりですので、私がいちいち解説しなくても、同じ考えでしたでしょうが、私は1口馬主を初めてから、愛馬の能力が気になり、いろいろと追い切りを分析するうちに、大体のことは、わかるようになってきました。
ですから、レース1時間前に、グレイスシチーの単勝が大量に買われて、1.8倍の1番人気になったときには、正直「無謀だな」と思ってしまいました(大量に買った人、このHPを見ていたらごめんなさい)。逆に、何か極秘のいい情報でも流れていて、これは勝ってしまうのか?とビビッてしまいましたが(笑)。
この追い切りどおりのグレイスシチーが、次走、走るかどうかは、追い切りの全体の時計に対する終い1ハロンの時計を見ればわかると思います。絶対とは言いませんが、次走も言い当てて見せますよ(笑)。ただ、万全な状態でも、宝塚記念のメイショウサムソンやインティライミのように、大きな不利などがあると勝てるものも勝てませんから、競馬はやってみないとわかりませんが・・・。
しかし、今回は◎▲で馬単2620円を的中しております。プチ自慢させてください。
グレイスシチーはスピード能力は間違いないので、とにかく勝ち上がって欲しい1頭です。これなら、1つ上のクラスでもやれるでしょう。もう未勝利終了までさほど時間がないので、再ファンドでもいいと思っています。それくらい、期待のできる馬です。
できれば、次走、ダートの1000mで勝ち上がって欲しい!!1度レースを使ったので、初戦よりは息が持つでしょう。
頼むぞグレイスシチー!!