グランデアモーレ(ヒカルアモーレの10) 第4戦


キャロットクラブ出資愛馬第17号は、憧れの松田博資厩舎。

馬体は私の思う走る馬とは遠いが、1月と早い生まれで父も仕上がり早のネオユニヴァース、早期からデビューしてクラシックに乗って欲しいと願って購入。


初戦は追い切り本数は足りず、叩いて次走程度の状態だったが、断然人気馬アドマイヤドバイを完封して圧勝!!

2戦目の前走札幌2歳S GVはハイレベルなメンバーの中、時計を2.5秒も詰め6着に食い込んだ。

重賞でも十分にやれることを確認。いずれは牝馬限定の重賞の1つは勝てそうに思えた。二の脚は素晴らしく速く、最後も少し仕掛けられたらスッと反応し素晴らしい加速。これは先々楽しみだ。

しかし、出走予定のエリカ賞当日の朝に右寛跛行で出走取り消し。原因はフレグモーネ。そこからなかなか症状が改善されず、右飛節の切開手術を行う。更にそこから約8か月もの休養期間を要し、約1年1か月ぶりのレースとなった前走はスタート直後にかかってしまい、鞍上の菱田裕二騎手が巧く制御できずにブレーキをかけるなどチグハグな競馬。

また、追い切りでも手前を替えずに伸びを欠くなど長期休養明けがくっきり。

難しい馬だが、これでも勝ち馬からは1.0秒差。先行力と言い、能力は感じられたし、1年以上の休み明けを1度使われて次は楽しみ。


11月10日 福島12R 西郷特別 500万下 芝1800m 混合 定量に出走!!

11着/7番人気。

鞍上は前走に引き続き菱田裕二騎手を確保。前回の反省を踏まえて今度は上手く乗って欲しい・・・と書いていたら、前日の落馬事故の影響で2年先輩の川須栄彦騎手に乗り替わりに。

前走同様、若手の川須栄彦騎手も難しいグランデアモーレを制御仕切れずに大敗。


レース回顧と時計の分析、レース後の川須栄彦騎手と松田博資調教師のコメントを掲載。

(2013年11月20日完結)

2013年11月1日立ち上げ

●前走後在厩にて調整され、次走は11月10日の福島10Rを予定

 我らが愛馬グランデアモーレはフレグモーネ等で約1年1か月ぶりの出走だった前走後、在厩のまま次走へ向けて調整されています。

 10月30日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告によりますと、グランデアモーレの次走は11月10日 福島12R 西郷特別 500万下 芝1800m 混合 定量に菱田裕二騎手で出走予定ということです。

 前走はスタート直後にかかってしまったグランデアモーレを抑え込むことが出来ずに最後バテさせてしまった菱田裕二騎手ですが、松田博資先生は続けて彼を指名してきました。確かに、ローカルではその活躍が目立つ騎手で、メキメキと騎乗技術も向上しています。しかし、まだまだデビュー2年目で頼りない面も多く、前走を見ていると難しいグランデアモーレを上手くコントロールできるか心配です。

 しかし、プロとして同じ失敗は繰り返さないでしょうし、次は当然前走以上を期待しています。

これ以降は2013年11月3日に作成

●気になる特別登録表(11月10日 福島12R 西郷特別)

特別登録表 11月10日 福島12R 西郷特別 500万下 芝1800m 混合 定量

第1回登録完了馬 全33頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アストロフォンテン 57.0  9/26 地方 笠松ダ1400
エリンジューム 吉田隼人 53.0  9/17 500万 中山芝1800
カケダシ 勝浦正樹 55.0 10/20 500万 東京ダ1600
グランデアモーレ 菱田裕二 53.0 10/20 鳥屋5下 新潟芝1600 10 10
サンキストロード 村田一誠 55.0 10/27 500万 新潟芝1600 11 15
ジャングルクルーズ 杉原誠人 57.0 10/27 500万 新潟ダ1800
ジョウテンオリーヴ 勝浦正樹 55.0  8/11 浦佐5下 新潟芝2000 13 12 12 13
スナイプビッド 57.0 10/26 寺泊5下 新潟芝1400
スマートルピナス 丸山元気 53.0 10/12 500万 東京芝1600
スリーアフロディテ 55.0  8/31 500万 函館芝1800
セトノフラッパー 田中健 53.0 10/20 粟島5下 新潟芝1800
ダイワフェリス 横山和生 55.0 10/27 500万 新潟芝2000
ダイワユニティー 川須栄彦 53.0 10/05 菅名5下 新潟芝2000
タツストロング 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800
タニオブローズ 57.0 10/27 500万 新潟芝1600 12 10
ディアデラバンデラ 高倉稜 57.0  9/15 500万 阪神芝1600 12 11 17
テイエムオペラドン 57.0 10/20 500万 新潟芝2000 10 13
テイエムブシドー 川須栄彦 55.0 10/27 500万 東京ダ1600 12 12
トーセンサイレンス 黛弘人 57.0 10/26 寺泊5下 新潟芝1400 16 18 12 12 12
ハギノウィッシュ 55.0 10/19 瓢湖5下 新潟芝2200
フミノポールスター 上村洋行 57.0  3/10 小牧5下 中京芝2000 11 10
ブロードスター 55.0 10/05 500万 東京芝2000 10
ボーイフレンド 丸山元気 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800
マイネルカーミン 黛弘人 57.0  7/06 500万 函館芝1800 10 13
マイネルナタリス 57.0  7/20 栗子5下 福島芝1800
マデューロ 柴山雄一 55.0 10/26 寺泊5下 新潟芝1400
マンインザムーン 55.0  6/29 恵山5下 函館芝1800
ミライヘノカゼ 57.0  6/08 稲城5下 東京芝1800 12 16
ヤマニンアドーレ 伊藤工真 53.0  8/11 未勝利 函館ダ1700 11 13
レッドエルザ 53.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800 10
レッドストラーダ 黛弘人 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800 10
レッドベルフィーユ 杉原誠人 53.0 10/26 500万 新潟芝2000 13
ワタシマッテルワ 川須栄彦 55.0 10/27 500万 新潟芝2000

馬名の赤字は未勝利クラスの馬

これ以降は2013年11月7日に作成

●追い切り情報(11月7日更新)

前走前 10月17日 栗東CW 重馬場 追って一杯

助手
6F 83.8
5F 66.6
4F 51.3
3F 37.5
1F 13.1[8]



10月30日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 88.8
5F 71.5
4F 55.7
3F 40.5
1F 12.7[7]


11月2日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 84.3
5F 65.9
4F 49.9
3F 37.2
1F 12.7[8]


11月6日 栗東CW 重馬場 馬なり余力

助手
6F 84.2
5F 66.7
4F 51.3
3F 37.8
1F 12.1[8]
 10月30日、前走後初めての追い切り時計を計時しました。競馬ブックでも重心の低い走りということでいい評価をいただいております。
 以下は10月30日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「今朝は15−15の予定で、終いだけサッと伸ばしました。一度使ってだいぶ良くなっていますよ。前走の前は、引っかかるぐらいの行きっぷりでもさすがに最後はガス欠のようか手応えになってしまっていましたが、今回はそんなことはありませんからね。カイバもだいぶ安定して食べてくれるようになりましたし、体調も上向いていますよ。新潟の1600mはどうしてもスローになりますし、小回りの1800mの方が競馬はしやすいと思います。上積みがある状態なので楽しみですね」(野元助手)11月10日の福島競馬(西郷特別・芝1800m)に菱田騎手で出走を予定しています。
 ということで、この厩舎特有の全体をゆっくり、終いを伸ばす調教を課せられています。良化しているようですし、上積みがあるようなので長期休養明けを叩かれて次走は楽しみですね。最低でも掲示板、勝ち負けに絡んで欲しいですね。そのくらいは出来る馬です。

 11月2日、30日よりもハードに追い切られました。全体の時計の割に最後までしっかりと伸びておりなかなか良いのではないでしょうか。追い切りの動きも前走以上に感じますし期待しています。

 11月6日、全体の時計も悪くなく、終い12秒1と素晴らしい伸びを見せています。やはり1年ぶりの長期休養明けを1度使われてかなり良化していると感じます。これなら、今回は勝ち負けできるのではないでしょうか。競馬ブックでも”動きキビキビ”といい評価をいただいております。ぼく馬メールでも”動き軽快B”です。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。動きは素晴らしいのですが、強く追えていないところが不満です。馬体が寂しくなっているのでしょうか。当日の馬体重は要注意ですね。

●気になる出馬想定表(11月10日 福島12R 西郷特別)

出馬想定表 11月10日 福島12R 西郷特別 500万下 芝1800m 混合 定量
全20頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アストロフォンテン 木幡初広 57.0  9/26 地方 笠松ダ1400
エリンジューム 吉田隼人 53.0  9/17 500万 中山芝1800
カケダシ 江田照男 55.0 10/20 500万 東京ダ1600
グランデアモーレ 菱田裕二 53.0 10/20 鳥屋5下 新潟芝1600 10 10
サンキストロード 村田一誠 55.0 10/27 500万 新潟芝1600 11 15
ジョウテンオリーヴ 勝浦正樹 55.0  8/11 浦佐5下 新潟芝2000 13 12 12 13
スナイプビッド 57.0 10/26 寺泊5下 新潟芝1400
スマートルピナス 丸山元気 53.0 10/12 500万 東京芝1600
セトノフラッパー 田中健 53.0 10/20 粟島5下 新潟芝1800
ダイワフェリス 横山和生 55.0 10/27 500万 新潟芝2000
ダイワユニティー 川須栄彦 53.0 10/05 菅名5下 新潟芝2000
タツストロング 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800
タニオブローズ 57.0 10/27 500万 新潟芝1600 12 10
ディアデラバンデラ 高倉稜 57.0  9/15 500万 阪神芝1600 12 11 17
テイエムブシドー 川須栄彦 55.0 10/27 500万 東京ダ1600 12 12
ボーイフレンド 杉原誠人 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800
マイネルカーミン 黛弘人 57.0  7/06 500万 函館芝1800 10 13
マイネルナタリス 57.0  7/20 栗子5下 福島芝1800
マンインザムーン 杉原誠人 55.0  6/29 恵山5下 函館芝1800
レッドストラーダ 黛弘人 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800 10

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在20頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”除外対象C”。案外なんとかなりそうな気もするが・・・。

●出馬確定表

出馬確定表 11月10日 福島12R 西郷特別 500万下 芝1800m 混合 定量
出走数15頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アストロフォンテン 木幡初広 57.0  9/26 地方 笠松ダ1400
エリンジューム 吉田隼人 53.0  9/17 500万 中山芝1800
カケダシ 江田照男 55.0 10/20 500万 東京ダ1600
グランデアモーレ 菱田裕二 53.0 10/20 鳥屋5下 新潟芝1600 10 10
サンキストロード 村田一誠 55.0 10/27 500万 新潟芝1600 11 15
ジョウテンオリーヴ 勝浦正樹 55.0  8/11 浦佐5下 新潟芝2000 13 12 12 13
スマートルピナス 丸山元気 53.0 10/12 500万 東京芝1600
セトノフラッパー 田中健 53.0 10/20 粟島5下 新潟芝1800
ダイワフェリス 横山和生 55.0 10/27 500万 新潟芝2000
ディアデラバンデラ 高倉稜 57.0  9/15 500万 阪神芝1600 12 11 17
テイエムブシドー 柴山雄一 55.0 10/27 500万 東京ダ1600 12 12
ボーイフレンド 鮫島良太 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800
マイネルナタリス 丹内祐次 57.0  7/20 栗子5下 福島芝1800
マンインザムーン 杉原誠人 55.0  6/29 恵山5下 函館芝1800
レッドストラーダ 黛弘人 57.0 10/27 尖閣5下 新潟芝1800 10

表中 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績

前走1番人気2着のダイワユニティー、前走5着のタツストロング、前走2着のタニオブローズなど想定段階ではいた有力馬が消えました。ラッキーですね。

●福島芝1800mコース解説

 スタート地点は正面スタンド前より少し右。最初の1コーナーまでの距離は約300m。他場のローカル芝1800m同様にスタート後の2ハロン目までの流れが、レース展開を大きく左右する。前半普通に流れれば前が残り、速くなれば差し馬が台頭。基本的には前者の流れになることの方が多く、逃げ・先行馬が有利だ。中でも内の好位で脚をジッと溜めて、最後の直線に入って抜けてくるのがベスト。どんな流れになっても勝負どころではマクる馬が多数出てくるので、そこに巻き込まれると外に振られて不利になる。
 枠順的にもそれで出ていて、1、2枠の連対率が若干良く、回収率はかなりいい。
 コース形態上、中山芝1800mとも関連性が高いのも特徴。ただし、血統的にはサンデーサイレンスは当然いいが、タマモクロスやメジロライアン、ヘクタープロテクターなど、いかにもローカルの平坦向きの血統が来る。
有利な枠順 1、2枠
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント 展開
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、トニービン、メジロライアン
連対騎手ベスト 蛯名正義、柴田善臣、後藤浩輝、北村宏司、柴山雄一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬
2歳未勝利 1分51秒8 1分54秒8
3歳未出走 1分51秒5 1分53秒5
3歳未勝利 1分50秒6 1分51秒6 1分52秒5 1分53秒4
3歳500万 1分48秒8 1分49秒1 1分50秒9
古馬500万 1分49秒1 1分50秒5 1分51秒3 1分55秒2
古馬1000万 1分48秒0 1分49秒3
古馬1600万 1分49秒5 1分51秒4
古馬オープン 1分48秒2 1分50秒4 1分50秒3

●騎手は菱田裕二騎手 ほっさん評価「D」

 今回もグランデアモーレの鞍上は”ほっさん軍団専属契約騎手”の菱田裕二騎手です。前走では長期休養明けでレース中にかかってしまった愛馬グランデアモーレを上手く制御出来ず(押さえ込めずに)に10着大敗と、まだまだ超一流と比べると頼りない面はあります。

 しかし、今回は2度目の騎乗ですし、馬の特徴ももうわかっているはずですから、上手く抑え込んで結果を出して欲しいですね。追い切りでは前走以上の動きですし、グランデアモーレの能力から言って勝ち負け出来ると思っています。

 私となぜか縁が多く、6厩舎(佐々木晶三、村山明、清水出美、岡田稲男、日吉正和、そして今回の松田博資 各厩舎)15回目の愛馬への騎乗となります。そりゃ、何年も乗っているベテラン騎手なら、長い年月をかけてこのくらいの騎乗数があってもなんの不思議もありません。しかし、昨年3月にデビューした今年2年目の騎手です。これは異常な数字です。

 他に関西所属で菱田裕二騎手の次に勝ち星を挙げている中井裕二騎手は1度しか愛馬の騎乗がありません。他のどの騎手と比べても、僅か1年半で13度の愛馬騎乗という騎手はいません。不思議な縁ですが、真面目で可愛い騎手ですし、応援しています。あとは我が愛馬での勝利が欲しいですね。


 2013年11月7日終了現在、JRA通算69勝。勝率6.0パーセント、連対率12.0パーセント。昨年デビューの新人騎手の中では一番勝ち星を挙げています。昨年(2012年)は、JRA通算23勝。勝率5.5パーセント、連対率11.4パーセント。今年はここまで46勝、勝率6.3パーセント、連対率12.4パーセントと昨年を上回る成績で好調。


 菱田 裕二(ひしだ ゆうじ)は1992年9月26日生まれの21歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している2年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。岡田稲男厩舎所属。現在、減量1キロ。

 小学時代はプロサッカークラブ・京都サンガF.C.の下部組織に在籍。中学1年時の京都競馬観戦をきっかけに騎手を志す。

 2008年4月に千葉県白井市の競馬学校の騎手課程(27期)に入学。嶋田純次や横山和生らと入学したものの、留年のため、第28期生としての騎手デビューとなった。デビューの同期には中井裕二、長岡禎仁、原田和真、山崎亮誠がいる。

 2012年3月3日に栗東の岡田稲男厩舎所属騎手としてリニューアルオープンした中京競馬場でデビュー。1Rでバトルマグマに騎乗して4着。デビュー月には初勝利は挙げられなかったが、4月14日の2回阪神7日1R 3歳未勝利をトーブプリンセスで制して初勝利。これは10番人気だった。その後順調に勝ち星を挙げ、2012年は422回騎乗し、1着23回、2着25回の好成績を残した。同期の中井も23勝をあげ同率であったが、騎乗停止処分がなかったことが評価され、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 デビュー2年目の2013年もリーディング上位の好成績。3月16日のファルコンステークスでカシノランナウェイに騎乗し、重賞初騎乗を果たした(14着)。同年の5月5日にはNHKマイルカップでディアセルヴィスに騎乗し、GT初騎乗を果たした(10着)。そして8月17日にはニュージーランドのテラパ競馬場で行われたアジアヤングガンズチャレンジに参戦、海外初騎乗となった(結果は総合9位)。

 2012年デビューの新人騎手5人の2013年11月7日までの騎乗成績は以下のとおりです。

菱田裕二 69勝
中井裕二 55勝
山崎亮誠  9勝
長岡禎仁  7勝
原田和真  3勝

 ということで、同期の中では勝ち頭です。


 ほっさん愛馬での成績 (14戦0勝)

 2012年 3月11日 クレセントシチー 500万下        中京ダ1900m 11着/11番人気
 2012年 5月 6日 クレセントシチー 500万下        京都芝2000m 2着/9番人気
 2012年 5月27日 クレセントシチー 500万下        京都芝2200m 11着/1番人気

 2012年 6月 2日 トレゾアシチー  3歳未勝利       阪神ダ1400m 13着/12番人気
 2012年10月 6日 クレセントシチー 500万下        京都芝2000m 12着/8番人気
 2012年10月27日 スピカシチー   500万下        新潟ダ1800m  8着/12番人気
 2012年10月28日 ハルシュタット  500万下         新潟ダ1200m  7着/7番人気
 2013年 1月20日 ハルシュタット  500万下         中京ダ1200m  13着/12番人気
 2013年 2月20日 ハルシュタット JRA指定交流 ジュノ賞 名古ダ1400m  8着/5番人気
 2013年 4月29日 デスティニーシチー 3歳未勝利      福島芝2000m  3着/6番人気
 2013年 6月23日 デスティニーシチー 3歳未勝利      函館ダ1700m  6着/6番人気
 2013年 9月14日 オフェーリアシチー 2歳未勝利      阪神芝1200m  7着/10番人気
 2013年10月20日 グランデアモーレ 鳥屋野特別 500万下 新潟芝1600m 10着/7番人気
 2013年10月27日 ハルシュタット  500万下         新潟ダ1200m  8着/7番人気


2012年 5月27日 愛馬クレセントシチーに跨る菱田裕二騎手。(11着/1番人気)

これ以降は2013年11月9日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「エリンジュームはハナにこだわらなくなっているし、前走の中山より明らかに福島が向く。ひと押しが利きそうだ。セトノフラッパーは安定した先行力が身につき、これも小回りが味方に。マンインザムーンは春に強い相手と走っていたし、立て直しを図って前走とは違うはず。マイネルナタリスは良績の福島目標だろう。攻め動いていきなりでも注目できる。」


短評は「混戦模様」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
カケダシ △△
ボーイフレンド △△
マイネルナタリス
セトノフラッパー △△
グランデアモーレ
マンインザムーン
ダイワフェリス
エリンジューム
テイエムブシドー
サンキストロード △△
レッドストラーダ
ディアデラバンデラ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
マンインザムーン 4.3
エリンジューム 5.2
セトノフラッパー 6.1
ボーイフレンド 7.9
カケダシ 9.4
レッドストラーダ 12.8
グランデアモーレ 13.0
スマートルピナス 14.7
サンキストロード 16.1
以下17倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グランデアモーレ 78 71 78 66
マンインザムーン 80 80 70 73
エリンジューム 77 74 75 73
セトノフラッパー 86 76 70 72
ボーイフレンド 81 71 74 66


デイリー馬三郎

本紙の見解

◎グランデアモーレの前走は久々でテンションが高く、道中も道悪馬場を気分良く行き過ぎた印象。見栄えのする馬体から能力の高さは疑いようがなく、叩いた今回は中心に推す。相手は○カケダシ。芝に戻ればうるさい存在に。〈石渡〉」

◎ グランデアモーレ
○ カケダシ
▲ セトノフラッパー
× ボーイフレンド
☆ スマートルピナス
△ マンインザムーン
△ ダイワフェリス


ななんと、本紙本命!!



グランデアモーレは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、▲(3番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 2記者、無印 6記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グランデアモーレ(10着)

 「申し訳ありませんでした。流れにうまく乗せながら運べればと思っていたのですが、向こう正面から引っ掛かってしまいました。口が敏感になっていたのか頭を上にあげて嫌がるかのように力んでしまったため最後は余力がありませんでした。馬場はどこも悪いような状況でしたが、走りはそこまで極端に乱れていなかったですし、そこまで苦にするタイプではないように感じました。今日は折り合いがいちばんの敗因だと思いますし、リズムよく走れれば違うと思います」(菱田裕二騎手・キャロットクラブ公式HP)。

 「先週の競馬は、調教でも見せていた行きたがる面が出てしまって、最後は苦しくなってしまいました。このあたりは1年2カ月ぶりの実戦ということで、力みがあったのが一番の原因でしょう。この一戦でどうこうという判断はできませんし、まずは軽く動かしつつレース後の状態をよく確認して、反動がなければこのまま続戦するつもりです。一度使ったことでうまくガス抜きできればもう少しリラックスして走れるでしょうし、上積みのある状態にしていきたいですね」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「好仕上がり。好位馬群で頭を上げるなど、かなり行きたがるのをなだめつつ。道中ムキになってしまったせいか、いざ直線に向くと息切れ。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

グランデアモーレ

 「テンションが高くコントロールができなかった。気分良く運べれば一変も。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

 「調教では頭を上げなくなり、折り合い面で進境。前走は超久々。2走目なら変わっていい。」(松田博資調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 1年2か月ぶりの長期休養明けを1度使われて調教の動きも良く、能力からは勝ち負けを期待しています。また前走の10着大敗は2年目の新人・菱田裕二騎手が掛かる馬を押さえきれずにスタミナを浪費させてしまったことも原因として大きく、まともなら、もっとやれていたはずだと思います。

これ以降は2013年11月20日に作成

●菱田裕二騎手が落馬負傷の為に当日川須栄彦騎手に乗り替わり 騎手は川須栄彦騎手 ほっさん評価「B−」

 今回のグランデアモーレの鞍上は、予定していた菱田裕二騎手が前日の8Rで落馬した際に負傷し、翌日になっても腰痛が治まらなかった為に急遽菱田裕二騎手の2年先輩の川須栄彦騎手へ変更となりました。なかなかこの変更が決まらず、当日の朝まで騎手が未定(空白)となっていましたが、当日福島にいて12Rに騎乗馬がない騎手ということになると、中舘英二、川須栄彦、国分恭介、中井裕二 各騎手辺りと思われると私は当サイトで土曜日に書き込みましたが、その中の川須栄彦騎手でした。

 前走は若い2年目の菱田裕二騎手が行きたがりかかってしまっているグランデアモーレを上手く抑え込むことができずにスタミナを浪費し大敗。今回は菱田裕二騎手なら前走の反省を生かして上手く乗ってくれるかな?或いはやはり抑え込めずにまた大敗かなと期待と不安が半分半分でしたが、4年目の川須栄彦騎手の方がまだ経験豊かで頼り甲斐があると思われます。それでもまだ4年目と若いですし、不安も少なくありません。


 我がほっさん愛馬と川須栄彦騎手はこれで3度目のコンビということになりますが、過去2度は2011年の年間91勝と大ブレーク以前に騎乗していただいた駄馬2頭で、これはだれが乗っても走らなさそうな馬でしたから参考外で良いと思います。

 当時よりもかなり技術も上達してきた川須栄彦騎手。こういう難しい馬を乗りこなしてこそ一流だと思いますが、どの程度のものでしょうか。期待しています。


 2013年11月20日現在、中央通算225勝、勝率8.3パーセント、連対率15.1パーセント、重賞4勝と3年目にしてはかなりの数字。一昨年(2011年)は中央91勝、勝率10.2パーセントと一気に大ブレーク。減量の恩恵のなくなった昨年(2012年)でも69勝、勝率8.3パーセント、連対率15.8パーセントと非常に高い数字を残しており、競馬サークル内での人気は健在。本年(2013年)もここまで47勝、勝率7.4パーセント、連対率13.0パーセントで徐々に勢いに陰りが見られるものの、全国騎手リーディングの19位とかなり上位です。


 川須 栄彦(かわす はるひこ)は1991年11月9日生まれの22歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する4年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。現在はフリー。 


 2007年4月にJRA競馬学校騎手課程第26期生として入学。

 2010年2月に卒業して騎手免許を取得した。同期は菅原隆一、平野優、高倉稜、西村太一、水口優也。3月13日、栗東の本田優厩舎所属としてデビュー。第2回中京競馬3日目第1競走のビーンケードで初騎乗(16頭立て13着)。5月23日、第1回新潟競馬8日目第1競走でメイショウクレモナに騎乗して初勝利。67戦目と少し遅かった。1年目は18勝。
 12月9日に1年目としては異例のフリーに転向。本人によれば、この直前に行われた騎手免許更新のための講習会の存在を失念し、講習会に遅刻したことで調教師の本田の逆鱗に触れたことが直接の原因だが、それ以前から「厩舎のことを考えない行動が目立つ」等の理由で本田との関係が悪化していたとのことで、半ば所属厩舎から追放されるような形でフリーにならざるを得なかったという。

 2011年になると一気にブレークし、勝利を量産。6月19日の第4回阪神競馬2日目第11競走のマーメイドステークスで重賞初騎乗。騎乗馬のモーニングフェイスは12番人気ながらも5着と人気を大きく上回る健闘を見せたが、以後は年内だけで9戦あった重賞騎乗機会で全て掲示板に載ることが出来ず、一度も初騎乗時以上の着順を取ることはできなかった。11月5日の第5回新潟競馬7日目第4競走でマルコフジに騎乗してJRA通算100勝を達成した。10月30日現在での関西リーディングで、岩田康誠・福永祐一・川田将雅に次ぐ4位に入っていたために、同年開催の第25回ワールドスーパージョッキーズシリーズで補欠となっている。補欠とはいえ、デビュー2年目の騎手が選出対象となること自体が珍しいことである。
 2011年度の小倉競馬開催で通算40勝を挙げたことから、2012年1月18日、九州競馬記者クラブより『小倉ターフ賞』に選出された。

 2012年2月4日に第1回小倉競馬7日目第11競走の小倉大賞典でエーシンジーラインに騎乗して重賞初制覇。

 2013年5月4日の第1回新潟競馬1日目第9競走でオーシャンドライブに騎乗してJRA通算200勝を達成した


 騎乗が荒っぽく、2010年・2011年と2年連続でJRAの制裁点の合計が60点を超えている。このため他の騎手から騎乗振りを批判されることも少なくない。特に2012年2月に小倉競馬でレース中に西田雄一郎と交錯し騎乗停止(2日間)になった件については、後に吉田隼人が「年明けにヒジを使ってアウトになったじゃないですか。ああいうのは1ヶ月とかもっと重い処分が必要だと思う」と語るなど、競馬サークル内で不評を買った。



「1年目の12月に異例の早さでフリーになり、2年目に大躍進した。ただ、エージェントの力と減量の恩恵があっての結果で、技術的にはまだまだである。走る馬に跨るようになって持って行かれるシーンが見られるようになった。流れを読んで考えながら乗っている点は良いが、チグハグになることも多い。追いに関してはデビュー時よりも強く馬を押せるようになっている。2011年の1番人気馬での成績は[13・8・9・22]の勝率.250、連対率.404。2・3番人気馬では[28・17・15・49]の勝率.257、連対率.413で、こちらの方が数字が良い。大きな穴は単勝3210円と4150円があった。春までは裏開催を回っていたが、夏口から本開催で騎乗。小倉の2開催では、12勝を挙げて川田将雅、浜中俊に次ぐリーディング3位になった。松元茂樹など多く乗って連対率の良い厩舎は多い。2011年の特別戦での成績は[4・2・8・96]の連対率.055、単勝回収率46パーセントと評価できないもので、準オープン以上でも[0・1・2・19]と結果を出せていない。結局は今のところ平場頼みということ。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手) 
 ほっさん愛馬での成績 (2戦0勝)

 2010年 5月15日 フローラシチー 新潟ダート1800m 15着/9番人気
 2011年 1月15日 マリアンヌシチー 京都芝1800m  13着/13番人気


2012年5月27日 京都8Rでテーオーゼウスに騎乗する川須栄彦騎手。(4番人気6着)

●パドック

 グランデアモーレの馬体重は前走マイナス4キロの458キロ。素晴らしい馬体で気配も良かったです。

●レース 

 グランデアモーレはスタートでやや出負けしますが、二の脚で好位を取ろうとします。しかし、ここでハミをガツンと噛んでしまい頭を上げてしまいます。なんとかなだめて治まったのですが、ペースの上がる勝負どころの4コーナーですでについて行けずに直線も流れ込んだだけの11着。2戦連続チグハグな競馬になってしまいました。

●時計の評価

 今回のグランデアモーレの走破時計は1分47秒7良馬場でした。勝ち馬の時計が1分46秒6。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分46秒9でしたから、やや想定よりも速い時計の決着となりました。グランデアモーレはその勝ち馬から1秒1離されたということになります。

 しかし、競馬ブックのスピード指数でも今回は67.8と着ほど悪くはありません。もっともこの数字は”平均的な未勝利クラスで勝ち負けレベル”程度のもので500万クラスでは通用するものではないですが、チグハグな競馬でこの数字ですから、きちんとロスなく運べば前進はあるはずです。

 ちなみに前走のスピード指数は66.3。勝った新馬戦が70.0。6着だった札幌2歳S GVが78.3でした。以前ほどはまだ走っていないということが言えますが、そんなに極端に低いレベルの凡走を繰り返しているわけでもありません。。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グランデアモーレ(11着)

 「前半にハミをガツンと噛んでしまい、頭を上げてしまいました。何とかおさえて途中からは我慢させたのですが、やはり消耗が大きく最後は脚を使えませんでした。返し馬などそこまで力んでいませんでしたし、その時の走りは能力を感じるんです。まだ復帰から2戦目ですし、実戦勘や心身のバランスが上手く噛み合ってくれば違うはずです。今日はこの馬の走りをさせてあげられず申し訳ございません」(川須栄彦騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「先週の競馬は、思った以上に折り合いを欠いてしまいました。長期休養明け初戦はさすがに厳しいかとは思っていましたが、今回はある程度やれるという手応えを持っていたので、ちょっと首をひねりたくなります。レース後は特に問題ないですし、今朝はCWを1周しましたが、スムーズに走れていました。まだキャリアが浅いですし、いろいろとレースを使って競馬の走りになれる必要があるのかもしれません。今のところ、次はダートを使ってみようと考えています」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走の385000円から25000円を減じた額360000円のみの賞金ということになります。1口で割りますと850円程度になると思われます。

●今後の展望

 前走でグランデアモーレを上手くコントロール出来なかった菱田裕二騎手がそのまま続戦で心配されましたが、前日の8Rでの落馬負傷による腰痛が残り翌日である日曜日も全鞍乗り替わりになりました。我らが愛馬グランデアモーレは菱田裕二騎手よりも2年先輩で、いろんな意味で菱田裕二騎手よりは頼れると思っていた川須栄彦騎手でしたが、残念ながら難しいグランデアモーレを上手く導くことは出来ませんでした。

 それほど緒戦や2戦目で騎乗してくれた藤岡佑介騎手は馬を押さえつけることの巧い騎手です。もはや、この成績なので、なかなかそういう良い騎手は乗ってくれないかも知れませんが、他にもミルコ・デムーロ、岩田康誠、内田博幸、大野拓弥 各騎手のように難しい馬でも巧く乗りこなす騎手はたくさんいます。そういった騎手に乗って貰いたいですね。そうすれば、ここまで負けることはないと思います。

●最後に

 私も前回は1年2か月の長期休養明けでしたし、馬のコントロールが巧く出来ていなかったこともあり、結果は度外視と思っていましたが、今回はもっとやってくれると思っていました。それがこの大敗ですから、さすがにショックは大きいですね。馬のコントロールが多少できなくても、500万クラスですから、もう少し格好はつけて欲しかったというのが本音です。

 この1戦を見るに、現状ではいいところがなさそうですから、松田博資先生も次走はダートと言うようになりました。私もそれが良いと思います。母も芝でも重賞で4着などの実績を残した馬ですが、勝ち星はダートでした。ダート適性はあると思いますし、まずはダートで力をつけて、またいずれ芝に戻って来てくれればと思います。

 ですので、初ダートとなる次走はやはり大きな期待を持って楽しみにしたいと思います。

 頑張れ、グランデアモーレ!!こんなものではないはずだ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年11月1日立ち上げ 3日、7日、9日、14日、20日加筆
グランデアモーレの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年10月20日 第3戦 鳥屋野特別 500万下 新潟芝1600m (10着/7番人気)

2012年 9月 1日 第2戦 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m (6着/10番人気)

2012年 7月29日 デビュー戦 2歳新馬 札幌芝1800m (1着/5番人気) 

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