代替馬　スピカシチー（カメルーン�U）　第２０戦


友駿愛馬第３８号はマリアンヌシチーの代替馬。

マリアンヌシチーの代替はスピカシチー（カメルーン�U）とアリエルシチー（フランス�U）に振り分けられたが、父アドマイヤムーンに対する思い入れと早期にデビュー出来そうだったことからアリエルの打診を断りスピカシチーに交換して貰った。

思惑通り２歳７月の早期デビュー。小柄だし結果は諦めていたが、見どころのある末脚で芝でもダートでも６、７着は確保。そして交流戦で、脚色劣勢ながらハナ差で凌ぎ切り優勝。


昇級してからも勝ち負けには程遠いが内容や時計はともかく８戦連続出走奨励金確保など、村山明調教師は蛯名正義、岩田康誠、戸崎圭太と言ったビッグネームを乗せてくださり、また想定を見て機敏に少頭数のレースを選択したり本当に上手くやってくださった。

しかし、気性の悪さが強くなり、ろくに調教も出来なくなったことから、環境を変えるために関東の中野栄治厩舎に転厩。

転厩緒戦は転厩後すぐに出走し、期待もなかったが、相手に恵まれ、急遽の乗り替わりとなった中井裕二騎手の素晴らしい判断と騎乗で５着とスピカシチー生涯初の中央での掲示板を確保！！

未勝利クラスでも掲示板に載ったことがなかったこの馬が、５００万クラスで掲示板確保し、次走への優先出走権をゲット！！まさに夢みたい。


前走後、次節の福島開催が終わると第三場は輸送のある中京になってしまうため、優先出走権を使って連闘で出走予定で、１１月１６日　福島２Ｒ　５００万下　ダート１７００ｍ　定量に出馬想定されるも無理をせずに自重。


１１月３０日　中京７Ｒ　５００万下　ダート１８００ｍ　牝馬限定　定量に出馬想定されるも、ここまで中２節で追い切り時計がゼロという状態で今回も自重。


１２月７日　中京６Ｒ　５００万下　ダート１８００ｍ　牝馬限定　定量に出走！！

出走数は１４頭。

６着／９番人気。


前走５着の功労者・中井裕二騎手はさすがに手が合うよう。今回もスピカシチーの力を引き出してくれた。


レース回顧と時計の分析、レース後の中井裕二騎手と中野栄治調教師のコメントを掲載。

写真多数付現地観戦レポート。

（２０１４年４月２日完結）

２０１３年１１月１４日立ち上げ

• ●連闘を視野に
• ●気になる出馬想定表（１１月１６日　福島２Ｒ）
• これ以降は２０１３年１１月２０日に作成
• ●先週は自重し、次走は１１月３０日　中京７Ｒを予定
• これ以降は２０１３年１１月２７日に作成
• ●気になる出馬想定表（１１月３０日　中京７Ｒ）
• これ以降は２０１３年１１月２９日に作成
• ●今週（１１月２０日）も自重
• これ以降は２０１３年１２月４日に作成
• ●追い切り情報（１２月４日作成）
• ●気になる出馬想定表（１２月７日　中京６Ｒ）
• これ以降は２０１３年１２月５日に作成
• ●出馬確定表
• ●中京ダート１８００ｍコース解説
• ●騎手は中井裕二騎手　ほっさん評価「Ｄ」
• これ以降は２０１３年１２月１１日に作成（一部２０１４年４月２日加筆）
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント
• ●各陣営のコメント
• ●ほっさん予想
• ●パドック
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●気になる賞金は
• ●今後の展望
• ●最後に

●連闘を視野に

　以下は１１月１１日に更新されましたクラブ公式ＨＰスピカシチーの近況報告です。

「転厩後、上手く調教を進めることが出来き、状態も良くなっていたことから頑張ってくれました。その調教でバリバリやったので幾らか馬体が減っていましたが、レース後も特に異常はありません。次走は中山か中京になりそうですが、中山はメンバーが強化され、中京は輸送があります。そのため状態次第ですが福島での連闘も視野に入れています」

　ということで、スピカシチーは前走で初めて優先出走権を手に入れましたので、連闘で福島の最終週に出走するようです。確かに次の中京ですと、美浦からは長距離輸送になりますし、連闘して休養に入るのも良い方法だと思います。

　そんなこんなで、出馬想定表にもスピカシチーの名があります。

●気になる出馬想定表（１１月１６日　福島２Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１５頭のところに現在２８頭出馬想定されています。

スピカシチーは優先出走権がありますから、もちろん出走できます。ただ、今節は福島ダート１７００ｍは４鞍あり、相手関係でどこに移動するかわかりませんし、想定表は簡易バージョンにさせていただきます。

鞍上はこの日は福島にスピカシチー前走掲示板の立役者・中井裕二騎手がいるはずですが、想定に出てませんので確保しているのではないでしょうか。

これ以降は２０１３年１１月２０日に作成

●先週は自重し、次走は１１月３０日　中京７Ｒを予定

　先週１１月１６日　福島２Ｒに出馬想定されており、優先出走権がありますので、投票すれば出走確実だったスピカシチーですが、さすがに小柄な牝馬ですし、連闘は自重しました。

　以下は１１月１８日に更新されましたクラブ公式ＨＰスピカシチーの近況報告です。

次走に向けて変わりなく調整されています。中野師は「前走後、状態も良かったことから福島での連闘を視野に入れましたが、転厩後間もないこともあり無理をせずに中京まで待つことにしました。この中間も飼い葉食いなども良く体調面はまずまずです。幾らかテンションの高いところは見られますが許容範囲です。次走については来週の牝馬限定戦を予定していますが、権利を取ってくれたので登録していきたいと思います。前走は見所があったので、再度上位を目指して頑張りたいと思います」と話しています。

　ということで、我らが愛馬スピカシチーの次走は１１月３０日　中京７Ｒ　５００万下　ダート１８００ｍ　牝馬限定　定量を予定ということです。スピカシチーは優先出走権を持っているので投票すれば出走は確実です。

これ以降は２０１３年１１月２７日に作成

●気になる出馬想定表（１１月３０日　中京７Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　騎手の太字は乗り替わり予定　青字は１０００万クラスでの成績

フルゲート１６頭のところに１８頭が想定されています。スピカシチーは優先出走権がありますので、投票すれば出走は確実です。しかし、同日の１４００ｍは想定数が１３頭ではるかにメンバーが軽く、クラブ公式ＨＰでも１４００ｍと両睨みということでしたから、そちらに回るかも知れません。

　それにしてもまた追い切り時計がありませんねぇ。嫌な予感がしますが・・・。

これ以降は２０１３年１１月２９日に作成

●今週（１１月２０日）も自重

　１１月３０日の中京７Ｒに想定され、優先権がありますので、投票すれば出走確実だった我らが愛馬スピカシチーですが、結局出馬投票を自重しました。

　これはここまで中２節という期間が空いているにもかかわらず追い切り時計がゼロという異常事態の為で、前任の村山明厩舎を出された理由もこれでしたよね。

　気性が悪くなかなかまともに調教できないようですね。中野栄治厩舎でも手を焼いているようで、”危険なので引退”になりそうな気がしてなりません。せっかく前走初の中央での掲示板確保でいい感じになって来たのにどうなることやらです。

これ以降は２０１３年１２月４日に作成

●追い切り情報（１２月４日作成）

前走前　１１月６日　美浦南坂路　良馬場　馬なり余力
１回
助手
４Ｆ　５９．３
３Ｆ　４４．５
２Ｆ　３０．１
１Ｆ　１４．７



１２月４日　美浦北Ｃ　良馬場　一杯に追う

助手
４Ｆ　５９．５
３Ｆ　４３．０
１Ｆ　１４．５［６］
コンドコソ（２歳新馬）一杯の外０．１秒遅れ
　

　１２月４日、中３節にしてようやく追い切り時計が出ました。動きもさっぱりですが、時計が出ただけ良しとするべきですね。競馬ブックでは「急に失速」ということで、馬が最後は走るのをやめてしまったようですね。段々と気性が難しい馬になって行っているようです。ただ、まだ競馬に行くと頑張って走ってくれるのが救いですが。
　私ほっさんの追い切り評価は「Ｃ」です。この時計でこれ以上はつけられませんよね（苦笑）。

●気になる出馬想定表（１２月７日　中京６Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　騎手の太字は乗り替わり予定

なんとなんと想定数は８頭ですが、牝馬限定戦ですし、この弱面ですし、これで確定するはずがありませんですね。それでも、これに近い状態で確定して欲しいですね。

これ以降は２０１３年１２月５日に作成

●出馬確定表

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬　騎手の太字は乗り替わり　青字は１０００万クラスでの成績　馬名赤字は未勝利クラスの馬　

●中京ダート１８００ｍコース解説

　新装コースにつきデータが少ない為に省略します。

●騎手は中井裕二騎手　ほっさん評価「Ｄ」

　今回のスピカシチーの鞍上は前走スピカシチーを中央初の掲示板に載せてくれた功労者・中井裕二騎手です。未勝利時代も通じてスピカシチーは中央では最高６着で掲示板にはあと一歩のところで手が届きませんでした。それをスピカシチー史上１６人目の騎手となる中井裕二騎手が見事に達成。感動モノでした。

　前走は元々中井裕二騎手だったわけではありません。中野栄治調教師は減量３キロの山崎亮誠騎手に騎乗依頼されていました。しかし、前日の落馬事故で山崎亮誠騎手が乗れなくなり急遽中井裕二騎手に乗り替わったという経緯があります。

　結果的に５着でしたから、スピカシチーには中井裕二騎手の手が合うのでしょうし、優先権を持って臨む今回も中井裕二騎手に打診するのは当然です。今回も掲示板を期待したいですね。


　２０１３年１２月５日現在、ＪＲＡ通算５８勝。勝率４．６パーセント、連対率９．６パーセントと新人としてはまずまず。昨年デビューの新人騎手の中では菱田裕二騎手に次いでの勝ち星で順調です。デビューイヤーの昨年（２０１２年）は、ＪＲＡ通算２３勝。勝率４．６パーセント、連対率９．３パーセント。今年はここまで３５勝、勝率４．７パーセント、連対率９．７パーセントと昨年並の成績。


　中井　裕二（なかい　ゆうじ）は１９９３年６月２５日生まれの２０歳。日本中央競馬会(ＪＲＡ)の栗東トレーニングセンターに所属している２年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。デビュー時は長浜博之厩舎所属だったが、現在はフリー。現在、減量１キロ。


　２００９年４月に千葉県白井市の競馬学校の騎手課程（２７期）に入学。デビューの同期には菱田裕二、長岡禎仁、原田和真、山崎亮誠がいる。

　２０１２年３月３日に栗東の長浜博之厩舎所属騎手としてリニューアルオープンした中京競馬場でデビュー。３Ｒでギルドマスターに騎乗して３着。そして同日の８Ｒにニシノマナザシに騎乗して初優勝。その後順調に勝ち星を挙げ、２０１２年は１着２３回、２着２４回の好成績を残した。同期の菱田も２３勝をあげ同率であったが、騎乗停止処分があったことで評価を下げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞を逃した。

　２０１３年８月２６日にフリーに転身。２年目となる２０１３年もすでに３２勝と昨年の勝ち数を上回っており順調。


　２０１２年デビューの新人騎手５人の２０１３年１２月５日までの騎乗成績は以下のとおりです。

菱田裕二　７２勝
中井裕二　５８勝
山崎亮誠　　９勝
長岡禎仁　　７勝
原田和真　　４勝

　ということで、同期の中では絶好調の菱田裕二騎手に次いでかなりの成績を挙げられています。


　ほっさん愛馬での成績　（２戦０勝）

　２０１３年　９月　１日　オフェーリアシチー　２歳未勝利　小倉ダ１０００ｍ　９着／９番人気
　２０１３年１１月１０日　スピカシチー　　　　　５００万下　福島ダ１７００ｍ　５着／８番人気

２０１２年５月２７日　京都５Ｒ　アンバルブライベンに騎乗する中井裕二騎手。（９着／８番人気）

これ以降は２０１３年１２月１１日に作成（一部２０１４年４月２日加筆）

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ダートに替わって即巻き返したエーシンルクソール。限定戦の今回は相手にも恵まれた感があるし、積極的なレースで勝機を掴む。久々を叩いたラブミーニキータと、終いは確実に脚を使えるアプレレクールが逆転候補。」


短評は「上位拮抗」


予想家の印

馬名	米満浩	井上政	西村敬	ＣＰＵ
アンジェラスベル			△
エーシンルクソール	◎	◎	◎	○
アプレレクール	△	▲	△	▲
クロカミノオトメ	○	△△	○	◎
ディオーサシチー	△		△
モルフェメアリー				穴
ラブミーニキータ	△	○	△△	△△
テイケイフロックス	△△	△	△	△
スピカシチー	△	△		穴

二重△は△△で処理
あとは無印


スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
スピカシチー	７２	６６	６０	６４
エーシンルクソール	７３	６５	４１	７３
クロカミノオトメ	７４	７４	７３	７１
アプレレクール	７６	６４	６３	６６
ディオーサシチー	６８	６８	６４	６３

デイリー馬三郎

本紙の見解

「叩き２戦目の前走できっちりと変わり身を見せた◎エーシンルクソール。相手が悪くて�A着に敗れたが、復調は明白。中間の気配も良好で２勝目は目前だ。左回りでは走りが違う○アプレレクール。ペースが上がれば差し切りも。〈城谷〉」

◎　エーシンルクソール
○　アプレレクール
▲　テイケイフロックス
×　クロカミノオトメ
☆　ネオザスティング
△　ラブミーニキータ

スピカシチーは無印(>_<)。


スピカシチーは全１３記者中　☆（５番手評価）　１記者、△（６番手以下評価）　３記者、無印　９記者です。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

スピカシチー（５着）

　「向こう正面で外から上がっていた馬がいたので連れて上がっていきましたが、最後まで脚色が鈍らずに追い込んでくれました。」（中井裕二騎手・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）

　「転厩後、上手く調教を進めることが出来き、状態も良くなっていたことから頑張ってくれました。その調教でバリバリやったので幾らか馬体が減っていましたが、レース後も特に異常はありません。次走は中山か中京になりそうですが、中山はメンバーが強化され、中京は輸送があります。そのため状態次第ですが福島での連闘も視野に入れています」（中野栄治調教師・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）

　「出遅れて後方から。前半はロスなく運ぶ。勝負どころから外目を追い上げ、最後もジリジリと伸びた。ダートに戻ってキッカケを掴む。」（競馬ブック）

●各陣営のコメント

スピカシチー

　「少し気の悪いところがある馬だけど、前走の内容からもチークの効果は十分。」（中野栄治調教師・デイリー馬三郎）

　「力はあるが、少し気の悪い面を見せる時がある。気分良く走ればそこそこに。」（中野栄治調教師・競馬ブック）

　「終いに時計を要していますが、馬が気難しいところを見せたもので追い切り時計は問題ないでしょう。だいぶ気性面は解消されていますが前走同様、上手く流れに乗れるかがカギとなるでしょう。前日から入厩しており、中京の環境に慣れて欲しいところです」（中野栄治調教師・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）

●ほっさん予想

　想定の８頭から１４頭まで増えて確定しましたが、全体的にメンバーは弱く、再び掲示板を目指したいですね。

●パドック

　当日は愛馬デスティニーシチーが１番人気で登場しそうな雰囲気でしたし、この関東に転厩してしまい、もう会える機会は少ないであろうスピカシチーを見納めるつもりで中京まで応援に行きました。



エーシンルクソールさんがあっとーてき１番人気。



あっとーてき一番人気のエーシンルクソールさん。えっ！？結果？？主催者発表のものでご確認ください（爆）。



未勝利馬の身分なのに、正真正銘５００万クラスの馬である我がスピカシチーよりもはるかに人気の高い僚馬ディオーサシチー。



久々対面の愛馬スピカシチー。



そして汗取りパット装着（嘘）のスピカシチー。もう関東転厩になっちゃったのでほとんど会える機会がないですからねぇ。実にチューリップ賞Ｇ�V以来のご対面です。えっ！？この馬がチューリップ賞を走っていた？？そーですよ。出るのは自由ですから（爆）。勝って桜花賞のつもりだったんですけどねえ。



なんだか細い気がしますが。



パドックの気配としては悪いないように思えました。



とまーれーのあと。首がなくなってしまいました（恐）。中野栄治先生は、もちろん旅費が勿体ないので（嘘）中京には臨場されておりません。



前走５着とスピカシチー史上初めての掲示板を確保してくれた功労者・中井裕二騎手。



菱田裕二騎手と並びこの世代を引っ張る活躍をされています。



やる気漲る中井くん。前走は騎乗予定だった山崎亮誠騎手の落馬負傷による急遽の乗り替わりでしたが、掲示板という最高の結果を出してくれました。今回も６着と大健闘でしたし、ずっと彼で行きたいですね。やる気のある騎手ですし腕もメキメキと挙げていますし楽しみな騎手です。

●レース　

スタートは悪くないスピカシチーですが、二の脚の差で前に行けず、後ろに下がります。圧倒的１番人気のエーシンルクソールさんは出遅れます。



右から３番手のディオーサシチーがハナを主張するところ。スピカシチー（オレンジの帽子）はかなり後ろであることがわかります。



ここからグルッと１周回って来ます。



連射ですので同じような写真が続きます。（何？適度にカットせいよと！？　笑）

　スピカシチーはこのあと、向正面で馬群の中団をマクり気味に押し上げて行きます。４コーナーでは７番手で直線に向きますが、いつものようにジリジリとしか伸びず、バテた馬を交わす程度で６着入線。

勝ったのは同じ友駿ホースクラブの未勝利馬だったディオーサシチー。このレースで結果が出さなければ引退だったようです。良かった良かった。

●時計の評価

　今回のスピカシチーの走破時計は１分５５秒６良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で１分５３秒３でした。

●レース後の騎手・調教師のコメント

スピカシチー（６着）

　「道中、いいところを選んで進めていきました。ワンパンチ足りないところはあるようですが、具合は良いようです」（中井裕二騎手・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）

　「もうひと踏ん張りしてくれれば権利を取ることが出来たので残念でした。しかし、稽古では気の悪いところ見せていましたが実戦ではまずまずの走りをしています。レース後、特に異常はないようですが、様子を見て疲れがないようなら連闘を視野に入れる可能性もあります。ただ今週は最終週となるので権利を取れないことも考えられます」（中野栄治調教師・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）

●気になる賞金は

　出走奨励金が１着賞金６７０万円の７パーセントですので４７万円。特別出走手当が３８．１万円ですから、計８５．１万円。１口で割りますと１３００円程度の配当になると思われます。

●今後の展望

　今回は惜しくも掲示板を外してしまいましたが、６着というのはスピカシチー的に悪くないですね。中京というコースとも、中井裕二騎手とも合っているのでしょう。今回は勝った馬が未勝利馬ですし、全体的にレベルの低いレースでの６着で威張れませんが、スピカシチーは少しでも多くの賞金を稼ぐことが命題。美味しいレースでそこそこ稼げて有り難いことです。

　今のところ関東転厩が上手く行っているようですし、この調子でずっと掲示板近辺をうろうろして欲しいですね。

●最後に

　元々は関西の村山明厩舎所属のスピカシチーでしたが、気性が悪く、まともに調教が出来なくなってしまったために環境を変える目的で関東に転厩になりました。

　そのことで、私はもうスピカシチーには会えないのではないだろうかと寂しい思いをしていましたが、こうやって中京で出走してくれることは有り難いことです。今回はたまたま私の休日とスピカシチーの中京での出走が重なり思わず新幹線で名古屋まで行きました。もちろん、この馬だけでなく、１番人気が予想される愛馬デスティニーシチーも同日に中京で出走だったからこその遠征ですが、現地でスピカシチーを見られて本当によかったです。

　私としては次にいつスピカシチーが中京に来るかわかりませんし、一応、今回で生で見るのは最後かも知れないというつもりで会ってきました。そんな中でも良い走りを見せてくれて本当に馬主孝行ないい馬です。

　ここまでで十分な働きですが、関東に転厩してから５着６着と上位の成績ですし、あわよくばあと１勝なんて思ってしまいます。中野栄治調教師は交流戦の多い先生ですし、そういったところでももちろんかまわないので、あと１つ勝つシーンを見たいですね。

　頑張れスピカシチー！！また中京にも来て欲しいぞ！！

最後までご愛読ありがとうございました

２０１３年１１月１４日立ち上げ　２０日、２７日、１２月４日、５日、２０１４年４月２日加筆

スピカシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２０１３年１１月１０日　第１９戦　５００万下　福島ダ１７００ｍ　（５着／８番人気）

２０１３年１０月２０日　第１８戦　粟島特別　５００万下　新潟芝１８００ｍ　（１０着／１７番人気）

２０１３年　８月２５日　第１７戦　鳥栖特別　５００万下　小倉芝２０００ｍ　（７着／１２番人気）

２０１３年　７月１４日　第１６戦　南相馬特別　５００万下　福島芝２０００ｍ　（７着／８番人気）

２０１３年　６月１８日　第１５戦　ＪＲＡ指定交流　ファンシーサドル特別　中央５００万クラス　船橋ダ１８００ｍ　（４着／４番人気）

２０１３年　５月１１日　第１４戦　５００万下　新潟ダ１８００ｍ　（６着／１１番人気）

２０１３年　４月１３日　第１３戦　５００万下　中山ダ１８００ｍ　牝馬限定　（７着／４番人気）

２０１３年　２月２３日　第１２戦　５００万下　阪神ダ１８００ｍ　牝馬限定　（６着／１０番人気）

２０１２年１２月１２日　第１１戦　ＪＲＡ指定交流　初雪特別　中央５００万クラス　笠松ダ１８００ｍ　（３着／３番人気）

２０１２年１０月２７日　第１０戦　５００万下　新潟ダ１８００ｍ　（８着／１２番人気）

２０１２年　９月１７日　第９戦　５００万下　阪神芝１８００ｍ　（１２着／１６番人気）

２０１２年　３月　３日　第８戦　第１９回　チューリップ賞　Ｇ�V　阪神芝１６００ｍ　（１１着／１４番人気）　パドック写真等多数付き　現地観戦レポート

２０１２年　２月　７日　第７戦　ＪＲＡ指定交流　パイナップル賞　名古屋ダート１４００ｍ　（１着／１番人気）

２０１２年　１月　５日　第６戦　３歳未勝利　京都ダ１８００ｍ　（６着／１０番人気）

２０１１年１１月１３日　第５戦　２歳未勝利　京都芝１６００ｍ　（６着／１０番人気）

２０１１年１０月１０日　第４戦　２歳未勝利　東京芝１６００ｍ　（８着／１０番人気）

２０１１年　９月　３日　第３戦　２歳未勝利　小倉芝１８００ｍ　（１１着／１１番人気）

２０１１年　８月１４日　第２戦　２歳未勝利　新潟芝１８００ｍ　（１１着／１２番人気）

２０１１年　７月１０日　デビュー戦　２歳新馬　京都芝１４００ｍ　（７着／１１番人気）

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