以下は3月19日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告です。
「先週の競馬はいい結果を出せず申し訳ありませんでした。直線まではとてもいい感じに見えたのですが、最後はパタッと止まってしまいました。ジョッキーは休み明けが響いたのではと言っていましたし、ここから使いつつ変わり身を引き出していきたいと思っています。福島開催の最初ぐらいに使うつもりで、1、2週間だけ放牧に出させていただきます」(友道師)近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。
ということで、我らが愛馬ジェットブラックは3月20日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。
その後、3月28日に栗東トレセンに帰厩しました。
以下は4月2日に更新されましたクラブ公式HPジェットブラックの近況報告です。
「福島でダート戦を使うことを考え、先週帰厩させました。順調に乗り出しており、今朝は坂路で併せて追い切りました。まだやや重いかなという感じはしましたが、実質帰厩後最初の追い切りですし、ここで併せてしっかりやったことで動きは変わってくるでしょう。週末、来週とやって、福島の開幕週に使う予定です」(友道師)12日の福島競馬(3歳未勝利・ダ1700m)に川須騎手で出走を予定しています。
次走は4月12日 福島3R 3歳未勝利 ダート1700m 混合を川須栄彦騎手で予定ということです。芝で2戦結果が出なかったので、次はダートと弱い馬の常道路線をひた走っています(T_T)。しかも弱面の集う福島で僅かな望みに託します(T_T)。
ジェットブラックのすぐ上2頭(フレールジャック、マーティンポロ)は共に芝の重賞ウィナーです。
ただ、この2頭は1度もダートは走っておりません。
すなわち、重賞を勝つような逸材は、当然強敵の集う芝で数多の敵を退け重賞を勝ち取っているわけです。
そこに行くと、我がローザグランデ以来の久々のコーガクバ・ジェットブラックはたった2戦で芝を見切られ、ダートへ。しかも第三場で細々と3戦目を迎えます(T_T)。
何?ローザグランデは2戦で引退したので、少しは進展している?ガルル〜
ラフェドフルールの金額ならわかる。滅多に買わないコーガクバでのこの屈辱。この情けなさがわかるか!!だからコーガクバは買えない買わないんだよ(T_T)。
ただ、コーガクバ故恥ずかしながらダートでもコーリューセンでもなんでも勝ち上がって欲し〜。これが未勝利で引退しちゃうとバウンスシャッセが勝ったフラワーカップGVの賞金が吹き飛んでしまうぞなもし(T_T)。
ところで、
会報3月号12ページの菊花賞のくだりはどこに行っちゃったんだよぅ。
私が世代で一番良く見えたと言い切ったロザリンド(T_T)でさえ、ダート替わりで5着とケージバンを確保していたぞ。
それにしても毎度のことながら、コーガクバを見る目がないですなぁ〜。私はハープスターの馬体がイマイチに見える程度の相馬眼しかありませんから。もっとも、馬は馬体だけではないんですけどね。
今秋からも安価で2、3勝できる馬だけを選別します。
前走前 3月12日 栗東CW 稍重馬場 追って一杯
助手
6F 85.1
5F 69.4
4F 54.2
3F 39.5
1F 12.5[7]
レッドフォーチュン(古馬500万下)強めの外を1.1秒先行同入
3月30日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.2
3F 43.8
2F 28.6
1F 14.3
4月2日 栗東坂路 良馬場 稍一杯に追う
1回
助手
4F 55.4
3F 39.7
2F 25.9
1F 13.2
グランドリビエール(3歳未勝利)稍一杯を1.6秒追走0.8秒先着
4月9日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
1回
川須栄彦
4F 53.4
3F 38.9
2F 25.4
1F 12.9
エスケイキング(3歳未勝利)末一杯を0.6秒追走同入
3月30日、帰厩後15−15で追い切られました。次走は1度使われた効果に期待したいですね。
4月2日、併せた相手を1.6秒も後ろから追走し、0.8秒も先着したとなれば、凄いいい動きのように見えますが、全体の時計、終いの伸び共にダメダメです。
4月9日、体重の軽いジョッキー騎乗とは言え、自己ベスト(坂路4F56.1秒)を大幅に更新する動きです。 今まで坂路での動きが4F56秒を切ることがないような緩慢な動きだったので、力の要るダートはどうかと思っていましたが、これくらい動けるのなら”思ったよりは”やれるかも知れません。それでも半信半疑ですけどね。
私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。体重の軽いジョッキー騎乗とはいえいい動きだと思いますし、力は出せる状態だと思います。一杯に追い切れているのも評価できますね。しかし、終いの伸びはひと息で、その辺はマイナスです。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | アイリッシュギフト | 黛弘人 | 3/08 未勝利 | 中山ダ1800 | 13 | 6 | 8 | ||||
8 | エースワン | 中舘英二 | 3/16 未勝利 | 中山ダ1800 | 10 | 11 | 9 | 5 | 13 | 3 | |
カンタベリーマーチ | 3/21 未勝利 | 中京ダ1800 | 12 | 16 | 15 | 12 | 14 | ||||
クロスソード | 木幡初也 | 3/22 未勝利 | 中京ダ1800 | 15 | 15 | 13 | 13 | 16 | 5 | ||
ゴッドエンペラー | 3/30 未勝利 | 阪神ダ1800 | 7 | 6 | 8 | 6 | 8 | 15 | |||
6 | サトノスティング | 3/08 未勝利 | 中山ダ1200 | 8 | 4 | 5 | 8 | 14 | 3 | ||
8 | ジェイケイニュース | 吉田隼人 | 3/15 未勝利 | 中京ダ1800 | 7 | 3 | 9 | 8 | 7 | 7 | |
8 | ジェットブラック | 川須栄彦 | 3/16 未勝利 | 中京芝2000 | 12 | 1 | 6 | B+ | |||
3 | ショウナンガーラ | 松田大作 | 2/16 未勝利 | 小倉芝1200 | 10 | 10 | 9 | ||||
1 | スズカエルフォトン | 初出走 | |||||||||
セイントローズバド | 3/21 未勝利 | 中山ダ1200 | 10 | 3 | 8 | ||||||
テイエムゲッタドン | 3/29 未勝利 | 阪神ダ1800 | 6 | 2 | 13 | 3 | 5 | 10 | |||
ディーエスマインド | 3/22 未勝利 | 中京ダ1800 | 14 | 14 | 14 | ||||||
3 | トウカイエントリー | 勝浦正樹 | 2/18 未勝利 | 東京芝1800 | 11 | 5 | 4 | ||||
8 | トウケイギムレット | 中井裕二 | 3/15 未勝利 | 阪神ダ1400 | 12 | 10 | 12 | 6 | |||
1 | ドラゴングレイス | 長岡禎仁 | 初出走 | ||||||||
ナガラフライト | 3/21 未勝利 | 中京ダ1400 | 12 | 5 | 2 | 10 | 15 | 11 | |||
8 | ノースエット | 丸山元気 | 3/16 未勝利 | 中山ダ1800 | 8 | 5 | 4 | 5 | 7 | 2 | |
ハドソンヤード | 伴啓太 | 3/30 未勝利 | 中京芝1600 | 9 | 15 | ||||||
ホワイトスネーク | 3/21 未勝利 | 中山ダ1800 | 9 | 13 | 13 | 9 | 10 | ||||
レッドレギオン | 柴田善臣 | 3/23 未勝利 | 中山芝2000 | 7 | 4 | 3 | |||||
3 | ワイエムポーター | 丸山元気 | 2/16 未勝利 | 小倉ダ1700 | 4 | 8 | 7 | 6 |
表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート15頭のところに現在22頭出馬想定されています。想定通りですとジェットブラックは出走順位同率8番手ですから出走できそうな気がします。信頼できるクラブ公式HPでは”除外の可能性有B”です。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アイルビーホーム | シュタルケ | 初出走 | |||||||||
アドマイヤカロ | 小牧太 | 3/23 未勝利 | 阪神ダ1800 | 12 | 9 | ||||||
エネミーゼロ | 松山弘平 | 11/16 未勝利 | 京都芝1800 | 12 | 14 | 8 | |||||
エンジェルスピン | 藤田伸二 | 3/16 新馬 | 阪神ダ1800 | 14 | 11 | ||||||
オウケングレイ | 田辺裕信 | 12/15 新馬 | 中山芝1600 | 13 | 9 | ||||||
ケルンウィナー | 福永祐一 | 3/23 未勝利 | 阪神ダ1800 | 5 | 2 | 4 | 16 | ||||
ジェットブラック | 戸崎圭太 | 3/16 未勝利 | 中京芝2000 | 12 | 1 | 6 | B+ | ||||
スカイノフーサン | 藤岡佑介 | 3/01 未勝利 | 小倉ダ1700 | 10 | 6 | 13 | 14 | 5 | |||
ハナリュウセイ | 川田将雅 | 3/22 未勝利 | 阪神芝1600 | 12 | 7 | 4 | 2 | 3 | |||
ポラーレ | 岩田康誠 | 3/16 新馬 | 阪神ダ1800 | 7 | 2 | ||||||
ミッキーサムソン | 和田竜二 | 3/23 未勝利 | 阪神ダ1800 | 7 | 12 | ||||||
メイショウシシマル | 太宰啓介 | 3/22 未勝利 | 阪神ダ1800 | 4 | 6 | 9 | 6 | 8 | 8 | ||
メイショウダンロ | 蛯名正義 | 3/21 未勝利 | 中京芝2200 | 13 | 2 | 3 | 6 | 10 | 6 | ||
ヨヨギマック | 幸英明 | 3/29 未勝利 | 阪神ダ1800 | 3 | 6 | 8 | 13 | ||||
リリーヒーロー | 浜中俊 | 3/23 新馬 | 阪神ダ1800 | 5 | 6 | ||||||
ルールウイニング | 義英真 | 3/22 未勝利 | 阪神ダ1400 | 7 | 8 | 10 | 7 | 7 | 6 |
表中 騎手の太字は乗り替わり
全然想定と違うレースで確定しました。
スタート地点は正面スタンド前直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。京都のダ1800mよりも若干長めだが、1コーナーまでの主導権争いは厳しく、外からも先手を奪いたい馬が殺到。前へ行きたいのに内枠で出脚が悪いと、詰まって位置取りが悪くなる。ちょうど京都ダ1800mとは対照的に1枠の成績が最も悪く、大外枠が最も良い。少頭数だとあまり関係ないが、多頭数になると逃げ、先行馬は中〜外枠の方が競馬がしやすい。脚質は基本的には先行有利だが、クラスによってまちまち。条件クラスでは前へ行った馬がそのまま押し切る競馬。
特にブライアンズタイム産駒の逃げ、先行馬が非常に強いのが特徴。
オープンクラスは、展開次第だが差し馬が来ることが多い。派手な大外一気、マクリが決まることも。しかし、京都ダ1800mより癖がなく、各馬力を発揮しやすい条件。
有利な枠順 多頭数は外 有利な脚質 先行 ポイント ブライアンズタイム産駒、中距離実績 種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンスの2頭が断トツ 連対騎手ベスト 武豊、岩田康誠、四位洋文、藤田伸二、安藤勝己 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分56秒4 1分55秒6 1分56秒3 2歳未勝利 1分56秒6 1分54秒7 1分56秒2 1分53秒2 2歳500万 1分55秒8 1分53秒5 3歳新馬 1分56秒6 1分56秒1 1分55秒7 1分54秒2 3歳未出走 1分56秒2 1分56秒4 1分56秒1 1分54秒1 3歳未勝利 1分55秒6 1分55秒2 1分54秒4 1分54秒2 3歳500万 1分54秒1 1分53秒8 1分52秒7 1分52秒6 古馬500万 1分54秒0 1分53秒3 1分52秒9 1分51秒9 古馬1000万 1分53秒1 1分52秒4 1分51秒9 1分51秒4 古馬1600万 1分52秒2 1分51秒1 1分50秒7 1分49秒8 古馬オープン 1分51秒6 1分50秒5 1分49秒9 1分51秒5
今回のジェットブラックの鞍上は今や全国騎手リーディング2位(1位は川田将雅騎手)で関東のトップジョッキーである戸崎圭太騎手です。
元々今回のジェットブラックは福島で川須栄彦騎手予定でしたが、出走が微妙なことなどから急遽出走可能な阪神に回りました。こういう時はいい騎手は空いていないことがほとんどですが、当日の桜花賞にレッドリヴェールに乗りに来ている戸崎圭太騎手という文句のない騎手を確保してくださいました。本当に良い騎手が空いていたものですし、友道康夫先生もさすがですね。
特にジェットブラックは前走も抜群の手応えで直線に向いているのに、追われてからがさっぱりでした。剛腕の戸崎圭太騎手に追って貰えれば、もしかして!?と期待してしまいます。
戸崎圭太騎手と我がほっさん軍団ということになりますと、過去昨年6月にスピカシチーの交流戦に騎乗していただいたのみです。その時は人気通りの結果でしたが、スピカシチーの能力から考えて、これ以上は無理と思いますし、力は出し切ってくれたと思います。
昨年も113勝と近い将来騎手リーディングを獲得し、日本のトップジョッキーになることは確実であろう超一流の戸崎圭太騎手の騎乗は本当に嬉しいですね。期待しています。
2014年4月12日終了現在、JRA通算232勝、GTは2011年安田記念(リアルインパクト)と阪神JF(レッドリヴェール)の2勝。重賞9勝。勝率10.9パーセント、連対率20.7パーセントと地方所属時代にはどうしようもない地方馬への騎乗もありやや数字は低いが、昨年3月に晴れてJRAの所属騎手となってからは成績は急上昇。昨年(2013年)は113勝、勝率13.0パーセント、連対率23.9パーセント、重賞はGT1勝を含む5勝と大活躍。本年(2014年)はここまで40勝、勝率14.8パーセント、連対率24.7パーセントと現在全国騎手リーディングの堂々2位。
戸崎 圭太(とさき けいた)は1980年7月8日生まれ33歳、日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している中央所属としては2年目の元地方競馬所属騎手である。騎手免許は平地競走のみ。田島俊明厩舎所属。
趣味はスポーツをすることで、好きなスポーツはゴルフ。勝負服は青地に胴赤散らし。青は大井の先輩である内田博幸の勝負服が、胴赤星散らしは同様に的場文男の勝負服の星(★)が由来となっている。壬生中学時代は野球部に所属していた。今でも野球が特技である。
騎手志望当時、戸崎は中央競馬の存在を知らず、栃木県那須塩原市にあった地方競馬教養センターを受験。1998年、地方競馬教養センター騎手課程を卒業し騎手免許を取得する。大井競馬場・香取和孝厩舎に所属して同年4月12日の大井競馬第3競走C3八組九組をミヤサンヤシマで勝利し、初騎乗初勝利を挙げる。
2005年6月26日に福島競馬場で行われた3歳未勝利戦で、13番人気だったスプリングラゴスに騎乗し中央競馬初騎乗、10着となる。同年9月14日大井競馬第10競走トゥインクルレディー賞を8番人気のコウエイソフィアで勝利し、重賞初制覇。初めて中央競馬 (JRA) の新規騎手免許試験に挑み、一次試験で不合格となる。
2007年、初のJRA重賞となったマーチステークスでは、11番人気だったシーチャリオットに騎乗し14着。7月8日、阪神競馬場で行われた3歳以上500万円以下のレースをヤマカツティガーで制し中央初勝利を挙げる。12月13日に地方通算600勝を達成した。
2007年には全国リーディング3位の活躍を見せた。これは南関東内では内田博幸に次ぐリーディング2位であり、的場文男を上回る勝ち鞍を挙げる活躍ぶりであった。
2008年、内田博幸が中央へ移籍すると船橋の有力厩舎である川島正行厩舎の主戦をつとめる。東京ダービーでは2007年のアンパサンドに続き、ドリームスカイ(10番人気)で勝利。東京ダービーを連覇した。6月25日の中央との交流重賞帝王賞(JpnT)をフリオーソで制覇。9月17日大井競馬第6競走において落馬、全治1ヶ月の鎖骨骨折を負い、同日第11競走トゥインクルレディー賞でトーセンジョウオーに騎乗できなかった。このようなアクシデントはあったが、ネフェルメモリーを12月31日の東京2歳優駿牝馬で勝利に導き、この年は306勝を挙げて初の全国リーディングを獲得した。
2009年は船橋記念をスパロービートで勝利し、3月11日のダイオライト記念および3月20日の桜花賞をいずれも2年連続で制覇。続いて京浜盃で重賞4連勝および自身のデビューからの通算勝利数を1000勝を飾った。他にも東京プリンセス賞・羽田盃・浦和記念で優勝し、前年を上回る387勝を挙げ、2年連続で全国リーディングを獲得した。また、中央競馬では前年まで通算5勝の成績から一転して年間20勝を挙げ、安田記念ではコンゴウリキシオーに、天皇賞・秋ではエイシンデピュティに騎乗し中央競馬のGTにも参戦を果たした。クイーンカップでは大井所属のエイブルインレースで、勝ち馬のディアジーナから0.1秒差の3着に食い込む活躍をした。中央では21勝。
2010年は中央への参戦も積極的に行っている。中央競馬の日本ダービーでトゥザグローリーに騎乗。大井競馬場で行われた東京ダービーではマカニビスティーに騎乗し、圧勝。東京ダービー最多タイの3勝となった。6月30日に行われた帝王賞(JpnT)では、フリオーソに騎乗。中央競馬の有力馬のカネヒキリ・ヴァーミリアン・サクセスブロッケンなどが参戦するなか、先頭を進むサクセスブロッケンの2番手につけ、直線で一気に先頭に躍り出るとそのまま1着でゴールイン。2着は中央競馬のカネヒキリだった。今まで勝ったことのなかったヴァーミリアンにも勝つことができ、表彰式では涙を拭う場面も見られた。交流GTは通算2勝目。7月14日に行われたジャパンダートダービー(JpnT)ではマグニフィカに騎乗。始終先頭をキープ。直線でも一度も前を譲らず、そのままゴールイン。帝王賞に続いて川島正行調教師とのタッグでGTを獲得した。GT通算3勝目。11月3日に船橋競馬場で行われたJBCクラシックは地方最強馬のフリオーソとタッグを組むも武豊騎乗のスマートファルコンに逃げられ2着。11月14日の東京競馬場第11競走第15回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスでは6番人気のグロリアスノアで優勝し、中央競馬重賞を初制覇した。この年は勝利数が伸びず地方競馬単独の勝利数は294勝した山口勲に続く288勝だったが、中央競馬の勝利数も含める規定により前年に続き最優秀勝利回数騎手賞を獲得することとなった。中央では22勝。
2011年も中央競馬へ参戦。6月5日の安田記念では、南関東の先輩で負傷休養中の内田博幸のお手馬でもあるリアルインパクトに騎乗し、中央競馬GT競走での初優勝を飾った。安田記念の勝利を契機として2度目の新規騎手免許試験に挑んだが、またも一次試験で不合格となった。
2012年3月14日、船橋競馬場で行われたベストビット特別を1番人気のグレコで優勝し、地方通算2000勝を達成した。7月13日、大井競馬で行われた第6競走において落馬負傷したが、2週間後の7月29日に無事復帰した。
2012年9月、3度目の新規騎手免許試験に挑むため、願書を提出し、10月、一次試験に合格、1月に受験した二次試験にも合格し2013年3月1日付でJRAの騎手となった。 なお、中央競馬移籍後は美浦の田島俊明厩舎に所属している。
2013年6月16日、東京競馬場で行われたユニコーンステークスを3番人気のベストウォーリアで勝利し、JRA移籍後初の重賞勝利を決める。
「ハミを掛けながらでも抑え込む技術があり、自在に馬を操っている。2011年の安田記念では、緩さの残る3歳馬リアルインパクトをテンに出して流れに乗せ、早めに抜け出して粘り込ませた。距離は幅が広く、戦法も多彩だ。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期まで評)
2011年5月5日 フリオーソでかしわ記念を制する戸崎圭太騎手。
2013年5月19日 テレ玉杯でミエノゴーゴーに騎乗する戸崎圭太騎手。(4番人気7着同着)
ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)
2013年 6月18日 スピカシチー JRA指定交流 ファンシーサドル特別 船橋ダ1800m 4着/4番人気
競馬ブック
見解
「ヨヨギマックは体が徐々に引き締まり、それに伴って内容も良化。前走は手応え以上に渋太く、走破時計も優秀だった。この相手なら。ケルンウィナーは中2週で上積み。リリーヒーロー、ハナリュウセイも差はない。」
短評は「混戦模様」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU ミッキーサムソン △ メイショウシシマル △ ▲ △ △ ヨヨギマック ○ ◎ ◎ ○ アイルビーホーム △ メイショウダンロ 穴 ケルンウィナー △ △ ○ ▲ リリーヒーロー ◎ ○ ▲ スカイノフーサン △ △△ ジェットブラック △ △△ △ ハナリュウセイ △△ △ △△ ◎ ルールウイニング 穴
あとは無印
予想オッズ
以下21倍以上省略
馬名 予想オッズ ヨヨギマック 4.3 リリーヒーロー 4.7 ケルンウィナー 5.2 ハナリュウセイ 5.8 ジェットブラック 8.8 メイショウシシマル 15.2 スカイノフーサン 17.0 メイショウダンロ 18.2 ミッキーサムソン 20.9
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 ジェットブラック 61 61 59 ヨヨギマック 78 44 49 78 リリーヒーロー 54 54 ケルンウィナー 69 43 69 64 ハナリュウセイ 71 71 63 57 メイショウシシマル 69 69 61 62
デイリー馬三郎
本紙の見解
「◎ヨヨギマックは大型馬らしい上昇曲線を描く。前走は正攻法の競馬で人気馬2頭の一騎打ちに割って入ろうかという内容。惜しくもB着に敗れたが、メドは立てた。メンバーも緩和し、順番が回ってきそうだ。砂戻りの○が相手。〈吉田〉」
◎ ヨヨギマック
○ ハナリュウセイ
▲ ジェットブラック
× ケルンウィナー
☆ アイルビーホーム
以下省略
ジェットブラックは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、▲(3番手評価) 3記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 2記者、無印 3記者
ジェットブラック(12着)
「スタートも良かったし、道中も無理するところは一切なかった。4角を回る時は勝てると思ったけどね。これでパッタリ止まるんだから、久々が応えたとしか考えられない。」(シュタルケ騎手・競馬ブック)
「4コーナーまでは非常にいい形でレースを進められていたんですが、いざ追い出しても全く反応してくれませんでした。正直、勝てるかと思っただけに悔しいですね。スタートも道中の折り合いも問題なかっただけに休養明けの影響があったのかもしれません。期待に応えることができず本当に申し訳ありませんでした」(シュタルケ騎手・キャロットクラブ公式HP)
「以前と比べれば良くはなっているとは思うのですが、装鞍の時から一頭だけピーピー鳴いていましたし、レース前から幼いところを見せてしまっていました。馬体に関して馬体重は同じだったものの、筋肉に変わってきた部分はありましたし、いい走りをしてくれないかと期待していたのですが…。道中で少し力んだ面はあったもののいい手応えで直線へ向かえたのに、案外な伸びになってしまいました。もっとやれていいはずですからちょっと首を傾げてしまいますが、前走から間が空いているので結果的に今回もデビュー戦というような感じでしたし、もう少し経験を積ませつつ変えていきたいですね。今日はいい走りをお見せできず申し訳ありません」(友道康夫調教師・キャロットクラブ公式HP)
「仕上がる。好位グループで馬群の中から。少しムキになっていたとはいえ、直線ではいざ追われて伸びを欠く。血統・馬体から、もっとやれて良さそうだが・・・。」(競馬ブック)
ジェットブラック
「緩さがある分、最後のもうひと押しが利かない。まだ成長してくると思う。」(大江助手・デイリー馬三郎)
「4角まではいい感じでしたが、久々の分でしょうか。動きはいいし、ダート替わりもプラスに出ないかと思います。」(友道康夫調教師・競馬ブック)
4月13日早朝 意見交換コーナーより抜粋
今回も人気だけにはなりそうなローザグランデ以来の高額出資馬(当社比)ジェットブラックの馬券を買いパドックから臨場する予定です。
ジェットブラックはここまで2戦して2番人気と1番人気。しかし、走りは10番人気馬くらいの走りで、ダートも走るのかよく分かりませんし、全く自信はありません。
自信はありませんが、取りあえず口取りは申し込みました。同じ日に128分の20の抽選や46分の20の抽選がある中、予想通りの非抽選による当選!!
初戦の口取り申込がが20人。2戦目が14人。そして今回が7名。そりゃ、人気は過去2番人気と1番人気でしたが、結果は6着12着と掲示板すら遠すぎる存在ですからねぇ。
私も現在全国騎手ランキング2位で本年は大ブレイクの予感(除く桜花賞)の漂う”パドックでは終始しかめっ面”の戸崎圭太騎手でなければ、恥ずかしくて口取りに応募はできなかったかも知れません。戸崎圭太騎手なので、もしかすると最後まで気を抜かせずに走らせてある程度持たせてくれるのではないかという祈り期待があるわけです。神様、戸崎様〜。(T_T)
逆に彼でダートで駄目なら・・・(激寒)。
当日は元々お仲間さんの愛馬ハープスターとリラヴァティが出走する桜花賞を見に行くために阪神競馬場に行く予定でした。ジェットブラックは12日に福島での出走予定でしたから、見に行くことは出来ないと思っていましたが、なんとなんと13日の阪神で確定したではあーりませんか。
それなら最初から、頼まれていた桜花賞グッズを買うために早くから競馬場入りする予定でしたから、ちょうど良かったわけで、口取りの権利を申し込んで現地応援することになりました。
ジェットブラックの口取りは初戦が20名応募、2戦目は14名応募でしたが、徐々に正体がバレるに連れて申込み者の数も減り、今回は7名で、非抽選の当選でした。
私は関西ですから、なかなか機会がないであろう戸崎圭太騎手との口取りが叶うなら是非ともと思って応募しましたが、確かに前走内容からはとても勝ち負けとは言えませんよね。
当日は頼まれていたハープスターグッズの購入の為にこのジェットブラックの2Rのパドックよりも早めに到着し、ハープスターグッズの確保をしてから2Rのパドックに臨みました。10時前には到着していたのですが、ご用命いただいていた桜花賞のマフラータオルは完売でした。ショップ自体は客もまばらだったんですけどねぇ。
写真はすべて撮影順です。
我がジェットブラックは前走マイナス10キロ。これなら福島に遠征していたらガレていたでしょうね。レース21分前の時点で単勝は7.5倍でした。
何度見ても馬体は素晴らしいジェットブラック。軌道に乗れば走ってくると思うのですが。
馬体重がマイナス10キロということで、スッキリして見せます。私はもう少しふっくらとしていた方が良いように感じます。
とまーれーの後、友道康夫先生登場。
おーい、先生、邪魔だよぅ。
友道先生、仁王立ち(T_T)。
最後まで被ったままでした。
鞍上の戸崎圭太騎手は前走に騎乗していたのでパドックには来ません。”見た目だけ”は強そうなんですが・・・。
なんとか延命措置で散り際で踏ん張る仁川の桜と、モタモタしているとこちらも散りそうな高額愛馬。
鞍上の戸崎圭太騎手に大きな期待が集まります。
ウオッカとシーザスターズの13冠ベイビーのボラーレ。返し馬もこの馬の写真を撮影している方が多かったですね。馬券ではボラーレた方が多かったようですが・・・(汗)。
いろんな意味でまだ幼いですね。
未勝利戦終了までに1つ勝ち上がれば、私は2つ3つは勝てる馬だと思います。とにかくまだまだお子ちゃますぎます。
未勝利で勝てなくて地方転厩するにしてもある程度の実績が要りますし、今回ダートでさっぱりならという懸念は凄くありました。
スタートは両隣よりも速くて素晴らしいですね。さすがに成績を残している一流騎手です。
そこからダートですし、前を取りに行きます。
押っつけて前を取りに行く戸崎圭太騎手。
先頭を射程圏内に入れた4番手の絶好位をキープ。私はこの時点で勝つのか?と思いました。
手応えも良く、ガッチリと折り合い、口取り達成がなんとなく見えて来ます。ただ、前走も直線で追い出すまでは十分な手応えだったことも忘れてはいません。
徐々に前との差を詰め手応え抜群!!
さぁ、ついに前を捉えるぞ!!
おおっと、直線に入り追い出しをはじめると伸びないぞ(T_T)。
この時点でスーツは不要になりました(T_T)。
なんとか5着に残り掲示板を確保して欲しいと思っていましたが・・・、
6着フォー(T_T)。
前走同様、終いが苦しくなりますねぇ。それでも見所もありましたし、16頭立ての6着なら悪いなりにまずまずですね。
ちなみに13冠ベイビーのボラーレは終始最後方追走でタイムオーバーの15着。これは絶望的です。お互い良血なのですが、上手く行きませんねぇ(苦笑)。
今回のジェットブラックの走破時計は1分55秒7良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分55秒0で勝ち馬の時計が1分55秒1でしたから、毎度競馬ブックの推定タイムはピッタリで素晴らしいですね。
ジェットブラックの走破時計はその勝ち馬から0.6秒も離されているわけでまだまだ力不足は明白で、勝ち上がりには時間を要すると思います。北海道で最終決戦になるのでしょうかねぇ。
それでも競馬ブックのスピード指数は初戦が63.8、2戦目が61.9、今回が64.0とからっきしでもありません。未勝利クラスの勝ち負けレベルが70ですから、ワンパンチ足りないと言ったところです。
ジェットブラック(6着)
「まだ手先だけで走っている感じでした。体の使い方が良くなれば、もっとやれると思います。」(戸崎圭太騎手・競馬ブック)
「背中の感触はとてもいいのですが、まだ体を上手く使いきれていないというか、手先だけで走っている感じでした。道中の位置取りは勝ち馬とほぼ同じでしたし、手応え自体も良かったものの、その分ギアが上がらず伸びきることができませんでした。まだまだ若さを感じさせますし、これから使いつつ良くなっていく余地は十分あると思います」(戸崎圭太騎手・キャロットクラブ公式HP)
「直線半ばまでは勝ち負けと思ったのですが、追い出してからの伸びがもうひとつ。芝でもダートでも、同じような感じになってしまいますね。まだトモが甘い分、こういう走りになるのでしょう。ダート自体は対応してくれていますし、着差もわずかですから、使いながら体がパンとしてくるのを待ちたいですね」(友道康夫調教師・キャロットクラブ公式HP)
ジェットブラック(6着)
「勝ち馬の後ろで3番手。4角手前で勝ち馬がスパートした時も離されずに追走。しかし、直線半ばで振り切られてしまい、そこからジリジリと後退。」(競馬ブック)
出走奨励金が本賞金500万円の6パーセントなので30万円。特別出走手当が39.9万円。合計69.9万円。1口で割りますと1400円程度になると思われます。
今回ボチボチと走ったことで、当分はダート路線を使われるんでしょうね。しかし、16頭立ての6着ですから、緩いなりに少しは勝ち上がりへの光が見えてきたかな?と思いました。もちろん、まだまだ時間はかかるでしょう。未勝利戦終了付近ギリギリになりそうな気がします。また、ダートでそれなりに走れたことで、最悪地方へ移籍してという選択肢も可能になったと思われます。いろんな意味で”6着”というのは良かったのではないでしょうか。正直、もっと非力で走れないかとレース前は心配していましたから。
このレースには、超話題になったダービー馬のウオッカの初仔ボラーレが出走していましたが、2戦目の今回はタイムオーバーで1か月の出走規制となりました。
あれだけの良血でもこんな走りしかできないわけですから、競馬は難しいですね。こちらのジェットブラックも兄弟が重賞馬で良血馬ですが、クラシックにも乗れずに苦戦しております。もちろん、父が晩成のゼンノロブロイ産駒でしたし、母もそろそろ高齢ですから早期の活躍やクラシックは最初から思ってもみませんでしたが、それにしても今のところ強いという印象はなく厳しい現状です。
私は失敗した時のリスクを考え、あまり高額馬には投資しませんが、今回は1度ここの厩舎の馬を持ちたいと思っていた魅力的な友道康夫厩舎でしたし、牡馬もたまには欲しいと考え久々の高額馬の購入に至りました。しかし、以前の高額馬ローザグランデのように苦戦しています。自分でもよく分かっているのですが、高額馬を見る目がないですねぇ(笑)。私はウオッカの子ボラーレについて良いも悪いもコメントしたことはないですが、専門家でもボラーレが”良い””走る”と言い放っていた方もいらっしゃると思いますし、血統だけでなんだか良く思えたりするんですよね。ただ、このジェットブラックは馬体も良いと感じましたし、今秋辺りに本格化すれば、もう少しはやれる体の馬だと思います。しかし、秋を迎えるにはとにかく1つ勝たなければなりません。そこが難しくて大変ですが補償のない世代の馬ですし、とにかく頑張って欲しいですね。
とにもかくにもまずは1勝。それさえ出来れば、そこからマデイラのように2勝目まで時間がかかっても構わない。晩成は間違いないだけに、1つ勝つのは大変だが、どこかで弱面にでも恵まれて勝ち上がって欲しい。
頑張れ、ジェットブラック!!次は更なる前進を見せてくれ!!
2014年 3月16日 第2戦 3歳未勝利 中京芝2000m (12着/1番人気)
2013年11月 3日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1800m (6着/2番人気) 写真多数付現地観戦レポート