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各競馬場コース解説

阪神競馬場

●芝1200

 フルゲートは16頭。スタート地点は向正面直線半ばより左寄り。内回りコース使用で、3コーナーまでの距離は243m。
 スタート直後から微妙な下り坂になっており、3〜4コーナー中間の残り800m付近で本格的な下り坂に突入する。内回りの最後の直線距離は356.5m(Aコース使用時)。直線半ばまで下りが続き、残り200m付近でゴール前の急坂。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がる。
 前半からペースは上がりやすいコース形態だが、急坂がある分京都よりも逃げ切るのは難しい。ただし、短距離戦なので全体的に逃げ・先行有利であることは変わらない。また、力のいる馬場での瞬発力が要求され、サンデーサイレンス、フジキセキ、タイキシャトルに加え、長距離タイプのダンスインザダーク産駒までも含むヘイロー系が非常に強いのが特徴。
有利な枠順 真ん中〜外枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント スピード、パワー寄りの瞬発力
種牡馬ベスト アドマイヤムーン、フレンチデピュティ、ダイワメジャー
連対騎手ベスト 川田将雅、福永祐一、武豊、岩田康誠、国分優作
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分10秒9 1分11秒9 1分10秒1 1分12秒6
2歳未勝利 1分10秒6 1分11秒4
2歳500万 1分10秒1
2歳オープン 1分10秒2
3歳新馬 1分10秒9 1分11秒6
3歳未勝利 1分10秒3 1分10秒4 1分11秒9
3歳500万 1分09秒9 1分10秒5 1分10秒2
古馬500万 1分09秒6 1分10秒4 1分11秒1
古馬1000万 1分09秒3 1分10秒6 1分09秒0 1分10秒9
古馬1600万 1分09秒0 1分09秒5 1分09秒5 1分10秒6
古馬オープン 1分08秒5 1分08秒5 1分10秒5

●芝1400(内回り)

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時はフルゲート16頭。スタート地点は向正面左、2コーナー出口付近のポケット。改装前の芝1400mが、この内回りにあたる。4コーナーまでの距離は芝1200mをそのまま延長した443m。最初のコーナーまで十分に距離はあるが、スタート直後は各馬押して出て行くため、先行争いは激しくなる。それでも行く覚悟と、それを可能にする先行力が必要。ゴール前の急坂でラスト1ハロンの時計がグッとかかるコース形態だが、先行しての雪崩れ込みが利きやすく、直線一気はなかなか難しい。メンバー中最速の上がりをマークして突き抜けるコースではない。
 枠順は内側の馬場が荒れていない限り、断然内枠が有利。内回りはコーナーがキツイので、多頭数で外枠を引くと、かなり外に回らされることになり、距離ロスが大きい。芝1200mと同様にサンデーサイレンスの系統はもちろん、ロベルト系の種牡馬の仔もこのコースに向いている。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行、差し
ポイント 枠順、先行力
種牡馬ベスト ディープインパクト、ネオユニヴァース、ダイワメジャー
連対騎手ベスト 福永祐一、ミルコ・デムーロ、浜中俊、岩田康誠、川田将雅
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分23秒5 1分24秒4 1分23秒6
2歳未勝利 1分23秒0 1分23秒7
2歳500万 1分22秒4 1分22秒7
2歳オープン 1分22秒3 1分21秒1
3歳新馬 1分23秒3 1分25秒4
3歳未勝利 1分22秒6 1分23秒5 1分24秒2
3歳500万 1分22秒2 1分22秒4 1分23秒3
古馬500万 1分21秒9 1分22秒8
古馬1000万 1分21秒7 1分23秒1 1分22秒7 1分22秒5
古馬1600万 1分21秒2 1分22秒0
古馬オープン 1分21秒6 1分22秒8 1分24秒5 1分22秒5

●芝1600(外回り)

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時はフルゲート16頭。スタート地点はバックストレッチの中間からやや左寄り。長い直線が2本にコーナーが2回。外回りの京都芝1600mに似たコース形態となった。最後の直線(Aコース使用時)は外回りが474m。この点については従来との違いは大きい。追い出しのタイミングが最後の直線に入ってからでも間に合うようになったので、各馬能力を発揮しやすくなった。ただし、以前よりもペースが遅くなることが増えたので、直線は長いけれども差し・追い込みが不発というシーンも増えた。展開の読みがレース攻略のカギを握る。

有利な枠順 外枠
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 枠順、展開
種牡馬ベスト ディープインパクトが断トツ、ダイワメジャー、ステイゴールド
連対騎手ベスト 浜中俊、川田将雅、岩田康誠、福永祐一、クリスチャン・デムーロ
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒3
2歳未勝利 1分36秒4
2歳500万 1分34秒1
2歳オープン 1分34秒5
3歳新馬
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万 1分34秒8
古馬1000万 1分34秒4
古馬1600万 1分33秒7
古馬オープン 1分33秒4

●芝1800(外回り)

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時はフルゲート16頭。改装後に新設された条件。外回りのコースを使用。芝1600mのスタート地点からそのまま200mバックしたところがスタート。2コーナー出口付近のポケットからの発走で、内回りの芝1400mと同じ位置。外回りコースはマイル戦でもスローペースになりやすいのだから、当然ながら1800mはそれ以上。古馬のオープンクラスでも前半は流れが緩くなり、確実に上がり3ハロン、4ハロンの方が速くなる。決め手に自信があるタイプの馬でも、前がなかなか止まらないので直線一気では間に合わない。先行力の方が大事で、雪崩れ込みをイメージできる馬の方がいい。
 
有利な枠順 中枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 枠順、脚質
種牡馬ベスト ディープインパクト、ダイワメジャー、キングカメハメハ
連対騎手ベスト ミルコ・デムーロ、福永祐一、川田将雅、武豊、岩田康誠
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分48秒8
2歳未勝利 1分48秒0
2歳500万
2歳オープン
3歳新馬
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万 1分48秒2
古馬1000万 1分47秒4
古馬1600万
古馬オープン 1分46秒9

●芝2000

 フルゲートは16頭。スタート地点は正面スタンド前直線右。内回りコース使用で4コーナー出口付近。
 1コーナーまでの距離は325m。スタート直後の2ハロンは主導権争いである程度流れるが、その後ガクンとペースが落ちる。積極的に引っ張る馬がいないと、古馬の1000万クラス以上でも13秒台のラップを刻むことがある。その結果、行った行ったの前残りも多発。穴は逃げ残り、先行馬の雪崩れ込みといった展開面で期待するのがセオリー。
 経済コースをピッタリ回ってこれる馬が好走しやすい。平均ペース以上で流れれば、逆に逃げ馬は厳しい。最後の急坂が響き、差し馬の台頭を許すことになる。馬群も外回りの中距離ほど凝り固まらないので、タイミングよく仕掛けられれば馬場の真ん中より外を通ってでも抜けてこれる。


有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 展開
種牡馬ベスト ディープインパクト、ハーツクライ、ステイゴールド
連対騎手ベスト 川田将雅、ミルコ・デムーロ、岩田康誠、クリストフ・ルメール
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 2分04秒4 2分06秒2 2分04秒5
2歳未勝利 2分03秒8 2分05秒2
2歳500万 2分02秒7 2分05秒3
2歳オープン 2分02秒8 2分04秒5
3歳新馬 2分04秒5 2分06秒6 2分06秒4
3歳未勝利 2分02秒5 2分04秒0 2分05秒1 2分06秒9
3歳500万 2分02秒3 2分03秒0 2分03秒0 2分04秒6
古馬500万 2分01秒5 2分02秒8 2分04秒2
古馬1000万 2分01秒6 2分03秒0 2分04秒6 2分05秒2
古馬1600万 2分00秒7 2分02秒8 2分05秒8 2分02秒3
古馬オープン 2分00秒7 2分01秒9 2分03秒9 2分04秒3

●芝2200

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時はフルゲート16頭。スタート地点は正面スタンド前直線の右端。外回りコースの4コーナー出口付近。
 1コーナーまでの距離は525m。スタート直後に内回りコースとの合流地点で、なおかつ下り坂。
 前半から自然とラップが速くなりやすい。1コーナー過ぎまでに先行争いは決着していることが多いが、テンから加速しているため、急激にはラップは落ちない。そのため、中団から後方待機の馬とは差がつき、馬群が縦長になりやすい。その後も平均的な一定のペースで推移。直線が短いせいもあって、仕掛けは各馬早め。マクリ気味に進出してくるので、力のない逃げ、先行馬は非常に厳しくなる
 総合的に問われるのは、末脚の持続力上がりの時計がかかりやすく、スローの決め手勝負とは一線を画する。先行勢はバテない粘り強さが必要
 枠順はフラットで、多頭数の大外以外ならば大丈夫

有利な枠順 多頭数の大外以外
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 末脚の持続力、スタミナ
種牡馬ベスト マンハッタンカフェ、キングカメハメハ、ディープインパクト
連対騎手ベスト 武豊、小牧太、浜中俊、岩田康誠、川田将雅、池添謙一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳新馬 2分18秒6 2分20秒8 2分18秒0
3歳未勝利 2分15秒9 2分17秒0 2分16秒5
3歳500万 2分15秒2 2分16秒2 2分17秒0 2分17秒9
古馬500万 2分14秒2 2分14秒6
古馬1000万 2分14秒0 2分15秒1 2分18秒2 2分17秒5
古馬1600万 2分14秒0 2分16秒2 2分13秒4 2分15秒3
古馬オープン 2分14秒3 2分16秒9 2分16秒4 2分19秒0

●芝2400(外回り)

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時はフルゲート16頭。改修によって芝2500mが廃止されて新設された距離条件。
 スタート地点は芝2000mと同じ、正面スタンド前直線右寄りのところ。そこから外回りコースをグルリと一周弱する。
 長丁場だけに前半はスローペース。まだ施行レース数が少ないが、向正面まで淡々と進み、残り800m付近からのロングスパートというのが大まかな流れ。ゴール前に急坂があるものの、中山芝2500mと違い上がり3ハロンの時計が速くなるのが特徴。ゆったりした3〜4コーナー、下り坂、474mある直線を使ってスピードに乗りやすく、全馬力を発揮しやすい印象。京都の瞬発力比べとは質は少し違うが、決め手の優劣がそのまま勝敗に直結する。
 枠順の有利・不利はなさそう。直線外からの差し・追い込みも十分決まる。逃げ馬にとっては小細工がしにくく、純粋に能力が高い馬でないと最後まで残すのは厳しい。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 末脚の持続力、スタミナ
種牡馬ベスト Authorized、ハーツクライ、ステイゴールド
連対騎手ベスト 福永祐一、浜中俊、川田将雅、アンドレシュ・シュタルケ
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬
2歳未勝利
2歳500万
2歳オープン
3歳新馬
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万
古馬1000万 2分26秒4
古馬1600万 2分28秒3
古馬オープン

●芝3000

 フルゲートは16頭。スタート地点は向正面の直線左。2コーナーの出口付近。改装前と同じく内回りコースのみを使用し、コーナーを6回通過して約1周半回る。
 スタートして最初の3コーナーまでは先行争いがあるため、いきなり超スローペースにはなりにくい。4コーナー過ぎまである程度流れて、スタンド前にきてからペースが落ち着く。向正面途中まで淡々と流れて、2周目の3コーナー過ぎから一気に加速。あとはゴールまで追い比べとなる。この条件は特殊で、年に一回の阪神大賞典でしか使われない。したがって、前述の流れでほぼ一定。天皇賞(春)を狙う一流馬による戦いなので、前に行った馬がなかなか止まらない。結果的に先行勢が圧倒的に強くなっている。しかし、
波乱は望み薄。最後は絶対能力がモノを言う。枠順はできれば大外は引きたくないが、多頭数にはなりにくいので、実際にはあまり関係ない。
有利な枠順 1枠と7枠がそれぞれ2勝
有利な脚質 先行
ポイント 先行力、実力通り
種牡馬ベスト ステイゴールド(3勝)、ハーツクライ(1勝)
連対騎手ベスト 岩田康誠(2勝)、内田博幸(1勝)、福永祐一(1勝)
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
古馬オープン 3分06秒4 3分08秒5 3分13秒4
4レースのみ。

●ダ1200

 フルゲート16頭。スタート地点は向正面直線の左端、2コーナー出口。最初の3コーナーまでの距離は342m。スタートしてから200mは平坦で、残り1000mから緩い下り坂。4コーナー出口まで下りが続き、残り200mが急坂となる。最後に坂がある分、京都のダート1200mほど露骨な前残りにはなりにくく、外からの差しが決まる。ただし、短距離戦だけに全体的に見れば逃げ・先行勢が有利。
 枠順は概ねフラットだが、気持ち外がいい。
頭数、脚質やメンバーによって事情が違ってくるのだが、1200mはダートコースのスタートなので枠順にかかわらず、テンのダッシュ力がある馬が先手を奪いやすい。よって、同じ前へ行く馬でも被されるリスクが少ない枠がいい。ただし、コーナー角度はキツイので外目に進路を取る馬は上手く回らないと、外に振られる。
 芝と同じくパワータイプの馬が優勢。前で押し切るにも差すにも馬力が必要。
有利な枠順 8枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント
先行力、パワー
種牡馬ベスト クロフネ、サウスヴィグラス、ファスリエフ、ダイワメジャー
連対騎手ベスト 福永祐一、浜中俊、川田将雅、幸英明、岩田康誠、武豊
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分14秒1 1分14秒7 1分13秒2 1分13秒1
2歳未勝利 1分14秒1 1分14秒0 1分12秒9 1分13秒4
2歳500万 1分13秒0 1分12秒2 1分12秒6
3歳新馬 1分14秒4 1分14秒0 1分13秒3 1分12秒7
3歳未出走 1分14秒5 1分13秒8 1分12秒2
3歳未勝利 1分13秒9 1分13秒7 1分13秒0 1分13秒3
3歳500万 1分13秒0 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒2
古馬500万 1分12秒7 1分12秒5 1分11秒8 1分11秒9
古馬1000万 1分12秒1 1分11秒7 1分11秒4 1分10秒8
古馬1600万 1分11秒4 1分10秒2 1分10秒9
古馬オープン 1分10秒6

●ダ1400

 フルゲート16頭。スタート地点は2コーナーの奥のポケットの芝の部分。ただし、芝1800mや芝1400mよりも内側にあり、芝コースの本線とは重ならない。ダート1200mのスタート地点からそのまま左に200m延長したところにある。
 3コーナーまでの距離は542m。内と外では距離が違うが、かなり芝部分を走ることになる。
 テンからペースが厳しくなり、前半の方が確実に流れが速い。ラスト1ハロンのところでグイと13秒台まで時計がかかり、そこでの凌ぎ合いが見もの。
 逃げ馬は苦戦傾向。上位3頭は逃げ、先行馬同士ではなかなか決まらず、1頭は差し馬が突っ込んでくる。そのあたりを考えて馬券作戦を立てたい。
 枠順は、外枠が有利なのが特徴。多頭数になった方がその傾向は強い。

有利な枠順 外枠
有利な脚質 先行
ポイント 先行力、枠順
種牡馬ベスト シニスターミニスター、キングカメハメハ、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 浜中俊、福永祐一、川田将雅、岩田康誠、武豊、和田竜二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分26秒8 1分26秒8 1分26秒5
2歳未勝利 1分26秒7 1分26秒6 1分26秒4 1分25秒4
2歳オープン 1分25秒4 1分25秒8
3歳新馬 1分27秒2 1分26秒9 1分26秒6 1分25秒7
3歳未出走 1分27秒1 1分26秒5 1分27秒2 1分26秒1
3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒3 1分25秒8 1分25秒5
3歳500万 1分25秒5 1分26秒0 1分25秒0 1分24秒8
古馬500万 1分25秒3 1分24秒7 1分24秒0 1分24秒7
古馬1000万 1分24秒5 1分24秒6 1分24秒0 1分24秒5
古馬1600万 1分23秒8 1分23秒6 1分24秒1 1分23秒2
古馬オープン 1分23秒3 1分22秒8 1分22秒2 1分22秒2

●ダ1800

 フルゲート16頭。スタート地点は正面スタンド前直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。京都のダ1800mよりも若干長めだが、1コーナーまでの主導権争いは厳しく、外からも先手を奪いたい馬が殺到。前へ行きたいのに内枠で出脚が悪いと、詰まって位置取りが悪くなる。ちょうど京都ダ1800mとは対照的に1枠の成績が最も悪く、大外枠が最も良い。少頭数だとあまり関係ないが、多頭数になると逃げ、先行馬は中〜外枠の方が競馬がしやすい。脚質は基本的には先行有利だが、クラスによってまちまち。条件クラスでは前へ行った馬がそのまま押し切る競馬。
 特に先行馬が非常に強いのが特徴
 オープンクラスは、展開次第だが差し馬が来ることが多い。派手な大外一気、マクリが決まることも。しかし、京都ダ1800mより癖がなく、各馬力を発揮しやすい条件。

有利な枠順 多頭数は外
有利な脚質 先行
ポイント 中距離実績
種牡馬ベスト ゼンノロブロイ、キングカメハメハ、ゴールドアリュール
連対騎手ベスト ミルコ・デムーロ、岩田康誠、福永祐一、川田将雅
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分56秒4 1分55秒6 1分56秒3
2歳未勝利 1分56秒6 1分54秒7 1分56秒2 1分53秒2
2歳500万 1分55秒8 1分53秒5
3歳新馬 1分56秒6 1分56秒1 1分55秒7 1分54秒2
3歳未出走 1分56秒2 1分56秒4 1分56秒1 1分54秒1
3歳未勝利 1分55秒6 1分55秒2 1分54秒4 1分54秒2
3歳500万 1分54秒1 1分53秒8 1分52秒7 1分52秒6
古馬500万 1分54秒0 1分53秒3 1分52秒9 1分51秒9
古馬1000万 1分53秒1 1分52秒4 1分51秒9 1分51秒4
古馬1600万 1分52秒2 1分51秒1 1分50秒7 1分49秒8
古馬オープン 1分51秒6 1分50秒5 1分49秒9 1分51秒5

●ダ2000

 フルゲート16頭。改装後に作られた新コース。ダートの2000mという距離は、1989年に札幌で行われて以来で、久々の復活となった。
 スタート地点は芝の内回りコースの4コーナーのポケット。最大で芝の上を78m通ってダートコースに入る。
 すぐに気づく大きな特徴としては、逃げ、先行馬が圧倒的に有利ということ。実際に行われたレース数が少ないので、これから変わってくる可能性もあるが、とにかく前へ行った馬が残る。最初の1コーナーまでが503mとかなり長いものの、いきなりスローペースにはならず、前半3ハロンはある程度流れるが、そこから落ち着いて平均ペース。ほぼ序盤の隊列のままゴールまで雪崩れ込む。後方待機から鋭い脚を使っても、なかなか追い込み切れない。
 単純に1800mより距離が伸びたことで、スタミナも必要。他場のダート2100m以上の実績はプラス材料。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 脚質、スタミナ
種牡馬ベスト キングヘイロー、ゼンノロブロイ、ゴールドアリュール
連対騎手ベスト 川田将雅、福永祐一、北村友一、岩田康誠、幸英明
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬
2歳未勝利
2歳500万
2歳オープン
3歳新馬
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万 2分06秒4
古馬1000万 2分06秒5
古馬1600万 2分04秒9
古馬オープン

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