キャロットクラブ 2017年度募集馬評価


毎年、安価で3勝できる馬を探し続けている私ほっさんだが、

09年産のキャロ馬は5頭購入4頭(プリュム、ハルシュタット、マデイラ、フランベルジェ)が勝ち上がりの大成功。最優先枠で落選したプレザントライフの話は厳に慎むように(笑)。
内マデイラは4勝を挙げオープン入り、プリュムも2勝。

補償がなくなり、例年よりも様子見の為に買い控えた10年産は2頭購入の内、グランデアモーレは新馬勝ちから4勝、フロアクラフトもオークス5着などクラシックに出走し4勝と抜群の成績。

11年産は3頭購入で勝ち上がりはバウンスシャッセのみだったがフラワーカップGVと中山牝馬S GV、愛知杯GVを制し募集総額1800万円の馬が獲得本賞金1億4千万円の獲得本賞金と大活躍。勝ち上がり率にこだわる私がこの世代33パーセントで終わってしまったことは痛恨だが、1頭大当たりが引けたので激甘採点でヨシとしよう。

12年産は4頭購入(ベルディーヴァ、アモーレエテルノ、グリューヴァイン、サンフレイム)で勝ち上がりは3頭。未勝利引退だったアモーレエテルノも2着までは来ていた。

13年産は買い控えで2頭購入(レンベルガー、グルーヴィタイム)。母馬で所持馬だったクリンゲルベルガーの子ということだけで購入したレンベルガーは2着2回も未勝利で引退。グルーヴィタイムもハナ差2着まで来るも未勝利引退。

14年産も3頭購入も2頭はデビューできずに引退。1頭は新馬戦から3着2回と上位の走りを見せるものの勝ち上がれず引退。残念ながら2世代連続の勝ち上がりゼロという不名誉な記録を更新中。

そんなこんなで、確率論と独断と偏見の当募集馬評価。今年も懲りずに立ち上げ。私の理論は独特なのである意味参考になるのでは(笑)。

愛馬の引退が相次ぎ現在所持馬はたったの5頭。しかし最優先権に落選加点はなく1頭取るのが精一杯か。

今年も緻密な票読み作戦を決行!!


とにかく私は関西人なので関西馬重視関東馬軽視なので、そこは勘弁いただきたい。

最優先枠は44 ココシュニックの16と迷った挙げ句

60 グレイトフィーヴァーの16に。

私の計算では最優先枠だと非抽選での当選のはずです。これなら如何に私を敵視しているキャロコンピュータとしても外しようがない(高らかな笑)。

そして一般枠

59 ヒカルアモーレの16

73 バイラオーラの16

の2頭に応募。

私の推定当選確率はそれぞれ一般枠で

59 ヒカルアモーレの16が62パーセント。

73 バイラオーラの16が49パーセントです。


しかし、15日発表の抽選結果では一般枠応募馬は両方落選><

やはり残口数から2次募集は存在しないと思われ、これを持って今年のドラフトは終了。

(2017年9月28日更新)

2017年9月5日立ち上げ

●今年も懲りずに独断と偏見の募集馬評価を立ち上げます(毎年タイトル同じ 笑)

 友駿ホースクラブ会員だった私が社台ブランドや新たな厩舎との出会いを求めてキャロットクラブに入会したのが2006年。過去の購入馬と勝ち上がりは次の通りです。太字が勝ち上がり

2005年産

シャンスイ 既走馬相手のデビュー戦快勝も1勝止まり 繁殖入り


2006年産

ペルシステンテ 未勝利
クリンゲルベルガー 新馬勝ち 2勝 繁殖入り


2007年産

ローザグランデ 未勝利
プルミエダンスール 未勝利(クラブ初のイチオシ特選馬!! これは騙された。ちゃんと自分の意思で買わなきゃ)
カクタスペア 出走できずに引退 繁殖入り


2008年産

アフロディーテ 新馬勝ち 3歳秋にレース中の事故で予後不良
エイコーンキッド 未勝利
フェーラシュヴァル 未勝利
バノックバーン 未勝利
アルマニャック 未勝利


2009年産

プリュム 新馬戦2着 3勝
マデイラ 新馬勝ち 4勝 
現役
フランベルジェ 新馬戦1番人気6着 3戦目に勝ち上がり
ハルシュタット 新馬戦3着 3戦目に勝ち上がり

リバイヴエンブレム 未勝利


2010年産

グランデアモーレ 新馬勝ち 4勝 繁殖入り
フロアクラフト 新馬戦2着 6戦目で勝ち上がり オークスGT 5着 4勝 繁殖入り



2011年産

バウンスシャッセ 新馬勝ち フラワーカップGV、中山牝馬S GV、愛知杯GV優勝 オークスGT 3着 4勝 繁殖入り
ジェットブラック 未勝利
ラフェドフルール 未勝利


2012年産

アモーレエテルノ 未勝利引退 最高位2着
グリューヴァイン 4戦目で勝ち上がり 3勝 現役
サンフレイム 4戦目で勝ち上がり
ベルディーヴァ 4戦目で勝ち上がり 2勝 現役


2013年産

レンベルガー 未勝利引退 最高位2着
グルーヴィタイム 未勝利引退 最高位2着


2014年産

マルムーティエ 未勝利引退 新馬戦3着
フリーダムベル 未出走引退
キアナ 未出走引退


2015年産

アランブレラ 未出走
エンジェルウィング 未出走
トゥンバドーラ 初戦6着 現役


 ということで、2006年にキャロットクラブ入会後、2008年産までは下手な買い方で勝ち上がり率は低かったですが、理論が確立した2009年産からは勝ち上がり率は高く、オープン馬2頭、1600万クラス2頭を擁するなど順調です。

 走らなかった時期の言い訳をしますと、ローザグランデとペルシステンテは正直自信がありましたから、完全に私の責任。プルミエダンスールとフェーラシュヴァルは完全にクラブに騙された馬です。特選イチオシ2歳馬とか・・・。なので購入当時から半信半疑でした(ちゃんと当サイトでもそう書いています)。

 カクタスペアは骨折でデビューできずに引退。しかしその子ヴィータアレグリアは地方重賞のマリーンカップJpnVに優勝!!このことからもカクタスペアは相当能力を秘めていたと思われます。エイコーンキッド、バノックバーン、アルマニャックはこの世代7頭応募もなぜかこくごとく落選(イグアスやカルドブレッサなどに応募)し、仕方なく第二次募集で購入したパターンで、残り物に福はありませんでした。今から思えば無理に購入する必要はありませんでした。馬券で大勝したこともあり、お金の使い方がまずかったと猛省しております。

 そんな失敗経験から、2009年産からは超慎重に検討。そして測尺や近況(育成状況)も重視するようになりました。そこからは愛馬のデビューも全体的に早くなり、順調ですね。

 ただし、ここ2年は5頭購入も未勝利引退。言い訳をするならば2頭はデビューできず、残り2頭は未勝利戦2着と上位の成績でしたし、もう1頭も3着2回と決してさっぱりな馬ではありませんでした。


 今年はそんなわけで所持馬数が2017年8月末現在5頭と激減。しかも内2頭は来年3月が引退期限の5歳牝馬です。

 ところが私は本年大きな勘違いをしていました。本年に絶対にその子を購入すると決めていた愛馬フロアクラフトとグランデアモーレの産駒が募集されるものだと思い込んでいましたが、今年生まれたので来年度の募集でした。

 この2頭の産駒は母がそれぞれ4勝を挙げて準オープンで走っていたように相当なポテンシャルを秘めていて、かつ始動も早い母でしたから、その2頭でこれからクラシック戦線をと思っていました。それが来年からということになり(更にその翌年からは愛馬で重賞3勝馬のバウンスシャッセの子が登場予定!!)大いに計算が狂ってしまいました。

 最優先権も今年フロアクラフトの仔に募集が多いのなら母馬優先権プラス最優先権で確実だなんて思っていましたから去年権利を使ってしまっています。ですので今年は最優先枠は最弱です。

 うーーーん、勘違いから難しい選択を迫られることになってしまいました。最優先の×1権利なしで確実に取れるところをまずは狙って行きたいと思います。


 今年で言うとハープスターやアヴェンチュラ(やたらの値段の安さに胡散臭さを感じますが・・・)はまず母馬優先権か最優先枠×1以上がないとまず勝負にならないでしょう。

 外でも昨年よりも会員数がかなり増えていることは昨年募集馬の売れ行きからしても明白ですし、もはや一般枠なんていうのはほとんど取れないのではないでしょうか。

 3頭くらいは欲しいですが、一般枠で血統的に魅力がなかったり、馬体がさっぱりだったり、どう考えても高すぎると思える馬に妥協して行っても損するだけですし、難しいですね。



 毎年もいろんな方々とあれがいい、これはダメだなどと楽しい議論をさせていただきました。結果も大切ですが、そういった議論は非常に楽しく、そして勉強になり、毎年この9月は楽しみでなりません。

 今年もご一緒に楽しい議論をいたしましょう。(議論は掲示板の方でお願いします)

●募集要項はほぼ前年と同じです

 5年前から最優先希望馬枠という制度を取り入れているキャロットクラブですが、基本的に本年も制度は同じです。

 ただ、会員数の大幅増で欲しい馬がさっぱり買えなくなってしまったこともあり、昨年からは1頭につき5口までと制限がつけられました。

●私の馬選びの基本(2017年9月5日現在の私論)

1.小柄な馬は買いません

 私は1口馬主生活14年と多くの方に比べて短いですが、競馬歴だけは長く、カツラギエースが逃げ切ったジャパンカップはテレビ中継に釘付けで見ていました。その長年の貴重な経験から、馬体重が430キロ程度以下の小柄な馬は危険だという判断になりました。

 例えば、馬体重が3歳の出走時に400キロ程度しかなかった愛馬ミッシェルシチーや420キロ程度だったチャーミングシチーは強い追い切りをかけることができませんでした。

 これは、強い追い切りをかけると飼い葉が細くなり馬体減りを起こしてしまうからで、私はある程度調教で馬の能力を上げたり、調子を上げたり、悪癖を矯正することが出来ると考えている人間ですので(そうではないという意見もありますが)、しっかりと調教を積めないということは馬の能力を開花させることができない重要なポイントだと思っています。また、能力以上のものも出すことができないでしょう。

 また、輸送に弱く、輸送によって激しい馬体減りを発したり、疲労が出てしまったりで福島や小倉といったローカルで力を出せない場合が多くありました。

 馬によっては、1度レースを使ったら、通常は叩き2走目の方が良いと言われているにもかかわらず、馬体減りや疲労で放牧を余儀なくされて、毎度毎度短期休養明けになったりとかなり痛い目を見ています。


 私の愛馬で活躍していたGT9勝のエスポワールシチーは馬体重480キロ程度、重賞3勝のバウンスシャッセは500キロちょっと、その他準オープンクラスまで昇進したステップシチーやフロアクラフトも490キロ程度と馬格がありました。

 そんなことから、私は出走時に馬体重が430キロ程度以下になりそうな馬はほぼ確実に買いません。


 ただ、グランプリ連覇のドリームジャーニー(424キロ程度)やGU勝ちのマイネレーツェル(400キロ程度)のように小柄でも走っている馬もたくさんいます。もちろん3冠馬のディープインパクトも小柄でしたよね。あくまでも私の私見です。

 更に私の理論を重ねるなら、馬格がなくても2歳の間は活躍出来ると思います。そういう馬は仕上がりが早いですから、まだまだ未完成の大きな馬と比べると、比較的早くデビューできますし、未完成な普通サイズ以上の馬とは2歳時は勝負になるでしょう。

 しかし、3歳になり成長の止まってしまっている小柄な馬の多くは、成長して本格化を迎える普通サイズ以上の馬には歯が立たないことが多く、レースを重ねるごとに着を下げてしまう場合も少なくないと思っています。残念ながら愛馬ではクリンゲルベルガーやその子レンベルガーがこれにピタリと当てはまりました。そんなこんなで小柄過ぎる馬は買いません。

 出生が5月6月と遅く、キ甲も抜けてなく、胴高であったり、これからの成長がまだ見込める馬は選択するかも知れません。

2.馬体が大き過ぎると評価を落とします

 小柄な馬は基本買いませんが、大き過ぎる馬は評価をかなり落とします。

 これは仕上がり辛いことと、瞬発力に欠け不器用なことが多いと感じるからです。私の愛馬で大柄な馬は共に500キロを超えるアイオロスシチーもアルマニャックも大トビで器用さに欠けていました。また脚元への負担が大きいことから、故障を発生してしまいました。ただ、逆に瞬発力に欠けても長く良い脚が使える馬もおり、それは評価できます。

 また、これもそれぞれ500キロを超えるオバマシチーやフローラシチー、グレイスシチーなどは大き過ぎる馬体を脚元が支えることができずに、常に脚部不安に悩まされ、ろくに調教ができませんでした。


 ですから、小柄過ぎる馬よりは活躍馬も多いですし、使い込めるなどの利点もあるので絶対に買わないとは言いませんが、それでも愛馬を選ぶ上では評価を下げることになります。


 しかし、そう思って馬体重だけがネックだったマズルファイヤーが活躍したりという失敗もあります。あくまでも私は確率論です。

3 馬体を重視します

 私が馬体の勉強を始めたのは11年ほど前の話で、素人ですし、気にする部分はワンパターンです。しかし、勉強し始めの頃、いい馬体だなぁと思って購入したステップシチー(募集総額1400万円)が特別戦3勝を含む4勝で準オープン(重賞でも5着)、そして翌年これも馬体重視で購入したエスポワールシチー(募集総額1200万円)がGT9勝に獲得賞金が10億円を超えてと大活躍したことから、失敗しても後悔しないように自分の相馬を信じて購入しています。最近ではマデイラやバウンスシャッセも馬体が良く見えて購入した馬です。

 馬体が素晴らしいなぁと思ったダブルダンスシチーが2勝とそれなりに活躍したりもしてくれますが、逆に素晴らしいと思ったペルシステンテやローザグランデが未勝利に終わり失敗も多々あります。

 ペルシステンテとローザグランデは共にトモが弱く、ろくに調教も出来なかったのですが、自分でもわかっているように、私はそういった欠陥を知る能力はありません。

 本当に相馬の素晴らしい方は歩様や脚回り、トモや飛節の角度などからその馬の欠陥を言い当てられますが、私はそこまではわかりません。教えていただいては勉強している身です。


 ですが、ペルシステンテもローザグランデも未勝利で引退しましたが、自分の相馬で購入した馬で後悔はありません。

 これからも何度も失敗するでしょうが、やはり自分の走ると思っている馬体、好きな馬体の馬を優先する姿勢に変わりはありません。


 そう思っていながら購入時に繋ぎが高いと危険性を認識していたラフェドフルールを、短距離実績の豊富な西園正都先生だからなんとかしてくれるだろうと思い込み購入してまともに追えずにさっぱりでした。失敗しましたが、やはり繋ぎの角度の重要性を再認識した事例でした。繋ぎに関しては適度な長さで45度くらいのクッションのある芝向きの繋ぎの馬が大好きです。故障のリスクも少ないと思いますし。これも私見ですよ。


 ただ、私はあのハープスターの馬体がいいと思えなかった人です。オークスで見た時も凄い馬体だとは思えませんでした。あれだけの名馬を募集前にさっぱり見分けることが出来ませんでした。まだまだそんなレベルです。後付けでやはりあの馬が良く見えたというつもりはありません。逆にその世代で良い馬体だと思ったジェットブラックが掲示板にも載れずに未勝利引退です。それでも今まで自分の信念で良い馬を見つけてきたので、このスタンスを変えるつもりもありません。当募集馬評価はあくまでも私見ですのでお間違いなく。

4 母が高齢の馬は買いません

 12年間の1口馬主生活の中で、たくさんの馬に巡り合い、またいろんなブログや書物を読みあさりましたが、母が高齢(14歳以上)になってしまうと、やはりかなり産駒の質は低下すると思います。

 これは生物であればほとんどどれにも当てはまることかと思いますが、やはり若くて(10歳以下)活力のある母から素晴らしい産駒が出ることが多いと思います。

 馬はその年齢を3、4倍すると大体の人間の年齢と同じと言われていますが、例えば私の愛馬でもっとも活躍したエスポワールシチーは母エミネントシチーの7歳の時の仔(人間に換算すると24歳前後)です。いくら母がGTウィナーを輩出したと言っても、年齢が高ければ、仔出しが悪くなることは否めず、基本買いません。デビューが遅くなったり小さく出たりもします。

 もちろんこれは確率論で例外もたくさんありますが、私の中でも10歳までが繁殖牝馬として一番質の高い仔を生みだす可能性が多い時期で、以下年齢を重ねるごとに確率は減り、14歳を超えるとかなり厳しいという多くの方の考え方に同調します。

 私も自分の愛馬で失敗経験(種牡馬アグネスカミカゼを輩出したダイナチャイナの22歳の時の仔で愛馬シャンスイは1勝で頭打ち、上記重賞ウィナーを3頭も輩出した名牝ローザネイの19歳の時の仔で愛馬ローザグランデは未勝利で引退)があり、ここは重要なポイントです。

5 母の競走成績と仔出しを重視します

 母の競走成績と産駒の成績は必ずリンクするものではありません。それはわかっているのですが、やはり私は母が3勝以上している馬に魅力を感じます。これはエスポワールシチーの母も3勝馬でしたし、やはり母もある程度走っていた馬の方が、いい産駒を出す確率が高いと考えるからです。

 愛馬だったグランデアモーレはまさにそのタイプです。母ヒカルアモーレは2勝馬でしたが、GUのフィリーズレビューで4着、オープンの忘れな草賞で3着と価値としては2勝以上の馬だったと思います。しかし、実績としては2勝馬なので募集価格は1口50000円と安く、これは走ると思っていましたら、評判馬のいる新馬戦を見事に優勝。続く札幌2歳S GVも後のNHKマイルカップの優勝馬などを抑え込んで6着。そこから4勝を挙げてくれました。

 母が3勝しているというのは、能力がなければできないことですし、能力のない母から素晴らしい競走馬が出るかというと確率は低いと思います。

 フロアクラフトは母リッチダンサーの仔出しの良さで購入しました。母リッチダンサーの日本での最初の産駒であるホーカーテンペストはとにかく素晴らしい馬体でデビュー前から評判の高かった馬でした。今は5勝を挙げていますが、最初は評判ほど活躍ができず、クラシックに乗れなかったことなどから、翌年の産駒からは価格が下落しました。しかし、私から言うと、それは歯車が合わなかっただけで、実際ホーカーテンペストの馬体は素晴らしいものでしたし、次のフロアクラフトも素晴らしい馬体でした。これは走るという確信が自分の中ではありましたね。結果、フロアクラフトはオープン特別のスイートピーSも2着、権利を得て出走したオークス GTも5着とキャロ世代唯一のオークス出走馬となってくれました。そして4勝を挙げ無事6歳3月の引退期限で繁殖入りをしてくれています。続く妹のバウンスシャッセもまだ姉が勝ち上がっていない時に募集された馬であり、価格は姉同様の1口45000円に据え置き。私は抜群の馬体から、これも購入。新馬戦を1番人気に応えて優勝し後、フラワーカップGVも制覇。そしてオークスGTでは僅差の3着と姉妹で2年連続のオークス出走、しかも掲示板に載る好成績です。その後重賞を計3つも勝ってくれました。

 古くはパシフィカスなどもそうでしたが、やはり仔出しの良い母がまたある程度走れる子を出す可能性は高いですよね。

 ですから、私は仔出しの良い母の馬を続けて買ったりすることは良くあります。アデレードシチー、リッチダンサー、ヒカルアモーレ、ハルーワソング、マルティンスタークなど2世代買いました。

6 近況を重視します

 最近の成功は特に早期にデビューできる馬のみを購入しているところにあると思っております。以前は愛馬のデビューはことごとく3歳で、これでは、さぁ、競馬に慣れてよくなって来たと思った頃に未勝利戦が終了して引退。そもそも早期にデビューが出来ない馬は、なんらか不安があるか能力の足らない馬が多いものです。

 脚元に不安があり、なかなか育成が先に進めない馬は当然強く追えなかったりしますから競走成績も下がります。育成が早いということはそういった脚部等の不安が少なく順調に育成できたからに他なりません。

 また、中には故障ではないものの、追い切りについて行けずや、動きが良くならないためにデビューが遅れる馬などもいます。ゲート試験の疲労から一旦放牧に出される馬、これらもスタミナ面や能力面が不足していることが多く、大部分は”成長を促す”という理由で時間が費やされますが、あまり成長が見受けられないことも少なくありません。以降の成長力は未知数ですから、今ある程度成長している或いはトモ高などこれから成長が見込める馬を重視したいと考えております。その為には近況の内容は非常に大切です。

 早期にデビューができるということは、レースに出るだけの能力が早い段階で備わっているということで、そこから更に時を経て上手く成長すれば、2、3勝できる馬になることでしょう。賞金も2歳と3歳では随分と違います(2歳の方が未勝利戦は賞金その他が高いです)。早期デビューができれば、それだけ時間があるわけですから芝でもダートでも距離やコースもいろいろと試せますし、最良の力の発揮出来るコースに巡り合えるかも知れません。遅いデビューの馬は試行錯誤する時間もなくギリギリ6戦を走り、スーパー未勝利戦には出走できないことから引退というパターンもよく見かけます。いろんな意味で2歳でデビュー出来ない馬は損です。

 ですから、私は近況を見て、早い段階に進んでいる馬を優先して買います。以前は馬体は最高に見えたグリントウィークの11を育成の遅さで買いませんでした。実際にかなり遅れてデビューしましたが、勝ち上がれずに未勝利引退となりってしまいました。このように、外れを引かないことも大切だと考えます。

7 基本は安価な2、3勝馬を目指します

 私はクラシックを意識するような高額馬(過去にはトゥザグローリーの1口30万円とかトゥエルフスナイトの1口20万円とか)は私自身に見る目もないしお金もないしで買いません。

 買うのはとにかく2、3勝はしてくれそうな馬ばかりです。それが安価な馬ならなおさらです。

 たまたま大成功したステップシチー(4勝)もエスポワールシチー(GT9勝)も最初からそんなに走るとは思っていません。2、3勝くらいはしてくれるだろうと思って購入した馬たちです。実際、募集総額もステップシチーが1400万円、エスポワールシチーに至っては1200万円と超破格値でした。

 ですので、目標は2、3勝してくれる馬。それが未勝利戦と500万、そして降級してもう一度500万の3勝でも全然構いません。そういった馬を探します。

 そしてどうせなら、その中で、確実、或いは安価な馬を探します。

 バウンスシャッセが重賞ウィナーになったのもたまたまです。私の中では2、3勝と思っていましたから。

8 自分で開発したほっさん指数を重視します(最近ここまで手が回りませんm(_ _)m)

 ほっさん指数の説明は下の方にあるのでここでは割愛いたしますが、私が気にする部分、父のアーニングIDX、母の戦績、BMS、生産牧場、馬体、預託予定厩舎、募集金額などを成績・数値に応じて評価・ランク付けし指数化したもので、私はこの数字を重要視します。

 ただ、これも完璧ではなく、母の高齢化や馬体の測尺、そういったものは反映されていません。

 それでも例えば預託厩舎なら、GTや重賞の勝ち数、主戦騎手、勝率、連対率、経験年数など細かい評価からの分析で、毎年年初に最新情報に更新しています。自分でいうのもなんですが、非常に奥深くまで考えて作っており、完璧ではないものの、自信を持っています。

 当然、過去の活躍馬を見ても数値の高い馬が活躍する確率が高く、募集金額によってかなり数値を変動させていることからも、安価で損をしない馬を探すには重宝する指数と思っています。

 事実、指数が高かったバイラオーラ(4勝)やクリンゲルベルガー(2勝)は格安でしたが、獲得賞金が募集総額を上回っています。私は貧乏馬主ですので、高額なGT馬というよりも、安価で2、3勝を上げ回収率の良い馬を探していますので、そういった馬探しにはこの指数は不可欠です。

9 そして皆様の情報や意見を重視します

 いろいろと偉そうに書いていますが、なんといっても私はまだまだ未熟者です。いろんな方にいろんな情報を教えていただいて参考にしています。

 ですから、この馬は危険だと言われると私もよく見て気をつけますし、この馬が良いと言われると評価は上がります。やはりいろんな人が良いという馬は確かに走りますからね。一昨年はエピカリスがそうでしたよね。

 愛馬で言うと、エスポワールシチーやアイオロスシチーがそうでした。デビュー前の評判が良く、これは1勝は確実だなという印象でした。アイオロスシチーは脚の故障などで1勝止まりでしたが、500万クラスは2着や3着の実績があります。

 また、キョウエイマーチの06(トライアンフマーチ)も、やたらと話題になり、当サイトにもキョウエイマーチの06による検索でヒットして来られた方の数がかなり大勢いらっしゃいました。

 このように、走る馬というのは、多かれ少なかれ話題になるものです。どなたかが興味をお持ちであるという馬は、それなりに良いところや魅力があるわけですし、現地でご覧になられた方や関係者からも良いと耳にする馬はやはりそれなりには走ります。

 フェザーレイの08(ラバーフロー)なんかもそうでした。この馬早くも2歳7月初旬に勝ち上がり、小倉2歳Sにも駒を進めました。やはり、噂になる馬は走ります。

 ただ、一昨年はナンバーワンの評判だったトゥザクラウンがノド鳴りで全く走れていないのは意外でした。この馬ツアーの時も抜群の評価でしたからね。最近会員数の増加と共に、こういったクラブの値付けに疑問を感じることが少なくありません。ハープスターの下2頭もどう考えても高すぎましたし・・・。


 というわけで、いろいろ方のいろいろな情報(良いも悪いも)お聞きしたいですし、当サイトの意見交換コーナーはだれでも書きこめるようになっていますので、良かったら、あなたのご意見をお願いします。(しかし、管理人の気まぐれでお返事はかなり遅いですが・・・汗)


 以下の青字は2009年産募集の時に特集で書いた内容です。今なら結果がわかりますわねぇ。

 今年はシンハリーズの09とクルソラの09、トキオタヒーチの09、ミスティーミスの09、グッドゲームの09などが良く話題になりますね。

 逆に案外なところではディアデラノビアの09、トゥザヴィクトリーの09などは出て来ません。さて、来年どういう結果になっていますか。

●2017年9月7日現在のほっさん募集馬評価

 基本的に私は関西在住ですので、関東の馬というだけで愛馬に会える機会が激減するので、大幅に評価を下げていますのでご了承ください。

01 レーヴディマンの16

 レーヴディマンは仏で1勝だったが07年産のBethrah(ベスラー 牝 父Marju)が愛1000ギニーGTを制覇。日本に輸入された。

 日本で走っている母の産駒は初子がジェアンレーヴ(12年産 牡 父Montjeu)。私はこの馬の募集時に

 馬体重も397キロとやたら小柄。馬体もこの血統とは思えないほど迫力不足。筋量も少ないし背中の感じも良くないし、クビ差しの角度も高いし繋ぎも高く感じる。超一流の池江泰寿厩舎で海外遠征でも目指しているのかも知らないが、そんなに強そうに思えない。

 と書いたがその通り 結果は3戦して7着15着16着で未勝利引退でした。下馬評では良いと言っている人、多かったですがね(苦笑)。

 エールデュレーヴ(13年産 牝 父ディープインパクト)には

 高い、小さい。背中のラインも良いと思えないし、繋ぎの高さも気になるぞ。買わない。

 と書いたが新馬戦を見事に優勝。そして4歳8月となるつい先日2勝目を挙げた。ただ、3歳時はオープンでは通用せず、この先どこまで出世出来るかは微妙。逆に500万クラスの脱出に8戦も要しており次で頭打ちになってしまう可能性も少なく無い。

 レーヴルシード(14年産 牝 父ディープインパクト)は

後ろ脚の繋ぎの高さがラフェドフルール級(繋ぎの高さが気になるも買ってやはりダメダメだった)ですねぇ。私はここだけでもう買わないなぁ〜。更にディープインパクトのことは言えやはり小さいと感じます。5月生まれですが馬体を見るとここからそんなに成長するようには感じません。

 とこれまた酷評したが、未勝利3戦全て11着と良いところなく引退。引退時の須貝尚介先生のコメントが「410キロ前後の小柄な馬で、昨年11月の入厩後も心身の幼さが目立つなどデビューまでにもかなりの時間を要してしまいました。」とあるように懸念がそのまま出た模様。

 それぞれの募集価格がクラブ強気の8000万円、5000万円、5000万円だったことを考えるとそれぞれ獲得本賞金が0円、1895万円(2017年9月6日現在)、0円は少なすぎる。


 本馬は母の15歳の時の産駒。この昨今の仔出しからとてもこの募集金額8000万円を回収できるとは思えないがクラブは会員数の増加や昨年の募集馬が全て満口になったことなどから強気。預託厩舎が今までクラブが良血馬を与えてこなかった田村康仁厩舎というのも試行錯誤している証拠だろう。もちろん、田村先生とて、これだけの血統で募集金額の馬を預かるわけで必死に取り組まれるだろうがさてどうか。仕上げの上手な先生だが、馬房の回転が下手で、馬が頭打ちとなると後回しが酷い。

 馬体重は406キロと小さいが4月生まれでまだ成長の見込みはある。見込みはあるがレーヴルシードのように成長がなく苦労する可能性も少なく無い。クビ差しの角度も高いし背中のラインも悪いしでどうもこの金額の馬の馬体じゃない。

 もちろん、ジンジャーパンチのように突然大物を出す可能性も否定できないが、私は厳しいと見る。

02 リッチダンサーの16

 母は英国産の未勝利馬だが、初子のスタッブスアート(05年産 牡 父Hawk Wing)がGTで3着2回と好走。母が日本に持ち込まれてからは我が愛馬のバウンスシャッセ(11年産 牝 父ゼンノロブロイ)が重賞3勝にオークスGT 3着、ホーカーテンペスト(09年産 牡馬 父Hawk Wing)が5勝、愛馬だったフロアクラフト(10年産 牝 父フジキセキ)が4勝にオークスGT 5着と素晴らしい活躍。

 私の愛馬だったバウンスシャッセとフロアクラフトは共に募集総額1800万円。これがそれぞれ獲得本賞金1億4990万円と1億572万円と共に1億超え。大きく儲かったし更には繁殖牝馬として仔出しも期待している。母馬優先権が使え取得がほぼ確実なことは非常に大きい。

 日本での初産駒となったホーカーテンペストはデビュー前から素晴らしい馬体の持ち主と言われ、大注目の1頭だった。実際オープンで活躍し現在5勝。私はその仔出し(馬体の)の素晴らしさに惹かれ迷わず2010年産のフロアクラフトを購入。続くバウンスシャッセも馬体が良く、募集価格も1800万円と安価でしかも憧れていた藤沢和雄厩舎だったことから即断で購入。活躍は上述の通り。


 しかし、それ以降の産駒を私は購入していない。それは母の価値が上がり産駒の募集価格が高すぎると思うからだ。私は夢を見るよりも堅実に1口生活を送りたい。損をしないような馬の取得を心掛けている。フロアクラフトとバウンスシャッセは募集金額的に2、3勝してくれれば十分でそのくらいはしてくれそうだと確信し購入。

 ところがそれ以降の産駒は募集金額的に元が取れそうにない。12年産のメリーモナーク(父キングカメハメハ)は牡馬で募集総額4400万円。13年産のムーンクエイク(父アドマイヤムーン)は牡馬で4000万円。2017年9月6日現在メリーモナークは獲得本賞金2995万円と赤字。ムーンクエイクは同4005万円で4歳にしてトントン。これからプラス圏内に転じて行くことだろう。

 14年産でバウンスシャッセと同配合のグランデセーヌは体が弱く3歳9月にして未勝利。勝ち上がりは厳しい。

 やはり母の高齢化による繁殖能力の低下は避けられず、高騰する募集価格と反比例してリスクが高くなっていると私は思う。


 本馬は父が待ってましたのディープインパクト。はっきり言ってこの配合を待ち望んでいたし、クルソラも母にディープインパクトをつけてクラシックで通用する産駒が登場してきたようにこれまでで最高の成績を残す可能性は高い。

 私も欲しいと思うが、母の16歳の時の産駒とそろそろ母の高齢が気になること、徐々に母の仔出しが以前ほどではなくなっていること、特にグランデセーヌのように体質の弱い馬を輩出するようになったことや牡馬がことごとく去勢されているように気性面でも難しい馬を輩出するようになってきたこと、そして募集金額が高すぎてここまで稼げるのか心配なこと、最優先×1以上で抽選になりそうで×1の権利のない私は参戦しても非抽選除外であることなどから今回も申し込みません。

 私の中ではこの馬よりもフロアクラフトやバウンスシャッセの若い時の産駒の方が活躍する可能性は高いと思うし来年から募集されるそちらを購入して行きたい。もちろん、この馬には母馬優先権がついてくるのでそれ狙いで買うのは非常に有効だと思う。

 馬体はさすがで馬格全体的な造りと欠点が少ない。ただ、フロアクラフトやバウンスシャッセほどの馬体ではない。非力な感じがする。

04 クルソラの16 牡馬ならこの金額設定でわかるが高すぎる

  母は亜国の3歳牝馬チャンピオンという超優秀な馬。

 産駒からは本馬と同配合の12年産クルミナル(牝 父ディープインパクト)が新馬、エルフィンS オープンと連勝し早々にクラシック戦線に名乗りを挙げしかも主役に。本番の桜花賞GTではレッツゴードンキの2着、オークスGTでもミッキークイーンからコンマ2秒差の3着と世代最上級の能力の馬だった。

 残念ながら屈腱炎を発症しそこで引退を余儀なくされてしまったが、やはり他の種牡馬と違いディープインパクトとつければ走るなぁ〜という印象だった。

 当時クルミナルはディープインパクト産駒の牝馬としては安価な募集価格3600万円。馬体も良く私も欲しかったが当時募集馬の中で1番人気で最優先権を使ってもかなり狭い当選確率の抽選だった。キャロットクラブの抽選モノはことごとく外すキャロコンピュータと相性の悪い(こうやって批判めいたことを書いているから意図的?笑)私としては落選を嫌い撤退。結果的にはそれでも良いと思えた馬に行っておけば良かったと後悔もした。

 11年産のピオネロ(牡 父ネオユニヴァース)も馬体が素晴らしくこちらは一般枠でそこそこの確率での抽選だったので応募したが敢えなく落選。現在6勝を挙げ重賞でも2着。獲得本賞金も1億7802万円(2017年9月7日現在 中央のみ)と大きく逃した魚は大きかった。しかしきちんと自分の中では目を付けて応募もしたのだからこればかりは仕方がない。

 元々09年産のクローチェ(牡 父ダイワメジャー)も欲しかったがアドマイヤセラヴィの産駒と最優先枠で両天秤に掛けアドマイヤセラヴィの方へ。結果的に落選したわけだが、アドマイヤセラヴィの産駒は未勝利引退、クローチェは3勝だった。


 このようにずっとクルソラの産駒を追いかけていた私。ついに昨年最優先権×1を行使し15年度産駒アランブレラ(牡 父オルフェーヴル)を獲得。ただ、近況報告やPOG本の内容からはどうも弱そうで・・・(苦笑)。


 16年産の本馬は父がディープインパクトになったことはわかるが募集金額が5600万円とやたら高額に。クルミナルから2000万円も上がりうーーーんという感じ。

 また、デビュー前はやたらと評判の高かった14年産ミッキークルソラ(牝 父ダイワメジャー 2015年セレクトセール5400万円)が12戦して未だに勝ち上がれず。13年産のゴルナーグラート(牡 父エンパイアメーカー)も体質も弱く走りもさっぱりだったし、15年産のアランブレラの評判の良くないことと言いどうも世間的には母の産駒は評価を落とす一方。クルミナルの所属していたキャロットクラブでなければ5600万円の金額はつかないなと言った感じ。はっきりと割高感がある。

 ただ、ディープインパクトと母との配合は間違いなく、厩舎もだれもが憧れる堀宣行厩舎。当然最優先権でも抽選対象。しかし、私的には牡馬で募集価格4000万円だったアランブレラの方がお得感があると思う。

 とはいえ何度もこの先書いているようにクラブが強気の設定をしているときは自信のある場合が多く走る可能性は高い。また適正価格(或いは割安)だと思えたアランブレラは育成時に常にシャドーロールをつけているなど何か問題がある場合が多い。

 13年産の牡馬もクラブで募集価格2000万円で募集され、「やたら安価だが何か不具合でもあるのか? 最優先でも良いと思えるが」と書いて疑問を呈していましたら、第一次募集直前で募集中止。結果的に問題がわかっていて金額を抑えているんですよね。であるならば、強気の金額設定の16年産本馬は走るかも知れない。

 ただ、確率論的にはもう母の14歳の時の産駒だし、全姉のクルミナルほどは走らないだろうと思う。馬体の造りも薄く非力な感じがする。私は昨年クルソラの子を購入したこともあり、もうお腹一杯。

05 ディアデラノビアの16

 母は重賞3勝で文句なしの実績。産駒は母と同じく重賞3勝のディアデラマドレ(10年産、父キングカメハメハ)や重賞1勝のドレッドノータス(13年産、父ハービンジャー)を筆頭に共に5勝を挙げ重賞でも2着のディアデルレイ(11年産、父キングカメハメハ)とサンマルティン(12年産、父ハービンジャー)とまさに屑出ぬ素晴らしさ。

 本馬は母の14歳の時の産駒でそろそろ年齢が気になるところ。しかし、13年産のドレッドノータスが重賞を勝ったり、14年産のバルデス(父ハービンジャー)がすでに3勝目を挙げていることなどから最近の産駒が確実に走っておりさほど心配無いと思われる。

 母とキングカメハメハとの配合は間違いないのだが、本馬は1口17.5万円。募集総額7000万円で、この金額を回収するならば確実にオープンまでいかないといけない。5勝を挙げ重賞2着の2頭を見るとでディアデルレイが獲得本賞金8915万円。サンマルティンが同7382万円。この2頭くらい走ってトントンか預託費用を考慮すればまだ赤字。

 1口は儲け度外視で夢を買うんだという方には絶対お薦めだが、私のように弱小である程度赤字なく行きたいものには買えない価格設定。

 ただ、クラブが強気の価格設定をするように誰もが憧れる堀宣行厩舎所属。抜群の調整力で大活躍されてくれそうな大きな期待が持てる。

 馬体はさすがで繋ぎやクビ差しの角度は素晴らしく、顔つきなどを見てもそりゃ走りそう(笑)。ただ馬体重が407キロと小さく、3月生まれなのでもう少し成長してくれると思うが心配。同じ配合で牝馬のディアデラマドレは出走時に450キロ程度あり、こちらは牡馬ということもあり最低でもそのくらいまでは増えて欲しい。同じ配合で牡馬のディアデルレイは500キロを超えるくらいの馬体重だった。14年産のバルデスは募集時の馬体重が406キロでしかも2月生まれだったことから募集時に同じ懸念をしたが、そこからグングン成長し出走時は486キロ。この成長力で1000万クラスも3歳で卒業した。同じ道を辿ってくれれば問題無いのだが、そこは確証はない。


 そしてもう1つ心配なのが気性面。兄は5頭の内3頭が去勢されているように気性面が難しい。これが出過ぎると大成しない可能性もある。総じて、気性面、母の高齢、馬格のなさとこの価格の割りに心配な点が多い。

07 アディクティドの16 良い馬だ

 母は独産で独で重賞を制している。

 産駒は第2仔のクルーガー(牡 父キングカメハメハ)がマイラーズカップGUを制し重賞ウィナーを輩出。クルーガーは高野厩舎お約束のトレセンでの故障(骨折)さえなければもっと活躍できていた馬だと思う。

 昨年募集された第3仔のアリストライン(牝 父ハーツクライ 募集価格3400万円)は馬体が素晴らしく一般枠でも僅かな抽選に引っ掛かると思い応募したが結果的に最優先枠内での抽選になり落選。

 本馬は第4仔。15年産に続きハーツクライ産駒の牝馬。同じ条件なのにこちらは募集価格3000万円と少し安くなった。その理由としては母型の芦毛の馬体に出たことなどがあるのかも知れないが、正直馬は非常に良く見える。繋ぎの角度なんか私が思う最高のものだし、背中のラインやクビ差しの角度も良い。馬体重も2月生まれで451キロと昨年の募集馬と同じ時期同じ馬体重。

 全体的に走りそうで購入候補と言いたいところだが、今年は関西馬だけで良いのがたくさんいてこれ以上は購入資金がないし、関東でしかも私の疑問視する木村哲也厩舎ということで撤退。一般枠でも抽選になりそうだし後日後悔するかも知れないが応募全馬当選したら借金しないといけなくなるしそれはできない。

08 ヒルダズパッションの16 父が変わるだけで募集金額が半分というのは胡散臭さを感じるが

 母は北米で8勝のGTウィナー。引退後日本に持ち込まれた。

 初子のジークカイザー(牡 父ティープインパクト)はその期待の高さから当時の最高募集価格1億2000万円だった。期待通りデビューから2連勝。しかし深管骨りゅうで長期休養。そこから1000万クラスの脱出に4戦を要する。昇級初戦の準オープンでも2番人気5着と好走。勝ち馬からは僅かコンマ2秒差だった。2017年9月7日現在獲得本賞金は4087万円と募集価格に大きく届かないが、まだ底を見せておらず賞金を積み上げて行くだろう。ただ、相手なりに走るもののオープンや重賞では力不足感は否めず、募集金額の回収は難しそう。

 14年産のハーツクライ産駒の牡馬は2015年セレクトセールで1億152万円で取引されたが競走馬になれなかった。15年産のディープインパクト産駒のヴェルテアシャフト(牡)はまだデビューしていない。ただここまでの近況からは募集金額に見合う強さは感じられず、常に”成長待ち”という言葉が。そして馬体重は500キロを超えるなどディープインパクト産駒の中では異端。

 どうも期待されたほどの産駒が出ていないということで16年産の本馬は安価設定。父がオルフェーブルに変わったとは言え、牡馬で募集価格6000万円。それぞれ1億2000万円だった兄の実に半額。

 母の9歳の時の産駒でまさに一番期待の持てる時期。馬体重は446キロとこの時期には最も適正で心配無し。

 ただ産駒は体質の弱い子ばかりでのこの抑えられた価格設定には疑問を持つ。毛づやが良く見えず、兄同様内臓面が心配。また全体的に華奢で非力な感じ。最もこの母の子はいつもこんな感じだが・・・。背中のラインやクビ差し、飛節の角度は良く関東でなければ金額的にも買いたい馬。特に私は木村哲也先生はこれまでの経験から個人的に好きではないので・・・。これが堀宣行先生のところだったら関東でも買っていたかな。

11 ラドラーダの16 クラシックに無縁そうな配合にこの金額は・・・

 母は4勝馬。まだまだやれそうだったが、母レディブロンドの最後の産駒でかつ私の愛馬だったアフロディーテの急死により、血を残すために急遽繁殖入り。

 産駒は私が毎回募集全馬の中でも1、2を争う好馬体とベタ褒めするほど良い子を出して来た。その結果が初子のティソーナ(13年産 牡 父ダイワメジャー)は3歳オープンを勝ちNHKマイルにも駒を進める活躍。

 2番仔のレイデオロは私は募集馬評価は次のように書いた。

募集金額も一気に2000万円上積みされた。昨年産は適正価格と思えたが、今回は値付けが高い。藤沢和雄厩舎で完売が確実なことからの強気の采配なのだろうが、この金額となると母以上の活躍か、重賞でも勝たないとなかなかペイできず、母の成績からそこまで行けるかとなると微妙。

 馬体は13年産の兄同様良く見せる。母父に馬体詐欺?のシンボリクリスエスが入っているのもあるだろうが重厚感があって繋ぎの角度なども良好。母の8歳の時の産駒で母なりに大物を出すとすれば今回辺り。安ければ買いたい馬。距離は2000m持つかどうか程度に思う。


 結果的にこの馬がダービー馬となりキャロットクラブに栄冠をもたらす訳だが、私は母の活躍した距離と兄ティソーナの走っている距離から正直ダービーの2400mは持たないと思っていた。そしてやたら強気のクラブの価格設定。これは良い馬であることが間違いない場合に多い。

 今回は募集価格が1億4000万円。ダービー馬の下ということでわからないことはないがいくらなんでも高すぎるだろう!!そりゃ、この金額に設定しても確実に満口になるし、クラブとしては高く設定すればするほど儲けがあるわけだからそうするのは常道だが会員に対して冷たい印象。

 しかも父はロードカナロアで自身も短距離馬だったし、産駒も傾向としてやはり短距離での活躍が目立つ。この金額でダービーも皐月賞も目指せないような馬を1億円以上も出して買いますか?という話。

 私?もちろん軍資金がとても足りないから買えないが、買えたとしても買わない。もちろん、馬は素晴らしいですよ。飛節の角度も良いし毛づやも良いし重厚でパワーもあり強そう。悪いところは見当たりません。母の10歳の時の産駒でポテンシャルも最高だろうし・・・。心配なところは馬体重が上限一杯というところ。1月生まれなのでこれ以上そんなに大きくならないと思うが、あまりここから大きくなりすぎると脚元への負担が心配だし、小脚が使えず短距離馬としては不利。

 さすがに応募状況を見ても母馬優先権がなくても最優先×ナシで取れそう。そりゃそうだろうと個人的には思う。

14 コンカランの16 キャノンショットにならないか心配

 母は36戦3勝。3歳7月に11戦目でようやく勝ち上がると続く500万クラスを連勝。更に降級して500万を優勝。1000万クラスでは2着1回、3着3回など上位の成績だったが勝ち上がる事はできずに引退した。勝ち星は全て芝の中距離だった。

 初子で15年産のリュクスポイント(牡 父ダイワメジャー)は2015年セレクトセールで2700万円で落札された。本馬は同じ配合でほぼ同じ金額(2800万円)。まだリュクスポイントがデビューしていないので産駒にどれだけの能力があるのかはわからない。

 本馬は母の第2仔。2月生まれと早い生まれだが馬体重がすでに536キロもあり大きすぎる。ダイワメジャーで大型馬と言えばキャロットクラブで2年前に募集されたキャノンショットがパッと浮かぶ。この馬、募集時は524キロだった馬体重がどんどんと増え、2歳6月には590キロ。なかなか仕上がらずに3歳4月にようやくデビューするも最下位でタイムオーバー。そこから4着、14着と来て現在に至る。大きすぎると脚元に負担がかかるし仕上がるのに時間がかかるしでデメリットが多い。そういう意味でこの馬も期待半分不安半分と言ったところ。

 ならば募集価格の2800万円は少し金額設定が高いと思う。ダイワメジャー産駒らしく筋量は素晴らしいがクビ差しの角度が高く背中のラインもイマイチ。上原博之厩舎も関東の優良厩舎のイメージ。

18 キューの16

 母は北米でGU勝ち。産駒はブレイクランアウト(06年産 牡馬 父Smart Strike)が重賞勝ちして種牡馬入り。しかし、それ以外の産駒ではエネアド(09年産 牡馬 父ディープインパクト)が4勝くらいしか目立つ活躍馬はいない。その4勝とて1000万クラスを2回含み準オープンでは最高4着と勝ち負けできなかった。

 そんなに仔出しが良いとは言えない母の産駒を母が高齢になった今でも引っ張るのはクラブの功労馬ブレイクランアウトの活躍があってのものだろう。

 しかし、近年の母の産駒はさっぱり走っておらず未勝利戦を勝つことすらも難しい状況。本馬はついに母の19歳の時の産駒で募集金額の2000万円を回収すること自体至難の業と思われる。

 それでも募集されるのはクラブ会員からの母への人気があるからだろう。確かに馬格もあり馬体も悪くない。厩舎も戸田博文厩舎と勝率の高いまずまずの厩舎に入れてきた。

 父ジャスタウェイは本年が初年度産駒。ドバイデューティフリー、天皇賞秋、安田記念のGT3勝。その父ハーツクライ。15年度の種付料は350万円。まだ産駒が走っていないので評価は難しいが本年度も種付料が変わっていないところを見ると産駒の評価は悪くないのだろう。

 私は母の高齢、仔出しの悪さ、お得感がないことから購入する気はない。

20 マイティースルーの16

 母は27戦4勝馬。キャロットクラブで募集総額1800万円だった。芝のマイル前後で走っていた。

 産駒は初子で12年産のマイティーハニー(牝 父ハーツクライ)が500万クラスでも能力上位だったが屈腱炎で引退。2番仔のマイティーゴールド(牡 父ゴールドアリュール)は2勝を挙げるも500万クラスで二桁着が多いなど浮沈の差が激しい。3番仔のマイティーキュート(牝 父ダイワメジャー)は屈腱炎を再発し結局デビューできなかった。

 このように産駒は脚元が不安で気性も難しくなかなか大成しない。

 本馬は母の10歳の時の産駒で繁殖黄金期。気になる脚元は飛節の角度が良く、管も枯れており故障の確率は少なそう。馬体重も兄姉のように大きすぎず募集現在で462キロ。キ甲が抜けておりこれ以上そんなに成長しないのではないか。

 父ルーラーシップもまずまずの産駒の成績。これまで母の産駒で獲得賞金が2000万円を超えた馬はおらずこの募集価格を回収出来るか心配だが、これまでで最高傑作の可能性も秘めている。

 買いたい馬ではあるが関西だし決め手がないので私は買いません。

29 ドルチェリモーネの16

 母はオープン勝ち馬で産駒からもオープン勝ち馬を輩出するなど優秀。ただこのオープンはいずれも未勝利勝ち後の2歳及び3歳限定のオープン競走でそこを勝ってからはさっぱりのお互い2勝馬。

 それ以外の産駒は4頭いるが全馬未勝利引退。最も走った産駒の11年産牡馬デリッツァリモーネで獲得本賞金が2650万円であることを考えても本馬の募集金額1600万円は元が取れない可能性が高い。

 本馬は母の15歳の時の産駒。馬格はあるが馬体に特筆すべきところはなく、高いクビ差しの角度、背中のラインなどイマイチで走りそうと思える要素は少ない。ただ昨年の高すぎる価格設定からは800万円もダウン(もっとも種牡馬が違い種付料が400万円安くなってはいるがそれでも更に400万円安い)しているが、これでも決して安くはない。

30 ティフィンの15

 母は20戦1勝。キャロットクラブで1600万円で募集された馬。3歳8月のダート1700mで1勝を挙げるもそこで完全に頭打ち。

 母の産駒は初子で12年産のルフナ(牝 父チチカステナンゴ)が新馬戦で1番人気に支持されるも3着。そこからは成績は下降の一途を辿り未勝利で引退。出走時420キロ前後と懸念されていたように馬格がなかった。

 第2子のキュンメル(牝 父ゴールドアリュール)は全体的に馬格のある馬を出すゴールドアリュール産駒だが、馬体重は423キロとこれまた小さくも馬体は全く迫力を感じないと募集時に書いたが新馬戦ハナ差2着と良い走りを見せるもそこから成長力を欠き6戦して未勝利引退。

 結果的に産駒は優勝まで惜しいところには行くのだが1勝もしていない。いや、仮に勝ち上がっていたとしても500万クラスでは厳しいだろう。


 本馬は4番仔で母の10歳の時の産駒。繁殖黄金期で期待は出来るのだが、そもそも母の能力に疑問だし募集金額の1400万円を稼ごうと思えば2つは勝つ必要があり、そこまでは見えてこない。馬体も華奢で非力に見えて弱々しい。

31 ヴァイスハイトの16 良い子を出す印象

 母はキャロットクラブで1口45000円で募集された馬で2勝。1000万クラスでも能力上位だった。能力的には少なくとも3勝馬とみるべきだろう。

 産駒は初子で11年産のロスヴァイセ(牝 父シンボリクリスエス)が3勝を挙げ獲得本賞金は4155万円。第2子のシェーンハイトはアクシデントで股関節に故障を発症しデビューできずに引退となってしまったが、13年産のフォースリッチ(牡 父ワークフォース)新馬勝ち(500万クラスで頭打ちだが・・・)、14年産のクルークハイト(牝 父クロフネ)も新馬戦2着から3歳春に勝ち上がり、15年産のヴァイザー(牡 父ノヴェリスト)も新馬戦で勝ち上がり続く小倉2歳S GVも不利がなければ2着は確実だった。

 このように産駒5頭中無事に出走に至った馬たちは全馬勝ち上がりと母の仔出しは非常に優秀。16年産の本馬も母の12歳の時の産駒とまだ若く十分に良い馬を出せる範囲内。

 兄ヴァイザーと比べても更に募集価格は高くなり(そりゃ産駒が確実に走っているので当たり前ですが)旨味は少なくなっているものの、これも新馬勝ちを含めて走りそう。

 馬体は少しクビ差しの角度が高いことと背中のラインがイマイチというところもあるが総じて良く見える。馬体重も463キロとしっかりしているし飛節の角度が素晴らしい。そして毛づやも良好。筋量も豊富で欲しい馬。


 ただ、そこそこの金額なことと、関東馬ということで他馬と比べて後回しの存在。でもはしるんだろうなぁ〜。

33 フェルミオンの16

 母はキャロットクラブで募集価格1800万円で募集された馬。芝1200mの新馬戦を勝つも馬格のない馬のパターン、他馬が本格化した3歳春からは出番なし。

 初子である12年産のストレンジウォーク(牡 父メイショウサムソン)はキャロットクラブにて募集価格1400万円で募集された馬。募集当時の馬体重は438キロと牡馬にしては小さめを懸念していたが、2歳時には490キロ前後で走っているように急成長。芝2000mの未勝利戦を圧勝し、続く500万戦でも連勝。4歳になり1000万特別を勝つと準オープンでは4戦連続2着。その後降級して1000万クラスで4勝目を挙げ現在に至る。獲得本賞金は7920万円(2017年9月6日現在)と素晴らしい稼ぎ。

 第2仔で13年産のアップクォーク(牡 父ベーカバド)もキャロットクラブで募集価格1400万円で募集された馬。未勝利、500万、1000万と3勝し準オープンでも2着で現在(2017年9月6日)に至る。こちらも獲得本賞金は4歳夏ですでに4280万円。これからまだまだ加算していくだろう。

 このように母は競走成績ではイマイチだったが抜群の仔出し。さすがに仔出しが良いので今回の16年産は牝馬にもかかわらず上の兄2頭よりも募集価格は高く設定され1800万円。それでも兄たちが稼いだ金額を見るとまだまだ割安感満載。


 ただ、父が産駒の走りが案外なダノンシャンティ。私もこの父の産駒キアナを所持していたので父の産駒には注目していたが良い成績は残せていない。ちなみにキアナは腰フラでデビュー出来ずに引退した。


 14年産のチャームクォーク(牝 父クロフネ)の時は「繋ぎの角度が高くダートしか走れない確率が高い」と書き結果的にダートでの勝ち上がりとなった。本馬も繋ぎの角度が高く故障のリスクとダートが主戦場になる懸念がある。

 また馬体重がいつもの通り415キロと小柄で心配。この母の産駒はストレンジウォークも馬体を良く見せなかったように本馬もそんなに強そうには見えない。それでも走るんですけどね。

 預託厩舎の古賀慎明先生は愛馬を預かっていただいたことがなくお顔となんとなくしか知らないが、丁寧な印象。ピュアブリーゼがこの先生でしたよね。お仲間さんからはNG厩舎っぽい感触ですが・・・(笑)。


 私としては関東馬であること、父ダノンシャンティが心配、415キロの馬体重が小柄で心配なことから購入には走らないが、産駒は今のところ全て勝ち上がっているし母の10歳の時の産駒とポテンシャルも高いことから関西馬なら購入候補という感じ。

34 チアズメッセージの16

 母は5勝馬で重賞2着3回の実績がある馬。産駒からはクリプトグラム(12年産 牡 父キングカメハメハ)が目黒記念GUを制覇。故障がちだが故障がなければGTでも良い走りができるのではないかと思えるほどの能力。また初子プレファシオ(07年産 牡 父クロフネ)もダートの中距離で4勝。3歳時にはオープンの昇竜Sを勝っている。

 クリプトグラムはキャロットクラブで募集され募集価格4000万円。私は募集当時

馬体は私はクビが細く角度が高いのが好きではないが、それ以外はほぼ完璧。筋肉量も豊富。背中のラインも走る馬のもの。皮膚が薄く毛づやも良好。飛節も大きく力強い。感の枯れ具合も素晴らしいし繋ぎの角度、長さともベスト。

と馬体に高い評価を与えつつも

馬体重は5月と遅生まれながら牡馬としては水準以下の412キロと小さい。

ということを嫌って撤退。走られても何の悔いもないと書いていた。07年産のプレファシオ以来に目立った産駒が出なかったことも撤退の一因。

 結果、デビュー時には456キロで出走できるほどに成長し、そこから更に3歳夏にも順調に成長を遂げGUを制覇し故障がなければGTでも好走したいたほどの素晴らしい能力を持った馬になった。

 ただ、この母の産駒は故障が多く、10年産(牡 父キングカメハメハ)、11年産(牡 父キングカメハメハ)はデビューに至っていない。また、08年産(牝 父キングカメハメハ)や13年産(牝 父クロフネ)など未勝利で引退してしまう産駒もおり、仔出しは安定していない。


 16年産の本馬は父がこの母としては初めてとなるヨハネスブルグ(2015年度の種付料200万円)。産駒の仕上がりが早く、2歳戦で活躍出来成績も高く正直私の狙っている種牡馬。金額も募集価格1600万円と重賞ウィナーを輩出した母の子としては抑えられており適正価格。厩舎も若手ながら私の印象は悪くない大和田成厩舎。

 ただ、馬体がダメだなぁ〜。全体的に造りが薄く非力に感じる。クビ差しの角度も高いし背中のラインも良くない。筋量も少なく繋ぎの角度が高いことから兄姉同様故障が心配。馬体重も395キロと4月生まれとはいえ小さい。もちろん、そういったところで募集金額が抑えられているのだと思う。

 早期にデビューして1つ勝てるかも知れないが、その後は頭打ちになる可能性が高く、安価とは言え募集金額の回収は難しそう。

 関西馬なら買わないこともないが関東馬だし見送り。

44 ココシュニックの16 買うよ(笑)

 母は3勝馬。だが未勝利と500万が2回。勝ち鞍はすべてダート。私が非常に印象に残っている馬で、愛馬チャーミングシチーが勝ったレースでの断トツの1番人気馬だった。チャーミングシチーは珍しく中京で騎乗していた横山典弘騎手の超抜群の手綱捌きでココシュニックを押さえ込んだが、もう1度走れば完敗だっただろう。ココシュニックは結果は3着。ただ、最終的にはチャーミングシチーはその1勝だけだったが、ココシュニックはその後さすがに3勝を上げている。

 初子で11年産のステファノス(牡 父ディープインパクト)はクイーンエリザベス2世カップ(香港)や大阪杯、天皇賞秋と言ったGTで2着。獲得本賞金は国内だけで3億円を超える。

 ただ、そこからは父が異なるとは言え大物は出ず、12年産で父がネオユニヴァースの牡馬ココスタイルは僅か1勝で500万クラスで頭打ち。13年産で父がステイゴールドの牝馬ココファンタジアは4歳8月でようやく2勝目を挙げ現在に至る。14年産で父がハーツクライの牝馬グラニーズチップスは私も欲しいと思い最優先枠で応募し落選したが、3歳9月で未だ未勝利。新馬戦は2着とさすがだがそこから苦戦を強いられている。

 このように超一流馬を輩出した母だがそこからは2勝馬が1頭いるだけ。仔出しは決して良いとは言えない。

 16年産の本馬は父がディープインパクト。活躍したステファノスと同じ配合で当然期待は高い。募集価格の5600万円は7000万円で募集された兄ステファノスから見れば高いが、兄の活躍からはやむを得ないだろう。

 ディープインパクト産駒で気になるのは馬体重だが417キロと5月の遅い生まれを考えれば許せる範囲。そりゃもう20キロはこの時期でも欲しいところだが成長に期待。逆にディープインパクト産駒にありがちな300キロ台でないので及第点。

 ちょいとクビ差しの角度が高く背中のラインもイマイチだが、筋量豊富でパワーはありそう。繋ぎも気持ち高めだがまずまずだし最優先権×ナシで取れそうなので13年産に次いで参戦しようかと。

 ただ、これが藤原英昭先生のところなら即決なのだがクラッシャーの高野友和先生。良い騎手を割り当ててくれるが何せトレセンでの故障が多い。そして預かっている馬の質の割りに成績が・・・。うーーん、心配も尽きないが購入候補。

50 マルティンスタークの16 購入候補も順番は低い

 母マルティンスタークは私の購入候補も結局買わずに随分悔しい思いをした4勝馬(募集価格1400万円)。2戦目の芝1600mで勝ち上がり、クラシックには縁がなかったが、3歳9月に芝1800mで2勝目。続く1000万特別を連勝。1600万クラスでも勝ち馬からコンマ1秒差など上位の成績だった。その後、降級してから1000万を勝ち4勝目。計29戦とコンスタントに走り6846万円も稼いで繁殖入りをした。

 母の初子で12年産のグリューヴァイン(牝 父ゴールドアリュール)はその悔しい思いから最優先枠を使用して購入。募集価格1400万円と母と同じ安価な価格にもかかわらず3勝を挙げ現在獲得本賞金は3550万円。投資額の倍以上を稼いでくれて投資は大成功。

 2番仔で14年産のマルムーティエ(牝 父ダイワメジャー)はデビュー戦から3着3着4着と上位の走りを見せるも未勝利引退。これは馬体は良く見えたが正直能力がなかった。

 3番仔で15年産のショーンガウアー(牡 父オルフェーヴル)はPOG本などでもボチボチと話題になっていて走りそうな雰囲気。まだデビューしていないので能力はわからないがある程度は走るのでは。私はその年度はその隣のページのクルソラの16を最優先枠×1を使って購入したわけだが、どうもマルティンスタークの15の方が全体的に評判が良い。これは選択を失敗したのかと焦っている。

 4番仔の本馬も1つ上の兄と同じくオルフェーヴルとの配合。オルフェーヴルの産駒は初年度産駒から札幌2歳S GVを制するなど順調。気性面が心配された父の産駒だが、どうやら仔出しに心配は無さそうだ。しかもこの配合はショーンガウアーの評判が良かった点からも問題ないだろうし母の11歳の時の産駒と最高の状態に近い。

 2月生まれで馬体重が437キロとやや小ぶりなのが心配だがなんとも走りそうな好馬体。力強さを感じる馬体でクビ差しや繋ぎの角度も良好。背中のラインも良い。毛づやも良く見える。

 預託予定の中内田充正厩舎は若手だが成績を残しており私は評価の高い厩舎。ショーンガウアーの木村哲也厩舎よりも私個人は信頼が高い。総じて魅力のある馬だが、2頭の姉からは、気性が非常に難しかったり、決め手となる脚がなかったりと2、3勝は出来ても母を超える馬が出てくるのかとなると疑問。

 最優先権使用でなければ取れそうもないし購入候補の1頭だが私の中で順番は低い。

51 ヴィートマルシェの16 前年は1番人気 今年も最優先権×1で抽選が濃厚 ×1権利のない私の出番はない

 母は1勝馬だが仔出しが良く重賞2着のアヴニールマルシェ(12年産 牡 父ディープインパクト)、オープン勝ちのサンブルエミューズ(10年産 牝 父ダイワメジャー)、5勝馬のグレナディアーズ(11年産 牡 父ネオユニヴァース)などが活躍している。

 サンブルエミューズが募集価格2200万円で7183万円、グレナディアーズが募集価格3600万円で8242万円、アヴニールマルシェは募集価格7000万円で6710万円と募集価格の高騰に伴い利益は減ってきている。

 本馬は母の14歳の時の産駒で募集価格は3000万円。牝馬であることを考えると母の産駒としては過去最高の金額。稼いでいるとは言え兄姉たちはオープン特別までの勝ち星しかないことを考慮するとあまり旨味はないと感じる。

 またビシビシ使う矢作芳人先生のところにあって、高く短い繋ぎの馬は故障が心配。なぜか毛づやも良く見えない。クビ差しの角度や胸前の筋量などはさすがに素晴らしいが。


 そもそも前年度募集されたリリーバレロ(15年産 牝 父ロードカナロア)が最優先×1で抽選になったことと、9月5日現在の応募状況を見ていると今年も最優先枠での×1で抽選となる可能性が濃厚。×1権利のない私がでる幕はない。


 母の産駒は未勝利馬がなくまさに屑を出さぬ名牝。兄姉たちの稼いでいる金額からして安価な価格設定に毎年全国調教師ランキングで1位2位に来る矢作芳人厩舎ということでそりゃ私も欲しく無いのかと言われれば欲しい。しかし、買えないものは仕方がない。

52 シーザリオの16

 母はクラブで募集され日米オークスを制するなど世界レベルの馬でその産駒からも世界レベルのエピファネイアが登場。ジャパンカップを優勝し皐月賞やダービーも2着だった。

 ただ、12年産のクローディオは未勝利戦での勝ち上がりにもクロー(苦労)していたように仔出しは極端。この金額でクラシックにも乗れないようでは目も当てられない。

 本馬は母の14歳の時の産駒。そろそろ仔出しが心配だが、13年産のリオンディーズ(牡 父キングカメハメハ)が朝日杯フューチュリティステークスGTを制し最優秀2歳牡馬に。ダービー5着の後屈腱炎で引退してしまったが、世代最後方の能力だった。

 そして14年産のグローブシアターも新馬戦優勝後ホープフルステークスGUで3着。勝ち馬は後のダービー馬レイデオロだった。その後少し時間を要したが3歳8月に2勝目。これからの活躍が期待される。

 このように直近の産駒がしっかりと走っていることから、母の年齢的なことは心配する必要がない。

 ただ、本馬は今年から導入された募集価格1億4000万円というあまりにも高い金額。そして父が短距離実績が高く、産駒も今のところ短いところが得意な馬がたくさんでていることを考慮すると本馬も1800m辺りが限界になってしまう恐れがあり、この金額でクラシックの夢が見られない短距離馬に出資するのは私としてはあり得ない。将来種牡馬になれる可能性も低いだろう。

 母の産駒は体質が弱すぎた07年産のトゥエルフスナイト(牡 父キングカメハメハ 募集金額8000万円 回収500万円)、08年産のヴァイオラ(牝 父キングカメハメハ 募集金額3200万円 未出走引退)を始め、競走能力が低かった11年産のロザリンド(牝 父シンボリクリスエス 募集金額3200万円 回収119万円 未勝利引退)、15年産のクローディオ(牡 父ハービンジャー 募集金額1億2000万円 回収1515万円 現役)と募集金額の割りにさっぱりのの大赤字馬が少なく無く、この母への投資は非常にギャンブル。もちろん当たれば大きな夢が見られる母の産駒だが私は安定した仔出しの母を選びたい。

 クラブが強気の価格設定をするだけあって馬体などは非の打ちようがない。本当に走りそうな良血の気品漂う馬。強そう。

59 ヒカルアモーレの16 買います(笑)

 母のヒカルアモーレ(2004年生まれ・父クロフネ)は、松田博資厩舎所属で、2勝馬。クロフネ産駒ということもあり、新馬戦はダート1800mでデビューするが2着の1番人気馬に10馬身差を付け圧勝。その内容から次走はフィリーズレビューJpnUに出走。4番人気4着(勝ち馬は後のGT馬アストンマーチャン)だった。もう1つ着順が上なら桜花賞への出走権を得ることが出来たのだが、それは叶わなかった。それでも重賞で力のあるところを見せる。

 続く忘れな草賞では芝1400mから2000mへの一気の距離延長。2番人気に支持されるがザレマの3着に敗れる。しばらく条件戦でも勝ち切れずにダートに戻ると成績が安定。2勝目もダートで1700mだった。そこから4戦し、常に人気にはなるが勝ち切れずに引退し繁殖入り。結果としてダートで2勝だが、芝でもオープンで良いところまでは行っている。

 2勝馬という評価でしかないが実際はオープンでも通用していた馬でこれで金額が抑えられているのかと思うと私が大変お得な馬。

 そういうこともあの、私は初年度産駒のグランデアモーレと2番仔のアモーレエテルノを購入。

 グランデアモーレは新馬戦、500万、500万、1000万特別と4勝を挙げ繁殖入り。私の思う2、3勝を見事にクリアし大活躍だった。アモーレエテルノは未勝利戦で2着まで来るものの、木村哲也調教師(この先生に関してはほぼ牧場主導と思われるが)のレース選択のまずさで勝ち上がる事はできなかった。

 続く3番仔のシュペルミエールが準オープンを含む4勝を挙げ最も活躍している産駒と言えるが、アモーレエテルノと同じく木村哲也厩舎だったことと募集価格が4000万円と割高に感じたことからパス。これは個人的好みなので仕方がない。

 本馬は5番仔。4番仔のアモーレミオがまだ走っていないが、基本的に屑出さぬ母だと思っている。今まで4頭の産駒は初子のグランデアモーレ以外は関東馬だったが今回は我が地元の関西。しかも一流厩舎の安田隆行厩舎。鞍上も川田将雅騎手や福永祐一騎手を使ってくれるし勝ち数も多く言うことナシ。

 母の12歳の時の産駒でまだポテンシャルは高いと思うし父も私の好きなダイワメジャー。母同様仕上がりが早く早期から始動できる可能性が高い。

 5月と遅生まれだが460キロと馬格もあり貫禄がある。馬体は繋ぎの高さが心配だが、ダート馬でも良いと思うしそれを除けば胸前の重厚な筋肉、薄い皮膚、背中のラインや管の枯れ具合も良好で非常に評価は高い。


 左右の飛節にOCD(離断性骨軟骨症)が確認され、9月4日に内視鏡手術による軟骨摘出手術を行ったということで、育成が少なくとも1か月程度は遅くなる誤算はあるものの、それを含めても高い募集金額とは言えず、このことで応募が減るのならむしろラッキーと考える。

 パッと募集馬一覧を見たときにまずこの馬が目に止まった。その後預託厩舎を知り、募集金額を知り馬体を見てとなるのだが、いずれも悪くない。

 後は初子のグランデアモーレ同様、最優先権を使わないと購入できないのか、手術の一件で人気が落ち一般枠でも抽選対象となるのかを見て他馬との兼ね合いを考えて行きたい。

60 グレイトフィーヴァーの16 購入候補 最優先枠なら購入確定 一杯枠なら実に厳しい抽選

 母は仏米で5勝。母の産駒は6頭が獲得本賞金4000万円を超えるなど非常に優秀。

 最も結果を残した09年産のアーデント(牡 父ディープインパクト)は5勝し獲得本賞金は1億を超えた。現在5歳の12年産シャルール(牝 父ゼンノロブロイ)は4勝を挙げ重賞でも2着2回。これまで走っている産駒の数は11頭だが、その内9頭が勝ち上がるというハイアベレージ。

 本馬は母の19歳の時の産駒でそろそろ仔出しが心配されるが、14年産のルエヴェルロール(牝 父ステイゴールド)は2戦目で勝ち上がり、500万でも上位の成績。まだまだ母の年齢による衰えは懸念しなくて良さそうだ。

 馬体も良く見える。クビが太くて推進力がありそうだしクビ差しの角度も良い。背中のラインも良いし筋量豊富で重厚感がある。この馬体の馬なら欲しい。馬体重も2月生まれで473キロと丁度良い。


 父の種付料は2015年度は350万円。去年のハーツクライ産駒(2014年度種付料500万円)と募集価格が同じだと考えるとどちらも牝馬で同じ価格でお得感はない。この金額でも欲しいが、他馬との兼ね合いで撤退すると思う。一般枠で凄い申込みの数だがそれは肯ける。最優先枠を使えば確定、一杯枠なら実に厳しい抽選になりそう。

64 ブライダルソングの16 セリ購入馬

 最優先枠で推定543口、一般枠で推定1698口も応募のあった超人気馬。なぜこんなに人気になるのかと言えばクラブがセリで落としてきた馬だから。クラブのセリ落札馬はジュベルムーサなど活躍馬が多数いて信頼度が高い。

 母ブライダルソングは愛国産で不出走。産駒はここまで6頭がJRAでデビューしているが10年産のハニームーナーがしば1400mの未勝利戦を勝ち上がったのみ。500万クラスではさっぱりだった。外は中央の未勝利戦では8着が最高で11年産から14年産まで未勝利で全滅。15年産のシャコック(牝 父カネヒキリ)は2歳7月でデビューしたが13番人気14着と上同様さっぱりだった。

 私の概念ではこれだけ走らない産駒しか出していない母の子はいくらクラブがセリで落としてきて預託厩舎がゴールドシップの須貝尚介厩舎だとしても良くて1勝だろうと思うが、クラブのセリ馬に対する世間の信頼は厚い。

 本馬は2017年7月の北海道セレクションセールで1728万円で落札。そこから僅か2か月で約700万円の上乗せとこれまた強気の価格設定。そりゃ、クラブがセリ落としてきた馬は実際走っているのでこの価格設定はわからないではないが、募集価格の2400万円も回収できるのかなぁ〜。

 愛馬フランベルジェの下のアブソルプションもクラブが2013年セレクトセールで1890万円で競り落とした馬だったが、私は募集時にダメでしょとバッサリ切った。実際12着、9着、7着で掲示板にも載れずに引退。何も良く見えなかったですからねぇ。

 本馬は4月生まれで馬体重が436キロとやや小柄。そこは問題ない範囲だが、毛づやが悪く背中のラインもイマイチ。筋量や繋ぎの角度は良いが、ここまで人気する馬とは思えない。募集金額も高いし最優先枠を使わないと取れないし、私としてはそこまでして買う馬ではない。

66 アヴェンチュラの16 怪しさ一杯 でもそりゃこの母の産駒は何でも欲しいゾ

 母アヴェンチュラはキャロットクラブで5000万円で募集された馬。僅か7戦しか走っていないが内容は実に濃厚。秋華賞GTを始めクイーンS GVにも優勝。その年の最優秀3歳牝馬に選出された。またスノーフェアリーのクビ差2着に来たエリザベス女王杯GT(3着馬は3冠馬アパパネ)、札幌2歳S GVの2着など超一流の成績。獲得本賞金は2億を超えた。

 その母の初子となるデサフィアンテには私は”非のつけないがない”と絶賛。当時持っていた最優先権×1を使ってでも欲しかったが、結果的に×2での抽選に。従って手が出なかった。

 第2仔の本馬は牡馬なのに募集価格5000万円。初子のデサフィアンテが牝馬で6000万円。キャロットクラブの値付けは基本牝馬に対して牡馬はその倍。ところが同額どころか安くなっている。しかも母が高齢で昨今の仔出しが悪いというのならわかるが。

 そこで考えてみると真っ先に思いつくのが馬体重の524キロ。1月と早い生まれだが、もうこれ以上は増えて欲しくない。これより増えていくと脚元が心配だし仕上がりにもいちいち時間がかかるだろう。ただキ甲も抜けておりこれ意地用増えない可能性も少なく無い。

 次に父がキングカメハメハからハービンジャーに変わったこと。間違いなく超一流の種牡馬成績のキングカメハメハに比べてハービンジャーは鳴り物入りでデビューしたものの期待外れという評価。ハービンジャーの15年の種付料は400万円だったが、昨年2016年は300万円、本年は250万円と年々評価は下がってきている。それに比べてキングカメハメハはデサフィアンテが付けられた2014年当時で800万円。2017年は1000万円まで上昇している。そういった母に対する期待の変化もあるのだろう。

 昨今は募集価格1億2000万円のトゥザクラウンがノドなり発覚などで未勝利勝ちすらも厳しい状態にあったり、ハープスターの下が募集価格7000万円と牝馬の最高価格にもかかわらず2世代連続で未勝利引退したりとキャロットクラブの値付けも怪しくなってきたが、一時は素晴らしい目利きだった。どう考えても割高と思える馬は走り、お得感満載の馬はやはり走らなかった。そういった見解からもこのアヴェンチュラの16に対しては危険な香りがプンプンする。最も特にハープスターの下2頭は売り切れるのがわかっていて募集金額を必要以上につり上げていたことは明白だが・・・。


 ただし、馬体はもう本当に素晴らしい(そもそもハービンジャー産駒は馬体を良く見せる馬が多いが・・・)。薄い皮膚、豊富な筋量、繋ぎの長さや角度、背中のラインなどなど走りそうな雰囲気が一杯。

 何よりも母の競走成績からもアヴェンチュラ産駒はそりゃ絶対欲しい存在だし、あり得ないことだが最優先権×なしでそこそこの確率の抽選になるのなら是非申し込みたい。実際は母馬優先権もあり、最優先権の×1持ちでも抽選になるかどうかだろう。

67 ラフォルジュルネの16

 母はキャロットクラブで2000万円で募集された馬。父はスペシャルウィーク。29戦4勝と数を走り結果も出した。芝の中距離で4勝。準オープンでも2着がある。

 本馬は母の9歳の時の子で第2子。初仔である姉はこの当時馬体重423キロと小さかったが2歳8月で460キロくらいまで成長してきた。本馬も馬体重は439キロと牡馬でしかも父がハービンジャーがあることを考えると小さい。しかも2月生まれ。

 募集価格は初子の姉ノヴェレッテが牝馬で1800万円だったのに対し本馬は牡馬で3400万円。父が種付料2014年度400万円だったノヴェリストから2015年度400万円だったハービンジャーで同額。ハービンジャー産駒がその後評判を落とし種付料を下げていることを考慮すると少し割高である。

 馬体は筋肉質で重厚な造りの多いハービンジャー産駒にあってどちらかと言えば薄くしなやか。胸前のボリューム、背中のラインは素晴らしく、繋ぎの角度も良好。トモに力がつけばかなり活躍できそう。

 ただし、単純にカタログの隣のページと比較して、同じ牡馬で同じ父でこの金額しか違わないのなら断然66アヴェンチュラの16を私は選ぶ。その位母の実績に差がある。

 良い馬だが希望順位が私の中では他馬よりも下だ。

73 バイラオーラの16 応募します 最優先権使用なら確実だが一般枠でも想定49パーセントで一般枠で応募

 母は芝とダートの短距離で4勝。

 初子で13年産のカンタオール(牡 父シンボリクリスエス)は1月生まれで馬体重が416キロと小柄な牡馬だったので様子見。しかし出走時には466キロとしっかりと馬体を増やし3歳5月にダート1400mで未勝利を脱出。500万クラスではアタマ差2着まで来たものの4歳5月まで勝つことは出来ていない。しかし別に3着2回もありクラスでは上位の能力。

 2番仔のサルダーナ(牝 父ルーラーシップ)はシルクレーシングで募集。つい先日3歳8月でようやく未勝利を勝ち上がった。

 本馬はそこから1年間の空胎期間を経ての第3仔。このように上は母ほどの結果は残せていないが勝ち上がっており、勝ち上がり率は100パーセント。そこにキャロットクラブとも相性が良く抜群の仕上げを誇る佐々木晶三厩舎とくればそりゃ買いたい。

 母の10歳の時の子と繁殖黄金期で期待は高く、何よりも馬体が特筆すべきほど素晴らしい。薄い皮膚、クビ差しの角度、背中のラインも良好。豊富な筋量、力強い飛節、管の枯れ具合飛節の角度と優秀。私でいうA評価の馬体(最もシンボリクリスエス産駒は馬体を良く見せ馬体詐欺とも呼ばれるほどの種牡馬だが・・・)。これで募集価格2000万円と牝馬でも買いたい金額だが牡馬。馬体重456キロとすでに馬格もありいうことナシ。

 むろん母以上の競走成績はどうかと思うが、この募集金額なら2、3勝で十分。そのくらいはしてくれる確率が高いと思う。父は初子と同じなので相性を心配することはないだろう。

 最優先枠でも取りたいが、最優先枠は別に使いたい馬がいるし一般枠でも想定約49パーセントの抽選確率。これなら一般枠で応募しよう。

74 カニョットの16

 母は亜でGT制覇の名牝。

 産駒は初子で12年産のメイアルーア(牡 父スペシャルウィーク)がトモに芝の長距離で2勝。2勝目を挙げたところで屈腱炎を再発し無念の引退。とはいえ500万クラスを勝ち上がるのに手こずっていたので、良くてあと1勝というところだっただろう。

 第2子のメディアルナ(牝 父ゼンノロブロイ)は6戦未勝利で引退。最高は4着だった。

 本馬は第4子。父に初めてマンハッタンカフェを迎えるが、時々超大物を出す魅力のある種牡馬。馬体重は470キロとしっかりとした馬格があり、飛節の角度や長さも素晴らしい。クビも太く力強い。

 しかし、背中のラインが私の中ではあれれ?と思うほど悪く、筋量も少なく薄手造り。そんなに大物感はないが安価で2、3勝というのならこなしてくれる確率は高そう。

 この馬非常に人気があり、最優先権使用なら確実に取れそうだが一般枠では推定17パーセントの当選確率の狭き門。私も一般枠で参戦しても良いが、あまり当選しすぎるととても支払えないので撤退。最優先枠を使うほどの魅力は感じられない。

80 ダブルゴールドの16

 母は1戦1勝馬。その母はダートの名牝ゴールドティアラ。父もダート色の強いゴールドアリュールだが芝2000mの新馬戦を快勝。ただその時の外メンバーのその後の成績は芳しくない。その後故障で引退。

 本馬は母の6歳の時の子になるがもう第2子。初子で15年産のゴールドタウン(牝 父ヘニーヒューズ)はまだデビューしていない。

 馬体重は474キロと馬格はあるが全体的にお子ちゃま体型。心配なのがこれからどんどんと馬体重が増えていくこと。ダート馬とは言え520キロは超えたくないが、まだまだ成長しそうに感じる。

 父はクロフネでダートの王者を目指すと言わんばかりの血統構成。良血で夢があるが私には馬体が良く見えない。細く迫力にかけるクビ、クビ差しの角度も高い。背中のラインも悪く毛づやも良く見えない。ダート王者エスポワルーシチーの募集時に感じた良いところが少なく迫力が無い。

 清水久詞先生はキタサンブラックで一躍時の人に。キャロットクラブでもアカネイロなど確実に馬の力を引き出してくれる腕利き。

 私は馬体にこだわるので買わないが全体的に夢を見られる構成。それにしても応募数がこの馬凄いですね。ダートの王者を狙うなら、カタログ隣のクリソプレーズの16の方が良さそうな気がしますが誰かが推奨しているんでしょうね。

81 クリソプレーズの16 母馬優先権なしでは最優先×1で抽選か

 母はキャロットクラブで募集総額1800万円で募集された馬で3勝馬。4戦目の芝1800mで勝ち上がり500万を2つ勝つ。1000万でも勝ち負けしていた。惜しくも蹄葉炎の為に勝ち上がり間近で引退。実質4勝馬以上の価値のある馬だと思う。

 10年産のクリソライトは(父ゴールドアリュール)はジャパンダートダービーJpnT制覇。ダイオライト記念JpnU 3勝、帝王賞JpnT2着などダートの一線級で活躍している。

 11年産のマリアライト(父ディープインパクト)は宝塚記念GTとエリザベス女王杯GTを制覇。

 母の仔出しはもはや言うことナシ。超一流の繁殖牝馬。ただ、ステイゴールドと掛け合わせた13年産のアルマンディン未勝利戦を5戦走り最高が7着とさっぱり。

 私は当コーナーで12年産の牡馬リアファル募集の時に父がゼンノロブロイ産駒で1口125000円は高すぎると書いた。13年産のアルマンディンの時は種付料の高いステイゴールド産駒の割りに1口6万円は安いと書いた。

 結果は歴史が示す通り高額設定のリアファルは神戸新聞杯GUを優勝。クラシックにおいても主役級だった。安価設定のアルマンディンは上述の通り。

 このようにキャロットクラブの値段設定はわかりやすいものがある。

 今回のクリソプレーズの16は大活躍のクリソライトと同じ配合の牡馬で1口14万円。クリソライトの募集価格が1口7.5万円だったことを考えるとほぼ倍の金額設定。母の仔出しや実績からして妥当価格。少なくとも15年産の牝馬エリスライトの1口17.5万円と比べると牡馬でこちらの方が安く私個人はこちらを選ぶ。


 ただ、13年産の姉の走りや母の14歳の時の産駒であることを考えると”評判ばかりで兄と比べるのは可哀想”となりかねない。また金額的にもこれだけの金額を回収するには重賞の1つは最低勝ってくれないとなかなかペイできない。

 さすがにクラブが強気の価格設定をするだけのことはあり馬体も良くある程度走ると思うが、私の中で割安感がないことと母馬優先権付きの馬だけに最優先権に×1がないと非抽選除外になる可能性が極めて高いことから私は見送り。

 しかし、クリソライトの再来を夢見るなら買っても損はないと思う馬。私もダートでそこそこ走れる馬は好きだしあり得ない話だが、最優先枠で×ナシでも確実に取れるようなら是非参戦したい。

●第1次募集の受付状況(クラブ公式HPより)

2017年9月4日17時30分現在

2017年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月4日17時30分現在)。

<母馬優先対象馬>
05番 ディアデラノビアの16 317口 51口 6口 141口
27番 ピースエンブレムの16 229口 27口 24口 67口
51番 ヴィートマルシェの16 305口 15口 13口 102口
81番 クリソプレーズの16 309口 55口 7口 138口

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
02番 リッチダンサーの16 308口 205口
09番 ビキニブロンドの16 210口 62口
13番 スカーレットベルの16 249口 70口
25番 クライフォージョイの16 231口 109口
43番 チェリーコレクトの16 295口 200口
45番 ジュモーの16 448口 267口
48番 アナアメリカーナの16 230口 77口
64番 ブライダルソングの16 267口 72口
68番 ハルーワソングの16 300口 110口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約22%のお申込みをいただいております。

2017年9月5日17時30分現在

2017年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月5日17時30分現在)。

※赤字は今回の集計でランクインした募集馬となります。 

<母馬優先対象馬>
05番 ディアデラノビアの16 434口 68口 7口 200口
27番 ピースエンブレムの16 340口 56口 31口 92口
39番 ライツェントの16 201口 6口 36口 32口
46番 ハープスターの16 225口 41口 5口 100口
50番 マルティンスタークの16 224口 27口 20口 46口
51番 ヴィートマルシェの16 439口 37口 18口 150口
52番 シーザリオの16 232口 43口 3口 113口
53番 スペシャルグルーヴの16 267口 19口 16口 69口
66番 アヴェンチュラの16 217口 28口 15口 82口
81番 クリソプレーズの16 484口 74口 17口 245口

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
02番 リッチダンサーの16 423口 280口
04番 クルソラの16 269口 122口
08番 ヒルダズパッションの16 259口 106口
09番 ビキニブロンドの16 289口 82口
13番 スカーレットベルの16 356口 101口
25番 クライフォージョイの16 344口 158口
43番 チェリーコレクトの16 424口 282口
44番 ココシュニックの16 224口 96口
45番 ジュモーの16 626口 377口
48番 アナアメリカーナの16 341口 114口
55番 マハービスタの16 221口 35口
56番 アブソルートリーの16 275口 108口
60番 グレイトフィーヴァーの16 227口 58口
64番 ブライダルソングの16 408口 119口
68番 ハルーワソングの16 407口 148口
74番 カニョットの16 291口 43口
75番 スサーナトウショウの16 210口 33口
80番 ダブルゴールドの16 210口 45口
82番 ササファイヤーの16 56口 6口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約31%のお申込みをいただいております。

2017年9月6日17時30分現在

2017年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月6日17時30分現在)。

※赤字は今回の集計でランクインした募集馬となります。 

<母馬優先対象馬>
05番 ディアデラノビアの16 551口 80口 14口 261口
11番 ラドラーダの16 203口 39口 19口 39口
21番 エルミラドールの16 210口 7口 39口 31口
24番 フラゴリーネの16 221口 11口 53口 15口
27番 ピースエンブレムの16 480口 81口 38口 124口
28番 フォルテピアノの16 211口 5口 6口 8口
31番 ヴァイスハイトの16 213口 3口 25口 33口
33番 フェルミオンの16 211口 2口 48口 15口
37番 カラベルラティーナの16 200口 5口 19口 11口
39番 ライツェントの16 315口 10口 44口 52口
46番 ハープスターの16 292口 49口 10口 121口
49番 ピュアブリーゼの16 220口 21口 39口 23口
50番 マルティンスタークの16 334口 32口 22口 73口
51番 ヴィートマルシェの16 565口 44口 24口 205口
52番 シーザリオの16 306口 42口 5口 157口
53番 スペシャルグルーヴの16 373口 20口 26口 93口
61番 アマルフィターナの16 205口 4口 23口 26口
63番 サンドミエシュの16 243口 5口 24口 31口
66番 アヴェンチュラの16 327口 42口 27口 115口
67番 ラフォルジュルネの16 212口 17口 35口 27口
73番 バイラオーラの16 209口 7口 32口 21口
81番 クリソプレーズの16 658口 96口 20口 352口

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
02番 リッチダンサーの16 576口 394口
04番 クルソラの16 369口 171口
06番 グレースランドの16 207口 49口
07番 アディクティドの16 266口 55口
08番 ヒルダズパッションの16 392口 185口
09番 ビキニブロンドの16 374口 116口
10番 フレンチバレリーナの16 204口 45口
12番 ミスティックリップスの16 201口 33口
13番 スカーレットベルの16 530口 161口
15番 カメリアローズの16 278口 62口
16番 アウトオブタイムの16 200口 27口
25番 クライフォージョイの16 563口 294口
32番 ピューリティーの16 236口 51口
35番 ホールロッタラヴの16 227口 21口
38番 プロミネントの16 245口 26口
40番 シーザシーの16 215口 12口
41番 ポロンナルワの16 201口 53口
43番 チェリーコレクトの16 577口 388口
44番 ココシュニックの16 301口 126口
45番 ジュモーの16 856口 517口
47番 アビラの16 240口 58口
48番 アナアメリカーナの16 507口 186口
55番 マハービスタの16 279口 45口
56番 アブソルートリーの16 408口 153口
59番 ヒカルアモーレの16 204口 18口
60番 グレイトフィーヴァーの16 333口 77口
64番 ブライダルソングの16 566口 181口
68番 ハルーワソングの16 558口 199口
74番 カニョットの16 450口 68口
75番 スサーナトウショウの16 339口 48口
77番 プルーフオブラヴの16 205口 20口
80番 ダブルゴールドの16 303口 59口
82番 ササファイヤーの16 93口 18口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約44%のお申込みをいただいております。
 発表していただける範囲の最終口数発表が出ましたので確率を計算したいと思います。

 まず、前年比44パーセントという数字ですが、昨年よりも会員増は確実で実際は全体の3分の1パーセントも応募していないと考えられます。そのことから今回は現在を33パーセントの申込みと判断し、全ての数字を3倍して考えます。

 ただし、最優先の順位は加味しておりません。当然×の多い人が取れる確率が高いでしょう。

<母馬優先対象馬>

05番 ディアデラノビアの16 1653口  240口 42口 783口 母馬優先権+最優先枠で約83パーセントの当選確率。最優先枠なしの母馬優先権なら落選決定的。最優先枠で単純に約24パーセントの当選確率。×1或いは×2で抽選か。一般枠は落選決定。

11番 ラドラーダの16 609口 117口 57口 117口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約35パーセントの抽選。

21番 エルミラドールの16 630口 21口 117口 93口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約67パーセントの抽選。

24番 フラゴリーネの16 663口 33口 159口 45口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約56パーセントの抽選。

27番 ピースエンブレムの16 1440口 243口 114口 372口 母馬優先権+最優先枠で約82パーセントの当選確率。最優先枠なしの母馬優先権なら落選決定的。最優先枠で単純に約48パーセントの当選確率。×1で抽選か。一般枠は落選決定。

28番 フォルテピアノの16 633口 15口 18口 24口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約60パーセントの抽選。

31番 ヴァイスハイトの16 639口 9口 75口 99口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約48パーセントの抽選。

33番 フェルミオンの16 633口 6口 144口 45口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約47パーセントの抽選。

37番 カラベルラティーナの16 600口 15口 57口 33口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約60パーセントの抽選。

39番 ライツェントの16 945口 30口 132口 156口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約13パーセントの抽選。

46番 ハープスターの16 876口 147口 30口 363口 母馬優先権なら確定。最優先枠で単純に約61パーセントの当選確率。×1ならまず確定か。×ナシで抽選か。一般枠は落選決定。

49番 ピュアブリーゼの16 660口 63口 117口 69口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約37パーセントの抽選。

50番 マルティンスタークの16 1002口 96口 66口 219口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約3パーセントの抽選。

51番 ヴィートマルシェの16 1695口 132口 72口 615口 母馬優先権+最優先枠なら確定。最優先枠なしの母馬優先権なら約98パーセントの抽選。最優先枠で単純に約33パーセントの当選確率。×2での抽選か或いは×1での抽選か。×ナシはほぼ落選。一般枠は落選決定。

52番 シーザリオの16 918口 126口 15口 471口 母馬優先権なら確定。最優先枠で単純に約55パーセントの当選確率。×1での抽選か。一般枠は落選決定。

53番 スペシャルグルーヴの16 1119口 60口 78口 279口 母馬優先権なら確定。最優先枠で単純に約94パーセントの当選確率。×1なら確定か。一般枠は落選決定。

61番 アマルフィターナの16 615口 12口 69口 78口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約53パーセントの抽選。

63番 サンドミエシュの16 729口 15口 72口 93口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約40パーセントの抽選。

66番 アヴェンチュラの16 981口 126口 81口 345口 母馬優先権+最優先枠なら確定。最優先枠なしの母馬優先権なら約97パーセントの抽選。最優先枠で単純に約58パーセントの当選確率。×1での抽選か。×ナシでもギリギリ抽選対象か。一般枠は落選決定。

67番 ラフォルジュルネの16 939口 51口 105口 81口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約23パーセントの抽選。

73番 バイラオーラの16 627口 21口 96口 63口 母馬優先権または最優先権なら確定。一般枠なら約49パーセントの抽選。

81番 クリソプレーズの16 1974口 288口 60口 1056口 母馬優先権+最優先枠で約69パーセントの当選確率。最優先枠なしの母馬優先権なら落選決定的。最優先枠で単純に約17パーセントの当選確率。×2で抽選か。一般枠は落選決定。

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。


<母馬優先非対象馬>

02番 リッチダンサーの16 1728口 1182口 最優先枠で単純に34パーセントの当選確率。×2での抽選か。或いはギリギリ×1で抽選か。一般枠は落選決定。

04番 クルソラの16 1107口 513口 最優先枠で単純に78パーセントの当選確率。×1なら当確か。一般枠は落選決定。

06番 グレースランドの16 621口 147口 最優先権なら確定。一般枠なら約53パーセントの当選確率。

07番 アディクティドの16 798口 165口 最優先権なら確定。一般枠なら約37パーセントの当選確率。

08番 ヒルダズパッションの16 1176口 555口 最優先枠で単純に72パーセントの当選確率。×1なら当確か。一般枠は落選決定。

09番 ビキニブロンドの16 1122口 348口 最優先権なら確定。一般枠なら約7パーセントの当選確率。

10番 フレンチバレリーナの16 612口 135口 最優先権なら確定。一般枠なら約56パーセントの当選確率。

12番 ミスティックリップスの16 603口 99口 最優先権なら確定。一般枠なら約60パーセントの当選確率。

13番 スカーレットベルの16 1590口 483口 最優先枠で単純に83パーセントの当選確率。×1なら当確か。一般枠は落選決定。

15番 カメリアローズの16 834口 186口 最優先権なら確定。一般枠なら約33パーセントの当選確率。

16番 アウトオブタイムの16 600口 81口 最優先権なら確定。一般枠なら約61パーセントの当選確率。

25番 クライフォージョイの16 1689口 882口 最優先枠で単純に45パーセントの当選確率。×1で抽選か。一般枠は落選決定。

32番 ピューリティーの16 708口 153口 最優先権なら確定。一般枠なら約45パーセントの当選確率。

35番 ホールロッタラヴの16 681口 63口 最優先権なら確定。一般枠なら約55パーセントの当選確率。

38番 プロミネントの16 735口 78口 最優先権なら確定。一般枠なら約49パーセントの当選確率。

40番 シーザシーの16 645口 36口 最優先権なら確定。一般枠なら約60パーセントの当選確率。

41番 ポロンナルワの16 603口 159口 最優先権なら確定。一般枠なら約54パーセントの当選確率。

43番 チェリーコレクトの16 1731口 1164口 最優先枠で単純に34パーセントの当選確率。×2で抽選か。一般枠は落選決定。

44番 ココシュニックの16 903口 378口 最優先権なら確定。一般枠なら約4パーセントの当選確率。

45番 ジュモーの16 2568口 1551口 最優先枠で単純に26パーセントの当選確率。×2で抽選か。一般枠は落選決定。

47番 アビラの16 720口 174口 最優先権なら確定。一般枠なら約41パーセントの当選確率。

48番 アナアメリカーナの16 1521口 558口 最優先枠で単純に72パーセントの当選確率。×1以上なら確定か。一般枠は落選決定。

55番 マハービスタの16 837口 135口 最優先権なら確定。一般枠なら約38パーセントの当選確率。

56番 アブソルートリーの16 1224口 459口 最優先枠で単純に87パーセントの当選確率。×1以上なら確定か。一般枠は落選決定。

59番 ヒカルアモーレの16 612口 54口 最優先権なら確定。一般枠なら約62パーセントの当選確率。

60番 グレイトフィーヴァーの16 999口 231口 最優先権なら確定。一般枠なら約22パーセントの当選確率。

64番 ブライダルソングの16 1698口 543口 最優先枠で単純に74パーセントの当選確率。×1以上なら確定か。一般枠は落選決定。

68番 ハルーワソングの16 1674口 597口 最優先枠で単純に67パーセントの当選確率。×1で抽選の可能性も。一般枠は落選決定。

74番 カニョットの16 1350口 204口 最優先権なら確定。一般枠なら約17パーセントの当選確率。

75番 スサーナトウショウの16 1017口 144口 最優先権なら確定。一般枠なら約29パーセントの当選確率。

77番 プルーフオブラヴの16 615口 60口 最優先権なら確定。一般枠なら約61パーセントの当選確率。

80番 ダブルゴールドの16 909口 177口 最優先権なら確定。一般枠なら約30パーセントの当選確率。

82番 ササファイヤーの16 279口 54口 最優先権なら確定。一般枠なら約20パーセントの当選確率。

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。



以上のことから、


1.最優先枠×1以上でないと獲れなさそうな馬




2.最優先枠を使用しなければ一般枠では取得できない馬



3.一般枠だと70パーセント以下の低い確率の抽選になってしまう馬




4.一般枠でも70パーセント以上の確率で獲れる馬


・・・とまとめてみました。

上記3.と4.は最優先枠を使用すれば確実に取れるということです。

上記に載っていない馬は一般枠でもほぼ取得できるということです。



 今年、私の最優先権枠は×1すらなくいわゆるノーマルの最優先権です。ですから上記1.のところは申し込んでも玉砕するだけで私の応募の対象外です。


 来年はフロアクラフトとグランデアモーレの子を母馬優先権で購入します。そこに最優先権を使わないと確実に取れないのなら絡めていくつもりです。さすがにこの2頭の産駒は最優先権+母馬優先権なら確実に取れるでしょう。キャロットクラブ会員がこの1年間で2万人ほど増えれば話は別ですが、さすがにそこまではないと思います。

●ほっさん指数とは(2017年度も時間の都合で割愛)

 ほっさん指数というのは、各馬を種牡馬、母馬、母父、兄弟、生産牧場、馬体、預託厩舎、募集価格などから評価した指数であって、数字が大きくほど良い。

 私ほっさんは、募集馬を選ぶ際、この指数を最も重要視しています。

 ただし、自分でもわかっているのですが、まだまだ未完成で、例えば繁殖牝馬が高齢で繁殖適齢期を過ぎても、過去の実績を重視するので評価は高くなります。

 また、外国での実績はあまり私が詳しくない為、適当な部分があります。

●ほっさん指数上位馬(2017年度も時間の都合で割愛)

指数 募集馬名 所属 父馬 母馬 母父 兄弟 生産者 馬体 所属厩舎
3.41 チアズメッセージの12 関西 A+ A+ A− A− A+
 ほっさん指数は、父と母父、それに兄弟、厩舎の4項目は、少しポイントが高く、母、生産牧場、馬体の3項目は、少しポイント的には軽視しています。見えないファクターとして金額も加味しています。高額馬は数字に厳しく、安価な馬は加点があります。


 全体的に見て関西の馬の方が数字が高いですね。いい馬が関西に集まっている証拠だと思います。チアズメッセージの12は3.41と断トツです。全てがA評価以上。父も母も産駒も非の打ちようがありません。これでいて募集金額4000万円ということで金額面でのマイナス査定が入っているわけですから、金額面を考慮しても十分過ぎる良さということになりそうです。

 3位以下は比較的安価な馬が上位に来ています。安価で走りそうな馬。ちょうど私が狙っている馬たちがそこに名を連ねています。クリソプレーズの12は兄のGT制覇で兄弟のポイントが一気に上がり、ここまで昇ってきました。

 購入の1つの参考にしていただければと思います。

●馬体で選ぶなら(2017年度も時間の都合で割愛)

 GT6勝のエスポワールシチーと特別戦3勝で重賞5着のステップシチーを馬体で選んで成功したことから、同じ意識で馬選びをしていた私ほっさんですが、一時トモが弱かったり、気性に問題があったりと失敗の連続でした。最近は2010年産は購入5頭の内4頭が勝ち上がり、2011年産も購入2頭共勝ち上がり順調です。

 そんなこんなで今年も私論で、懲りずに今回も馬体が良く見えた馬を上げて行きます。

 最高評価の「A+」は

 次点評価の「A−」は、

●9月7日 申し込み馬 最終確定

 今年は案外良いなぁと思える馬が多く、関東馬も何頭かいたのですが、地元の関西馬だけでめぼしい馬が何頭かいましたので関東馬という理由だけで関東所属全馬購入候補から外しました。

 最優先枠は今年は私は×1資格がなく、そもそも66 アヴェンチュラの16や80 クリソプレーズの16は最優先権×1での抽選が予想され手が出ません。

 個人的には15年産に比べやたらと安すぎる66 アヴェンチュラの16も最優先権を使ってでも欲しい1頭でしたが、票読みの結果、応募しても無駄なので諦めました。

 また、来年は私はフロアクラフトとグランデアモーレの子に出資することが確定しており、基本最優先枠はフロアクラフトが母馬優先権だけで取れない時に保険で使おうか程度のもので今年×1の権利を頑張って取る必要は全くありません。


 ということで最優先でなければ一般枠ではほぼ取れないと計算した44 ココシュニックの16と60 グレイトフィーヴァーの16で最後まで悩みました。

 44 ココシュニックの16は何と言っても父がディープインパクト。最近少し産駒に陰りが見えてきたと言ってもこの世界に居るものなら是非欲しい産駒。少しディープ離れが進んでいる今回が良い機会かと思いました。

 また44 ココシュニックの16は一般枠だと私の計算では当選確率4パーセント。こりゃ絶対に無理ですよね(笑)。特にキャロコンピュータと相性の悪い私は・・・(汗)。


 60 グレイトフィーヴァーの16は馬体が良く見えました。母の高齢は当然引っ掛かるところですが、12年産、14年産と最近の産駒も良い走りをしていますし何よりも母の仔出しは優秀です。

 未だこれだけの馬体の馬を出せるのなら、しかも金額的にもその位だと思いますし一般枠だと私の計算では当選確率22パーセントとほぼ取れません。それほど一般枠で欲しい人が多いんですよね。欲しい人が多いと言うのもやはり背中を後押ししてくれますよね。もちろん、ローザグランデが世代1番人気だったことを皆も忘れてはならぬ。何も私1人が見誤っただけではないッ!!


 迷った結果他馬が全て当選した場合の金銭面、何よりも自分が一番信じている馬体と言った面から

60 グレイトフィーヴァーの16に最優先権を使用しました。


私の計算では最優先枠だと非抽選での当選のはずです。これなら如何に私を敵視しているキャロコンピュータとしても外しようがない(高らかな笑)。


そして一般枠

59 ヒカルアモーレの16

73 バイラオーラの16

です。


 何?お前の所はリッチダンサー系とグレイトフィーヴァー系ばかりじゃないかと?良いんです。たまたま良いなぁと思える馬がそこにいただけで、良いものは良い。


私の推定当選確率はそれぞれ一般枠で

59 ヒカルアモーレの16が62パーセント。

73 バイラオーラの16が49パーセントです。


両方外すようなら、古参会員の保護について強く訴えを起こす予定です(笑)。


 なお、第2次募集で余りそうで気になるのは78 ローズノーブルに16です。母は4勝馬でディープインパクト産駒なのにやけに安価ですよね。

 上記どちらかでも外れ78 ローズノーブルの16が残っているのなら2次募集開始と同時に電話を掛けまくります。


 昨年も予想したよりも会員数の増加が著しく一般枠でなんとか抽選だと思って応募した2頭が最優先枠での抽選でした。

 今年も少し甘い見積もりの為、最優先の60 グレイトフィーヴァー以外は外すかも知れませんがそれならそれで縁がなかったということであまり二次募集でガチガチと買い足す気はありません。

 何せ私はフロアクラフトとグランデアモーレ、そして再来年からはバウンスシャッセの子が登場してからが勝負なのですから。

 それにしても今年はカクタスペアもクリンゲルベルガーもシャンスイもプリュムの子もいないし久々母馬優先権が意識できませんでした。


 来年からは大概買う馬は決まってきますが募集馬分析は続けて行くつもりです。


 ・・・ということで私の一次募集は完了です。

 皆様が1頭でも欲しい馬に出資できることを願っております。

●9月14日発表 第一次募集最終結果

以下に挙げる募集馬は、既存会員の総申込口数が400口(地方入厩予定馬は100口)を超えたため、既存会員内での抽選となり、新規入会者(最優先希望枠、一般出資枠ともに)はご出資いただけません。

【第1次募集最終結果】
<母馬優先対象馬>
A・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

B・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
27.ピースエンブレムの16

C・母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
対象馬なし

D・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
05.ディアデラノビアの16

E・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
51.ヴィートマルシェの16
52.シーザリオの16
81.クリソプレーズの16

F・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
66.アヴェンチュラの16

G・母馬優先枠内および最優先希望枠内は当選、一般出資枠で抽選
11.ラドラーダの16
19.ケイティーズジェムの16
21.エルミラドールの16
24.フラゴリーネの16
28.フォルテピアノの16
31.ヴァイスハイトの16
33.フェルミオンの16
36.ネオイリュージョンの16
37.カラベルラティーナの16
39.ライツェントの16
46.ハープスターの16
49.ピュアブリーゼの16
50.マルティンスタークの16
53.スペシャルグルーヴの16
61.アマルフィターナの16
63.サンドミエシュの16
67.ラフォルジュルネの16
73.バイラオーラの16

<母馬優先非対象馬>
A・最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
43.チェリーコレクトの16

B・最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
02.リッチダンサーの16
45.ジュモーの16

C・最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
04.クルソラの16
08.ヒルダズパッションの16
25.クライフォージョイの16
44.ココシュニックの16
48.アナアメリカーナの16
56.アブソルートリーの16
64.ブライダルソングの16
68.ハルーワソングの16

D・最優先希望枠内は当選、一般出資枠内で抽選
07.アディクティドの16
09.ビキニブロンドの16
12.ミスティックリップスの16
13.スカーレットベルの16
15.カメリアローズの16
16.アウトオブタイムの16
32.ピューリティーの16
35.ホールロッタラヴの16
38.プロミネントの16
40.シーザシーの16
41.ポロンナルワの16
42.スカイディーバの16
47.アビラの16
55.マハービスタの16
59.ヒカルアモーレの16
60.グレイトフィーヴァーの16
72.ヴィアンローズの16
74.カニョットの16
75.スサーナトウショウの16
77.プルーフオブラヴの16
80.ダブルゴールドの16
82.ササファイヤーの16

※遅延歴がある場合、この限りではありません。予めご了承ください。

以下に挙げる募集馬は、既存会員では満口とならなかったものの、新規入会者の申込口数を含めると400口(地方入厩予定馬は100口)を超えたため、新規入会者内での抽選となります。

A・既存会員は当選、新規入会者の最優先希望枠内で抽選
対象馬なし

B・既存会員は当選、新規入会者の一般出資枠内で抽選
06.グレースランドの16
10.フレンチバレリーナの16
76.アドマイヤレッドの16
 キャロットクラブの第一次募集の抽選対象馬が発表になりました。


 この時点で最優先枠で応募した

60 グレイトフィーヴァーの16

獲得決定!!

一般枠で申し込んだ2頭(59 ヒカルアモーレの16、73 バイラオーラの16)も一般枠での抽選ということで、昨年のようにこの時点で非抽選除外という惨劇は免れました。

 これは奇跡の全応募馬確定なるか。それとも1頭で終わってしまうのか。全ては15日に!!

●一般枠応募はお約束の全滅><

 15日15時にキャロ公式HPにアクセスすると第一次募集の結果が届いておりました。

私は最優先枠で

60 グレイトフィーヴァーの16

一般枠で

59 ヒカルアモーレの16
73 バイラオーラの16

に申し込んでおりました。


 最優先枠は×なしでもほぼ確実に取れるところに行っていましたので、60 グレイトフィーヴァーの16は13日の抽選対象馬発表の時点で一般枠での抽選でしたから取得は確実でした。

 残すところは一般枠での抽選と発表になった2頭。私の読みではそれぞれの当選確率は次の通りでした。

59 ヒカルアモーレの16が62パーセント

73 バイラオーラの16が49パーセント

 今回は推定抽選確率の高いところに行ったこともあり、あまり応募しすぎて当選しまくると♪ラララむじんくんになりかねないので全部当選しても自分の中で確実に支払えるところで応募をやめました。


さて、その結果ですが、



なんとッ!!




なななんとッ!!




59.ヒカルアモーレの16            1口   分割   ×
60.グレイトフィーウ゛ァーの16        1口   分割   ○
73.バイラオーラの16             1口   分割   ×



とお約束のパータンでした(滝涙)。クラブは私の期待を裏切るが、私は皆の期待は裏切らない。ぐふっ。

 今、クラブの低迷期何?そんなのはなかったって??を一緒に戦った古参会員の保護について声高に訴えるべく同志と議論を繰り返しているところです。

 すでに書きましたように1.5次募集で全馬満口になると思います。もう第2次募集の初日なんていなごの大群が通った後みたいになっていることは必至です。余っていてもあんな駄馬とかこんな駄馬とか・・・(省略)。


 秘密兵器のローズノーブルの16もすでに残口表示が出ている辺り2次初日までは残っていませんし(私が良いと言ったので200口は余計に売れてしまいました 爆)、アフロディーテ世代の”残り物には福がない”ことは辛酸を舐めて承知しているところですので、これはもう基本的にはタイトル通りです。

 ここで打ち止めだと来年の3月からは4頭ですね。来秋からは確実に希望の複数の馬(母馬優先権使用により)が買えるはずですし頭数は揃えられるでしょう。これも何かの縁ですからねぇ。

●当サイトでお世話になっている方々の応募と結果

順番は書いていただいた順番で掲載させていただいております

和尚様 応募

カタログを見て、第一感想は「高っ!」でした(笑)
そして明らかにミスが目立つ馬が複数頭いて少しリスキーなキャロットに戻った印象を受けました。

いろいろと吟味を重ねて選んだのは…
最優先 ピースエンブレム16
一般 アナアメリカーナ16
   アブソルートリー16
   バイラオーラ16
で応募いたしました。
一般で2頭は取りたいので、明日までにもう少し申し込みを増やすと思います。

ガチムチ系が好みの私は、ディアデラノビア、ラドラーダ、クライフォージョイ、アナアメリカーナ、ピースエンブレム、ココシュニック、アブソルートリー、クリソプレーズで最優先を迷いましたが、
結果的にピースエンブレムを選択しました。
上記上げた馬すべてがほしいのですが、キャロットはそれを許してくれませんので(笑)

一般では上記のお馬さんの他にとれる確率のある馬で堅実な馬を選ぶ予定です。

和尚様 結果

遅ればせながらキャロットクラブの結果です。

27.ピースエンブレムの16           2口   ○
48.アナアメリカーナの16           1口   ×
56.アブソルートリーの16           1口   ×
73.バイラオーラの16             1口   ×

今年は×2だったのでピースエンブレムは確定しておりました。
良いおうまさんを取れたと思います。
しかし抽選になった馬は全頭落選orz
しかも追加申し込み予定の馬を締め切り時間を忘れていて申し込みできず。
これで今年の出資馬はサンデーサラブレッドでサンデースマイル16、キャロットでピースエンブレム16の
2頭となりました。
少し寂しい陣容ですが、現在のところ食指の動く馬はおらずしばらくは様子見です。

社台オーナーズ、東京サラブレッド、ノルマンディーで様子見しつつ考えたいと思います
    

タテヤマ様 応募

最優先をどの馬にするか迷いました

最優先
59. ヒカルアモーレの16
ほっさん様同様まずはこの馬に目が行きました
それが最優先にした理由です

一般
31. ヴァイスハイトの16
ヴァイザーの影響で人気上昇か 一般なら当選確率50%?
今までの仔と違い父シンクリの特徴が出て中距離もこなせそう

50. マルティンスタークの16
マルムーティエと比べると小さいが
トランザムスターのような重心の低さと頑強さを感じました
オルフェ産駒にも興味津々 一般なら厳しそうだけどハズレてもいい気持ちで

57. モンプティクールの16
デカイけど丈夫そう 厩舎にいいイメージは無いがヴレクールでの汚名返上に期待

63. サンドミエシュの16
母馬出資者優先権があれば一般でも大丈夫そう
初仔ということもあってやや小さいが母ほどではなく
カタログやDVDを見て思ってた以上に良かったので
そしてまさかの石坂厩舎 念願の厩舎ではあるが
シップスログの二の舞は勘弁…

67. ラフォルジュルネの16
芝の中長距離狙い…というかこの馬の活躍できる条件はそこだけのような…
厩舎もクルークハイトでお世話になっており悪いイメージはない
最優先と使うか悩んだ馬

71. ヴェラブランカの16
タテヤマ陣営定番の芦毛枠
やや大きいけど父ノヴェリストとマッチして
これまでの仔で一番丈夫そう

80. ダブルゴールドの16
アカネイロ、イルミリオーネ、パリンジェネシスと
清水久厩舎の馬を見逃してきたので今回は見逃さない
ただ一般でも厳しくなりそうなので
この馬もハズレても構わない気持ちで

これまで出資した馬の兄弟って気になるんですよね
でもリッチダンサーはもう高額過ぎて手が出ません(´・ω・`)
全部当選したら資金繰りが大変だけど
40口クラブ馬を出資したと思えば(笑)

タテヤマ様 結果

さて私の第一次募集馬の結果ですが

31.ウ゛ァイスハイトの16    ○(一般枠抽選)
50.マルティンスタークの16   ×(一般枠抽選)
57.モンプティクールの16    ○(一般枠非抽選)
59.ヒカルアモーレの16     ○(最優先枠非抽選)
63.サンドミエシュの16     ○(母馬優先一般枠非抽選)
67.ラフォルジュルネの16    ○(一般枠抽選)
71.ウ゛ェラブランカの16    ○(一般枠非抽選)
80.ダブルゴールドの16     ×(一般枠抽選)


抽選になった4頭の内、最優先行使を悩んで一般枠にしたラフォルジュルネの16と
キャロットで募集された兄姉たちを出資してきたヴァイスハイトの16を獲得できたので
この結果には大変満足しております

ささわ様 応募

人気のクラブなので、1人1口の制限くらいにしないと、出資もできない。
当たらない。厳C、クラブになってしまいましたね。

出資申込(最優先希望)
81. クリソプレーズの16

出資申込(一般出資)
08. ヒルダズパッションの16
41. ポロンナルワの16
28. フォルテピアノの16
60. グレイトフィーヴァーの16
66. アヴェンチュラの16

ささわ様 結果

第1次募集申込結果

 8.ヒルダズパッションの16    ×
28.フォルテピアノの16      ○
41.ポロンナルワの16       ○
60.グレイトフィーウ゛ァーの16  ○
66.アウ゛ェンチュラの16     ×
81.クリソプレーズの16      ×

すでに、非抽選除外2口を除けば、なんと、×2ゲット+一般抽選
すべて○という好結果。この流れを、今週から活かしたいですね。

ルクソール様 応募

さてキャロの一次募集、母馬ユーセン権なるものを持ち合わせていないわが軍としてはルヴォワール、シーリアが繁殖入りするまでは、どうやって母馬ユーセン権のブロックをかいくぐるかが難題(え? リ○ラがいるだろって? すでに忘却の彼方)、しかもキャロ馬4頭とH様より減っておりますので数も増やしたいところ。ということで4−5万の母馬ユーセン権のないところを中心にピックアップしました。

最優先
56 アブソルートリー16 ♂
ブログで書いたように最後迷いましたが、いままで欲出してうまくいった験しがありませんので初心貫徹で行きました。決まれば初のヤストシ君

一般
75 ぜんつ〜じ! じゃなくて スサーナトウショウ16 ♂
トウショウボーイファンとしては一度は欲しいトウショウ血統、この金額ならクラッシュ機能が発動しても大きな痛手はないか(毒)。決まれば初のフジキセキ系&ともちん♂

10 フレンチバレリーナ16 ♀
実は私がよく見えたのはチョーコーガクバを除くとここから書く2頭、H様が敬遠するであろうプチ馬ですがプチ牝馬ステーブルとして名高いわが軍(笑)としては、牝馬だしステゴ系だからNo Problemとジャッジしております。決まれば3世代目のみずきちゃん、レース選択に少々疑問符がついてますが果たして?

38 プロミネント16 ♀
DI様排斥で知られるわが軍ですがついに裏口に手を出します(笑)。フレンチバレリーナ16は動きがよく見えたのに対し、こちらはDI様と遺伝子が近いだけあって馬体がよく見えました。決まれば初黒態度&3世代連続の手塚師

というわけで11万1頭を除けば4−5万が3頭、初心に戻った結果例年にない緊縮財政(弊社比)でございます。
で、今日最終中間発表を見ましたが、まあ想定の範囲内でした。想定の範囲より良いことを期待したのですがさすがにキャロは甘くないですね(苦笑)。
全馬抽選予想で関西の2頭は厳しい抽選、関東の2頭はそれなりの確率の抽選と見ますが如何?

誤算はOCD手術で人気ないだろうと読んでたヒカアモ16がランクインしてしまったこと。アブソルートリー16が落ちたら1.5次で行けるかなーと思ってたんですがねえ。

どうでもいいですが、相変わらずほっさん様とはバッティングしませんねえ。おそらくエクストラシチーくらいじゃないですか? 

ルクソール様 結果

10.フレンチバレリーナの16          1口   一括   ○
38.プロミネントの16             1口   一括   ○
56.アブソルートリーの16           1口   一括   ○
75.スサーナトウショウの16          1口   一括   ○


魔坂の全馬当選、「俺のLがこんなにくじ運強いわけがない!」
スサーナトウショウ16は人気のようだったし絶対落ちると思ってたんですがねえ。

りょうわ様 応募

キャロット申込しました。
今年の馬選びの条件ですが、昨年までは「馬を馬運車にきちんと乗せられる調教師」を馬選びの最優先にしていましたが、今年はそこに「薄手の皮膚で、動脈と静脈がきちんと浮き出ている馬」を
条件に加えました。(来年はこれ以上、条件が増えないことを祈る 笑)

最優先(×1)
43 チェリーコレクト

一般
7 アディクティド
15 カメリアローズ(●)
33 フェルミオン
38 プロミネント
49 ピュアプリーゼ(●)
59 ヒカルアモーレ
74 カニョット(●)
75 スサーナトウショウ
77 プルーフオブラブ(●)

最優先は、クルソラ、ディアデラ、リッチダンサー、チェリーで迷いました。
ディアデラは×1でも無理そうなので撤退。
クルソラはクルミナルとほぼ同じ測尺で迷いましたが、姉が500kg近くまで急成長したのは奇跡で、たとえ妹がそこまで成長したとしても堀さんは多分数を使わないということで撤退。
リッチダンサーとチェリーのどちらに行くのかは最後まで迷いましたが、バウンスシャッセやフロアクラフトの3倍以上の金額がどうもバカらしく思え、最終的に母7歳の未知の可能性にかけてみました。とはいえ、×1でも落ちる可能性が高いんで落ちても仕方がないと思ってます。

一般ですが、例年なら4頭程度の申し込みですが、今年は大目に申し込みました。というより多めに申し込まざるを得なかった。私が本当に欲しい馬は●をつけた馬。それ以外の馬は様子見したい馬。でも今のキャロットは悲しいかな少しでも気になる馬は1次で申し込まないと話にならない。今年はかなりの人がそう考えて、実際に一般の申し込みを増やすんじゃないかなと思っています。管理人様は、最終中間発表の数字から3倍と予想されていますが、一般に関しては5倍ぐらいの申し込みがあるんじゃないかなと私は予想しています。なので、一般については9頭申し込みましたが、おそらく取れるのは1頭か2頭になるのではないかと考えています。


ささわさんも言われていますが、抽選になった馬は5口→1口にしないとだめでしょうね(まぁ、焼け石に水ですが…)。
あと、今年は一般を多数申し込んだんですが、自分の中でやっぱりどこか引っかかるんですよね。●がついていない馬は、自分にとっては非常に欲しいと言える馬ではない。でも抽選で当たる可能性は当然あります。もし私が当たったとして、はずれた人の中には私よりその馬をずっとずっと欲しかった人が絶対にいるはずです。逆も然り、私が外した●の馬を、とりあえずの申し込みで当てる人も当然いるはずです。

本当に欲しい馬が回ってこない現状のキャロットって何か息苦しいなぁと思うのはわたしだけでしょうかね。
10年ぐらい前が一番楽しかったですね。募集期間も今の短期決戦と違い9月中旬過ぎまで、時間がゆっくりあるんで、みなさんとああだこうだと言い合える時間があったわけだしね。

りょうわ様 結果

最優先
43 チェリーコレクト ×(×1はもとから門前払い 残念)

そして、注目の一般。当初の予想では2頭ぐらいかと。
●が付いている馬は一般申込の中でも特に欲しい馬。
なんと驚くべき結果が出ました。結果ドン。

7 アディクティド ×
15 カメリアローズ(●) ○
33 フェルミオン ×
38 プロミネント ×
49 ピュアプリーゼ(●) ○
59 ヒカルアモーレ ○
74 カニョット(●) ○
75 スサーナトウショウ ×
77 プルーフオブラブ(●) ○

なんとまあ5頭も取れてしまいました。
しかもしかもですよ、本当に欲しかった●がついている馬が全部取れたという奇跡!
カメリアローズとかカニョットとかは激戦だったと思うんですがね。

金太郎様 応募

今年のキャロットは、会員の多さで買いたい馬も買えない時代になってしまったので気になる馬を申込みしました。
一頭だけでもいいので出資出来るといいのですが。
期待は、全くしておりません。

最優先:グレイトフィーヴァー
昨年に、続き今年もグレイトフィーヴァーにしました。
一般:エルミラドール
関東馬ですが、魅力的な馬体に惚れました。
スペシャルグルーヴ
今流行りの、ロードカナロア産駒と松永幹夫厩舎なので。
一般は、無条件で落選ですが。
スサーナトウショウ
価格もですが、短距離馬としていい馬体なので惚れました。

金太郎様 結果

今年の出資馬が決まりました。

今年は四頭に申し込みました。
結果は、以下でした。
最優先:グレイトフィーヴァーの16 ○
一般:エルミダドールの16 ×
   スペシャルグルーブの16 ×
   スサーナトウショウ ○


なんと、ほっさん様とグレイトフィーヴァーとご一緒とは。
フランベルジェ以来ですね。
コメントでも頂きましたが、ミッキー押しですとにかく。
理由がりますが、ここでは書けません。笑
キャロットの現役馬が多数現在も所属し上のクラスで安定して走っていることです。

今回、意外だったのはエルミダドールの方が抽選が通ると思っていたのですが、スサーナトウショウが通りました。

ご一緒の皆様は、よろしくお願いします。

さんぺ〜様 応募

心のベストテン第一位は 5 ディアデラノビアの16!

ただ、ハナから非抽選除外です(苦笑)

それならばセール購入馬で「とんでもない大物」と夢を見られる 25 クライフォージョイの16!

えぇ…、こんな地味な血統でも×1でないと取れないの?(泣)

で、第三の候補が今回の最優先、56 アブソルートリーの16です。

L様と被った…(大爆)

一般はNo順に、
38 プロミネントの16
72 ヴィアンローズの16
74 カニョットの16
75 スサーナトウショウの16

以上、最優先含め5頭!
…おぉ、もぅ、L様と5頭中3頭被ってるのか…

それぞれ申し込んだ理由は、
アブソルートリー…1月生まれの優位性。プチカレンブラックヒル(ほんのり血統が似ている)を夢見て。泰寿師も初めてだし。
やっぱりキャロットでは良血馬でしょ!
プロミネント…ディープ産駒として紹介されたら「すっきりしてていかにも走りそうだよね〜」って言われそうな馬体(爆) 手塚師も初だし。
ヴィアンローズ…人気はないが確実に取るため1次から。小柄な測尺で嫌われているが、動かしてみると意外にいい。
体高が低いが体重は400sを超えているので、飼い食いは良さそう。
姉のローズノーブルも小柄で新馬は400sなかったが、4勝をあげた馬主孝行に成長。
ディーパワンサを活躍させた松下師に、小柄だか活躍するかもしれない仔を託した可能性もある。
カニョット…父マンカフェで当たるとデカい。募集時のバランスは崩れているが成長期なのでしょう、特に問題にはしません。むしろ、整ったときに凄い馬体になるな、と。
ただ馬体の迫力に比べて管囲が細いな、と。能力に脚元が悲鳴をあげないか心配です。
スサーナトウショウ…高野師枠(爆)
いや、短距離でしょうが、動きに固さがなくていい感じでしたよ。

応募には至りませんでしたが、ココシュニックもいい仔ですよね。
ただ高いですし、クラシック時でも幼いままでしょうからねぇ…古馬になって初めて能力を発揮できるのでは?
アディクティドの16は正直わかりません。
意外にもさんぺ〜は、自身が持って活躍した馬の弟妹には行くことが少ないです。どうしても走った兄姉以上の期待を持てないと行く気になれないのでねぇ。
だからシンハライトにいけてないんだよっ(大爆)

さんぺ〜様 結果

応募した5頭はすべて非抽選除外のない、抽選。

最優先
56 アブソルートリーの16  一口 〇

38 プロミネントの16    一口 〇
72 ヴィアンローズの16   一口 〇
74 カニョットの16     一口 ×
75 スサーナトウショウの16 一口 〇

たん太様 応募

【最優先)
ハープスター

【一般】
カメリアローズ
アビラ
マハービスタ
プリンセスカメリア
アヴェンチュラ

キャロは自分同様にギリギリまで様子見する人が多かったようで票読みが困難でしたね。
最優先をハープかダロー兄ちゃんにそっくりのカメリアローズか迷ったものの、
今年はダローネガ、スティーマーレーンの愛馬2頭との突然別れを経験したこともあり、
ハープの血を繋ぐ使命を持った長女が目の前にいるならば去年からの初志貫徹としました。
サイズ、菅囲はさほど気にしません、あのトモの感じなら今後の成長に期待が持てますな。

たん太様 結果

炎の電話合戦を勝ち抜き2次で狙ってた仔を無事確保できました!(・∀・)

ほぼノーチェックながらキャロツアーで「ほほう」と好印象。
母優先のあるキャロならばキープしたい名門牝系。
とは言え2次までは余裕で残ると判断し様子見対象に認定。
更に社台秋ツアーでとある情報を仕入れ、これは早急に確保しようかなと。

ところが、まさかの2次前にして残口19口!Σ(゚д゚lll)
マジに焦りましたがスマホ2台を両手に奮戦しなんとか出資できました。
この仔で来年の東京2歳優駿牝馬と再来年の東京プリンセス賞とロジータ記念を頂く予定ですw

今年のキャロは牝馬3頭
共に極上の牝系、繁殖になった場合の配合シュミレーションも面白そうです(^^)

1次出資馬
ハープスター16 1口
プリンセスカメリア16 1口
2次出資馬
グルーヴィクイーン16 気合の2口

ご一緒の皆様、よろしくお願いいたします!

まっつー様 応募

キャロの一次募集は4頭応募しました。

最優先
ダブルゴールドの16

一般
アウトオブタイムの16
マイティースルーの16
ホールロッタラヴの16

中間の情勢からダブルゴールドとマイティースルーは当確。残りの2頭は一般での殴り合いになりそうです。たとえ全取りできなくても、この厳しいキャロ1歳馬募集で2頭確保できれば十分合格点です。

まっつー様 結果

1歳馬の陣容が決まりました。

キャロ
・ダブルゴールドの16(最優先)
・マイティースルーの16

グリーン
・アドマイヤヒラリーの16

相変わらずの少数精鋭ですがよろしくお願いします。2次で残っていればですがクーデンビーチの16に行きます。
キャロ二次に参戦しました。12時からの予定が電話回線トラブルで15分後ろ倒しに(復旧しました。ヨーイドン!!はいかがなものかと思いますが…。)。通算で120回以上はリダイヤルしたでしょうか。ようやくつながって無事に出資確定。出資した馬はクーデンビーチの16です(電話の向こうで「クーデン1!!」って聞こえたので集計はホワイトボードに正の字を書くアナログスタイルなのかな。)。血統的には繁殖に上がらなくてはいけない馬だと思っています。ご一緒の方よろしくお願いします。

tak様 応募

最優先
51. ヴィートマルシェの16

一般
16. アウトオブタイムの16
74. カニョットの16

×1がどこまで生きるのか?
一般も微妙な所ですね・・・

tak様 結果

最優先
51. ヴィートマルシェの16 ○

一般
16. アウトオブタイムの16 ×
74. カニョットの16 ×


全馬抽選でしたが最優先が当選したので良かったです。
カニョットも欲しかったんですけどねぇ・・・
産駒が中央で勝ってないアウトオブタイムまで抽選なんてキャロット凄すぎですね(^_^;)
2次までいい仔が残ってるでしょうか(笑)
2次募集に参加しドルチェリモーネの16を追加しましたので宜しくお願いします。

Nashwan様 応募

今年は来年のエピファネイア産駒募集に向けて×を取りに行きました。
一般では記念投票もしてまして、半分以上は取れないことが確定です(苦笑)

最優先
05. ディアデラノビアの16
その他の出資申込(順不同)
07. アディクティドの16
13. スカーレットベルの16
25. クライフォージョイの16
27. ピースエンブレムの16
28. フォルテピアノの16
29. ドルチェリモーネの16
37. カラベルラティーナの16
38. プロミネントの16
39. ライツェントの16
48. アナアメリカーナの16
49. ピュアブリーゼの16
52. シーザリオの16
53. スペシャルグルーヴの16
66. アヴェンチュラの16
68. ハルーワソングの16
74. カニョットの16

Nashwan様 結果

まさかここまでになるとは・・・

 5.ディアデラノビアの16   1口 一括   ×
 7.アディクティドの16    1口 一括   ×
13.スカーレットベルの16   1口 一括   ×
25.クライフォージョイの16  1口 一括   ×
27.ピースエンブレムの16   1口 一括   ×
28.フォルテピアノの16    1口 一括   ×
29.ドルチェリモーネの16   1口 一括   ○
37.カラベルラティーナの16  1口 一括   ×
38.プロミネントの16     1口 一括   ×
39.ライツェントの16     1口 一括   ×
48.アナアメリカーナの16   1口 一括   ×
49.ピュアブリーゼの16    1口 一括   ×
52.シーザリオの16      1口 一括   ×
53.スペシャルグルーウ゛の16 1口 一括   ×
66.アウ゛ェンチュラの16   1口 一括   ×
68.ハルーワソングの16    1口 一括   ×
74.カニョットの16      1口 一括   ×


抽選となった馬は全て落選しました。去年一般抽選全勝の反動でしょうか?
ティフィン16とエポキシ16当選しました。ホッとしてます。
これでキャロットは3頭、L様とご一緒の東サラの2頭と合わせて計5頭。
これで打ち止め予定です。

平蔵様 応募

キャロット出資馬は未だに未勝利。育成中に亡くなったり、体質、脚元が弱かったりと相馬眼がありません(汗)
そんな私が選んだのは

ディアデラノビアの16

天下の宝刀とは思えなくなっていますが??2で勝負に出ました。
??3だけは勘弁して欲しいですが、どうなりますか。

平蔵様 結果

×2一点勝負でしたが・・・

ディアデラノビアの16  2口 一括 ×

やはり当たりません。×3になりましたが×3制度はありませんからね。

シルクフェイマス様 結果

最優先
47.アビラの16                1口   一括   ○


今年は×無しでしたがなんとか当選しました。最優先一頭のみ申し込みでしたので良かったです。
一次だけ参加予定なので今年も一頭のみで行きます。

瓊英様 結果

キャトッロの抽選結果です。

最優先 45  一般 74,75 の3頭
早めに申し込んだので、締切前にヤバイと思ってたら、
ものの見事に全滅しました。

どん様 結果

キャロットの1次申し込みですが、1.5次や2次などはもはや存在しないということで多めの8頭申し込みましたがその内6頭が抽選対象となりました。抽選結果ですが、当選は3頭(3勝3敗)となり出資確定した馬は無抽選組2頭含め5頭全て関東馬となりました(あぁ、遠征費用が。。。)以下出資が確定した馬だけ列記します。

・×無し最優先
ヒルダズパッションの16
・母馬優先
フェルミオンの16
・一般
アディクティドの16
ユールフェストの16
シーザシーの16


なお、落選した馬の中からスサーナトウショウの16がココロノアイバに認定されました。

シオン様 結果

現在はこのクラブのみに入会しておりますが、今年は中間発表からとんでもない状況でしたね!
バツ1の権利があるので最優先は突進しようと行きましたが
抽選にも参加出来ないとは。。。悲
現3歳は勝ち上がりゼロになる見込みが濃厚な為多頭数を申込ましたが一般も全馬抽選の結果、、、唯一、1頭とご縁がありました。
33.フェルミオンの16    牝

過激な配合故、どのような成長を成して行くのか全く判りませんが脚元に注意して行って欲しいです。
昨年も1頭だけでの当選でしたが、偶然か?必然なのか
そのライレローズと同じ厩舎になりました!吃驚
お仲間さんもいらっしゃるようで、どうぞ宜しくお願いします!

最優先は     チェリーコレクトでした。
プロミネントは外れてしまいまして。
当選されました皆様、おめでとうございます。
心の出資馬として応援させて頂きます。m(__)m

雲雀様 結果

ルクソール様とさんぺ〜様とご一緒の
プロミネント当選しました

いや〜これは、久々にご一緒に応援できます
きっと、ダートレースで・・・・

ぶっちゃん様 結果

今年のキャロットの応募結果です。
最優先は5でした。
あと一頭狙って、1.5次はプリンセスカメリアの16に行くつもりです。

●1.5次募集について

 最優先枠で当選しましたので1.5次募集には参戦できません。

1.5次募集終了時での応募数

募集馬名 1次募集終了時 1.5次募集終了時 2次募集初日終了時
リッチダンサーの16 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
オリジナルスピンの16 151〜200口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
クルソラの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ディアデラノビアの16 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×2)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
グレースランドの16 新規入会者の一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
アディクティドの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ヒルダズパッションの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ビキニブロンドの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
10 フサイチバレリーナの16 新規入会者の一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
11 ラドラーダの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
12 ミスティックリップスの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
13 スカーレットベルの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
14 コンカランの16 140口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
15 カメリアローズの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
16 アウトオブタイムの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
17 スルーレートの16 151〜200口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
18 キューの16 31口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
19 ケイティーズジェムの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
20 マイティースルーの16 17口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
21 エルミラドールの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
22 プリンセスカメリアの16 64口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
23 リビングデイライツの16 139口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
24 フラゴリーネの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
25 クライフォージョイの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
26 ユールフェストの16 30口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
27 ピースエンブレムの16 母馬優先+最優先は当選、母馬優先枠(一般出資枠)内および最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
28 フォルテピアノの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
29 ドルチェリモーネの16 151〜200口 77口 2次募集初日で満口
30 ティフィンの16 147口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
31 ヴァイスハイトの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
32 ピューリティーの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
33 フェルミオンの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
34 チアズメッセージの16 151〜200口 86口 2次募集初日で満口
35 ホールロッタラヴの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
36 ネオイリュージョンの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
37 カラベルラティーナの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
38 プロミネントの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
39 ライツェントの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
40 シーザシーの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
41 ポロンナルワの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
42 スカイディーバの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
43 チェリーコレクトの16 最優先枠(×2)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
44 ココシュニックの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
45 ジュモーの16 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
46 ハープスターの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
47 アビラの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
48 アナアメリカーナの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
49 ヒュアブリーゼの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
50 マルティンスタークの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
51 ヴィートマルシェの16 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
52 シーザリオの16 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
53 スペシャルグルーヴの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
54 シードオブハピネスの16 145口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
55 マハービスタの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
56 アブソルートリーの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
57 モンプティクールの16 1.5次募集で満口
58 フェアリーバニアンの16 134口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
59 ヒカルアモーレの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
60 グレイトフィーヴァーの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
61 アマルフィターナの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
62 ディアマイベイビーの16 140口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
63 サンドミエシュの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
64 ブライダルソングの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
65 イストワールの16 142口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
66 アヴェンチュラの16 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
67 ラフォルジュルネの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
68 ハルーワソングの16 最優先枠(×0)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
69 クーデンビーチの16 146口 2次募集初日で満口
70 ブロードピークの16 149口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
71 ヴェラブランカの16 138口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
72 ヴィアンローズの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
73 バイラオーラの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
74 カニョットの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
75 スサーナトウショウの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
76 アドマイヤレッドの16 新規入会者の一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
77 プルーフオブラヴの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
78 ローズノーブルの16 143口 39口 2次募集初日で満口
79 ピンクアリエスの16 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
80 ダブルゴールドの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
81 クリソプレーズの16 母馬優先枠内は当選、最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
82 ササファイヤーの16 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
84 エポキシの16 35口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
85 グルーヴィクイーンの16 36から50口 19口 2次募集初日で満口

●2次募集について

 ローズノーブルの16が若干残っていましたので電話してみましたが、さっぱり繋がらず仕事中ということもあり断念しました。例年よりも更に繋がりにくかったように感じます。

これ以降は昨年分です。ある程度コピペする為においております。

52 シンハリーズの15

 まずは14年産のミリッサ募集時の当時の評価をご覧ください。


 父ダイワメジャーの私が金額的にも仔出し的にもかなり良いと思っている種牡馬で、母の年齢的にもそろそろ金額が落ちてくるのではないかと本馬に期待していた。

 本馬の評価に入る前にまずは12年産のアダムスブリッジの募集時に書いた私の評価をご覧ください。



 母は英オークスの優勝馬。実績は断トツ。第2仔の兄アダムスピークの募集時に欲しいといいつつ、予想を超える金額に撤退を余儀なくされた。そのアダムスピークはデビューから連勝でラジオNIKKEI杯を完勝。私は軍資金的に仕方がなかったとはいえ大物を逃してしまった悔しさがある。

 昨年募集されたリラヴァティも兄が重賞ウィナーになったことから牝馬で1口9万円と高額。すでにデビューしており、芝1600mの新馬戦で勝ち馬から僅かクビ差の2着と力のあるところを見せた。10年産のシンハディーバも3歳9月と遅すぎるものの圧勝で勝ち上がり、日本で走っている産駒は全て勝ち上がり或いは勝ち上がりそうという仔出しの良さ。

 毎年値段が高すぎて手が届かないが、今回は牡馬で1口115000円。正直、買えない金額ではないが、ディープ産の兄が1口150000円だったことを考えると適正価格か。11年産が同じ父ロブロイという配合で牝馬で1口90000円。同じ厩舎だしこの価格の下落は異常。

 馬体を見ると後ろ脚の繋ぎが短く立っており、屈腱炎を発症し、長期休養中の兄・アダムスピークとダブる。馬体重も435キロと相変わらず小柄。当然良血馬だけに筋量、薄い皮膚、背中のラインなど良い部分は多いが、私は今年は買いたい安馬も多く、これを買ってしまうと他が買えなくなるし、不安のある高額馬は避けたいと思うので基本パス。ただ、他に買いたい馬があまりいなければ買っていた。



 このアダムスブリッジは新馬戦と続くオープンの若駒Sを連勝。ダービーに駒を進めたが17着だった。どうしても脚元が弱く、皐月賞や京都新聞杯を回避したり結果的に残念ながら屈腱炎を発症してしまった。奇しくも募集段階で懸念したことが的中してしまった格好。母シンハリーズの子はスピード能力が高いだけに、脚元への負担は特に心配。


 さて、14年産の本馬は馬体重が403キロと小さい。ダイワメジャーの子は結構馬格のしっかりとした馬が出てくることが多いが4月生まれとはいえ心配。その分脚元への負担は少なくなるだろうが。ただ、活躍している姉のリラヴァティも440キロ前後で出走とそんなに恵まれた体型ではないが走っているので、そう考えるともう少し成長してくれば問題ない。

 気になる繋ぎはやや高いものの懸念した兄のアダムスブリッジよりもマシ。しかし、少し繋ぎが短い。馬体もダイワメジャーとは思えぬくらい華奢でうーーんと言った感じ。

 これが募集価格2400万円なら買っていたが、少し高い気がする。ただ、屑の少ない優良な母の産駒で、故障をしてしまったとはいえアダムスブリッジもすでに3歳で3080万円も稼いでいる。リラヴァティに至っては7880万円と高額の募集価格をしっかりと上回っているので買って損はないのではないか。

 私はあくまでも安価でそのくらいを稼いでくれる馬が欲しいので・・・。


 このミリッサはまだデビューしていないので評価はできないが3歳8月の時点で馬体重は438キロ。ディープインパクト産駒やステイゴールド産駒の牝馬ならこれでもギリギリ許せる範囲だが、ダイワメジャーの産駒でこの馬体重となると心配の方が大きい。

 しかし、オークスGTを制した13年産のシンハライトが当時馬体重422キロと小柄だったことからそこまで懸念しなくても良いのか。ただシンハライトの父は小柄な産駒が多いディープインパクト。

 15年産の本馬は父が小柄な産駒を多く出すステイゴールドの子オルフェーヴル。しかし馬体重390キロというのはいただけない。オルフェーヴル自身は460キロ程度の馬体重があったしいくらなんでも小さすぎると感じる。

 その分の割引がなくクラブ最高価格の1億2000万円。ディープインパクト産駒の牡馬ならこの値付けもわかるがそこまでの種牡馬成績を残せないであろうオルフェーヴル産駒にこの値段はふっかけすぎ。

 そりや、馬体は確かにカタログにあるように360度どの角度から見回しても欠点はないかも知れないが・・・。この金額なら重賞の1つくらい勝っても全然ペイできませんからねぇ。ただ、馬体は確かに素晴らしい。

 母シンハリーズはアダムスピーク募集時に大物感を感じていたが(金額が思っていたよりも高すぎて撤退)、もはやここまでの評価の馬になるとは感慨深い。

58 アソルータの15

 父ノヴェリストは芝の中距離でGT4勝馬。15年度の種付料は350万円。

 母はキャロットクラブで2200万円で募集され芝の中距離で2勝。ただし2勝目は11番人気ハナ差辛勝のもので、500万クラスの常連だが頭打ち傾向だった。

 本馬は母の7歳の時の子で初子。馬体重は439キロで1月生まれとしては少し小さい。

 馬体は全体的に非力に感じる。母の成績からも大物が出る可能性は低く、馬体からも大物感を感じないことから購入に至る決め手がない。

 預託厩舎の池添学厩舎はブエナビスタの子やハープスターの下など超良血が集まっていることからも社台グループ期待の厩舎だが、その割りにまだ成績が伴っていない。

59 ケイティーズジェムの15 小さすぎッ

 まずは14年産のミルキークォーツ募集時の当時の評価をご覧ください。

 父はやたら産駒の馬体を良く見せるシンボリクリスエス。当時の種付料は250万円。

 母はキャロットクラブで2400万円で募集された馬で芝1600mの新馬戦に勝ち、その後500万も勝ち上がった。しかし、そこから降級するも状態は上がらずに最後は肺出血で引退。結局2勝馬。

 本馬は母の初子。馬体重は415キロと1月生まれにしてはとにかく小さく、初子らしくそこは大幅割引。ただ、馬体は筋量があり重厚感がある。クビ差しの角度や背中のラインも良く、これはもしかして!?と思わせる。ただ、シンクリ産駒はこういう馬が多いが、案外走らないので注意が必要か(笑)。

 安価で馬体が良いが、私は個人的にシンボリクリスエスの子が好きでないことと、やはり母父ディープインパクトと言ってもあまりにも小柄すぎる馬体を嫌うので初子は様子を見たい。



 その姉ミルキークォーツは2歳8月15日現在で馬体重417キロとほとんど成長していない。近況コメントでも”非力な部分はある”(2016年6月30日)、”成長を待つ”(2016年5月30日)など能力不足と捉えられる文章が並び厳しい状況です。

 成長を待たなければならない馬なのに募集時から約1年でほとんど成長が見られない。

 本馬も最初に発表された馬体重は391キロ。これが2月生まれなのでとても厳しい。馬体も全体的に華奢な感じ。募集価格1200万円と安価とは言えとても飛びつけない。

 強調点はこれが一代を築いた橋田満厩舎預託だということ。しかし昨今は成績が低迷し、ましてやクラブ馬に対しては酷い成績。その辺りの事情からこの程度の馬しか預けられなくなったということか。

60 ジェシカの15

 母はトニービン産駒・・・というだけでかなり年期が入ってそうに感じるが、21戦3勝。芝の1800m前後で未勝利→500万→500万の3勝。1000万クラスでは3着までだった。

 母の産駒は8頭いるが最も稼いだのは09年産でタイキシャトルの子レイヴ。これとて2勝馬で仔出しはいいどころか悪い。

 この母の16歳の時の産駒が本馬でこの時点で基本安くても買えない。

 牡馬で募集価格2000万円と言うのは高すぎないか?預託予定の中内田充正厩舎は私の好きな川田将雅騎手をよく乗せてくれるのでどちらかと言えば好印象だが。

 馬体重は436キロ。牡馬なのでもう少し増えて欲しいが、3月生まれなのでまだまだ成長が見込める。馬体は良くも悪くもなくと言ったところ。平凡。

61 ヴェルデライトの15

 母はディープインパクト産駒でキャロットクラブで2800万円で募集された馬。29戦中央1勝、地方2勝。未勝利戦を勝ち上がれずに地方に転厩。中央復帰後芝2000mの500万クラスを勝ち上がるが1000万クラスではほとんど出番がなかった。そもそも500万を勝ったレースも10番人気でクビ差辛勝だった。

 本馬はその母の7歳の時の産駒で初子。牡馬で募集価格2000万円と言うのは安価だが、母の競走成績を見ると未勝利で終わってしまう可能性も高く注意が必要。

 馬体重は414キロと初子であることを考えても牡馬としては小さい。ただ5月の遅生まれでこれから成長する可能性は多分にある。馬体はまずまず。背中の感じはイマイチだが総じて悪くもない。

 預託厩舎の吉村圭司厩舎は若手だがなかなかのやり手。成績が良く比較的良い騎手を乗せてくれる。外国人騎手がいるときはかなりの確率で使う。

 なんとも馬の質と預託厩舎がアンバランス。私は母の競走成績と馬格を気にするのでこの馬は手が出せないが、吉村圭司先生なら、こういう馬もそこそこ走らせて来そう。お手並み拝見。

62 フォルテピアノの15

 まずは14年産のパルティトゥーラ募集時の当時の評価をご覧ください


 まずは昨年募集された13年産に対する私の当時の評価をご覧ください。

 母は私が好む3勝以上馬のフォルテピアノ。しかし、ダートの短距離ばかりの3勝。1000万クラスでも力上位だったので、3勝以上の評価をしていいだろう。

 ただ、この成績の母に人気で種付け料の高いステイゴールドをつけたから1口10万円??これれは何が何でも高すぎ。繋ぎが母に似て短くダート向きだし、この金額のダートはいらない。同額だったルミナスウイングの時も同じことを言いました。私は失礼ながらダートは愛馬エスポワールシチー(1口24000円×500口)で極めた感があるので、これだけの金額のダート馬を欲しいとは思わない。もちろん、ルミナスウイングのようにある程度は走るのだろう。いや、ルミナスウイングは走ると思ったが、こちらは多くの面において、同じ金額ながらルミナスウイングに及ばない。

 ステゴ産駒らしく小柄に出ているし、馬格のあった母と違い、小柄で非力なダート短距離馬というのはきついと思うけどなぁ〜。

 厩舎は成績もよく、上位の騎手を乗せてくれるし良いと思いますが。


 そのアイザックはまだ出走していませんので結果はわかりませんが、10年産のバルトロメオ(父ディープインパクト)が1勝で500万クラスではさっぱりで引退、11年産のハンマークラビア(父ゼンノロブロイ)も1勝を挙げたものの500万クラスでは勝ち負けに絡めない状態。結局、母のように3勝できる馬はおらず、母の仔出しはイマイチと考えるべき。

 14年産の本馬は父が昨年ルージュバックを出したマンハッタンカフェだが、大物率は低く、ディープインパクトをつけても走らなかった母の繁殖能力を考えると期待は低い。

 馬格はあるし、母の11歳の時の産駒とまだまだ可能性がないわけではないが、関西馬だったとしてもパス。関東馬ですし、私としてはなおさらです。


 このパルティトゥーラはまだデビューしていませんが、13年産のアインザッツは3歳9月の通常の未勝利戦に勝ち上がり。それまでは4着3着13着10着と厳しい状態でした。ここからどこまで出世するかわかりませんが、未勝利戦の戦いぶりからだと苦戦が予想されます。私のダートでこそ予想は外れ(・・・というかダートは1戦も走っていませんが)、芝で勝ち上がりましたね。しかも中距離。ただ、割高な印象は間違ってなかったと思っています。

 15年産の本馬は牝馬ということもあり価格は2000万円。人気の安田隆行厩舎ということで第一次募集での満口は間違いない。

 結果的にここまでの母の仔出しを見ると全て1勝のみ。500万クラスでは歯が立たない。本馬は母の12歳時の産駒で、この年齢になって急激に走る子が出てくるとは考えづらい。父ヘニーヒューズは種付料300万円。ディープインパクト産駒でも1勝馬だった母の仔出しからはこの父で大物が出るとは考えづらく厩舎魅力も手が出しづらい状況。安田隆行厩舎も期待馬とそうでない馬の使い方の違いが激しく、後者に入れば悲惨そのもの。3歳未勝利での中央転厩もある。

 馬格はあるが繋ぎがやたら高く故障の心配にダート及び道悪専用の気配。背中のラインもイマイチでうーーーん、やはり兄姉を超える存在には見えない。

65 ピューリティーの15

 まずは14年産(パルフェクォーツ)の募集時の評価からご覧ください。


 まずは12年産(ピュールボーテ)の募集時の評価からご覧ください。

 母はイタリアの1勝馬で未知数だったが、初仔のピュアブリーゼは優駿牝馬GTで2着。2番仔で私の愛馬プリュムは2勝して1000万クラスでも3着4着4着と能力上位。

 ただ、10年産の3番仔は地方で低迷している。そして、ピュアブリーゼもプリュムもメンタル面で弱く、能力が出し切れない側面もある。

 11年産は牝馬で1口55000円と値を吊り上げてきたが、今回は同じく牝馬で1口45000円と適正と思われる価格。我が愛馬で2番仔の愛馬プリュム(1口35000円)ほどお買い得感はないが、また本馬は母の9歳の時の子と一番良いときの産駒で、上に比べて能力落ちは少ないだろう。

 馬体重は3月生まれで428キロと小さい。うーん・・・。預託厩舎の小島茂之先生はコメントが詳しく丁寧で好感の持てる方だが、関東だし、この小柄ではちょっと買えないなぁ〜。馬体もそんなに良いとは思えない。特に背中のラインが私の思う走りそうな馬のものではない。

 走っても不思議はないし、欲しい馬なのだが、マイナス要素も多く、何よりもプリュムほどの割得感がないので、今回も見送り。よほど関西で思っている馬が買えないときにはこちらに走りたいが、こちらも第一次募集で満口だろう。


 ピュールボーテは新馬戦7着、続く未勝利戦9着で3歳8月現在未勝利と苦しい立場。デビューが3歳1月、2戦目が3歳4月と続けて使えない弱さもある。11年産のパルティールも3着はあったものの結局未勝利戦を勝ち上がれずに引退。初子のピュアブリーゼは活躍したが以降年々産駒は走らなくなってきている。

 13年産の兄(父ゼンノロブロイ)は2014年7月のセレクトセールで3456万円で取引された。14年産の本馬の募集価格4000万円は昨今の産駒の走りを見ていると高すぎる気がするが1つ上の兄の取引価格や、ダイワメジャーらしい素晴らしい馬体を見ていると適正価格の気がする。ただし、私が募集総額1400万円のプリュムに感じたようなお得感はない。

 本馬はまだ母の11歳の時の産駒で、08年産のピュアブリーゼのようにクラシックに乗ってくる可能性も十分にある。馬格もあり繋ぎの角度も良く故障のリスクも少なそう。

 関西馬なら購入を考えないこともないが、母ピューリティーは一発屋のイメージが払拭できないし昨今の母の産駒の成績からこの金額の馬は手が出せない。


 ということで、青字のピュールボーテは未勝利で引退。最高位は7着だった。緑字のパルフェクォーツはまだデビューしていない。

 上記緑字で書いてあるセレクトセールで3456万円で落札された13年産のパルクフェルメは芝2000mの新馬戦でデビューし3着だったが、その後はそれ以上の着に来ることなく3歳8月の時点で未勝利。スーパー未勝利戦にも出られず、このまま引退が濃厚。

 このように母ピューリティーの産駒は初子のピュアブリーゼと第2子のプリュムしか走っておらずあとはさっぱり。本馬は母の13歳の時の子で、この現状から巻き返すことは容易ではないと思われる。3勝し4042万円を稼いだ愛馬プリュムと同配合の牡馬だが、プリュムが牝馬で募集価格1400万円だったのに対し本馬は3600万円。この産駒の気難しさからも多くが狙える馬とも思えずはっきり言って高すぎる。

 馬体は繋ぎが短くやはりプリュム同様ダートが主戦場か。筋量は豊富だが背中のラインはイマイチで毛づやも良く見えない。430キロというダイワメジャー産駒にしては迫力の無い馬格も割引。

 募集価格2400万円程度なら買わないこともないがそれでも微妙。3600万円なら即消し。

66 グレイシアブルーの15

 母はサンデーサイレンス産駒の3勝馬。36戦とタフに走り抜いた。グレイシアブルーの母は重賞ウィナーのグラスボンバー(その父Machiavellian)を輩出したブルーラスター。その母にサンデーサイレンスの配合とくれば期待の大きな母だったが未勝利→500万→500万と3勝にとどまり1000万クラスでは歯が立たなかった。

 母の産駒は09年産の父ファルブラヴ、11年産の父クロフネといるがいずれもJRAの競走馬としては登録されていない。地方で走っているが、目立つような成績は挙げられていない。

 本馬は母の13歳の時の産駒。母の成績とここまでの仔出しからはとても募集価格2800万円もする馬には思えない。クラブでも実績のある清水久詞調教師に預託し、少々高い金額でも売り切りたい姿勢が見える。

 5月という遅生まれでこれからだが、馬体重412キロは牡馬としては小さく危険水域。馬体は全体的にこじんまりしているものの気品があり、うーーん、清水久詞先生なら走らせて来そうな気もする。そりゃ、何もかも悪ければこんな募集価格になるはずがないのですが。

 私は母の競走成績と仔出し、母の年齢を気にするので価格設定が高いと不満で買わないが、金額分の仕事をしても不思議はない。

67 ヴェラブランカの15 馬体はかなり良く見える

 まずは14年産(シルバーコンパス)の募集時の評価からご覧ください。


 まずは昨年の13年産の評価をご覧ください。

 母はあのアドマイヤサンデー産駒。キャロットクラブで3200万円募集されたがダートの中距離ばかりで2勝馬。

 12年産で初子のムーンセイルは私が良いなぁと思う馬体だった。関東なので購入候補ではなかったが、今回は関西。芦毛だがやはり馬体は良いですねぇ。筋量、繋ぎやクビ差しの角度も良いですし、良いんじゃないですか。

 母の6歳の子で第2子。良い条件が揃ってますね。馬体重が現時点で520キロと大きくそこはイマイチだが、1月生まれでボチボチ大きくなるのも止まりそうだしなんとかなるかな。

 中内田充正先生は勝負弱いが良い騎手を乗せてくれるし悪くない印象。

 チェック馬。


 と注目していた13年産のクレスクント。8月23日にデビューしましたが、3番人気ながら8着でした。デビュー戦の馬体重は520キロと2歳にしてはかなり大型馬で、使われて次ぎというところでしょうか。

 ただ、後に重賞ウィナーとなる愛馬バウンスシャッセなどは2歳8月のデビュー戦を勝ちましたし、そういう意味では緒戦をみる限りは大物感はありません。初年度産駒のムーンセイルもデビューから7着11着と結果が出ず、しかも3歳8月のここまで2戦しか使えていません。

 これだけ仔出しが悪いと母の2勝という競走成績からもそんなに勝てる産駒が出る可能性は低そうで、14年産の本馬も厳しいと言わざるを得ない。

 父のタートルボウルは種付料200万円の馬。ただ父云々というよりも母の仔出し。牝馬で募集総額2000万円だった13年産の姉クレスクントよりも価格は一気に下がり同1400万円に。父が種付料400万円(13年産当時)のハービンジャーから200万円のタートルボウルに変わったとはいえ、この急落は母の仔出しの悪さ故のものだろう。

 馬体からも14年産が急に走り出すイメージが湧かないし、安価とはいえ買い辛い馬。


 そのシルバーコンパスはまだデビューしていないので評価は出来ないが、13年産のクレスクントは未勝利戦を最高3着。勝ち馬からは常に0秒6以上離されて勝ち負けには絡めていない。次走スーパー未勝利戦に出走予定。4戦共川田将雅騎手が騎乗。中内田充正先生はやはり良い騎手を乗せてくれる。

 本馬は母の8歳の時の産駒。馬体重はすでに480キロと姉同様やはりデカイ。しかし、繋ぎは私の思う理想の角度であり長さ。筋量豊富で重厚感がありクビも太く角度も良い。これは案外掘り出し物か。

 募集価格は14年産の姉よりも200万アップして1600万円。父がルーラーシップ(種付料250万円)に替わりその分プラス若干上乗せされているのか。これが募集価格1200万円なら即買い。1400万円なら悩むところだが、1600万円は母の成績と産駒の成績を考慮するとちと高い。

 本馬の預託予定は高橋康之厩舎。開業2年目の新鋭だが成績はまずまず。ただ乗せてくれる騎手はB級の騎手が多いという印象。ミルコ以外は和製砲だ。

 他馬が取れなかったときの候補として置いておきたい馬。
2017年9月5日立ち上げ 6日、7日、8日、13日、20日、28日加筆

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