>トップページ>管理人ほっさんコラム>第5回 中京競馬場に遠征しました
私ほっさんは、大阪府に住んでいますので、初めて行った競馬場は京都競馬場です。当然現在のホームグラウンドも京都競馬場です。
そんな私が、生まれて初めて中京競馬場に遠征することになりました。お目当ては愛馬ステップシチーの初勝利の瞬間に立ち会う為と、その次のレースに出走する愛馬ダブルダンスシチーを見るためです。
大山崎のインターから高速に乗ること約2時間。名古屋ICに到着。そこから、地図を頼りに(ちなみに愛車にナビはございません。)中京競馬場を目指したわけですが、途中2回道を間違えて、着いたのはもうステップシチーがパドックを回っている頃でした。
インターチェンジからも遠く、なかなか大変でした。家の玄関からですと、4時間程度かかったことになります。
到着したら、急いでパドックに直行しました!
これが、着いてすぐの写真です(愛馬ステップシチーは一番奥の12番)。第一印象は噂には聞いていましたが、狭いなぁというものでした。しかし、狭い方が馬に近く親しみがあります。
失敗がないように、何枚も何枚も撮りました。なかなか筋肉がしっかりと付いていていい馬体でした。気合い乗りも良く、馬体もスッキリしていて、正直この時点で勝ちを確信しました。
上写真奥のガラスの部屋が、騎手の控え室ですが、いろいろな勝負服を着たジョッキーたちが、椅子に座って「止ま〜れ〜」の号令がかかるのを待っているのが見えます。こういう、ローカルなところが凄く良かったです。
主戦の吉田稔騎手騎乗。頼むぞッ!!(馬の左のスーツ姿の人は岡田稲男調教師)
堂々の1番人気2.2倍!!(最終は2.5倍)
愛馬ステップシチーが通路に消えたら、今度は単勝馬券を買うべく必至にマークカードを塗り捲ります。
記念のレーシングプログラムと10枚購入した単勝馬券。一部は当サイトでプレゼントしましたが、まだ、7枚持っております。来年の天皇賞春を制覇した暁には、とんでもなく価値があがるでしょうから、大切に保管してあります。唯一購入した馬単は外れたので処分しました。馬単は4980円もついていたので、正直もっと流せばよかったなぁと後悔しています。頭はガチガチの銀行レースでしたからね。
というわけで、無事計11枚のマークカードを塗りたくり、馬券を購入したら、もう、レース直前で、ポルテージは最高潮。いくら、実力があって、1番人気でも、未勝利戦は勝てないと来年はありませんから、やはりドキドキドキドキしていました。
そして、ファンファーレがなりレースが始まります。ターフビジョンには、堂々の1番人気に支持された愛馬ステップシチーが大写しになります。
スタート直後の一周目の映像。私のデジカメではこの程度しか撮れませんので、ゴール前は下記のマチャさん撮影の迫力ある映像をご覧ください。
マチャさん撮影のゴール前。迫力ある素晴らしい写真ですね!
レースは後方待機の我らが愛馬ステップシチーが3角過ぎからマクり、直線では1頭別次元の脚で楽勝。堂々1番人気に応える快勝でした。
さて、愛馬ステップシチーはめでたく勝ちましたが、口取り式の写真も撮りたいし、一方次の3Rのダブルダンスシチー(初対面)のパドックも撮りたいということで、しばらく口取り式を待ちましたがなかなか出てこなさそうでしたので、走ってパドックに向かいました。そのとき撮った写真が次の1枚です。
愛馬ダブルダンスシチー(無料提供馬ながら、3口所有)は、私ほっさんの目の前を2回通り過ぎると、他馬と一緒にパドックから通路に消えて行きました。鞍上の吉田稔騎手は、ステップシチーの口取り式参加のためパドックでダブルダンスシチーに跨ることはありませんでした。でもって、写真も二度しかチャンスがなく、被写体が右にズレた変な写真しか、撮れませんでした。しかし、これもなかなかいい馬体に見えますね。
ダブルダンスシチーが通路に引っ込むと、走って口取り式のところまで行きました。中京競馬場は、狭いので、パドックから口取り式のところまで、走れば間に合いますが、口取り式を行う場所が、極端に端にある京都や阪神競馬場だと、少し間に合わないだろうなと思いました。
ちょうどコースに戻ってくると払い戻しが表示されていました。写りが悪くてすみません。なにせ、素人ですから。
電光掲示板の勝ち時計2分00秒7も2戦目にしては、優秀ですよね。
初めて立ち会った愛馬の口取り式。中で一緒に撮って貰えないのが、非常に残念。
左から、吉田稔騎手、岡田稲男調教師と同夫人。厩務員の方は名前わからなくてすみません。
で、初中京の私ほっさんは、このアングルしか思いつかなかった(他のカメラ小僧?も後ろから撮っていました。)のですが、マチャさんが素晴らしいアングルで撮られた写真がありますので、どうぞ、お口なおしにご覧ください。
マチャさん撮影。正直どこから撮られたのかよくわかりませんが、プロの仕事ですね。
ダブルダンスシチーのレースは一応撮りましたが、全然失敗でした。(写真はスタート直後。愛馬ダブルダンスシチーはスタート直後に躓いて後方追走に。ということで、ここには映っていません。全くダメダメに写真です。)ゴール前は、ステップシチーのように余裕がなかったので、愛馬を見ることに必至でした。
馬券は、勝ち負けまではどうかと思っていたので、5枚だけ買いました(写真は2枚)。
ダブルダンスシチーは結局スタート直後の躓きが影響して、6着に敗れましたが、直線の追い込みを見て私ほっさんは、「これなら、未勝利を勝てる力は十分ある、必ず勝って欲しい。」と思いを強くしたのでありました。
その後、東京3R、4Rに出走する愛馬マドリードシチーと愛馬マイセンシチーのレースを中継画面で観覧し、お目当てのレースが総て終わったので、昼ごはん(売店でのおにぎり等)にして、後は競馬場をぐるっと一周回ってきました。
どこにでもあるものですが、子供はこういうの大好きです。
名鉄パノラマカー。中京競馬場といえば、まずこれですよね。この中で売っている輪切りレモンを入れた飲み物が私の中で大ヒットでした。計3杯飲んだら、さすがにその後おなかが緩くなりました(冷たすぎるので)。
パノラマカーの運転席にも入れました。ずらっと子供が順番待ち(狭いので一人ずつしか入れません。)をしていましたが、せっかくだし、元鉄道マニアの血が騒いだので、順番待ちをして、入りました。子供がいる親の特権です。大人だけなら、とてもここには入らせてくれません。ちなみに、子供は狭くて怖かったのか、全く興味もなく、すぐに出たがりました。楽しんでいるのは、私だけです。
でも、この運転席はF1のコックピット見たいに狭く、なにより天井が低いので、とても長時間は居れるものではありません。名鉄の運転手さんは、大変だったんだなぁと改めて感心しました。
その後、地下道を通ってサークル内の広場に行きました。ここはまさに、子供用の遊び場で、様々な遊具がおいてありました。阪神や京都競馬場よりも遊具は充実していると思います(もちろん、総て無料)。
いろいろな形の楽しい乗り物がたくさん!
変わった一本橋があったり。
変わった階段の滑り台があったり。
このローラー滑り台が、うちの子供の一番お気に入りでした。
小さい子供用のブランコもありました。まさに、至れり尽くせりです。
散々遊んで、疲れてきたので(親が)、まだ、昼過ぎですが、競馬場をあとにします。この日の東京のメイン、GT安田記念は、電話投票で購入しただけで、レースも見ずに競馬場を出ました。
昔、競馬をやりはじめた頃(20年ほど前)は、昼休みの一時間待つのが辛くて、昼から来て午後のレースだけを楽しんだものです。もっともその当時は、未勝利戦は全く興味がなかったですし、新馬戦は前走データや持ち時計がないので、さっぱりわからず(今でこそ、血統や追い切りの動きで、ある程度予測することが、できるようになりましたが。)、午前中のレースは見る気も買う気もなかったものです。
ですから、その当時、昼頃競馬場に入場するときに、たまに競馬場をあとにする人を見かけて、なにしに来ているのだろうと軽蔑していたものですが、今はそういう立場になることも少なくありません。
1口馬主をはじめた今は、ある意味新馬や未勝利戦が一番熱いですからね。
さて、競馬場を後にした私たちは、名古屋に来たついでに、もうひとつ是非とも寄りたい場所があり、そこに向かいました。それは、名古屋名物みそかつで有名な「矢場とん」というお店です。
競馬場から、車で約1時間。「矢場とん」に到着。昼の3時半という、ご飯にしては中途半端な時間にかかわらず、店の入口から、30人くらいの待ち行列が!!
暑い日だったということもあり、行列全員にうちわが配られていました。
待つことおよそ40分。やっとありつけた”みそかつ”は、期待に違わぬ絶品の味で、店内で携帯にて、安田記念の結果3連複が的中していることを知り、最高の時を過ごしました。
また、今度中京競馬場にくることがあれば、この「矢場とん」は、必ず寄りたいと思います。
そんなこんなで、ここからまた4時間かけて帰宅した頃には、もう夜の9時を過ぎていました。昼過ぎに競馬場を後にしてこの時間ですから、愛馬がメインレースなんかに出るようになったら、帰りは日を跨いでしまうなどと恐ろしくなりました。
愛馬の勝利に立ち会え、美味しいものを食べ、馬券も勝ちということで、大変充実した日となりました。