>トップページ>管理人ほっさんコラム>第4回 JRA史上初 白毛馬の勝利を見てきたよ!
2007年4月1日。JRAにまた新たな記録が誕生しました。白毛馬の勝利です。主に突然変異である白毛の馬は出る確率が低く、また、突然変異であるために、走らない(弱い)とされてきました。
15年ほど前になると芦毛の馬にも走らないという説が根強かったですが、メジロマックイーンの活躍や、ビワハヤヒデ、セイウンスカイなどたちによって、今では芦毛だから走らないという人はだれもいなくなりました。
しかし、白毛はまず絶対数が極端に少なく、また過去の実績でも今回勝ったホワイトベッセルの母シラユキヒメが未勝利競走で3着にきたのがやっとでした。そのホワイトベッセルは今回2戦目で、新馬戦は3着でした。
今回4月1日に出馬することを知り、
などといった理由から、勝ちそうなメンバーでもあったし、早起きして(1Rだったので)家族(妻と子)を連れて行きました。
- かなり真っ白だそうなので、是非みたかった
- 厩務員さんも真っ白い服に白縁メガネと、うけを狙っているのでそれも見に
- 勝ちそうなメンバーだったので、白毛馬の初勝利という歴史的瞬間を見るため
- 単勝馬券が欲しかった(記念と将来値打ちがでるかも!)
今回は私の中で、レース云々も大切なのですが、まずはパドックで名物厩務員とホワイトベッセルのショットを撮りたいと思っていました。
正直なところ、もっとたくさんの人が来ているのかなと思っていましたが、1Rということもあり、人を押しのけなければ前に進めないほどではありませんでした。しかし、常連(1Rから来ているのだから相当な馬券師)さんが言うには、いつもよりかなり多めだそうです。
テレビではホワイトベッセル初出走の時の厩務員さんのコメントで「次も何かします」ということだったので、期待していました。今回は馬の番号である”5”を背番号にされていました。なかなかの凝り様で、面白かったです。前日の馬番発表から当日までに大急ぎで作ったさまが浮かびます。
厩務員さんも真っ白
見事に白に馬体
当日は産経大阪杯でした。
勝負服はおなじみ金子真人ホールディングス
川田騎手と上の写真の黒服の厩務員?さんがパドック入りした時に、1番人気に支持されている電光掲示板を見て指差して笑っているのがわかりました(最終オッズでは2番人気)。確かに私も人気先行だなぁとは感じていました。他にもキャリアを積んでいる馬もいましたし。
馬がパドックからいなくなるとレース開始15分前です。いそいでマークカード5枚を塗り始めます。単勝馬券が5枚欲しかったのでわざわざ5枚塗りました。なぜ5枚かというと自分の保存用と、将来この馬が大人気になって初勝利馬券が高騰するのを期待(邪念ですみません)しているからです。しかし必ず勝つ補償もなく、負ければただの紙くずです。ちなみに3冠のかかったメイショウサムソンの菊花賞は5枚同様に購入しましたが、紙くずとなりました。
紙くずになる可能性もかなりありましたが、ディープインパクトも結局新馬戦の単勝馬券が一番値がついていますし、ここは駄目もとです。
ちなみに私は値打ちがありそうなものとしては、ディープインパクトの3冠達成当日の京都競馬場の単勝馬券とフサイチホウオーの新馬戦、あとマヤノトップガンの有馬記念などを持っています。あと愛馬(シチー軍団)の単勝馬券は基本的に買って取って置く事にしています。今となっては菊花賞3着の愛馬オペラシチーの京都競馬場で購入した単勝馬券が貴重ですかね。
なんか渡船屋の写真みたい・・・
拡大
レースは4角で勝ちを確信しました(武邦彦調教師のようだな・・・)。そのときの激アツぶりは競馬場かパチンコ店でしか味わえないものです。あとは勝つであろうホワイトベッセルを写すべくカメラを構えましたが、安物のデシカメなので、たいした望遠もなく、この有様です。
歴史的瞬間数秒前
未勝利競走の口取り式にもかかわらず、テレビカメラ(関西テレビ・フジネットワーク)が入っていました。
馬はレースの後なので鞍のところが赤くなっていました。
早く愛馬の口取り式に参加したいものです
ただ金子オーナーの姿はなかったです(当たり前か)。当日ピカレスクコートが重賞を制覇し、オーナーにとってもめでたい日となったのではないでしょうか。兄のシロクン(白毛・未勝利にて引退)といい、今回のホワイトベッセルといい、金子オーナーは完全に白毛ブームを狙っていると思われるので、このまま勝ち上がって有名になってくれれば、私の馬券の価値も上がるし頑張ってほしいものです。
馬も見れたし、競馬史上記念すべき瞬間に立ち会えたし、馬券も的中(単勝は結局2番人気で3.3倍でした。この時点で1枚の価値は330円。でももっと騰がりそうな気がする。)したしで素晴らしい1日でした。思い起こせば前回阪神競馬場に来た2006年4月16日はもともと競馬場改修前の最後の日ということで芝の開放行事に来ました。その日は皐月賞で27万馬券を200円的中させた記念すべき日であります(投資額2700円)。私の本拠地はバイクで20分の京都競馬場ですが、電車で1時間半の阪神競馬場はあまり来ないですがいい思い出ばかりです。
この日は10時30分には競馬場を後にし(大阪杯もPOG馬レースドールのレースも見てません)、大阪城公園に桜を見に行きました。まだ3分咲きでしたけどね。
いやぁ競馬は素晴らしい。