キャロットクラブ 2018年度募集馬評価


1口馬主歴15年。過去はGT(JpnT含む)9勝で10億円を稼いだエスポワールシチー(募集価格1200万円)、重賞3勝で獲得賞金が1億円を超えたバウンスシャッセ(募集価格1800万円)など、毎年、安価で3勝できる馬を探し続けている私ほっさんだが、本年度からはその精神は基本崩れることはないものの、長年の仕込み期間が終わり母馬優先権を駆使しオープン馬を目指して行く。

今年からは4勝愛馬フロアクラフトとグランデアモーレの子が募集。どちらも芝で活躍した馬でそのポテンシャルは高い。

この能力の高い母からは同等かそれ以上の子が出ることが予想され否が応でも期待は高まる。

・・・ところがその2頭の子を購入するとそれだけでたった1口ずつでも購入金額は20万円也。おいおい、高すぎるだろッ!!

これじゃあ、予算オーバーで他に一切買えないじゃないかッ!!

しかし、この2頭の子は何が何でも買わなければならぬ。母馬優先権だけでなく最優先枠も必要なら、それも使用を躊躇することはない。


・・・ということで、もう購入馬は決まっちゃっていますが、毎年恒例の募集馬分析をしたいと思います。


来年からはこれにバウンスシャッセの子も入る予定。おいおい、全部で40万円くらいになるんじゃなかろうな。

さらには3勝馬ベルディーヴァの子もいずれはでてくるだろう。

さぁ、ほっさん大国元年の始まりだッ!!

結局フロアクラフトの17とグランデアモーレの17の元愛馬2頭の子を購入することはかなり前から決まっていたが、2頭でななんと20万円の出費とふっかけられこれ以上は買えない事態に(涙)。

更に共に母馬優先権で確勝と思っていたら私の票読みでは共に最優先枠+母馬優先権でないと抽選対象。

オイオイ、母馬優先権一般だけでは確実に獲れないとは・・・。
確率論でより抽選の厳しいフロアクラフトの17に最優先枠を使用。

13日発表の抽選対象馬発表にて最優先枠+母馬優先権使用のフロアクラフトの17は確定。

母馬優先権一般のみのグランデアモーレの17は抽選対象。

結局なんとかグランデアモーレの17の抽選に突破し購入確定!!

共に申込み者の多い人気馬で活躍に期待している。

(2018年9月19日更新)

2018年9月5日立ち上げ

●今年も懲りずに独断と偏見の募集馬評価を立ち上げます(毎年タイトル同じ 笑)

 友駿ホースクラブ会員だった私が社台ブランドや新たな厩舎との出会いを求めてキャロットクラブに入会したのが2006年。過去の購入馬と勝ち上がりは次の通りです。太字が勝ち上がり

2005年産

シャンスイ 既走馬相手のデビュー戦快勝も1勝止まり 繁殖入り


2006年産

ペルシステンテ 未勝利
クリンゲルベルガー 新馬勝ち 2勝 繁殖入り


2007年産

ローザグランデ 未勝利
プルミエダンスール 未勝利(クラブ初のイチオシ特選馬!! これは騙された。ちゃんと自分の意思で買わなきゃ)
カクタスペア 出走できずに引退 繁殖入り


2008年産

アフロディーテ 新馬勝ち 3歳秋にレース中の事故で予後不良
エイコーンキッド 未勝利
フェーラシュヴァル 未勝利
バノックバーン 未勝利
アルマニャック 未勝利


2009年産

プリュム 新馬戦2着 3勝
マデイラ 新馬勝ち 4勝 
現役
フランベルジェ 新馬戦1番人気6着 3戦目に勝ち上がり
ハルシュタット 新馬戦3着 3戦目に勝ち上がり

リバイヴエンブレム 未勝利


2010年産

グランデアモーレ 新馬勝ち 4勝 繁殖入り
フロアクラフト 新馬戦2着 6戦目で勝ち上がり オークスGT 5着 4勝 繁殖入り



2011年産

バウンスシャッセ 新馬勝ち フラワーカップGV、中山牝馬S GV、愛知杯GV優勝 オークスGT 3着 4勝 繁殖入り
ジェットブラック 未勝利
ラフェドフルール 未勝利


2012年産

アモーレエテルノ 未勝利引退 最高位2着
グリューヴァイン 4戦目で勝ち上がり 3勝
サンフレイム 4戦目で勝ち上がり
ベルディーヴァ 4戦目で勝ち上がり 3勝


2013年産

レンベルガー 未勝利引退 最高位2着
グルーヴィタイム 未勝利引退 最高位2着


2014年産

マルムーティエ 未勝利引退 新馬戦3着
フリーダムベル 未出走引退
キアナ 未出走引退


2015年産

アランブレラ 新馬戦2着 現役
エンジェルウィング 4戦目で勝ち上がり 現役
トゥンバドーラ 最高位3着 現役


2016年産

ファナテック 未出走



 ということで、2006年にキャロットクラブ入会後、2008年産までは下手な買い方で勝ち上がり率は低かったですが、理論が確立した2009年産からは勝ち上がり率は高く、オープン馬2頭、1600万クラス2頭を擁するなど順調です。

 走らなかった時期の言い訳をしますと、ローザグランデとペルシステンテは正直自信がありましたから、完全に私の責任。プルミエダンスールとフェーラシュヴァルは完全にクラブに騙された馬です。特選イチオシ2歳馬とか・・・。なので購入当時から半信半疑でした(ちゃんと当サイトでもそう書いています)。

 カクタスペアは骨折でデビューできずに引退。しかしその子ヴィータアレグリアは地方重賞のマリーンカップJpnVに優勝!!このことからもカクタスペアは相当能力を秘めていたと思われます。エイコーンキッド、バノックバーン、アルマニャックはこの世代7頭応募もなぜかこくごとく落選(イグアスやカルドブレッサなどに応募)し、仕方なく第二次募集で購入したパターンで、残り物に福はありませんでした。今から思えば無理に購入する必要はありませんでした。馬券で大勝したこともあり、お金の使い方がまずかったと猛省しております。

 そんな失敗経験から、2009年産からは超慎重に検討。そして測尺や近況(育成状況)も重視するようになりました。そこからは愛馬のデビューも全体的に早くなり、順調ですね。

 ただし、ここ3年は勝ち上がり率が低くまた低迷しております。ただ、言い訳をするならば2頭はデビューすらできず、残り3頭は未勝利戦2着と上位の成績でしたし、もう2頭も3着まで来てくれていますから決してさっぱりな馬ではありませんでした。


 昨年の今頃は愛馬フロアクラフトとグランデアモーレの産駒が2017年に募集されるものだと思い込んでおり結局購入は1頭のみに。

 今年からはフロアクラフト(4勝)、グランデアモーレ(4勝)、バウンスシャッセ(重賞3勝を含む5勝)、ベルディーヴァ(1000万特別を含む3勝)、グリューヴァイン(3勝)と5頭の愛馬の母馬優先権を持っていますからそれらばかりを購入していく予定です。母と同等か或いはそれ以上の成績となれば自ずと私の目標である2、3勝には到達してくれます。


 毎年もいろんな方々とあれがいい、これはダメだなどと楽しい議論をさせていただきました。結果も大切ですが、そういった議論は非常に楽しく、そして勉強になり、毎年この9月は楽しみでなりません。

 今年もご一緒に楽しい議論をいたしましょう。(議論は掲示板の方でお願いします)

●募集要項はほぼ前年と同じです

 6年前から最優先希望馬枠という制度を取り入れているキャロットクラブですが、基本的に本年も制度は同じです。

 ただ、会員数の大幅増で欲しい馬がさっぱり買えなくなってしまったこともあり、昨年からは1頭につき5口までと制限がつけられました。

 私個人はそれだと確実に欲しい馬が1頭しか買えないということになりかねないので、以前から将来母馬優先権でやっていけるように走りそうな牝馬を購入しておりました。故障で予後不良となってしまった愛馬アフロディーテがいれば妹はダービー馬を出しましたから更に無敵のラインナップになっていたのでしょうが、タラレバを言っても仕方ありません。リッチダンサー姉妹でクラシックを席巻するつもりです。

●私の馬選びの基本(2018年9月5日現在の私論)

1.小柄な馬は買いません

 私は1口馬主生活15年とそろそろ1口馬主界でも中堅の域に入ってきたかな?と言う私ですが、競馬歴だけは長く、カツラギエースが逃げ切ったジャパンカップはテレビ中継に釘付けで見ていました。その長年の貴重な経験から、馬体重が430キロ程度以下の小柄な馬は危険だという判断になりました。

 例えば、馬体重が3歳の出走時に400キロ程度しかなかった愛馬ミッシェルシチーや420キロ程度だったチャーミングシチーは強い追い切りをかけることができませんでした。

 これは、強い追い切りをかけると飼い葉が細くなり馬体減りを起こしてしまうからで、私はある程度調教で馬の能力を上げたり、調子を上げたり、悪癖を矯正することが出来ると考えている人間ですので(そうではないという意見もありますが)、しっかりと調教を積めないということは馬の能力を開花させることができない重要なポイントだと思っています。また、能力以上のものも出すことができないでしょう。

 また、輸送に弱く、輸送によって激しい馬体減りを発したり、疲労が出てしまったりで福島や小倉といったローカルで力を出せない場合が多くありました。

 馬によっては、1度レースを使ったら、通常は叩き2走目の方が良いと言われているにもかかわらず、馬体減りや疲労で放牧を余儀なくされて、毎度毎度短期休養明けになったりとかなり痛い目を見ています。


 私の愛馬で活躍していたGT9勝のエスポワールシチーは馬体重480キロ程度、重賞3勝のバウンスシャッセは500キロちょっと、その他準オープンクラスまで昇進したステップシチーやフロアクラフトも490キロ程度と馬格がありました。

 そんなことから、私は出走時に馬体重が430キロ程度以下になりそうな馬はほぼ確実に買いません。


 ただ、グランプリ連覇のドリームジャーニー(424キロ程度)やGU勝ちのマイネレーツェル(400キロ程度)のように小柄でも走っている馬もたくさんいます。もちろん3冠馬のディープインパクトも小柄でしたよね。あくまでも私の私見です。

 更に私の理論を重ねるなら、馬格がなくても2歳の間は活躍出来ると思います。そういう馬は仕上がりが早いですから、まだまだ未完成の大きな馬と比べると、比較的早くデビューできますし、未完成な普通サイズ以上の馬とは2歳時は勝負になるでしょう。

 しかし、3歳になり成長の止まってしまっている小柄な馬の多くは、成長して本格化を迎える普通サイズ以上の馬には歯が立たないことが多く、レースを重ねるごとに着を下げてしまう場合も少なくないと思っています。残念ながら愛馬ではクリンゲルベルガーやその子レンベルガーがこれにピタリと当てはまりました。そんなこんなで小柄過ぎる馬は買いません。

 出生が5月6月と遅く、キ甲も抜けてなく、胴高であったり、これからの成長がまだ見込める馬は選択するかも知れません。

2.馬体が大き過ぎると評価を落とします

 小柄な馬は基本買いませんが、大き過ぎる馬は評価をかなり落とします。

 何よりも脚元に掛かる負担が半端ありません。競走馬はあれだけの細い脚で400、500キロの馬体を支えているわけで、馬体重がありすぎると脚元に負荷がかかりやすく故障や疲労の原因となってしまいます。また仕上がりが遅く、大トビで瞬発力や器用さに欠ける馬が多いと感じます。私の愛馬で大柄な馬は共に500キロを超えるアイオロスシチーもアルマニャックも大トビで器用さに欠けていました。また脚元への負担が大きいことから、故障を発生してしまいました。ただ、逆に瞬発力に欠けても長く良い脚が使える馬もおり、それは評価できます。

 また、これもそれぞれ500キロを超えるオバマシチーやフローラシチー、グレイスシチーなどは大き過ぎる馬体を脚元が支えることができずに、常に脚部不安に悩まされ、ろくに調教ができませんでした。


 ですから、小柄過ぎる馬よりは活躍馬も多いですし、使い込めるなどの利点もあるので絶対に買わないとは言いませんが、それでも愛馬を選ぶ上では評価を下げることになります。


 しかし、そう思って馬体重だけがネックだったマズルファイヤーが活躍したりという失敗もあります。あくまでも私は確率論です。

3 馬体を重視します

 私が馬体の勉強を始めたのは12年ほど前の話で、素人ですし、気にする部分はワンパターンです。しかし、勉強し始めの頃、いい馬体だなぁと思って購入したステップシチー(募集総額1400万円)が特別戦3勝を含む4勝で準オープン(重賞でも5着)、そして翌年これも馬体重視で購入したエスポワールシチー(募集総額1200万円)がGT9勝に獲得賞金が10億円を超えてと大活躍したことから、失敗しても後悔しないように自分の相馬を信じて購入しています。最近ではマデイラ(4勝)やバウンスシャッセ(重賞3勝含む5勝)も馬体が良く見えて購入した馬です。

 馬体が素晴らしいなぁと思ったダブルダンスシチーが僅か2勝だったり、ペルシステンテやローザグランデが未勝利に終わり失敗も多々あります。馬体は良くても気性が煩かったり、他馬に怯んだりとそこまでは私も馬をカタログや動画で見てもわかりません。

 本当に相馬の素晴らしい方は歩様や脚回り、トモや飛節の角度などからその馬の欠陥を言い当てられますが、私はそこまではわかりません。教えていただいては勉強している身です。

 ただ、ペルシステンテもローザグランデも未勝利で引退しましたが、自分の相馬で購入した馬で後悔はありません。

 これからも何度も失敗するでしょうが、やはり自分の走ると思っている馬体、好きな馬体の馬を優先する姿勢に変わりはありません。


 そう思っていながら購入時に繋ぎが高いと危険性を認識していたラフェドフルールを、短距離実績の豊富な西園正都先生だからなんとかしてくれるだろうと思い込み購入してまともに追えずにさっぱりでした。失敗しましたが、やはり繋ぎの角度の重要性を再認識した事例でした。繋ぎに関しては適度な長さで45度くらいのクッションのある芝向きの繋ぎの馬が大好きです。故障のリスクも少ないと思いますし。これも私見ですよ。


 ただ、私はあのハープスターの馬体がいいと思えなかった人です。オークスで見た時も凄い馬体だとは思えませんでした。あれだけの名馬を募集前にさっぱり見分けることが出来ませんでした。まだまだそんなレベルです。後付けでやはりあの馬が良く見えたというつもりはありません。逆にその世代で良い馬体だと思ったジェットブラックが掲示板にも載れずに未勝利引退です。それでも今まで自分の信念で良い馬を見つけてきたので、このスタンスを変えるつもりもありません。当募集馬評価はあくまでも私見ですのでお間違いなく。

4 母が高齢の馬は買いません

 15年間の1口馬主生活の中で、たくさんの馬に巡り合い、またいろんなブログや書物を読みあさりましたが、母が高齢(14歳以上)になってしまうと、やはりかなり産駒の質は低下すると思います。

 これは生物であればほとんどどれにも当てはまることかと思いますが、やはり若くて(10歳以下)活力のある母から素晴らしい産駒が出ることが多いと思います。

 馬はその年齢を3、4倍すると大体の人間の年齢と同じと言われていますが、例えば私の愛馬でもっとも活躍したエスポワールシチーは母エミネントシチーの7歳の時の仔(人間に換算すると24歳前後)です。いくら母がGTウィナーを輩出したと言っても、年齢が高ければ、仔出しが悪くなることは否めず、基本買いません。デビューが遅くなったり小さく出たりもします。

 もちろんこれは確率論で例外もたくさんありますが、私の中でも10歳までが繁殖牝馬として一番質の高い仔を生みだす可能性が多い時期で、以下年齢を重ねるごとに確率は減り、14歳を超えるとかなり厳しいという多くの方の考え方に同調します。

 私も自分の愛馬で失敗経験(種牡馬アグネスカミカゼを輩出したダイナチャイナの22歳の時の仔で愛馬シャンスイは1勝で頭打ち、上記重賞ウィナーを3頭も輩出した名牝ローザネイの19歳の時の仔で愛馬ローザグランデは未勝利で引退)があり、ここは重要なポイントです。

5 母の競走成績と仔出しを重視します

 母の競走成績と産駒の成績は必ずリンクするものではありません。それはわかっているのですが、やはり私は母が3勝以上している馬に魅力を感じます。これはエスポワールシチーの母も3勝馬でしたし、やはり母もある程度走っていた馬の方が、いい産駒を出す確率が高いと考えるからです。

 愛馬だったグランデアモーレはまさにそのタイプです。母ヒカルアモーレは2勝馬でしたが、GUのフィリーズレビューで4着、オープンの忘れな草賞で3着と価値としては3勝以上の馬だったと思います。しかし、実績としては2勝馬なので募集価格は1口50000円と安く、これは走ると思っていましたら、評判馬のいる新馬戦を見事に優勝。続く札幌2歳S GVも後のNHKマイルカップの優勝馬などを抑え込んで6着。そこから4勝を挙げてくれました。

 母が3勝しているというのは、能力がなければできないことですし、能力のない母から素晴らしい競走馬が出るかというと確率は低いと思います。

 フロアクラフトは母リッチダンサーの仔出しの良さで購入しました。母リッチダンサーの日本での最初の産駒であるホーカーテンペストはとにかく素晴らしい馬体でデビュー前から評判の高かった馬でした。今は7勝(障害戦を含む)を挙げていますが、最初は評判ほど活躍ができず、クラシックに乗れなかったことなどから、翌年の産駒からは価格が下落しました。しかし、私から言うと、それは歯車が合わなかっただけで、実際ホーカーテンペストの馬体は素晴らしいものでしたし、次のフロアクラフトも素晴らしい馬体でした。フロアクラフト購入時にこれは走るという確信が自分の中ではありましたね。結果、フロアクラフトはオープン特別のスイートピーSも2着、権利を得て出走したオークス GTも5着とキャロ世代唯一のオークス出走馬となってくれました。そして4勝を挙げ無事6歳3月の引退期限で繁殖入りをしてくれています。続く妹のバウンスシャッセもまだ姉が勝ち上がっていない時に募集された馬であり、価格は姉同様の1口45000円に据え置き。私は抜群の馬体から、これも購入。新馬戦を1番人気に応えて優勝し後、フラワーカップGVも制覇。そしてオークスGTでは僅差の3着と姉妹で2年連続のオークス出走、しかも掲示板に載る好成績です。その後重賞を計3つも勝ってくれました。

 古くはパシフィカスなどもそうでしたが、やはり仔出しの良い母がまたある程度走れる子を出す可能性は高いですよね。

 ですから、私は仔出しの良い母の馬を続けて買ったりすることは良くあります。アデレードシチー、リッチダンサー、ヒカルアモーレ、ハルーワソング、マルティンスタークなど2世代買いました。

6 近況を重視します

 早期にデビューできる馬かどうかは重要だと考えます。友駿ホースクラブ時代は育成環境が悪く、愛馬のデビューはことごとく3歳で、これでは、さぁ、競馬に慣れてよくなって来たと思った頃に未勝利戦が終了して引退。そもそも早期にデビューが出来ない馬は、なんらか不安があるか能力の足らない馬が多いものです。

 脚元に不安があり、なかなか育成が先に進めない馬は当然強く追えなかったりしますから競走成績も下がります。育成が早いということはそういった脚部等の不安が少なく順調に育成できたからに他なりません。

 ”成長を促す”という理由で多くの時間を費やされる馬の多くは言い換えると”現状では競走馬としての能力が足りない”というものが多く、成長して良くなる場合と、成長せずに未勝利戦でも能力が足らない馬とに二分されますが、後者だと目も当てられません。

 2歳ですでに未勝利戦を勝ち負け出来る能力があり、そこから更に成長できる馬が大きいところを目指せる馬で、近況の内容でその辺りのことがなんとなく見えて来ます。

 早い段階である程度成長している或いはトモ高などこれから成長が見込める馬を重視したいと考えております。その為には近況の内容は非常に大切です。


 早期にデビューができるということは、レースに出るだけの能力が早い段階で備わっているということで、そこから更に時を経て上手く成長すれば、2、3勝できる馬になることでしょう。賞金も2歳と3歳では随分と違います(2歳の方が未勝利戦は賞金その他が高いです)。早期デビューができれば、それだけ時間があるわけですから芝でもダートでも距離やコースもいろいろと試せますし、最良の力の発揮出来るコースに巡り合えるかも知れません。遅いデビューの馬は試行錯誤する時間もなくギリギリ6戦を走り、スーパー未勝利戦には出走できないことから引退というパターンもよく見かけます。いろんな意味で2歳でデビュー出来ない馬は損です。

 ですから、私は近況を見て、早い段階に進んでいる馬を優先して買います。以前は馬体は最高に見えたグリントウィークの11を育成の遅さで買いませんでした。実際にかなり遅れてデビューしましたが、勝ち上がれずに未勝利引退となりってしまいました。このように、外れを引かないことも大切だと考えます。

7 基本は安価な2、3勝馬を目指します

 私はクラシックを意識するような高額馬は私自身に見る目もないしお金もないしで買いません。

 買うのはとにかく2、3勝はしてくれそうな馬ばかりです。それが安価な馬ならなおさらです。

 たまたま大成功したステップシチー(4勝)もエスポワールシチー(GT9勝)も最初からそんなに走るとは思っていません。2、3勝くらいはしてくれるだろうと思って購入した馬たちです。実際、募集総額もステップシチーが1400万円、エスポワールシチーに至っては1200万円と超破格値でした。

 ですので、目標は2、3勝してくれる馬。それが未勝利戦と500万、そして降級してもう一度500万の3勝でも全然構いません。そういった馬を探します。

 そしてどうせなら、その中で、確実、或いは安価な馬を探します。

 バウンスシャッセが重賞ウィナーになったのもたまたまです。私の中では2、3勝と思っていましたから。

8 自分で開発したほっさん指数を重視します(最近ここまで手が回りませんm(_ _)m)

 ほっさん指数とは、私が気にする部分、父のアーニングIDX、母の戦績、BMS、生産牧場、馬体、預託予定厩舎、募集金額などを成績・数値に応じて評価・ランク付けし指数化したもので、私はこの数字を重要視します。

 ただ、これも完璧ではなく、母の高齢化や馬体の測尺、そういったものは反映されていません。

 それでも例えば預託厩舎なら、GTや重賞の勝ち数、主戦騎手、勝率、連対率、経験年数など細かい評価からの分析で、毎年年初に最新情報に更新しています。自分でいうのもなんですが、非常に奥深くまで考えて作っており、完璧ではないものの、自信を持っています。

 当然、過去の活躍馬を見ても数値の高い馬が活躍する確率が高く、募集金額によってかなり数値を変動させていることからも、安価で損をしない馬を探すには重宝する指数と思っています。

 事実、指数が高かったバイラオーラ(4勝)やクリンゲルベルガー(2勝)は格安でしたが、獲得賞金が募集総額を上回っています。私は貧乏馬主ですので、高額なGT馬というよりも、安価で2、3勝を上げ回収率の良い馬を探していますので、そういった馬探しにはこの指数は不可欠です。

9 そして皆様の情報や意見を重視します

 いろいろと偉そうに書いていますが、私はそんなに深い知識がある訳ではありません。いろんな方にいろんな情報を教えていただいて参考にしています。

 ですから、この馬は危険だと言われると私もよく見て気をつけますし、この馬が良いと言われると評価は上がります。やはりいろんな人が良いという馬は確かに走りますからね。

 愛馬で言うと、エスポワールシチーやアイオロスシチーがそうでした。デビュー前の評判が良く、これは1勝は確実だなという印象でした。アイオロスシチーは脚の故障などで1勝止まりでしたが、500万クラスは2着や3着の実績があります。

 また、キョウエイマーチの06(トライアンフマーチ)も、やたらと話題になり、当サイトにもキョウエイマーチの06による検索でヒットして来られた方の数がかなり大勢いらっしゃいました。

 このように、走る馬というのは、多かれ少なかれ話題になるものです。どなたかが興味をお持ちであるという馬は、それなりに良いところや魅力があるわけですし、現地でご覧になられた方や関係者からも良いと耳にする馬はやはりそれなりには走ります。

 フェザーレイの08(ラバーフロー)なんかもそうでした。この馬早くも2歳7月初旬に勝ち上がり、小倉2歳Sにも駒を進めました。やはり、噂になる馬は走ります。


 というわけで、いろいろ方のいろいろな情報(良いも悪いも)お聞きしたいですし、当サイトの意見交換コーナーはだれでも書きこめるようになっていますので、良かったら、あなたのご意見をお願いします。(しかし、管理人の気まぐれでお返事はかなり遅いですが・・・汗)


 以下の青字は2009年産募集の時に特集で書いた内容です。今なら結果がわかりますわねぇ。

 今年はシンハリーズの09とクルソラの09、トキオタヒーチの09、ミスティーミスの09、グッドゲームの09などが良く話題になりますね。

 逆に案外なところではディアデラノビアの09、トゥザヴィクトリーの09などは出て来ません。さて、来年どういう結果になっていますか。

●2018年9月5日現在のほっさん募集馬評価

 基本的に私は関西在住ですので、関東の馬というだけで愛馬に会える機会が激減するので、大幅に評価を下げていますのでご了承ください。

11 フロアクラフトの17 母馬優先権にて購入確定

 私が待ちわびた元所有馬フロアクラフトの初子。

 フロアクラフト(父フジキセキ)は母がリッチダンサー。私が早くから馬体の良い子を出すと注目していた母馬。日本で走っている産駒は我が愛馬だったバウンスシャッセ(父ゼンノロブロイ)が重賞3勝。オークスGT3着。ムーンクエイク(父アドマイヤムーン)が重賞1勝を含む6勝。ホーカーテンペスト(父Hawk Wing)が障害戦を含めて8勝。フロアクラフトは1000万特別2勝を含む4勝とほとんどの産駒が大活躍。

 この仔出しの良さは当然その子にも受け継がれていると判断しこのフロアクラフトの子とバウンスシャッセの子の登場を今か今かと心待ちにしていた。

 フロアクラフトは芝1800mの未勝利戦を勝ち上がりオークストライアルのスイートピーSでは6番人気ながら2着と優先権の枠内に入り込みオークスに出走。そこでは18頭中17番人気と低評価だったが、5着と掲示板を確保!!しかも直線あわやというシーンまで。その後500万クラス、1000万クラス(どちらも芝2000m)を連勝。降級後にもう1つ1000万特別を勝ち計4勝。準オープンは勝ちきれなかったがクビ差2着とあと一歩だった。

 2歳と早期から始動できオークス5着とクラシックの夢が見られる血統。1つ下の妹で私の所持馬だったバウンスシャッセも芝1800mのフラワーカップJpnVを勝ちオークスGTは3着。この2枚看板の子でクラシック制覇を夢見たい。まずはその第一楽章がこの馬。

 はっきり言って本馬の募集金額は高すぎる!!

 いくら父が初年度産駒から現2冠馬アーモンドアイを輩出したからと言っても募集価格は2800万円くらいだと思っていた。

 どう考えてもカタログ隣のクルミナルの方が桜花賞GT2着、オークスGT3着と実績は上なのにこちらの方が募集価格が高い(同じ父)。

 ただ、キャロットクラブのこういうときの値付けは大概高い方が走る。不安点が少ないから募集金額の割引がないのであって、この2頭を比較してみると、やはり馬体の差が目立つ。ぱっと見でもフロアクラフトの馬体の方がガッチリしている。ボリューム感もあるし初子とはいえ現時点で馬体重が440キロと私の思う最低水準を超えている。そこに来るとクルミナルの方は華奢で非力に感じ、馬体重も404キロと牝馬にしても小さい。この2頭誕生日はそんなに変わらないわけで、クルミナルもこれから成長する余地はあるがフロアクラフトがここから成長を重ねればかなりの大物になれる可能性がある。


 預託厩舎の手塚厩舎も私の中では馬の能力をきっちりと出してくれる良い印象の厩舎。実績もありキャロットクラブとの相性も良い。

 いつの私なら”割高だ”と一蹴するだろうがよほどの事が無い限り買うと決めていた馬。何よりも母フロアクラフトへの愛着が私は半端ない。宇治川特別以外の3勝は全て現地で見ていたし初めてクラシック(オークス)に私を連れて行ってくれた馬。

 後は最優先枠が必要か否か。

24 ジャッキーテーストの17

 母はサンデーレーシングで募集され元々は角居勝彦厩舎預託の期待馬。しかし、3歳9月までデビューできずに2戦するも勝ち上がれず地方転厩。そこは楽勝で中央に戻ってくると堀宣行厩舎に入り芝の中距離で4勝。1000万クラスでなんとかという馬だった。

 繁殖入りしてからはアロマドゥルセ(父ディープインパクト)、サトノフェアリー(父ディープインパクト)、グレイスフラワー(父ダイワメジャー)と3勝馬は輩出するもののそこまで。今の所、グレイスフラワーが本賞金4700万円で最も稼いだ産駒。アロマドゥルセがまもなくこの数字を超えるものと思われるが募集価格相応の走りで母を超えることは出来ていない。

 本馬は母の16歳の時の産駒。これまでの仔出しからそんな凄まじい大物が出てくるとは考えづらく、やはり目標は1000万クラスの突破か。しかし、堀厩舎の牡馬で募集価格3600万円とくればやはり安く感じる。馬の能力をきっちり出してくれる堀先生のところでどこまで出世できるのか楽しみ。

 馬体は500万クラスならというくらいのもの。特筆すべき点はなく迫力に欠ける。

 本馬の父スクリーンヒーローはこの馬の種付け当時は種付料300万円の馬だったが、モーリスやゴールドアクターと言ったGT馬を出し2018年の種付料は600万円まで高騰した。こういった意味でも適正価格で投資する妙味はある。

50 グランデアモーレの17 母馬優先権にて購入確定

 私が待ちわびた元所有馬グランデアモーレの初子。

 グランデアモーレは母がヒカルアモーレ。ヒカルアモーレの競走成績は新馬戦と500万戦の2勝のみだが、フィリーズレビューJpnUで2着。勝ったアストンマーチャンは後のGT馬で別格としても3着馬からはハナ差。このハナ差がなければ桜花賞に出走していた。またその時負かした馬は後の5勝馬クーヴェルチュールや4勝馬ルミナスハーバーなど蒼々たるメンバー。続くオープンの忘れな草賞も3着だった。

 結局母は2勝馬という評価からその初子グランデアモーレは募集価格が2000万円と非常に安価。しかも超一流の松田博資厩舎ということで最優先枠を使っての購入。新馬勝ち(芝1800m)から500万(ダート1400m)、500万(芝1500m)、1000万特別(芝1400m)の合計4勝を挙げてくれて十分な活躍だった。特に私の望む芝のレースで3勝。その子にも芝での活躍を期待したい。

 また、グランデアモーレの母ヒカルアモーレもグランデアモーレも新馬勝ち。共に早期から活躍し初戦で結果を残していることも優秀。

 そんなグランデアモーレの初子が本馬。牡馬でしかも種付料が500万円(2017年度。2018年度はアーモンドアイの活躍で800万円まで上昇)とは言え募集価格4400万円ははっきり言って高すぎ!! 高くても3600万円と思っていたぞ。

 初子だが馬体重は473キロは2月7日生まれとしてはちょうど良い数字。私の好きな筋量が豊富で背中のラインも良く、クビ差しの角度も素晴らしい。そして飛節の角度も良く芝で活躍出来そう。馬体は素晴らしい。後はこの血統で怖いのは気性だが、それはカタログやDVDではわからない。

 キャロットクラブはやや高いと思われる馬が走る傾向があり、金額に自信があると思われる。ただ昨年早々に募集馬全馬満口になったように売り切る自信もあるので従来よりも全体的に高めの金額に設定されている感は否めない。

 預託予定の藤岡健一厩舎は渡しが思う優良厩舎。成績も残しているし、子息である藤岡佑介騎手、藤岡康太騎手をよく使うが、特に兄の藤岡佑介騎手は私の信頼している騎手で愛馬との相性も抜群。それでいて勝負どころでは外国人騎手に依頼したりして柔軟性もある。


 ずっと買うと公言してきたし、関西でかつ良い厩舎に入ったことだし購入は間違いないが、私の今までに購入したことのない未知の高額馬。いつもの目標2、3勝では元が取れないぞ。

65 サトノジュピターの17

 母は芝の中距離で14戦4勝。オープン特別勝ちがある。ただ重賞では全く出番がなかった。

 父ルーラーシップは2016年の種付料は300万。その後2017年からは400万と評価を上げている。

 この組み合わせで牡馬で募集価格3000万円は実に適正価格。しかも預託厩舎は超一流の池江泰寿厩舎。この価格ではなかなかこの厩舎の馬を手に入れられないこともあり割安感が一杯。私も池江厩舎の馬は欲しかったので本来なら最優先枠を使ってでも欲しい馬。

 本馬は母の2番目の産駒で母の8歳の時の子。馬体重は423キロと3月の5日生まれにしては小柄。金額が抑えられている理由はそこだろう。牡馬としては正直小さい。馬体も胸前の筋量は認めるが全体的に華奢な感じは否めない。繋ぎも短く割り引き。

 ・・・とはいえ総じて魅力のあるポイントが多く人気になることも窺える。今年のキャロは母馬優先のある馬の価格をつり上げ、サトノジュピターの17のように母馬優先権のない馬は適正価格で出して来ている印象。クラシックまでとは思えないが、私の好きな2、3勝はしてくれても良さそう。

 ・・・とはいえ、最近、超一流厩舎に預託されるキャロットクラブの安価と思える馬は他の高額馬との抱き合わせで預託されているのはミエミエでその競走成績は芳しくない。石坂厩舎のティティンの15(ダージリンクーラー 気性悪く去勢されるも未勝利引退 募集価格1600万円)や橋田厩舎のケイティーズジェムの15(バレンタイムジェム 未勝利で引退 募集価格1200万円)、角居厩舎のドリーボンズレガシーの10(トリプレッタ デビューできずに引退 募集価格2400万円)など。そこは考慮しなければならない。

●第1次募集の受付状況(クラブ公式HPより)

2018年9月3日17時30分現在

2018年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月3日17時30分現在)。

<母馬優先対象馬>
33番 ディアデラノビアの17 266口 0口 16口 149口
76番 トゥザレジェンドの17 233口 19口 12口 53口

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
44番 シンハリーズの17 210口 159口
65番 サトノジュピターの17 357口 209口
78番 スネガエクスプレスの17 283口 108口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約11%のお申込みをいただいております。

2018年9月4日17時30分現在

2018年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月4日17時30分現在)。

※赤字は今回の集計でランクインした募集馬となります。 

<母馬優先対象馬>
33番 ディアデラノビアの17 357口 10口 25口 182口
60番 アヴェンチュラの17 264口 34口 2口 134口
61番 ディアデラマドレの17 216口 37口 12口 68口
76番 トゥザレジェンドの17 332口 33口 19口 71口

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
05番 アディクティドの17 217口 114口
16番 シーディドアラバイの17 211口 80口
24番 ジャッキーテーストの17 273口 120口
44番 シンハリーズの17 316口 226口
52番 リリサイドの17 227口 142口
58番 アルテリテの17 201口 91口
65番 サトノジュピターの17 533口 306口
72番 ソラコマチの17 246口 90口
78番 スネガエクスプレスの17 473口 234口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約17%のお申込みをいただいております。

2018年9月5日17時30分現在

2018年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月5日17時30分現在)。

※赤字は今回の集計でランクインした募集馬となります。 

<母馬優先対象馬>
07番 ペルレンケッテの17 201口 11口 17口 51口
11番 フロアクラフトの17 263口 56口 20口 82口
12番 クルミナルの17 227口 23口 15口 59口
18番 フェルミオンの17 273口 22口 25口 50口
26番 クロノロジストの17 220口 8口 24口 29口
27番 ラドラーダの17 202口 36口 16口 40口
29番 マルティンスタークの17 203口 4口 18口 16口
33番 ディアデラノビアの17 497口 40口 35口 237口
41番 クリソプレーズの17 201口 23口 1口 57口
46番 ディアマイベイビーの17 200口 11口 21口 61口
49番 シーザリオの17 208口 23口 8口 60口
50番 グランデアモーレの17 224口 49口 29口 56口
60番 アヴェンチュラの17 403口 61口 8口 191口
61番 ディアデラマドレの17 310口 58口 20口 84口
68番 ピュアブリーゼの17 273口 18口 28口 68口
73番 カフヴァールの17 240口 4口 13口 39口
76番 トゥザレジェンドの17 476口 57口 24口 111口
77番 スペクトロライトの17 219口 19口 19口 31口

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
03番 ヒルダズパッションの17 287口 196口
05番 アディクティドの17 291口 144口
06番 ポロンナルワの17 200口 31口
09番 マチカネエンジイロの17 221口 57口
10番 エクレールアンジュの17 208口 21口
13番 リッチダンサーの17 204口 59口
15番 ウィーミスフランンキーの17 231口 27口
16番 シーディドアラバイの17 300口 107口
20番 カメリアローズの17 210口 29口
21番 キューの17 205口 51口
23番 コケレールの17 222口 39口
24番 ジャッキーテーストの17 413口 173口
31番 ヒカルアモーレの17 227口 65口
35番 ゼマティスの17 209口 37口
37番 レインオアシャインの17 203口 28口
44番 シンハリーズの17 451口 302口
48番 ヒストリックスターの17 216口 83口
52番 リリサイドの17 343口 208口
55番 フォンタネリーチェの17 221口 74口
58番 アルテリテの17 281口 127口
65番 サトノジュピターの17 833口 460口
67番 マラコスタムブラダの17 242口 66口
69番 バロネスサッチャーの17 228口 47口
72番 ソラコマチの17 326口 112口
75番 ジュモーの17 225口 64口
78番 スネガエクスプレスの17 630口 288口
80番 ザガールインザットソングの17 266口 41口
81番 タッチミーベイブの17 53口 8口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約29%のお申込みをいただいております。
 発表していただける範囲の最終口数発表が出ましたので確率を計算したいと思います。

 まず、前年比29パーセントという数字ですが、昨年よりも会員増は確実でしかし、長期に渡り残口馬がおらず新規会員にはなれない状態が続いていたので現在を全体の20パーセントの申込みと判断し全ての数字を5倍にして考えます。

 ただし、最優先の順位は加味しておりません。当然×の多い人が取れる確率が高いでしょう。

<母馬優先対象馬>

07番 ペルレンケッテの17 1005口 55口 85口 255口 母馬優先権を使えば最優先枠がなくても確定。最優先枠を使えばほぼ購入確定。一般枠は絶望的。

11番 フロアクラフトの17 1315口 280口 100口 410口 母馬優先権+最優先枠でも抽選か。よって母馬優先権だけでは落選は決定的。最優先枠のみなら50パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

12番 クルミナルの17 1135口 115口 75口 295口 母馬優先権を使えば最優先枠がなくても確定。最優先枠のみで71ハーセント程度の当選確率か。一般枠は非抽選除外。

18番 フェルミオンの17 1365口 110口 125口 250口 母馬優先権+最優先枠なら確定。母馬優先権のみなら落選する確率は低いが抽選。最優先枠のみで80パーセント程度の当選確率。一般枠は絶望的。

26番 クロノロジストの17 1100口 40口 120口 145口 母馬優先権を使えば最優先枠がなくても確定。最優先枠を使えばほぼ購入確定。一般枠で12パーセント程度の当選確率か。

27番 ラドラーダの17 1010口 180口 80口 200口 母馬優先権+最優先枠なら確定。母馬優先権のみなら25パーセント程度の当選確率。最優先枠のみならほぼ当選。一般枠は絶望的。

29番 マルティンスタークの17 1015口 20口 90口 80口 母馬優先権を使えば最優先枠がなくても確定。最優先枠を使えば購入確定。一般枠は25パーセント程度の当選確率。

33番 ディアデラノビアの17 2485口 200口 175口 1185口 母馬優先権+最優先枠ならほぼ確定。母馬優先権のみならほぼ落選。最優先枠のみなら20パーセントに満たない当選確率。一般枠は非抽選除外。

41番 クリソプレーズの17 1005口 115口 5口 285口 母馬優先権を使えば最優先枠がなくても確定。最優先枠を使えばほぼ購入確定。一般枠は絶望的。

46番 ディアマイベイビーの17 1000口 55口 105口 305口 母馬優先権を使えば最優先枠がなくても確定。最優先枠を使えば80パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

49番 シーザリオの17 1040口 115口 40口 300口 母馬優先権を使えば最優先枠がなくても確定。最優先枠を使えば80パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

50番 グランデアモーレの17 1120口 245口 145口 280口 母馬優先権+最優先枠でも抽選か。よって母馬優先権だけなら微妙。最優先枠のみなら70パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

60番 アヴェンチュラの17 2015口 305口 40口 955口 母馬優先権+最優先枠でも抽選か。よって母馬優先権だけでは落選は決定的。最優先枠のみなら20パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

61番 ディアデラマドレの17 1550口 290口 100口 420口 母馬優先権+最優先枠でも抽選か。よって母馬優先権だけでは落選は決定的。最優先枠のみなら40パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

68番 ピュアブリーゼの17 1365口 90口 140口 340口 母馬優先権+最優先枠なら確定。母馬優先権のみなら80パーセント程度の当選確率。最優先枠のみ60パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

73番 カフヴァールの17 1200口 20口 65口 195口 母馬優先権または最優先枠を使えば確定。一般枠は13パーセント程度の当選確率。

76番 トゥザレジェンドの17 2380口 285口 120口 555口 母馬優先権+最優先枠でも抽選か。よって母馬優先権だけでは落選は決定的。最優先枠のみなら30パーセント程度の当選確率。一般枠は非抽選除外。

77番 スペクトロライトの17 1095口 95口 95口 155口 母馬優先権または最優先枠を使えば確定。一般枠は5パーセント程度の当選確率。


<母馬優先非対象馬>

03番 ヒルダズパッションの17 1435口 980口 最優先枠で単純に40パーセント程度の当選確率。×0なら落選か。一般枠は落選決定。

05番 アディクティドの17 1455口 720口 最優先枠で単純に55パーセント程度の当選確率。×0ならかなり厳しい抽選か。一般枠は落選決定。

06番 ポロンナルワの17 1000口 155口 最優先権なら確定。一般枠なら約29パーセントの当選確率。

09番 マチカネエンジイロの17 1105口 285口 最優先権なら確定。一般枠なら約14パーセントの当選確率。

10番 エクレールアンジュの17 1040口 105口 最優先権なら確定。一般枠なら約32パーセントの当選確率。

13番 リッチダンサーの17 1020口 295口 最優先権なら確定。一般枠なら約14パーセントの当選確率。

15番 ウィーミスフランンキーの17 1155口 135口 最優先権なら確定。一般枠なら約26パーセントの当選確率。

16番 シーディドアラバイの17 1500口 535口 最優先枠で単純に75パーセント程度の当選確率。×1以上なら確定か。一般枠は落選決定。

20番 カメリアローズの17 1050口 145口 最優先権なら確定。一般枠なら約28パーセントの当選確率。

21番 キューの17 1025口 255口 最優先権なら確定。一般枠なら約19パーセントの当選確率。

23番 コケレールの17 1110口 195口 最優先権なら確定。一般枠なら約22パーセントの当選確率。

24番 ジャッキーテーストの17 2065口 865口 最優先枠で単純に46パーセント程度の当選確率。×0なら落選濃厚。一般枠は落選決定。

31番 ヒカルアモーレの17 1135口 325口 最優先権なら確定。一般枠なら約9パーセントの当選確率。

35番 ゼマティスの17 1045口 185口 最優先権なら確定。一般枠なら約25パーセントの当選確率。

37番 レインオアシャインの17 1015口 140口 最優先権なら確定。一般枠なら約30パーセントの当選確率。

44番 シンハリーズの17 2255口 1510口 最優先枠で単純に26パーセント程度の当選確率。×1での抽選か。×0なら落選確実。一般枠は落選決定。

48番 ヒストリックスターの17 1080口 415口 最優先権ならほぼ確定。一般枠なら落選濃厚。

52番 リリサイドの17 1715口 1040口 最優先枠で単純に38パーセント程度の当選確率。×0なら落選濃厚。一般枠は落選決定。

55番 フォンタネリーチェの17 1105口 370口 最優先権ならほぼ確定。一般枠なら落選濃厚。

58番 アルテリテの17 1405口 635口 最優先枠で単純に63パーセント程度の当選確率。×1以上なら確定か。一般枠は落選決定。

65番 サトノジュピターの17 4165口 2300口 最優先枠で単純に17パーセント程度の当選確率。×1でも確率の厳しい抽選か。×0以上なら落選濃厚。一般枠は落選決定。

67番 マラコスタムブラダの17 1210口 330口 最優先権なら確定。一般枠なら約8パーセントの当選確率。

69番 バロネスサッチャーの17 1140口 235口 最優先権なら確定。一般枠なら約18パーセントの当選確率。

72番 ソラコマチの17 1630口 560口 最優先枠で単純に71パーセント程度の当選確率。×1以上なら確定か。一般枠は落選決定。

75番 ジュモーの17 1125口 320口 最優先権なら確定。一般枠なら約10パーセントの当選確率。

78番 スネガエクスプレスの17 3150口 1440口 最優先枠で単純に28パーセント程度の当選確率。×1でも確実ではないか。×0以上なら落選濃厚。一般枠は落選決定。

80番 ザガールインザットソングの17 1330口 205口 最優先権なら確定。一般枠なら約17パーセントの当選確率。

81番 タッチミーベイブの17 265口 40口 最優先権なら確定。一般枠なら約27パーセントの当選確率。


●9月7日 申し込み馬 最終確定

 今年はもう会員が増えすぎてついに母馬優先権を持っていたとしても獲りづらい状況になってきました。母馬優先権のない方にとってはあまりにも厳しい選択です。

 そしてあろうことかフロアクラフトの2017もグランデアモーレの2017も金額が高すぎます。重賞ウィナーでない4勝馬。65のサトノジュピターと同じ条件です。しかもサトノは4勝の中にオープン勝ちが含まれています。それで牡馬なのに募集価格が3000万円。これこそ妥当価格でしょう。過去のキャロの募集馬の金額から比較してみてもそのくらいの金額です。

 フロアクラフトは牝馬なのに募集価格3600万円。グランデアモーレに至ってはサトノの2017と同じ牡馬で4400万円です。サトノとは父が確かに違いますが、そこまでの差がある父とは思えません。父の種付料から言っても同様です。私のように母に愛着のある会員が買うことが確実だから金額を盛っているんですよね。この考え方には腹が立ちますよね。普通は逆でしょ。母馬優先権を持っている会員は長年クラブに貢献してきた会員な訳ですから、もっと安価に金額を設定してもバチは当たらないと思います。

 せっかくサービスの良いキャロットクラブ。欲しい馬は買えない、満口は確定だから金額は以上に高いでは何かのきっかけでいずれ会員の流出が雪崩的に発生しても不思議はありません。

 会員数が多いから買えないことは仕方がないとしても不当に募集金額をつり上げるのは大反対ですね。


 ・・・ということでフロアクラフトに2017とグランデアモーレの2017の2頭で20万円もの出資となってしまいこれ以上選択できません。欲しい馬は他にもたくさんいるんですけどね。

 しかもこれ母馬優先権があっても確実に獲れるかどうかがわからないんですからねぇ。


最優先枠使用


11 フロアクラフトの2017(母馬優先権あり)


これでも私の計算では抽選ぽいんですよね。


そして一般枠

50 グランデアモーレの2017(母馬優先権あり)

です。

こちらは私の計算では最優先権がないと母馬優先権があっても非抽選除外っぽいんですよね。そうなったらずっーーーとキャロの文句を言う人になりそうです(汗)。



 ・・・ということで私の一次募集は完了です。

 皆様が1頭でも欲しい馬に出資できることを願っております。

●9月13日発表 第一次募集最終結果

以下に挙げる募集馬は、既存会員の総申込口数が400口(地方入厩予定馬は100口)を超えたため、既存会員内での抽選となり、新規入会者(最優先希望枠、一般出資枠ともに)はご出資いただけません。

【第1次募集最終結果】
<母馬優先対象馬>
A・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

B・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

C・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
11.フロアクラフトの17
50.グランデアモーレの17
76.トゥザレジェンドの17

D・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

E・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
33.ディアデラノビアの17
60.アヴェンチュラの17

F・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
46.ディアマイベイビーの17
61.ディアデラマドレの17
68.ピュアブリーゼの17

G・母馬優先枠内および最優先希望枠内は当選、一般出資枠で抽選
07.ペルレンケッテの17
12.クルミナルの17
17.シーズンズベストの17
18.フェルミオンの17
22.フォルテピアノの17
25.ドルチェリモーネの17
26.クロノロジストの17
27.ラドラーダの17
29.マルティンスタークの17
32.ユールフェストの17
34.サンブルエミューズの17
41.クリソプレーズの17
49.シーザリオの17
53.シシリアンブリーズの17
62.アンレールの17
71.ヴェラブランカの17
73.カフヴァールの17
77.スペクトロライトの17

<母馬優先非対象馬>
A・最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

B・最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
03.ヒルダズパッションの17
44.シンハリーズの17
52.リリサイドの17
65.サトノジュピターの17

C・最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
05.アディクティドの17
24.ジャッキーテーストの17
58.アルテリテの17
67.マラコスタムブラダの17
78.スネガエクスプレスの17

D・最優先希望枠内は当選、一般出資枠内で抽選
06.ポロンナルワの17
09.マチカネエンジイロの17
10.エクレールアンジュの17
13.リッチダンサーの17
14.クルソラの17
15.ウィーミスフランキーの17
16.シーディドアラバイの17
20.カメリアローズの17
21.キューの17
23.コケレールの17
28.イグジビットワンの17
31.ヒカルアモーレの17
35.ゼマティスの17
37.レインオアシャインの17
38.タイトルパートの17
43.シェルズレイの17
48.ヒストリックスターの17
54.パッシフローラの17
55.フォンタネリーチェの17
66.プリンセスカメリアの17
69.バロネスサッチャーの17
72.ソラコマチの17
75.ジュモーの17
79.ピースアンドウォーの17
80.ザガールインザットソングの17
81.タッチミーベイブの17
84.アンソロジーの17

※遅延歴がある場合、この限りではありません。予めご了承ください。

以下に挙げる募集馬は、既存会員では満口とならなかったものの、新規入会者の申込口数を含めると400口(地方入厩予定馬は100口)を超えたため、新規入会者内での抽選となります。

A・既存会員は当選、新規入会者の最優先希望枠内で抽選
57.ピューリティーの17

B・既存会員は当選、新規入会者の一般出資枠内で抽選
40.パシフィックリムの17
 キャロットクラブの第一次募集の抽選対象馬が発表になりました。


 この時点で最優先枠れ母馬優先権で応募した

11 フロアクラフトの17

獲得決定!!

 母馬優先権一般枠で申し込んだ50 グランデアモーレの17抽選ということで、母馬優先権だけでは確実には獲れませんでした。グランデアモーレの17は母馬優先枠だけだとかなり当選確率は低そうです。最優先権使用の方の当選確率の方が母馬一般よりも高いでしょうね。そこに持って来てキャロコンピュータに外様扱いされている私が抽選対象だと結果は火を見るよりも明らかです。




 それにしても重賞勝ち馬でもない元愛馬2頭が母馬優先権使用でも抽選><。

 GT馬アヴェンチュラでも数々の活躍馬を輩出しているディアデラノビアでも重賞3勝馬のディアデラマドレでも母馬優先権さえあれば確実に購入できるのに

ありえんだろッ!!


 そりゃ、フロアクラフトの17とグランデアモーレの17さえ押さえておけば、来年のダービーとオークスに人気の中心で出られることは確実(個人の感想です)。その為に長い時間をかけてコツコツと母馬優先権を育ててきたのに最優先枠が1つしかないわけだから確実に2頭共を手にすることができません。


 それにしてもみんな走る馬のこと、よく分かっているなぁ〜。来年ここにバウンスシャツセの子が入って来たら、これまた最優先枠を使わないと獲れなさそうだし、有給休暇と同じで最優先枠の分割を提唱してみようかなぁ〜(切実)。

●第一次募集結果発表

 14日15時にキャロ公式HPにアクセスすると第一次募集の結果が届いておりました。

そして母馬優先権一般枠で抽選と発表された元グランデアモーレの17。キャロコンピュータとの相性の悪い私ですから、抽選になった瞬間に落選は濃厚でした。それが・・・


なんと!!





ななんと!!





当選しました!!

 ご一緒の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 コンスタントに数を走ってくれたフロアクラフトの違い故障に泣かされ生涯僅か13戦のグランデアモーレでしたが、その中で4勝。勝ったレース以外は掲示板を外し、勝ち負けの極端な馬でした。しかし、芝もダートも走れますしその産駒の馬体も見事なもの。母同様早期から始動できる可能性は高いですし、初子ですが馬格があり頼もしい馬です。

 ルクソールさんの情報ですと、グランデアモーレの17は北海道の見学会ではかなりの人だかりだったとのこと。応募数が実際に多かったことを見てもマイナス要素の少なさが好感されたのではないでしょうか。

 そんなこんなで絶対に欲しかった馬ですからこうして手に入れられたことは嬉しいです。ただ、完全に過去最高金額を超えており2次募集に参加は不可能でこれで打ち止めです。


 しかし、母馬優先権ナシではこの2頭の組み合わせはほぼ獲れないのでやはり母馬優先権は偉大でした。

 2、3年後にはオープン馬が4頭、準オープン馬が1頭になっちゃっているなぁ〜(悶々)。

●当サイトでお世話になっている方々の応募と結果

順番は書いていただいた順番で掲載させていただいております

さんへ〜様 応募

最優先 11 フロアクラフトの17 (母馬優先有、但しバツなし)
 一般 54 パッシフローラの17
    57 ピューリティーの17


73 カフヴァールの17に行く!といっていたのに、覆す結果となりお詫び申し上げます。
だって、だってさ、父タートルボウルで一般が厳しい、っておかしくない?
ひどいよひどいよ〜(泣)

ということで最優先はフロアクラフトの17にしました。
母に出資されていた方は彼女にかなりの思い入れがあるでしょうからね、やたら母馬優先+最優先の割合が多いんですわ。
しかも「これは最優先を使わないと当たらない!」って様子見していた私のような方が多いでしょうから、さらに母+最優先は伸びるでしょう。
さんぺ〜のクジ運だと当選確率は50%かも…
ハズしたら来年はフロアクラフトの18にバツ1を持って突撃じゃぁ! 1口(爆)

パッシフローラの17は中間に名前が出ていませんでしたね。
小さい、っていうのと、よく知らない厩舎だから、ってのが大きいですかね。
ただ、ディープが出ているのか、動きはいいんですよ。また、今年2年目の寺島師ですが、現在20勝で全国リーディング23位!
24位手塚師、25位藤岡師といったベテラン(なんの因果かフロアクラフトの17・グランデアモーレの17コンビ)より勝利数も勝率もいい!
びっくりです。しかも起用するのは日本の若手騎手。エース格は松山くんかな。川又くんや極くん、松若きゅんも多いですね。
厩舎で敬遠されるならシメシメです。この仔は小さいので、リカビトスのようになってくれたらいいですね。
で、出涸らし感の強いピューリティーの17。
なぜ石坂師のもとに来たのか、ですよね。
2020年、ピューリティーの17が3歳になる年、クラシックに向けて切磋琢磨する年。
石坂師は70歳になるので、クラシックラストシーズンになります。
この仔の能力がどうとかではないんですよ。アダムスピークでお世話になった石坂師と「この仔でクラシックに向かいたい!」という感情論です。
馬体的にはクラシックディスタンス向きの中型馬。出走は460sくらいかな。
スピードとかキレでは負けるかもしれませんね。さて、ジリ貧なのか、一発があるのか? B(爆)

さんぺ〜様 結果

11.フロアクラフトの17  〇 (母馬優先+バツなし最優先)
54.パッシフローラの17  〇
57.ピューリティーの17  〇

…バウンスとかハズしてたりすると、こういう票読みだけうまくなります(苦笑)
万が一、フロアクラフトの17をハズしていたりしたら、1.5次候補は大穴 84.アンソロジーの17だったのですが、えぇ? ここが抽選になるのか!
キャロット、なんて恐ろしい子!(爆)

67.マラコスタムブラダの17なんかは欲しかったなぁ。母の仔だしが良さそうなんですよね。
最優先をつかってようやく抽選なので、今回は断念。
マラコスタムブラダの2018 牡(父ハーツクライ)に期待しましょう。
…某Yoshidaみたいに、セレクトセール後、大活躍、だったりして(苦笑)

タテヤマ様 応募

出資申込(最優先希望)
50. グランデアモーレの2017 1口

出資申込(一般出資)
11. フロアクラフトの2017 1口
68. ピュアブリーゼの2017 1口
73. カフヴァールの2017 1口
61. ディアデラマドレの2017 1口
62. アンレールの2017 1口
67. マラコスタムブラダの2017 1口


上記の馬に応募しましたが一般枠では非抽選除外
もしくは厳しい抽選となりそうな馬ばかりなので
無理は承知で応募馬の数を増やしてみました(笑)
アンレールだけは確定っぽい?

最優先馬はディアデラマドレとグランデアモーレで
悩みましたが初志貫徹ということで
2頭の票数次第ではフロアクラフトに変更まで考慮したんですが
今のキャロットはそんなに甘くないですね

タテヤマ様 結果

今年の募集馬は若い母馬を選択基準に重視しました

11.フロアクラフトの17            1口   一括   ×
50.グランデアモーレの17           1口   一括   ○
61.ディアデラマドレの17           1口   一括   ×
62.アンレールの17              1口   一括   ×
67.マラコスタムブラダの17          1口   一括   ×
68.ピュアブリーゼの17            1口   一括   ×
73.カフウ゛ァールの17            1口   一括   ×

フロアクラフト、ディアデラマドレ、
マラコスタムブラダ、ピュアブリーゼは非抽選除外
残る3頭は抽選の結果、最優先を行使したグランデアモーレのみ当選
マドレを最優先行使しなかった時点で
非抽選除外になりそうなのは分かっていたので
エピファネイア産駒を取る為にそして全滅を避ける為に保険で
マドレの隣ページにあったアンレールを指名したんですが
まさかの抽選そしてまさかの落選…
さんぺ〜様が指名を避けたカフヴァールも思わぬ人気で
低確率の抽選だったようなので最優先馬が当選し
全滅を避けれただけでも良しとしなければいけないのでしょう
アンレールはシーザリオの11(ロザリンド)の隣ページだった
ヴァイスハイトの11(ロスヴァイセ)のようによく見えて
入厩予定厩舎も吉田直弘師だったので嫌う人が多く取れると思ってたのになぁ…
いやはやほんとにここ数年のキャロ1次募集の勢いはすごいですね(苦笑)

りょうわ様 応募

ちなみに今年は×2。昨年は5頭も当たってしまったんで、今年は最優先で牡馬と母馬優先のクルミナルの仔の2頭取りを想定。せっかくの×2の権利なので少し思い切ることにします。ディープもしくはキンカメ、母馬次第ではカナロアとハーツも候補に。できれば牡馬で。
しかし、今年はいい馬が揃えど、×2を使うような目玉商品がいないなあってのが正直な感想。キャロット至宝の母馬たちも、ラドラーダはダメジャーだし、シンハリーズは小さいし、シーザリオは牝だし、クリソプレーズは足元見た価格だし、怪獣チックなアヴェンチュラは脚下が不安だし…。
厩舎も相変わらずのキムテツに斉藤さん。堀先生に預ける馬も昨年とは比較にもならない微妙な馬たち。

普通の年なら最優先はアディクティド辺りに落ち着くんですが、×2ってのは人を惑わせます。×1でも取れる馬に行くのは何かもったいない気がするんです。
てなわけで、最優先は×1抽選の高い馬からチョイスすることに。
当初はアヴェンチュラに行く予定だったんですが、やはりあの脚下に藤原先生と来れば使ってもらえないのではとの疑念が沸々と…。結局、ツアーに行った人の鈍牛がいたとの一報でやめました(笑)
シンハリーズは即尺が出るまでは第一候補だったんですが、やはり小さい…。
ヒルダズパッションは品があってしかも藤沢先生。この馬で行くと一時は決めたんですが、やはり全兄たちの煮え切らない走りが頭をかすめ…。

で、悩んだ結論は
最優先
49シーザリオ
一般
12クルミナル
84アンソロジー となりました。

キンカメ牝馬にあまり活躍馬がいないこと、シーザリオの牝仔に活躍馬がいないこと(全姉のシーリアはまだわかりませんが)は確かにネックなんですが、シーザリオ15歳の時の仔。ここで取らないとシーザリオの仔にはもう出資する機会はないだろうなあってのが一番決め手になりました。
クルミナルは母馬優先の義務ということで。尺だけ見ると買う要素は全くないんですが、母と同じ成長力にかけてみることにします。
意外なところでアンソロジー。初めての地方馬出資です。ポップロック等を輩出した母方にスマートファルコン。そこに期待します。地方馬はもうこりごりという人も多いんですが、一度は経験しておかないと。


牡馬が欲しかったのに結局牝馬ばかりになりました。クルミナルがひょっとしたら抽選になるかもしれませんが、おそらく3頭とも取れるのではないかと思ってます。

りょうわ様 結果

アンソロジーがまさかの一般抽選ということでどうかなと思ってましたが無事に出資確定となりました。


最優先:シーザリオ17
母馬優先一般:クルミナル17
一般:アンソロジー17

今年は×2抽選が起こらないように価格であるとか厩舎であるとか上手に割り振ったな、キャロットの策略はお見事という感想しかありません。来年はレイデオロの全弟が目玉でしょうかね。×2を持っててもその年に目玉がいないと悲しいもんです(笑)

ルクソール様 応募

最優先
候補はフロアクラフト17、グランデアモーレ17、ディアデラマドレ17、アルテリテ17でした
ツアーレポートで書いたように例年ならハーツクライ産駒で母馬優先権対象外のアルテリテ17に最優先だったと思いますがルヴォワールやステイアライヴ17との類似点が多く、ココロノアイバ枠で確定
ディアデラマドレ17は思ったより良く見えなかったのとそれでもこの馬の人気が高そうということで撤退
残ったフロアクラフト17とグランデアモーレ17のどちらかで最後まで迷いました。少しでも撮れる確率が高そうなのはグランデアモーレ17だと思いますが、同じ4勝馬でもフロアクラフトと違い勝つか負けるかの両極端な成績だったこと、どっちだと言われればフロアクラフト17の方がよく見えること、私の評価では今のところ手塚>健ちゃんであること…等々比較考慮して
フロアクラフト17としました。
母馬優先権で半分、残り半分を×なし最優先でも抽選かかるかというところですが…落ちたら落ちたで来年×持って全妹に行けるという計算でもあります。

一般枠2頭
上記フロアクラフト17が非抽選除外の可能性があることからもう1頭カナロア産駒に行きました。
グラアモ17は一般枠で取れるほど甘くないだろう、残り関西3頭は厩舎or血統でNG、老眼サファイヤ17は牡馬で体が小さい、エンジイロ17はやはり立ちつなぎが気になる…ということで
エクレールアンジュ17としました。

あと1頭はエピファネイア産駒、
ディアデラマドレ17やアヴェンチュラ17は一般枠で取れるほど甘くないだろう、アンレール17は血統NGで関東3頭のどれかに。
シーディドアラバイ17は厩舎で嫌われるかと思ったのですが予想外の人気、残るシーズンズベスト17かフェルミオン17かですが…一般では厳しいかもしれませんがやはり自分が〇つけたほうに行こうと
フェルミオン17にしました。

悪くてもエクレールアンジュ17くらいは抽選にかかると思ってるのですが最悪非抽選・非当選問わず1頭も取れないという可能性もあると思ってます。なので結果を見て1.5次とか東サラ追加に行こうと思ってます。

ルクソール様 結果

10.エクレールアンジュの17          1口   一括   ○
11.フロアクラフトの17            1口   一括   ×
18.フェルミオンの17             1口   一括   ×

和尚様 応募

本年度もキャロット大抽選会の時期がやってきました。
×なし母馬優先なしの私はカタログで良いと思い、欲しい馬に普通に投票です。
社台、社台オーナーズで2頭確保できていますので
全滅でも良しです。
以下申込み馬です。

==========================================================
出資申込(最優先希望)
52. リリサイドの2017

==========================================================
出資申込(一般出資)
03. ヒルダズパッションの2017
50. グランデアモーレの2017
74. カラベルラティーナの2017
76. トゥザレジェンドの2017
11. フロアクラフトの2017

管理人様の票読みでは当選の可能性はカラベルラティーナのみでしょうか。
リリサイドは取れたら儲けものでしょうがまず×なしでは無理でしょう。
全滅したら東サラのキズナ産駒かヴィクトワールピサ産駒にいこうかな。
2頭ともゆるゆるですが宝くじ気分で買おうと思います

和尚様 結果

予想通りと申しますか見事に玉砕いたしました。

 3.ヒルダズパッションの17×
11.フロアクラフトの17  ×
50.グランデアモーレの17 ×
52.リリサイドの17    ×
74.カラベルラティーナの17○
76.トゥザレジェンドの17 ×

1.5次募集が始まっておりますが、行くならディープ産駒かなと思っています。

金太郎様 応募

今年も??無しで応募しました。
今年は、大変厳しい結果になりそうです。
一頭でも、多くし出資出来たらと思います。

最優先馬:58 アルテリテ
動画の動き、そしてカタログを見てこの馬だと思いました。

一般:45 ファッションプレート
募集時の、サイズなどは小さいです。
遅生まれなので、これからの伸びしろに応募しました。
そして、毎年出資している松永幹夫厩舎の為。

一般:77 スペクトロライト
ダート馬なのでしょうが、この馬の裏情報をゲットしたので無条件で応募しました。

金太郎様 結果

なんと、バツ無しで、アルテリテが当選しました。
が、しかし1番欲しかったスペクトロライトが、外れてしました。
ノーザン関係者と、調教師のおススメ馬で、是非欲しかったのに。残念です。

45.ファッションプレートの17         1口   一括   ○
58.アルテリテの17              1口   一括   ○
77.スペクトロライトの17           1口   一括   ×

シルクフェイマス様 応募

今年のキャロット申し込み布陣です。

最優先 (×なし)7 ペルレンケッテの17
一般 35 ゼマティスの17
一般 62 アンレールの17

Nashwan様 結果

今年の出資馬が決定しました。シルクは無理と思ってましたが、
東サラでレッドソンブレロ17に一頭入魂したのに落ちたのが
想定外でした。
シルクは、ボシンシェ17、スナッチド17、ヴァルホーリング17
キャロットはアヴェンチュラ17、ローガンサファイア17、
シーズンズベスト17、マルティンスターク17、パシフィックリム17の
計8頭です。
ご一緒の方が居たらよろしくお願いします

ささわ様 結果

第1次募集出資申込結果がきました。ガルヴィハーラ(ポロンナルワの16)が新馬勝ちしてくれたので、ポロンナルワの17にも出資してみました。時間的に違うだろうって?(笑)

 3.ヒルダズパッションの17   ×
 6.ポロンナルワの17     ○
13.リッチダンサーの17     ×
27.ラドラーダの17      ○
41.クリソプレーズの17     ×
52.リリサイドの17       ×
65.サトノジュピターの17    ×

どん様 結果

今年は門前払いが少なかった反面抽選が全て厳しめな印象ですね。それだけ人気が分散した結果なのかと。

最優先:シーディドアラバイ17
母優先:フェルミオン17
一般:シシリアンブリーズ17 ピューリティ17(落選馬は割愛)

エピファ産駒2頭確保です。
抽選対象は3頭で当選はシシリアンブリーズ1頭。最近ではこれはいい方なのかも。

ぶっちゃん様 結果

今年のキャロット募集の結果です。
10 エクレールアンジュの17 ×
18 シーディアラバイの17  ×
23 コケールの17      ×
32 ユールフェストの17   ○
61 ディアデラマドレの17  ○ 最優先×1
67 マラコスタムプラダの17 ×

今年は×1を持っていたので良血馬のディアデラマドレの17に出資できて良かったです。
来年はトータルヒートの18(牝)の募集に応募したいのですが、父がディープインパクトなので高額になりそうです。
種付け料が3,000万なので募集額は5〜6,000万ぐらいになるのでしょうか。
今年の種付け料は4,000万になったそうです。募集額は牡馬なら1億以上でしょうね
今年の3歳馬の勝ち上がり率2/3  3頭に1頭は未勝利(去年その悲哀を味わいました)
また、募集額まで稼ぐ馬は3割程度。
G1勝利を期待してディープ産に出資してもなかなか金の卵はいないものですね。
トータルヒートも他のサンデー系の種牡馬を配合してくれたら出資しやすくなるのですが。

シオン様 結果

シンハリーズ17
カメリアローズ17
今回は一般の抽選が熱かったですね。
7頭申し込みも×だらけになりました。

雲雀様 結果

私は、スネガエクスプレス申し込み・・・
「落選」
さてさて、どうしますかね〜

シルクフェイマス様 結果

キャロット結果
7.ペルレンケッテの17  ○
35.ゼマティスの17   ×
62.アンレールの17   ×

現在4頭体制の所に今年も1頭追加で5頭体制となりました。

tak様 結果

今年の1歳馬に出資は叶いませんでした(T_T)
1次は3頭応募で全落。
26.クロノロジストの17
68.ピュアブリーゼの17
78.スネガエクスプレスの17(最優先)

1.5次も3頭応募で全落。
47.レディシャツィの17
70.イストワールの17
74.カラベルラティーナの17

●1.5次募集について

 最優先枠で当選しましたので1.5次募集には参戦できません。

1.5次募集終了時での応募数

募集馬名 1次募集終了時 1.5次募集終了時 2次募集初日終了時
1 レインデートの17 134口 14口 2次募集初日で満口
ミュージカルロマンスの17 137口 31口 募集停止
ヒルダズパッションの17 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
サミターの17 26口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
アディクティドの17 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ポロンナルワの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ペルレンケッテの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ローガンサファイアの17 6口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
マチカネエンジイロの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
10 エクレールアンジュの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
11 フロアクラフトの17 母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
12 クルミナルの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
13 リッチダンサーの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
14 クルソラの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
15 ウィーミスフランキーの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
16 シーディドアラバイの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
17 シーズンズベストの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
18 フェルミオンの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
19 パラダイスコープの17 2口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
20 カメリアローズの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
21 キューの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
22 フォルテピアノの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
23 コケレールの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
24 ジャッキーテーストの17 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
25 ドルチェリモーネの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
26 クロノロジストの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
27 ラドラーダの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
28 イグジビットワンの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
29 マルティンスタークの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
30 スルーレートの17 23口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
31 ヒカルアモーレの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
32 ユールフェストの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
33 ディアデラノビアの17 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
34 サンブルエミューズの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
35 ゼマティスの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
36 カロンセギュールの17 118口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
37 レインオアシャインの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
38 タイトルパートの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
39 メガクライトの17 116口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
40 パシフィックリムの17 新規入会者の一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
41 クリソプレーズの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
42 レディドーヴィルの17 貴重な多数売れ残り 多数売れ残り
43 シェルズレイの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
44 シンハリーズの17 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
45 ファッションプレートの17 37口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
46 ディアマイベイビーの17 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
47 レディシャツィの17 119口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
48 ヒストリックスターの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
49 シーザリオの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
50 グランデアモーレの17 母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
52 リリサイドの17 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
53 シシリアンブリーズの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
54 パッシフローラの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
55 フォンタネリーチェの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
56 リトルディッパーの17 122口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
57 ピーューリティーの17 新規入会者の最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
58 アルテリテの17 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
59 フェリシアの17 151口以上200口以下 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
60 アヴェンチュラの17 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
61 ディアデラマドレの17 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
62 アンレールの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
63 ストールンハートの17 96口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
64 ディメンティカタの17 88口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
65 サトノジュピターの17 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
66 プリンセスカメリアの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
67 マラコスタムブラダの17 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
68 ピュアブリーゼの17 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
69 バネロスサッチャーの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
70 イストワールの17 61口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
71 ヴェラブランカの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
72 ソラコマチの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
73 カフヴァールの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
74 カラベルラティーナの17 19口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
75 ジュモーの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
76 トゥザレジェンドの17 母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
77 スペクトロライトの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
78 スネガエクスプレスの17 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
79 ピースアンドウォーの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
80 ザガールインザットソングの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
81 タッチミーベイブの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
82 グレイシアブルーの17 36口以上50口以下 35口 2次募集初日で満口
83 インプレショニストの17 貴重な多数売れ残り 多数売れ残り 12口
84 アンソロジーの17 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口

●2次募集について

 もう予算オーバーですから2次募集には一切参加いたしません。そもそももう良い馬は残っていないですしネ。

これ以降は昨年分です。ある程度コピペする為においております。

01 レーヴディマンの16

 レーヴディマンは仏で1勝だったが07年産のBethrah(ベスラー 牝 父Marju)が愛1000ギニーGTを制覇。日本に輸入された。

 日本で走っている母の産駒は初子がジェアンレーヴ(12年産 牡 父Montjeu)。私はこの馬の募集時に

 馬体重も397キロとやたら小柄。馬体もこの血統とは思えないほど迫力不足。筋量も少ないし背中の感じも良くないし、クビ差しの角度も高いし繋ぎも高く感じる。超一流の池江泰寿厩舎で海外遠征でも目指しているのかも知らないが、そんなに強そうに思えない。

 と書いたがその通り 結果は3戦して7着15着16着で未勝利引退でした。下馬評では良いと言っている人、多かったですがね(苦笑)。

 エールデュレーヴ(13年産 牝 父ディープインパクト)には

 高い、小さい。背中のラインも良いと思えないし、繋ぎの高さも気になるぞ。買わない。

 と書いたが新馬戦を見事に優勝。そして4歳8月となるつい先日2勝目を挙げた。ただ、3歳時はオープンでは通用せず、この先どこまで出世出来るかは微妙。逆に500万クラスの脱出に8戦も要しており次で頭打ちになってしまう可能性も少なく無い。

 レーヴルシード(14年産 牝 父ディープインパクト)は

後ろ脚の繋ぎの高さがラフェドフルール級(繋ぎの高さが気になるも買ってやはりダメダメだった)ですねぇ。私はここだけでもう買わないなぁ〜。更にディープインパクトのことは言えやはり小さいと感じます。5月生まれですが馬体を見るとここからそんなに成長するようには感じません。

 とこれまた酷評したが、未勝利3戦全て11着と良いところなく引退。引退時の須貝尚介先生のコメントが「410キロ前後の小柄な馬で、昨年11月の入厩後も心身の幼さが目立つなどデビューまでにもかなりの時間を要してしまいました。」とあるように懸念がそのまま出た模様。

 それぞれの募集価格がクラブ強気の8000万円、5000万円、5000万円だったことを考えるとそれぞれ獲得本賞金が0円、1895万円(2017年9月6日現在)、0円は少なすぎる。


 本馬は母の15歳の時の産駒。この昨今の仔出しからとてもこの募集金額8000万円を回収できるとは思えないがクラブは会員数の増加や昨年の募集馬が全て満口になったことなどから強気。預託厩舎が今までクラブが良血馬を与えてこなかった田村康仁厩舎というのも試行錯誤している証拠だろう。もちろん、田村先生とて、これだけの血統で募集金額の馬を預かるわけで必死に取り組まれるだろうがさてどうか。仕上げの上手な先生だが、馬房の回転が下手で、馬が頭打ちとなると後回しが酷い。

 馬体重は406キロと小さいが4月生まれでまだ成長の見込みはある。見込みはあるがレーヴルシードのように成長がなく苦労する可能性も少なく無い。クビ差しの角度も高いし背中のラインも悪いしでどうもこの金額の馬の馬体じゃない。

 もちろん、ジンジャーパンチのように突然大物を出す可能性も否定できないが、私は厳しいと見る。

02 リッチダンサーの16

 母は英国産の未勝利馬だが、初子のスタッブスアート(05年産 牡 父Hawk Wing)がGTで3着2回と好走。母が日本に持ち込まれてからは我が愛馬のバウンスシャッセ(11年産 牝 父ゼンノロブロイ)が重賞3勝にオークスGT 3着、ホーカーテンペスト(09年産 牡馬 父Hawk Wing)が5勝、愛馬だったフロアクラフト(10年産 牝 父フジキセキ)が4勝にオークスGT 5着と素晴らしい活躍。

 私の愛馬だったバウンスシャッセとフロアクラフトは共に募集総額1800万円。これがそれぞれ獲得本賞金1億4990万円と1億572万円と共に1億超え。大きく儲かったし更には繁殖牝馬として仔出しも期待している。母馬優先権が使え取得がほぼ確実なことは非常に大きい。

 日本での初産駒となったホーカーテンペストはデビュー前から素晴らしい馬体の持ち主と言われ、大注目の1頭だった。実際オープンで活躍し現在5勝。私はその仔出し(馬体の)の素晴らしさに惹かれ迷わず2010年産のフロアクラフトを購入。続くバウンスシャッセも馬体が良く、募集価格も1800万円と安価でしかも憧れていた藤沢和雄厩舎だったことから即断で購入。活躍は上述の通り。


 しかし、それ以降の産駒を私は購入していない。それは母の価値が上がり産駒の募集価格が高すぎると思うからだ。私は夢を見るよりも堅実に1口生活を送りたい。損をしないような馬の取得を心掛けている。フロアクラフトとバウンスシャッセは募集金額的に2、3勝してくれれば十分でそのくらいはしてくれそうだと確信し購入。

 ところがそれ以降の産駒は募集金額的に元が取れそうにない。12年産のメリーモナーク(父キングカメハメハ)は牡馬で募集総額4400万円。13年産のムーンクエイク(父アドマイヤムーン)は牡馬で4000万円。2017年9月6日現在メリーモナークは獲得本賞金2995万円と赤字。ムーンクエイクは同4005万円で4歳にしてトントン。これからプラス圏内に転じて行くことだろう。

 14年産でバウンスシャッセと同配合のグランデセーヌは体が弱く3歳9月にして未勝利。勝ち上がりは厳しい。

 やはり母の高齢化による繁殖能力の低下は避けられず、高騰する募集価格と反比例してリスクが高くなっていると私は思う。


 本馬は父が待ってましたのディープインパクト。はっきり言ってこの配合を待ち望んでいたし、クルソラも母にディープインパクトをつけてクラシックで通用する産駒が登場してきたようにこれまでで最高の成績を残す可能性は高い。

 私も欲しいと思うが、母の16歳の時の産駒とそろそろ母の高齢が気になること、徐々に母の仔出しが以前ほどではなくなっていること、特にグランデセーヌのように体質の弱い馬を輩出するようになったことや牡馬がことごとく去勢されているように気性面でも難しい馬を輩出するようになってきたこと、そして募集金額が高すぎてここまで稼げるのか心配なこと、最優先×1以上で抽選になりそうで×1の権利のない私は参戦しても非抽選除外であることなどから今回も申し込みません。

 私の中ではこの馬よりもフロアクラフトやバウンスシャッセの若い時の産駒の方が活躍する可能性は高いと思うし来年から募集されるそちらを購入して行きたい。もちろん、この馬には母馬優先権がついてくるのでそれ狙いで買うのは非常に有効だと思う。

 馬体はさすがで馬格全体的な造りと欠点が少ない。ただ、フロアクラフトやバウンスシャッセほどの馬体ではない。非力な感じがする。

04 クルソラの16 牡馬ならこの金額設定でわかるが高すぎる

  母は亜国の3歳牝馬チャンピオンという超優秀な馬。

 産駒からは本馬と同配合の12年産クルミナル(牝 父ディープインパクト)が新馬、エルフィンS オープンと連勝し早々にクラシック戦線に名乗りを挙げしかも主役に。本番の桜花賞GTではレッツゴードンキの2着、オークスGTでもミッキークイーンからコンマ2秒差の3着と世代最上級の能力の馬だった。

 残念ながら屈腱炎を発症しそこで引退を余儀なくされてしまったが、やはり他の種牡馬と違いディープインパクトとつければ走るなぁ〜という印象だった。

 当時クルミナルはディープインパクト産駒の牝馬としては安価な募集価格3600万円。馬体も良く私も欲しかったが当時募集馬の中で1番人気で最優先権を使ってもかなり狭い当選確率の抽選だった。キャロットクラブの抽選モノはことごとく外すキャロコンピュータと相性の悪い(こうやって批判めいたことを書いているから意図的?笑)私としては落選を嫌い撤退。結果的にはそれでも良いと思えた馬に行っておけば良かったと後悔もした。

 11年産のピオネロ(牡 父ネオユニヴァース)も馬体が素晴らしくこちらは一般枠でそこそこの確率での抽選だったので応募したが敢えなく落選。現在6勝を挙げ重賞でも2着。獲得本賞金も1億7802万円(2017年9月7日現在 中央のみ)と大きく逃した魚は大きかった。しかしきちんと自分の中では目を付けて応募もしたのだからこればかりは仕方がない。

 元々09年産のクローチェ(牡 父ダイワメジャー)も欲しかったがアドマイヤセラヴィの産駒と最優先枠で両天秤に掛けアドマイヤセラヴィの方へ。結果的に落選したわけだが、アドマイヤセラヴィの産駒は未勝利引退、クローチェは3勝だった。


 このようにずっとクルソラの産駒を追いかけていた私。ついに昨年最優先権×1を行使し15年度産駒アランブレラ(牡 父オルフェーヴル)を獲得。ただ、近況報告やPOG本の内容からはどうも弱そうで・・・(苦笑)。


 16年産の本馬は父がディープインパクトになったことはわかるが募集金額が5600万円とやたら高額に。クルミナルから2000万円も上がりうーーーんという感じ。

 また、デビュー前はやたらと評判の高かった14年産ミッキークルソラ(牝 父ダイワメジャー 2015年セレクトセール5400万円)が12戦して未だに勝ち上がれず。13年産のゴルナーグラート(牡 父エンパイアメーカー)も体質も弱く走りもさっぱりだったし、15年産のアランブレラの評判の良くないことと言いどうも世間的には母の産駒は評価を落とす一方。クルミナルの所属していたキャロットクラブでなければ5600万円の金額はつかないなと言った感じ。はっきりと割高感がある。

 ただ、ディープインパクトと母との配合は間違いなく、厩舎もだれもが憧れる堀宣行厩舎。当然最優先権でも抽選対象。しかし、私的には牡馬で募集価格4000万円だったアランブレラの方がお得感があると思う。

 とはいえ何度もこの先書いているようにクラブが強気の設定をしているときは自信のある場合が多く走る可能性は高い。また適正価格(或いは割安)だと思えたアランブレラは育成時に常にシャドーロールをつけているなど何か問題がある場合が多い。

 13年産の牡馬もクラブで募集価格2000万円で募集され、「やたら安価だが何か不具合でもあるのか? 最優先でも良いと思えるが」と書いて疑問を呈していましたら、第一次募集直前で募集中止。結果的に問題がわかっていて金額を抑えているんですよね。であるならば、強気の金額設定の16年産本馬は走るかも知れない。

 ただ、確率論的にはもう母の14歳の時の産駒だし、全姉のクルミナルほどは走らないだろうと思う。馬体の造りも薄く非力な感じがする。私は昨年クルソラの子を購入したこともあり、もうお腹一杯。

05 ディアデラノビアの16

 母は重賞3勝で文句なしの実績。産駒は母と同じく重賞3勝のディアデラマドレ(10年産、父キングカメハメハ)や重賞1勝のドレッドノータス(13年産、父ハービンジャー)を筆頭に共に5勝を挙げ重賞でも2着のディアデルレイ(11年産、父キングカメハメハ)とサンマルティン(12年産、父ハービンジャー)とまさに屑出ぬ素晴らしさ。

 本馬は母の14歳の時の産駒でそろそろ年齢が気になるところ。しかし、13年産のドレッドノータスが重賞を勝ったり、14年産のバルデス(父ハービンジャー)がすでに3勝目を挙げていることなどから最近の産駒が確実に走っておりさほど心配無いと思われる。

 母とキングカメハメハとの配合は間違いないのだが、本馬は1口17.5万円。募集総額7000万円で、この金額を回収するならば確実にオープンまでいかないといけない。5勝を挙げ重賞2着の2頭を見るとでディアデルレイが獲得本賞金8915万円。サンマルティンが同7382万円。この2頭くらい走ってトントンか預託費用を考慮すればまだ赤字。

 1口は儲け度外視で夢を買うんだという方には絶対お薦めだが、私のように弱小である程度赤字なく行きたいものには買えない価格設定。

 ただ、クラブが強気の価格設定をするように誰もが憧れる堀宣行厩舎所属。抜群の調整力で大活躍されてくれそうな大きな期待が持てる。

 馬体はさすがで繋ぎやクビ差しの角度は素晴らしく、顔つきなどを見てもそりゃ走りそう(笑)。ただ馬体重が407キロと小さく、3月生まれなのでもう少し成長してくれると思うが心配。同じ配合で牝馬のディアデラマドレは出走時に450キロ程度あり、こちらは牡馬ということもあり最低でもそのくらいまでは増えて欲しい。同じ配合で牡馬のディアデルレイは500キロを超えるくらいの馬体重だった。14年産のバルデスは募集時の馬体重が406キロでしかも2月生まれだったことから募集時に同じ懸念をしたが、そこからグングン成長し出走時は486キロ。この成長力で1000万クラスも3歳で卒業した。同じ道を辿ってくれれば問題無いのだが、そこは確証はない。


 そしてもう1つ心配なのが気性面。兄は5頭の内3頭が去勢されているように気性面が難しい。これが出過ぎると大成しない可能性もある。総じて、気性面、母の高齢、馬格のなさとこの価格の割りに心配な点が多い。

07 アディクティドの16 良い馬だ

 母は独産で独で重賞を制している。

 産駒は第2仔のクルーガー(牡 父キングカメハメハ)がマイラーズカップGUを制し重賞ウィナーを輩出。クルーガーは高野厩舎お約束のトレセンでの故障(骨折)さえなければもっと活躍できていた馬だと思う。

 昨年募集された第3仔のアリストライン(牝 父ハーツクライ 募集価格3400万円)は馬体が素晴らしく一般枠でも僅かな抽選に引っ掛かると思い応募したが結果的に最優先枠内での抽選になり落選。

 本馬は第4仔。15年産に続きハーツクライ産駒の牝馬。同じ条件なのにこちらは募集価格3000万円と少し安くなった。その理由としては母型の芦毛の馬体に出たことなどがあるのかも知れないが、正直馬は非常に良く見える。繋ぎの角度なんか私が思う最高のものだし、背中のラインやクビ差しの角度も良い。馬体重も2月生まれで451キロと昨年の募集馬と同じ時期同じ馬体重。

 全体的に走りそうで購入候補と言いたいところだが、今年は関西馬だけで良いのがたくさんいてこれ以上は購入資金がないし、関東でしかも私の疑問視する木村哲也厩舎ということで撤退。一般枠でも抽選になりそうだし後日後悔するかも知れないが応募全馬当選したら借金しないといけなくなるしそれはできない。

08 ヒルダズパッションの16 父が変わるだけで募集金額が半分というのは胡散臭さを感じるが

 母は北米で8勝のGTウィナー。引退後日本に持ち込まれた。

 初子のジークカイザー(牡 父ティープインパクト)はその期待の高さから当時の最高募集価格1億2000万円だった。期待通りデビューから2連勝。しかし深管骨りゅうで長期休養。そこから1000万クラスの脱出に4戦を要する。昇級初戦の準オープンでも2番人気5着と好走。勝ち馬からは僅かコンマ2秒差だった。2017年9月7日現在獲得本賞金は4087万円と募集価格に大きく届かないが、まだ底を見せておらず賞金を積み上げて行くだろう。ただ、相手なりに走るもののオープンや重賞では力不足感は否めず、募集金額の回収は難しそう。

 14年産のハーツクライ産駒の牡馬は2015年セレクトセールで1億152万円で取引されたが競走馬になれなかった。15年産のディープインパクト産駒のヴェルテアシャフト(牡)はまだデビューしていない。ただここまでの近況からは募集金額に見合う強さは感じられず、常に”成長待ち”という言葉が。そして馬体重は500キロを超えるなどディープインパクト産駒の中では異端。

 どうも期待されたほどの産駒が出ていないということで16年産の本馬は安価設定。父がオルフェーブルに変わったとは言え、牡馬で募集価格6000万円。それぞれ1億2000万円だった兄の実に半額。

 母の9歳の時の産駒でまさに一番期待の持てる時期。馬体重は446キロとこの時期には最も適正で心配無し。

 ただ産駒は体質の弱い子ばかりでのこの抑えられた価格設定には疑問を持つ。毛づやが良く見えず、兄同様内臓面が心配。また全体的に華奢で非力な感じ。最もこの母の子はいつもこんな感じだが・・・。背中のラインやクビ差し、飛節の角度は良く関東でなければ金額的にも買いたい馬。特に私は木村哲也先生はこれまでの経験から個人的に好きではないので・・・。これが堀宣行先生のところだったら関東でも買っていたかな。

11 ラドラーダの16 クラシックに無縁そうな配合にこの金額は・・・

 母は4勝馬。まだまだやれそうだったが、母レディブロンドの最後の産駒でかつ私の愛馬だったアフロディーテの急死により、血を残すために急遽繁殖入り。

 産駒は私が毎回募集全馬の中でも1、2を争う好馬体とベタ褒めするほど良い子を出して来た。その結果が初子のティソーナ(13年産 牡 父ダイワメジャー)は3歳オープンを勝ちNHKマイルにも駒を進める活躍。

 2番仔のレイデオロは私は募集馬評価は次のように書いた。

募集金額も一気に2000万円上積みされた。昨年産は適正価格と思えたが、今回は値付けが高い。藤沢和雄厩舎で完売が確実なことからの強気の采配なのだろうが、この金額となると母以上の活躍か、重賞でも勝たないとなかなかペイできず、母の成績からそこまで行けるかとなると微妙。

 馬体は13年産の兄同様良く見せる。母父に馬体詐欺?のシンボリクリスエスが入っているのもあるだろうが重厚感があって繋ぎの角度なども良好。母の8歳の時の産駒で母なりに大物を出すとすれば今回辺り。安ければ買いたい馬。距離は2000m持つかどうか程度に思う。


 結果的にこの馬がダービー馬となりキャロットクラブに栄冠をもたらす訳だが、私は母の活躍した距離と兄ティソーナの走っている距離から正直ダービーの2400mは持たないと思っていた。そしてやたら強気のクラブの価格設定。これは良い馬であることが間違いない場合に多い。

 今回は募集価格が1億4000万円。ダービー馬の下ということでわからないことはないがいくらなんでも高すぎるだろう!!そりゃ、この金額に設定しても確実に満口になるし、クラブとしては高く設定すればするほど儲けがあるわけだからそうするのは常道だが会員に対して冷たい印象。

 しかも父はロードカナロアで自身も短距離馬だったし、産駒も傾向としてやはり短距離での活躍が目立つ。この金額でダービーも皐月賞も目指せないような馬を1億円以上も出して買いますか?という話。

 私?もちろん軍資金がとても足りないから買えないが、買えたとしても買わない。もちろん、馬は素晴らしいですよ。飛節の角度も良いし毛づやも良いし重厚でパワーもあり強そう。悪いところは見当たりません。母の10歳の時の産駒でポテンシャルも最高だろうし・・・。心配なところは馬体重が上限一杯というところ。1月生まれなのでこれ以上そんなに大きくならないと思うが、あまりここから大きくなりすぎると脚元への負担が心配だし、小脚が使えず短距離馬としては不利。

 さすがに応募状況を見ても母馬優先権がなくても最優先×ナシで取れそう。そりゃそうだろうと個人的には思う。

14 コンカランの16 キャノンショットにならないか心配

 母は36戦3勝。3歳7月に11戦目でようやく勝ち上がると続く500万クラスを連勝。更に降級して500万を優勝。1000万クラスでは2着1回、3着3回など上位の成績だったが勝ち上がる事はできずに引退した。勝ち星は全て芝の中距離だった。

 初子で15年産のリュクスポイント(牡 父ダイワメジャー)は2015年セレクトセールで2700万円で落札された。本馬は同じ配合でほぼ同じ金額(2800万円)。まだリュクスポイントがデビューしていないので産駒にどれだけの能力があるのかはわからない。

 本馬は母の第2仔。2月生まれと早い生まれだが馬体重がすでに536キロもあり大きすぎる。ダイワメジャーで大型馬と言えばキャロットクラブで2年前に募集されたキャノンショットがパッと浮かぶ。この馬、募集時は524キロだった馬体重がどんどんと増え、2歳6月には590キロ。なかなか仕上がらずに3歳4月にようやくデビューするも最下位でタイムオーバー。そこから4着、14着と来て現在に至る。大きすぎると脚元に負担がかかるし仕上がるのに時間がかかるしでデメリットが多い。そういう意味でこの馬も期待半分不安半分と言ったところ。

 ならば募集価格の2800万円は少し金額設定が高いと思う。ダイワメジャー産駒らしく筋量は素晴らしいがクビ差しの角度が高く背中のラインもイマイチ。上原博之厩舎も関東の優良厩舎のイメージ。

18 キューの16

 母は北米でGU勝ち。産駒はブレイクランアウト(06年産 牡馬 父Smart Strike)が重賞勝ちして種牡馬入り。しかし、それ以外の産駒ではエネアド(09年産 牡馬 父ディープインパクト)が4勝くらいしか目立つ活躍馬はいない。その4勝とて1000万クラスを2回含み準オープンでは最高4着と勝ち負けできなかった。

 そんなに仔出しが良いとは言えない母の産駒を母が高齢になった今でも引っ張るのはクラブの功労馬ブレイクランアウトの活躍があってのものだろう。

 しかし、近年の母の産駒はさっぱり走っておらず未勝利戦を勝つことすらも難しい状況。本馬はついに母の19歳の時の産駒で募集金額の2000万円を回収すること自体至難の業と思われる。

 それでも募集されるのはクラブ会員からの母への人気があるからだろう。確かに馬格もあり馬体も悪くない。厩舎も戸田博文厩舎と勝率の高いまずまずの厩舎に入れてきた。

 父ジャスタウェイは本年が初年度産駒。ドバイデューティフリー、天皇賞秋、安田記念のGT3勝。その父ハーツクライ。15年度の種付料は350万円。まだ産駒が走っていないので評価は難しいが本年度も種付料が変わっていないところを見ると産駒の評価は悪くないのだろう。

 私は母の高齢、仔出しの悪さ、お得感がないことから購入する気はない。

20 マイティースルーの16

 母は27戦4勝馬。キャロットクラブで募集総額1800万円だった。芝のマイル前後で走っていた。

 産駒は初子で12年産のマイティーハニー(牝 父ハーツクライ)が500万クラスでも能力上位だったが屈腱炎で引退。2番仔のマイティーゴールド(牡 父ゴールドアリュール)は2勝を挙げるも500万クラスで二桁着が多いなど浮沈の差が激しい。3番仔のマイティーキュート(牝 父ダイワメジャー)は屈腱炎を再発し結局デビューできなかった。

 このように産駒は脚元が不安で気性も難しくなかなか大成しない。

 本馬は母の10歳の時の産駒で繁殖黄金期。気になる脚元は飛節の角度が良く、管も枯れており故障の確率は少なそう。馬体重も兄姉のように大きすぎず募集現在で462キロ。キ甲が抜けておりこれ以上そんなに成長しないのではないか。

 父ルーラーシップもまずまずの産駒の成績。これまで母の産駒で獲得賞金が2000万円を超えた馬はおらずこの募集価格を回収出来るか心配だが、これまでで最高傑作の可能性も秘めている。

 買いたい馬ではあるが関西だし決め手がないので私は買いません。

29 ドルチェリモーネの16

 母はオープン勝ち馬で産駒からもオープン勝ち馬を輩出するなど優秀。ただこのオープンはいずれも未勝利勝ち後の2歳及び3歳限定のオープン競走でそこを勝ってからはさっぱりのお互い2勝馬。

 それ以外の産駒は4頭いるが全馬未勝利引退。最も走った産駒の11年産牡馬デリッツァリモーネで獲得本賞金が2650万円であることを考えても本馬の募集金額1600万円は元が取れない可能性が高い。

 本馬は母の15歳の時の産駒。馬格はあるが馬体に特筆すべきところはなく、高いクビ差しの角度、背中のラインなどイマイチで走りそうと思える要素は少ない。ただ昨年の高すぎる価格設定からは800万円もダウン(もっとも種牡馬が違い種付料が400万円安くなってはいるがそれでも更に400万円安い)しているが、これでも決して安くはない。

30 ティフィンの15

 母は20戦1勝。キャロットクラブで1600万円で募集された馬。3歳8月のダート1700mで1勝を挙げるもそこで完全に頭打ち。

 母の産駒は初子で12年産のルフナ(牝 父チチカステナンゴ)が新馬戦で1番人気に支持されるも3着。そこからは成績は下降の一途を辿り未勝利で引退。出走時420キロ前後と懸念されていたように馬格がなかった。

 第2子のキュンメル(牝 父ゴールドアリュール)は全体的に馬格のある馬を出すゴールドアリュール産駒だが、馬体重は423キロとこれまた小さくも馬体は全く迫力を感じないと募集時に書いたが新馬戦ハナ差2着と良い走りを見せるもそこから成長力を欠き6戦して未勝利引退。

 結果的に産駒は優勝まで惜しいところには行くのだが1勝もしていない。いや、仮に勝ち上がっていたとしても500万クラスでは厳しいだろう。


 本馬は4番仔で母の10歳の時の産駒。繁殖黄金期で期待は出来るのだが、そもそも母の能力に疑問だし募集金額の1400万円を稼ごうと思えば2つは勝つ必要があり、そこまでは見えてこない。馬体も華奢で非力に見えて弱々しい。

31 ヴァイスハイトの16 良い子を出す印象

 母はキャロットクラブで1口45000円で募集された馬で2勝。1000万クラスでも能力上位だった。能力的には少なくとも3勝馬とみるべきだろう。

 産駒は初子で11年産のロスヴァイセ(牝 父シンボリクリスエス)が3勝を挙げ獲得本賞金は4155万円。第2子のシェーンハイトはアクシデントで股関節に故障を発症しデビューできずに引退となってしまったが、13年産のフォースリッチ(牡 父ワークフォース)新馬勝ち(500万クラスで頭打ちだが・・・)、14年産のクルークハイト(牝 父クロフネ)も新馬戦2着から3歳春に勝ち上がり、15年産のヴァイザー(牡 父ノヴェリスト)も新馬戦で勝ち上がり続く小倉2歳S GVも不利がなければ2着は確実だった。

 このように産駒5頭中無事に出走に至った馬たちは全馬勝ち上がりと母の仔出しは非常に優秀。16年産の本馬も母の12歳の時の産駒とまだ若く十分に良い馬を出せる範囲内。

 兄ヴァイザーと比べても更に募集価格は高くなり(そりゃ産駒が確実に走っているので当たり前ですが)旨味は少なくなっているものの、これも新馬勝ちを含めて走りそう。

 馬体は少しクビ差しの角度が高いことと背中のラインがイマイチというところもあるが総じて良く見える。馬体重も463キロとしっかりしているし飛節の角度が素晴らしい。そして毛づやも良好。筋量も豊富で欲しい馬。


 ただ、そこそこの金額なことと、関東馬ということで他馬と比べて後回しの存在。でもはしるんだろうなぁ〜。

33 フェルミオンの16

 母はキャロットクラブで募集価格1800万円で募集された馬。芝1200mの新馬戦を勝つも馬格のない馬のパターン、他馬が本格化した3歳春からは出番なし。

 初子である12年産のストレンジウォーク(牡 父メイショウサムソン)はキャロットクラブにて募集価格1400万円で募集された馬。募集当時の馬体重は438キロと牡馬にしては小さめを懸念していたが、2歳時には490キロ前後で走っているように急成長。芝2000mの未勝利戦を圧勝し、続く500万戦でも連勝。4歳になり1000万特別を勝つと準オープンでは4戦連続2着。その後降級して1000万クラスで4勝目を挙げ現在に至る。獲得本賞金は7920万円(2017年9月6日現在)と素晴らしい稼ぎ。

 第2仔で13年産のアップクォーク(牡 父ベーカバド)もキャロットクラブで募集価格1400万円で募集された馬。未勝利、500万、1000万と3勝し準オープンでも2着で現在(2017年9月6日)に至る。こちらも獲得本賞金は4歳夏ですでに4280万円。これからまだまだ加算していくだろう。

 このように母は競走成績ではイマイチだったが抜群の仔出し。さすがに仔出しが良いので今回の16年産は牝馬にもかかわらず上の兄2頭よりも募集価格は高く設定され1800万円。それでも兄たちが稼いだ金額を見るとまだまだ割安感満載。


 ただ、父が産駒の走りが案外なダノンシャンティ。私もこの父の産駒キアナを所持していたので父の産駒には注目していたが良い成績は残せていない。ちなみにキアナは腰フラでデビュー出来ずに引退した。


 14年産のチャームクォーク(牝 父クロフネ)の時は「繋ぎの角度が高くダートしか走れない確率が高い」と書き結果的にダートでの勝ち上がりとなった。本馬も繋ぎの角度が高く故障のリスクとダートが主戦場になる懸念がある。

 また馬体重がいつもの通り415キロと小柄で心配。この母の産駒はストレンジウォークも馬体を良く見せなかったように本馬もそんなに強そうには見えない。それでも走るんですけどね。

 預託厩舎の古賀慎明先生は愛馬を預かっていただいたことがなくお顔となんとなくしか知らないが、丁寧な印象。ピュアブリーゼがこの先生でしたよね。お仲間さんからはNG厩舎っぽい感触ですが・・・(笑)。


 私としては関東馬であること、父ダノンシャンティが心配、415キロの馬体重が小柄で心配なことから購入には走らないが、産駒は今のところ全て勝ち上がっているし母の10歳の時の産駒とポテンシャルも高いことから関西馬なら購入候補という感じ。

34 チアズメッセージの16

 母は5勝馬で重賞2着3回の実績がある馬。産駒からはクリプトグラム(12年産 牡 父キングカメハメハ)が目黒記念GUを制覇。故障がちだが故障がなければGTでも良い走りができるのではないかと思えるほどの能力。また初子プレファシオ(07年産 牡 父クロフネ)もダートの中距離で4勝。3歳時にはオープンの昇竜Sを勝っている。

 クリプトグラムはキャロットクラブで募集され募集価格4000万円。私は募集当時

馬体は私はクビが細く角度が高いのが好きではないが、それ以外はほぼ完璧。筋肉量も豊富。背中のラインも走る馬のもの。皮膚が薄く毛づやも良好。飛節も大きく力強い。感の枯れ具合も素晴らしいし繋ぎの角度、長さともベスト。

と馬体に高い評価を与えつつも

馬体重は5月と遅生まれながら牡馬としては水準以下の412キロと小さい。

ということを嫌って撤退。走られても何の悔いもないと書いていた。07年産のプレファシオ以来に目立った産駒が出なかったことも撤退の一因。

 結果、デビュー時には456キロで出走できるほどに成長し、そこから更に3歳夏にも順調に成長を遂げGUを制覇し故障がなければGTでも好走したいたほどの素晴らしい能力を持った馬になった。

 ただ、この母の産駒は故障が多く、10年産(牡 父キングカメハメハ)、11年産(牡 父キングカメハメハ)はデビューに至っていない。また、08年産(牝 父キングカメハメハ)や13年産(牝 父クロフネ)など未勝利で引退してしまう産駒もおり、仔出しは安定していない。


 16年産の本馬は父がこの母としては初めてとなるヨハネスブルグ(2015年度の種付料200万円)。産駒の仕上がりが早く、2歳戦で活躍出来成績も高く正直私の狙っている種牡馬。金額も募集価格1600万円と重賞ウィナーを輩出した母の子としては抑えられており適正価格。厩舎も若手ながら私の印象は悪くない大和田成厩舎。

 ただ、馬体がダメだなぁ〜。全体的に造りが薄く非力に感じる。クビ差しの角度も高いし背中のラインも良くない。筋量も少なく繋ぎの角度が高いことから兄姉同様故障が心配。馬体重も395キロと4月生まれとはいえ小さい。もちろん、そういったところで募集金額が抑えられているのだと思う。

 早期にデビューして1つ勝てるかも知れないが、その後は頭打ちになる可能性が高く、安価とは言え募集金額の回収は難しそう。

 関西馬なら買わないこともないが関東馬だし見送り。

44 ココシュニックの16 買うよ(笑)

 母は3勝馬。だが未勝利と500万が2回。勝ち鞍はすべてダート。私が非常に印象に残っている馬で、愛馬チャーミングシチーが勝ったレースでの断トツの1番人気馬だった。チャーミングシチーは珍しく中京で騎乗していた横山典弘騎手の超抜群の手綱捌きでココシュニックを押さえ込んだが、もう1度走れば完敗だっただろう。ココシュニックは結果は3着。ただ、最終的にはチャーミングシチーはその1勝だけだったが、ココシュニックはその後さすがに3勝を上げている。

 初子で11年産のステファノス(牡 父ディープインパクト)はクイーンエリザベス2世カップ(香港)や大阪杯、天皇賞秋と言ったGTで2着。獲得本賞金は国内だけで3億円を超える。

 ただ、そこからは父が異なるとは言え大物は出ず、12年産で父がネオユニヴァースの牡馬ココスタイルは僅か1勝で500万クラスで頭打ち。13年産で父がステイゴールドの牝馬ココファンタジアは4歳8月でようやく2勝目を挙げ現在に至る。14年産で父がハーツクライの牝馬グラニーズチップスは私も欲しいと思い最優先枠で応募し落選したが、3歳9月で未だ未勝利。新馬戦は2着とさすがだがそこから苦戦を強いられている。

 このように超一流馬を輩出した母だがそこからは2勝馬が1頭いるだけ。仔出しは決して良いとは言えない。

 16年産の本馬は父がディープインパクト。活躍したステファノスと同じ配合で当然期待は高い。募集価格の5600万円は7000万円で募集された兄ステファノスから見れば高いが、兄の活躍からはやむを得ないだろう。

 ディープインパクト産駒で気になるのは馬体重だが417キロと5月の遅い生まれを考えれば許せる範囲。そりゃもう20キロはこの時期でも欲しいところだが成長に期待。逆にディープインパクト産駒にありがちな300キロ台でないので及第点。

 ちょいとクビ差しの角度が高く背中のラインもイマイチだが、筋量豊富でパワーはありそう。繋ぎも気持ち高めだがまずまずだし最優先権×ナシで取れそうなので13年産に次いで参戦しようかと。

 ただ、これが藤原英昭先生のところなら即決なのだがクラッシャーの高野友和先生。良い騎手を割り当ててくれるが何せトレセンでの故障が多い。そして預かっている馬の質の割りに成績が・・・。うーーん、心配も尽きないが購入候補。

50 マルティンスタークの16 購入候補も順番は低い

 母マルティンスタークは私の購入候補も結局買わずに随分悔しい思いをした4勝馬(募集価格1400万円)。2戦目の芝1600mで勝ち上がり、クラシックには縁がなかったが、3歳9月に芝1800mで2勝目。続く1000万特別を連勝。1600万クラスでも勝ち馬からコンマ1秒差など上位の成績だった。その後、降級してから1000万を勝ち4勝目。計29戦とコンスタントに走り6846万円も稼いで繁殖入りをした。

 母の初子で12年産のグリューヴァイン(牝 父ゴールドアリュール)はその悔しい思いから最優先枠を使用して購入。募集価格1400万円と母と同じ安価な価格にもかかわらず3勝を挙げ現在獲得本賞金は3550万円。投資額の倍以上を稼いでくれて投資は大成功。

 2番仔で14年産のマルムーティエ(牝 父ダイワメジャー)はデビュー戦から3着3着4着と上位の走りを見せるも未勝利引退。これは馬体は良く見えたが正直能力がなかった。

 3番仔で15年産のショーンガウアー(牡 父オルフェーヴル)はPOG本などでもボチボチと話題になっていて走りそうな雰囲気。まだデビューしていないので能力はわからないがある程度は走るのでは。私はその年度はその隣のページのクルソラの16を最優先枠×1を使って購入したわけだが、どうもマルティンスタークの15の方が全体的に評判が良い。これは選択を失敗したのかと焦っている。

 4番仔の本馬も1つ上の兄と同じくオルフェーヴルとの配合。オルフェーヴルの産駒は初年度産駒から札幌2歳S GVを制するなど順調。気性面が心配された父の産駒だが、どうやら仔出しに心配は無さそうだ。しかもこの配合はショーンガウアーの評判が良かった点からも問題ないだろうし母の11歳の時の産駒と最高の状態に近い。

 2月生まれで馬体重が437キロとやや小ぶりなのが心配だがなんとも走りそうな好馬体。力強さを感じる馬体でクビ差しや繋ぎの角度も良好。背中のラインも良い。毛づやも良く見える。

 預託予定の中内田充正厩舎は若手だが成績を残しており私は評価の高い厩舎。ショーンガウアーの木村哲也厩舎よりも私個人は信頼が高い。総じて魅力のある馬だが、2頭の姉からは、気性が非常に難しかったり、決め手となる脚がなかったりと2、3勝は出来ても母を超える馬が出てくるのかとなると疑問。

 最優先権使用でなければ取れそうもないし購入候補の1頭だが私の中で順番は低い。

51 ヴィートマルシェの16 前年は1番人気 今年も最優先権×1で抽選が濃厚 ×1権利のない私の出番はない

 母は1勝馬だが仔出しが良く重賞2着のアヴニールマルシェ(12年産 牡 父ディープインパクト)、オープン勝ちのサンブルエミューズ(10年産 牝 父ダイワメジャー)、5勝馬のグレナディアーズ(11年産 牡 父ネオユニヴァース)などが活躍している。

 サンブルエミューズが募集価格2200万円で7183万円、グレナディアーズが募集価格3600万円で8242万円、アヴニールマルシェは募集価格7000万円で6710万円と募集価格の高騰に伴い利益は減ってきている。

 本馬は母の14歳の時の産駒で募集価格は3000万円。牝馬であることを考えると母の産駒としては過去最高の金額。稼いでいるとは言え兄姉たちはオープン特別までの勝ち星しかないことを考慮するとあまり旨味はないと感じる。

 またビシビシ使う矢作芳人先生のところにあって、高く短い繋ぎの馬は故障が心配。なぜか毛づやも良く見えない。クビ差しの角度や胸前の筋量などはさすがに素晴らしいが。


 そもそも前年度募集されたリリーバレロ(15年産 牝 父ロードカナロア)が最優先×1で抽選になったことと、9月5日現在の応募状況を見ていると今年も最優先枠での×1で抽選となる可能性が濃厚。×1権利のない私がでる幕はない。


 母の産駒は未勝利馬がなくまさに屑を出さぬ名牝。兄姉たちの稼いでいる金額からして安価な価格設定に毎年全国調教師ランキングで1位2位に来る矢作芳人厩舎ということでそりゃ私も欲しく無いのかと言われれば欲しい。しかし、買えないものは仕方がない。

52 シーザリオの16

 母はクラブで募集され日米オークスを制するなど世界レベルの馬でその産駒からも世界レベルのエピファネイアが登場。ジャパンカップを優勝し皐月賞やダービーも2着だった。

 ただ、12年産のクローディオは未勝利戦での勝ち上がりにもクロー(苦労)していたように仔出しは極端。この金額でクラシックにも乗れないようでは目も当てられない。

 本馬は母の14歳の時の産駒。そろそろ仔出しが心配だが、13年産のリオンディーズ(牡 父キングカメハメハ)が朝日杯フューチュリティステークスGTを制し最優秀2歳牡馬に。ダービー5着の後屈腱炎で引退してしまったが、世代最後方の能力だった。

 そして14年産のグローブシアターも新馬戦優勝後ホープフルステークスGUで3着。勝ち馬は後のダービー馬レイデオロだった。その後少し時間を要したが3歳8月に2勝目。これからの活躍が期待される。

 このように直近の産駒がしっかりと走っていることから、母の年齢的なことは心配する必要がない。

 ただ、本馬は今年から導入された募集価格1億4000万円というあまりにも高い金額。そして父が短距離実績が高く、産駒も今のところ短いところが得意な馬がたくさんでていることを考慮すると本馬も1800m辺りが限界になってしまう恐れがあり、この金額でクラシックの夢が見られない短距離馬に出資するのは私としてはあり得ない。将来種牡馬になれる可能性も低いだろう。

 母の産駒は体質が弱すぎた07年産のトゥエルフスナイト(牡 父キングカメハメハ 募集金額8000万円 回収500万円)、08年産のヴァイオラ(牝 父キングカメハメハ 募集金額3200万円 未出走引退)を始め、競走能力が低かった11年産のロザリンド(牝 父シンボリクリスエス 募集金額3200万円 回収119万円 未勝利引退)、15年産のクローディオ(牡 父ハービンジャー 募集金額1億2000万円 回収1515万円 現役)と募集金額の割りにさっぱりのの大赤字馬が少なく無く、この母への投資は非常にギャンブル。もちろん当たれば大きな夢が見られる母の産駒だが私は安定した仔出しの母を選びたい。

 クラブが強気の価格設定をするだけあって馬体などは非の打ちようがない。本当に走りそうな良血の気品漂う馬。強そう。

59 ヒカルアモーレの16 買います(笑)

 母のヒカルアモーレ(2004年生まれ・父クロフネ)は、松田博資厩舎所属で、2勝馬。クロフネ産駒ということもあり、新馬戦はダート1800mでデビューするが2着の1番人気馬に10馬身差を付け圧勝。その内容から次走はフィリーズレビューJpnUに出走。4番人気4着(勝ち馬は後のGT馬アストンマーチャン)だった。もう1つ着順が上なら桜花賞への出走権を得ることが出来たのだが、それは叶わなかった。それでも重賞で力のあるところを見せる。

 続く忘れな草賞では芝1400mから2000mへの一気の距離延長。2番人気に支持されるがザレマの3着に敗れる。しばらく条件戦でも勝ち切れずにダートに戻ると成績が安定。2勝目もダートで1700mだった。そこから4戦し、常に人気にはなるが勝ち切れずに引退し繁殖入り。結果としてダートで2勝だが、芝でもオープンで良いところまでは行っている。

 2勝馬という評価でしかないが実際はオープンでも通用していた馬でこれで金額が抑えられているのかと思うと私が大変お得な馬。

 そういうこともあの、私は初年度産駒のグランデアモーレと2番仔のアモーレエテルノを購入。

 グランデアモーレは新馬戦、500万、500万、1000万特別と4勝を挙げ繁殖入り。私の思う2、3勝を見事にクリアし大活躍だった。アモーレエテルノは未勝利戦で2着まで来るものの、木村哲也調教師(この先生に関してはほぼ牧場主導と思われるが)のレース選択のまずさで勝ち上がる事はできなかった。

 続く3番仔のシュペルミエールが準オープンを含む4勝を挙げ最も活躍している産駒と言えるが、アモーレエテルノと同じく木村哲也厩舎だったことと募集価格が4000万円と割高に感じたことからパス。これは個人的好みなので仕方がない。

 本馬は5番仔。4番仔のアモーレミオがまだ走っていないが、基本的に屑出さぬ母だと思っている。今まで4頭の産駒は初子のグランデアモーレ以外は関東馬だったが今回は我が地元の関西。しかも一流厩舎の安田隆行厩舎。鞍上も川田将雅騎手や福永祐一騎手を使ってくれるし勝ち数も多く言うことナシ。

 母の12歳の時の産駒でまだポテンシャルは高いと思うし父も私の好きなダイワメジャー。母同様仕上がりが早く早期から始動できる可能性が高い。

 5月と遅生まれだが460キロと馬格もあり貫禄がある。馬体は繋ぎの高さが心配だが、ダート馬でも良いと思うしそれを除けば胸前の重厚な筋肉、薄い皮膚、背中のラインや管の枯れ具合も良好で非常に評価は高い。


 左右の飛節にOCD(離断性骨軟骨症)が確認され、9月4日に内視鏡手術による軟骨摘出手術を行ったということで、育成が少なくとも1か月程度は遅くなる誤算はあるものの、それを含めても高い募集金額とは言えず、このことで応募が減るのならむしろラッキーと考える。

 パッと募集馬一覧を見たときにまずこの馬が目に止まった。その後預託厩舎を知り、募集金額を知り馬体を見てとなるのだが、いずれも悪くない。

 後は初子のグランデアモーレ同様、最優先権を使わないと購入できないのか、手術の一件で人気が落ち一般枠でも抽選対象となるのかを見て他馬との兼ね合いを考えて行きたい。

60 グレイトフィーヴァーの16 購入候補 最優先枠なら購入確定 一杯枠なら実に厳しい抽選

 母は仏米で5勝。母の産駒は6頭が獲得本賞金4000万円を超えるなど非常に優秀。

 最も結果を残した09年産のアーデント(牡 父ディープインパクト)は5勝し獲得本賞金は1億を超えた。現在5歳の12年産シャルール(牝 父ゼンノロブロイ)は4勝を挙げ重賞でも2着2回。これまで走っている産駒の数は11頭だが、その内9頭が勝ち上がるというハイアベレージ。

 本馬は母の19歳の時の産駒でそろそろ仔出しが心配されるが、14年産のルエヴェルロール(牝 父ステイゴールド)は2戦目で勝ち上がり、500万でも上位の成績。まだまだ母の年齢による衰えは懸念しなくて良さそうだ。

 馬体も良く見える。クビが太くて推進力がありそうだしクビ差しの角度も良い。背中のラインも良いし筋量豊富で重厚感がある。この馬体の馬なら欲しい。馬体重も2月生まれで473キロと丁度良い。


 父の種付料は2015年度は350万円。去年のハーツクライ産駒(2014年度種付料500万円)と募集価格が同じだと考えるとどちらも牝馬で同じ価格でお得感はない。この金額でも欲しいが、他馬との兼ね合いで撤退すると思う。一般枠で凄い申込みの数だがそれは肯ける。最優先枠を使えば確定、一杯枠なら実に厳しい抽選になりそう。

64 ブライダルソングの16 セリ購入馬

 最優先枠で推定543口、一般枠で推定1698口も応募のあった超人気馬。なぜこんなに人気になるのかと言えばクラブがセリで落としてきた馬だから。クラブのセリ落札馬はジュベルムーサなど活躍馬が多数いて信頼度が高い。

 母ブライダルソングは愛国産で不出走。産駒はここまで6頭がJRAでデビューしているが10年産のハニームーナーがしば1400mの未勝利戦を勝ち上がったのみ。500万クラスではさっぱりだった。外は中央の未勝利戦では8着が最高で11年産から14年産まで未勝利で全滅。15年産のシャコック(牝 父カネヒキリ)は2歳7月でデビューしたが13番人気14着と上同様さっぱりだった。

 私の概念ではこれだけ走らない産駒しか出していない母の子はいくらクラブがセリで落としてきて預託厩舎がゴールドシップの須貝尚介厩舎だとしても良くて1勝だろうと思うが、クラブのセリ馬に対する世間の信頼は厚い。

 本馬は2017年7月の北海道セレクションセールで1728万円で落札。そこから僅か2か月で約700万円の上乗せとこれまた強気の価格設定。そりゃ、クラブがセリ落としてきた馬は実際走っているのでこの価格設定はわからないではないが、募集価格の2400万円も回収できるのかなぁ〜。

 愛馬フランベルジェの下のアブソルプションもクラブが2013年セレクトセールで1890万円で競り落とした馬だったが、私は募集時にダメでしょとバッサリ切った。実際12着、9着、7着で掲示板にも載れずに引退。何も良く見えなかったですからねぇ。

 本馬は4月生まれで馬体重が436キロとやや小柄。そこは問題ない範囲だが、毛づやが悪く背中のラインもイマイチ。筋量や繋ぎの角度は良いが、ここまで人気する馬とは思えない。募集金額も高いし最優先枠を使わないと取れないし、私としてはそこまでして買う馬ではない。

66 アヴェンチュラの16 怪しさ一杯 でもそりゃこの母の産駒は何でも欲しいゾ

 母アヴェンチュラはキャロットクラブで5000万円で募集された馬。僅か7戦しか走っていないが内容は実に濃厚。秋華賞GTを始めクイーンS GVにも優勝。その年の最優秀3歳牝馬に選出された。またスノーフェアリーのクビ差2着に来たエリザベス女王杯GT(3着馬は3冠馬アパパネ)、札幌2歳S GVの2着など超一流の成績。獲得本賞金は2億を超えた。

 その母の初子となるデサフィアンテには私は”非のつけないがない”と絶賛。当時持っていた最優先権×1を使ってでも欲しかったが、結果的に×2での抽選に。従って手が出なかった。

 第2仔の本馬は牡馬なのに募集価格5000万円。初子のデサフィアンテが牝馬で6000万円。キャロットクラブの値付けは基本牝馬に対して牡馬はその倍。ところが同額どころか安くなっている。しかも母が高齢で昨今の仔出しが悪いというのならわかるが。

 そこで考えてみると真っ先に思いつくのが馬体重の524キロ。1月と早い生まれだが、もうこれ以上は増えて欲しくない。これより増えていくと脚元が心配だし仕上がりにもいちいち時間がかかるだろう。ただキ甲も抜けておりこれ意地用増えない可能性も少なく無い。

 次に父がキングカメハメハからハービンジャーに変わったこと。間違いなく超一流の種牡馬成績のキングカメハメハに比べてハービンジャーは鳴り物入りでデビューしたものの期待外れという評価。ハービンジャーの15年の種付料は400万円だったが、昨年2016年は300万円、本年は250万円と年々評価は下がってきている。それに比べてキングカメハメハはデサフィアンテが付けられた2014年当時で800万円。2017年は1000万円まで上昇している。そういった母に対する期待の変化もあるのだろう。

 昨今は募集価格1億2000万円のトゥザクラウンがノドなり発覚などで未勝利勝ちすらも厳しい状態にあったり、ハープスターの下が募集価格7000万円と牝馬の最高価格にもかかわらず2世代連続で未勝利引退したりとキャロットクラブの値付けも怪しくなってきたが、一時は素晴らしい目利きだった。どう考えても割高と思える馬は走り、お得感満載の馬はやはり走らなかった。そういった見解からもこのアヴェンチュラの16に対しては危険な香りがプンプンする。最も特にハープスターの下2頭は売り切れるのがわかっていて募集金額を必要以上につり上げていたことは明白だが・・・。


 ただし、馬体はもう本当に素晴らしい(そもそもハービンジャー産駒は馬体を良く見せる馬が多いが・・・)。薄い皮膚、豊富な筋量、繋ぎの長さや角度、背中のラインなどなど走りそうな雰囲気が一杯。

 何よりも母の競走成績からもアヴェンチュラ産駒はそりゃ絶対欲しい存在だし、あり得ないことだが最優先権×なしでそこそこの確率の抽選になるのなら是非申し込みたい。実際は母馬優先権もあり、最優先権の×1持ちでも抽選になるかどうかだろう。

67 ラフォルジュルネの16

 母はキャロットクラブで2000万円で募集された馬。父はスペシャルウィーク。29戦4勝と数を走り結果も出した。芝の中距離で4勝。準オープンでも2着がある。

 本馬は母の9歳の時の子で第2子。初仔である姉はこの当時馬体重423キロと小さかったが2歳8月で460キロくらいまで成長してきた。本馬も馬体重は439キロと牡馬でしかも父がハービンジャーがあることを考えると小さい。しかも2月生まれ。

 募集価格は初子の姉ノヴェレッテが牝馬で1800万円だったのに対し本馬は牡馬で3400万円。父が種付料2014年度400万円だったノヴェリストから2015年度400万円だったハービンジャーで同額。ハービンジャー産駒がその後評判を落とし種付料を下げていることを考慮すると少し割高である。

 馬体は筋肉質で重厚な造りの多いハービンジャー産駒にあってどちらかと言えば薄くしなやか。胸前のボリューム、背中のラインは素晴らしく、繋ぎの角度も良好。トモに力がつけばかなり活躍できそう。

 ただし、単純にカタログの隣のページと比較して、同じ牡馬で同じ父でこの金額しか違わないのなら断然66アヴェンチュラの16を私は選ぶ。その位母の実績に差がある。

 良い馬だが希望順位が私の中では他馬よりも下だ。

73 バイラオーラの16 応募します 最優先権使用なら確実だが一般枠でも想定49パーセントで一般枠で応募

 母は芝とダートの短距離で4勝。

 初子で13年産のカンタオール(牡 父シンボリクリスエス)は1月生まれで馬体重が416キロと小柄な牡馬だったので様子見。しかし出走時には466キロとしっかりと馬体を増やし3歳5月にダート1400mで未勝利を脱出。500万クラスではアタマ差2着まで来たものの4歳5月まで勝つことは出来ていない。しかし別に3着2回もありクラスでは上位の能力。

 2番仔のサルダーナ(牝 父ルーラーシップ)はシルクレーシングで募集。つい先日3歳8月でようやく未勝利を勝ち上がった。

 本馬はそこから1年間の空胎期間を経ての第3仔。このように上は母ほどの結果は残せていないが勝ち上がっており、勝ち上がり率は100パーセント。そこにキャロットクラブとも相性が良く抜群の仕上げを誇る佐々木晶三厩舎とくればそりゃ買いたい。

 母の10歳の時の子と繁殖黄金期で期待は高く、何よりも馬体が特筆すべきほど素晴らしい。薄い皮膚、クビ差しの角度、背中のラインも良好。豊富な筋量、力強い飛節、管の枯れ具合飛節の角度と優秀。私でいうA評価の馬体(最もシンボリクリスエス産駒は馬体を良く見せ馬体詐欺とも呼ばれるほどの種牡馬だが・・・)。これで募集価格2000万円と牝馬でも買いたい金額だが牡馬。馬体重456キロとすでに馬格もありいうことナシ。

 むろん母以上の競走成績はどうかと思うが、この募集金額なら2、3勝で十分。そのくらいはしてくれる確率が高いと思う。父は初子と同じなので相性を心配することはないだろう。

 最優先枠でも取りたいが、最優先枠は別に使いたい馬がいるし一般枠でも想定約49パーセントの抽選確率。これなら一般枠で応募しよう。

74 カニョットの16

 母は亜でGT制覇の名牝。

 産駒は初子で12年産のメイアルーア(牡 父スペシャルウィーク)がトモに芝の長距離で2勝。2勝目を挙げたところで屈腱炎を再発し無念の引退。とはいえ500万クラスを勝ち上がるのに手こずっていたので、良くてあと1勝というところだっただろう。

 第2子のメディアルナ(牝 父ゼンノロブロイ)は6戦未勝利で引退。最高は4着だった。

 本馬は第4子。父に初めてマンハッタンカフェを迎えるが、時々超大物を出す魅力のある種牡馬。馬体重は470キロとしっかりとした馬格があり、飛節の角度や長さも素晴らしい。クビも太く力強い。

 しかし、背中のラインが私の中ではあれれ?と思うほど悪く、筋量も少なく薄手造り。そんなに大物感はないが安価で2、3勝というのならこなしてくれる確率は高そう。

 この馬非常に人気があり、最優先権使用なら確実に取れそうだが一般枠では推定17パーセントの当選確率の狭き門。私も一般枠で参戦しても良いが、あまり当選しすぎるととても支払えないので撤退。最優先枠を使うほどの魅力は感じられない。

80 ダブルゴールドの16

 母は1戦1勝馬。その母はダートの名牝ゴールドティアラ。父もダート色の強いゴールドアリュールだが芝2000mの新馬戦を快勝。ただその時の外メンバーのその後の成績は芳しくない。その後故障で引退。

 本馬は母の6歳の時の子になるがもう第2子。初子で15年産のゴールドタウン(牝 父ヘニーヒューズ)はまだデビューしていない。

 馬体重は474キロと馬格はあるが全体的にお子ちゃま体型。心配なのがこれからどんどんと馬体重が増えていくこと。ダート馬とは言え520キロは超えたくないが、まだまだ成長しそうに感じる。

 父はクロフネでダートの王者を目指すと言わんばかりの血統構成。良血で夢があるが私には馬体が良く見えない。細く迫力にかけるクビ、クビ差しの角度も高い。背中のラインも悪く毛づやも良く見えない。ダート王者エスポワルーシチーの募集時に感じた良いところが少なく迫力が無い。

 清水久詞先生はキタサンブラックで一躍時の人に。キャロットクラブでもアカネイロなど確実に馬の力を引き出してくれる腕利き。

 私は馬体にこだわるので買わないが全体的に夢を見られる構成。それにしても応募数がこの馬凄いですね。ダートの王者を狙うなら、カタログ隣のクリソプレーズの16の方が良さそうな気がしますが誰かが推奨しているんでしょうね。

81 クリソプレーズの16 母馬優先権なしでは最優先×1で抽選か

 母はキャロットクラブで募集総額1800万円で募集された馬で3勝馬。4戦目の芝1800mで勝ち上がり500万を2つ勝つ。1000万でも勝ち負けしていた。惜しくも蹄葉炎の為に勝ち上がり間近で引退。実質4勝馬以上の価値のある馬だと思う。

 10年産のクリソライトは(父ゴールドアリュール)はジャパンダートダービーJpnT制覇。ダイオライト記念JpnU 3勝、帝王賞JpnT2着などダートの一線級で活躍している。

 11年産のマリアライト(父ディープインパクト)は宝塚記念GTとエリザベス女王杯GTを制覇。

 母の仔出しはもはや言うことナシ。超一流の繁殖牝馬。ただ、ステイゴールドと掛け合わせた13年産のアルマンディン未勝利戦を5戦走り最高が7着とさっぱり。

 私は当コーナーで12年産の牡馬リアファル募集の時に父がゼンノロブロイ産駒で1口125000円は高すぎると書いた。13年産のアルマンディンの時は種付料の高いステイゴールド産駒の割りに1口6万円は安いと書いた。

 結果は歴史が示す通り高額設定のリアファルは神戸新聞杯GUを優勝。クラシックにおいても主役級だった。安価設定のアルマンディンは上述の通り。

 このようにキャロットクラブの値段設定はわかりやすいものがある。

 今回のクリソプレーズの16は大活躍のクリソライトと同じ配合の牡馬で1口14万円。クリソライトの募集価格が1口7.5万円だったことを考えるとほぼ倍の金額設定。母の仔出しや実績からして妥当価格。少なくとも15年産の牝馬エリスライトの1口17.5万円と比べると牡馬でこちらの方が安く私個人はこちらを選ぶ。


 ただ、13年産の姉の走りや母の14歳の時の産駒であることを考えると”評判ばかりで兄と比べるのは可哀想”となりかねない。また金額的にもこれだけの金額を回収するには重賞の1つは最低勝ってくれないとなかなかペイできない。

 さすがにクラブが強気の価格設定をするだけのことはあり馬体も良くある程度走ると思うが、私の中で割安感がないことと母馬優先権付きの馬だけに最優先権に×1がないと非抽選除外になる可能性が極めて高いことから私は見送り。

 しかし、クリソライトの再来を夢見るなら買っても損はないと思う馬。私もダートでそこそこ走れる馬は好きだしあり得ない話だが、最優先枠で×ナシでも確実に取れるようなら是非参戦したい。
2018年9月5日立ち上げ 7日加筆

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