キャロットクラブ 2015年度募集馬評価


毎年、安価で3勝できる馬を探し続けている私ほっさんだが、

09年産のキャロ馬は5頭購入4頭(プリュム、ハルシュタット、マデイラ、フランベルジェ)が勝ち上がりの大成功。最優先枠で落選したプレザントライフの話は厳に慎むように(笑)。
内マデイラは4勝を挙げオープン入り、プリュムも2勝。

補償がなくなり、例年よりも様子見の為に買い控えた10年産は2頭購入の内、グランデアモーレは新馬勝ちから現在4勝、フロアクラフトもオークス5着などクラシックに出走し現在4勝と抜群の成績。

11年産は3頭購入で勝ち上がりはバウンスシャッセのみだったがフラワーカップGVと中山牝馬S GVを制し募集総額1800万円の馬が獲得本賞金1億円に迫る大活躍。勝ち上がり率にこだわる私がこの世代33パーセントで終わってしまったことは痛恨だが、1頭大当たりが引けたので激甘採点でヨシとしよう。

12年産は4頭購入(ベルディーヴァ、アモーレエテルノ、グリューヴァイン、サンフレイム)で現在勝ち上がりは2頭。勝ち上がり率50パーセントは死守。


そんなこんなで、確率論と独断と偏見の当募集馬評価。今年も懲りずに立ち上げ。私の理論は独特なのである意味参考になるのでは(笑)。

今年も最後は緻密な票読み作戦を決行!!


とにかく私は関西人なので関西馬重視関東馬軽視なので、そこは勘弁いただきたい。

ついに応募馬決定!!

最優先希望馬枠

 47 ココシュニックの14 75パーセントの抽選

第一次募集 一般枠応募馬

 54 マルティンスタークの14 購入確実
 59 スルーレートの14 
ほぼ購入確実
 72 カメリアローズの14 
60パーセントの当選確率


そして9月16日抽選対象馬発表!!

この時点で54 マルティンスタークの14への出資は確定!!

そして9月18日抽選結果発表!!

72 カメリアローズの14は当選するも、他2頭に落選(T_T)。かなりの確率で獲れると思っていたスルーレートの14の落選。

最優先枠の47 ココシュニックの14を落選したことにより、1.5次募集に参戦。

第1.5次募集 応募馬

62 マチカネホレルナヨの14 残36口
71 マヒナの14 残99口

そして9月25日発表の抽選結果は

71 マヒナの14は当選するも、当然の如く当選確率の低かった62 マチカネホレルナヨの14は落選(T_T)。

それにしても今年のキャロットクラブの売れ方は異常。2次募集なんてほとんど余ってないし・・・。年内には全馬満口になるのでは?

(2015年10月3日更新)

2014年8月31日立ち上げ

●今年も懲りずに独断と偏見の募集馬評価を立ち上げます(毎年タイトル同じ 笑)

 友駿ホースクラブ会員だった私が社台ブランドや新たな厩舎との出会いを求めてキャロットクラブに入会したのが2006年。過去の購入馬と勝ち上がりは次の通りです。太字が勝ち上がり

2005年産

シャンスイ 既走馬相手のデビュー戦快勝も1勝止まり 繁殖入り


2006年産

ペルシステンテ 未勝利
クリンゲルベルガー 新馬勝ち 2勝 繁殖入り


2007年産

ローザグランデ 未勝利
プルミエダンスール 未勝利(クラブ初のイチオシ特選馬!! これは騙された。ちゃんと自分の意思で買わなきゃ)
カクタスペア 出走できずに引退 繁殖入り


2008年産

アフロディーテ 新馬勝ち 3歳秋にレース中の事故で予後不良
エイコーンキッド 未勝利
フェーラシュヴァル 未勝利
バノックバーン 未勝利
アルマニャック 未勝利


2009年産

プリュム 新馬戦2着 3勝
マデイラ 新馬勝ち 4勝 
現役
フランベルジェ 新馬戦1番人気6着 3戦目に勝ち上がり
ハルシュタット 新馬戦3着 3戦目に勝ち上がり

リバイヴエンブレム 未勝利


2010年産

グランデアモーレ 新馬勝ち 4勝 現役
フロアクラフト 新馬戦2着 6戦目で勝ち上がり オークスGT 5着 4勝
 現役


2011年産

バウンスシャッセ 新馬勝ち フラワーカップGV、中山牝馬S GV優勝 オークスGT 3着 4勝 現役
ジェットブラック 未勝利
ラフェドフルール 未勝利


2012年産

アモーレエテルノ 未勝利戦2着
グリューヴァイン 4戦目で勝ち上がり 現役
サンフレイム 4戦目で勝ち上がり 現役
ベルディーヴァ 4戦目で勝ち上がり 現役


2013年産

レンベルガー 前走2着 現役
グルーヴィタイム デビュー前

 ということで、2006年にキャロットクラブ入会後、2008年産までは下手な買い方で勝ち上がり率は低かったですが、理論が確立した2009年産からは勝ち上がり率は高く、オープン馬2頭、1600万クラス2頭を擁するなど順調です。

 走らなかった時期の言い訳をしますと、ローザグランデとペルシステンテは正直自信がありましたから、完全に私の責任。プルミエダンスールとフェーラシュヴァルは完全にクラブに騙された馬です。特選イチオシ2歳馬とか・・・。なので購入当時から半信半疑でした(ちゃんと当サイトでもそう書いています)。

 カクタスペアは骨折でデビューできずに引退。エイコーンキッド、バノックバーン、アルマニャックはこの世代7頭応募もなぜかこくごとく落選(イグアスやカルドブレッサなどに応募)し、仕方なく第二次募集で購入したパターンで、残り物に福はありませんでした。今から思えば無理に購入する必要はありませんでした。馬券で大勝したこともあり、お金の使い方がまずかったと猛省しております。

 そんな失敗経験から、2009年産からは超慎重に検討。そして測尺や近況(育成状況)も重視するようになりました。そこからは愛馬のデビューも全体的に早くなり、順調ですね。


 私はそんなに豊富に軍資金がないことから、一応15万円くらいを予算にと思っております。ただ、今年も最優先権を昨年行使したために非常に弱く、ほとんどの応募馬が抽選対象で、何頭が当選するかわかりませんので、少し数を多く応募に出したいと思っています。


 毎年もいろんな方々とあれがいい、これはダメだなどと楽しい議論をさせていただきました。結果も大切ですが、そういった議論は非常に楽しく、そして勉強になり、毎年この9月は楽しみでなりません。

 今年もご一緒に楽しい議論をいたしましょう。

●募集要項は前年と同じです

 3年前から最優先希望馬枠という制度を取り入れているキャロットクラブですが、昨年からは最優先枠での落選者に対し、翌年は当選確率を上げるなどの改正をしました。

 私は昨年グルーヴィタイムで最優先枠を行使しておりますから、今年も最優先枠は非常に弱いです(笑)。毎年のように確実に買えるところに最優先枠を使う方がお利口でしょうね。

●私の馬選びの基本(2015年8月31日現在の私論)

1.小柄な馬は買いません

 私は1口馬主生活12年と多くの方に比べて短いですが、競馬歴だけは長く、カツラギエースが逃げ切ったジャパンカップはテレビ中継に釘付けで見ていました。その長年の貴重な経験から、馬体重が430キロ程度以下の小柄な馬は危険だという判断になりました。

 例えば、馬体重が3歳の出走時に400キロ程度しかなかった愛馬ミッシェルシチーや420キロ程度だったチャーミングシチーは強い追い切りをかけることができませんでした。

 これは、強い追い切りをかけると飼い葉が細くなり馬体減りを起こしてしまうからで、私はある程度調教で馬の能力を上げたり、調子を上げたり、悪癖を矯正することが出来ると考えている人間ですので(そうではないという意見もありますが)、しっかりと調教を積めないということは馬の能力を開花させることができない重要なポイントだと思っています。また、能力以上のものも出すことができないでしょう。

 また、輸送に弱く、輸送によって激しい馬体減りを発したり、疲労が出てしまったりで福島や小倉といったローカルで力を出せない場合が多くありました。

 馬によっては、1度レースを使ったら、通常は叩き2走目の方が良いと言われているにもかかわらず、馬体減りや疲労で放牧を余儀なくされて、毎度毎度短期休養明けになったりとかなり痛い目を見ています。


 私の愛馬で活躍していたエスポワールシチーは馬体重480キロ程度、ステップシチーも490キロ程度と馬格があります。他にバウンスシャッセやフロアクラフトも馬格があります。

 そんなことから、私は出走時に馬体重が430キロ程度以下になりそうな馬はほぼ確実に買いません。


 ただ、グランプリ連覇のドリームジャーニー(424キロ程度)やGU勝ちのマイネレーツェル(400キロ程度)のように小柄でも走っている馬もたくさんいます。もちろん3冠馬のディープインパクトも小柄でしたよね。あくまでも私の私見です。

 更に私の理論を重ねるなら、馬格がなくても2歳の間は活躍出来ると思います。そういう馬は仕上がりが早いですから、まだまだ未完成の大きな馬と比べると、比較的早くデビューできますし、未完成な普通サイズ以上の馬とは2歳時は勝負になるでしょう。

 しかし、3歳になり成長の止まってしまっている小柄な馬は、成長して本格化を迎える普通サイズ以上の馬には歯が立たないことが多く、レースを重ねるごとに着を下げてしまう場合も少なくないと思っています。そんなこんなで小柄過ぎる馬は買いません。

 出生が5月6月と遅く、キ甲も抜けてなく、胴高であったり、これからの成長がまだ見込める馬は選択するかも知れません。 

2.馬体が大き過ぎると評価を落とします

 小柄な馬は基本買いませんが、大き過ぎる馬は評価をかなり落とします。

 これは仕上がり辛いことと、瞬発力に欠け不器用なことが多いと感じるからです。私の愛馬で大柄な馬は共に500キロを超えるアイオロスシチーもアルマニャックも大トビで器用さに欠けていました。また脚元への負担が大きいことから、故障を発生してしまいました。ただ、逆に瞬発力に欠けても長く良い脚が使える馬もおり、それは評価できます。

 また、これもそれぞれ500キロを超えるオバマシチーやフローラシチー、グレイスシチーなどは大き過ぎる馬体を脚元が支えることができずに、常に脚部不安に悩まされ、ろくに調教ができませんでした。


 ですから、小柄過ぎる馬よりは活躍馬も多いですし、使い込めるなどの利点もあるので絶対に買わないとは言いませんが、それでも愛馬を選ぶ上では評価を下げることになります。


 しかし、そう思って馬体重だけがネックだったマズルファイヤーが活躍したりという失敗もあります。あくまでも私は確率論です。

3 馬体を重視します

 私が馬体の勉強を始めたのは10年ほど前の話で、素人ですし、気にする部分はワンパターンです。しかし、勉強し始めの頃、いい馬体だなぁと思って購入したステップシチー(募集総額1400万円)が特別戦3勝を含む4勝で準オープン(重賞でも5着)、そして翌年これも馬体重視で購入したエスポワールシチー(募集総額1200万円)がGT9勝に獲得賞金が10億円を超えてと大活躍したことから、失敗しても後悔しないように自分の相馬を信じて購入しています。最近ではマデイラも馬体が良く見えて購入した馬です。

 馬体が素晴らしいなぁと思ったダブルダンスシチーが2勝とそれなりに活躍したりもしてくれますが、逆に素晴らしいと思ったペルシステンテやローザグランデが未勝利に終わり失敗も多々あります。

 ペルシステンテとローザグランデは共にトモが弱く、ろくに調教も出来なかったのですが、自分でもわかっているように、私はそういった欠陥を知る能力はありません。

 本当に相馬の素晴らしい方は歩様や脚回り、トモや飛節の角度などからその馬の欠陥を言い当てられますが、私はそこまではわかりません。教えていただいては勉強している身です。


 ですが、ペルシステンテもローザグランデも未勝利で引退しましたが、自分の相馬で購入した馬で後悔はありません。

 これからも何度も失敗するでしょうが、やはり自分の走ると思っている馬体、好きな馬体の馬を優先する姿勢に変わりはありません。


 一昨年は購入時に繋ぎが高いと危険性を認識していたラフェドフルールを、短距離実績の豊富な西園正都先生だからなんとかしてくれるだろうと思い込み購入してまともに追えずにさっぱりでした。失敗しましたが、やはり繋ぎの角度の重要性を再認識した事例でした。繋ぎに関しては適度な長さで45度くらいのクッションのある芝向きの繋ぎの馬が大好きです。故障のリスクも少ないと思いますし。これも私見ですよ。


 ただ、私はあのハープスターの馬体がいいと思えなかった人です。オークスで見た時も凄い馬体だとは思えませんでした。あれだけの名馬を募集前にさっぱり見分けることが出来ませんでした。まだまだそんなレベルです。後付けでやはりあの馬が良く見えたというつもりはありません。逆にその世代で良い馬体だと思ったジェットブラックが掲示板にも載れずに未勝利引退です。それでも今まで自分の信念で良い馬を見つけてきたので、このスタンスを変えるつもりもありません。当募集馬評価はあくまでも私見ですのでお間違いなく。

4 母が高齢の馬は買いません

 11年間の1口馬主生活の中で、たくさんの馬に巡り合い、またいろんなブログや書物を読みあさりましたが、母が高齢(14歳以上)になってしまうと、やはりかなり産駒の質は低下すると思います。

 これは生物であればほとんどどれにも当てはまることかと思いますが、やはり若くて(10歳以下)活力のある母から素晴らしい産駒が出ることが多いと思います。

 馬はその年齢を3、4倍すると大体の人間の年齢と同じと言われていますが、例えば私の愛馬でもっとも活躍したエスポワールシチーは母エミネントシチーの7歳の時の仔(人間に換算すると24歳前後)です。いくら母がGTウィナーを輩出したと言っても、年齢が高ければ、仔出しが悪くなることは否めず、基本買いません。デビューが遅くなったり小さく出たり。

 もちろん確率論で例外もたくさんありますが、私の中でも10歳までが繁殖牝馬として一番質の高い仔を生みだす可能性が多い時期で、以下年齢を重ねるごとに確率は減り、14歳を超えるとかなり厳しいという多くの方の考え方に同調します。

 私も自分の愛馬で失敗経験(種牡馬アグネスカミカゼを輩出したダイナチャイナの22歳の時の仔で愛馬シャンスイは1勝で頭打ち、上記重賞ウィナーを3頭も輩出した名牝ローザネイの19歳の時の仔で愛馬ローザグランデは未勝利で引退)があり、ここは重要なポイントです。

5 母の競走成績と仔出しを重視します

 母の競走成績と産駒の成績は必ずリンクするものではありません。それはわかっているのですが、やはり私は母が3勝以上している馬に魅力を感じます。これはエスポワールシチーの母も3勝馬でしたし、やはり母もある程度走っていた馬の方が、いい産駒を出す確率が高いと考えるからです。

 10年産ですとグランデアモーレがそのタイプです。母ヒカルアモーレは2勝馬でしたが、GUのフィリーズレビューで4着、オープンの忘れな草賞で3着と価値としては2勝以上の馬だったと思います。しかし、実績としては2勝馬なので募集価格は1口50000円と安く、これは走ると思っていましたら、評判馬のいる新馬戦を見事に優勝。続く札幌2歳S GVも後のNHKマイルカップの優勝馬などを抑え込んで6着。そこからは現在4勝を挙げてくれています。

 母が3勝しているというのは、能力がなければできないことですし、能力のない母から素晴らしい競走馬が出かというと確率は低いと思います。

 10年産のフロアクラフトは母リッチダンサーの仔出しの良さで購入しました。母リッチダンサーの日本での最初の産駒であるホーカーテンペストはとにかく素晴らしい馬体でデビュー前から評判の高かった馬。今は4勝を挙げていますが、最初は評判ほど活躍ができず、クラシックに乗れなかったことなどから、翌年の産駒からは価格が下落しました。しかし、私から言うと、それは歯車が合わなかっただけで、実際ホーカーテンペストの馬体は素晴らしいものでしたし、次のフロアクラフトも素晴らしい馬体でした。これは走るという確信が自分の中ではありましたね。結果、フロアクラフトはオープン特別のスイートピーSも2着、権利を得て出走したオークス GTも5着とキャロ世代唯一のオークス出走馬となってくれました。そして現在4勝を挙げてくれています。続く妹のバウンスシャッセもまだ姉が勝ち上がっていない時に募集された馬であり、価格は姉同様の1口45000円に据え置き。私は抜群の馬体から、これも購入。新馬戦を1番人気に応えて優勝し後、フラワーカップGVも制覇。そしてオークスGTでは僅差の3着と姉妹で2年連続のオークス出走、しかも掲示板に載る好成績です。

 古くはパシフィカスなどもそうでしたが、やはり仔出しの良い母がまたある程度走れる子を出す可能性は高いですよね。

 ですから、私は仔出しの良い母の馬を続けて買ったりすることは良くあります。アデレードシチー、リッチダンサー、ヒカルアモーレ、ハルーワソングなど2世代買いました。

6 近況を重視します

 最近の成功は特に早期にデビューできる馬のみを購入しているところにあると思っております。以前は愛馬のデビューはことごとく3歳で、これでは、さぁ、競馬に慣れてよくなって来たと思った頃に未勝利戦が終了して引退。そもそも早期にデビューが出来ない馬は、なんらか不安があるか能力の足らない馬が多いものです。

 脚元に不安があり、なかなか育成が先に進めない馬は当然強く追えなかったりしますから競走成績も下がります。育成が早いということはそういった脚部等の不安が少なく順調に育成できたからに他なりません。

 また、中には故障ではないものの、追い切りについて行けずや、動きが良くならないためにデビューが遅れる馬などもいます。またゲート試験の疲労から一旦放牧に出される馬。これらもスタミナ面や能力面が不足していることが多く、大部分は”成長を促す”という理由で時間が費やされますが、あまり成長が見受けられないことも少なくありません。以降の成長力は未知数ですから、今ある程度成長している或いはトモ高などこれから成長が見込める馬を重視したいと考えております。その為には近況の内容は非常に大切です。

 早期にデビューができるということは、レースに出るだけの能力が早い段階で備わっているということで、そこから更に時を経て成長すれば、2、3勝できる馬になることでしょう。賞金も2歳と3歳では随分と違います。早期デビューができれば、それだけ時間があるわけですから芝でもダートでも距離やコースもいろいろと試せますし、最良の力の発揮出来るコースに巡り合えるかも知れません。遅いデビューの馬は試行錯誤する時間もなくギリギリ6戦を走り、スーパー未勝利戦には出走できないことから引退というパターンもよく見かけます。いろんな意味で2歳でデビュー出来ない馬は損です。

 ですから、私は近況を見て、早い段階に進んでいる馬を優先して買います。以前は馬体は最高に見えたグリントウィークの11を育成の遅さで買いませんでした。実際にかなり遅れてデビューしましたが、勝ち上がりは非常に厳しい見通しとなっています。このように、外れを引かないことも大切だと考えます。

7 基本は安価な2、3勝馬を目指します

 私はクラシックを意識するような高額馬(過去にはトゥザグローリーの1口30万円とかトゥエルフスナイトの1口20万円とか)は私自身に見る目もないしお金もないしで買いません。

 買うのはとにかく2、3勝はしてくれそうな馬ばかりです。それが安価な馬ならなおさらです。

 たまたま大成功したステップシチー(4勝)もエスポワールシチー(GT7勝)も最初からそんなに走るとは思っていません。2、3勝くらいはしてくれるだろうと思って購入した馬たちです。実際、募集総額もステップシチーが1400万円、エスポワールシチーに至っては1200万円と超破格値でした。

 ですので、目標は2、3勝してくれる馬。それが未勝利戦と500万、そして降級してもう一度500万の3勝でも全然構いません。そういった馬を探します。

 そしてどうせなら、その中で、確実、或いは安価な馬を探します。

 バウンスシャッセが重賞ウィナーになったのもたまたまです。私の中では2、3勝と思っていましたから。

8 自分で開発したほっさん指数を重視します

 ほっさん指数の説明は下の方にあるのでここでは割愛いたしますが、私が気にする部分、父のアーニングIDX、母の戦績、BMS、生産牧場、馬体、預託予定厩舎、募集金額などを成績・数値に応じて評価・ランク付けし指数化したもので、私はこの数字を重要視します。

 ただ、これも完璧ではなく、母の高齢化や馬体の測尺、そういったものは反映されていません。

 それでも例えば預託厩舎なら、GTや重賞の勝ち数、主戦騎手、勝率、連対率、経験年数など細かい評価からの分析で、毎年年初に最新情報に更新しています。自分でいうのもなんですが、非常に奥深くまで考えて作っており、完璧ではないものの、自信を持っています。

 当然、過去の活躍馬を見ても数値の高い馬が活躍する確率が高く、募集金額によってかなり数値を変動させていることからも、安価で損をしない馬を探すには重宝する指数と思っています。

 事実、指数が高かったバイラオーラ(4勝)やクリンゲルベルガー(2勝)は格安でしたが、獲得賞金が募集総額を上回っています。私は貧乏馬主ですので、高額なGT馬というよりも、安価で2、3勝を上げ回収率の良い馬を探していますので、そういった馬探しにはこの指数は不可欠です。

9 そして皆様の情報や意見を重視します

 いろいろと偉そうに書いていますが、なんといっても私はまだまだ未熟者です。いろんな方にいろんな情報を教えていただいて参考にしています。

 ですから、この馬は危険だと言われると私も良く見て気をつけますし、この馬が良いと言われると評価は上がります。やはりいろんな人が良いという馬は確かに走りますからね。

 愛馬で言うと、エスポワールシチーやアイオロスシチーがそうでした。デビュー前の評判が良く、これは1勝は確実だなという印象でした。アイオロスシチーは脚の故障などで1勝止まりでしたが、500万クラスは2着や3着の実績があります。

 また、キョウエイマーチの06(トライアンフマーチ)も、やたらと話題になり、当サイトにもキョウエイマーチの06による検索でヒットして来られた方の数がかなり大勢いらっしゃいました。

 このように、走る馬というのは、多かれ少なかれ話題になるものです。どなたかが興味をお持ちであるという馬は、それなりに良いところや魅力があるわけですし、現地でご覧になられた方や関係者からも良いと耳にする馬はやはりそれなりには走ります。

 フェザーレイの08(ラバーフロー)なんかもそうでした。この馬早くも2歳7月初旬に勝ち上がり、小倉2歳Sにも駒を進めました。やはり、噂になる馬は走ります。


 というわけで、いろいろ方のいろいろな情報(良いも悪いも)お聞きしたいですし、当サイトの意見交換コーナーはだれでも書きこめるようになっていますので、良かったら、あなたのご意見をお願いします。(しかし、管理人の気まぐれでお返事はかなり遅いですが・・・汗)


 以下の青字は2009年産募集の時に特集で書いた内容です。今なら結果がわかりますわねぇ。

 今年はシンハリーズの09とクルソラの09、トキオタヒーチの09、ミスティーミスの09、グッドゲームの09などが良く話題になりますね。

 逆に案外なところではディアデラノビアの09、トゥザヴィクトリーの09などは出て来ません。さて、来年どういう結果になっていますか。

●2015年9月11日現在のほっさん募集馬評価

 基本的に私は関西在住ですので、関東の馬というだけで愛馬に会える機会が激減するので、大幅に評価を下げていますのでご了承ください。

01 フラニーフロイドの01

 父はディープインパクト。種付料は当時2000万円。

 母は北米のGT(ダート1200m)やGU(オールウェザー1400m)を制した名牝。

 産駒は13年産のプラトリーナ(父ディープインパクト)が初子。本馬は第2子。

 正直私個人は木村哲也厩舎預託ということでパス。もちろん、そうでなくても金銭的に届きませんが・・・汗。

 馬体重は436キロ。自身同様小柄な産駒が多いディープインパクトだが、2月生まれということもあり、正直もう少し欲しい。馬体ははっきり言って本年度募集馬の中でも最高級。そりゃ、この金額の馬だわという感じ。この馬体の馬が安価なら、かなりの確率で買いますよ。

 木村哲也先生のところにはこのクラスの馬がゴロゴロと入って来ているのにもかかわらず、大舞台で出てこない。これは私が今アモーレエテルノで経験しているように、師のレースに出すタイミングと出すレース選択が良くないからだと私は言い切る。これだけの馬。失敗せずにきちんとクラシックに乗せてやって欲しい。

02 ジンジャーパンチの14

 母は重賞8勝の歴史的名牝。10年産の姉ジンジャーミストは牝馬なのに1口90000円という高額だった。しかし、未勝利戦を勝ち上がれずに引退。11年産のマミーテイラー(今年は2歳戦から活躍しているロブロイ産駒)は1勝を挙げるも500万クラスでは苦戦続きで引退した。

 しかし、12年産のルージュバックがデビューから3連勝できさらぎ賞GVを圧勝!!オークスGTでも僅差の2着と世代トップの能力。ようやく母の能力が上手く伝わっている子が出てきた。


 そのルージュバックは募集総額2400万円だったが、14年産の本馬は父がルージュバックのマンハッタンカフェ(種付料500万円)からディープインパクト(種付料1500万円)になったということはあるが6000万円での募集に。

 うーーーーん、これは”盛りすぎ”だろう。元々母ジンジャーパンチの子はこのくらいの価格で募集したく持って来たのだと思うが、それが思わぬ産駒の低迷で低価格に。そこから適正価格に戻したということかも知れないが、決して屑出ぬ母ではなく、かなりのギャンプルになると思われる。もちろん、マンハッタンカフェをつけてあのくらい走るのなら、ディープインパクトをつけたら、もっと大物が出るのではないかという期待はある。

 まだ母の11歳の時の産駒で試して見る価値はあると思うが、私から言わせればリスクが高すぎる。390キロという馬体重も心配。活躍している姉ルージュバックは募集当時424キロあった。そこから成長しデビュー戦では456キロ。14年産の本馬がそこまで大きくなるかと言えば疑問。全体的に小柄なディープインパクト産駒だが、それでもある程度の馬格はある方が良いに決まっている。

 馬体はさすがにこの金額の馬。重厚感はないものの特に気になる悪い部分もない。

 母の仔出しの辺りの確率、母の年齢などから考えて募集金額は高すぎると思う。

03 ラドラーダの14

 まずは昨年の13年産の評価から。

 母は4勝馬。まだまだやれそうだったが、母レディブロンドの最後の産駒でかつ私の愛馬だったアフロディーテの急死により、血を残すために急遽繁殖入り。

 さすがに素晴らしい好馬体。重厚感があり筋量も豊富。初子だが馬格もあり心配無用。

 金額も繁殖の産駒の質の割に高いと思えるディープ産駒よりも適正価格でむしろお得感あり。

 問題は母馬優先権。


 このティソーナはここまで2戦して4着2着と勝ち上がりは目前。始動も藤沢和雄厩舎にして2歳8月と早く優秀。


 さて今回の14年産は父が13年産のダイワメジャーからキングカメハメハに。募集金額も一気に2000万円上積みされた。昨年産は適正価格と思えたが、今回は値付けが高い。藤沢和雄厩舎で完売が確実なことからの強気の采配なのだろうが、この金額となると母以上の活躍か、重賞でも勝たないとなかなかペイできず、母の成績からそこまで行けるかとなると微妙。

 馬体は13年産の兄同様良く見せる。母父に馬体詐欺?のシンボリクリスエスが入っているのもあるだろうが重厚感があって繋ぎの角度なども良好。母の8歳の時の産駒で母なりに大物を出すとすれば今回辺り。安ければ買いたい馬。距離は2000m持つかどうか程度に思う。

04 リュヌドールの14

 父はハーツクライ。種付料は当時400万円。

 母は欧州でGTやGUを3勝した名牝。全て芝の中距離でジャパンカップにも出走している。日本では11年産の持ち込み馬(父Galileo)からだが、続く12年産のディープインパクト産駒共々、JRAでは競走馬登録されていない。これだけの血統で競走馬登録されていないということは事故か故障ということになりそうだが、それは本馬にとっても大きな不安材料。

 馬体重は473キロと馬格がある。脚元は少し繋ぎが短い感じがするが角度は悪くなく、今回はデビューまで漕ぎ着けられそうか。

 なんとも日本の高速馬場でどれだけやれるのか未知数だが、とんでもない大物かも知れないしこれは難しい。馬体は総じてかなり良い。筋量や背中のラインも走りそうな馬の雰囲気だしバランスも良いですね。

 高額なことと、関東馬ということで私は買いませんが、預託厩舎も悪くなく、夢が見られそうな馬。常に故障の心配がつきまとうが。

05 イグジビットワンの14

 母はGT4着に伊の重賞制覇など成績優秀。産駒も英で3勝を挙げているAuctionを輩出。日本に持ち込まれてからは第1号のアールブリュットがこの6月に芝1200mの新馬戦を単勝1.3倍の圧倒的人気に応えて快勝。そして3歳夏に芝1800mで2勝目。まだまだ勝ち星が期待できそう。

 昨年募集された兄は募集価格3600万円だったが、本馬は牝馬で同2400万円と割高。確かに馬格があり馬体も私の思うかなり走りそうな馬。全体的な筋量、クビ差しの角度や太さ、背中のライン等々かなり良いと思う。ただ、カタログでも指摘されている繋ぎの角度ついてはやはり心配。それでも全体的な出来映えから強気の価格構成も理解できる。3、4勝出来る中物か或いは脚元に悩まされて大成できないかの両極端などちらかだに思える。活躍中の姉アールブリュットも良い馬なのだが、休養期間が長すぎることがネック。本馬も脚元から見てそうなる可能性も少なくない。

06 メジロターリングの14

 父はハーツクライ。種付料は当時400万円。

 母は芝の短距離で中心に重賞を含む8勝を挙げた名牝。しかし、産駒からは母ほどの成績の馬は現れていない。09年産のリバーオリエンタルはディープインパクトとの配合だったが未勝利で引退。11年産のダイワメジャー産駒はJRA競走馬登録ができなかった。

 14年産の本馬は2年の空胎を経て誕生。しかし、母の18歳の産駒であること、そして母は若い時でもさほど優秀な産駒を残せなかったことなどから厳しいことが予想される。

 馬体重は426キロ。5月と遅生まれだがやはり小さめ。馬体も母同様短距離っぽく、あまり出走回数の多くない尾関知人先生ということもあり、下手をすれば3、4戦で引退ということにもなりかねない。

 逆に尾関知人先生なのでこの手の馬でも勝ち上げてくれる期待はある。いずれにしても良くて2勝と言った雰囲気で
この値段でも買えない。

07 ラクカラチャの14 走る雰囲気がプンプン

 父は時々超大物を出すステイゴールド。当時の種付料は800万円。

 母は英国産で芝の短距離のGTウィナー。母の産駒は08年産(Mr.Greeley)は英で1勝。持ち込み馬となった12年産エルクンバンチェロ(父Elusive Quality)は未勝利戦を勝つだけの能力はあったが惜しくも僅かに届かない2着が2度で未勝利でJRA競走馬登録を抹消。

 14年産の本馬は母13歳の時の産駒。小柄な産駒の多いステイゴールドにあって、馬体重441キロはまだマシな方。ただし、1月生まれでこれ以上の馬格は厳しいか。馬体は良血馬らしく物凄く良く見える。大物感を感じる。繋ぎの角度なども良好で故障の確率も少なそう。

 預託予定の国枝栄厩舎は超一流で結果を残してくるところだし、総じて欠点が少なく好印象。関西馬だったら買う確率が高い馬。

08 シーズンズベストの14

 父はハービンジャー。当時の種付料は400万円。

 母はキャロットクラブで募集され2400万円だった。芝1800mの新馬戦を勝ち、500万クラスを2勝の計3勝。1000万クラスでも勝ち馬に0秒1差に迫る3着があったが、右前第3中手骨剥離骨折で引退した。

 本馬は母の初子。初子らしく2月生まれなのに馬体重は413キロとかなり小さい。母は470キロ以上の馬体重だったし、父が比較的大きな馬を出しやすいハービンジャーというところからも割り引いて考えたい。

 馬体はなかなか良い造りで走る可能性も十分あるが、少し募集金額の3000万円というのも牡馬ではあるが高い気がするし様子見。第2子は当然期待。

09 ディアデラノビアの14

 3年連続同じ配合なので、まずはハービンジャーの初年度産駒となった12年産の募集時の評価からご覧ください。

 父ハービンジャーはGTの勝利はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(芝2400m)のみだが、このレースを大差勝ちしたことで、歴史的名馬の一頭に数えられている。この世代が初供給。初年度の種付料は400万円。ただ、本年実施された一流のバイヤーが集まるセレクトセールでは父の産駒は主取が3頭に最高金額があのマイケイティーズで5200万円と人気がなかった。中には500万円で取引された馬もいた。

 初仔のディアデラバンデラの新馬戦を見に行ったが、良血馬とは思えない体つきで、苦言を呈した。その後1つ勝ち上がるものの、厳しい成績が続いている。気性も悪く去勢された。2番仔のディアデラマドレは新馬戦を勝ったものの、その後500万クラスで兄同様頭打ち。

 このようにディアデラノビアの仔出しは心配。補償のない今、1口125000円はリスクが高すぎると思う。関西馬ならそれでも悩むところだが、関東馬なら私は買ってもなかなか応援に行けないし大幅割引。

 馬体はさすがに良血馬。距離がマイルまでかな?と思えるものの、全体的に素晴らしい馬体の造り。

 走って普通の馬。兄たちほどしか走りなければ大赤字。リスクが高い。またセレクトセールでプロのバイヤーから無視気味だった父ハービンジャーも不気味。

 関東だし買いません。



 その後ハービンジャーの初年度産駒は早い段階から次々と勝ち上がり、大舞台でこそ出番が少なかったものの高い評価を得た。ディアデラノビアの12年度の産駒であるサンマルティンは芝1600mの新馬戦を圧勝。その後6か月の休養を経て6着、更に4か月の休養を経て6着で現在に至る。

 新馬戦の内容から能力は相当だと思われるものの、3歳夏でまだたった3戦しか出来ていないように順調さを欠く。そして結果的に500万クラスでは掲示板に載れず苦しんでいる。もちろん、これから軌道に乗れば2つ3つは簡単に勝てる馬だとは思うが。


 14年産の本馬は牡馬で馬体重は439キロと3月の生まれにしてはやや小柄。サンマルティンはレースでは490キロ前後、11年産で2勝を挙げているディアデルレイが500キロ前後、重賞3勝で大活躍のディアデラマドレは450キロ前後だが牝馬である。本馬はキ甲もそこそこ抜けており、馬体が全体的に完成していることなどから、あんまり馬体重は増えないだろうなぁ〜という感じ。私はそこに不安を感じる。

 もっとも、個人的にこの馬の最も不安なところは預託予定厩舎。もう数年前から”良い人なんだけれども技術ベタ”という声の多い木村哲也先生。私はアルマニャックとアモーレエテルノで経験しているが、やはりレース選択など歯がゆい。預託されている馬の質からして、もっともっと勝ち星を挙げ大舞台でも結果を残さなければならない厩舎。いずれ一変する可能性はあるが、今年はまだまだ。主戦の北村宏司騎手は頼りになって有り難いが・・・。

 馬体などはさすがに良く、筋量、繋ぎの角度、背中のライン、クビ差しの太さや角度など素晴らしい。しかし、こういう馬を大成できないからなぁ〜。我がアモーレエテルノやパーフェクトビューもとっくに勝ち上げてなければいけない馬なのに使い方が上手くないからなぁ〜。ブツクサ。

10 スナップショットの14

 父はハービンジャー。当時の種付料は400万円。

 母は16戦4勝。新馬戦を1番人気で6着のあと故障で1年3か月もの休養を余儀なくされる。北海道に移り圧勝で中央に復帰。交流戦で1つ勝ち、引退期限間近にダート1700mで連勝して繁殖入り。4勝と言っても1000万クラスを勝ったわけではない。

 母の産駒はこれまで1勝馬がいるだけで泣かず飛ばずだったが、12年産のヤングマンパワー(父スニッツェル 2013年セレクトセール 1365万円)がアーリントンカップ GVに優勝。9番人気だった。そこからNHKマイルで6着、関屋記念で3着と重賞でも常に上位の能力。

 14年産の本馬は母の14歳の時の子と多少懸念されるが12年産のヤングマンパワーが結果を出していることからそこは心配ないだろう。

 馬体重は451キロ。4月生まれでちょうど良い。

 ただ、活躍しているのはヤングマンパワーのみで、それ以外の産駒は皆低調なこと。繋ぎがやたらと寝ていて故障などのリスクがあることから微妙。距離もあまり持ちそうにない。金額的には安いので関西馬だったら検討対象というところ。

11 キューの14

 まずは12年産ブレイクエースの時に書いたコメントをご覧ください。

 父は種牡馬としてリーディングトップを走るディープインパクトの次点として君臨するキングカメハメハ。アーニングIDXは2.36と非常に高く優秀。

 兄ブレインランアウトは重賞ウィナー。それ以外にも現在3勝馬のエネアドなど母の仔出しは非常に良く、この馬も当然人気になるだろう。牝馬というのがポイントだが、関西に来るようなら注目の1頭だったが、今年も関東。

 キューの産駒は毎度注目しているが、1つ上の姉は牝馬で1口11万円。デビュー戦は1番人気だったが気の悪いところを見せまくり10着と大敗。

 本馬は母の15歳の時の産駒ということで、もう難しいだろう。金額もディープ産で募集総額5000万円というのなら納得だが、キンカメ産では高すぎると思う。馬体も年々迫力を欠いていると思う。


 このブレイクエースは芝1600mで2着までくるも現在未勝利。左膝のトウ骨遠位端部分の骨折の影響も多大だが、クラシックシーズンの5月までに勝ち上がることさえできなかったことは事実。

 14年産の本馬は母の17歳の時の産駒で、ますます厳しくなることが予想される。馬体重は524キロと雄大。2月生まれだし許容範囲ではあるが、これ以上大きくなると脚元への負担等が心配。そして高く短い繋ぎも心配。

 金額はかなり抑えられてきており、12年産のブレイクエースの時に書いたような高すぎるとは思わないが、お得とも思えない。

 繋ぎ以外の馬体は総じてかなり良い。筋量、背中のライン、クビ差しの角度や太さなど私が思う走る馬。

12 ピューリティーの14

 まずは12年産(ピュールボーテ)の募集時の評価からご覧ください。

 母はイタリアの1勝馬で未知数だったが、初仔のピュアブリーゼは優駿牝馬GTで2着。2番仔で私の愛馬プリュムは2勝して1000万クラスでも3着4着4着と能力上位。

 ただ、10年産の3番仔は地方で低迷している。そして、ピュアブリーゼもプリュムもメンタル面で弱く、能力が出し切れない側面もある。

 11年産は牝馬で1口55000円と値を吊り上げてきたが、今回は同じく牝馬で1口45000円と適正と思われる価格。我が愛馬で2番仔の愛馬プリュム(1口35000円)ほどお買い得感はないが、また本馬は母の9歳の時の子と一番良いときの産駒で、上に比べて能力落ちは少ないだろう。

 馬体重は3月生まれで428キロと小さい。うーん・・・。預託厩舎の小島茂之先生はコメントが詳しく丁寧で好感の持てる方だが、関東だし、この小柄ではちょっと買えないなぁ〜。馬体もそんなに良いとは思えない。特に背中のラインが私の思う走りそうな馬のものではない。

 走っても不思議はないし、欲しい馬なのだが、マイナス要素も多く、何よりもプリュムほどの割得感がないので、今回も見送り。よほど関西で思っている馬が買えないときにはこちらに走りたいが、こちらも第一次募集で満口だろう。


 ピュールボーテは新馬戦7着、続く未勝利戦9着で3歳8月現在未勝利と苦しい立場。デビューが3歳1月、2戦目が3歳4月と続けて使えない弱さもある。11年産のパルティールも3着はあったものの結局未勝利戦を勝ち上がれずに引退。初子のピュアブリーゼは活躍したが以降年々産駒は走らなくなってきている。

 13年産の兄(父ゼンノロブロイ)は2014年7月のセレクトセールで3456万円で取引された。14年産の本馬の募集価格4000万円は昨今の産駒の走りを見ていると高すぎる気がするが1つ上の兄の取引価格や、ダイワメジャーらしい素晴らしい馬体を見ていると適正価格の気がする。ただし、私が募集総額1400万円のプリュムに感じたようなお得感はない。

 本馬はまだ母の11歳の時の産駒で、08年産のピュアブリーゼのようにクラシックに乗ってくる可能性も十分にある。馬格もあり繋ぎの角度も良く故障のリスクも少なそう。

 関西馬なら購入を考えないこともないが、母ピューリティーは一発屋のイメージが払拭できないし昨今の母の産駒の成績からこの金額の馬は手が出せない。

13 マイティースルーの14 関西馬だったら迷い無く買っていた

 まずは昨年13年産に対する評価をご覧ください。

 母は27戦4勝馬。キャロットクラブで募集総額1800万円だった。芝のマイル前後で走っていた。

 本馬は第2仔で母の7歳の時の産駒。馬体重は528キロと迫力満点。初子のマイティーハニーも購入候補だったが関東だったので断念。そのマイティーハニーは現在6着5着と成績上位だが、思ったほどのパフォーマンスを見せていない。そんなこともあり、今回も関東なので見送り。

 ただし、馬体はこれまた今回の募集馬の中で1、2を争う好馬体だし、非常に重厚感がある。思ったよりも人気で最優先権でないと取れないほどだが、逆に私としては関東馬に最優先権を使うというのもいただけない。



 関西馬なら購入候補だった馬で、今回も関西に来てくれないかと密かに思っていたが残念ながら関東へ。田村康仁先生は腕のある調教師さんだが、馬房の回転が上手くなく、放置プレイに陥りやすい。

 勝ち上がった初子のマイティーハニーは3歳ながらまだたったの3戦。こちらは大切に使う尾関知人先生だが、やはり数を走ってくれないのは寂しい。

 14年産の本馬は馬体重478キロと馬格があり、繋ぎの角度や全体的な馬体の雰囲気は素晴らしい。ただ、私はダイワメジャー産駒の馬体が好きだからなぁ〜(笑)。故障のリスクも少なそうで関西馬なら絶対に買うなぁ〜。

 母の8歳の時の産駒というのも魅力だし、4勝の母の産駒にしては安価。私の思う安価で2、3勝出来そうな馬。

14 ヒシシルバーメイドの14

 父はダイワメジャー。種付料は当時600万円。私が金額的にも仔出し的にもかなり良いと思っている種牡馬。しかも産駒の始動が早いことも大きな魅力の1つ。

 母は持ち込み馬で9戦1勝。芝1200mで勝ち上がり500万クラスでもダート1000mでもう勝てそうだったが勝てずに引退。2勝馬程度の能力は最低あったと思われる。

 母の産駒は09年産で5勝のアミカブルナンバー(父ダイワメジャー)や4勝のニードルポイント(父フジキセキ)、3勝のアイアムマリリン(父マンハッタンカフェ)などいろんな種牡馬との配合で結果を残している。

 しかし、近年の産駒は10年産のアルビナブルー(父フジキセキ)が7戦未勝利(最高5着)で引退。本馬も母の15歳の時の産駒でそろそろ厳しいか。

 馬体重は494キロと馬格はある。しかし馬体が良く見えない。全体的なバランス、背中のラインも悪く、クビの太さや飛節の大きさからは非力さを感じる。そして寝過ぎている繋ぎも微妙。

 金額は安価だが私は買わないタイプ。

15 アドマイヤセラヴィの14

 まずはキャロットクラブで募集された11年産ビブラビブレの募集時のコメントをご覧ください。

 母は未勝利馬だが仔出しは非常に良く、09年産のプレザントライフ募集時はその上はすべて2勝馬で獲得賞金も5000万円以上の馬ばかりだった。

 その安定した仔出しと松田国英厩舎が魅力で私も最優秀希望馬で応募したが、落選。ところが走って見ると未勝利戦を勝ちきれず現在7戦して最高が3着。勝ち上がれない可能性も出てきた。

 母の高齢により仔出しが悪くなったのかよく検討しなければならない。

 牝馬とはいえ1口45000円は母の仔出しを考えると安い。注目の1頭。


 以降はカタログ到着後

 結局9月4日に兄プレザントライフの未勝利のままでの引退が発表。1口10万円の高額馬の1勝もできずの引退は痛い。

 しかし、それ以外の産駒4頭は素晴らしい走りを見せており、やはりこの母の産駒が欲しいことには変わりない。

 ただ、本馬は2月6日と比較的早い生まれにもかかわらず馬体重が419キロと小さい。厩舎も岡田稲男厩舎でいいところだが、この厩舎では後回しにされやすいタイプの馬で出走回数などが少なくなりそう。

 馬体もやたらとクビ差しの角度が高く、繋ぎが短くそれ以外は悪い馬体ではないもののなんだか兄の悪い流れを踏襲しているような気がしてならない。

 ただ、父ジャングルポケットとの相性は良いので変化する可能性も多分にある。

 今後の成長次第だが、私としては黄色信号。


 このビブラビブレは新馬戦の3着を最高に5着3回があったものの未勝利で引退。4世代連続2勝以上馬を出し続けてきた優秀な母の産駒成績を2年連続未勝利引退という形で裏切ることになった。
 

 14年産の本馬は母の15歳の時の産駒。

 父はこの世代が初供給となるルーラーシップ。種付料は当時250万円。

 2つ上の姉で12年産のハッピーユニバンス(父ジャングルポケット)は2013年のセレクトセールで2205万円で取引された馬。デビューから8着6着と厳しい戦いが続いていたが、3戦目の芝2000mで勝ち上がり。母はさすがの仔出し。ただ、コンスタントにレースに使えていない。

 うーーーん、昨今の流れから優秀だった母の仔出しもそろそろ厳しそうだが・・・。

 馬体重は446キロ。2月生まれで牡馬ということを考えるとやや小柄だが悪くはない。馬体は黒光りしていて良く見えるが、背中のライン、やはり高めのクビ差しの角度、そして飛節などから、そんなに力強さは感じない。

 募集価格の3000万円を稼ごうと思えば2つ以上は勝たないとならないが、そこまでの力はどうかと感じる。厩舎が素晴らしいのでなんとかしてくれそうな妙な期待感はあるが・・・。

16 クレヨンルージュの14

 まずは昨年募集された13年産(ルーナクレシェンテ)に対する当時のコメントをご覧ください。

 母は私の好む3勝馬。類似でクレヨンルージユという繁殖牝馬がいるので注意(笑)。母はダートのマイル付近で3勝。1000万クラスでも惜しいところまで来ていた。母の産駒は去勢されたりと気性面で課題があったり能力が足りずにと掲示板にも載れていない。この仔出しの悪さは私は懸念する。

 本馬はその母の10歳の時の産駒。繋ぎが短くダート向きっぽいが毛づやが悪く特筆すべき馬体でもない。父は気性面に難しい産駒を出すタニノギムレットで楽に行くはずがない。


 12年産のモラルタ(父スニッツェル 2012年セレクトセール1155万円)は中央では5着が最高で、その時は5着とはいえ勝ち馬からは2秒2も離されていた。その後、園田の交流戦で勝ち上がるが中央の500万クラスでは最下位とさっぱり。

 この仔出しの母の11歳の時の産駒から走る馬が出てくることは非常に考えづらい。また馬格はあるものの、繋ぎの角度が高く、背中のラインも私が思う走らない馬のものであり、筋量は豊富だが、強調できる点が少ない。

17 ポトリザリスの14

 まずは12年産のレレオーネ募集時のコメントからご覧ください。

 父はリーディングサイアートップを驀進するディープインパクト。アーニングIDXは3.35と極めて優秀。1頭辺りの回収金額も断トツ。

 母は重賞2勝馬のディアデラノビアをはじめ重賞2着のイグアス、5勝馬のマゼランなど、賞金が6000万を超える産駒を次々と排出する大物牝馬。

 私も毎年この産駒が欲しいと言っているが、抽選で破れたり、高すぎて遠慮したり。

 しかし、本馬は母の17歳の時の産駒。この高齢の母の馬に募集総額6000万円は私の中ではあり得ない。昨年はロブロイ産だったが募集総額は4000万円だった。母が1つ年を取っているのに、ディープ産というだけで2000万円の上積みはおかしい。

 なので今回は買おうともしないが、馬体は素晴らしい。薄い皮膚に豊富な筋量。背中のラインも走る馬のもの。繋ぎの角度や長さもちょうどいい。しかし、3月生まれで424キロと小柄。ディープの産駒なのでと言ってしまえばそれまでだが、せめてもう少し大きくならないと。

 そして現3歳馬で高額馬3頭を預託されているにもかかわらず、3歳8月にようやくロケットダッシュのみを勝ち上げるも他2頭は未勝利で引退させてしまった吉田直弘調教師の手腕も微妙。全姉バリローチェの不振も心配。


 このレレオーネは10戦して未勝利。勝ちきれないものの、コンスタントに使えている点と、内7度は掲示板に載っている堅実さはさすがと評価したい。馬体重も470キロ前後まで成長した。しかし、訴えていたように募集価格6000万円の馬の走りではない。

 14年産の本馬はとうとう母の19歳の時の産駒。父が種付料120万円と安価なディープブリランテということを考慮しても牡馬で募集価格2600万円はようやく適正価格に近づいた感じ。

 馬体重は427キロで2月生まれということを考えるとやはり小さい。やはり母の繁殖牝馬としての能力が落ちてきていると言わざるを得ない。しかし、馬体はさすがに素晴らしい。この馬体は滅多に出さない私の中では最高評価の「A+」である。

 かつては08年産のイグアスが欲しくて第1希望で出したくらいの母の産駒。ここまで金額が落ちてくれば母が高齢でもそりゃ買いたいと思えるが、関東馬だし今ひとつ金額が中途半端だと思うし買わない。この馬体でこの金額で母の10歳の時の子だったら関東でも絶対に買うけどなぁ〜(笑)。

18 メジロフォーナの14

 父はディープブリランテ。種付料は当時120万円。

 母は19戦3勝。ダートでデビューし5戦するも勝ち上がれず芝に出走するといきなり2着と勝ち負け。続く芝1400mを圧勝した。そこから徐々に距離が延びて芝1500mの500万特別で2勝目。芝1800mの1000万特別で3勝目を挙げた。そこから降級しての1000万クラスは結局勝てなかったが、3勝と言っても1000万クラスを勝っての3勝で価値は高い。

 母の産駒は12年産のシゲルドンタク(父タイキシャトル)が初子。しかし7戦全て二桁着順で未勝利引退。13年産のツボミ(父スペシャルウィーク)はまだデビューしていない。14年産の本馬は第3子。

 母の成績は認めるが、初子の走りからは母が降級してからサッパリ対応できなくなった1000万クラスでの走りのように気性と精神面がネックと思われる。もちろん本馬は父が替わり良いように出てくる可能性もあるが、私は母の仔出しには疑問があり、どちらかと言えば評価は低い。

 本馬は馬体重が410キロと小さく、4月生まれでまだ成長する可能性もあるが、これもリスキー。馬体も繋ぎが高く、クビも細く、背中のラインもイマイチであまり良いように感じない。安物買いの銭失いになる可能性が高い。もちろん、母の能力が上手く産駒に引き継がれれば2、3勝はするかも知れないが。

19 エンシェントヒルの14

 母はダートでは珍しく最後方からの追い込みを得意としていた馬で7勝を上げた。初仔のノッティングヒルは未勝利で地方へ。第2仔のオルヴィエートは1戦未勝利で引退した。ずっと産駒に母の良さは現れていなかったが、13年産のコルコバードが先日の新馬戦で上がり32秒7と目の覚めるような末脚を披露して2着。ついに母の産駒からそれなりの馬が登場したか。

 その13年産のコルコバードは募集総額2000万円(父ステイゴールド種付料当時800万円)。14年産の本馬は同1400万円(父ディープブリランテ同120万円)でちょうど父の種付料程度の差。

 ただ、馬体重が379キロと馬格がなく、13年産の姉は小柄なステイゴールド産にしては募集開始当時441キロと馬格があった。もちろん生まれが2か月ほど違うが、それにしても小さい。

 単に金額的なことを考えても13年産の方がお得感が強い。

 馬体は悪くなく、新馬戦2着の姉同様2年続けてそれなりの馬が出る可能性は低くない。

20 リッチダンサーの14

 ご存知我が軍団の中心的活躍馬2頭(バウンスシャッセとフロアクラフト)の母リッチダンサー。

 日本での初産駒となる兄ホーカーテンペストはデビュー前から素晴らしい馬体の持ち主と言われ、大注目の1頭だった。実際オープンで活躍し現在5勝。私はその仔出し(馬体の)の素晴らしさに惹かれ迷わず2010年産のフロアクラフトを購入。現在4勝を挙げ、オークスGTでも5着。私も久々に東京まで応援に行き熱い1日を過ごすことができた。募集総額は1800万円だったが獲得本賞金は現在9470万円とまもなく1億円の大台に乗る勢い。

 次の2011年産バウンスシャッセも募集総額1800万円とお手頃価格で馬体も良く、基本買わない関東馬だったが迷わず購入。2歳8月の新馬戦芝1800mで勝ち上がり、重賞のフラワーカップも制覇。2年連続愛馬のオークスへの出走となった本番では勝ち馬からクビクビ差の3着と世代屈指の能力を見せた。更にそこから古馬になって中山牝馬S GVも勝ち重賞2勝。獲得本賞金は1億980万円と大台に乗った。


 そんな屑出ぬ優秀な母の産駒は12年産から価格が高騰。12年産は牡馬で募集総額4400万円。13年産は牡馬で4000万円。

 しかし、12年産のメリーモナークは勝ち上がりに苦労し3歳4月の皐月賞と同時期にようやくダートで勝ち上がり。続く500万クラスでは勝ち馬から2.9秒差の大差で敗れた。

 やはり母の高齢化による繁殖能力の低下は避けられず、高騰する募集価格と反比例してリスクが高くなっていると私は思う。

 今回、重賞2勝馬であるバウンスシャッセと同じ配合だが、兄姉の活躍で募集総額は2600万円に。母の11歳の時の産駒であるバウンスシャッセが募集総額1800万円だったことを考えても高い。

 私はこの血統は以降フロアクラフトとバウンスシャッセの2頭の産駒で広げていこうと思っているし、もうこの価格で母の14歳の時の産駒となる本馬を買おうという気にはなれない。


 ただ、相変わらず馬体重は453キロと現在の理想的な数字で、やはり母リッチダンサーの仔出しは素晴らしいと感じる。馬体も活躍した姉たち同様適度な傾斜を持ち長さも理想的な繋ぎ、筋量、雰囲気など血統馬のもの。走る要素は多い。ただ、姉たちに感じたお得感がないんですよねぇ。

 更に13年産は最優先枠でも33パーセント程度の当選確率とリッチダンサー産駒の需要が高まっており、別馬に最優先枠を使いたいこともあり、見送り。

21 スターペスミツコの14

 父は私がエスポワールシチーで大変お世話になったゴールドアリュール。種付料は当時200万円。

 母は17戦1勝。3歳8月の芝1200mの未勝利戦を勝ち上がり500万クラスでも3着があるもののそこまで。

 母の産駒からは初子に芝2000mの重賞を2つ制しているメイショウナルトを輩出。一気に期待は高まったものの、それ以降の産駒は母同様1勝で500万クラスで頭打ちの馬ばかり。

 しかし、本馬の1つ上の13年産パールフューチャー(父ネオユニヴァース 2013年セレクトセール2835万円で取引)がすでに2歳新馬勝ち。始動の早さも素晴らしいが芝1800mを1番人気で勝ち切った。これはカタログ作成後のことで、この部分の金額は本馬の募集価格に加味されていないと思うが、それにしても本馬の募集価格は高い。本馬は2014年7月のセレクトセールて2808万円で取引されており、それ以下に設定できないことは理解できるが・・・。

 父がディープインパクトやステイゴールドでもこの金額はギリギリと思うのだが、父は種付料が当時200万円と安価なゴールドアリュール。母はメイショウナルト以降は仔出しはさっぱりで、もう12歳の時の産駒と基本ピークは過ぎている。メイショウナルトは母の6歳の時の産駒だった。

 しかし、クラブがセリで落としたように馬体は素晴らしい。少し立ち繋ぎ気味に見えるが、薄い皮膚、クビ差しの角度や太さ、筋量、背中のラインなど全体的に優良で整っており、馬格もある。なるほどこれなら走りそうな雰囲気はあるが、それにしても高すぎる。クラブがセリで落としてきた馬はジェベルムーサのように活躍していることなどから売れるのだろうが、私は得した感がないと思うので。

22 ティフィンの14

 父は私がエスポワールシチーで大変お世話になったゴールドアリュール。種付料は当時200万円。

 母は20戦1勝。キャロットクラブで1600万円で募集された馬。3歳8月のダート1700mで1勝を挙げるもそこで完全に頭打ち。

 母の産駒は初子で12年産のルフナ(父チチカステナンゴ)が新馬戦で1番人気に支持されるも3着。そこからは成績は下降の一途を辿り未勝利で引退。出走時420キロ前後と懸念されていたように馬格がなかった。

 本馬は第2子。全体的に馬格のある馬を出すゴールドアリュール産駒だが、馬体重は423キロとこれまた小さい。4月生まれだし成長はあるのだろうが、それは確実ではない。馬体は全く迫力を感じない。背中のラインもイマイチで、馬体を良く見せる産駒の多いゴールドアリュールの中にあって、うーーーんという感じ。安価だが総じて強調できる点が見当たらない。

23 ボルボレッタの14

 父はクロフネ。当時の種付料は300万円。

 母は2戦0勝。未勝利戦末期にギリギリデビューして芝の1600mと2000mを走ったが14着17着とさっぱりだった。通常なら、母を所有していたサンデーレーシングで募集されそうだが、初子からキャロットクラブに。ようするにサンデーレーシングでは良い印象がないんでしょうね。

 その母の最初の子である本馬は初子にしては馬格がありそこは心配解消。短めの繋ぎと背中のラインは好きではないが、全体的に重厚感がある。価格も牡馬としては募集価格1600万円というのは安価。

 ただ、前年2勝馬クリンゲルベルガーの産駒が牡馬で募集価格1200万円だったことと比べると、馬格はあるもののお得感はない。母がデビューが遅れたことやデビューしてからの走りを見るとギャンブル性が高い。関西馬だったら気になるかなという馬。

24 カスタリアの14

 まずは12年産カリオペイア募集時のコメントからご覧ください。

 父メイショウサムソンはアーニングIDX0.57と非常に低い。

 母は池江泰郎厩舎所属の2003年産の1勝馬。芝1200mの新馬戦をハナ差で勝利。しかし、その時の2着馬は未勝利で引退。自身も500万クラスで頭打ち。

 母のカタリストはカスタリア以外にヒカルドウキセイ3勝、キャロットクラブで募集されたケミカルチェンジなど。

 母カスタリアの産駒は第2仔のカレンヴィットリアがデビューしているが、キャロ所属のピオネロが勝った新馬戦で3着だった。

 本馬は4月の末の方の遅い生まれだが、馬体重が387キロと小さく、鍛えることも困難だろう。馬体自体はまずまずだが、背中のラインがイマイチだしクビ差しの角度が高くトモが弱々しく力強さに欠ける。

 金額は1口25000円と安いが、マイナスポイントが多すぎる。


 このカリオペイアはデビュー戦から6着、10着、7着、13着でスーパー未勝利戦を残すのみ。勝ち馬からは0秒7以上の差をつけられている。レース時の馬体重も420キロ程度。

 11年産のカレンヴィットリア(父ジャングルポケット)が母の産駒ではもっとも活躍しているが芝2000mを勝ち上がった後、現在500万クラスで厳しい戦いが続いている。

 14年産の本馬は母の11歳の時の産駒。母の年齢的にも兄・姉を越える大物がでる可能性は限りなく低く、牡馬で1600万円という安価な設定でもどうかと思う。

 馬体重は441キロと牡馬なので少し小さく感じるがまずまず適正。馬体も12年産のカリオペイアよりも全体的に良く見える。繋ぎの角度も良いしクビ差しの角度や筋量もまずまず。確かに、関西馬なら多少は心が揺らぐかも。

 それでも私は母の競走成績と産駒の実績を高く評価するので、この金額なら他にもっと良い馬がいるなぁ〜。

25 フェルミオンの14

 母はキャロットクラブで募集価格1800万円で募集された馬。芝1200mの新馬戦を勝つも馬格のない馬のパターン、他馬が本格化した3歳春からは出番なし。

 本馬は母の第3子。

 初子である12年産のストレンジウォークはキャロットクラブで募集価格1400万円で募集された馬。募集当時の馬体重は438キロと牡馬にしては小さめを懸念していたが、2歳時には490キロ前後で走っているように急成長。芝2000mの未勝利戦を圧勝し、続く500万戦でも連勝。さすがに続く青葉賞では9番人気10着、ラジオNIKKEI賞では9番人気7着と重賞ではパンチ不足だが、募集金額的に十分過ぎる働き。来夏には降級の権利もあるし、まだ2勝はしそう。

 14年産の本馬は馬体重が421キロと牝馬とはいえ、また小柄。ここから活躍中の兄のように成長してくれれば走ってくると思うのだが、こればかりは危険な賭け。

 あまり馬体が良いと思えなかった兄ストレンジウォークだが、本馬は全体的には造りはいいと思う。しかし、私が最も懸念する繋ぎの角度が高すぎてしかも短くクッション性は劣り、このパターンはラフェドフルールで懲りたので買いません。もちろん、こういう繋ぎでも走る馬はいますが、私は確率論者ですので・・・。ダートしか走れない確率が高いですし、スピードがあった場合の故障も心配です。

26 フォルテピアノの14

 まずは昨年募集された13年産に対する私の当時の評価をご覧ください。

 母は私が好む3勝以上馬のフォルテピアノ。しかし、ダートの短距離ばかりの3勝。1000万クラスでも力上位だったので、3勝以上の評価をしていいだろう。

 ただ、この成績の母に人気で種付け料の高いステイゴールドをつけたから1口10万円??これれは何が何でも高すぎ。繋ぎが母に似て短くダート向きだし、この金額のダートはいらない。同額だったルミナスウイングの時も同じことを言いました。私は失礼ながらダートは愛馬エスポワールシチー(1口24000円×500口)で極めた感があるので、これだけの金額のダート馬を欲しいとは思わない。もちろん、ルミナスウイングのようにある程度は走るのだろう。いや、ルミナスウイングは走ると思ったが、こちらは多くの面において、同じ金額ながらルミナスウイングに及ばない。

 ステゴ産駒らしく小柄に出ているし、馬格のあった母と違い、小柄で非力なダート短距離馬というのはきついと思うけどなぁ〜。

 厩舎は成績もよく、上位の騎手を乗せてくれるし良いと思いますが。


 そのアイザックはまだ出走していませんので結果はわかりませんが、10年産のバルトロメオ(父ディープインパクト)が1勝で500万クラスではさっぱりで引退、11年産のハンマークラビア(父ゼンノロブロイ)も1勝を挙げたものの500万クラスでは勝ち負けに絡めない状態。結局、母のように3勝できる馬はおらず、母の仔出しはイマイチと考えるべき。

 14年産の本馬は父が昨年ルージュバックを出したマンハッタンカフェだが、大物率は低く、ディープインパクトをつけても走らなかった母の繁殖能力を考えると期待は低い。

 馬格はあるし、母の11歳の時の産駒とまだまだ可能性がないわけではないが、関西馬だったとしてもパス。関東馬ですし、私としてはなおさらです。

27 モンプティクールの14 まさに安価で2、3勝できそうな馬 関東馬でも購入候補

 母は3勝馬で比較的募集価格は安価と私の狙い頃の馬で、2番仔のヴレクールは2勝している(現役)。安価で2、3勝を目指す私としてはド本命。

 前年募集された13年産も私の地元関西馬なら出資候補だった。

 14年産の本馬は2勝馬ヴレクール以来の牡馬。牡馬で募集総額1800万円というのは抑えられた価格。ヴレクールは同2000万円だった。もちろん父がヴレクールのゴールドアリュール(種付料種付け当時300万円)からダノンシャンティ(同120万円)に変わった分と思えば納得できる。

 馬体には重厚感があり、繋ぎの角度や長さも理想に近い。クビ差しの角度や背中のラインも良好で、価格を考えるとこれで十分。馬体重は502キロあり、牡馬なので小柄よりは多少大きめの方が良い。もちろん、ここからどんどん大きくなってくると困りものだが。

 預託厩舎の高柳瑞樹厩舎も今年は年明けから絶好調で波に乗りだした感があり楽しみ。父ダノンシャンティの種牡馬能力が心配されるが、初年度産駒の現2歳馬を見ているとまずまずの滑り出し。

 関東馬でも購入候補。

28 トキオリアリティの14 購入候補 母の20歳の時の産駒だが18歳の時の産駒であるレアリスタの走りを見ていると心配ないだろう

 まずは12年産のレアリスタの時に書いた評価をご覧ください。

 母は3勝馬だが非常に仔出しが良く3億円を稼いで現役のアイルラヴァゲインや安田記念GTを制したキャロ所属馬のリアルインパクトなど一流の産駒を輩出。

 しかし、本馬は母の18歳の時の産駒で、常識的には厳しい。人気のステイゴールド産駒とは言え、1口115000円は母の年齢を考えると高すぎ。09年産のディープ産駒・バランカデルコブレはデビューが未勝利戦末期の3歳8月。そこから2戦するも僅差で勝ち上がれずに現在地方へ。これも母の高齢化故にデビューが遅れるのだと考える。

 さすがに良血馬というだけあって全体的に馬体は良いが、寝過ぎていて短い繋ぎが心配。またも故障がちになるのでは?

 走っても不思議はないが、募集金額は回収できないと思う。

 私はこれだけ高齢の母の産駒は買わない。金額が安ければ別だが。


 このレアリスタはデビューは懸念したように遅かったが、既走馬に混じって圧勝。続く500万クラスも連勝した。いやはや、母の18歳の時の産駒でこれだけやれる馬を出すとは、母トキオリアリティの仔出しの良さには感服するばかりである。

 ・・・となると当然母の20歳の時の産駒であると言っても14年産の本馬にかける期待は皆大きいだろう。

 募集総額は牝馬なので1800万円と安価。厩舎も今日本でトップと言っても良い活躍を見せている堀宣行厩舎。数は使ってもらえないだろうが必ず2、3は勝たせてくれそうな雰囲気があり心強い。

 馬体もさすがにコンスタントに活躍馬を出す母の産駒だけあって、素晴らしい。繋ぎの角度はレアリスタよりも良いと思えるし総じて欠点のない馬。

 関東馬だが、安価で2、3勝できる確率は高く、購入候補。ただ、堀宣行厩舎も人気だし、最優先枠でも取れるかどうかなんでしょうね。最終的に最優先枠で確実に取れるところに行きたいですし、できれば関西馬で最優先枠を使いたいというのがあるので撤退することになるかな?それでも欲しい馬。

29 カドリーユの14 関西馬なら買っていた

 父はヴィクトワールピサ(種付料当時300万円)。

 母はキャロットクラブで募集価格2400万円で募集された馬。2戦して7着8着と人気も着もイマイチだった。その後、右前トウ骨遠位端を骨折し引退。本馬は母の4歳の時の産駒で初子。

 馬体重は414キロと5月生まれを考えてもやはり小さい。初子なので仕方ないが、もう少し欲しいところ。馬体は少し繋ぎが高い気がするが馬体は全体的にかなり良く見える。薄い皮膚に豊富な筋量、背中のラインもかなり良い。クビは少し細くて非力な感じだが、角度は良く走ってきてもなんの不思議もない。

 預託厩舎の勢司和浩厩舎はエイコーンキッドでお世話になったが、とにかく丁寧で慎重なところ。コメントは多く読み応えがあるが、如何せん慎重すぎて数を使わず、それでいて堀宣行先生ほどの結果を残せていない辺り歯がゆい部分もある。人柄の良い先生なのだが、勝負の世界ではうーーんと言いたくなることもある。

 募集価格は母の募集金額を考えても牡馬で安価な設定。去年私が買ったグルーヴィタイム同様のお買い得感がある。関西馬なら買っていたなぁ〜。

30 シャンスイの14

 母シャンスイは私ほっさんの記念すべきキャロットクラブ第1号の愛馬。初戦は既走馬相手の未勝利戦だったが見事に優勝。キャロ初出走初優勝という大仕事をやってくれた馬。その後は鳴かず飛ばずだったが、思い入れはだれよりも強い。しかし、母馬優先権があっても母の競走成績からはとてもとても産駒は買えない(苦笑)。

 初仔は父が種付料800万円のステイゴールドということは分かるが1口6万円と高額。母の競走成績を考えると、いくら思い入れが強くても買えなかった。しかし、ステゴ人気かあっという間に完売。ようやく2勝目が見えて来たが4歳の夏にして募集総額の半分も稼げていない。なぜあんなに売れたのか。

 第2仔のハーツクライ産駒は価格が一気に安くなって1口45000円。それでも私は母の競走成績を考えるとまだ高いと思っていた。結局交流戦で勝ち上がり現在休養中。強さを感じることはない。初子のルヴァンカーも含めて結果的にシャンスイの産駒は交流戦での勝ちしかなく中央では未勝利。

 こういった状況から、ここにきて超大物が出るわけもないと思うし、14年産の本馬も繋ぎが短く高くダートで1つ勝てるかどうか。中舘英二先生も調教師としては苦労されていますし、安価でも買える要素がないですねぇ。

31 グリッターカーラの14 総じてお買い得感あり

 父はワースフォース。種付料は当時350万円。

 母は中央では4着7着6着と3戦して勝てず、門別へ移籍。そこでは2戦2勝で中央に復帰。しかし、2戦して二桁着ばかりで全く歯が立たずに引退した。

 母の産駒は11年産のジャポニカーラ(父ジャングルポケット)が芝1600mの新馬戦を9番人気ながら優勝。そして500万下も勝ち、現在1000万クラス。内容からもあと1勝は確実で良い子を輩出した。

 ただ初子の11年産リヴィダス(父シンボリクリスエス)は5戦未勝利で引退。必ずしも仔出しが良いとは言い切れず、馬をしっかりと見ていくことが大切。

 14年産の本馬は馬体重が518キロ。2月生まれでそろそろ成長は止まりそうだが大きい。繋ぎが短いが適度に寝ており、故障の心配はまずまず大丈夫か。馬体は筋量、クビ差しの太さや角度、背中のラインなど優良。走ってもなんの不思議もない。

 大きすぎることと、母の競走成績が気になるが、募集価格は牡馬にして高くなく、お得感は高い。これも関西なら購入候補だったなぁ〜。

32 ハンドレッドスコアの14 母は3勝馬以上の能力で仔出しは素晴らしい

 父はワースフォース。種付料は当時350万円。

 母は10戦3勝。デビューは3歳5月と遅かったが、既走馬に混じった芝1800mの未勝利戦と続く500万条件を連勝。ローズSではさすがに跳ね返されて8着だったが、1年5か月の休養を経て降級した500万条件では常に上位で4戦目で勝ち上がり。続く昇級戦の1000万条件も勝ち馬とタイム差なしの2着だった。そこから府中牝馬S GVに出走するもブルーメンブラットの7着。まだまだ勝てそうだったが故障の為引退した。

 母は非常に能力の高い馬だったが、産駒は今のところそれ以上の馬は出ていない。しかし、産駒は全て中央でしかも緒戦で勝ち上がっている。12年産のセンチュリオン(父キングカメハメハ)も母同様デビュー戦から2連勝。まだ3歳だし、これから勝ち星を増やすだろう。

 14年産の本馬は母の11歳の時の産駒。馬体重は450キロと4月うまれならちょうど良いサイズ。しかし、馬体はちょっと待てよと思うくらい良く見えない。全体的に細く弱々しく華奢でバランスも悪い。ううーーーむ、兄姉同様に新馬勝ち出来るのだろうか。

 募集価格の1600万円は母の競走成績からいって妥当なところで父ワークフォースがそこそこの種付料だったことを考えるとどちらかと言えばお得感のある設定。

 預託厩舎の田村康仁厩舎もこの血統を任せれば他陣営には負けないだろうし、悪くない。

 母の競走成績と産駒の確実性を見ているとこれは買いたい馬。関東なことと馬体がうーーんなので買わないが、関西馬ならかなり購入候補。

33 ケイティーズジェムの14

 父はやたら産駒の馬体を良く見せるシンボリクリスエス。当時の種付料は250万円。

 母はキャロットクラブで2400万円で募集された馬で芝1600mの新馬戦に勝ち、その後500万も勝ち上がった。しかし、そこから降級するも状態は上がらずに最後は肺出血で引退。結局2勝馬。

 本馬は母の初子。馬体重は415キロと1月生まれにしてはとにかく小さく、初子らしくそこは大幅割引。ただ、馬体は筋量があり重厚感がある。クビ差しの角度や背中のラインも良く、これはもしかして!?と思わせる。ただ、シンクリ産駒はこういう馬が多いが、案外走らないので注意が必要か(笑)。

 安価で馬体が良いが、私は個人的にシンボリクリスエスの子が好きでないことと、やはり母父ディープインパクトと言ってもあまりにも小柄すぎる馬体を嫌うので初子は様子を見たい。

34 テイクワンズアイの14

 父はファルブラヴ。当時の種付料は100万円と一時に比べて随分と値下がりしている。

 母は27戦3勝。折り返しの新馬戦を1.3倍の圧倒的1番人気で勝ち、2勝目まで14戦も要するが、そこから連勝。芝の1200mだった。1000万条件でも2着に入るが徐々に走らなくなり結局勝てずに引退。

 母の産駒は07年産のロジサイレンスの2勝が最高。この馬も母同様1000万クラスで2着はあるがその壁を破ることはできなかった。このようにすでに8頭(本馬を除く)を世に送り出している母だが、自身同様1000万クラスの壁を越える産駒はおらず、母の16歳の時の産駒である本馬がいきなりそれ以上の走りをするということは非常に考えづらい。

 馬格はあるが馬体もアンバランスで私が思う走る馬ではない。牡馬で募集価格1400万円と安価だが、それでも買えない。

35 ヴェラブランカの14

 まずは昨年の13年産の評価をご覧ください。

 母はあのアドマイヤサンデー産駒。キャロットクラブで3200万円募集されたがダートの中距離ばかりで2勝馬。

 12年産で初子のムーンセイルは私が良いなぁと思う馬体だった。関東なので購入候補ではなかったが、今回は関西。芦毛だがやはり馬体は良いですねぇ。筋量、繋ぎやクビ差しの角度も良いですし、良いんじゃないですか。

 母の6歳の子で第2子。良い条件が揃ってますね。馬体重が現時点で520キロと大きくそこはイマイチだが、1月生まれでボチボチ大きくなるのも止まりそうだしなんとかなるかな。

 中内田充正先生は勝負弱いが良い騎手を乗せてくれるし悪くない印象。

 チェック馬。


 と注目していた13年産のクレスクント。8月23日にデビューしましたが、3番人気ながら8着でした。デビュー戦の馬体重は520キロと2歳にしてはかなり大型馬で、使われて次ぎというところでしょうか。

 ただ、後に重賞ウィナーとなる愛馬バウンスシャッセなどは2歳8月のデビュー戦を勝ちましたし、そういう意味では緒戦をみる限りは大物感はありません。初年度産駒のムーンセイルもデビューから7着11着と結果が出ず、しかも3歳8月のここまで2戦しか使えていません。

 これだけ仔出しが悪いと母の2勝という競走成績からもそんなに勝てる産駒が出る可能性は低そうで、14年産の本馬も厳しいと言わざるを得ない。

 父のタートルボウルは種付料200万円の馬。ただ父云々というよりも母の仔出し。牝馬で募集総額2000万円だった13年産の姉クレスクントよりも価格は一気に下がり同1400万円に。父が種付料400万円(13年産当時)のハービンジャーから200万円のタートルボウルに変わったとはいえ、この急落は母の仔出しの悪さ故のものだろう。

 馬体からも14年産が急に走り出すイメージが湧かないし、安価とはいえ買い辛い馬。

36 クリンゲルベルガーの14 総じてかなり良いと思う

 まずは昨年募集されたクリンゲルベルガーの13(レンベルガー)の評価をご覧ください。

 母は私のキャロットクラブ第3号愛馬にして新馬戦勝ち。その時のゼッケンに当選したり、2勝目の口取りにたった5名で入れたりと思い入れの深い馬です。

 正直能力的には500万で一杯一杯でしたし、短距離馬でスタミナもないですが、やはりその子は欲しい。

 母同様馬格はない。牡馬で現時点で馬体重402キロはかなり危険水域。しかし、馬体はかなり良く、気になる繋ぎは角度長さ共に問題なし。背中のラインが良く、筋量もあり、クビも太くしっかりとしている。

 牡馬で1200万円という失敗してもさほど痛くない募集価格も魅力。預託厩舎の牧田和弥先生も比較的良い騎手を手配してくれるし成績もなかなかのもの。愛馬グリューヴァインも今の所納得のできる調整方法にレース・騎手選択。

 わざわざ母馬優先権を使わずとも残口は多数だと思うが、ここは初めて行使したい。


 当然この馬にクラシックだ重賞だは求めていない。1つ勝てばそれで良い。


 ということで、母馬優先権を行使(世間的には第一次募集では満口になっていなかったので母馬優先権の行使は関係なかったということになっているが)して購入。デビュー戦は5着でした。そのレースの勝ち馬のシュウジは続きオープン戦も連勝。強いメンバーの中での5着だったと思われます。


 クリンゲルベルガーの第2仔である本馬は416キロとやはり小柄。父が種付料50万円のアンライバルドから同80万円のトーセンホマレボシになったとはいえ、13年産が牡馬で募集総額1200万円だったのに対し、本馬は牝馬で同額。高すぎないですか?これは昨年の13年産が意外と評価が高く、それなりの走りが見込めそうなことで母クリンゲルベルガーの評価が上がったことによるものと考えます。

 しかし、昨年購入した13年産ほどのお得感はなく、しかも関東に行ってしまったことで私としては購入は見送りたいと思います。


 ただ、昨年募集馬ツアーでやたらと評価の高かった13年産同様馬体は素晴らしく、馬体重視の私としても最高評価の「A+」を出せるほどの好馬体です。毛づや、胸前の筋肉、クビ差しの角度、背中のライン、管の枯れ具合、飛節の大きさなど素晴らしいですね。重厚感があります。

 宗像義忠先生も預託馬の質の割りに素晴らしい結果を出している先生という印象です。主戦はカッチーでしょうね(笑)。

37 ドレスデングリーンの14

 父はカンパニー。当時の種付料は50万円。

 母は2戦1勝。3歳7月にデビューし既走馬に混じって2着。続く2戦目できっちり勝ち上がった。ところがアグネスタキオン産駒らしく故障で引退。能力は相当だったと思われる。

 母の産駒はこれまで全て未勝利。父があまり種牡馬としても結果を残せていないカンパニーに落ちたと考えると怖くて手が出せない。

 馬格、馬体とも標準以上。どちらかと言えばこの金額にしては良い馬体だと思う。母の競走成績からいつ大物が出てもおかしくないが、その母の能力を上手く産駒に伝えられるかは別問題で、そこに関して本馬は非常に疑問が残る。

 ただ、募集価格は牡馬で1400万円と安価だし、この馬体に馬格なら、確かに穴候補と思える。

38 カラベルラティーナの14

 まずは昨年募集された13年産に対する当時の私のコメントをご覧ください。

 母はダートの短距離で3勝。母の初仔の11年産サグレスは芝1400mの新馬戦を優勝。2歳8月と始動も早く母の仔出しは良さそう。

 サグレスは牝馬で1口4万円。昨年の第2子ヴィアージェンは牡馬で1口7万円。関西馬なら買っていた馬。12年産の募集価格2800万円でもお手頃だと思ったのに第3子である本馬は牡馬で1800万円。第2子でも割安感ありと書いていたのに、それをたった1年で1000万円も下回るとは。

 何か問題があるのかと思いきや、馬格もあるし、母の9歳の時の子どもと最高の時の産駒だし、うーーん。サグレスが多少500万クラスで頭打ち感があることと、繋ぎの高さ、馬体の平凡さで割り引かれているのかな?

 厩舎も横山典弘騎手など良い騎手を乗せてくれるし技術もある厩舎。

 ただ、短距離馬っぽいし繋ぎの高さが気になることから、これならクリンゲルベルガーの13の方が良いと思うし関東だし買えないなぁ〜。


 この子はまだ走っていないのでなんとも結果はわからないが、11年産のサグレスは上位ながら未だに500万クラスで燻っており、2勝目が挙げられない。続く12年産のヴィアージェンは4戦未勝利で勝ち上がりは厳しい状態。去勢されたように気性も悪い。

 本馬は昨年一気にお安くなった募集価格を継投。牡馬で1800万円は高くない。馬体重も460キロと馬格があり、母の10歳の時の産駒と一番良いとき。馬体も皮膚が薄く胸前など全体の筋量も豊富で重厚感がある。飛節も大きく、管も適度に枯れており繋ぎの角度からも故障のリスクは少なそう。

 預託厩舎の久保田貴士厩舎も悪くなく、昨年同様関西馬だったら買っていたかな?というところ。関東馬でも買いたい馬もいるが、その差は母の産駒の成績。結果的に1勝馬が1頭いるだけですからねぇ。

39 Sweet Dream Babyの14

 母は不出走。父も外国馬ではっきり言って知らない。

 産駒は日本では走ったことがなく未知数。

 馬体重は462キロと馬格があり、何よりも馬体が素晴らしい。薄い皮膚、背中のラインや筋量、繋ぎの角度などどれをとっても走りそう。うーーん、大物感がありますねぇ。

 預託予定の堀宣行厩舎も言うまでもなく馬の能力をしっかりと引き出す超優良厩舎。牡馬で募集価格3600万円なら夢が見られるし投資の価値は十分。


 ただ、キャロットクラブの外国産馬は12年産はイッツマイン、トップビリング、ジェアンレーヴと1つも勝てず散々。私が馬体が良いと思った豪州産のリバイヴエンブレムもノドなりやなんやでさっぱりだった。もちろん100パーセント外れというわけではないが、鳴り物入りのロケットダッシュも2勝で低迷しているし、どうも私の中であまり信頼がない。

 ただ、関西馬なら夢を追って投資するかな?確かに良いと思える馬。

40 パーシステントリーの14

 父はディープインパクト。当時の種付料は2000万円。母は北米のGTウィナー(ダート2000m)。

 初子である12年産のトーセンゲイル(父ディープインパクト)は2013年のセレクトセールで1億7850万円で取引された馬(木村哲也厩舎)だが、未勝利で引退。デビュー戦から芝で15着、9着、16着。そしてダートで7着だった。いずれも勝ち馬からは2秒以上離され、全く競馬になっていなかった。

 このことから、母の産駒が日本のスピード競馬に対応できるのか大きく疑問。同じ父ディープインパクトとの組み合わせでそんなに大物が出るのかも微妙。

 もちろん、母の競走成績は間違いないわけで、なかなか大物が出なかった競走成績抜群の母ジンジャーパンチからいきなりルージュバックという超大物が出てきたようにわからないが、私にはギャンプルすぎる。どちらかと言えばそんなに走らない馬である確率の方が高いと思う。馬体重はディープインパクトの産駒にしてはしっかりとしていて466キロ。ただ、凡走続きだったトーセンゲイルも父デイープながら馬格はあった。また馬体は素晴らしいかった。14年産の本馬もやはり馬体は素晴らしい。

 私はトーセンゲイルの凡走の原因を知らないが、そのきっかけさえなければ14年産の本馬が大活躍しても何の不思議もない。

41 レーヴディマンの14

 まずはレーヴディマンの12(ジェアンレーヴ)に対する私の当時の評価をご覧ください。

 父は凱旋門賞馬で、99年の欧州最優秀3歳牡馬に輝いたMontjeu(モンジュー)。アーニングIDXは1.47と日本では意外と低い。

 母は仏で1勝しか勝てなかったが、産駒は愛1000ギニー GTを勝ったBethrahを輩出。

 馬体重も397キロとやたら小柄。馬体もこの血統とは思えないほど迫力不足。筋量も少ないし背中の感じも良くないし、クビ差しの角度も高いし繋ぎも高く感じる。超一流の池江泰寿厩舎で海外遠征でも目指しているのかも知らないが、そんなに強そうに思えない。走っても責任は取りません(笑)。


 結果は3戦して7着15着16着で未勝利引退でした。


 次に昨年の13年産(エールデュレーヴ)の評です。

 高い、小さい。背中のラインも良いと思えないし、繋ぎの高さも気になるぞ。買わない。・・・というよりも(高くて)買えない。

 こちらはまだ走っていませんので結果はわかりませんが、ここまでの2頭の日本での産駒は私の思うイカつい血統馬の馬体ではないんですよね。
 
 さて、14年産は後ろ脚の繋ぎの高さがラフェドフルール級(繋ぎの高さが気になるも買ってやはりダメダメだった)ですねぇ。私はここだけでもう買わないなぁ〜。更にディープインパクトのことは言えやはり小さいと感じます。5月生まれですが馬体を見るとここからそんなに成長するようには感じません。

 しかし、全体的な造りは上の2頭よりもいいと思います。それでも金額、母の13歳の時の産駒などリスクが多いと思います。

 須貝尚介先生の実績は言うまでもないですね。

42 ジャッキーテーストの14

 父はディープインパクト。当時の種付料は2000万円。母はサンデーレーシングで募集され元々は角居勝彦厩舎だった。デビューは3歳9月とやたら遅く、2戦して勝ち上がれずに北海道へ転厩。中央に復帰後は堀宣行厩舎になった。そこから芝の中距離を4勝。内訳は500万が3勝、1000万特別が1勝。その後はまだ1000万クラスだったが勝ち上がれずに引退。能力としては3勝馬程度と評するべきか。

 その母の産駒は初子で08年産のプレミアムテースト(父ディープインパクト)が芝の中距離で2勝。1000万クラスでも力上位だったが、勝てずに引退した。それでも500万クラスを脱出するのに9戦を要しており、抜きん出て強かったわけではない。

 続く09年産のグレイスフラワー(父ダイワメジャー)は母同様中央では勝ち上がれず南関へ移籍したものの、中央復帰後芝の中距離で3勝現在オープン馬。

 10年産のサトノフェアリー(父ディープインパクト)、11年産のロジテースト(父ダイワメジャー)共勝ち上がっており、結果的に母の産駒は全て中央で優勝している。

 ただ、獲得した本賞金はプレミアムテースト2435万円、グレイスフラワー4700万円、サトノフェアリー1985万円、ロジテースト1255万円と勝ち上がり率の割りに大物はいない。

 14年産の本馬は母の13歳の時の子で、そろそろギリギリと思われるし、募集価格4000万円だと上記のように兄姉がほとんどそこまでも稼いでいないことから大赤字になる確率が高い。

 小柄な馬が多いディープインパクト産駒でかつ遅生まれとはいえ、383キロという馬体重はやはり気になるし、買いたいという気持ちにはなれない。

 馬体は素晴らしく欠点は少ないので2、3勝はする確率が高い。しかし、この募集価格だと、それでは到底満足できるわけがない。

43 トゥザヴィクトリーの14

 父のキングカメハメハはディープインパクトと並び今や日本の2大種牡馬。

 母はエリザベス女王杯JpnTを含む重賞4勝馬。最優秀古牝馬に輝くなど名牝。そして産駒も重賞5勝のトゥザグローリーや弥生賞GU勝ちのトゥザワールドなど多くの活躍馬を輩出。産駒のアゲビバリは2006年7月のセレクトセールで6億3千万円で取引されたことで有名。

 しかし、大物を多く輩出する母だが、クロフネやシンボリクリスエスとの配合では1勝馬までしか出ず。今回は母とは黄金配合のキングカメハメハ。

 本馬は母の18歳の時の産駒で常識的にはかなり厳しいが、母の産駒は10年産のトゥザレジェンドが5勝、11年産のトゥザワールドは前述の通り重賞ウィナー、12年産のトーセンヴィクトリー(牝馬 父キングカメハメハ 2013年セレクトセール1億1025万円で取引)もこの8月に連勝で1000万クラスを一気に突破した。このように母は高齢になってもまだまだ活躍出来る産駒を毎年輩出。年齢的な心配は必要なさそうだ。

 しかし、募集価格の1億2千万円ということになるとさすがの母の産駒からも07年産のトゥザグローリーと11年産のトゥザワールドしかおらず、なかなか厳しい。金額よりも夢を取ると言った投資になるだろう。私?最初から予算オーバーで手も足もでませんが(苦笑)。

 14年産の本馬の馬体重は534キロ。当時500キロを超えていた11年産のトゥザワールドの時も大きすぎることを懸念したが、走れば皐月賞2着にダービー2着と強かったのでこれも心配ないのだろうが、確率論の私からするとあまり良い材料ではない。特にスピード能力に長けている場合脚元にかかる負担が心配。

 馬体はもちろん良血馬らしく素晴らしいが、背中のラインがあれれ??という感じ。当然走ってくるのだろうが、私から言えば、こける要素もいくつかあり、この金額だとちょいと不安。

44 シーザリオの14

 母は日米オークスを制するなど世界レベルの馬でその産駒からも世界レベルのエピファネイアが登場。ジャパンカップを優勝し皐月賞やダービーも2着だった。

 ただ、12年産のクローディオは未勝利戦での勝ち上がりにもクロー(苦労)していたように仔出しは極端。この金額でクラシックにも乗れないようでは目も当てられない。エピファネイア意外は総じて期待を大きく下回った。本馬も牡馬だけに活躍しなければ種牡馬にもなれないし。

 馬体はもちろん悪くないし馬格もあり良い馬に思える。

 角居勝彦先生に憧れてキャロットクラブに入会してきた私ですが、この金額でギャンブルできるような潤沢な資金は持ち合わせておらず、もちろん撤退。

45 データの14

 まずは12年産アンティキティラ募集時のコメントをご覧ください。

 母データは亜の1勝馬だが、GT2着2回の実績がある。産駒は初年度産駒のアーカイブ(父ディープインパクト・募集総額6000万円)が芝の1600mと2000mの2勝で獲得本賞金2109万円。3勝目はいずれ来そうだが、そこまでか。10年産のトーセンジャステス(父デイープインパクト・2010年セレクトセールで9660万円で落札)は芝2000mで勝ち上がるも頭打ち。第3子はデビューはまだしていないが、父ディープインパクトで2011年7月のセレクトセールで6720万円で落札された。

 それが本馬は父がゼンノロブロイになっただけで募集総額3200万円。そこまでロブロイとディープインバクトに差があるとも思えないし割得感はある。しかし、キャロの値付けは正しいので、これだけ大きく下落したからには、何か理由を探す必要がある。やはり最大の値下げ理由は産駒の冴えない成績か。

 本馬は母の9歳の時の子でまだまだ繁殖黄金期。馬体重は502キロと牡馬だしこのくらいは許容量。馬体はこの値段にしては全体的に繋ぎが高く心配。

 安くなったとは言え、今までが高すぎたわけであって、これまでのディープ産の産駒が2000万円程度しか稼いでいないのに、募集価格の3200万円も稼げるか疑問。

 厩舎は超一流で鞍上も横山典弘騎手などを使ってくれて嬉しいが、関西馬だったとしても買えない高額馬。



 アンティキティラは新馬戦は1番人気に推されますが5着。そこから3か月半後の2戦目は15着、気性悪で去勢され、8か月後の出走となった3戦目は13着で未勝利引退が濃厚です。結果的に大幅値下げの真の理由は気性面にあったと推測されます。繋ぎが高く、ダートしか走れていないことも金額から言って残念ですね。

 結局母の産駒は09年産のアーカイブ(父ディープインパクト)が未勝利、500万、500万の3勝で獲得本賞金3129万円。これが最高。10年産のトーセンジャスティス(父ディープインパクト 2010年セレクトセール9660万円で取引)も500万クラスで2着があるものの一気に難しいところが出て頭打ち。11年産のミッキーデータ(父ディープインパクト 2011年セレクトセール6720万円で取引)同様に500万クラスで2着はあるものの悪い部分が出て頭打ち状態。

 ようするに気性が悪すぎて能力が出し切れない。きちんと走っても500万クラスで2着が精一杯くらいの能力と結論づけることができる。


 14年産の本馬は募集価格3600万円。過去データの産駒でその金額まで本賞金を獲得した馬が1頭もいない中、高すぎる値付け。もちろん、セレクトセールに出せば、もう少々値が付くのかも知れないが、市場の評価も取引価格が示しているように急低下。

 母の繁殖としてのポテンシャルを重視する私としては買えません。そして本馬は繋ぎも高すぎて危険感が高い。

46 リリサイドの14 母の産駒の中では最高傑作か

 母は仏で5勝。初子の12年産プルメリアスターは3歳春に芝1400mの未勝利戦を勝ち、続く500万下も8番人気と低評価だったが連勝。1000万クラスでは現在苦戦が続いているが、来夏に降級権があり、あと1勝はかなりの確率。

 本馬は第3子。13年産の姉は小柄が懸念されたが本馬は馬体重が465キロと標準。良血馬らしく馬体も全体的に良い。母の7歳の時の産駒で母の最高傑作となる可能性を大いに秘めている。

 正直魅力はあるが、募集価格が3000万円と牝馬にしては高いこと、そして、これよりも隣のページのココシュニックの14の方が堅実であると思われることなどから撤退。

 また、初子のプルメリアスターは2勝を挙げているものの、新馬戦は10番人気、勝った未勝利戦は5番人気、続く500万を勝った時も8番人気と常に市場では低評価なのも、金額的に寂しい。もちろん、人気は水物で大切なのは結果だが。

47 ココシュニックの14 最優先枠でも買いたい馬

 まずは購入候補だった昨年13年産の募集馬評価からご覧ください。

 母は3勝馬。だが未勝利と500万が2回。勝ち鞍はすべてダート。私が非常に印象に残っている馬で、愛馬チャーミングシチーが勝ったレースでの断トツの1番人気馬だった。チャーミングシチーは珍しく中京で騎乗していた横山典弘騎手の超抜群の手綱捌きでココシュニックを押さえ込んだが、もう1度走れば完敗だっただろう。ココシュニックは結果は3着。ただ、最終的にはチャーミングシチーはその1勝だけだったが、ココシュニックはさすがに3勝を上げている。

 初子のステファノスは皐月賞GT5着。私はバウンスシャッセの応援で現地で見ていたので素晴らしい脚は評価が高い。仔出しも間違いないと言えるだろう。

 本馬は母の8歳の時の産駒でまさに最高の時の産駒。ステファノスはディープ産の牡馬でも1口175000円は高すぎと書いたが、本馬は牝馬とはいえ人気のステイゴールド産で1口6万円は適正価格。やや小柄だが馬格もまずまずあるし、繋ぎの感じからは芝で走れそう。

 牝馬のヴィルシーナが活躍し、毎年多くの勝ち鞍を挙げている友道康夫厩舎というのも良い。最優先でないと確率が低いだろうが、購入候補。


 結果的に最優先枠でなければほぼ買えず最優先枠をルミナスグルーヴの13に使用したので購入しませんでした。ただ、後悔しましたねぇ。新馬戦は5着でしたが2番人気でしたし、これからの馬だと思います。


 その後兄のステファノスはその後富士S GVに優勝し重賞ウィナーに。香港のクイーンエリザベス2世カップでも世界の強豪に混じって2着と世界レベルの馬となった。


 14年産の本馬は母の9歳のときの産駒でまさに絶好機。厩舎も私の評価の高い藤原英昭厩舎。鞍上も福永祐一騎手や岩田康誠騎手を乗せてくれる。

 馬体は私の好きな筋肉質とは言えないが、クビ差しの角度、背中のライン、繋ぎの角度なども良好。馬体重が454キロと馬格があるのも良い。総じて欠点が少なく、兄の活躍を考えれば父ハーツクライで募集価格も高く感じない。

 最優先枠を使ってでも買いたい馬。この価格なら目標は2、3勝で十分だし、大物に化ける可能性もある。

 ただ、ステファノス以外は1勝馬のみ。2012年セレクトセールで5460万円で取引されたココスタイルは500万クラスで頭打ち状態。一発屋の懸念は残る。

48 シェアザストーリーの14

 父は時々超大物を出すステイゴールド。当時の種付料は800万円。

 母は4戦1勝。3歳の8月にギリギリでダート1200mの未勝利戦を勝ち上がるも故障で引退。4戦全て馬券圏内を外したことがなかった。それ故に、能力的には無事ならあと1つくらいは勝っていただろう。

 母の産駒は09年産のレッドクラウディア(父アグネスタキオン)が2歳で2勝を挙げ、3歳時にはオープンの昇竜Sを勝った。その後は苦戦しているが、昇竜Sの勝利は価値が高い。11年産のレッドロンメル(父スペシャルウィーク)は1000万クラスで僅差の2着があるも降級後の500万を勝てずに故障で引退。2勝だった。

 12年産のブレーヴストーリーはシルクで募集されたが、2歳新馬戦5着のあと故障で引退。結果的に故障に気をつけて馬体を見ないといけない馬。


 14年産の本馬は小柄な産駒が多いステイゴールド産駒にしては446キロと大きくはないがまずまずの馬体重。繋ぎの角度や長さから故障のリスクは少なめと判断。結果的に故障してしまった兄2頭は500キロ程度だった。

 シェアザストーリーの子は結果的にダートをはしることになり、準オープンまで程度の能力。ならば父ステイゴールドとの配合は疑問(もちろん、言い換えれば未知数)だし、募集金額4000万円でダートの準オープン馬なら収支的にもトントンで面白味がない。

49 グレイトフィーヴァーの14

 父は時々超大物を出すステイゴールド。当時の種付料は800万円。

 母は仏米で5勝。母の産駒は5頭が獲得本賞金4000万円を超えるなど非常に優秀。

 しかし、本馬は母の17歳の時の産駒で、もうそろそろ限界が近い。私個人は母の04年産の産駒であるヒカルアモーレの産駒に期待している(グランデアモーレ4勝とアモーレエテルノを購入)。

 グレイトフィーヴァーの12年産のシャルールの時も牝馬で募集価格2400万円は高すぎると書いたが、今回も同2600万円。ただそのシャルールは芝1800mの新馬戦を圧勝しオープンの忘れな草賞でも3着。現在500万で連続2着中と勝ち上がりは確実。募集価格を余裕で上回ることになるだろう。これだけ活躍してくれれば募集価格2600万円でも文句はない。むしろ安い方。

 ただ、小柄な産駒が多いステイゴールド産駒とは言え、1月生まれで馬体重415キロは私の中では危険水域。姉シャルールは442キロでデビューした訳だが、本馬がそこまで大きくなるとは思えない。活躍している兄姉も全馬馬格があり、小柄な本馬がどこまでやれるのかは疑問。

 それでも母の仔出しは超優秀だし、母は高齢と言っても近年の産駒が結果を残していることからも期待は大きい。


 私も馬格があれば候補だったが、測尺と、なぜか迫力を感じない馬体を見て回避。

50 ヒストリックスターの14

 言わずと知れた牝馬の超大物ハープスターの半妹。ハープスターが父ディープインパクトで1口10万円だったことを考えると1つ上の全姉同様牝馬で1口17.5万円は破格。完売が確実なのでかなりの金額を乗せていることは確実。私はこの時点で予算オーバーなので買えないし、どうのこうのいう立場にないが、こういう上乗せ料金の発生している馬は基本買わない。やはり信念である募集価格を上回れる本賞金を稼ぐ馬を買いたい。もちろん、ハープスターはとっくに募集価格を余裕で上回り獲得本賞金は3億円を上回る。ただ、それ以外の兄弟はこの金額を補えるほどの活躍ではないし、09年産のピュアソウルや10年産のようにさほど活躍していない産駒が出ていることも見逃してはならない。

 私は金額的にアウトだが、その分、どう考えてもお得な馬(募集価格を回収できそうな馬)が多いので、チビチビとそちらを狙いたい。この馬のお陰で今年は全体の金額のバランスから金額の抑えられたお買い得な馬が散見されるし有り難い。

 母の9歳の時の産駒でまだまだ大物を出す可能性も少なくない。ハープスターは私はあまり馬体が良いと感じなかったが、本馬は全体的にまとまっている。馬体重も1つ上の姉よりも現状馬格があり少しは安心。それでもまだまだ小さいが・・・。また、ハープスター並みのスピードがあるのなら、少し立ち気味で短く感じる繋ぎが心配。厩舎もクラブ期待のところとはいえ、まだ大舞台での経験がなく、上手く扱えるのかも心配。ハープスターの松田博資先生とは実績も何も違い過ぎますからねぇ。

51 リーチコンセンサスの14

 まずは昨年募集された13年産(シュネルギア)に対する当時の評価をご覧ください。

 母は芝1200mで4勝。本馬はその母の初子。私にとって金額もお手頃で買いたい候補だが、今年は同じような短距離が主戦場となるクリンゲルベルガーの13の購入が決定。短距離はいつもフルゲートで除外馬が多く美味しいレースが少ない。そんな厳しい環境に同型2頭もいらないので今年は見送り。

 やや小柄に感じるも馬体は全体的に良く、これがかなり走ってもなんの不思議もない。買わないが注目馬。


 ということで昨年注目していた13年産。14年産は牡馬ということで募集価格は3000万円に。母の8歳の時の産駒で最高だし、馬格もあって馬体もかなり良い。筋量、繋ぎの角度などももちろん良いし、預託予定の吉村圭司厩舎も確実に上昇している勢いのある厩舎。総じて良いし欲しい馬だが、募集価格2400万円で良かったんではないかというのが私の見解。

 もちろん、いずれ現在4勝馬の母フロアクラフトがこの値段で募集されればそりゃ買うだろう。あくまでも私がこの馬にピンと来るものがないだけで、2、3勝はすると思う。良い馬。

52 パーフェクトジョイの14

 母は芝の1800mばかりで5勝を挙げた。そんな競走能力の高い母なので、当然産駒に期待するわけだが、初子で11年産のロワゾードフー(父ストラヴィンスキー)は新馬戦13着のみで故障引退。12年産のスパークルジョイ(父メイショウサムソン)も5戦して全て勝ち馬から約1秒離されてと全く勝負にならなかった。

 14年産の本馬も馬体重は416キロと牡馬にしては小さく、その辺りと母の産駒の成績などから牡馬で2400万円と価格が抑えられているのだろう。ハービンジャー産駒ということもあり、やはりもう少し馬格が欲しいところ。

 馬体も迫力が無く華奢で弱々しい。今後の成長に期待だが、成長しない場合は未勝利で終わる可能性が濃厚。

 厩舎も見てて歯がゆいところで、この手のギリギリ馬を大成させるイメージがない。

53 インパクトゲームの14

 母はディープインパクト産で期待されたが1勝止まりだった。クラブの募集馬で募集価格は3000万円。2戦目の芝1800mで順当に勝ち上がるも故障で約1年半ほど休養。そこから500万クラスでは力上位だったが故障を発症し引退した。それでも能力的にあと1勝が限界だったか。

 その母の初子が本馬。母父がデイープインパクトで初子というのはわかるが馬体重は383キロととにかく小さい。父がハービンジャーであることを考えるともう少し大きく出て欲しかった。

 また、繋ぎが立っており母同様故障の懸念がつきまとう。血統的には走っても不思議はないがリスクのある馬。

54 マルティンスタークの14 最優先枠でも買いたい馬

 まずは私が最優先枠で購入した12年産のグリューヴァインの当時の評価からご覧ください。

 父はゴールドアリュール。アーニングIDXは1.61。牝馬の質を考えるとこれはかなり高い数字と言える。ダート戦に滅法強く、時々超大物(我が愛馬エスポワールシチー、スマートファルコン、クリソライト)を輩出する。私は一時ダート馬ばかりの現状とエスポワールシチーでダート戦線は極めたという自負から、ダート馬を敬遠し、芝の中距離を走れる馬ばかりの購入に走ったが、フロアクラフト、グランデアモーレ、マデイラ、バウンスシャッセ、デスティニーシチーと芝の中距離を走れる馬が充実してきたことから、今回はダートで強い馬に注目している。

 母マルティンスタークは私の購入候補も結局買わずに随分悔しい思いをした4勝馬(1口35000円)。2戦目の芝1600mで勝ち上がり、クラシックには縁がなかったが、3歳9月に芝1800mで2勝目。続く1000万特別を連勝。1600万クラスでも勝ち馬からコンマ1秒差など上位の成績だった。その後、降級してから1000万を勝ち4勝目。計29戦とコンスタントに走り繁殖入りをした。

 その指をくわえて見ていた母の産駒が登場。母の血統や募集金額から今回は1口35000円に抑えられ、これは激安感満載。

 しかも父は私が非常に種牡馬としての能力が高いと思うゴールドアリュール。エスポワールシチーも母は3勝馬だったが能力を開花させた。繁殖の質の割に素晴らしい成績を出している種牡馬。その父にこの母ならかなり走る子が出ると思われる。

 馬体は正直イマイチ。カタログ隣のマンハッタンの方がはるかに良く見える。繋ぎが高くダート馬っぽいしクビ差しの角度が高く距離もマイルくらいまでか?ただ、筋量は豊富だし背中のラインはエスポ同様走る馬の雰囲気。3月生まれで馬体重は443キロと少し小ぶりだが悪くはない。

 厩舎の牧田和弥厩舎も心配だが、預託馬数の割に勝ち星が多く、意外とやれる方かも知れない。勝負騎手は浜中俊騎手でこれも有り難い。

 母馬優先権がモノを言う馬なので、権利のない私が取れるか微妙だが、最優先権を行使してでも欲しい1頭。


 そのグリューヴァイン(父ゴールドアリュール 種付料当時300万円)は勝ち上がった後、500万クラスで2着で現役です。そんな母ほどの強さは感じないものの、安価で2、3勝を目指す私にはもってこいの馬でした。

 14年産の本馬は父がダイワメジャー(種付料 種付当時600万円)で募集価格1600万円。12年産の1400万円からは種付料分の上昇と考えれば良い。

 ダイワメジャーは本年もここまでディープインパクトを凌いで2歳リーディングトップに君臨する優秀種牡馬。芝もダートも走れるし私の大好きな種牡馬。

 預託予定の高野友和厩舎はここのところようやく結果が出てきて頼もしいし、クラブが期待馬をここに集めていることが窺える。

 馬体も馬体重447キロというのはこの時期としてはちょうど良いし、12年産で気になった繋ぎの角度や長さもこちらの方が良い。母の9歳の時の産駒で良い子がでる可能性も高い。

 当然購入に走る訳だが、12年産が最優先枠でなければ取れなかったように、会員数が増えている今年は更に厳しい戦いが予想される。もちろん、産駒のグリューヴァインが多くの方の期待したほどの走りではなかったことから出資希望の方が減るかも知れない。他の最優先枠候補との兼ね合いになるが、一般枠となったとしても応募することは確実。


 もちろん、この馬でクラシックを目指すというものではない。2、3勝は出来そうな馬ということ。

55 シンハリーズの14

 父ダイワメジャーの私が金額的にも仔出し的にもかなり良いと思っている種牡馬で、母の年齢的にもそろそろ金額が落ちてくるのではないかと本馬に期待していた。

 本馬の評価に入る前にまずは12年産のアダムスブリッジの募集時に書いた私の評価をご覧ください。


 母は英オークスの優勝馬。実績は断トツ。第2仔の兄アダムスピークの募集時に欲しいといいつつ、予想を超える金額に撤退を余儀なくされた。そのアダムスピークはデビューから連勝でラジオNIKKEI杯を完勝。私は軍資金的に仕方がなかったとはいえ大物を逃してしまった悔しさがある。

 昨年募集されたリラヴァティも兄が重賞ウィナーになったことから牝馬で1口9万円と高額。すでにデビューしており、芝1600mの新馬戦で勝ち馬から僅かクビ差の2着と力のあるところを見せた。10年産のシンハディーバも3歳9月と遅すぎるものの圧勝で勝ち上がり、日本で走っている産駒は全て勝ち上がり或いは勝ち上がりそうという仔出しの良さ。

 毎年値段が高すぎて手が届かないが、今回は牡馬で1口115000円。正直、買えない金額ではないが、ディープ産の兄が1口150000円だったことを考えると適正価格か。11年産が同じ父ロブロイという配合で牝馬で1口90000円。同じ厩舎だしこの価格の下落は異常。

 馬体を見ると後ろ脚の繋ぎが短く立っており、屈腱炎を発症し、長期休養中の兄・アダムスピークとダブる。馬体重も435キロと相変わらず小柄。当然良血馬だけに筋量、薄い皮膚、背中のラインなど良い部分は多いが、私は今年は買いたい安馬も多く、これを買ってしまうと他が買えなくなるし、不安のある高額馬は避けたいと思うので基本パス。ただ、他に買いたい馬があまりいなければ買っていた。



 このアダムスブリッジは新馬戦と続くオープンの若駒Sを連勝。ダービーに駒を進めたが17着だった。どうしても脚元が弱く、皐月賞や京都新聞杯を回避したり結果的に残念ながら屈腱炎を発症してしまった。奇しくも募集段階で懸念したことが的中してしまった格好。母シンハリーズの子はスピード能力が高いだけに、脚元への負担は特に心配。


 さて、14年産の本馬は馬体重が403キロと小さい。ダイワメジャーの子は結構馬格のしっかりとした馬が出てくることが多いが4月生まれとはいえ心配。その分脚元への負担は少なくなるだろうが。ただ、活躍している姉のリラヴァティも440キロ前後で出走とそんなに恵まれた体型ではないが走っているので、そう考えるともう少し成長してくれば問題ない。

 気になる繋ぎはやや高いものの懸念した兄のアダムスブリッジよりもマシ。しかし、少し繋ぎが短い。馬体もダイワメジャーとは思えぬくらい華奢でうーーんと言った感じ。

 これが募集価格2400万円なら買っていたが、少し高い気がする。ただ、屑の少ない優良な母の産駒で、故障をしてしまったとはいえアダムスブリッジもすでに3歳で3080万円も稼いでいる。リラヴァティに至っては7880万円と高額の募集価格をしっかりと上回っているので買って損はないのではないか。

 私はあくまでも安価でそのくらいを稼いでくれる馬が欲しいので・・・。

56 アマルフィターナの14 近況経過観察馬

 父はこの世代が初供給となるルーラーシップ。種付料は当時250万円。

 母はキャロットクラブで2200万円で募集された馬(父シンボリクリスエス)。芝1600mのデビュー戦は僅差の2着だったが、2戦目でしっかりと勝ち上がる。500万クラスでもクビ差2着などあと僅かだったが引退期限の為に引退。

 本馬は母の初子。初子ながら452キロとややも小さめながらそれなりに馬格がある。牡馬で2600万円という募集価格は母の募集金額を考えると安価な設定。

 馬体も私の注目する繋ぎは角度長さ共に良好。筋量も豊富でクビ差しの細さなどが気になるが全体的に悪くない。

 なんとも未知数で2、3勝は出来そうな気がするが、結果的に母は12度のチャンスが有りながらも500万クラスを脱出できなかったこと、1勝馬の母の子にしては募集価格が高いことなどから経過観察候補にしたいと思います。第一次募集から応募することはありません。

 預託厩舎の橋田満厩舎も最近以前ほどの活気がないので心配。

57 ペニーホイッスルの14 総じて悪くはないが他馬を優先に考えたい

 父はこの世代が初供給となるルーラーシップ。種付料は当時250万円。

 ペニーホイッスルの3番仔となるのがこの馬。初仔の兄リードホイッスルは牡馬で1口10万円という効果な金額の馬だが、未勝利戦を3戦して掲示板に1度も載れず苦労している。また気性が悪く去勢が施された。

 母はキャロットクラブで募集価格2000万円で募集された馬。父がディープインパクトということを考えるとかなり安価だった。3勝馬だが、新馬戦を勝った後に重賞で2着、オープンのアネモネSで優勝、そして古馬オープンの札幌日刊Sを優勝と単純に6勝馬程度の実績。

 しかし初子となる09年産のリードホイッスル(父キングカメハメハ)は気性難で去勢されるも結果が出ずに未勝利引退。続く10年産プーカ(父キングカメハメハ)も新馬戦2着も徐々にまともに走れなくなり未勝利で引退。気性の悪さが懸念される。

 11年産のファドーグ(父シンボリクリスエス)はやはり去勢されるような気性だったが、ダート1800mの未勝利戦と500万戦を連勝。1000万特別でも2番人気3着と能力を見せ現役。

 14年産となる本馬は3年間の空胎後の産駒で期待出来る。ただ牝馬で気性がきつければ対応するのは難しい。母の12歳の時の産駒では体重は473キロと理想的。立ち繋ぎ気味でやはり主戦はダートか。前半分の造りはかなり良いと思うが、背中や後ろ半分がどうも弱々しい。

 預託予定の平田修厩舎も良くも悪くも微妙。ベッラレイアやスマートファルコンなど実績のある厩舎だが、レースの使い方は独特。正直、個人的にはあまり好きなレースの選び方ではない。

 安価で2、3勝を出来る馬を選び私としてはかなり候補に近いが、個人的に重要と思っている繋ぎと厩舎が微妙で、他に良い馬がいるので選択肢からは外したい。もし他馬を取り損ねて、この馬が売れ残っているのなら、購入候補になることは十分ある。

58 エポキシの14

 母はディープインパクト産で期待されたが未勝利で引退。新馬戦は2着たったが勝ち馬からは0秒5差。最高で勝ち馬から0秒2のところまで行ったが、その時の勝ち馬のその後を見てみるとそんなに活躍しておらず、母の競走馬としての能力には疑問符がつく。

 本馬はその母の初子ながら父ルーラーシップが良さを引き出し馬体重は455キロと私が思う現時点で理想的な数字。母父ディープインパクトというのも期待は大きい。走りそうな素地のある馬。

 しかし、やはり母の競走能力からはどこまで走れる子が出るのかは心配。馬体もやや立ち繋ぎな部分と背中のラインが私の思うそこそこ走る馬とは異なる。

 高野友和厩舎に入る辺りクラブも期待しているのだろうが、逆にそこに入れることで売り切りたい部分もあるともとれ、この馬の取捨選択は難しい。私は他に走る確率の高いと思う馬を選ぶが、本馬に全く魅力がないわけではない。

59 スルーレートの14 購入候補

 まずは12年産のビットレート募集時に書いたコメントからご覧ください。

 初仔のトゥルーマートルは善戦するも現在17戦して未勝利で引退した。しかし、2011年産のハイアーレートは芝1800mで新馬勝ち。次走の札幌2歳S GVは3着と豪華メンバーの中で結果を残した。

 母は2勝馬だが、重賞の2着馬で実際は数字以上に評価は高い。本馬は母の10歳の時の産駒で1口40000円と手頃価格。これは兄ハイアーレートが札幌2歳S GVで3着と好走する前につけられた値段。本馬は母の10歳の時の産駒と繁殖黄金期であり、良い子を出す可能性は高い。

 馬体は全体的に素晴らしく走りそうな雰囲気だが、後ろ脚の繋ぎが高く見えるのが気がかり。また、クビは細く若干非力に映る。しかし、筋肉質で、特にトモが大きくしっかりとしている。背中の感じも最高で飛節の大きさ、管の枯れ具合も良い。1月生まれにしては439キロと馬体重が私の思うギリギリだが、金額的に贅沢を言っても仕方がない。

 まだ開業に至っていない中内田充正厩舎が超心配だが、厩舎と共に歴史を作って欲しい。

 実はかなり早い段階から注目していた馬。価格も適正価格だし、購入候補。


 ということで購入候補だったビットレート(父スペシャルウィーク)。新馬戦から3、5、2、2、2着となかなか勝ちきれなかったものの、6戦目の芝1400mで勝ち上がり。500万クラスに上がってからも、勝ち馬と僅差の4着が2回と上位の能力を見せている。やはり良い馬だと思った通り、少なくとも2、3勝はできそうな馬だった。

 そのビットレートは牝馬で募集価格が1600万円。その時は上記に書いたように兄ハイアーレートが札幌2歳S GVで3着になる前で安価な値付けだと思っていたが、今回はなんとなんと牡馬で募集価格2200万円。これは安い。では安い理由を探してみると、1月生まれの牡馬にしては437キロと小柄なこと。そして父が種付料120万円の新種牡馬であることなどが考えられる。ちなみにビットレートの当時の父スペシャルウィークの種付料は300万円だった。

 しかし、馬体は良く、繋ぎも心配なさそうだし、薄い皮膚が特筆もの。胸前の筋量も豊富で背中のラインも良い。この金額にしては悪くないと思う。

 預託予定の庄野靖志厩舎はちょいと私の中では頼りないと思うところだが、総じて私が思う安価で2、3勝出来そうな馬。当然購入候補。

60 ポロンナルワの14

 母(父Rahy)は不出走。アダムスピークなどを輩出したシンハリーズの子。母の産駒は初子となる12年産が地方で走っているが1勝。本馬は第2子で母の6歳の時の産駒。

 馬体は薄い皮膚に豊富な筋量と全体的に良い造り。馬体重も434キロと現時点では標準。やや繋ぎが高いのが気になる。ダートが主戦場か。

 兄が地方で走っているように中央ではどうかと思える。新鋭の松下武士厩舎も微妙。

61 ハルーワソングの14

  母は米国産で不出走。母の代表産駒は重賞勝ちの兄マーティンポロとフレールジャック。非常に仔出しが良く、母は屑の少ない優良牝馬。私は基本高齢の時の産駒は買わないのだが、ハルーワソングの子は欲しくて、ハルーワソングの11、12と2年連続で購入。カタログのサイアーラインに名前すら載らない11年産はともかく(>_<)、12年産のベルディーヴァは調教では素晴らしいスピードを披露。相当な能力を有しており、まともなら桜花賞出走は確実だった(個人の感想です)。しかし、懸念していた厩舎パワーが炸裂!!調教中に骨折し全治1年間(T_T)。そこからデビューするも9着10着10着と散々。骨折がなければもう少し走れていたと思うが・・・。

 本馬は母の18歳の時の産駒。ここ数年の産駒は競馬で人気にはなるが結果が出ていない。やはり母の高齢が影響していると考えるべき。今回馬体重も384キロと小さく、私はもう買わない。馬体も12年産のベルディーヴァの方が良いと思える。

62 マチカネホレルナヨの14 一般枠でも買えるなら応募

 まずは昨年募集された13年産コイスルキセキの当時の評価からご覧ください。

 母は芝の短距離で2勝。産駒は09年産のオレニホレルナヨが4勝。しかし、産駒の牝馬たちの成績はさっぱり。オレニホレルナヨも難しい馬で、4勝は厩舎の力。本馬は気になる厩舎が短距離実績の高い西園正都厩舎。そう思って昨年購入したラフェドフルールは西園正都先生でもさっぱりだったが、あれは確かに繋ぎが立ちすぎていて、強い負荷もかけられずと西園先生でもどうしようもなかった。

 本馬は繋ぎがしっかりと良い角度で同じ失敗はないだろう。馬格がなく小柄で華奢だが、全体的な馬体の感じは悪くない。母の15歳の時の産駒で本来NGなのだが、値段も安いし何よりも西園先生の馬体重管理や数を使ってくれるなど馬の管理法に魅力を感じる(良い騎手も乗せてくれるし)私としては、懲りずにここの厩舎の馬が欲しい。

 ということで、購入候補。ただ、馬格、母の高齢、母の産駒は牝馬はさっぱりなど不安要素もたっぷり(笑)。


 コイスルキセキはまだ走っていませんので結果はわかりませんが、母の産駒は09年産のオレニホレルナヨ(父サクラバクシンオー)以外は走っているとは言えない。11年産のキミニヒトメボレ(父フジキセキ)が地方から中央に復帰し、前走500万クラスで5着と上位の走りを見せた。

 14年産の本馬は母の16歳の時の産駒。そこだけ見ると私は撤退確定だが、エスポワールシチーで大変お世話になったゴールドアリュール産駒。とにかく馬体が良く見えます。エスポに感じたように薄い皮膚、豊富な筋量、太い首にクビ差しの角度も良いですねぇ。飛節も大きくて力強そうですし、繋ぎの角度もやや立ち気味ながらなんとか大丈夫かな程度。440キロと馬格もありますし、予定予定はフロアクラフトで大変お世話になっている西園正都先生。牡馬で募集価格1800万円なら安いとも思わないが高いとも思わないし、一般枠でも獲れそうなところが良い。

 一般枠で応募予定。ただし、票読み次第。

63 ヴァリアントレディの14

 母は24戦2勝。芝1600mの新馬戦を勝つ。この時の2着が将来4勝馬となるキャロットクラブのマルティンスターク。その後500万特別を11番人気で勝ち2勝目。そこまでの戦績。

 母の産駒は3頭いるがいずれも中央ではまだ走っていない。14年産の本馬は私の大好きなゴールドアリュール産駒だが、馬体重は418キロと小さい。私の思うゴールドアリュール産駒の活躍馬は体が大きく、遅生まれとは言え、この小ささは気がかり。また、同じ募集価格なら隣のページのマチカネホレルナヨの14の方が総じて良いと思う。こちらが優れているのは母の年齢。不安定要素が多く控えたい。

64 フローリッドコートの14 一般枠購入候補

 12年産のカールトンガーデン以来のキャロットクラブでの募集。

 母は14戦未勝利だがタイム差なしの2着が2度あった。いずれも芝のマイル前後で運がなかった。勝ち上がっていればもう少しやれていただろう。

 07年産のミッキードリーム(父キングカメハメハ)は昨年の朝日チャレンジカップGV芝2000mの勝ち馬。本馬は母の16歳の時の産駒。

 12年産カールトンガーデン(父スニッツェル 種付料当時150万円)は牡馬で募集価格800万円。そこから考えて父がクロフネ(種付料当時300万円)になったということはわかるにしても募集価格1600万円は高い。ただ、13年産のアドマイヤロマン(父キングカメハメハ ミッキードリームの全弟)は2013年のセレクトセールで3570万円で落札されており、そういう意味ではまだまだ募集価格は安い方か。

 14年産の本馬は母の16歳のときの産駒。ミッキードリーム以降の産駒の走りを見ているとどうも走る気がしないが、今回は父にクロフネを持って来たことでクロフネ×母父サンデーサイレンスのニックスが完成(カタログによると本馬もその成功例に漏れることはないそうです)。馬体も悪くないんだよなぁ〜。馬体重も472キロとしっかりしているし。

 預託予定の宮本博厩舎は馬房の回転が下手でやたら待たせる印象だが仕上げは上手い。


 うーーーん、最初は買うつもりはなかったが、案外悪くないなぁ〜。牡馬だしぃ〜。

65 エルダンジュの14

 母はサンデーサイレンス産駒で18戦3勝。ダートの中距離路線を走っていた。

 産駒は07年産のアドマイヤテンクウ(父キングカメハメハ)が京成杯GV2着など活躍。10年産のアドマイヤスピカ(父キングカメハメハ)も芝の長距離で5勝と能力を見せた。

 そこからも11年産タイセイクルーズ(父クロフネ)、12年産カゼルタ(父ハービンジャー)とここまでデビューした全てが勝ち上がり。まさに屑でぬ血統。


 ただし、この血統は愛馬マデイラと同じで父クロフネに母父サンデーサイレンス。そして母の3勝馬も同じ。これで募集価格はマデイラのちょうど2倍の3600万円。ちょいと高いと思います。マデイラは更に馬体が素晴らしいと思いましたが、本馬も悪くないもののマデイラ程には見えません。また母の14歳の時の子というのも気になります。

 私にとってお得感がないので買いません。悪い馬ではないと思いますが、少し高い気がします。

66 ヴァイスハイトの14 購入候補

 まずは当時購入候補だった12年産シェーンハイトの当時のコメントをご覧ください。

 母はキャロットクラブで1口45000円で募集された馬で2勝。1000万クラスでも能力上位だった。能力的には少なくとも3勝馬とみるべきだろう。

 初年度産駒でキャロの募集馬でロスヴァイセで新馬戦で4着とまずまずだった。

 本馬は馬体重が430キロと私の思う現時点でギリギリだが、母の能力と産駒の競走内容から、安価で2、3勝はできる馬である可能性は高い。

 正直に言うと、7月の時点で関西に来てくれと願っていた馬。しかし、関東に行ってしまったこととカタログで馬体を見るとちょいと非力感が漂っている。飛節が小さく、首も細く角度も高い。背中のラインもイマイチで、この馬体なら、関東だし遠慮なく撤退する(笑)。毛づやなどは良く繋ぎの角度も良いので、故障などは少ないのではないだろうか。

 預託予定の斎藤誠厩舎も以前お世話になったが、悪くはないが迫力に欠ける。


 結局、シェーンハイトはアクシデントで股関節に故障を発症しデビューできずに引退となってしまいました。しかし、11年産のロスヴァイセ(父シンボリクリスエス)ダート1400mばかり3つ勝ちは現役で頑張っている。母の繁殖牝馬としてのポテンシャルは決して低くないと考える。


 14年産の本馬は父がクロフネ。母の10歳の時の産駒で最も期待が大きい時期。馬体重も448キロと牡馬なら少し物足りないが牝馬なら悪くない数字。ただ、馬体は見るのが難しい芦毛ということもあるが華奢でイマイチ。クビ差しも細いし背中のラインも私の思う走る馬のものとは異なる。

 うーーーん、というところもあるが、預託予定の藤岡健一厩舎は預託馬の質の割りに成績が高く技術は間違いのないところ。主戦で息子の佑介、康太の2騎手も今や頼れる存在。これも購入候補。

67 シーズアンの14 最優先枠ならいらないが、一般枠で買えるのなら買いたい馬

 まずは11年産のグレンガイルの募集時に書いたコメントをご覧ください。

 一番子のピースオブザバンが4勝した以外は2勝馬(シーズンズベスト)しか出ていないが人気の母。09年産駒のエポキシも勝ち上がりに苦労するなど、そろそろ厳しい気がするが。

 価格も1口75000円と微妙。馬体と厩舎次第。


 以降はカタログ到着後

 これは馬体がかなりよく見えます。全体的に薄い皮膚、首の太さと角度、深い胸、背中のライン繋ぎの角度などいい部分が多いですね。逆にトモは少し非力に感じます。459キロと馬格もありますし、笹田和秀厩舎は多少フェーラシュヴァルでイマイチと感じたこともありましたが、別に格段に悪いと思うところでもありませんし、コンスタントに勝ち星を挙げているので、どちらかと言えば安心できる厩舎です。

 父ロブロイは疑問ですし、母の14歳の時の産駒ということで、少し金額が高い気がしますが、特に馬体を見て欲しいと思うようになりました。


 その、私は馬体が良いと思ったグレンガイルはダート1800mを連勝後1000万クラスでも勝ち馬から0秒5差の5着まで迫り現役。やはり募集価格の3000万円から言うと働きは物足りないがそれなりに走っている。

 14年産の本馬はとうとう母の17歳の時の産駒。それだけに募集価格はかなり落ちて1600万円。もちろん、グレンガイルとは牡馬と牝馬の違いはある。

 馬体重は493キロと雄大。ここにキャロットクラブでは抜群の結果を残している佐々木晶三先生が登場。何せ、上手な先生ですからねぇ。厩舎がここなので最優先枠でないと取れないんでしょうね。私としては最優先枠を使ってまで欲しいとは思わない馬ですが、一般枠で獲れるのなら欲しいかなという馬です。

 馬体は繋ぎの短いことが気になります。そして12年産のレッドヴィラーゴ(父ネオユニヴァース 石坂正厩舎)がさっぱりで未勝利引退間近、先日デビューした13年産のシャルメール(父ヴィクトワールピサ 浅見秀一厩舎)も2戦して7着6着と少頭数の割りに冴えず母の高齢を感じます。走って2、3勝くらいでしょうね。佐々木晶三先生じゃなければ注目しないかな?というところです。

68 ベネディーレの14

 父はダノンシャンティ(種付料当時120万円)。

 母はクロフネ産駒で11戦1勝。ダート1400mを勝ち上がったものの500万クラスでは全く力及ばず引退。

 母の産駒は初子で12年産のゼロレボルシオン(父シンボリクリスエス)が未勝利で引退間近。交流戦の2着はあるものの中央では勝ち馬から常に1秒以上離されている。

 14年産の本馬は2015年7月の北海道セレクションセールで1620万円で取引された馬。安田隆行先生のところに入る辺り先生がセリで良いと思われたのだろうが、先日引退したイッツマインもそうだが、必ずしも目利きの利く先生だとは思わない。しかし、仕上げて行く技術は素晴らしい厩舎。

 馬体重は463キロとちょうど良いところ。馬体も薄い皮膚に厚い胸板、太いクビ差しと確かに良い馬。繋ぎの角度も悪くない。馬体は良いし一発あるかも知れないが、母の競走成績と産駒の実績からは安くても手が出ない。この厩舎でなければ募集価格1200万円で良かったのではないか。もちろん、セリで落とした金額以下にできるはずもないが・・・。

69 ウエストコーストの14

 母は不出走馬。産駒は初子で10年産のコラーゲン(父チチカステナンゴ)は3戦して全く良いところがなく未勝利引退だが、11年産のフェイトカラー(父サクラバクシンオー)が芝1400mと芝1800mで2勝で現役。ただし、2勝目は12番人気のもので、以降降級して500万クラスでは二桁着ばかりと良いところがない。

 12年産のミッキーポーチ(父ハービンジャー)は3歳7月の芝2000mで勝ち上がり現役。このように上の3頭の姉は500万クラスまでというような競走成績。

 14年産の本馬は母の産駒としては初の牡馬。父はダノンシャンティ(種付料当時120万円)。母の8歳の時の産駒で最も充実している時。馬体重は453キロでやや小柄ながら悪くはない。馬体は短めでやや立ち気味の繋ぎが私は気になるが、全体的に悪くはない。

 ただ、母の仔出しのポテンシャルを見ていると中物感は低く、1勝できるかどうか程度に感じる。また、最も走っているフェイトカラーがムラ駆けしているように気性面での心配もある。

 預託予定の濱田多實雄厩舎もまだまだこれからの厩舎。すぐに売り切れることはないだろうから近況と成長次第と言ったところか。成績相応の値付けで、特にお得感はない。

70 キスショットの14

 父はダノンシャンティ(種付料当時120万円)。

 母は11戦して未勝利て引退。ダート1800mでハナ差の2着があるが全体的にはパンチ不足だった。420キロ程度と小柄な馬体。

 母の産駒は初子で12年産のワンダーショット(父スペシャルウィーク)が5戦未勝利で引退。芝でもダートでも勝ちには程遠かった。本馬は第2子。

 14年産の本馬は小柄だった母よりは馬格があるがそれでも現時点で432キロと小さめ。2月が誕生日であることを考えるとこれからの急成長は見込みづらい。

 馬体は全体的にしっかりとしていて嫌いではないが、短く立ち気味の繋ぎと背中のラインがイマイチ。

 預託予定の松永昌博厩舎は頼もしいが、母の競走能力や産駒の実績からはこの値段でも買いづらい。

71 マヒナの14 一般枠でも獲れるのなら買いたい

  父はダノンシャンティ(種付料当時120万円)。

 母はキャロットクラブで1600万円で募集された馬。8戦1勝。3戦目の未勝利戦芝1600mをハナ差凌ぎきると、続く菜の花賞は勝ちに等しい降着の12着。更に続くフラワーカップGVでは3着と存在感を見せた。そこから皮膚炎の悪化で3歳秋に引退。能力的には少なくとも2勝馬相当と評価してあげるべき。

 本馬は母の初子。馬体重は438キロと3月生まれを考えると初子らしく小さめ。ただ、小さいながらもなんとかギリギリ許容範囲。母は現役時代は460キロ程度あった。

 馬体は全体的に大きく見せ、パーツパーツがしっかりとしている。筋量、クビ差しの角度や太さもかなり良いと感じるし背中のラインも走る馬の雰囲気。預託予定の笹田和秀厩舎もかなり経験も積み、今ではなかなか頼もしい存在。良い騎手を乗せてくれる。

 これは他のダノンシャンティ産駒に比べて断然お得感がある。一般枠でも獲れるようなら買いたい。

72 カメリアローズの14 総じてお得感満載。購入候補

 まずは12年産のノーブルリーズン募集時の評価からご覧ください。

 父はネオユニヴァース。アーニングIDXは1.49と普通程度だが、仕上がりが早く、早期から始動・活躍できる産駒が多い。我が愛馬グランデアモーレも2歳7月の新馬戦でデビューし見事に勝ち上がった。私は好きな種牡馬の1頭。

 母は新馬、500万、500万、1000万と芝の短距離からマイルで4勝した。産駒はダローネガがオープン特別2勝で現在オープンで活躍している。・・・が、走っているのはそれだけであとはダート1800mの未勝利戦を勝ち上がったものの、その後500万で頭打ちだったアブラハムダービー(牡馬・父ロージズインメイ・募集総額1800万円)がいる程度。08年産のコルナス(牡馬・父アグネスタキオン)は登録されるも未出走で引退。10年産のシュヴァルツローゼ(牡馬・父ブラックタイド)も二桁着順を繰り返すばかりで未勝利で引退した。

 このように決して仔出しが良いとは言い切れず、馬体を見ていかなければならない。馬体重は453キロ。2月生まれとしてはやや小さいが悲観するほどの小ささでもない。馬体は仕上がり早のネオユニ産駒らしくキ甲が結構抜けており早くから始動できそう。筋量はやや少ないが毛づやは良くクビが太く角度も良く力強さを感じるに。繋ぎの角度や長さもまずまずで管が枯れており、故障は少なそう。総じて良くも悪くもない感じ。佐々木晶三調教師はいつもこんな感じの馬で新馬勝ちをするから素晴らしい。

 カメリアローズの産駒としては初めての牝馬で正直わからない部分は多いが、ここまで3年連続キャロの預託馬を新馬勝ちさせている相性の良さは師の手腕に期待したい。いつも馬体や友駿ホースクラブで見飽きた厩舎と言うことでここの預託馬を無視して失敗するので、今更4番煎じくらいだが今回は買いたい。これで未勝利で引退しても笑える話になるし。


 このノーブルリーズンは2歳12月の芝1600mの新馬戦を圧勝。3歳7月の芝1800m戦で2勝目。続く昇級初戦の西海賞で6着とまだまだ勝ち星を伸ばしそうな勢い。さすがは佐々木晶三先生。私の予想もかなり的中していた。結局他馬を優先したために購入には至らなかったが。


 14年産の本馬は母の14歳の時の産駒とそろそろ厳しそうだが、牡馬にしては募集価格2000万円と抑えられた格好。特に兄のダローネガは今週末人気で重賞に登場し、勝つ可能性も多分にある。

 馬体重も447キロと4月の末生まれを考えると悪くない。馬体も全体的に力強さを感じる造り。預託予定厩舎もクラブイチオシの池添学厩舎。お得感がある。

 父ヴィクトワールピサは種付料300万円。芝もダートも走れるし案外金額の高い種牡馬。総じてマイナス要素が少なく購入候補。出来れば一般枠で買いたいが。

73 ラフィントレイルの14 金額的には欲しかったが、あまりにも小さすぎる

 まずは12年産のブランダルジャン募集時のコメントからご覧ください。

 母は父エルコンドルパサー、母ファビラスラフィンとGT馬同士の配合で期待されたが5戦未勝利で引退。しかし、産駒は09年産で現在獲得本賞金4750万円のブレイズアトレイル(父ダイワメジャー・4勝馬、現在連勝中)と10年産で同3280万円のジャイアントリープ(父ネオユニヴァース・2勝馬、京都新聞杯GU3着)など素晴らしい仔出し。

 本馬は母の9歳の時の産駒で一番良いとき。

 馬体重は409キロ。あっちゃ〜。活躍している兄たちは共に490キロ前後で馬格がある。本馬は牝馬とは言え小さすぎてどうか。馬体もこじんまりして良く見えないし、正直カタログを見るまでは買おうかなと思っていたものの、関東だし、これだけ不安点があれば撤退。

 預託厩舎の勢司和浩調教師は滅茶滅茶丁寧。しかし、技術はというと少し疑問が残る。


 このブランダルジャンはデビュー時には460キロ程度まで急成長してデビュー戦は3着。その後7戦して掲示板を外したのは僅かに1度という堅実な走り。しかし3着が最高で勝ちきれない。次が未勝利の最終戦。

 母の産駒は現在09年産のブレイズアトレイルが芝1600m3連勝を含む5勝。重賞の京成杯オータムハンデで2着、小倉大賞典で3着、安田記念で6着など上位の走りを見せている。獲得本賞金も1億3660万円まで到達した。

 続く10年産のジャイアントリープも4勝を挙げ獲得本賞金は7760万円。かなりの高確率で走る産駒を出している。

 14年産の本馬は母の11歳の時の子で、まだまだ期待は大きい。正直買うつもりだったが、馬体重の384キロを見てガッカリ。2月生まれでこの馬体重は何が何でも小さすぎ。故のこの募集価格1400万円なのだろう。これが420キロくらいなら、うーーーんと思いつつも買うだろうが、ここまで小さいと厳しい。むろん、活躍している兄たちは500キロ程度の馬格の持ち主。姉のブライダルジャンのように急成長してくれれば良いが、その姉よりも募集時は20キロ以上も小さいですからねぇ。

 馬体はクビ差しの角度が高く距離の融通が利かなさそう。ただ、繋ぎの角度や高さは悪くないし、筋量も豊富。預託予定の吉田直弘厩舎も歯がゆい使い方をするところだし、他の馬次第だが、基本的には撤退か。

74 メガクライトの14

 まずは昨年募集された13年産(スパークルライト)の当時の評価をご覧ください。

 母は7戦3勝。降級後の1000万クラスでも優勢だった。初仔の08年産はキャロ地方所属。09年産は中央所属でデビュー。芝1800mの2歳未勝利戦を勝つも500万クラスでは苦しい。母はそんなに仔出しがいいとは思えない。

 2つ上の兄はその素晴らしい馬体から私は「ダート界では2つ3つ勝つのではないだろうか」と書いた。新馬戦は2着もたった2戦で右トウ骨遠位端骨折を発症。未勝利の身分なので地方へ転厩する見込み。能力はあると思えた。

 1つ上の姉は関西だったら購入候補と昨年書いた。まだ競走馬登録をされておらず、全体的に始動が遅れるのは不満。

 本馬は母の10歳の産駒と一番良い時だが、また関東に行ってしまったし見送り。


 このスパークルライトはまだ走っていませんので結果はわかりませんが、12年産は関西馬だったら購入候補だったメガクライトの子が今回は関西に来ました。その12年産は案外勝ち上がるのに苦労し、3歳8月での勝利だったんですよね。

 待っていた関西での産駒ですが、今回は馬体重が389キロと小さく、過去5頭の母の産駒を見ても、それら以上の成績を残す産駒が出てくることは考えづらくちょっと買えないですね。馬体も後ろ半分が弱々しく感じます。

75 アビラの14 最優先枠で高確率ならまずここ

 母は英国産の未勝利馬だが、10年産のジェベルムーサ(父アグネスタキオン)が2015年8月16日のエルムSを勝ちついに重賞ウィナーに。その分の金額は上乗せされておらず美味しい価格構成。

 ただ、ジェベルムーサは文句なく素晴らしいが、それ以外の産駒は初子のハッピーアビラ(父ディープインパクト)の2勝がやっと。11年産のヴィルヌーヴ(父ディープインパクト)は未勝利戦は9着15着13着とさっぱりで引退。12年産のプラパジシャン(父ステイゴールド)も3歳8月にようやくデビューしシンガリ負けと未勝利引退は濃厚。

 この仔出しの極端さからは狙いづらいものがある。

 それでも本馬は素晴らしい馬体。父が小柄なドリームジャーニーということで馬格が懸念されたが472キロとしっかりしておりこれなら期待は大きい。また日本でトップクラスの池江泰寿厩舎所属馬が募集価格2400万円というのも美味しい。母の10歳の時の産駒でまだ大物が出る可能性も少なくなく、未勝利完敗か3、4勝できる中物かのどちらかだろう(笑)。

 毎度凱旋門賞後の池江泰寿先生の悔しそうな表情を見ているとますますファンになるし、1度ここの厩舎の馬も持ちたいという願望もありここは最優先枠を使ってでも手に入れたいと思う。後は最優先枠でどのくらいの確率で獲れるのか。それでも決して確率は高くないと思う。

76 キャンパスライフの14

 母は12戦1勝馬。3歳8月のダート1200mの未勝利戦を勝ち上がるも500万クラスでは完全に頭打ちで引退した。

 産駒は13年産の父カジノドライヴが初子。本馬は第2子。

 馬体重は444キロと牡馬であることを考えるともう少し欲しいが、ギリギリ許容範囲。馬体は寝過ぎている右後ろ脚の繋ぎが特に気になる。クビ差しの角度も高めで距離は短め専門か。

 預託予定の高橋康之厩舎はレオパルディナで結果を出しイメージとしては悪くない。しかし、母の競走成績からはこの金額の牡馬でも買いづらい。まずすぐに売り切れることはないだろうから、飛躍的に良くなればというところ。

77 メジロジョーンズの14

 母は26戦3勝。芝の中距離で2勝(未勝利と500万下)、ダートで1勝(500万下)。母の産駒は11年産のヒップレボルシオン(父マンハッタンカフェ)が芝の中距離で現在2勝。1000万クラスでも2着があり、少なくともあと1勝は確実だろう。
 他には12年産のノーブルクリスタル(父キンシャサノキセキ)が3歳7月で勝ち上がり現役。

 母の産駒は最初の方は1勝止まりの馬ばかりだったが、ここにきて良くなっている傾向。いや、育成がメジロ牧場からノーザンファームに移ったことも主因か。

 14年産の本馬は父がタートルボウル(種付料200万円)。2015年7月のセレクトセールでキャロットクラブが1080万円で落札した。それが少し上乗せされて募集価格は1600万円。

 母の産駒でもっとも活躍している11年産のヒップレボルシオンが馬体重500キロを超えていることを考えると本馬の現在の馬体重423キロは遅生まれを考慮しても小さく感じる。そして晩年の産駒が活躍しているとは言え、本馬は母の15歳の時の産駒。母の産駒からは最高で2勝馬止まりという実績を考えても、本馬がそれ以上の活躍をすることは考えづらい。

 管理予定の清水久詞厩舎は最近活躍が目立つ厩舎。総じて価格相応だと思うが、母の産駒の実績と年齢(高齢)で失敗してきた私としては躊躇する馬。

78 セレブレイトコールの14

 まずは12年産セレブレイトソングの募集時に書きましたコメントをご覧ください。

 母の母は仔出しの良いハイランドトークだが、このセレブレイトコールは未勝利戦でいいところなく8戦て引退している。血統の良さだけで、母の能力からは仔出しも疑問。09年産で初仔のビューティサンは2戦目のダート1700mで勝ち上がるも頭打ち。本馬は3番仔。

 2月生まれで497キロと馬格はある。ただ、馬体はイマイチ。繋ぎが短く高くてやはりダートしか走れそうもなく、故障が心配。毛づやもイマイチに見えるしクビも細く角度も高くダートの短距離だけかなぁ〜。

 母の成績と仔出しを重視する私としてはこの程度の馬体だし、購入には踏み切れない。


 このセレブレイトソングは私が予想した通りダート専門で7走して4着〜8着。出走奨励金を外さない孝行馬だが、次のスーパー未勝利戦で勝ち上がれるかどうか。結果的に母の産駒は1勝できればいいところという程度に感じる。

 14年産の本馬は馬体重は454キロと良い感じだが、やはり全体的に立ち繋ぎ気味なのが気になるし、何よりも母の競走成績と産駒の実績を重視する私としては買えない馬。

79 ブルーメンブラットの14

 母は言わずと知れたマイルチャンピオンシップGTの勝ち馬。8勝と素晴らしい競走成績だった。しかし、ここまでの産駒は一番稼いだのが初子のオレアリアの2勝、獲得本賞金1510万円。正直、仔出しに不満。

 もちろんいつ大物が出てもなんの不思議もないが、仔出し重視の私としてはパスするリスクが高い思われるタイプ。

 11年産のクリーブラットは芝1600mの未勝利戦を勝つも500万クラスでは二桁着ばかりと完全に頭打ち。12年産のスウィートテイルズは緒戦こそ既走馬に混じって3着だったが3歳8月末の未勝利戦を6着と掲示板を外し、未勝利引退濃厚。

 これだけ全ての産駒が走らなければ、母の仔出しは疑わざるを得ない。

 14年産の本馬はエンパイアメーカーと合わせられたが、私はこの父にいい印象がない。種牡馬としては期待外れ感がある。私が思うイマイチの父にイマイチの母。募集価格も高くとても手が出せない。

 エンパイアメーカー産駒らしく馬格はあるものの、華奢で弱々しい。

80 メジロシャレードの14 一応購入候補

 母は2戦1勝。新馬戦はキャロットクラブの後の重賞馬ブレイクランアウトの3着。この時の2着馬ミッキーペトラも弥生賞JpnUで後のダービー馬ロジユニヴァースの2着だった素質馬。次走の2歳未勝利戦で勝ち上がるも故障の為ここで引退。そのまま走っていれば、あと何勝かはしていただろう。

 その母の産駒第1号が青葉賞GU勝ちのショウナンラグーン(父シンボリクリスエス)ということで、母は仔出しも優秀。母の第2子に当たる本馬は2015年7月のセレクトセールで2484万円でキャロットクラブが落札。募集価格は少し上乗せされて3000万円。重賞ウィナーを輩出した母の8歳の時の産駒で牡馬なので、この募集価格は決して高くはない。

 預託予定の須貝尚介厩舎もゴールドシップなどを管理する一流厩舎。

 活躍中の兄は480キロ台で走っているが本馬は現在399キロ。ここから増えたとしても40キロ程度か。長距離を目標に置く馬としては小さすぎる。昨年のダービーも菊花賞も上位馬は全て出走当時の馬体重は468キロ以上。そう考えても小柄な長距離馬というのは基本的に難しい。

 しかも気性も悪いそうで、掛かり癖のある長距離馬なんていうことになったら目も当てられない。須貝尚介先生はゴールドシップの難しさに手を焼いておられるが、さて同様にならないものか。


 馬体はこじんまりしているものの、かなり良いですし繋ぎの角度や長さも絶妙。芝の長距離向きの体型で兄同様の活躍をしてもなんの不思議もない。

 他馬との兼ね合いになるが、一応購入候補。ただし他の購入候補と比べると優先順位は低い。私が父ジャングルポケットは好きではないし相性が良くないことも理由。

81 プリマフォルツァの14

 まずは12年産トゥッタフォルツァ募集時のコメントをご覧ください。

 父はスニッツェル。アーニングIDXは1.24と低く、父同様短距離馬しか出ない。

 母はサンデーレーシングで募集された3勝馬。芝1600mの新馬戦を勝ち、その後芝1800mで2勝目、芝1600mで3勝目を挙げた。準オープンでは頭打ち。ゴールドアリュール産駒だがダートは1度も走っていない。同じ父の我が愛馬エスポワールシチーと同じ2005年産。12年産が初仔。さすがに初仔とあって、馬体重は398キロと小さい。馬体も迫力がなく、特に強調点はない。

 地方馬の中では妥当な値付けだと思うが、私は地方馬は全く興味がないので・・・。


 このトゥッタフォルツァは4戦して未勝利。そりゃ、残念ながら良いと思う点がほとんどなかったですからねぇ。

 14年産の本馬は馬体重442キロ。12年産のプリマフォルツァよりも募集時の馬格はある。それでも2月生まれということを考えるともう少し欲しいところだが。馬体は後ろ脚の繋ぎが寝たり立っていたりでバランスが悪い。筋量や管の枯れ具合は良いと思うが背中のラインはイマイチ。総じて同じ金額だった12年産よりは良いと思う。

82 ロンダドールの14

 母はキャロットクラブで募集価格1600万円で募集された馬。2着はあったが未勝利戦を勝てずに最後は左前浅屈腱不全断裂を発症して引退した。本馬はその母の初子。

 馬体重は418キロと4月生まれにしては小柄。母の競走成績とその初子独特の小ささでちょっと買えないですね。

 馬体も繋ぎが短くて高く、母同様故障も心配。それ以外はなかなか良く見えるが。

83 マンハッタンの14

 まずは購入候補だった12年産グランドセントラルの募集時の評価をご覧ください。

 父はゴールドアリュール。アーニングIDXは1.61。牝馬の質を考えるとこれはかなり高い数字と言える。ダート戦に滅法強く、時々超大物(我が愛馬エスポワールシチー、スマートファルコン、クリソライト)を輩出する。私は一時ダート馬ばかりの現状とエスポワールシチーでダート戦線は極めたという自負から、ダート馬を敬遠し、芝の中距離を走れる馬ばかりの購入に走ったが、フロアクラフト、グランデアモーレ、マデイラ、バウンスシャッセ、デスティニーシチーと芝の中距離を走れる馬が充実してきたことから、今回はダートで強い馬に注目している。


 母の代表産駒は地方交流重賞勝ちのメトロノース。しかし、09年産のマンハッタンコードは500万クラスで苦労するなど、それ以外の産駒ははっきり言って走っていない。

 昨年の11年産アンゴスチュラは牝馬で45000円という価格設定だった。本馬は牝馬で35000円。昨年もマンハッタンの子は狙っていたくらいでこの金額なら、母の15歳の時の子と言うのは私の中でNGだが、それでも買いたい。

 父もゴールドアリュールと母の力を強く出してくれる種牡馬だし、小崎憲厩舎はエスポのライバル・スマートファルコンを育てた厩舎。スマートファルコンが力を付ききっていない時は地方回りでコツコツと稼ぎ、本格化させた。その手腕から、いずれはここの厩舎の馬を持ちたいと思っていた。

 今回は人気の安田隆行厩舎預託でないことから一般枠でも十分に買えるだろう。昨年も買いたかったが、リッチダンサーの11に当選して縁がなかったが、今年こそは。


 馬体は素晴らしいですね。筋肉の量、背中のライン、繋ぎの長さや角度クビ差しの角度など重要部分が全て○。2月生まれで436キロという馬体重は小さくて不満だが、もう少し成長しないものか。キ甲が抜けているので無理なんだろうなぁ〜。


 ただ、欲しいのだが、どう考えても隣のページのマルティンスタークの方が、母の実績、母の若さ、馬格など上。厩舎や馬体ならこのマンハッタンなのだが、同じゴールドアリュール産駒だし2頭も要らないから悩む。


 このグランドセントラルは結局近況が思わしくなく撤退。中央と交流戦で1戦走ったがどちらも勝ち馬から4秒1離されてシンガリ負け。そのまま引退した。良い馬でも順調でなければ走らないという典型的な例だったと思う。

 13年産のクロスアンジュ(父キンシャサノキセキ 2014年セレクトセール1350万円)もすでにデビューしたがデビュー戦は芝1600mで10頭立て9着だった。キンシャサノキセキはこの世代走る子を出していて好調なだけに歯がゆい。


 14年産の本馬は馬体重436キロ。3月生まれということを加味しても少し小さい。昨今の母の産駒は中央では全く通用せず一発屋だった感は否めない。グランドセントラルが交流戦でもシンガリ負けだったように地方でも通用する可能性は低いと言わざるを得ない。

 馬体も迫力が無く大物感はない。

84 ローカスの14

 母ローカスは27戦3勝。ダート1200mで勝ち上がり(鞍上が内山正博騎手なんていうところに時代を感じるが)、その後随分と時間を要するがダート1400mで2勝目を挙げた。その後芝1600mで3勝目。未勝利、500万下、500万下という勝ち星だった。1000万クラスでは惜しい3着があった。

 母の産駒はダートの中距離で1000万クラスを勝ち、その後障害へ転向後未勝利、オープンと勝ち上がった07年産アドマイヤツバサ(父ロージズインメイ)を筆頭に全日本2歳優駿JpnT3着の11年産サーモビレー(父クロフネ)がいる。

 14年産の本馬は母の16歳の時の産駒。確かに母の産駒はもう中央では通用しないが、地方ならサーモビレー程度の働きはしてくれる産駒が出てくるかも知れない。

 馬体重は424キロ。3月生まれということを考えても小さい。馬体は全体的に今年の地方馬4頭の中では最も良く見える。私が地方馬で買うとするならこの馬だろうが、それでも母の高齢と馬格のなさを考えたら、やはり購入しないだろう。

●第1次募集の受付状況(クラブ公式HPより)

2015年9月4日17時00分現在

2015年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月4日17時00分現在)。
第1次募集での出資者決定方法は、募集馬カタログ6〜7ページに記載しておりますのでご確認ください。
第1次募集にて出資をご希望の方は期日までにお申込みをいただきますようお願い申し上げます。

※赤字は今回の集計でランクインした募集馬となります。 

<母馬優先対象馬>
なし

※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
15番 アドマイヤセラヴィの14 266口 124口
28番 トキオリアリティーの14 217口 76口
43番 トゥザヴィクトリーの14 202口 174口
46番 リリサイドの14     258口 167口
75番 アビラの14       238口 138口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約15%のお申込みをいただいております。

2015年9月7日17時30分現在

2015年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月7日17時30分現在)。
第1次募集での出資者決定方法は、募集馬カタログ6〜7ページに記載しておりますのでご確認ください。
第1次募集にて出資をご希望の方は期日までにお申込みをいただきますようお願い申し上げます。

※赤字は今回の集計でランクインした募集馬となります。 

<母馬優先対象馬>
03番 ラドラーダの14 321口 61口 22口 166口
38番 カラベルラティーナの14 243口 4口 14口 64口
56番 アマルフィターナの14 349口 22口 24口 121口
58番 エポキシの14 336口 11口 48口 82口


※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
02番 ジンジャーパンチの14 239口 156口
15番 アドマイヤセラヴィの14 452口 233口
20番 リッチダンサーの14 202口 89口
21番 スターペスミツコの14 207口 84口
28番 トキオリアリティーの14 398口 148口
41番 レーヴディマンの14 202口 114口
43番 トゥザヴィクトリーの14 384口 337口
46番 リリサイドの14 515口 357口
47番 ココシュニックの14 333口 119口
68番 ベネディーレの14 314口 102口
75番 アビラの14 437口 273口
80番 メジロシャレードの14 284口 135口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約29%のお申込みをいただいております。

2015年9月8日17時30分現在

2015年度1歳馬募集におきまして、総申込口数が200口以上(地方入厩予定馬50口以上)となりました募集馬をご案内いたします(9月8日17時30分現在)。
第1次募集での出資者決定方法は、募集馬カタログ6〜7ページに記載しておりますのでご確認ください。
第1次募集にて出資をご希望の方は、期日までにお申込みをいただきますようお願い申し上げます。

※赤字は今回の集計でランクインした募集馬となります。 

<母馬優先対象馬>
03番 ラドラーダの14 513口 87口 37口 261口
09番 ディアデラノビアの14 317口 25口 35口 93口
38番 カラベルラティーナの14 462口 15口 34口 113口
44番 シーザリオの14 204口 13口 14口 90口
56番 アマルフィターナの14 609口 47口 61口 202口
57番 ペニーホイッスルの14 212口 11口 19口 33口
58番 エポキシの14 577口 23口 76口 148口
59番 スルーレートの14 203口 2口 4口 33口
66番 ヴァイスハイトの14 202口 7口 21口 16口
79番 ブルーメンブラットの14 314口 31口 29口 78口


※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
01番 フラニーフロイドの14 271口 124口
02番 ジンジャーパンチの14 376口 242口
05番 イグジビットワンの14 255口 59口
11番 キューの14 203口 61口
12番 ピューリティーの14 201口 51口
15番 アドマイヤセラヴィの14 752口 414口
20番 リッチダンサーの14 371口 146口
21番 スターペスミツコの14 446口 182口
28番 トキオリアリティーの14 688口 273口
39番 Sweet Dreams Babyの14 282口 83口
40番 パーシステントリーの14 203口 60口
41番 レーヴディマンの14 346口 204口
42番 ジャッキーテーストの14 230口 104口
43番 トゥザヴィクトリーの14 745口 546口
46番 リリサイドの14 1077口 657口
47番 ココシュニックの14 616口 267口
48番 シェアザストーリーの14 344口 127口
49番 グレイトフィーヴァーの14 203口 62口
50番 ヒストリックスターの14 240口 108口
55番 シンハリーズの14 200口 51口
65番 エルダンジュの14 218口 38口
67番 シーズアンの14 229口 50口
68番 ベネディーレの14 576口 190口
72番 カメリアローズの14 285口 70口
75番 アビラの14 750口 460口
80番 メジロシャレードの14 488口 244口

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

現時点で前年比約52%のお申込みをいただいております。
発表していただける範囲の最終口数発表が出ましたので確率を計算したいと思います。

まず、前年比52パーセントという数字ですが、昨年が推定20000人、そこから1年で5パーセント程度会員数が増えていると推測します。ハープスター特需だった一昨年ほどの伸びはないと思っています。また全体の会員数が多いので1000人増えたとしても5パーセント。今年は単純に倍増して計算してみました。実際は私が出した下記の数字よりももう少し厳しい抽選になるのではと思いますが、そんなに大きな差異はないでしょう。

ただし、最優先の順位は加味しておりません。当然×の多い人が取れる確率が高いでしょう。


<母馬優先対象馬>
03番 ラドラーダの14 1026口 174口 74口 522口 最優先+母馬優先権なら確定。母馬優先権のみなら35パーセント。最優先権のみなら38パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
09番 ディアデラノビアの14 634口 50口 70口 186口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら29パーセントの当選確率。
38番 カラベルラティーナの14 924口 30口 68口 226口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら13パーセントの当選確率。
44番 シーザリオの14 408口 26口 28口 180口 
母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら95パーセントの当選確率。
56番 アマルフィターナの14 1218口 94口 122口 404口 
最優先+母馬優先権なら確定。母馬優先権のみなら87パーセント。最優先権のみなら50パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
57番 ペニーホイッスルの14 424口 22口 38口 66口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら92パーセントの当選確率。
58番 エポキシの14 1154口 46口 152口 296口 母馬優先権持ちなら確定。最優先枠なら68パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
59番 スルーレートの14 406口 4口 8口 66口 
母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
66番 ヴァイスハイトの14 404口 14口 42口 32口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら99パーセントの当選確率。
79番 ブルーメンブラットの14 628口 62口 58口 156口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら35パーセントの当選確率。


※口数は左から「総申込」「母馬優先+最優先」「母馬優先(一般)」「最優先」となります。

<母馬優先非対象馬>
01番 フラニーフロイドの14 542口 248口 最優先権なら確定。一般枠なら51パーセントの当選確率。
02番 ジンジャーパンチの14 752口 484口 最優先権なら83パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
05番 イグジビットワンの14 510口 118口 
最優先権なら確定。一般枠なら72パーセントの当選確率。
11番 キューの14 406口 122口 
最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
12番 ピューリティーの14 402口 102口 最優先権なら確定。一般枠なら99パーセントの当選確率。
15番 アドマイヤセラヴィの14 1504口 828口 
最優先権なら48パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
20番 リッチダンサーの14 742口 292口 
最優先権なら確定。一般枠なら24パーセントの当選確率。
21番 スターペスミツコの14 892口 364口 最優先権なら確定。一般枠なら7パーセントの当選確率。
28番 トキオリアリティーの14 1376口 546口 最優先権なら73パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
39番 Sweet Dreams Babyの14 564口 166口 
最優先権なら確定。一般枠なら59パーセントの当選確率。
40番 パーシステントリーの14 406口 120口 最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
41番 レーヴディマンの14 692口 408口 
最優先権なら98パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
42番 ジャッキーテーストの14 460口 208口 最優先権なら確定。一般枠なら76パーセントの当選確率。
43番 トゥザヴィクトリーの14 1490口 1092口 最優先権なら37パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
46番 リリサイドの14 2154口 1314口 
最優先権なら30パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
47番 ココシュニックの14 1232口 534口 最優先権なら75パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
48番 シェアザストーリーの14 688口 254口 
最優先権なら確定。一般枠なら34パーセントの当選確率。
49番 グレイトフィーヴァーの14 406口 124口 
最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
50番 ヒストリックスターの14 480口 216口 最優先権なら確定。一般枠なら70パーセントの当選確率。
55番 シンハリーズの14 400口 102口 
最優先権なら確定。一般枠でもほぼ確定。
65番 エルダンジュの14 436口 76口 
最優先権なら確定。一般枠なら90パーセントの当選確率。
67番 シーズアンの14 458口 100口 最優先権なら確定。一般枠なら84パーセントの当選確率。
68番 ベネディーレの14 1152口 380口 
最優先権なら確定。一般枠なら3パーセントの当選確率。
72番 カメリアローズの14 570口 140口 
最優先権なら確定。一般枠なら60パーセントの当選確率。
75番 アビラの14 1500口 920口 最優先権なら43パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
80番 メジロシャレードの14 976口 488口 最優先権なら82パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。

※口数は左から「総申込」「最優先」となります。

●ほっさん指数とは(2015年度は時間の都合で割愛)

 ほっさん指数というのは、各馬を種牡馬、母馬、母父、兄弟、生産牧場、馬体、預託厩舎、募集価格などから評価した指数であって、数字が大きくほど良い。

 私ほっさんは、募集馬を選ぶ際、この指数を最も重要視しています。

 ただし、自分でもわかっているのですが、まだまだ未完成で、例えば繁殖牝馬が高齢で繁殖適齢期を過ぎても、過去の実績を重視するので評価は高くなります。

 また、外国での実績はあまり私が詳しくない為、適当な部分があります。

●ほっさん指数上位馬(2015年度は時間の都合で割愛)

指数 募集馬名 所属 父馬 母馬 母父 兄弟 生産者 馬体 所属厩舎
3.41 チアズメッセージの12 関西 A+ A+ A− A− A+
 ほっさん指数は、父と母父、それに兄弟、厩舎の4項目は、少しポイントが高く、母、生産牧場、馬体の3項目は、少しポイント的には軽視しています。見えないファクターとして金額も加味しています。高額馬は数字に厳しく、安価な馬は加点があります。


 全体的に見て関西の馬の方が数字が高いですね。いい馬が関西に集まっている証拠だと思います。チアズメッセージの12は3.41と断トツです。全てがA評価以上。父も母も産駒も非の打ちようがありません。これでいて募集金額4000万円ということで金額面でのマイナス査定が入っているわけですから、金額面を考慮しても十分過ぎる良さということになりそうです。

 3位以下は比較的安価な馬が上位に来ています。安価で走りそうな馬。ちょうど私が狙っている馬たちがそこに名を連ねています。クリソプレーズの12は兄のGT制覇で兄弟のポイントが一気に上がり、ここまで昇ってきました。

 購入の1つの参考にしていただければと思います。

●馬体で選ぶなら(2015年度は時間の都合で割愛)

 GT6勝のエスポワールシチーと特別戦3勝で重賞5着のステップシチーを馬体で選んで成功したことから、同じ意識で馬選びをしていた私ほっさんですが、一時トモが弱かったり、気性に問題があったりと失敗の連続でした。最近は2010年産は購入5頭の内4頭が勝ち上がり、2011年産も購入2頭共勝ち上がり順調です。

 そんなこんなで今年も私論で、懲りずに今回も馬体が良く見えた馬を上げて行きます。

 最高評価の「A+」は

 次点評価の「A−」は、

●9月9日 申し込み馬 最終確定

 以下の候補に絞られました。(注)関東の一部はまだ見ていません。

27 モンプティクールの14
28 トキオリアリティの14
47 ココシュニックの14
54 マルティンスタークの14
56 アマルフィターナの14 近況観察馬だったが、売り切れ確定(T_T)
59 スルーレートの14
62 マチカネホレルナヨの14
64 フローリッドコートの14
66 ヴァイスハイトの14
67 シーズアンの14
71 マヒナの14
72 カメリアローズの14
75 アビラの14
80 メジロシャレードの14


 ここから応募状況を重ね合わせると次のようになります。

27 モンプティクールの14 一般枠で買える
28 トキオリアリティの14 最優先権なら73パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
47 ココシュニックの14 最優先権なら75パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
54 マルティンスタークの14 一般枠で買える
56 アマルフィターナの14 近況観察馬だったが、売り切れ確定(T_T)
59 スルーレートの14 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
62 マチカネホレルナヨの14 一般枠で買える
64 フローリッドコートの14 一般枠で買える
66 ヴァイスハイトの14 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら99パーセントの当選確率。
67 シーズアンの14 最優先権なら確定。一般枠なら84パーセントの当選確率。
71 マヒナの14 一般枠で買える
72 カメリアローズの14 最優先権なら確定。一般枠なら60パーセントの当選確率。
75 アビラの14 最優先権なら43パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
80 メジロシャレードの14 最優先権なら82パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。

青字は第一次募集で応募しなければ売り切れてしまう馬


 ということで、最優先で空かすのは嫌ですし、トキオリアリティの14は関東と言うこともあって、ここで撤退。メジロシャレードの14も小柄に父のジャンポケを嫌い撤退。最優先枠を使うほどではないと考える。アビラの14は想像以上の人気で、最優先枠で43パーセントなら、抽選弱い私は外れ確定だし撤退。

 最優先枠はココシュニックの14か一般では当選確率の低くなるカメリアローズの14という選択肢になるが、ココシュニックの14は一般枠では絶対に取れないことと、最優先で75パーセント程度の高確率であること、そしてお仲間さんたちも応募するということでここを最優先枠で行きたいと思います。

 一般枠は最優先枠でも欲しかったくらいの54 マルティンスタークの14は行きます。ここは購入確実でしょう。59 スルーレートの14もここで行かないと売り切れ確実ですので行きます。66 ヴァイスハイトの14は良いと思うのですが、ここまで牝馬2頭を選択しており、予算的にもきついですし、また馬体がどうかと引っ掛かるのでここで撤退しようと思います。67 シーズアンの14も全体的に良い馬だと思うのですが、同様に牝馬ばかりになることと、母の17歳の時の産駒というのがやはり引っ掛かります。正直、佐々木晶三先生のところでなければ買わない馬ですもんね。ということで、ここで他馬と比較して撤退。72 カメリアローズの14はお得感のある安価な牡馬ということで購入。

最優先希望馬枠

 47 ココシュニックの14 75パーセントの抽選

第一次募集 一般枠応募馬

 54 マルティンスタークの14 購入確実
 59 スルーレートの14 
ほぼ購入確実
 72 カメリアローズの14 
60パーセントの当選確率

近況経過観察馬

 ここからは、おそらくすぐには満口になることがないと予想される馬。

 となれば、近況報告にて育成は順調か、故障はないか、気性などは大丈夫か、成長していっているか、早期デビューはできそうか、などのファクターを注意して見て行き、良さそうなら購入。

 もちろん、残口表示が出れば、そこから早ければ2日間くらいで売り切れる可能性があるので、要注意。

27 モンプティクールの14
62 マチカネホレルナヨの14
64 フローリッドコートの14
71 マヒナの14

●9月16日発表 第一次募集最終結果

【第1次募集最終結果】
<母馬優先対象馬>
A・母馬優先枠内および最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
03.ラドラーダの14

B・母馬優先枠内および最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

C・母馬優先枠内および最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
56.アマルフィターナの14
58.エポキシの14

D・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

E・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

F・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
09.ディアデラノビアの14
79.ブルーメンブラットの14

G・母馬優先枠内および最優先希望枠内は当選、一般出資枠で抽選
38.カラベルラティーナの14
44.シーザリオの14
57.ペニーホイッスルの14
59.スルーレートの14
66.ヴァイスハイトの14

<母馬優先非対象馬>
A・最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし

B・最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
43.トゥザヴィクトリーの14
46.リリサイドの14
75.アビラの14

C・最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
02.ジンジャーパンチの14
15.アドマイヤセラヴィの14
21.スターペスミツコの14
28.トキオリアリティーの14
41.レーヴディマンの14
47.ココシュニックの14
68.ベネディーレの14
80.メジロシャレードの14

D・最優先希望枠内は当選、一般出資枠内で抽選
01.フラニーフロイドの14
05.イグジビットワンの14
11.キューの14
12.ピューリティーの14
20.リッチダンサーの14
39.Sweet Dreams Babyの14
40.パーシステントリーの14
42.ジャッキーテーストの14
48.シェアザストーリーの14
49.グレイトフィーヴァーの14
50.ヒストリックスターの14
55.シンハリーズの14
65.エルダンジュの14
67.シーズアンの14
72.カメリアローズの14


※遅延歴がある場合、この限りではありません。予めご了承ください。

以下に挙げる募集馬は、既存会員では満口とならなかったものの、新規入会者の申込口数を含めると400口(地方入厩予定馬は100口)を超えたため、新規入会者内での抽選となります。

A・既存会員は当選、新規入会者の最優先希望枠内で抽選
対象馬なし

B・既存会員は当選、新規入会者の一般出資枠内で抽選
対象馬なし

 ということで、この時点で54 マルティンスタークの14への出資が確定しました!!

 この馬、残口数は7口ということで、やはり早めに抑えておいて正解でした。

 後は75パーセントの抽選確率と思われる最優先枠の47 ココシュニックの14、一般枠で98パーセント程度の当選確率と思われる59 スルーレートの14(これを外したら悲しいぞ)、60パーセント程度の当選確率と思われる72 カメリアローズの14ですね。。



 以下、最終確定と私の抽選予想を検証します。


【第1次募集最終結果】
<母馬優先対象馬>
A・母馬優先枠内および最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選

03.ラドラーダの14
03番 ラドラーダの14 1026口 174口 74口 522口 最優先+母馬優先権なら確定。母馬優先権のみなら35パーセント。最優先権のみなら38パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
最優先枠で抽選で当たっていましたが、過去2年最優先落選の方だけでの抽選ということで×1以下の方は非抽選の落選ということですね。私は最優先枠の中身まではわかりませんでしたが、なかなか厳しい抽選になりましたね。


B・母馬優先枠内および最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
対象馬なし


C・母馬優先枠内および最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選

56.アマルフィターナの14
56番 アマルフィターナの14 1218口 94口 122口 404口 最優先+母馬優先権なら確定。母馬優先権のみなら87パーセント。最優先権のみなら50パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
これは予想通りでした。

58.エポキシの14
58番 エポキシの14 1154口 46口 152口 296口 母馬優先権持ちなら確定。最優先枠なら68パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
結果的に母馬優先権も200口を若干超えたようで抽選になったようですね。それでもかなりの高確率だと思いますが。


D・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし


E・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
対象馬なし


F・母馬優先枠内は当選、最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
09.ディアデラノビアの14
09番 ディアデラノビアの14 634口 50口 70口 186口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら29パーセントの当選確率。
結果的にグイッと最優先枠が伸びたようで一般枠までは回って来ませんでしたね。

79.ブルーメンブラットの14
79番 ブルーメンブラットの14 628口 62口 58口 156口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら35パーセントの当選確率。
結果的にグイッと最優先枠が伸びたようで一般枠までは回って来ませんでしたね。


G・母馬優先枠内および最優先希望枠内は当選、一般出資枠で抽選
38.カラベルラティーナの14
38番 カラベルラティーナの14 924口 30口 68口 226口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら13パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

44.シーザリオの14
44番 シーザリオの14 408口 26口 28口 180口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら95パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

57.ペニーホイッスルの14
57番 ペニーホイッスルの14 424口 22口 38口 66口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら92パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。


59.スルーレートの14
59番 スルーレートの14 406口 4口 8口 66口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。願わくば一般枠も抽選にならずに確定して欲しかったのですが。

66.ヴァイスハイトの14
66番 ヴァイスハイトの14 404口 14口 42口 32口 母馬優先権持ちまたは最優先権なら確定。一般枠なら99パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。


<母馬優先非対象馬>
A・最優先希望枠(過去2年最優先落選)内で抽選
対象馬なし


B・最優先希望枠(前年最優先落選)内で抽選
43.トゥザヴィクトリーの14
43番 トゥザヴィクトリーの14 1490口 1092口 最優先権なら37パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
最優先枠の中身まではわかりませんから、これは予想通りでした。ただし、実際は×のない最優先枠の方は落選決定ですね。

46.リリサイドの14
46番 リリサイドの14 2154口 1314口 最優先権なら30パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
最優先枠の中身まではわかりませんから、これは予想通りでした。ただし、実際は×のない最優先枠の方は落選決定ですね。

75.アビラの14
75番 アビラの14 1500口 920口 最優先権なら43パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
最優先枠の中身まではわかりませんから、これは予想通りでした。ただし、実際は×のない最優先枠の方は落選決定ですね。


C・最優先希望枠(前年最優先当選)内で抽選
02.ジンジャーパンチの14
02番 ジンジャーパンチの14 752口 484口 最優先権なら83パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
これは予想通りでした。

15.アドマイヤセラヴィの14
15番 アドマイヤセラヴィの14 1504口 828口 最優先権なら48パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
これは予想通りでした。

21.スターペスミツコの14
21番 スターペスミツコの14 892口 364口 最優先権なら確定。一般枠なら7パーセントの当選確率。
これは外れました。最優先枠が伸びて一般枠では抽選すらなかったですね。

28.トキオリアリティーの14
28番 トキオリアリティーの14 1376口 546口 最優先権なら73パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
これは予想通りでした。

41.レーヴディマンの14
41番 レーヴディマンの14 692口 408口 最優先権なら98パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
これは予想通りでした。

47.ココシュニックの14
47番 ココシュニックの14 1232口 534口 最優先権なら75パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
これは予想通りでした。

68.ベネディーレの14
68番 ベネディーレの14 1152口 380口 最優先権なら確定。一般枠なら3パーセントの当選確率。
これは外れました。最優先枠が伸びて一般枠では抽選すらなかったですね。

80.メジロシャレードの14
80番 メジロシャレードの14 976口 488口 最優先権なら82パーセントの当選確率。一般枠は落選決定。
これは予想通りでした。


D・最優先希望枠内は当選、一般出資枠内で抽選
01.フラニーフロイドの14
01番 フラニーフロイドの14 542口 248口 最優先権なら確定。一般枠なら51パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

05.イグジビットワンの14
05番 イグジビットワンの14 510口 118口 最優先権なら確定。一般枠なら72パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

11.キューの14
11番 キューの14 406口 122口 最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

12.ピューリティーの14
12番 ピューリティーの14 402口 102口 最優先権なら確定。一般枠なら99パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

20.リッチダンサーの14
20番 リッチダンサーの14 742口 292口 最優先権なら確定。一般枠なら24パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

39.Sweet Dreams Babyの14
39番 Sweet Dreams Babyの14 564口 166口 最優先権なら確定。一般枠なら59パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

40.パーシステントリーの14
40番 パーシステントリーの14 406口 120口 最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

42.ジャッキーテーストの14
42番 ジャッキーテーストの14 460口 208口 最優先権なら確定。一般枠なら76パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

48.シェアザストーリーの14
48番 シェアザストーリーの14 688口 254口 最優先権なら確定。一般枠なら34パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

49.グレイトフィーヴァーの14
49番 グレイトフィーヴァーの14 406口 124口 最優先権なら確定。一般枠なら98パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

50.ヒストリックスターの14
50番 ヒストリックスターの14 480口 216口 最優先権なら確定。一般枠なら70パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

55.シンハリーズの14
55番 シンハリーズの14 400口 102口 最優先権なら確定。一般枠でもほぼ確定。
これは予想通りでした。

65.エルダンジュの14
65番 エルダンジュの14 436口 76口 最優先権なら確定。一般枠なら90パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

67.シーズアンの14
67番 シーズアンの14 458口 100口 最優先権なら確定。一般枠なら84パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

72.カメリアローズの14

72番 カメリアローズの14 570口 140口 最優先権なら確定。一般枠なら60パーセントの当選確率。
これは予想通りでした。

●当サイトでお世話になっている方々の応募と結果

順番は書いていただいた順番で掲載させていただいております

シルクフェイマス様 応募

そのC社の申込みですが、完了しました!
×なし最優先
56アマルフィターナ
一般
59スルーレート
80メジロシャレード(たぶん無理ですが…)


未知の魅力でルーラーに行きました。
果たして取れるのか。
今年は3頭行こうと考えているので、外れたらまた考えます(^ω^)
最優先
アマルフィターナ

一般
ジャッキーテースト
マイティースルー

スルーレート
ヴァイスハイト
カラベルラティーナ

メジロシャレード

追加で数頭申込みました。
当初の予定を変更して4〜5頭ぐらいになりそうです。

シルクフェイマス様 結果

13.マイティースルーの14       ○
59.スルーレートの14        ○
66.ヴァイスハイトの14          ○


と、なりました(^^)

最優先は×でした。

和尚様 応募

最終の中間発表がありキャロットの出資申込み完了いたしました。
(最優先希望)
43. トゥザヴィクトリーの14
(一般出資)
38. カラベルラティーナの14
56. アマルフィターナの14
21. スターペスミツコの14
68. ベネディーレの14
65. エルダンジュの14
59. スルーレートの14
79.ブルーメンブラットの14

すべて一口です。

最優先はトゥザとアマルフィターナで迷いましたが、×1が欲しい&万が一当たっても後悔しない馬ということでトゥザにしました。
巨漢馬で脚元のリスクが常について回りますが、大駒が欲しいと言うこともあり申し込みました。恐らく×なしでは非抽選除外だと思いますが…
その他の馬は、自分がよく見えた馬に素直にいきました。
なので抽選確率等の計算もなく、落ちたら落ちたで仕方がないというスタンスです。
(殆どが人気になっていますが(笑))
これも東サラで3頭確保できているのが大きいですね♪
全滅だった場合はその時に考えます。
理想として2頭取れれば万々歳かと

タテヤマ様 応募

(最優先希望)
47. ココシュニックの14 2口
(一般)
14. マイティースルーの14 1口
54. マルティンスタークの14 1口
66. ヴァイスハイトの14 1口
72. カメリアローズの14 1口


とりあえず上記の4頭は先程申し込みました
あともう1頭出資したいのですが
マイティースルー・モンプティクール・ペニーホイッスル
の3頭のどれを選ぶかで頭を悩ませてます
予算が潤沢ならば全部行くのになぁ(爆)

毛色・クロス無し・安価・早期デビューの確率を理由に
残り1頭はマイティースルーに決めました

タテヤマ様 結果

抽選待ちだったヴァイスハイトの14とカメリアローズの14も見事当選でした

13.マイティースルーの14 シルクフェイマス様、ささわ様
47.ココシュニックの14 さんぺ〜様、ほっさん様?
54.マルティンスタークの14 ほっさん様、どん様、さんぺ〜様、ささわ様 
66.ウ゛ァイスハイトの14 シルクフェイマス様、りょうわ様
72.カメリアローズの14 ほっさん様?、ささわ様?

今回は各馬とも誰かしらとコラボしてますので
ご一緒に一喜一憂しましょう(笑)

りょうわ様 応募

(最優先)
41 レーヴディマン
(一般)
66 ヴァイスハイト
69 ウエストコースト



最優先が取れなかった場合は、10 13 71 あたりのどれかを1.5次申込するかもしれません。

66も無抽選ってことはないでしょうね。
69はまず大丈夫でしょう。

結局、今年も66・71あたりがやっぱり管理人様とかぶっちゃうんでしょうかね(笑)

りょうわ様 結果

私の結果ですが

最優先(×無し)
レーヴディマン ○
一般
ヴァイスハイト ×
ウエストコースト ○(無抽選)

となりました。
ヴァイスハイトは保護者が多いようで、外れたのは痛恨の極みです。
まあ、ウエストコーストがれいじさんとご一緒なんでよしとします。れいじさん、よろしく願います!
一発狙いたい方はご一緒にどうですか(笑)

レーヴディマンはギャンブル的要素が高いですが、クルミナルの再来を期待します。
生まれ日や体重、そして須貝厩舎。クルミナルと似てるんだよなあ(笑)

さて、最優先が当たったんで必然的に1.5次は参加の権利がありません。
もし1.5次に参加するようなことがあったら、行く馬は決めてました。10スナップショットです(母父サンデーはバカにできません)。
ということで、2次募集(電話はめんどくさいのでパソコン申込みの2次募集)まで残ってたら多分ポチります。

ルクソール様 応募

最優先 ココシュニック14 ♀ ヒデ・フジワラ
一 般 リュヌドール14 ♀ 手塚


としました。はい、ハーツ牝馬2頭です。
昨日までと言ってることが違うじゃん…という異議申し立ては受け付けます。
なんだかんだ言ってココシュニック14が厩舎以外は減点材料が少ないんですよねぇ。芦毛ちゃんはわからないのですが皆がいいと言うのだからいいんだろうなーと(他力本願)。

一般の方は最終中間の結果も考慮してますが、ストライキングヴェイル14も脚元不安点がある馬ですし、不安のある馬を2頭抱えたくないという考えでリュヌドール14の方に行きました。

票読みとしてはココシュニック14は入れ頃外し頃、リュヌドール14はまあ一般でもとれるだろう
と見ています。ココシュニック14が当たってハーツ2頭になってもOK牧場(須貝先生の口癖らしい)ですし、外れても予定通り×1取れて1.5次で狙ってる馬がいますからNo Problemという甘い考えです(笑)

ルクソール様 結果

キャロの結果
一般枠のリュヌドール14は無抽選確定。
最優先のココシュニック14ですが…

見事1.5次申し込み権を獲得しました(爆)。

tak様 応募

最優先バツ1
アビラ
一般
ポトリザリス


池江厩舎の馬を持ってみたかったので最優先で選びました。
かなりの人気で×1でも危なそうですね(^_^;)
一般は東の牡馬から選びました。
中間発表でも出ませんし様子見できたかもしれないですね。

tak様 結果

最優先
アビラ
一般
ポトリザリス


2頭供に出資が叶いました!!
バツイチ抽選となったアビラはもちろんですが
ポトリザリスも残口点灯しており今年は良い結果となりました。

2頭それぞれご一緒の方がいるのも心強いです。
よろしくお願いいたします。

cme225様 応募

今年のキャロットは、募集レベルが高く非常に困りました。
そこでほっさん様の『安価で2、3勝できる馬』の定義を思い出し、
出資方針としました。

上記にプラスして、今年のテーマは、母父ディープインパクト。
とにかくディープインパクト産駒は高くなり、手が出ません。
ディープフォルツァで思い知らされました。もうこりごりです。
でもこの血は欲しい。

それならば、ディープの血を引いた仔にするしかありません。
かといってディープブリランテ産駒は、父の現役時代にいい思い出がないせいか、
触手が伸びません。
そうなると母父ディープインパクトです。

候補に挙がったのは、
ケイティーズジェム14とエポキシ14でした。
どちらも母馬優先馬で、どちらにしようか迷いましたが、
関東馬・池上厩舎(息子)ということもあり、

最優先馬:ケイティーズジェム14

にしました。今年のキャロは、この仔の5口のみです。

最初に隠した第1希望は、ラドラーダの14でした。
でも藤沢厩舎では、手が出ませんでした。

そのほか面白いと思ったのは、ヒシシルバーメイド、カラベルラティーナでした。
ただ、前者は厩舎、後者は最初からダート狙いの馬なので最終的に除外となりました。

ローズノーブルの初仔は、ワークフォースとのこと。
母父ディープインパクトでございます。。。

cme225様 結果

本日、キャロット最優先申込馬の当選が確定しました。

ケイティーズジェムの14

どん様 応募

さて本年の1次募集、最終中間発表を見て追加検討しましたが、すでに予算オーバーなので結局見送りました。

×1最優先
トゥザヴィクトリーの14

母親優先
フェルミオンの14

一般
イグジビットワンの14
マルティンスタークの14
ブルーメンブラットの14


トゥザは×1でも抽選必至、いや抽選の土俵にすら立てない可能性もありますが行くしかないですねー。
そしてついにほっさん様との夢のコラボなるか?
結果を楽しみに待ってます。

どん様 結果

×1最優先
トゥザヴィクトリーの14 ○

母馬優先
フェルミオンの14 ○

一般
イグジビットワンの14 ○
マルティンスタークの14 ○
ブルーメンブラットの14 ×


嬉しいの一言です!

うぃすぱりんぐ様 応募

最優先バツ1 トゥザヴィクトリー。
一般 シェアザストーリー。

トゥザ、人気ですね(>_<)
一頭も取れないかも(´д`|||)
その時はハービンジャーかな〜(´・ω・`)

うぃすぱりんぐ様 結果

抽選外れました(>_<)
バツ2ゲットです(泣)

さんぺ〜様 応募

ツアーで絞った2頭からどんでん返しもなく(笑)最優先を行使しました。

×1最優先
ココシュニックの14

一般
マルティンスタークの14
メジロジョーンズの14
ブルーメンブラットの14


カタログとDVDでは最優先候補はリリサイド、ベネディーレ、ブルーメンブラットでした。
それが、ツアーでのココシュニックが、カタログでは体高はあるものの全体的に華奢だった体に幅が出てきて、牝なのに雄大に感じたんです。
これは欲しい、と一躍最優先候補に。
代わりに、イッツマインと似た香りを感じる(苦笑)ベネディーレ、産駒成績が微妙なブルーメンブラットが最優先候補から脱落。

リリサイドとココシュニックの一騎打ちです。

…が、さんぺ〜は×1を持っていてもリリサイドはハズすでしょう(泣)
今年「も」最優先をハズすのは本意ではありません。

虎の恋人→怒りの撤退! という様式美は何としても避けたいんです(いや、阪神は自前の若手を育ててくれ(苦笑))

×1最優先で確実にココシュニックの出資権利をGetします。お先に〜(爆)

一般のマルティンスタークは今年の高野師枠(笑)メジロジョーンズは成長力があると見込んで、ブルーメンブラットは柔らかい歩様と美少女ぶりに、ですね。

ま、ブルーメンはハズすでしょうから、2次では名牝の孫で初仔という未知の魅力に賭けてボルボレッタに注目です。

さんぺ〜様 結果

47 ココシュニックの14 ○ (×1最優先で16日に確定)
54 マルティンスタークの14 ○ (残口数7で16日に確定)
77 メジロジョーンズの14 ○ (残口数でず、16日に確定)
79 ブルーメンブラットの14 × (最優先での抽選のため、非抽選除外。16日に確定)


…ということで、今年は抽選はありませんでしたっ!

「さんぺ〜≒抽選ハズレ」を期待していた皆様、残念でした〜(爆)
(れいじ様 これで「≒」は2度目ですね〜(苦笑))

来年は「×」はないので、華麗なる抽選結果をお見せすることができるでしょう(謎笑)

ココシュニックのタテヤマ様(ほっさん様) マルティンスタークのほっさん様 どん様 タテヤマ様 ささわ様
皆様とコラボできて嬉しいですね〜。特にマルティンスタークはバウンス以来の大コラボではないでしょうか(抽選ハズレ氏の名を秘す(爆))
あ、メジロジョーンズには若干の空きがございますよ〜(笑)

ぶっちゃん様 応募

最優先 ジャッキーテーストの14

一般  パーシステントリーの14


愛馬をクラッシックに出走させたい思いが強くなり、昨年までの倍の予算で申し込みました。
クラッシックと言えばディープ! 単純な発想で2頭の選択でございます。
目指せ 500万クラスの常連からの脱却

れいじ様 応募

昨年は日々の相馬鍛錬によって秘技『キムテツ総流し』を編み出したわけですが、
今年はそれをはるかに凌ぐ凄い新技を会得しましたので披露致します。
ディープインパクトの貴重な血を解き放つその技の名は、

キャロ究極秘奥儀『ディープブリランテ総流し』!!!!!

ウハハハハー!
どうですか!これはスゴイですぞ!
凄すぎて危ないので真似してはいけませんぞ、まじ危険!

【最優先】
ポトリザリス(ブリランテ)

【一般】
ポロンナルワ(ブリランテ)
スルーレート(ブリランテ)

更に秘孔封じの意味合いも込めて
ウエストコースト(ダノンシャンティ)


応募状況的にはスルーレートに最優先が得策かと思いつつも、
今年はポトリに3口勝負しましたので気合を示す意味での最優先指名です(笑)

れいじHDはこちらに集う皆様とはなぜか出資馬が殆どかぶらない傾向があるのですが、
今年はお仲間がいそうで嬉しいです。
落選の可能性もありますが管理人様とはスルーレートでどんぐり坊や以来6年振りのランデブーになりそうですね。

普通なら即却下対象の母ポトリザリス19歳、優秀な繁殖の晩年の1発にかけてみます。
夢見るのはアンライバルド、そしてキズナ。
この子はそれくらい魅力に溢れてますね。

えっ、なになに?
総流しには足りてないですと?
うーん・・・あとは牝馬だし・・・余裕で様子見できそうですし(笑)

結局4頭もポチっちゃいました(汗)。

れいじ様 結果

ポトリザリス14(最優先)
ウエストコースト14
ポロンナルワ14

上記3頭は無風区につきモチロン出資確定。

唯一の抽選対象スルーレート14は・・・落選でしたー。
途中経過で一般でも確実だったポトリよりもスルーレートを最優先にする戦術もありましたが、
プライオリティ順がポトリザリス→ウエストコースト→ポロンナルワ→スルーレートでしたので、この結果に特に文句は言えません。
相変わらず求めているのは安定感ではなく一発感です(笑)

管理人様とのどんぐり坊や以来のランデブーは成らず、またの機会に是非!

いつもは出資お仲間がな殆どいない我がれいじHDですが、
今年はウエストコーストでりょうわ様とご一緒のようで有難いことです(^^)v
確か、りょうわ様はハープにも1次申し込みをされてたと記憶しておりますし(抽選結果には触れません・汗)、
今年も最優先がレーヴでしたし私の好きなソニンク系にも申込まれていたようですので、お馬の好みが似ている方かもしれませんね。


なんだかんだ言って馬体の見方なども『良い悪い』ではなく実は『好み』に左右されますので、たぶんりょうわ様とは似ていると思います。
今回ディープで1頭選べと言われたら、1位フラニー、2位レーヴという感じでしたしね。
(共にウチの募集価格4000万以内の規定オーバーで行けませんでしたけども)
レーウは体の成長のリスクはありますが1つ上の全兄も2歳夏以降でぐっと良くなってきているらしいですよ。
なんたって牝系は抜群!このファミリーラインからはいつクラシック馬が出てもおかしくないです。
全兄妹共に今後をかなり楽しみにしています。

ささわ様 応募

なんのどんでん返しもなくて・・・
2年めですし、1頭でも多く勝ちあがってほしいの一言です
ほっさん様、みなさまのいい馬を選んだつもりです
出資申込(最優先希望)
20. リッチダンサーの14
その他の出資申込(順不同)
03. ラドラーダの14
13. マイティースルーの14
54. マルティンスタークの14
72. カメリアローズの14

頭文字をとって、”リラママカ”としておきます

ささわ様 結果

2015年度1歳馬 第1次募集結果がきました。
 3.ラドラーダの14    ×
13.マイティースルーの14 ○
20.リッチダンサーの14  ○
54.マルティンスタークの14 ○
72.カメリアローズの14   ○

頭文字をとって、”マイリッチマルカメ”としておきます
みなさま、ほっさん様、タテヤマ様、どん様、さんぺ〜様、シルクフェイマス様、松嶋屋様、
よろしくお願いいたします

ボニオ様 応募

最優先(×1)
 エポキシ
一般
 ペニーホイッスル
 フォルテピアノ

松嶋屋様 応募

 私はバツ1を持っているので、今年は希望の馬に出資しやすくなるだろうと高を括っていました。
 しかし中間発表が出た段階で、私の第一希望の馬はバツ1でも当選確率がかなり低いと判断し、
 急遽方針変更しました。



 最優先(バツ1あり)
  リッチダンサーの14

 一般
  シーザリオの14


 2年連続で最優先落選は嫌だったので、一か八かの賭けに出るのは止めて
 当選できそうなところから選びました。
 でもシーザリオの14の方はあえて最優先にせず、運を天に任せてみました。
 ご縁があれば、一般でも当選の可能性はあるのではと思ってます。


 それでは、皆様良い馬に出資出来ます様に。

松嶋屋様 結果

私は、
 リッチダンサーの14のみの出資となりました。
 さすがに1頭では寂しいので、他クラブで補充します。

雲雀様 結果

キャロ馬の抽選結果
ベネディーレが抽選通りました
相変わらず、ご一緒の方が乏しい
独自路線の雲雀軍団ですが
よろしくお願いいたします

シオン様 結果

アビラの14      当選
キューの14     当選

キャロットのみですので二頭の出資になりました。
宜しくお願いいたします。

金太郎様 結果

今年の、キャロットの出資馬確定しました。

ジャッキーテースト ○
スルーレート    ○
マチカネホレルナヨ ○


バランスよく購入出来て満足です。

Nashwan様 結果

母優先一般のエポキシと最後まで迷った結果一般で申し込んだシーザリオの14が
当選、無抽選で確定してたラクカラチャの14と合わせて3頭になりました。
しかし、×1最優先で申し込んだトゥザヴィクトリーの14が外れたのが
悲しい。

●私ほっさんの抽選結果

この度は2015年度1歳馬 第1次募集にお申込みいただきありがとうございました。
第1次募集における出資申込結果を以下の通り、ご案内いたします。

47.ココシュニックの14            1口   分割   ×    
54.マルティンスタークの14          1口   分割   ○    
59.スルーレートの14             1口   分割   ×    
72.カメリアローズの14            1口   分割   ○    


 ということで、72 カメリアローズの14は当選するも、2頭に落選(T_T)。かなりの確率で獲れると思っていたスルーレートの14の落選はショックですね。

●1.5次募集について

1.5次募集終了時での応募数

募集馬名 1次募集終了時 1.5次募集終了時 2次募集初日終了時
フラニーフロイドの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ジンジャーパンチの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
ラドラーダの14 母馬優先権+最優先枠(×2)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
リュヌドールの14 99口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
イグジビットワンの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
メジロダーリングの14 47口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
ラクカラチャの14 47口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
シーズンズベストの14 147口 2次7日以内で満口
ディアデラノビアの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
10 スナップショットの14 121口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
11 キューの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
12 ピューリティーの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
13 マイティースルーの14 61口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
14 ヒシシルバーメイドの14 122口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
15 アドマイヤセラヴィの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
16 クレヨンルージュの14 87口 2次募集初日で満口
17 ポトリザリスの14 137口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
20 リッチダンサーの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
21 スターペスミツコの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
23 ポルポレッタの14 150口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
25 フェルミオンの14 113口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
26 フォルテピアノの14 150口 2次5日以内で満口
27 モンプティクールの14 2次5日以内で満口
28 トキオリアリティの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
29 カドリーユの14 126口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
31 グリッターカーラの14 138口 2次5日以内で満口
33 ケイティーズジェムの14 108口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
36 クリンゲルベルガーの14 96口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
38 カラベルラティーナの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
39 Sweet Dreams Babyの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
40 パーシステントリーの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
41 レーヴディマンの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
42 ジャッキーテーストの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
43 トゥザヴィクトリーの14 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
44 シーザリオの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
45 データの14 108口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
46 リリサイドの14 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
47 ココシュニックの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
48 シェアザストーリーの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
49 グレイトフィーヴァーの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
50 ヒストリックスターの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
51 リーチコンセンサスの14 144口
52 パーフェクトジョイの14 90口 2次募集初日で満口
54 マルティンスタークの14 7口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
55 シンハリーズの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
56 アマルフィターナの14 母馬優先権+最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
57 ペニーホイッスルの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
58 エポキシの14 母馬優先権+最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
59 スルーレートの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
60 ポロンナルワの14 148口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
61 ハルーワソングの14 149口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
62 マチカネホレルナヨの14 36口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
63 ヴァリアントレディの14 65口 2次募集初日で満口
65 エルダンジュの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
66 ヴァイスハイトの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
67 シーズアンの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
68 ベネディーレの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
69 ウエスタンコーストの14 48口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
71 マヒナの14 99口 1.5次募集で満口 1.5次募集で満口
72 カメリアローズの14 一般枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
73 ラフィントレイルの14 2次7日以内で満口
75 アビラの14 最優先枠(×1)で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
77 メジロジョーンズの14 109口 2次募集初日で満口
79 ブルーメンブラットの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
80 メジロシャレードの14 最優先枠で抽選 1次募集で満口 1次募集で満口
82 ロンダドールの14 2次5日以内で満口

 以下が私の今回の購入予定馬でした。

27 モンプティクールの14
28 トキオリアリティの14
47 ココシュニックの14
54 マルティンスタークの14
56 アマルフィターナの14 近況観察馬だったが、売り切れ確定(T_T)
59 スルーレートの14
62 マチカネホレルナヨの14
64 フローリッドコートの14
66 ヴァイスハイトの14
67 シーズアンの14
71 マヒナの14
72 カメリアローズの14
75 アビラの14
80 メジロシャレードの14

 ここから第一次募集で満口になった馬を消去すると次の通りになります。

27 モンプティクールの14
54 マルティンスタークの14 残7口
62 マチカネホレルナヨの14 残36口
64 フローリッドコートの14
71 マヒナの14 残99口

 この中で54 マルティンスタークの14はすでに購入しておりますし、残口の出ていない馬は後回しにできますから、1.5次は次の2頭で応募しようと思います。


62 マチカネホレルナヨの14 残36口
71 マヒナの14 残99口

●1.5次募集、私ほっさんの抽選結果

この度は2015年度1歳馬 1.5次募集にお申込みいただきありがとうございました。
1.5次募集における出資申込結果を以下の通り、ご案内いたします。

62.マチカネホレルナヨの14          1口   分割   ×    
71.マヒナの14                1口   分割   ○    
 ということで、71 マヒナの14は当選するも、当然の如く当選確率の低かった62 マチカネホレルナヨの14は落選(T_T)。1.5次で売り切れたマヒナの14をゲットできただけでもヨシとしましょう。

 それにしてもキャロットクラブの売れ方は異常ですね。2次募集なんてほとんど余ってないし・・・。年内には全馬満口になるでしょうね。

●2次募集について

 3頭ゲットできたので買いません。
2015年8月31日立ち上げ 9月1日、2日、6日、7日、8日、9日、11日、16日、18日、25日、28日、10月3日加筆

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