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フルゲートはAコース使用時は16頭、B・Cコース使用時は14頭。組まれているクラスは新馬戦と未勝利戦のみ。しかも、3歳未勝利は01年以降は全く施行されておらず、現在では2歳戦のみが行われている。したがって、夏場の連続開催のみで使用。
野芝100パーセントの鮮やかな芝コースでの競走となり、非常に速い時計が出る。
スタート地点は向正面の直線、ゴール板とほぼ並行位置にある。最初の3コーナーまでの距離は279m。
2コーナーの坂を下りきったところからスタートし、3〜4コーナーのスパイラルカーブを経て、最後の直線距離は293m。下りと平坦でのみ構成されていることも速い時計が出る要因。元々逃げ、先行馬が優勢なコースだが、まだ勝ち星を挙げていない若駒が中心のレースなので、終いに凄い末脚を使うような馬はなかなかいない。
また、1番人気の連対率が75パーセント近くあるように、人気サイドで堅く収まりやすい。
枠順は馬場状態にもよるが、基本的には内が有利。
有利な枠順 内枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 人気通りの決着 種牡馬ベスト サクラバクシンオー、ニホンピロウィナー、リンドシェーバー 連対騎手ベスト 秋山真一郎、武豊、池添謙一、渡辺薫彦、福永祐一 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 58秒0 58秒3 59秒6 2歳未勝利 58秒0 58秒9 58秒3 57秒1 3歳新馬 58秒5 3歳未勝利 57秒8 57秒5 58秒4 古馬500万 57秒5 58秒4 58秒6
フルゲートはA・Bコース使用時は18頭、Cコース使用時は16頭。スタート地点は向正面直線の2コーナーのポケット。小倉競馬場は2コーナーのところが最高部になっており、スタート後200mほど下る。
3コーナーまでの直線距離も479mになり、前半からかなりのスピードが出るコース形態になっている。
3〜4コーナーのスパイラルカーブでもあまり速度が落ちないため、スピード能力で一気に押し切れるタイプに向いている。
ただし、4コーナーから最後の直線に入る際のコーナーリングは案外難しい。加速がつきすぎると外に振られてしまう。
多頭数で外からマクろうとする場合は、かなりの距離ロスを覚悟しなければならない。しかし、馬場の内側が悪化してきた開催後半ならばそれでもいい。
外差し馬場でのズブズブ決着で、大波乱ということもよくある。
基本的には逃げ、先行馬が有利だが、とにかく馬場状態がカギ。
それによって展開、有利な枠順は変わる。
有利な枠順 馬場状態に左右 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント 馬場状態 種牡馬ベスト フジキセキ、キングカメハメハ、アドマイヤムーン 連対騎手ベスト 浜中俊、和田竜二、幸英明、北村友一、丸田恭介 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分10秒3 1分10秒7 1分11秒6 2歳未勝利 1分10秒0 1分10秒9 1分11秒1 2歳500万 1分10秒0 1分10秒5 2歳オープン 1分09秒9 1分11秒6 1分10秒6 3歳新馬 1分10秒6 1分11秒1 3歳未勝利 1分09秒6 1分10秒3 1分10秒7 1分12秒7 3歳500万 1分09秒6 1分09秒9 1分11秒3 古馬500万 1分09秒2 1分10秒1 1分10秒5 1分10秒4 古馬1000万 1分08秒6 1分08秒8 1分09秒8 1分09秒4 古馬1600万 1分07秒9 1分09秒2 古馬オープン 1分08秒0 1分08秒0 1分09秒3
フルゲートはAコース使用時は14頭、Bコース使用時は12頭。スタートは正面スタンド前の直線の真ん中付近。最初の1コーナーまでの距離はわずか172mとかなり短い。スタート後のポジション取りが重要で、最初の1コーナーまでにはなかなか決着しない。1〜2コーナーの上り坂を通りながらの主導権争いが展開されるため、逃げ馬にとっては厳しいコース。すんなり単騎でハナを奪っての1発は警戒しなければいけないが、基本的には逃げ馬を見ながら好位から行ける先行馬が圧倒的に有利。差し、追い込み馬は4コーナーでポジションを上げていないと厳しい。
この条件はマイナー条件で、古馬の500万クラスの平場戦が中心。鞍数も非常に少ない。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 先行 ポイント 枠順、先行力 種牡馬ベスト ディープインパクト、キングカメハメハ、Singspiel 連対騎手ベスト 江田照男、武豊、田辺裕信、武幸四郎、丹内祐次 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳未勝利 1分43秒1 1分42秒3 古馬500万 1分41秒6 1分41秒6 1分42秒0 古馬1600万 1分41秒3 1分41秒6
フルゲートは16頭。スタート地点は正面スタンド前の直線真ん中よりやや右。最初の1コーナーまでの距離は272m。
芝1700mほどスタートから激しく前で競ることはなく、ミドルペースか前半スローペースの上がり勝負になることが多い。そのため、逃げ馬もかなり頑張れる。特に開催前半の芝状態が良好な時は、逃げ、先行馬から入るのが絶対。小倉大賞典や北九州記念といった重賞レースでも逃げ馬の活躍が目立っており、このコースの特徴を良く表している。
一貫して淀みない流れになる場合は、距離が少し長いマイラータイプの馬でも対応しやすくなる。
枠順は馬場状態がフラットの際には確実に内枠が有利。先行馬なら最初にコーナーに飛び込みやすいし、差し馬でもインで末脚を溜められる。ただし、内の馬場が悪化してくると中枠から外枠が有利になる。
このコースも馬場、展開によるところが大きく、全般的に波乱傾向。
有利な枠順 馬場フラットならば内枠 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント 枠順、馬場状態 種牡馬ベスト スペシャルウィーク、ディープインパクト、アグネスタキオン 連対騎手ベスト 川田将雅、浜中俊、和田竜二、藤岡康太、川須栄彦 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分51秒2 1分53秒5 1分54秒3 2歳未勝利 1分50秒2 1分49秒4 2歳500万 1分50秒4 3歳新馬 1分51秒5 1分52秒6 3歳未勝利 1分49秒3 1分50秒4 1分51秒1 1分50秒9 3歳500万 1分49秒9 1分50秒4 1分52秒8 古馬500万 1分48秒7 1分49秒6 1分52秒1 1分50秒8 古馬1000万 1分48秒0 1分50秒0 1分51秒7 古馬1600万 1分47秒3 1分51秒4 古馬オープン 1分47秒0 1分48秒8 1分49秒8
フルゲートはA・Bコース使用時は18頭、Cコース使用時は16頭。スタート地点は正面スタンド前直線の4コーナーのポケット。最初の1コーナーまでの距離は472mと十分にあるので、普通は極端に速くはならないが、先行馬が揃うと雁行気味に行って自然とラップが上がる。
前半3ハロンがある程度速く流れて、2コーナーを過ぎて向正面に入ったところでペースが落ち着き、3コーナーに差し掛かる手前でまたピッチが上がるのが特徴。
道中の緩むべき部分が短くなりすぎたり、スローに落ち着きすぎるとマクる馬が出てきて隊列が3〜4コーナーで激しく動く。
普通に流れれば逃げ、先行馬が有利となる。
枠順は多頭数の大外は不利。馬場がいい時は内〜中枠。何故か8番ゲートが異常に強い。
芝1800mに比べれば紛れは少なく、強い馬が来る。
有利な枠順 内〜中枠、特に8番ゲート 有利な脚質 先行、差し ポイント 力勝負 種牡馬ベスト ハーツクライ、ディープインパクト、キングカメハメハ 連対騎手ベスト 浜中俊、川田将雅、丸山元気、北村友一、小牧太 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳新馬 2分04秒9 2分04秒9 2分06秒9 3歳未勝利 2分02秒4 2分02秒9 2分03秒1 2分06秒3 3歳500万 2分03秒1 2分06秒3 古馬500万 2分01秒4 2分02秒4 2分04秒7 2分04秒2 古馬1000万 2分00秒4 2分01秒5 2分03秒2 2分04秒3 古馬1600万 2分01秒4 2分02秒6 2分02秒8 古馬オープン 1分59秒4 1分59秒9
フルゲートは16頭。スタート地点は向正面直線の半ばよりやや左。1000mのスタート地点より少し前進したところ。
番組はすべて1000万クラス以下で500万クラスの平場戦が中心。
ペースはメンバーによるところが大きいので、決まった形はなかなかないが、クラスが上がるほど緩急の差がなく一定のペースで流れる。道中は緩みっぱなしで上がりだけの勝負というのは、あまりない。
中舘英二騎手の成績が非常にいいように、全般的に逃げ、先行を打った馬が有利。ローカルの長丁場全般に言えることだが、最後は全馬脚が上がるので、ビュッと鋭い末脚を使うような展開にはならない。
芝2000m以下の成績はほとんど関係なく、近走大敗続きの馬が平気で巻き返して穴をあける。
特に単勝は穴の宝庫で、逃げ切れそうな馬を探すのがいい。
枠順の有利・不利はあまりない。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント 逃げ馬の取捨 種牡馬ベスト キングヘイロー、スパイキュール、ハーツクライ 連対騎手ベスト 武豊、丸田恭介、二本柳壮、勝浦正樹、川田将雅 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳未勝利 2分43秒1 古馬500万 2分41秒9 2分43秒2 古馬1000万 2分42秒1 2分42秒4
フルゲートは14頭。小倉のダートの砂厚は8.5cm。滞在馬が調教で使用するため、札幌や函館と同じように他の競馬場より砂が深くなっている。 レース時の時計はそれほど極端にかからないものの、全般的には力のいるコースと言っていい。
1000mのスタート地点は向正面直線の左端。2コーナーの出口からで、コースの最高部から発走する。3コーナーまでの距離は366m。スタート直後の下り坂を利して、テンからかなり速いスピードが出る。コーナー、最後の直線でもそのスピードは緩まず、行ったもの勝ち。500万クラス以下の下級条件が中心の番組ということもあり、人気の逃げ、先行馬がそのまま雪崩れ込む展開が多い。
フルゲートは14頭。仮に大外枠を引いても問題はなく、むしろ内枠で先行できずにへこまされる方が怖い。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント スタート、スピード能力 種牡馬ベスト Mr.Greeley、Bluegrass Cat、ゴールドアリュール 連対騎手ベスト 浜中俊、北村友一、太宰啓介、松山弘平、酒井学 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分00秒8 1分00秒7 1分01秒0 1分00秒2 2歳未勝利 1分00秒5 1分00秒0 1分00秒7 1分00秒1 3歳未勝利 1分00秒4 1分00秒6 1分00秒2 1分00秒4 古馬500万 59秒8 59秒4 59秒9 1分00秒0 古馬1000万 57秒5
フルゲートは16頭。スタート地点は正面スタンド前直線の右端。
4コーナーの出口からの発走で、最初の1コーナーまでの距離は343m。最後の直線は291m。
このコースの最大の特徴は、ローカルのダート1700mの中で最も逃げ、先行馬が有利であること。
逃げ、先行馬を合わせた連対率は70パーセントを超える。
スタート直後はお約束のように各馬ピッチを上げて飛ばすことになるが、1〜2コーナーの坂を上り切ったあとにペースが落ち、そこで息が入る。
そのため、前半飛ばして主導権を握った馬でも後半脚が残る。
一旦緩むところで、緩みすぎると向正面の途中からマクル馬が出てくるが、結果的には4コーナーで好位にいた馬が好走することになる。
ここしか走らないコース巧者がよく出てくる。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント 脚質、コース適性 種牡馬ベスト タイキシャトル、シンボリクリスエス、ゴールドアリュール 連対騎手ベスト 川田将雅、浜中俊、北村友一、幸英明、松若風馬 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳新馬 1分51秒0 1分52秒4 1分51秒8 3歳未勝利 1分49秒5 1分48秒2 1分49秒0 1分48秒9 古馬500万 1分47秒7 1分47秒2 1分47秒8 1分47秒9 古馬1000万 1分46秒4 1分46秒2 1分46秒7 1分44秒8 古馬1600万 1分46秒4 1分46秒0 1分45秒9 1分45秒0 古馬オープン 1分45秒1 1分48秒0 1分44秒3 1分43秒9
フルゲートは16頭。スタート地点は向正面直線の左寄り。コース全体を約1周半回る。
スタート直後はある程度流れて各馬ポジション取り。一周目のスタンド前に差し掛かるところで落ち着き、さらに1〜2コーナーの坂の上りでまたペースが落ちる。2周目の向正面の半ばからピッチが上がり、あとは追い比べ。砂厚8.5cmの馬場での長丁場だけに、最後は各馬脚が上がってしまい、雪崩れ込むような感じ。スタミナが要求される。
1700mと同様で、逃げ、先行馬が絶対優勢。勝負どころで後方に位置していては勝負にならない。前半は後方待機でもマクル戦法が必要になる。
組まれている条件は、古馬の500万クラスのみ。
中央場所のダートの長距離の実績はあまり関係ない。芝の長丁場で詰めが甘かったようなタイプが、コース替わりで一変するのも特徴。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント スタミナ 種牡馬ベスト Dr Fong、Kingmambo、アグネスタキオン 連対騎手ベスト 川須栄彦、松田大作、国分優作、国分恭介、石橋脩 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳500万 2分38秒8 2分36秒5 2分33秒0 2分38秒7