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フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。01年に完成した日本で唯一の一直線のコース。スタート地点はホームストレッチの1番左端。
最大の特徴と言えば、外枠が非常に有利であること。特に開催が進み、内回りと外回りを共有する部分の芝に入った場合は、絶対に外の方が芝状態が良好。従って、枠なりに真っ直ぐ走れば最短の距離でゴールすることができる外枠が有利というわけだ。その他の枠の馬でも、スタート後に外へ外へ進路を取るため、馬群がスタンド前のラチ沿いに押し寄せてくる。
脚質的には逃げ・先行馬の好走が最も多いが、差し馬も十分対応できる。
わずか1000mの勝負といっても、全部はトップスピードでは走れないので、きっちりとした末脚を持つ馬は逆に有利。他場の1200mとは少し趣きが異なり、小回りが苦手なエンジンのかかりが遅いタイプの馬でも対応できる。
ダートから転戦してきた逃げ、先行馬が穴をあけるのも特徴。
有利な枠順 外枠 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント 枠順、真っ直ぐ伸びる末脚 種牡馬ベスト サクラバクシンオー、フサイチコンコルド、アドマイヤムーン 連対騎手ベスト 戸崎圭太、田中勝春、内田博幸、勝浦正樹 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 56秒6 57秒7 2歳未勝利 56秒6 3歳未出走 56秒6 56秒6 3歳未勝利 56秒1 56秒5 56秒3 3歳500万 55秒4 56秒0 古馬500万 55秒4 55秒9 56秒4 古馬1000万 55秒0 56秒0 55秒4 古馬1600万 54秒4 古馬オープン 54秒3
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点は向正面の直線の入り口。内回りコースを使用で3コーナーまでの直線は448m、最後の直線は359m。直線部分はともに十分距離があり、枠順の有利・不利もほとんどない。
馬の力がストレートに出やすい癖のないコースなので、穏やかな決着になりやすい。もっとも、この条件は下級クラスで組まれていることが多いので、そのあたりも影響しているのかもしれない。
脚質的には極端な追い込み以外は、特に問題ない。結局は流れ次第で、前残りもあれば差し差しの決着になることも。ただし、開催が進んで多少芝が傷んできても、構わずラチ沿いの最短距離を走る方がいい。先行馬でもそれで押し切れる。他場のローカルの1200mに比べて、極端な差し馬場にはなりにくく、距離ロスを覚悟で大外に振るのはあまり得策ではない。ジョッキーのコース取りもポイントになってくる。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 追い込み以外 ポイント 能力重視、コース取り 種牡馬ベスト アドマイヤマックス、ヤマニンセラフィム、サクラバクシンオー 連対騎手ベスト 北村宏司、丸田恭介、内田博幸、柴山雄一、蛯名正義 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分10秒7 1分10秒5 1分10秒7 2歳未勝利 1分10秒5 2歳オープン 1分09秒2 3歳未出走 1分09秒7 3歳未勝利 1分10秒0 1分10秒5 1分11秒1 1分10秒2 3歳500万 1分10秒2 古馬500万 1分09秒3 1分09秒7 古馬1000万 1分08秒5 1分10秒0 古馬オープン 1分07秒7
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点は向正面直線の右奥の2コーナーのポケット。芝1200mからそのまま200m延長したコースで、3コーナーまでの直線は648m。外回りの芝1600mよりも長いバックストレッチを走るが、前半からペースは速め。後半の3ハロンの方が時計がかかる。
従って、逃げ馬には苦しく、相当の力がある馬でないと最後まで残せない。先行、差しが互角で、気持ち差しが有利。前傾ラップになりやすく、最後の直線も359mあるので、瞬発力がある馬が外から届きやすい。
枠順は極端な大外、最内が不利。特に多頭数になるとその傾向が顕著で、中枠の成績が1番いい。
また、東京芝1400mに通じるのも大きな特徴。直線の長さは違うが、同じ左回りということで、同コースで実績がある馬が活躍しやすい。
有利な枠順 中枠 有利な脚質 先行、差し ポイント 瞬発力、東京芝1400mの実績 種牡馬ベスト ダイワメジャー、スズカマンボ、ヨハネスブルグ 連対騎手ベスト 岩田康誠、田辺裕信、松山弘平、蛯名正義、北村宏司 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分23秒5 1分24秒3 1分24秒8 1分23秒5 2歳未勝利 1分23秒2 1分23秒4 2歳オープン 1分22秒5 1分22秒1 3歳未勝利 1分22秒8 1分22秒7 1分24秒6 3歳500万 1分19秒8 古馬500万 1分21秒8 1分23秒1 古馬1000万 1分21秒4 1分21秒0 古馬1600万 1分20秒9 古馬オープン 1分20秒3
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点は向正面直線の真ん中よりやや右。3コーナーまでの直線は約550m。最後の直線は659m。
新潟芝1400mの内回りとはちょうど逆で、前半はペースが緩むのが最大の特徴。クラスが上がってもイーブンあるいは、後半の3ハロンの時計の方が速くなりやすい。
仕掛けのタイミングは、最後の直線に入ってでも十分に間に合うが、道中の位置取りや脚質は意外と重要。できるだけ前の位置でレースを進められる馬の方がいい。
新潟芝1400mで先行して負けた馬を狙い、逆に芝1600mで末脚不発に終わった馬を芝1400mで狙う、という馬券作戦は覚えておきたい。
全体的に極端に速い走破時計、上がりが要求される。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 先行、差し ポイント 脚質、血統 種牡馬ベスト ディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハ 連対騎手ベスト 蛯名正義、松田大作、北村宏司、田辺裕信、柴田善臣 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分36秒9 1分39秒0 2歳未勝利 1分36秒2 1分36秒1 1分37秒3 2歳オープン 1分34秒7 1分35秒4 1分35秒0 3歳未出走 1分36秒0 3歳未勝利 1分35秒3 1分35秒9 古馬500万 1分34秒4 1分35秒0 1分34秒7 古馬1000万 1分33秒6 1分34秒0 古馬1600万 1分33秒6 古馬オープン 1分32秒1
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点は芝1200mと同じ向正面の直線入り口。3コーナーまでの距離は748m。前半は各馬ポジションを取りに行き、ある程度流れるが、中盤で落ち着くため、全体の流れとしてはほぼスローペース。最後の直線での追い比べで勝敗が決する。脚質を問わず、末脚の持続力が最も重要になってくる。ただし、逃げ馬は少し苦しい。
芝1600mと同様に、中央場所では今一歩決め手に見劣る重めのノーザンダンサー系の種牡馬の産駒が、速い上がりを使えるのがこのコースの特徴。ただし、芝1600mはいま1つだったサンデーサイレンス産駒は、ここでは力を発揮できる。
外回りコース全般の特徴として、開催が進み内側の馬場が荒れ出すと、最後の直線は各馬外に持ち出す。従って、枠なりに進められる外枠の方が競馬をしやすい。
有利な枠順 外枠 有利な脚質 先行、差し ポイント 末脚の持続力 種牡馬ベスト キングカメハメハ、ディープインパクト、シンボリクリスエス 連対騎手ベスト 北村宏司、岩田康誠、戸崎圭太、内田博幸、吉田隼人 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分50秒5 2歳未勝利 1分49秒0 1分50秒4 2歳500万 1分48秒5 3歳未出走 1分50秒8 3歳未勝利 1分48秒3 1分48秒9 1分50秒0 1分49秒6 3歳500万 1分48秒2 古馬500万 1分47秒2 1分47秒6 1分49秒3 古馬1000万 1分46秒9 1分46秒9 1分46秒4 古馬1600万 1分46秒2 古馬オープン 1分45秒5
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点はスタンド前直線の外回りコースと内回りコースの合流地点。厳密に言うと、内回りコースの4コーナーの出口。内回りのホームストレッチを目一杯使う。
芝2000mの内回りはマイナー条件で、現在は3歳未勝利戦のみでしか行われていない。最初の1コーナーまでの距離は411m。十分距離はあるが、スタート直後は各馬ポジションを取りに行くのである程度速く流れる。その後の道中はメンバー次第でバラバラ。スローペース必至というわけではなく、一般的には平均ペースで流れやすい。
内枠の先行馬はできるだけ前につけたいところで、変に下げてしまうと馬群に揉まれてしまう。
内回りといえど、最後の直線は359mもあるので、終いの脚がしっかりしている馬が力を発揮しやすい。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 先行、差し ポイント 決め手 種牡馬ベスト ファンタスティクライト、ハーツクライ、ゼンノロブロイ 連対騎手ベスト 岩田康誠、菱田裕二、蛯名正義、北村宏司、吉田隼人 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳未勝利 2分02秒7 2分03秒3 2分03秒7 2分05秒6
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点は向正面直線の右奥の2コーナーポケット。内回りの芝1400mと同じ地点。
2000mでコーナーが2回のコースは、日本ではここだけ。新潟競馬場の目玉のコースの1つだ。最初の3コーナーまでの距離は948m。延々と長いバックストレッチなので、いきなりガツガツした先行争いにはならないが、ラップの数字は決して遅くない。馬場が軽いという理由もあるが、前半からスピードが出る。
芝1800mと同じく、勝負は最後の直線に入ってから。どんなペースになっても差し、追い込みが有利。とにかく長く長くいい脚を使える馬を狙うのが鉄則。加速がついてからスピードを緩めないような走りが必要。そのため、前が詰まったり、減速してしまうような動きは禁物。
走破時計は速いが、持ち時計の有無はあまり気にしないほうがいい。基本的には枠順は不問だが、内の馬場が荒れている時は、外目の枠を引きたい。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 差し、追い込み ポイント 末脚の持続力 種牡馬ベスト ディープインパクト、ダイワメジャー、ハーツクライ 連対騎手ベスト 吉田隼人、丸田恭介、内田博幸、勝浦正樹、北村宏司 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 古馬500万 2分00秒4 2分01秒0 2分01秒3 古馬1000万 1分59秒6 1分59秒4 古馬1600万 1分57秒9 1分58秒2 古馬オープン 1分58秒3 1分59秒7 1分58秒7
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点はスタンド前の直線。外回りコースの4コーナーと内回りコースの合流地点の間。最初の1コーナーまでの距離はAコース使用時で636m。そこから内回りコースを周回する。
前半3ハロン、つまり最初のコーナーまでは35秒前後ペースで流れて、そこからペースが落ち着く。そして3コーナーのところからペースアップし、最後の直線勝負。全体としては速い・遅い・速いという緩急がハッキリしたラップになりやすい。
脚質的には先行馬が有利で、その次は差し。逃げ馬は苦戦傾向で、特に1000万クラス以上はかなり厳しい。
枠順はできれば真ん中より内を引きたい。内回りコースなので、最後の直線で馬場のいい外に持ち出しすぎると届かなくなる。
芝2200mというレースは、全競馬場の同距離に通じるものがあるので、単純に過去の芝2200mで好走実績がある馬を狙うのがいい。
有利な枠順 真ん中 有利な脚質 先行、差し ポイント 距離実績 種牡馬ベスト ディープインパクト、アグネスタキオン、ゼンノロブロイ 連対騎手ベスト 菱田裕二、蛯名正義、横山典弘、勝浦正樹、平野優 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳未勝利 2分15秒9 2分16秒2 古馬500万 2分14秒3 2分15秒8 2分15秒7 古馬1000万 2分13秒8 古馬オープン 2分12秒3
フルゲートはAコース18頭、Bコース16頭。スタート地点は外回りコースの4コーナーのポケット。芝1000mのコースから本線に合流する手前あたり。芝2200mのスタート地点から左に200m伸びただけで、内回りコースが利用される。従って、最初の1コーナーまでの距離は836m(Aコース使用時)。
新潟芝コースは3000mと3200mも施行することができるが、現在組まれている番組の中では、この2400mが最長距離。
レースの流れは芝2200mと似ている。前半が速く、中盤で緩み、後半は上がり勝負。芝2200mと違うのは、終いの脚がしっかりしている馬の方が有利な点。逃げ馬はここでも苦戦傾向。穴は前残りよりも差し。
未勝利戦や500万クラスの平場戦が中心に組まれている。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 差し ポイント 決め手 種牡馬ベスト ステイゴールド、ディープインパクト、メイショウサムソン 連対騎手ベスト 内田博幸、吉田隼人、吉田豊、北村宏司、田中博康 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 2歳未勝利 2歳500万 2歳オープン 3歳新馬 3歳未勝利 3歳500万 古馬500万 古馬1000万 古馬1600万 古馬オープン
フルゲートは15頭。スタート地点は2コーナーのポケット。芝からのスタートだが、この部分での枠順の有利・不利はない。
最初の3コーナーまでの距離は525m、ゴール前の直線は354mと、ローカルの中では一番の広大なコースなので、各馬が能力を発揮しやすい。3〜4コーナーで極端に外を回されなければ大丈夫。
純枠にテンの加速力とスピードの持続力が問われる。
一方、レースは単調になる傾向があり、見ている方としては物足りなさが残る。
コース全体がフラットであるためか、最後の直線が長くても前に行った馬が断然強い。逃げ馬の連対率は50%を越え、単・複の回収率はともに100%を越える。
馬券の中心は逃げ、先行馬から入るのが筋で、穴も前残りを狙う方がいい。
ミスタープロスペクター系の種牡馬の独壇場。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント スピードの持続力、血統 種牡馬ベスト ケイムホーム、メイショウボーラー、サウスヴィグラス 連対騎手ベスト 蛯名正義、北村宏司、石橋脩、柴田善臣、戸崎圭太 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分14秒3 1分14秒5 1分13秒4 2歳未勝利 1分13秒5 1分12秒6 1分12秒3 1分12秒9 3歳未出走 1分13秒5 3歳未勝利 1分13秒4 1分13秒2 1分12秒7 1分12秒8 古馬500万 1分12秒3 1分11秒8 1分11秒2 1分11秒1 古馬1000万 1分11秒5 1分11秒4 1分10秒8 古馬オープン 1分10秒8 1分10秒6 1分09秒6
フルゲートは15頭。スタート地点はスタンド前直線の4コーナー寄り。最初の1コーナーまでの距離は389m。
最初の直線は、同じ左回りの中京よりも長く、前半の入りは必ず速くなるわけではない。メンバーによって変わる。
コース全体が縦長なので、1〜2コーナーのカーブがきつく、ここでは馬群がタテ長になりやすい。
したがって、1コーナーに入るまでのポジションはやはり重要で、先行できる馬の方が有利。
後方で待機する馬は、自然と前の馬と離されるので厳しくなる。
コーナー角度のキツさは3〜4コーナーも同じだが、1200mほどガンガンは残らないし、単調でもない。
上のクラスになるとゴール前の接戦が多く、むしろ面白い。複数の先行馬の叩き合いに、外からの差し馬が届くかどうかという展開になりやすい。
有利な枠順 外枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 先行力、ゴール前の凌ぎ合い 種牡馬ベスト シニスターミニスター、キングカメハメハ、シンボリクリスエス 連対騎手ベスト 内田博幸、岩田康誠、吉田隼人、戸崎圭太、北村宏司 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳未勝利 1分56秒1 1分55秒5 1分55秒1 1分54秒7 3歳500万 1分52秒8 1分55秒2 1分52秒4 古馬500万 1分54秒2 1分53秒7 1分53秒1 1分52秒3 古馬1000万 1分52秒8 1分52秒4 1分51秒6 古馬1600万 1分52秒3 古馬オープン 1分51秒6 1分51秒0