>トップページ>データのお部屋トップ>騎手ランキング中央平地前年成績表>騎手ランキング中央平地前年成績表 ほっさんの意見
2007年は年明け早々、武豊騎手が騎乗停止となり、騎手リーディング争いは、岩田康誠騎手が独走した。一時は20勝程度の差があり、しかも武豊騎手が騎乗停止明けになかなか調子が上がらなかったことから、逆転は厳しいと考えられていた。
しかし、終わってみると、武豊騎手は2位の岩田康誠騎手に11勝差をつけて貫禄の逆転勝ち。まだまだ武豊時代であることを証明した。
ただ、勝ち数、獲得賞金、勝率の3部門制覇による騎手大賞は逃した。これは、馬を選んで乗る安藤勝己騎手に勝率で及ばなかったためだ。武豊騎手の勝率21.9パーセントもかなり立派な数字であるが、安藤勝己騎手はその上の23.8パーセント、3着内率に至っては脅威の52.4パーセントと2回に1回以上の確率で3着以内に来ているという非常にハイレベルな数字である。
当分の間、騎手大賞を受賞できる騎手は現れないのではないだろうか。
当サイトの騎手ランキングでは、勝数だけではなく、勝率や重賞勝ち数などもランキングデータに加算されることから、昨年一年間の騎手ランキングほっさん評価指数第1位はGT6勝を上げ、勝率もトップだった安藤勝己騎手が輝いた。
勝数トップの武豊騎手が2位。GT2勝を含む、145勝と存在感を見せ付けた岩田康誠騎手が3位。そして、ダービーと菊花賞を別の馬で制するなど大舞台での活躍が目立った四位洋文騎手が4位。5位はヴィクトリーで中央GTでの連敗を止めた(その前はヤマニンゼファーだから、物凄い昔・・・。)田中勝春騎手が入りました。
こうやってみると順当ですね。
次にA+ランクとして6位に横山典弘騎手がランクイン。GTに手が届かなかったのは寂しいですが、勝率15パーセント以上は素晴らしい成績です。その他、暮れの有馬記念で人気薄を持ってきた蛯名正義騎手や、騎乗停止などいろいろあったにもかかわらず100勝以上の成績を収めた藤田伸二騎手、GT勝ちはないものの、関東のリーディングに輝いた後藤浩輝騎手など多彩な顔ぶれです。
その中で、昨年「B−」評価から、「A+」評価に急浮上したのが、若手のホープ松岡正海騎手で、GT初制覇を含む重賞4勝は立派な数字です。
藤岡佑介騎手は昨年の「C」評価から、一気に「A−」評価まで浮上しました。スーパーホーネットでのスワンステークスなど重賞5勝を含む57勝と確実に成績を伸ばしつつあります。
一昨年メイショウサムソンでGT勝ちをするなど一気に全国区になった石橋守騎手は、最大のお手馬が武豊騎手に乗り替わりになり、「A−」から「B−」に評価を下げました。またいいお手馬にめぐり合えることを願っています。
新人では鮫島良太騎手が42勝をあげ一気に「B−」に浮上しました。これは要チェックですね。
みなさんの発見や意見をお聞かせくださいよく観たらこれは追える騎手だぞ、この法則で並べたらどうかなどという発見などございましたら私も知りたいですし、どんどん掲示板にアップしてくださいませませ。
みんなで大発見をしましょう。