以下は4月16日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告です。
16日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週は追ってジリッぽいところを見せてしまいましたが、内容としては悪くありませんでしたし、使いつつトモがしっかりしてくればあとひと押しがきくようになると思います。レース後は疲れた様子は見せておらずダメージは少なそうですが、優先出走権がない状況ですので、少し間を空けるために放牧に出させていただきます」(友道師)
ということで、我らが愛馬ジェットブラックは優先権が取れず、節を空ける必要があるということで4月16日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。
どのみち急いでも、まだトモが緩く同じ結果になりそうですし、時間をかけながら成長を待つしかないでしょうね。次こそは掲示板に載って欲しいですね。前走の走りがまずまずでしたので、次もダートでしょうね。
以下は5月16日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告です。
16日にNF天栄へ向けて移動しました。タイミングを見てNF空港へ移動する予定です。「本日、北海道に向けて移動することになりました。ソエを含めてケアを行いながら調整を行い、北海道シリーズでの出走ならびに勝ち上がりを目指していければと思います」(NFしがらき担当者)
ということで、未勝利軍団最後の決戦地・北海道へ向かうと言うことです。昨年は愛馬デスティニーシチーが北海道から無事に帰還しましたが、如何せんそんなに高確率ではないんですよね。ちゃんと勝って戻って来て欲しいですね。
取りあえず5月16日にノーザンファーム天栄へ向けて移動を開始しました。
5月20日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告によりますと、我らが愛馬ジェットブラックは5月19日、ノーザンファーム空港牧場に到着したということです。
さあ出来るだけ出走態勢を早く整えて、1戦でも多く走りたいですね。とにかく目標はまず掲示板ですね。
4月16日から放牧に出されている我らが愛馬ジェットブラックですが、7月9日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告によりますと、今週末に競馬場へ移動予定ということです。
このタイミングですとすでに函館開催には間に合いませんから、7節ある札幌開催での勝負ということになりますが、優先権を逃すと3走ほどしかできそうにありませんねえ。その少ないチャンスを活かして勝ち上がって欲しいですが、帰厩が延びたように、相変わらず万全の状態ではありません。やはり晩生の血統で、なかなか馬がパンとなってきませんねぇ。購入時からわかっていたこととはいえ、この時期までこんな状態で来てしまいました。
ただ、過去3戦も未勝利クラスなら上位の走りですし、以前よりもこの時期は相手も軽くなります。とにかく僅差でもなんでもいいので勝ち上がって欲しいですね。
今週末に帰厩予定と発表されていた崖っぷちの3歳未勝利馬ジェットブラックですが、予定通り7月12日に函館競馬場に入場しました。ただ、函館開催にはもう間に合いませんから、札幌まで輸送しての出走となりそうです。札幌競馬場に入れてくれる方がより有り難かったですが・・・。
とにかく残された時間で勝ち上がり本州に戻ってきて欲しいですね。ただ、今回の帰厩にしても時間がないので戻した感は否めず、仕上がりには疑問符がつきます。こんな状態で果たして勝てるのか心配です。1つ勝てるのなら、いずれパンとすれば2つ3つは勝ってくれると思うのですが。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カシマブレイン | 7/27 未勝利 | 札幌ダ1700 | 10 | 9 | 9 | 10 | 11 | 4 | |||
ガルグイユ | 小崎綾也 | 5/25 未勝利 | 新潟ダ1800 | 6 | 4 | 4 | 6 | 2 | 6 | ||
ケイボルケーノ | 黛弘人 | 3/21 未勝利 | 中山ダ1800 | 8 | 7 | 12 | 5 | ||||
優 | ゲンパチケンザン | 松岡正海 | 7/20 未勝利 | 函館ダ1700 | 2 | 3 | 4 | 13 | 11 | 10 | |
優 | サンアナハイム | 7/27 未勝利 | 札幌ダ1700 | 5 | 5 | 5 | 6 | 8 | 9 | ||
ジェットブラック | 藤岡康太 | 4/13 未勝利 | 阪神ダ1800 | 6 | 5 | 12 | 6 | B− | |||
スズカルーブル | 長岡禎仁 | 7/27 未勝利 | 札幌ダ1700 | 8 | 3 | 3 | 4 | 4 | 11 | ||
初 | スペースクルーズ | 福永祐一 | 初出走 | ||||||||
セントコロナ | 7/27 未勝利 | 札幌ダ1700 | 7 | 2 | 11 | 3 | 12 | 5 | |||
テイエムトッピモン | 田中博康 | 7/19 未勝利 | 函館ダ1000 | 6 | 7 | 11 | 12 | 11 | 7 | ||
優 | プレヴァン | 小崎綾也 | 7/20 未勝利 | 函館ダ1700 | 3 | 1 | 3 | 5 | 3 | 5 | |
優 | マコトヴォカシオン | 7/26 未勝利 | 札幌ダ1700 | 4 | 2 | 6 | 3 | 8 | 13 | ||
メローワイン | 7/26 未勝利 | 札幌ダ1700 | 7 | 3 | 4 | 7 | 2 | 11 |
表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート13頭のところに現在13頭出馬想定されています。土曜日のレースと両睨みでしたが、想定段階では日曜日のレースだけです。土曜日の4Rは藤岡康太騎手は池江泰寿厩舎の馬に乗りますから、もうこのレースで確定でしょう。
ジェットブラックは出走間隔が空いていますから、出走は確実です。
前走前 4月9日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
1回
川須栄彦
4F 53.4
3F 38.9
2F 25.4
1F 12.9
エスケイキング(3歳未勝利)末一杯を0.6秒追走同入
7月16日 函館ウッドチップ 良馬場 強めに追う
藤岡康太
5F 73.2
4F 57.0
3F 41.6
1F 12.6[9]
マイフリヴァ(3歳未勝利)馬なりの外を0.9秒先行同入
7月23日 函館ウッドチップ 重馬場 強めに追う
助手
4F 56.1
3F 40.5
1F 12.4[8]
アドマイヤネアルコ(古馬1000万下)強めの外を0.4秒先行0.2秒先着
7月27日 函館ウッドチップ 重馬場 馬なり余力
助手
4F 60.6
3F 44.4
1F 13.4[6]
7月30日 函館ウッドチップ 良馬場 強めに追う
助手
5F 72.5
4F 55.8
3F 40.4
1F 12.9[8]
アドマイヤバラード(古馬1600万下)馬なりの外を1.1秒先行0.2秒遅れ
7月16日、デビューまで調教をつけてくれていた藤岡康太騎手にまた調教をつけて貰っています。3歳未勝利馬と併せて、こちらは体重の軽いジョッキーで同入ですか・・・。いやはや良い動きとはとても言えないですね。もっとも、今週がレースではないのでまだ良いのですが・・・。競馬ブックでも”前向きさに欠け”と厳しい評価をいただいております。
以下は7月17日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告です。
「先週末に函館へ入厩し、その後は順調に乗り出しています。水曜日はさっそくウッドコースで追い切りましたが、まだちょっと動きは重いように感じました。栗東でも乗ってもらっていた藤岡康太騎手にお願いして調教にも跨ってもらいましたが、多少緩い感じはすると話していました。今のところは札幌2週目を目標に、しっかりと乗り込んでいく予定です」(大江助手)8月2日もしくは3日の札幌競馬(3歳未勝利・ダ1700m)に藤岡康騎手で出走を予定しています。
ということで、やはり時間的な制限による無理矢理入厩で緩い状態のようです。これでは力を出すことはできません。正直厳しい状態ですね。
次走予定が発表されました。8月2日 札幌4R 3歳未勝利 ダート1700mか8月3日 札幌3R 3歳未勝利 ダート1700mのいずれかに藤岡康太騎手でということです。今これだけ緩いものが、8月のアタマでパンとするかと言えばあり得ないと思いますが、とにかく最低でも掲示板は確保して欲しいですね。現状ですと、それも厳しそうですが・・・。
7月23日、格上馬と併せられ、ある程度のハンデは貰っていましたが、先着しました。終いの時計も上々で先週とは一変して動きが良くなって来たようです。競馬ブックでも”気合い乗る”と良い評価をいただいております。このまま良い状態でレースを迎えて欲しいですね。
以下は7月24日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告です。
「水曜日はウッドコースで併せて追い切りました。先週までに比べるとだいぶ動きにもキレが出てきましたし、動ける態勢はできてきました。まだ緩さがあるのは否めませんが、久々ということもありますし、しっかりと乗りながら良化を促していきたいですね。スパッと切れるところはまだありませんが、しぶとさはあるので、この条件で勝ち切ってもらいたいところです」(友道師)8月2日もしくは3日の札幌競馬(3歳未勝利・ダ1700m)に藤岡康騎手で出走を予定しています。
ということで、確かに先週よりもだれが見ても動きは良くなりましたね。それでも緩さがあるのは否めないと友道康夫先生も正直です。この状態で勝てるようなら、パンとすれば2、3勝と思うのですが、まず最初の1勝が一番難しそうですね。購入時からわかっていたことですが・・・。
7月27日、終い重点で追い切られました。本当にスパッと切れる馬ではないですねぇ。それでもレースでも伸びずバテずで渋太いので、早めの抜けだしから凌ぎきって欲しいですね。水曜日はもう少し良い動きを見せて欲しいですね。
7月30日、準オープンの相手に1.1秒ものハンデを貰い、同入を目指しましたが0.2秒遅れを取りました。まだ緩さは否めませんが徐々に良くなって来ているのはわかります。まずは今回掲示板をしっかりと確保して2走目が勝負のような気がします。ただ、この中途半端な状態で掲示板を確保できるのかと言うと、何ともわからないですね。
私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。決して良い動きとは言えませんが、本数はこなしていますし、今回も遅れたとはいえ相手ははるかに格上馬です。飛び抜けて悪い状態でもないと思います。
競馬ブックでは”遅れも良化中”、デイリー馬三郎では”仕上がるもC”です。
以下は7月31日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告です。
「水曜日はウッドコースで追い切りました。併せて5ハロン72秒台、ラスト1ハロン12秒9とビッシリやっていない割にはしっかりと時計は出ていますね。入厩当初の緩さに比べると、攻めを重ねて動きもだいぶ良くなってきました。ただ、本当に体に芯が入るまでにはもう少し時間がかかりそう。そういう意味でも一度使ってからかなという気はしますが、素質はある馬ですから、小回りコースでうまく先行力を活かしてくれればいい競馬ができると思います」(大江助手)8月3日の札幌競馬(3歳未勝利・ダ1700m)に藤岡康騎手で出走いたします。
ということで大江助手も正直にデキはイマイチとおっしゃってくれています。この方が負けた時に安心ですよね。私も今回勝ち負けまではできないと思っていますが、万全の状態で負けるのと、緩い状態で負けるのとではわけが違います。逆にこれで勝てたら凄い馬になるでしょう。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
増 | イクラトロ | 中谷雄太 | 7/20 未勝利 | 函館ダ1700 | 4 | 7 | 15 | 9 | 11 | ||
増 | エングロウス | 田中博康 | 7/06 未勝利 | 中京ダ1400 | 8 | 9 | 7 | 8 | 4 | 7 | |
カシマブレイン | 菅原隆一 | 7/27 未勝利 | 札幌ダ1700 | 10 | 9 | 9 | 10 | 11 | 4 | ||
ガルグイユ | 小崎綾也 | 5/25 未勝利 | 新潟ダ1800 | 6 | 4 | 4 | 6 | 2 | 6 | ||
増 | カンファーボス | 城戸義政 | 5/31 未勝利 | 京都ダ1800 | 14 | 10 | |||||
ケイボルケーノ | 黛弘人 | 3/21 未勝利 | 中山ダ1800 | 8 | 7 | 12 | 5 | ||||
優 | サンアナハイム | 松岡正海 | 7/27 未勝利 | 札幌ダ1700 | 5 | 5 | 5 | 6 | 8 | 9 | |
ジェットブラック | 藤岡康太 | 4/13 未勝利 | 阪神ダ1800 | 6 | 5 | 12 | 6 | B− | |||
増 | シャイニーパレス | 菱田裕二 | 6/08 未勝利 | 東京ダ2100 | 13 | 9 | 11 | ||||
増 | トーアイタダキ | 勝浦正樹 | 7/26 未勝利 | 札幌ダ1700 | 6 | 7 | 6 | 3 | 9 | 10 | |
増 | フィラーレ | 松田大作 | 7/19 未勝利 | 函館芝2000 | 11 | 14 | |||||
増 | ベストタイム | 津村明秀 | 7/20 未勝利 | 函館ダ1700 | 7 | 12 | 12 | 11 | |||
増 | マッチレスヒーロー | 柴山雄一 | 7/19 未勝利 | 函館ダ1700 | 2 | 7 | 5 | 8 | 4 | 6 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり
スズカルーブルという少し厄介そうな馬が非当選除外になりました。
スタート地点は正面スタンド前右。最初のコーナーまでは約240m。中距離戦と言えども前半から激しい攻防。スタート後の500mがかなり速い。
コーナーのカーブが緩いオール平坦コースらしく、1〜2コーナーのカーブでも速度が落ちにくく、1ハロン11秒台を切るラップを刻むこともある。
向正面に入り、そのあとゴールまでも一定の速いペースで推移。平均の勝ち時計が速く、高速決着に対応できるスピードタイプの馬でないと苦しい。
脚質は番手につけられる先行馬が最も有利。逃げ馬も悪くない。差し馬はコーナーでマクり、4コーナー出口までに好位に押し上げられるタイプでないとなかなか勝てない。
枠順の有利・不利はほとんどない。
血統的にはヘイルトゥリーズン系が非常に強い。サンデーサイレンスやブライアンズタイムはもちろんだが、息子のバブルガムフェロー、マヤノトップガンが狙い目。連対率に加え、回収率も高い。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 先行 ポイント 高速決着への対応、血統 種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、アフリート 連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、武幸四郎、藤田伸二、四位洋文 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳未勝利 1分48秒0 1分47秒5 1分47秒1 1分46秒7 古馬500万 1分46秒7 1分46秒1 1分46秒0 1分44秒9 古馬1000万 1分45秒4 1分45秒0 1分44秒4 古馬1600万 1分45秒2 1分45秒1 1分43秒7 1分45秒3 古馬オープン 1分43秒7 1分44秒4 1分42秒8
今回のジェットブラックの鞍上はデビュー前にジェットブラックを任されていた藤岡康太騎手です。ジェットブラックをよく知る騎手ですし頼もしいですね。
ただ、デビュー戦も馬の緩さもありますが、鞍上が動かし切れなかったことも事実ですし、まだ藤岡康太騎手は頼りない面も少なからずあります。
今年の年初には愛馬マデイラに2度騎乗していただきました。1000万クラスでしたが2着と6着。その後川田将雅騎手で1000万クラスを勝ち、浜中俊騎手で1600万クラスを勝ったことからもやはり馬の力を出し切れていないことがわかります。
昨年の7月にはこれまた難しい愛馬プリュムに騎乗。1000万クラスでも3着4着と実績のある馬でしたから、1番人気に支持されますが、11着と上手くコントロールすることができませんでした。
制御の比較的簡単な馬であれば人気薄を上位に持って来てくれたりもしますが、まだまだ乗りこなせない場合も多く、難しい馬の宝庫である我が軍団としてはどうかな?という騎手です。兄の藤岡佑介騎手は逆に馬の制御が物凄く上手なんですよね。
私ほっさん愛馬への騎乗は実に今回が13回目となります。昔は5番人気のステップシチーを2着に持ってきていただいたり、9番人気のチャーミングシチーを2着に持ってきていただいたりと、私が事前の追い切りが良く、走ると思った時にはきちんと結果を残してくれる騎手ですが、そこから3年経ちましたが、そんなに大きく技術レベルが向上しているとは思えません。しかし、今年は成績も例年よりもいいですし期待したいですね。
2014年7月31日現在、JRA通算267勝、GT1勝(2009年 NHKマイルカップ ジョーカプチーノ)、重賞10勝。勝率6.6パーセント、連対率13.0パーセントと若干低いが、少しずつその数字は上昇している。
昨年(2013年)は47勝。勝率7.8パーセント、連対率14.1パーセントと生涯成績を大きく上回る活躍。本年(2014年)もここまで34勝、勝率8.7パーセント、連対率14.8パーセントと通算成績を大きく上回っている。
特に2011年1月のジョーカプチーノでのシルクロードステークス GVが印象的で、圧倒的1番人気に支持された逃げ馬である同馬が逃げ切れずに後方になったがジタバタせずに腹を括って直線勝負に賭け、32秒6の素晴らしい末脚を繰り出して圧勝。こういった思い切った騎乗も大変評価できる。
藤岡 康太(ふじおか こうた)は1988年12月19日生まれ25歳、日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している8年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持したが、障害免許は一度も騎乗することなく返上している。現在はフリー。
父は栗東所属の調教師の藤岡健一、兄の藤岡佑介もJRA所属の騎手。趣味は音楽鑑賞。座右の銘は「向上心」。
2004年、4月にJRA競馬学校騎手課程23期生として入学。同期には浜中俊、宮崎北斗、丸田恭介らがいる。
2007年、2月に競馬学校を卒業し騎手免許取得。卒業式後の祝賀会では「元気いっぱいで賞」を受賞。
3月3日の中京第1競走でヤマニンプロローグに騎乗して勝利し、史上42人目のJRA初騎乗初勝利を挙げた。同馬は、かつて兄の佑介が騎乗していたが2着が最高だった。また、この日の騎乗回数8回は1996年の福永祐一、1997年の武幸四郎と並ぶデビュー日最多騎乗回数タイ記録となっている。
11月25日に中京第9競走のレース中に最後の直線走路で急に内側に斜行し他馬の走行を妨害したために1位入線から7着に降着となり12月1日から9日までの開催日4日間、騎手免許取得以来初の騎乗停止となった。
初年度は24勝で同期の中では最も勝ち鞍を挙げている(2位は浜中俊の20勝)。
2008年、4月27日福島第3競走でゴールデンストームに騎乗しレース中の2周目4コーナーで前の馬に触れて馬が転倒して落馬した。その後の診察の結果、右鎖骨骨折、右肩挫傷、右肘挫傷、左肋骨挫傷、腹部挫傷と診断され、騎手免許取得以来初の落馬骨折を経験した。しかし、年間37勝を挙げた。
2009年、ファルコンステークスをジョーカプチーノに騎乗して制し、重賞競走初勝利を挙げた。さらに同馬で5月10日のNHKマイルカップを制し、GT競走初勝利を挙げた(10番人気)。20歳4か月22日でのGT勝利はグレード制導入後では10番目のスピード記録。なお、兄・佑介よりも早いGT制覇となった。
8月8日、オーストラリアのフレミントン競馬場にて行われた「アジアヤングガンズチャレンジ」に日本代表として出場し、35ポイントを獲得して優勝した。
2010年、2月7日の中京第9競走でJRA通算100勝を達成。
3月26日の早朝に胸の痛みを訴え、救急車で病院に搬送される。肺気腫(後の報道では自然気胸)と診断され、この週の騎乗予定をすべて取り止めて以後休養に入り、3月31日に手術。4月10日にいったん復帰したが、4月21日に再手術することになり、4月11日以降、再び休養に入る。5月25日から調教に参加し、6月5日に復帰した。復帰後の6月にマーメイドS GVを勝っている。
2011年9月18日に持病の自然気胸が再発したため騎乗を取り止め、10月23日から11月29日まで治療のため静養していた。
2013年2月27日フリーに転身。5月18日、新潟12R五泉特別をノーブリーで制し、JRA通算200勝を達成した。
「センスや技術はひと息。レースの流れにうまく乗れないケースが目立ち、追いは腕を前に投げる感じで馬に力が伝わっていない。考えて騎乗しているので時にハマる。折り合いをつけようと丁寧に乗っている点はポイントが高く、レース展開を読んでソツなく適度なポジションにつけてくる。揉まれてタイトな競馬になると弱くて、内をこじ開ける勝ち方はあまり見られない。2011年はジョーカプチーノとシルクフォーチュンで追い込んで重賞を勝った。1番人気馬では通算で[41・31・20・60]の連対率.474。2010年8月29日の阿蘇S(小倉)では力のあるインパルコの鞍が回ってきた。単勝170円の支持を受けながらズブい同馬を動かし切れずに3着に敗れている。単勝高配当は10700円と10030円がある。父である藤岡健一厩舎では兄の佑介と半々で任されていて、他は所属の宮徹厩舎。全キャリアで2着と3着が多い。記者の取材に丁寧に答えてくれるのでコメントの信頼性は高い。」(2012年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)
ほっさん愛馬での成績 (12戦0勝)
2007年 3月11日 ダンシングシチー 3歳未勝利 中京芝1800m 15着/13番人気
2007年10月14日 ステップシチー 500万下 京都芝2400m 2着/5番人気
2008年 7月26日 グレイスシチー 3歳未勝利 小倉ダ1000m 9着/4番人気
2008年 8月16日 グレイスシチー 3歳未勝利 小倉ダ1000m 6着/7番人気
2010年 3月14日 チャーミングシチー 500万下 中京ダ1700m 2着/9番人気
2011年 3月 6日 クリンゲルベルガー 500万下 小倉ダ1000m 7着/10番人気
2012年 2月18日 マデイラ 500万下 京都芝1600m 12着/6番人気
2012年 5月27日 フランベルジェ 3歳500万下 京都芝1600m 12着/11番人気
2013年 7月28日 プリュム 500万下 小倉ダ1700m 11着/1番人気
2013年11月 3日 ジェットブラック 2歳新馬 京都芝1800m 6着/2番人気
2014年 1月26日 マデイラ 北大路特別 1000万下 京都芝2000m 2着/5番人気
2014年 2月 9日 マデイラ 壇之浦特別 1000万下 小倉芝2000m 6着/3番人気
愛馬チャーミングシチーと藤岡康太騎手。2010年3月14日。9番人気2着。
競馬ブック
見解
「マッチレスヒーローは一戦毎にレースを覚えているようで、着順、内容ともに良化。ブリンカーで集中すれば勝機。前走離されたが内容は濃かったイクラトロ、フィラーレも初戦はひと息だが、攻めや血統的にダートで一変警戒。サンアナハイムもスムーズなら圏内に。」
短評は「大駆警戒」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 橋本篤 高柳利 井尻恵 CPU トーアイタダキ △ △△ 穴 マッチレスヒーロー ◎ ◎ △△ ◎ カシマブレイン 穴 サンアナハイム △ ○ △ △ イクラトロ ○ △ ▲ ジェットブラック ▲ △△ ガルグイユ △△ △ ○ ○ フィラーレ ▲ ▲ ケイボルケーノ ◎
あとは無印
予想オッズ
以下34倍以上省略
馬名 予想オッズ マッチレスヒーロー 2.7 サンアナハイム 5.6 イクラトロ 6.1 ジェットブラック 7.3 フィラーレ 7.8 ケイボルケーノ 7.8 ガルグイユ 7.9 トーアイタダキ 18.3
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 ジェットブラック 64 61 59 64 マッチレスヒーロー 73 60 61 73 サンアナハイム 75 56 60 64 イクラトロ 58 57 51 58 フィラーレ 57 57 ケイボルケーノ 60 60 55 51
デイリー馬三郎
本紙の見解
「強い勝ち馬を追い掛けた分、直線で脚が上がった◎イクラトロだが、初ダートの内容としては上々。ビシッと競馬をしたことで変わり身も見込めるだけに、前走以上を期待する。前走でシャドーロールの効果が見られた○が相手。〈城谷〉」
◎ イクラトロ
○ マッチレスヒーロー
▲ サンアナハイム
× ジェットブラック
☆ ガルグイユ
△ トーアイタダキ
△ カシマブレイン
ジェットブラックは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、▲(3番手評価) 2記者、×(4番手評価) 5記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 3記者、無印 0記者。
ジェットブラック(6着)
「まだ手先だけで走っている感じでした。体の使い方が良くなれば、もっとやれると思います。」(戸崎圭太騎手・競馬ブック)
「背中の感触はとてもいいのですが、まだ体を上手く使いきれていないというか、手先だけで走っている感じでした。道中の位置取りは勝ち馬とほぼ同じでしたし、手応え自体も良かったものの、その分ギアが上がらず伸びきることができませんでした。まだまだ若さを感じさせますし、これから使いつつ良くなっていく余地は十分あると思います」(戸崎圭太騎手・キャロットクラブ公式HP)
「直線半ばまでは勝ち負けと思ったのですが、追い出してからの伸びがもうひとつ。芝でもダートでも、同じような感じになってしまいますね。まだトモが甘い分、こういう走りになるのでしょう。ダート自体は対応してくれていますし、着差もわずかですから、使いながら体がパンとしてくるのを待ちたいですね」(友道康夫調教師・キャロットクラブ公式HP)
「勝ち馬の後ろで3番手。4角手前で勝ち馬がスパートした時も離されずに追走。しかし、直線半ばで振り切られてしまい、そこからジリジリと後退。」(競馬ブック)
ジェットブラック
「息の入りは悪くないが、まだ体に緩さがある。使いながら締まってくれば。」(大江助手・デイリー馬三郎)
「乗り込みは順調で、息の入りも悪くありませんが、少し体が緩い。使って締まってくれば。」(大江助手・競馬ブック)
3歳未勝利のジェットブラックはメドの立つ走りをしないとまもなくジエンド間近です。過去3戦の内容から、メンバーの落ちるここでは勝ち負けと思っておりますが、如何せん馬体は緩く、本来はまだ放牧してパンとするのを待った方が良い状態です。未勝利戦とは言え、万全の状態でないのは痛いですね。
逆に言えば、これくらいの状態で優勝できるのなら、パンとすれば遅咲きの兄同様、ある程度上のクラスにいけるかも知れません。
ジェットブラックは高額馬ですし、上の兄2頭は重賞馬、下のベルディーヴァも追い切りでは素晴らしい動きで素質がありそうですし、なんとか勝ち上がって欲しいです。
ジェットブラックの馬体重は前走プラス10キロの484キロ。画面で見ている限りでは毛づやも良く落ち着いていい雰囲気に見えましたが、それはほんの数秒間での映像です。実際は馬っけを出したり尻っ跳ねをしたりとあっさりと2戦で引退の決まった高額愛馬のローザグランデを彷彿させるパドックだったようです。嗚呼・・・。
パドックでは幼さを見せ、まともに走りそうな雰囲気ではなかったということで、ジェットブラックの鞍上の藤岡康太騎手は激しく気合いをつけてハナを奪います。この作戦しかないですが、行き脚をつけるのにかなり脚を使いました。ただゆったりと出て道中は後方待機だったとしても切れる脚のないジェットブラックですから何が何でも行ききってくれたことは感謝します。
ジェットブラックは道中の手応えも良く、3コーナーではピッタリマークについていた2番手の馬が手応えがなくなり脱落。あわやこのまま残るのかと思いましたが、直線を向くまでにジェットブラックも手応えがなくなり、直線では一気に失速します。通常なら一気に最後方なのですが、相手も弱く辛うじて出走奨励金が貰える8着に踏みとどまってくれました。
今回のジェットブラックの走破時計は1分49秒7良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分47秒5、勝ち馬の時計は1分47秒8ですから、競馬ブックの推定よりも遅い凡レースで勝ち馬から1秒9も離されたことになります。馬体が緩かったことを加味してもあまりにも不甲斐ない結果です。
ジェットブラック(8着)
「パドックからかなり幼いところを見せていましたし、レースでは序盤から気合いを入れていきました。途中までは悪くない走りではあったのですが、勝負どころでハミの取り方がもうひとつでしたし、久しぶりの競馬で馬体に緩さがあったことも影響してか、余計に余裕がなくなってしまいました。一度使って馬体、動き共に良くなってくれるでしょうが、あとはいかに気持ちを切らさずに走れるかがポイントだと思います。今日は最低でも権利は獲りたかったのですが、申し訳ありません」(藤岡康太騎手・キャロットクラブ公式HP)
「休み明けの競馬でしたからある程度馬体に余裕があることは覚悟していましたが、今日はその馬体云々だけでなく、パドックで馬っけを出したり尻っ跳ねしたりと終始幼い面を見せてしまっていました。そういう状況でもありましたしジョッキーは気を抜かせないように積極的に運んでくれましたが、最後はただ単に体力面できつくなっただけでなく、気持ちの面でも途切れてしまったのかもしれません。今回しっかりと気合いをつけてもらいましたし、馬体を考えてもこのままもう一度札幌で使いたいところですが、権利を外してしまったのでやはり状況を見ながらになるでしょう。時間に限りがある状況ではありますが、何とか形にして結果に結びつけられるようにしたいと思います」(友道康夫調教師・キャロットクラブ公式HP)
ジェットブラック(8着)
「余裕残しの体つき。馬っ気。出ムチを入れて押してハナへ。4角手前でエングロウスが並んできたのに合わせて仕掛けるも、外から1、2着馬に交わされ、残り1ハロンで一杯に。」(競馬ブック)
出走奨励金が1着賞金460万円の4パーセントですから、18.4万円。特別出走手当が37.7万円。計56.1万円。1口で割りますと1200円程度になると思われます。
はっきりと厳しいですね。今回のレースからは黄色信号ではなくて、もう赤信号が点灯したと思います。この状態から未勝利戦終了までは立て直すのは無理ですねぇ。馬体の緩さだけでなく気性が幼すぎます。超晩成と思いたいですが、馬体は良くても走らない馬の典型的な見本のような状態です。勝ち上がれたらミラクルですね。
緩いだけでなく未だに馬っけを出したりと幼すぎてダメダメですね。過去ローザグランデも3歳5月にパドックで馬っけたっぷりで大敗しさっさと見切られました。
未勝利戦終了までの期間でこれらが治るわけもなく、未勝利引退の確率は80パーセントになったと思います。私は本当に高額馬を買うとダメですねぇ。馬体は悪くないんですけどねぇ。
次の掲示板を外した辺りで結論でしょうか。
それでもあの高額愛馬ローザグランデが佐賀に移動してから連勝したように、ジェットブラックも冬頃にはもう少しまともに走れるようになっているとは思いますが。
私は地方転厩を望みますが、気性がお子ちゃまなので、地方でも勝ちきれないんでしょうね。
芝の長距離でガラリ一変・・・。
とにかく奇跡をみせてくれぃ(T_T)。
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