ベルディーヴァ(ハルーワソングの12) デビュー戦


キャロットクラブ出資愛馬第25号は、母が高齢ながらもやたら良く見えた馬。

一般枠でおよそ42パーセントの抽選を勝ち抜く。


父ダイワメジャーの産駒は全体的に始動が早く、筋肉質の私好みの馬体の馬を出すお気に入りの種牡馬。母ハルーワソングの高齢は引っかかるが、母は仔出しは大変良く、2008年産のフレールジャックは重賞ウィナー。2009年産のマーティンボロも重賞制覇と抜群の成績。

私としては1つ上の兄ジェットブラックと2年続けてのハルーワソング産駒への出資。


ハルーワソングの12を徹底分析。

また、購入に至った経緯を掲載。

競走馬名がベルディーヴァ(Belle Diva(仏語) 「美しい歌姫」の意。母名より連想。)になりました。

6月18日に行われた第2回産地馬体検査を受検し、JRA競走馬登録されました。

牧場での近況コメントは満口馬にしては良い物が多く素質を感じる。あとはこれからの成長力。

7月2日に函館競馬場・高野友和厩舎へ入場しました。

7月9日にゲート試験に1発で合格しました。

7月10日にノーザンファーム早来へ放牧に出ましたが24日に函館競馬場へ帰厩しました。


8月10日 札幌5R 2歳新馬 芝1500m 牝馬限定に池添謙一騎手で出走予定!!

ゲートはかなり速く、これだけでも結構やれそうな匂いがプンプン。そして30日の追い切りは併走馬を0.8秒も千切る圧巻の動き。上がりの1ハロンの12.6秒も古馬オープン馬並の好時計。

8月1日の調教中に右後肢の第一趾骨を骨折で全治1年間(>_<)。

4月23日にノーザンファーム天栄へ向けて移動しました。

4月30日にノーザンファームしがらきへ移動しました。

5月6日に栗東トレセンに帰厩しました。


予定通り、6月14日 阪神3R 3歳未勝利 芝1600mに出走!!

フルゲート18頭のところに想定数は33頭。ベルディーヴァは初出走の優先出走権があるので出走は確実。結局18頭で確定。

鞍上は超一流の岩田康誠騎手で激アツ。

しかもこの日は愛馬バウンスシャッセのマーメイドS GVで朝イチから臨場予定の日。私に取って一番良い日で最高。後は順調にゲートインして欲しい。


9着/4番人気。

馬体は良く、パドックの気配もデビュー戦とは思えないほど落ち着いており勝ち負けと思ったが、出負けして二の脚もつかずポツン最後方。ここから直線だけで9頭を交わすがそこまで。

ただ素質は十分感じられたし、もっと競馬上手になればやはり2つ3つは勝てる馬だと確信した。

一時は競走馬としてのデビューは厳しいかとも思われた馬。まずは無事にデビューでき、完走できたことを喜びたい。そして想像通りの走る馬だと確認出来たことも有り難い。


レース回顧と時計の分析、レース後の岩田康誠騎手と高野友和調教師のコメントを掲載。

写真多数付現地観戦レポートを掲載。

(2015年6月19日完結)

2013年10月9日立ち上げ

●ハルーワソングの12を購入

 昨年(2012年)は購入した本馬の兄ジェットブラックが1口9万円と私にしては高価だった為に、出資は3頭(バウンスシャッセ、ジェットブラック、ラフェドフルール)と少なめだった私ですが、今年は安価で2、3勝してくれそうな私好みの募集馬が多く、比較的安価な馬ばかり4頭(本馬、マルティンスタークの12、ササファイヤーの12、ヒカルアモーレの12)応募しました。

 この中で、本馬を除く3頭は締め切り間際の応募情勢からおそらく購入確実と思われましたが、本馬は一般枠ですと約42パーセントの当選確率(推定)しかなく、キャロットクラブの抽選に弱い(実績制??)私としては、当選できるとは思わず、外れれば縁がなかったと割り切ろうと思っての、ダメ元での応募でした。

 しかし、最終的に最優先枠で応募したマルティンスタークの12と本馬は最後の最後まで最優先枠をどちらに使おうか迷っていました。どちらも最優先権なら出資は確実でした。マルティンスタークの12もハルーワソングの12もどちらも走りそうで欲しい・・・。結局、母の高齢と厩舎の魅力などで、マルティンスタークの12に最優先枠を使ったわけですが、本馬を一般枠で応募した後に当サイトの常連様でいらっしゃいますcme225さんが自信満々に最優先枠で3口応募したなどとおっしゃっていましたし、いろんな方が良いという情報を見ていましたので、欲しい気持ちがより強くなっていました。無事に取得できて良かったです。

 以下は、2013年応募馬とその理由です(当サイト「キャロットクラブ2013年募集馬を分析」するより)。

67 ハルーワソングの12 一般枠購入候補

 父はダイワメジャー。アーニングIDXは2.07と非常に優秀。比較的早期から活躍出来、私も期待している種牡馬。

 母は米国産で不出走。母の代表産駒は重賞勝ちの兄フレールジャック。非常に仔出しが良く、母は屑の出ない優良牝馬。私は基本高齢の時の産駒は買わないのだが、ハルーワソングの子は欲しくて、昨年ハルーワソングの11を最優先権で取得。まだデビューしていないので能力はわからない。

 本馬は母の16歳の時の産駒。基本は買わないのだが、今回は1口50000円と随分とリーズナブルに。厩舎もずっと友道康夫厩舎だったが高野友和厩舎に変わった。高野友和厩舎はクラブからの信頼は厚いが、その実オクターブユニゾンを勝ち上げられなかったり、ウォルフラムも大敗させたりと私はあまりいい印象はない。ただ実際に勝率などの数字は素晴らしい。乗せる騎手はレーデイング10位〜20位クラスの騎手が多く、一線級はあまり縁がない。

 母の高齢は気に入らないが、この値段だと触手が動く。何よりも血統馬らしく馬体が良い。豊富な筋量、大きくて力強いトモ、背中のラインも優秀、クビの太さと角度も良く距離が走れそう。管の枯れ具合も良く、飛節も大きく瞬発力がありそう。3月生まれで436キロとやや小柄な馬体重はネックだが、総じて良い。


 今年は買うつもりはなかったが、この金額と馬体なら欲しい。そして父ダイワメジャーも私の好きな種牡馬。


・・・ということで結論。


最優先枠 71 マルティンスタークの12 最優先枠ならほぼ購入確定なので 一般枠なら47.7パーセントと低いことも考慮

一般枠  67 ハルーワソングの12 1次で満口確定なので 一般枠なら42.0パーセントと確率は低いが 後は縁があるかないかだけ 
        18 ヒカルアモーレの12     おそらく早い段階で満口に。初志貫徹。関東でも良いのは良い
          69 ササファイヤーの12    1.5次で売り切れそうなので、私はここで押さえておかないと(最優先権はおそらく成功するので)



次点で見送り 85 トップライナーUの12    ハルーワソングの12が取れたら予算オーバーになるので

 という4頭でチャレンジです。それにしても未知の厩舎が多いですね(苦笑)。ハルーワソングの12以外はほぼ確定だと思っております。全部牝馬です(笑)。だって牡馬は高いんだもの。そして、私自身、キャロでは牝馬の方が相性いいですし、いずれの母馬権乱用を目論んでおりますので(笑)。そして皆さんは私が母馬権を乱用してしまうので残り200口となり最優先権で勝負するしかなくなるわけです(嗚呼、恐ろしや〜)。その頃には母馬権が金銭でトレードされる時代となり・・・(以下、妄想は続く)。

 そんなこんなで、50パーセント以下の当選確率の抽選に見事勝ち抜くことができ、本馬すなわちハルーワソングの12に見事出資することができました。ハルーワソングの仔出しの良さと、父ダイワメジャーの優秀な種牡馬成績に期待です。


 そんなこんなでハルーワソングの12を購入!!。ご一緒の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。

●ハルーワソングの12のほっさん評価

 では、ハルーワソングの12の詳しい分析です。

 父   ダイワメジャー アーニングIDX 2.07 評価 A+
 母   ハルーワソング 不出走          評価 D
 母父 Nureyev(ヌレイエフ)            評価 A+
 兄弟  フレールジャック 重賞1勝        評価 A+
 生産牧場 ノーザンファーム            評価 S
 調教師 高野友和                  評価 C

 馬体                          評価 A−
 募集総額 2000万円 牝馬
 
 総合評価 2.75 評価 B−


 父ダイワメジャーはその父サンデーサイレンス。皐月賞JpnTを始めマイルチャンピオンシップGT2回、天皇賞秋GT、安田記念GTとGT5勝馬。
 ドバイデューティフリー3着、有馬記念も3着と環境が変わろうが、距離が伸びようがそこそこ走る優れた馬だった。

 2012年の種付料は500万円と高額。産駒の優秀な成績から2013年の種付料は600万円と上昇した。アーニングIDXは2.07(A+)と産駒デビュー前の予想を裏切る好調ぶり。初年度産駒(2009年産)からはカレンブラックヒル(NHKマイルGT)、エピセアローム(セントウルS GU)などを輩出した。

 2歳の早期から活躍する馬を多く輩出し、2歳のリーディングでも2012年はディープインパクトに次ぐ堂々の2位(3位はキングカメハメハ)。2013年も10月7日終了時点で6位と好調。私好みの筋肉質の産駒を出し、いろんな意味で私好みの種牡馬。このハルーワソングの12も母の高齢が気になるところだったが、父がダイワメジャーというところが購入に至った非常に大きな要因。


 デビュー戦のレース前にパドックで座ってしまうという前代未聞の出来事を起こした。上原博之調教師によると「緊張のあまりお腹が痛くなり、立っていることができなくなったから。主催者側から出走を取消すことも提案されたが、以後のことを考え出走させた。この馬はトレセン内の知らないところに連れて行かれただけで、下痢をしてしまうほど神経質な性格だ」と述べられている。

 思えば我が愛馬エスポワールシチーも未勝利時代は臆病な性格だったことが報じられている。こういったことを克服することが、能力を開花させる絶対条件である。

 初勝利はダート戦。2着馬に9馬身差をつける圧勝だった。しかし、続く500万戦では同じくダートで4着に敗れている。

 その後、1勝馬の身分ながら皐月賞トライアル・スプリングS GUに出走。11番人気の低評価ながら3着に好走し本番への優先出走権を得る。

 皐月賞では1勝馬ということもあり10番人気と低評価。1番人気はホッカイドウ競馬の雄・コスモバルクだった。

 しかし、レース前に『マイネル&コスモ軍団総帥』として知られるサラブレッドクラブ・ラフィアン代表の岡田繁幸氏が「(コスモバルクに)勝つとしたらこの馬」と指名していたとおり、コスモバルクを破り見事に優勝。初重賞制覇がGT制覇となった。

 その後「ノド鳴り」が酷くなり、手術を受ける。復活後の活躍は上記記載のとおり。



 母のハルーワソング(1996年生まれ・父Nureyev)は、米国産で不出走。正直、海外馬に疎い私としてはよくわかりませんが、父はヌレイエフですから血統はいいのでしょうね。
 仔出しは素晴らしく、初仔のハルーワスウィートは5勝、その後繁殖入りし、あの牝馬3冠全2着の超実力馬ヴィルシーナを輩出。他にもハルーワソングの産駒はラジオNIKKEI賞GV勝ちのフレールジャックなど活躍している。また母は高齢だが、13歳の時の産駒マーティンポロも芝2000mで3勝して現役。1000万クラスでも上位の成績で、クラス突破は時間の問題。本馬は16歳の時の仔と心配だが、直近の産駒がかなり走っていることも高評価。



 母父のNureyevは米国産のサラブレッド競走馬。2〜3歳時に仏英3戦2勝、トーマスブライアン賞GV。仏リーディングサイアー。英愛仏2歳リーディングサイアー。ノーザンダンサー直仔の大種牡馬で、瞬発力と勝負強さに特に優れている。半妹にナンバー(父Nijinsky U。日本で種牡馬として活躍したジェイドロバリーの母)、フェアリーブリッジ(父Bold Reason。欧州の大種牡馬サドラーズウェルズ、フェアリーキングの母)がいる。名前の由来は父母の名前からの連想で、バレエダンサーのルドルフ・ヌレエフから(由来を尊重するためにヌレエフの表記も少なからず見られる)。
 1978年のキーンランド2歳市場で2億7000万円でギリシャのスタブロス・ニアルコスによって買われた。2歳時は1戦1勝。それも重賞レースでの勝利(トーマスブライアン賞)。続く3歳緒戦のジェベル賞も勝ち、3戦目は2000ギニー。ここでも1着で入線したが進路妨害のため失格。その後感染症の病気にかかり引退した。
 引退後はフランスで1年間種牡馬生活を送り、その後は32億円のシンジケートを組みアメリカへ。2001年に死亡するまで欧米で数多くの名馬を輩出した。1987年、1997年フランスリーディングサイアー。
 なお、ヌレイエフは種牡馬時代に大事故を起こしたことがある。1987年5月、放牧先で牧柵を蹴ってしまい右後肢を粉砕骨折する大事故を起こした。普通なら安楽死処分になりかねない重大なケガであったが、当時の最先端医療を駆使して奇跡的に回復し、手術から7ヶ月後には牧場に戻って翌年から種牡馬復帰を果たした。
 主なBMS産駒はキングマンボ(仏2000ギニー GT)、バゴ(凱旋門賞 GT)、ジャングルポケット(ダービーGT)、ゴールドアリュール(フェブラリーS GT)、トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯 JpnT)。2011年はフレールジャック(ラジオNIKKEI)が活躍。日本でもBMSとして超一流馬を次々と輩出しており、評価も「A+」と極めて高い。当然期待の大きいBMSである。



 兄第は重賞勝ちのフレールジャック(父ディープインバクト・2008年産・牡馬・芝中距離)や5勝のハルーワスウィート(ダート短距離)など活躍しており、勝ち上がり率の非常に高い屑の出ない血統。上述のように、2009年産のマーティンポロも3勝と好成績。しかし、私ほっさんはこういった優秀な母ローザネイで最も外れの産駒を購入するなど、見る目がない><。



 生産牧場のノーザンファームは、1994年1月、社台ファーム分割により「社台ファーム早来」が「ノーザンファーム」となり誕生した。
 トップレベルの牧場として「世界に通用する強い馬づくり」を実践。社台グループの中核として、数多くの名馬を生産・育成しています。JRA生産者収得賞金は、2004年から2008年が1位。2009年〜2011年は2位(1位は社台ファーム)とまさに日本の頂点を極める牧場と言っても過言ではない。
 屋内外2つの坂路コース、1周800mの周回コースなど充実した設備を誇るノーザンファーム早来。育成・調教の専門牧場として直線1200mの坂路コースを備えるノーザンファーム空港牧場。さらにはノーザンファームイヤリング等、施設は広大かつ最新、日々弛まぬ進化を続けている。
 活躍馬をあげると切りがないが、ディープインパクト(牡馬3冠他)、キングカメハメハ(日本ダービー他)、ヴァーミリアン(ジャパンカップダート他)、カネヒキリ(ジャパンカップダート他)、シーザリオ(オークス他)、ジャングルポケット(日本ダービー他)、トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯他)、ブエナビスタ(ジャパンカップ他)、ラインクラフト(桜花賞他)など。
 日本屈指の生産牧場で、育成施設、優秀な人材とどれをとっても日本のトップです。その実力は疑う余地はありません。私もこれが魅力でキャロットクラブに入ったようなものですから。



 預託厩舎は高野友和厩舎です。高野友和(たかの ともかず)は1976年2月4日生まれの37歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属する4年目の調教師である。


 県下随一の進学校福島高校出身。 帯広畜産大で馬術を学び、ノーザンファーム空港牧場に勤務。その後、JRA競馬学校厩務員過程を経て、2002年7月から栗東・松田国英厩舎に所属。松田厩舎在籍時代はダイワスカーレット、キングカメハメハ、ダノンシャンティ、ダイワエルシエーロら名馬揃いの環境の中で8年間従事し、2010年、調教師試験に合格。

 初出走は2011年3月6日第2回小倉4日目1Rホクザンヴィリル(6着)。初勝利は2011年3月20日第1回阪神8日目7Rエーシンジャッカル延4頭目。


 競馬以外ではプロレスファンで、特に全日本、NOAHのファン。厩舎の調教服のモチーフは師匠である松田国英厩舎のオレンジをベースにジャイアンツのカラーを意識した黒とオレンジの混合。

 2013年10月9日現在、JRA通算48勝、勝率8.6パーセント、連対率15.2パーセント。重賞未勝利。

 昨年(2012年)は12勝、勝率5.6パーセント、連対率11.6パーセントと低かったが、今年(2013)はここまで17勝、勝率8.6パーセント、連対率17.7パーセントと早くも昨年の勝ち数を大幅に上回り好調。


 騎乗依頼は川田将雅、池添謙一、藤岡康太、川須栄彦辺りのどちらかと言えばリーディング10位前後の騎手を使うことが多い。トップジョッキーの依頼は少ないものの、そこそこの騎手を起用してくれる。

 キャロットクラブの信用は高く、2013年度募集では、シェルズレイの12(募集総額6000万円)、アディクティドの12(募集総額4000万円)、そして本馬(募集総額2000万円)と高額馬を含む3頭もの預託依頼。しかし、2011年度募集馬では、上手くやれば勝ち上がることの出来る能力だったオクターブユニゾンを勝たせることができずに未勝利で引退。2012年度募集馬のウォルフラムも今のところ能力を引き出せてはいない。もちろん、まだ開業して日が浅く、いろいろと手探り状態だと思うが、頼りない面もある。



 馬体は、血統馬らしく馬体が良い。豊富な筋量、大きくて力強いトモ、背中のラインも優秀、クビの太さと角度も良く距離が走れそう。管の枯れ具合も良く、飛節も大きく瞬発力がありそう。3月生まれで436キロとやや小柄な馬体重はネックだが、総じて良い。



 総合評価2.75「B−」とこの金額の馬にしてはまずまずの数字です。母が不出走馬なのでここの評価が低いですが、仔出しが優秀なので心配ありません。また、預託厩舎の高野友和厩舎がまだ開業して日が浅く、重賞勝ちなどがないので、評価が「C」と低く、その辺りで総合評価が下がっています。今年のキャロットクラブ募集馬は総じて預託厩舎の質が低いというのは、だれもが感じるところですよね。



 ということで、母の高齢や厩舎など心配な面もありますが、走る匂いもプンプンして私は2、3勝はしてくれる馬だと思っています。

 期待してるゾ、ハルーワソングの12!!

これ以降は2014年2月24日に作成

●競走馬名がベルディーヴァになりました

 2014年2月22日に発表されましたハルーワソングの12の競走馬名はベルディーヴァ(Belle Diva(仏語) 「美しい歌姫」の意。母名より連想。になりました。

 ディーヴァと言えば私はパソコンゲームを思い出すわけですが、美しい歌姫ということのようです。なんだか走りそうな馬の名前できたいしています。

これ以降は2014年5月16日に作成

●6月18日に行われる第2回産地馬体検査を受検予定

 5月15日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告によりますと、我らが愛馬ベルディーヴァは6月18日に行われる第二回産地馬体検査を受検する予定ということです。

 通常、東西のトレセン入厩時に競走馬登録を行う必要がありますが、本検査を受検した馬はその必要がなく、函館や札幌などの競馬場へ牧場から直接入厩することができるようになります。

 この検査を受検するということは、夏の北海道開催への入厩を視野に入れたもので、それらに間に合いそうもない馬は受検致しません。

 ただ、ベルディーヴァはすでにハロン14秒も取り入れられており、産地馬体検査なんか受けずにすぐにでも本州に移動して欲しいと思うのですが、高野友和厩舎には3歳未勝利馬が多いんでしょうね(T_T)。馬は素晴らしいのですが、厩舎だけが心配なんですよね。

 6月18日のサンチバなんて受けるということは、あと1か月は移動なし。もうハロン14秒まで行っている馬ですよ。さっさと入厩させてゲート練習をさせて欲しいですね。

 この調子だと北海道に入場するのが早くて6月下旬。ゲート試験を受けてデビューは7月下旬になっちゃいますねぇ。何があるかわからないので少しでも早く進めて行って欲しいのですが。


 この日(5月15日)のベルディーヴァの近況更新は二段階更新でした。15時頃の更新では”産地馬体検査”の下りはありませんでした。夕刻に付け加えられました。

 ちなみに第2回の産地馬体検査なんて受けるのはキャロではベルディーヴァだけです。それほど必要のないものだと言うことでしょうね。もっとも、移動情報が全く出ないよりも移動しようとしてくれているだけ少しはマシなのでしょうが・・・。


 しかし、私の愛馬は例年、産地馬体検査を受検しても北海道に直接入厩した馬は過去におりません><。逆に昨年のバウンスシャッセは産地馬体検査を受けずに直接函館入りをしました。そういうパターンもあるんですよね。ベルディーヴァにはきちんと北海道でデビューして欲しいですね。そして勝って本州に来て欲しいですね。

これ以降は2014年6月4日に作成

●ここまでの近況をまとめると(6月4日作成)

2013月10月31日

 ダイワメジャー産駒らしく、筋量と骨量に恵まれた馬体は牡馬と見間違えてしまうほどで常にどっしりと構えており、頼もしさを感じさせます。NFイヤリングの放牧地でパワフルな走りを披露していたことからも、名門グローリアスソング系の名に恥じない競走馬へ成長を遂げてくれることでしょう。

2013月11月29日

 父ダイワメジャー譲りの力強い踏み込みを見せており、ブレの少ない安定したフットワークには頼もしさを感じます。

2013月12月26日

 跨ってみるとサンデー系らしい柔らかさを感じますし、馬体重のわりには安定感も備わっています。ここまでは文句の付けどころはなく、順調そのものと言えるでしょう。

2014月1月17日

 坂路コースを以前より力強いフットワークで駆け上がれるようになってきましたし、徐々に父の産駒らしい逞しさが備わってきた雰囲気を感じます。

2014月1月31日

 厳冬期ですが柔らかみのある脚捌きで坂路を駆けており、調子の良さがひしひしと伝わってきます。

2014月2月14日

 小柄な体躯ですが四肢を大きく使って伸びのあるフットワークを見せています。速めのペースで乗り込んでいますが落ち着きをもって日々トレーニングを行えている点も好印象

2014月2月28日

 サンデー系らしい柔らか味がある、完歩の大きなキャンターを見せています。

2014月3月31日

 調教では全身を使った力強いキャンターを見せており、ハロン15秒台の時計にもだいぶ余裕が出てきたように感じます。

2014月5月30日

 より力強さを感じさせるなど迫力のある走りを披露してくれています。跨っていると馬体に一本芯が通ってきた印象を受けますし、ここにきての成長には目を見張るものがあります。
 満口の馬にしては毎回良いコメントが多く、能力を感じます。少し思ったよりも馬体が成長していませんが、動きは良さそうで、これなら少なくとも未勝利クラスの脱出は余裕でしょう。こういった馬がこれから成長してくれれば大物になり得るのですが、少し成長が止まっている感があります。

これ以降は2014年6月24日に作成

●デイリー馬三郎に記事が掲載されていました

 デイリー馬三郎の2歳馬特集である弥永ジャッジにベルディーヴァが掲載されていました。

 弥永の目

 筋肉量が豊富で、パーツ、パーツのバランスがいい。走る下地は十分あるが、芝、ダートどちらにしてもマイルまで。


 NF早来・日下厩舎長

 「兄が重賞制覇。この馬もいいところまで行けると思っています」



 ということで、この馬、弥永記者の厳選12頭の一番下に名前があります。相当評価の高い馬と言えます。嬉しいですね。

●6月18日に行われた第2回産地馬体検査を受検し、JRA競走馬登録ならびに栗東の高野友和厩舎との預託契約が完了しました

 6月18日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告によりますと、我らが愛馬ベルディーヴァは「第2回産地馬体検査を受検し、JRA競走馬登録ならびに栗東の高野友和厩舎との預託契約が完了しました」ということです。ついに我が軍団としては初めての”第2回”の産地馬体検査を受けました(笑)。

  これで詳細な入厩放牧情報や追い切り情報を得ることができます。次は早期の入厩を期待したいですね。

これ以降は2014年7月2日に作成

●7月2日に函館競馬場・高野友和厩舎へ入場しました

 以下は7月2日に臨時更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。

ここまで順調に調整が進んでいることから1日にNF早来を出発し、函館競馬場・高野友和厩舎へ入厩しました。移動までは週3回は屋内周回コースでハロン20秒のキャンター2400m、週3回は屋内坂路コースでハロン14〜15秒のキャンター1本の調整を行っていました。「ハロン14秒台の調教を順調にこなし、体調も安定していることから移動の体勢は整ったと言えるでしょう。そのため昨晩、牧場を出発して本日、無事に函館競馬場へ到着しております。血統的に期待の大きな馬ですし、何より坂路コースで見せていた父譲りの力強いキャンターには目を見張るものがありましたので、このまま順調に進んでいってくれればと思います」(早来担当者)

 6月30日の定期更新では移動については触れられていませんでしたから青天の霹靂でしたが、こういう良いことはいきなりでも構いませんよね。ただ、そりゃ、できれば早く教えて欲しいですが。

 ということで、7月2日に函館競馬場・高野友和厩舎へ入場しました。ここでも父譲りの力強いキャンターについてコメントをいただいておりますし、モタれたり、走るのをやめちゃったり、かかったりと悪癖がなければ私の思う2、3勝はしてくれるでしょう。

 次は追い切りの動きが気になります。やはり走る馬は2歳時の追い切りからそれなりの動きを披露してくれる場合が多いですからね。楽しみですね。

これ以降は2014年7月11日に作成

●7月10日にノーザンファーム早来へ放牧に出ました

 昨日(7月10日)当サイトのトップページの独り言のコーナーで書きましたように、9日にゲート試験に合格した我らが愛馬ベルディーヴァは7月10日にノーザンファーム早来へ放牧に出されました。放牧の翌日の7月11日にクラブ公式HPでも移動が発表になりました。

 7fl3歳未勝利馬が多く在籍する高野友和厩舎。この時期は3歳未勝利馬にとっては競走馬生を賭けた大切な時期ですから、どうしてもそちらが優先になってしまい、他馬は後回しになります。2歳馬も早く始動して1つ勝たないと来年のこの時期はまた同じパターンで3歳未勝利馬が増えることになってしまいます。上手く流れてベルディーヴァのデビューの番が来て欲しいですね。特にどこか異常があるわけでもありませんし。

これ以降は2014年7月28日に作成

●7月24日に函館競馬場へ帰厩しました

 以下は7月24日に更新されたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
24日に函館競馬場へ帰厩しました。「ゲート試験合格後にいったん帰ってきて疲れを癒す作業を行っていました。少しだけ楽をさせた後は乗っていましたし、今週は速いところも行うくらい順調に調整できていましたよ。スピードもありますし、新馬戦から楽しみですね。短い期間の調整でしたが無事今日の検疫で送り出していますよ」(早来担当者)
 ということで、そろそろ帰厩かなと思っていた24日に函館競馬場へ帰厩したということです。
 牧場の担当者もスピードがあると言ってくれていますし楽しみですね。あとは馬三郎の弥永記者がおっしゃっていたようにマイルまでしか対応できないのか、もう少し走れるのかですね。さてどの距離でデビューさせるでしょうね。

これ以降は2014年7月30日に作成

●デビュー戦は8月10日 札幌5R

 我が軍団は2歳愛馬4頭ですが、すでにサンフレイムはデビュー済み(結果を語ることを禁ず)、残る3頭の内、アモーレエテルノとグリューヴァインは8月9日の札幌5Rでデビュー予定と発表がありました。

 このベルディーヴァも帰厩時期からこの節がデビュー戦濃厚と言うことで、愛馬の新馬戦3頭出しを懸念していましたが、今日、たまたま行った散髪屋で読んだサンスポの情報ですと、ベルディーヴァは8月10日 札幌5R 2歳新馬 芝1500m 牝馬限定でデビューするようです。

 この記事は元々ダイワスカーレットの子がこのレースに出走予定だったものの回避という記事でしたが、ダイスカ子が回避ということはベルディーヴァに注目というような内容でした。これはまだ本日の追い切り結果が出る前の記事ですから、本日の追い切りでますます評価が上がったことは言うまでもないでしょう。

 とにかく5年連続の新馬戦勝ちを狙う我が軍団にとって3頭が同じ新馬戦で重ならなくて良かったです。こうなったら、土日共新馬勝ちを狙うぞ。

これ以降は2014年11月12日に作成

●8月1日の調教中に右後肢の第一趾骨を骨折で全治1年間の診断

 以下は8月1日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝、ゲートの確認に行って軽く発進させたのですが、その後に歩様が乱れてしまいました。すぐに検査を行ったところ、右後肢の第一趾骨を骨折しているという診断でした。来週のデビューを前にこのようなことになってしまい申し訳ありません」(高野師)近々に函館競馬場の診療所で手術を行う予定です。
 ということで、デビュー前に素晴らしい動きを見せていて、2歳愛馬の中で最も期待の高かったベルディーヴァが右後肢の第一趾骨を骨折。その後の診断では全治1年間との重傷で、クラシックも新馬戦への出走も絶望的となりました。上手く行けば桜花賞に出られると思っていた逸材だけに本当に残念です。

 しかし、能力は間違いないので、なんとか復帰して勝ち進んで欲しいですね。

●8月17日にノーザンファーム早来へ放牧に出ました

 8月18日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告によりますと、骨折後、輸送できると判断された時点で放牧に出される予定だったベルディーヴァですが、8月17日にノーザンファーム早来へ放牧に出たということです。

 嗚呼、北海道を脱出できる日は来るのか、いつになるのか。

これ以降は2015年4月24日に作成

●4月23日にノーザンファーム天栄へ向け移動しました

 全治1年間の重傷で、復帰できるかどうかも賭けだったベルディーヴァ。放牧先のノーザンファーム早来では少しずつ順調に回復し、ついに4月22日の近況更新では次のような移動を匂わすものが登場しました。以下は4月22日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。

 周回コースでハロン18秒のキャンター2400mの調整を行い、週3回は屋内坂路でハロン14〜15秒のキャンター調整を取り入れています。「ここ最近は登坂時に14−14くらいも頻繁に取り入れて負荷をかけてきました。怪我をしていた馬なのでもちろん慎重になってはいましたが、ここ最近はある程度安定した状態の中でしっかりと動かしてくることができているでしょう。そろそろ復帰を目指して本州へ動かすことができる状態になってきたかなとも思っていますよ。それで今のところ今週中に送り出すプランも持っています。何とかここまで来ましたし、このあとも順調に行ってほしいと願っています。馬体重は497キロです」(早来担当者)

 ということで、22日の時点で今週中に送り出すプランが浮上しているとのこと。そして翌日臨時更新され、23日にノーザンファーム天栄に向けて移動したことが発表になりました。ようやく北海道脱出です。6月開催の北海道まで待たないということは、それよりも早く出走できる可能性があるということで、早ければ5月内にデビュー戦を迎えることが出来るのではないでしょうか。

 素質から良い騎手を乗せていただけそうですし(幻の緒戦は池添謙一騎手確保でした)楽しみですね。私は復帰後1、2戦で未勝利クラスは簡単に脱出できると思っています。ただでさえ昨夏に秀逸な動きを見せていた馬が、更なる成長も感じますし私の中ではキャロ3歳世代で一番の期待馬です。ポンポンと2、3勝して欲しいですね。

これ以降は2015年4月30日に作成

●4月30日にノーザンファームしがらきへ移動しました

 4月24日にノーザンファーム早来から天栄へ向けて出発したという情報から5日間、何の情報もなく、道に迷っているのか(笑)と思われたベルディーヴァですが、28日の近況報告で天栄に到着していたことが発表になりました。以下は4月28日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。

ウォーキングマシンとトレッドミル調整を行っています。「先週北海道からこちらへ移動してきました。当初の予定では朝に北海道から到着してその日の午後にはしがらきへ向けて移動する予定を組んでいたのですが、ちょっと疲れてしまったみたいで少し腹痛かなと思わせるような症状を見せていました。ただ、程度としてはごく軽めで、顕著な症状を見せていたというほどではありませんでした。おそらく慣れない長旅で元気が良すぎたか力んでしまって、その影響からか馬房に入ると一気に疲れてしまったんだと思います。しばらく馬房で寝っ転がっていました。ただ、時間をかけて様子を見てきたことで水やカイバの飲み食いもまったく問題ないですし、今は元気のいい姿を見せてくれていますよ。こちらでは乗ることはしていませんけれど、マシンやトレッドミルでの軽めのキャンターを行うくらいの調整は行えています。早ければ明日であったり近いうちにしがらきへ移動することになると思います」(天栄担当者)

 ベルディーヴァとしては初の長距離輸送で疲れが出てしまったようです。輸送に弱いかも知れませんね。私としては関西だけで走ってくれれば十分なんですけどね。

 その後30日に臨時更新され、30日にノーザンファームしがらきへ移動したことが発表されました。ついに関西圏入りですね。デビューが楽しみです。

これ以降は2015年5月8日に作成

●5月6日に栗東トレセンに帰厩しました

 5月7日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告は次の通りです。

6日に栗東トレセンへ帰厩しました。7日は軽めの調整を行いました。「NFしがらきに移動後も特に体調の不安などなく調整できていましたので、水曜日に帰厩させました。今朝からさっそく乗り出していますが、乗った助手によると『まだまだ』だそうです。さすがに休養が長くなりましたし、怪我からの復帰戦に向けての調整になりますから、慎重に乗り込みつつ馬体を仕上げていければと思います」(高野師)

 ということで、5月6日に栗東トレセンに帰厩(というか、初めて栗東には入厩したんですけどね)しました!!高野友和厩舎は骨折のベルディーヴァ同様、キャロットクラブ預託のクルーガーが骨折、シャイニングレイが脚部不安となんだか順調に思えない部分があり正直不安です。ベルディーヴァは次に大きな故障をしてしまえば3歳未勝利の身分ですから引退は間違いなく、とにかく順調にレースに出てゴールインさせて欲しいですね。ここからが心配なんですよねぇ。

 ただ、馬は間違いないので、良い状態で走れれば1、2戦で勝ち上がってくれると思います。もちろん骨折の影響がどの程度あるのかが未知数ですが。

 嗚呼、毎回近況報告を開くのが怖いなぁ〜。

これ以降は2015年6月10日に作成

●追い切り情報(6月10日更新)

7月4日 函館ダート 良馬場 ゲートなり
ゲート
助手
13.3
12.7


7月6日 函館ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
4F 56.5
3F 41.3
1F 14.0[8]
グラマラスカーヴ(2歳新馬)馬なりの外同入


7月9日 函館ダート 良馬場 ゲートなり
ゲート
助手
12.2
11.7


7月27日 函館ウッドチップ 重馬場 馬なり余力

助手
5F 72.4
4F 57.1
3F 42.8
1F 14.1[8]
グランカマラード(2歳オープン)末強めの内同入


7月30日 函館ウッドチップ 良馬場 一杯に追う

助手
5F 67.6
4F 53.3
3F 39.2
1F 12.6[6]
サウンドバゴダンス(2歳新馬)強めの内を0.6秒追走3F併せ0.8秒先着


5月10日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 58.2
3F 41.9
2F 26.8
1F 13.5
タイセイブルグ(2歳新馬)叩き一杯を0.1秒追走同入


5月13日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 58.5
3F 42.0
2F 27.0
1F 13.3


5月15日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 67.4
3F 48.6
2F 31.3
1F 14.3


5月17日 栗東坂路 重馬場 末一杯に追う
2回
助手
4F 57.4
3F 41.4
2F 26.2
1F 12.8
ダノンプレジデント(3歳未勝利)末一杯を0.1秒追走同入


5月20日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 54.6
3F 39.6
2F 25.8
1F 13.1
タイセイブルグ(2歳新馬)叩き一杯を0.2秒追走0.1秒先着


5月24日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 56.6
3F 40.4
2F 25.9
1F 12.5
サンタフェチーフ(3歳500万下)馬なりを0.1秒追走同入


5月27日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 54.4
3F 39.8
2F 26.0
1F 13.2
サンタフェチーフ(3歳500万下)一杯を0.2秒追走0.4秒遅れ


5月29日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 66.5
3F 47.9
2F 29.9
1F 13.9


5月31日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 57.9
3F 41.0
2F 25.8
1F 12.5
ロスカボス(2歳新馬)馬なりに同入


6月3日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 54.4
3F 39.7
2F 26.1
1F 13.4
タイキフロンティア(3歳未勝利)一杯を0.2秒先行0.2秒先着


6月5日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
川須栄彦
4F 71.6
3F 51.9
2F 32.1
1F 14.6


6月7日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 58.2
3F 42.0
2F 27.3
1F 12.9
ポルトフォイユ(2歳新馬)馬なりに0.1秒遅れ


6月10日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 53.7
3F 38.8
2F 25.2
1F 12.8
ポルトフォイユ(2歳新馬)強めを0.2秒先行アタマ遅れ
 7月4日、2日に入厩後早速ゲート練習をされています。1回目にしてはなかなかの速さですね。ゲートが速いことはレースで非常に有利ですから嬉しいですね。

 7月6日、ゲートばかりしていても馬のストレスが溜まるのでコースで追い切られました。ちょっとしたガス抜きですね。

 7月9日、ゲート試験を受け見事1発合格を決めてくれました。かなり速い時計で優秀ですね。競馬ブックでも”ゲート速い”と高い評価をいただいております。
 以下は同日(7月9日)更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
9日はゲート試験を受け無事に合格しました。「先週のゲート練習ではゲートが開いてからしっかりと反応してテンからいいラップを刻めていましたし、ゲート試験合格は時間の問題と思っていました。今朝はさっそく試験を受けましたが、先週同様に入り、駐立、そして出とスムーズで、出てからの行き脚も12秒2、11秒7としっかりとしていて無事に合格をもらえましたよ。まずはこれで競走馬としてスタートラインに立てましたね。タイプ的には早めから競馬を考えていけそうですが、さすがにまだゲートをパスしたばかりですから慎重に進めたいと思います。順調にいけば札幌開催でのデビューを目標にすることになるでしょうが、番組次第では短期間でもリフレッシュ期間を設けたほうがいいでしょうし、その場合は放牧を挟ませていただくかもしれません」(高野師)
 ということで、至って順調ですね。しかし、このニュアンスですと、短期放牧に出されそうですね。高野友和厩舎は3歳の未勝利馬が多いんですよねぇ。どうしてもそちらが優先になる時期ですからねぇ。
 それにしても追い切りからも能力を感じますし楽しみですね。ゲートも新馬時代にこれだけ速かったのは、愛馬ではあのエスポワールシチーくらいしかいませんからねぇ。ゲートが速いのはそれだけで大きな武器ですからねぇ。後はレースに行って悪癖やモタれ癖、臆病な反応などが出なければいいのですが・・・。

 7月27日、すでに勝ち上がっている2歳馬相手に内目ながら同入しました。ここから時計を詰めていく作業になると思いますが、どうも調整過程から、愛馬2頭が出走を予定している8月9日にデビュー戦が組まれそうで嫌ですね。翌日の芝1500mの牝馬限定戦なら最高ですが。

 7月30日、併走馬を0.6秒後ろから追走し0.8秒も突き放すという大物ぶりをやってのけました。競馬ブックでも滅多に出ない右上向きの矢印の高評価をいただいております。”追って伸び上々”という調教コメントでした。デイリー馬三郎でも”仕上上々B”という高い評価です。
 この日、同コースで追い切った全馬の中で最も上がり1ハロンが速かった馬で12.4秒でした。ベルディーヴァは12.6秒ですから、相当なスピードがありますね。もちろん、小型の馬で仕上がりが早いタイプというのはあると思いますが、破格の動きです。相当やれると思います。
 以下は同日(7月30日)更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝はウッドコースで併せて追い切りました。私自身は栗東にいて追い切りを見ていないのですが、併せた他厩舎の馬を追いかける形で、最後は4馬身ほど突き抜けたとのこと。非常にいい動きで、文句のない内容だったようです。パワー、スピードともにあり、性格も良く、食欲旺盛と言うことがありませんよ、と報告を受けています。来週の競馬を予定していますが、出走が決まったら、木曜日に札幌へ移動してレースに備えたいと思っています」(高野師)8月10日の札幌競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1500m)を目標にしています。
 陣営としても抜群の手応えのようです。新馬戦から勝ちたいですね。クラブ公式HPでも次走予定がはっきりと出ました。すでに当サイトとしてはこの日の昼に上記で掲載していましたが。

 5月10日、実に9か月以上ぶりに追い切り時計を計時しました。ハロン14秒程度の追い切りです。全治1年間の骨折で難しい箇所でしたから、復帰さえどうかというところで、ここまで来られたことは感無量です。あとは強い負荷をかけられたときやレースでの故障発生だけが心配ですが、そのようなことのないように無事にレースで1周回って来て欲しいですね。毎更新が故障発生をしていないかドキドキです。

 5月13日、まだ強い負荷をかけずに坂路で2本ハロン14秒程度で乗られています。さすがに調教中に故障させたということだけあって慎重です。この馬に関しては慎重すぎても悪くないと思いますので、この感じで時間をかけて走れる状態に持って行って欲しいですね。

 以下は5月14日に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「水曜日は坂路で馬なり程度の時計を出しています。まだ15−15から終いを伸ばす程度で、意識的に抑えた調教メニューです。脚元などは落ち着いていて問題ありませんが、調整は馬の状態を見ながらじっくりと進めます。素質的に初出走でもいきなりから勝負になると思っていますし、番組などは目標を決めず、馬が仕上がり次第考えていくつもりです」(高野師)
 私も常にベルディーヴァに関しては復帰後1、2戦で勝ち上がると言っておりますが、高野友和先生も同じお考えのようで嬉しいですね。素質はだれもが認める馬。ただ、骨折箇所が難しいところで、その影響が出ないかが心配されるところです。出走予定が私の休日と重なってくれると有り難いのですが。

 5月15日、終いだけ15秒を切る程度で追い切られました。毎回一気に負荷をかけるのではなく2度軽めを登坂しています。

 5月17日、故障から復帰後の時計としてはかなり詰められてきました。終い2ハロンは13秒の速いところを乗られています。毎回追い切り後の脚元の状態が気になりますが、今のところ大丈夫そうなのでホッとしています。

 5月20日、終いから3ハロンを13秒で追い切られました。更に負荷をかけられていますが最後までしっかりと走れています。もうこの時計でさえ未勝利クラスとしては優秀で、やはり順調ならすぐにでも勝ち上がれそうです。併走相手は2歳馬ですが、相手が叩き一杯のところを馬なりで先着しています。貫禄がありますね。
 私としては桜花賞を意識していたほどの馬です。マイルで抜群の存在感を示して欲しいですね。
 デイリー馬三郎では”キビキビB”と良い評価をいただいております。
 以下は同日(5月20日)に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて時計を出しています。先週からさらに一歩進めてきていますが、追うところはなく、まったくの馬なりです。相手は2歳馬なので、その走りを見守りつつ誘導するという感じの内容でした。手応えは十分でしたし、ここまでは思惑どおり順調に調整できていますよ。何度もお伝えしているように、素質は十分の馬ですから、この後もジワジワと負荷を強めながら焦らずに馬本位で仕上げていきたいと思います」(高野師)
 ということで、夜更新されたクラブHPでの高野友和先生のコメントも順調そのものでまた素質は十分という言葉が出てきました。やはり期待しちゃいますねぇ。

 5月24日、ハロン13秒で追い切られました。格上の馬相手に後ろから楽に先着しています。このくらいの負荷でも順調ですし、このままとにかくデビュー戦を迎えて、1つ勝ちたいですね。そこまでは安心できません。

 5月27日、格上馬相手に後ろから行って遅れを取っておりますが、相手は一杯に追って、こちらは無理をせずに馬なりでのものです。実質相手よりも良い動きをしていると思います。いやはや、やはり能力を感じる馬です。
 デイリー馬三郎では”まずまずC”という程度の評価です。
 以下は同日(5月27日)に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝は坂路で追い切りました。先週に引き続き、馬なりで手綱は持ったままだったのですが、それでも軽やかな脚取りで、楽に坂路を上がってきてくれていますし、動きは問題ありませんでしたよ。追えばまだまだ時計は出そうな感じでしたね。帰厩からここまでは今のところ順調ですし、思っていた以上に仕上がりも早そうなのでこちらも驚いているのですが、時計を出して形だけ仕上がっても中身が伴わなければ意味がありませんから、来週あたりから少しずつペースを上げてしっかりと馬を造りつつ、どのあたりの番組を使うか検討していきたいと思います」(高野師)
 高野友和先生、今回は物凄く慎重で良いですよね。そりゃ、これだけの馬の春のクラシック特に桜花賞を棒に振ってしまったわけですから。先生がおっしゃるように、時計だけ出ても中身が伴わなければチグハグな競馬になってしまいますし、ここは一戦必勝を目指してしっかりと仕上げていただけるようで嬉しいですね。鞍上もいい騎手を選んでいただけるでしょうね。

 5月29日、終いだけ14秒と伸ばされました。まだ2回ずつ登坂と無理をせずに調整されています。

 5月31日、終い2ハロンは13秒で追い切られました。まだ終いのラップがその手前1ハロンよりも遅く、万全な状態とは言えませんが、順調に追い切れているのは有り難いことです。

 6月3日、徐々に速いところの本数が増えてきました。それでもまだ登坂本数2本と1本でビシッとは追い切れないですね。もちろん、慌てません。慎重が何よりです。
 デイリー馬三郎では”キビキビB”と高い評価をいただいております。
 以下は同日(6月3日)に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。天気が良ければ今日はビッシリと追い切ることも考えていたのですが、この大雨で馬場状態も荒れていましたからね。軽く流す程度に乗りました。ただ、馬なりで手綱は持ったままでも、相変わらず楽に坂路を駆け上がってくれています。今のところは来週の競馬を予定しているのですが、あともう1本サッと乗れば態勢は整うでしょう。ゲート練習も並行して行っているのですが、大人しくて特に問題ありません。既走馬に交じってもいきなりから楽しみは大きそうですよ」(高野師)14日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1600m)に岩田騎手で出走を予定しています。
 ということで、ついに出走予定日が発表になりました。
 待望のデビュー戦は6月14日 阪神3R 3歳未勝利 芝1600mを予定ということです。しかも鞍上は超一流の岩田康誠騎手を確保ということで激アツです。
 しかも私はこの日、愛馬バウンスシャッセのマーメイドS GVで朝イチから臨場予定の日です。私に取って一番良い日にデビュー戦を選んでいただきもう最高です。後は順調にゲートインして欲しいですね。
 ビシッと追えてない理由が大雨で馬場状態が荒れているからとありますし、その通りだと思うのですが、どうもこのまま目一杯に追い切ることなくレースを迎えるのは、本番で目一杯に追った時に反動がないか心配です。

 6月5日、川須栄彦騎手に調教をつけていただきました。いろいろと工夫していただいているようで有り難いですね。本番はキャロ馬が4頭も出走予定ですが、先頭で駆け抜けて欲しいですね。

 6月7日、終い重点で追い切られました。2歳新馬に先着を許しちゃっていますが、いつものように”馬なりで手綱は持ったままでも、相変わらず楽に坂路を駆け上がってくれているもの”と信じましょう(笑)。ここまで坂路2本の軽めの追い切りばかりですが、順調に行ってます。レースでもしっかりと最後まで走りきって欲しいですね。

 6月10日、レース前の最終の追い切りということでしっかりと時計を出しました。未勝利馬としては全体の時計も終いの伸びも非常に優秀です。やはり能力は相当だと感じます。追い切りでは併走相手に遅れを取っておりますが、あちらは強め、こちらは馬なりです。そこは全く心配ないでしょう。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。脚元不安から一杯に追い切れていない分だけ割引ですが、本数、そして不安な脚元を考えると素晴らしい調整だと思います。
 またいつ脚元が微妙になるかわかりませんし、初戦できっちりと決めたいですね。普通で考えれば圧勝しそうな気がしますが。
 デイリー馬三郎では”仕上上々B”と高い評価をいただいております。
 以下は同日夜(6月10日)に更新されましたクラブ公式HPベルディーヴァの近況報告です。
「今朝も、坂路で併せて時計を出しています。攻め動く2歳馬相手に胸を貸す形で、先行して楽に馬なり程度です。ここまでビシビシと仕上げてきたわけではありませんが、十分に本数を消化してきましたし、初戦からでも力を出せる仕上がりです。もちろん既走馬相手ということもありますし、初めての実戦ですから不安もありますが、それを補うだけの素質、期待はあります。1年越しのデビュー戦を楽しみにしています」(高野師)14日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1600m)に岩田騎手で出走を予定しています。
 やはり高野友和先生としてもビシビシと仕上げてきたわけではないということを認めつつ、本数を十分消化してきたということをおっしゃっています。確かに、しっかりと長い時間をかけて乗ってこられて万全の状態だと思います。これで負けても文句は言いませんよ(笑)。
 またしても”素質、期待”という言葉が出て、我々だけでなく、先生の期待も大きな事が窺えます。とにかく楽しみですね。

●気になる出馬想定表(6月14日 阪神3R)

出馬想定表 6月14日 阪神3R 3歳未勝利 芝1600m フルゲート18頭 想定数33頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アヴェントゥリーナ 加藤祥太  4/18 未勝利 阪神芝1800 12 11 16
アグネスエンジェル 藤田伸二  5/17 未勝利 京都芝1600 14
イレイション ミルコ・デムーロ  5/23 未勝利 京都芝1600
エクラドレーヴ 蛯名正義  2/28 未勝利 阪神芝1800
カネトシルミナ 森一馬 初出走
キラメキオトメ  5/24 未勝利 新潟芝1600 12 12 10 13
グラツィオーソ 藤懸貴志  3/28 未勝利 中京ダ1400 11
クレスコエルザ 浜中俊  1/18 新馬 京都芝1600 10
ケントオー 川田将雅  3/29 未勝利 阪神芝1800
サトノレイナ 北村友一  2/22 新馬 京都芝1600 14
サリュダムール  5/30 未勝利 京都芝2000 13 13
サンディフック 和田竜二  9/21 未勝利 阪神芝1600
シアワセノキザシ 鮫島克駿  3/07 未勝利 阪神芝2000 14 11
シャイニーシチー 国分優作  5/23 未勝利 新潟芝2200 13 15 13
ジョーアラタ 小牧太  2/15 未勝利 京都芝1600 13
ステイバーニング 義英真  5/17 未勝利 新潟芝1400 12 11 14
セイブアス 森一馬  5/16 未勝利 京都芝1400 11 13 13 15 10
テイエムセキハン 鮫島良太  5/17 未勝利 京都芝1600 13 18 15
デスティーノトップ 熊沢重文  2/28 未勝利 阪神ダ1200 15
デンコウインパルス 藤田伸二  5/23 未勝利 新潟芝2200
デンコウヴァルキリ 古川吉洋 初出走
ノースダルジャン 初出走
ハイエストシルバー 菱田裕二  3/21 新馬 阪神ダ1800 10
ハッピーウィルス 幸英明  3/28 未勝利 阪神芝1400 10 11
パラベンス 藤岡佑介  5/10 未勝利 新潟芝2000 15 14 10
ピースオブジャパン 藤岡康太  5/31 未勝利 京都芝1800
プリミティブライフ 酒井学  5/16 未勝利 京都芝1800 12 15 13 17 12 14
プリーメル 松若風馬 初出走
ベルディーヴァ 岩田康誠 初出走 A−
ホープフルデイズ 高倉稜  5/02 未勝利 京都芝1400 15 12 15
ミリノテツニー 12/14 新馬 中山ダ1800
メイショウナガヨリ 太宰啓介  5/10 未勝利 京都芝1800 13
レインスコール 池添謙一 12/21 新馬 阪神芝2000 10

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持っている馬 「初」は初出走の馬 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在33頭出馬想定されています。ベルディーヴァは初出走の優先出走権がありますから出走は確実です。

これ以降は2015年6月11日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 6月14日 阪神3R 3歳未勝利 芝1600m 全18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスエンジェル 藤田伸二  5/17 未勝利 京都芝1600 14
イレイション ミルコ・デムーロ  5/23 未勝利 京都芝1600
エクラドレーヴ 蛯名正義  2/28 未勝利 阪神芝1800
クレスコエルザ 浜中俊  1/18 新馬 京都芝1600 10
サトノレイナ 北村友一  2/22 新馬 京都芝1600 14
サンディフック 和田竜二  9/21 未勝利 阪神芝1600
シアワセノキザシ 鮫島克駿  3/07 未勝利 阪神芝2000 14 11
ジョーアラタ 小牧太  2/15 未勝利 京都芝1600 13
タガノヴェリテ 松田大作  5/24 未勝利 新潟芝1800
タガノカムイ 川田将雅  3/08 未勝利 阪神ダ1400 12
デスティーノトップ 熊沢重文  2/28 未勝利 阪神ダ1200 15
デンコウヴァルキリ 古川吉洋 初出走
ノースダルジャン 川島信二 初出走
ハイエストシルバー 菱田裕二  3/21 新馬 阪神ダ1800 10
ハッピーウィルス 幸英明  3/28 未勝利 阪神芝1400 10 11
ピースオブジャパン 藤岡康太  5/31 未勝利 京都芝1800
ベルディーヴァ 岩田康誠 初出走 A−
レインスコール 池添謙一 12/21 新馬 阪神芝2000 10

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

キャロのグラツィオーソが非当選除外となってしまいました。この馬前走が3月28日(波動砲にやられてしまった訳ですが・・・汗)でこれだけ節の空いている馬が非当選の除外ですから、芝のレースは優先権を逃したら大変です。ベルディーヴァは勝つと思いますが、最悪でも権利は取りたいですね。

初出走で優先権のあったプリーメルは追い切りの動きが悪いということで自重しました。一時はキャロ馬4頭出しかと思われたレースですが、結局エクラドレーヴとの2頭で確定しました。

●阪神芝1600mコース解説

 スタート地点はバックストレッチの中間からやや左寄り。長い直線が2本にコーナーが2回。外回りの京都芝1600mに似たコース形態となった。最後の直線(Aコース使用時)は外回りが474m。この点については従来との違いは大きい。追い出しのタイミングが最後の直線に入ってからでも間に合うようになったので、各馬能力を発揮しやすくなった。ただし、以前よりもペースが遅くなることが増えたので、直線は長いけれども差し・追い込みが不発というシーンも増えた。展開の読みがレース攻略のカギを握る。

有利な枠順 外枠
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 枠順、展開
種牡馬ベスト ディープインパクトが断トツ、ダイワメジャー、ステイゴールド
連対騎手ベスト 浜中俊、川田将雅、岩田康誠、福永祐一、クリスチャン・デムーロ
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒3
2歳未勝利 1分36秒4
2歳500万 1分34秒1
2歳オープン 1分34秒5
3歳新馬
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万 1分34秒8
古馬1000万 1分34秒4
古馬1600万 1分33秒7
古馬オープン 1分33秒4

●騎手は岩田康誠騎手 ほっさん評価「S」

 ベルディーヴァの鞍上は”ふしぎなおどり”の使い手・岩田康誠騎手です。

 高野友和先生は浜中俊騎手やクリストフ・ルメール騎手、川田将雅騎手などリーディング上位の良い騎手を積極的に乗せてくれますし、ベルディーヴァは素質は間違いない馬ですから、ここも良い騎手を乗せてくれるだろうと期待していましたが、超一流の岩田康誠騎手を選んでいただいたということで本当に嬉しいですね。厩舎の馬への期待も感じます。


 岩田康誠騎手と言えばGTなど大舞台でも勝負強く、名実ともに今の日本のナンバーワンジョッキーと私は思っています。展開を読んで思い切った騎乗も出来ますし経験も豊富ですし最後の直線での彼の追い切りはそれはそれは迫力があります。


 我が愛馬では過去5度騎乗していただくも勝利はありませんでした。今回こそは愛馬を優勝に導いて欲しいですね。


 2015年6月10日現在、中央通算1246勝、勝率13.4パーセント、連対率25.7パーセント、GTは24勝(2012年東京優駿・ディープブリランテ3番人気、2007年ジャパンカップ・アドマイヤムーン5番人気など)、重賞は76勝されています。もはや名実ともに日本のナンバーワンジョッキーです。

 2011年は中央131勝(GT2勝、重賞6勝)、勝率14.8パーセント、連対率30.2パーセント、2012年は中央119勝(GT 6勝、重賞11勝)、勝率13.9パーセント、連対率25.7パーセントと破格の数字。2013年は111勝(GT 3勝、重賞8勝)、勝率13.0パーセント、連対率26.0パーセント、昨年(2014年)は136勝(GT 2勝、重賞9勝)、勝率15.0パーセント、連対率28.8パーセント、本年(2015年)はここまで中央45勝(GT 1勝、重賞6勝)、勝率10.2パーセント、連対率21.3パーセントと全国リーディング堂々の5位です。


 岩田 康誠(いわた やすなり)は1974年3月12日生まれの41歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する中央では10年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。1991年10月から2006年2月までは、兵庫県競馬組合の清水正人厩舎に所属していた。

 騎手になったきっかけは、姫路競馬場の裏にある実家のお好み焼き屋に来客した競馬ファンの男性に「騎手になったらどうや?」といわれ、騎手という職業があることをはじめて知ったという。

 中学卒業後の進路として園田競馬の競馬学校以外に高等学校への進学も視野に入れていたが、本人曰く「自分の名前が書くことができれば受かる」レベルの高校の入試で氏名の「岩田康誠」の「誠」の右上の点を打ち忘れて(=自分の名前を書けずに)不合格になり、競馬学校に入学した。


兵庫県競馬所属時代

 1990年代後半から小牧太のJRA移籍まで、園田の2本柱と呼ばれた(2011年現在の2本柱は田中学と木村健となっている。ただし川原正一が加わることがある)。

 地方・中央で通算勝利数は3000勝を数え、中央競馬移籍までは地方競馬の同一施行者での生え抜き騎手の中ではトップであった(生え抜きに限らなければ中津競馬場から移籍してきた有馬澄男が2011年12月31日時点では通算で4000勝余りを挙げており、現役に限らなければ田中道夫が3166勝、小牧太が中央移籍までに3376勝を挙げている)。

 デビューして数年した頃、田中道夫の重なったお手馬の片方に騎乗した際、鮮やかに勝利を収めた。田中は後に「アイツにだけは乗ってもらいたくないと思った」「康誠のスタートは出た瞬間、二の足三の足が違う」と回顧しており、当時からスタートが上手かったが、騎乗技術も備えていた。

 所属した当時は弱小であった清水厩舎の岩田と、有力馬を多数抱える曾和直榮厩舎に所属する小牧太とは互角に渡り合い、2000、2002年などで兵庫県のリーディングを奪っている。1996年には保利厩舎のケイエスヨシゼンで兵庫アラブ三冠を達成し、同馬で全国のアラブ系競走を回った。兵庫県競馬史上、アラブ三冠は1970年のアサヒマロットに次いで2頭目。このケイエスヨシゼンの騎乗時に、プレッシャーから吐いたとの逸話がある。本人も何度かインタビューなどで自分のプレッシャーに対する弱さを吐露している。

 2002年はゴールデンジョッキーカップが9月5日に行われ、7月31日までに2000勝しているジョッキーが出場できるとされていた。当落線上にいた岩田の2000勝達成は8月1日にずれこんだが、特例として出場が叶った。

 2004年は、小牧太がいなくなり自分が頑張らなければというプレッシャーと同年12月1日の落馬もあり、思うほど勝利数は重ねられなかったが、それでも279勝を挙げている。なお、当日園田金盃で騎乗予定だったロードバクシンは有馬澄男に乗り替わっている。この落馬は長期間尾を引き完全回復まで2ヶ月を要し、勘を取り戻したのは姫路開催からだったという。


中央競馬への遠征

 兵庫県競馬所属時代から中央競馬にも積極的に参戦し、2002年にはビリーヴでセントウルステークスを制して中央競馬の重賞を初制覇した。同馬とは3戦3勝と相性が良かった。

 2004年には菊花賞をデルタブルースで制し、地方競馬所属の騎手としては初めて中央競馬のクラシックを制覇した。また、地方競馬所属の騎手が中央の競走馬に騎乗してGT競走を制覇したのも史上初であった。

 2005年、第1回WSJS地方騎手代表選定競走(現・スーパージョッキーズトライアル)に優勝し、第19回ワールドスーパージョッキーズシリーズには地方競馬代表として参戦。ゴールデンサドルトロフィーではオースミグラスワンで1着になるなど、総ポイントで41点を挙げ、総合優勝した(地方競馬の騎手が同シリーズを総合優勝するのは第8回(1994年)の石崎隆之(船橋)、第11回(1997年)の川原正一(当時笠松所属)、第15回(2001年)の鮫島克也(佐賀)に次いで4年ぶり4人目であった)。

 前述のとおり、2005年12月8日の園田競馬第1競走で1着となり通算3000勝を達成した。1991年10月23日のデビュー以来、14年2ヶ月での達成は佐々木竹見についで史上2番目の速さである。

 地方競馬のトップジョッキーだけに中央競馬への移籍は時間の問題と見られていた。そして、2006年度の新規騎手試験を受験し合格、3月より中央競馬の騎手として正式にデビューした。地方競馬から中央競馬へは安藤勝己、小牧太、赤木高太郎、柴山雄一がこれまでに移籍したが、安藤と小牧は中央競馬の特例(当時は5年間で年間20勝以上を2回クリアすると、一次試験の筆記試験(国語・数学・競馬法規)が免除され二次試験(技能試験と面接)から受験できる。この特例は、その当時から中央競馬でも非常に顕著な活躍を見せていた安藤勝己が、一次試験から受験し不合格となったため設けられた特例である)をクリアし中央に移籍した。岩田はこの特例を2004年にクリアし、2006年度の新規騎手試験は二次試験からの受験が可能となっていた。なお過去2年続けて一次試験から受験している(本人曰く「円形脱毛症になるほど猛勉強した」 )が2度とも不合格となっていた。


中央移籍後

 2006年に中央競馬に移籍した最初のレースをキアヌバローズで制し、移籍後初勝利を挙げる。秋にはタイムパラドックスでJBCクラシックを勝利し、JRA移籍後の初GT勝利を果たした。さらに翌週には菊花賞でコンビを組んだデルタブルースと共に海外GTメルボルンカップに出走、見事に勝利し、自身初の海外GT勝利を果たした。

 年末の第20回ワールドスーパージョッキーズシリーズには今度はJRA所属として前年に続き2年連続で参戦し連覇が期待されたが惜しくも2位だった。最終的に2006年は123勝をあげ全国リーディングでも武豊、藤田伸二に続く3位と素晴らしい成績をあげた。

 また、12月24日にはJRAでの年間騎乗回数を952回を記録し、それまでのJRAでの年間最多騎乗回数は2004年に記録した柴田善臣騎手の940回を超えて年間最多騎乗回数の記録保持者となった。

 アドマイヤの冠名を使用する近藤利一オーナーの意向により、同年の宝塚記念では、それまで武豊が主戦を務めていたアドマイヤムーンに初騎乗し、中央移籍後初の中央GT制覇を達成した。また、7月2日から7月8日まで自身2度目となる海外遠征で、キャッシュコールマイルとアメリカンオークスに参戦するもそれぞれ5着という結果だった。その後は、松田博資調教師からは「アドマイヤ」はもちろん、それ以外の管理馬の多くを騎乗依頼を受けていた。しかし、ジャパンカップのアドマイヤムーン以降、松田博資調教師の管理馬への騎乗が激減している。

 同年9月1日に札幌競馬第10R富良野特別において、最後の直線で斜行し2位入線から14着(最下位)に降着となり、JRAに移籍してから初の騎乗停止となった。期間は9月8日から9月16日までの開催日4日間。騎乗停止から戻ってきた9月17日、阪神競馬第7Rにおいて、最後の直線で斜行したことにより、過怠金の処分を受けた。その5日後の9月22日、札幌競馬第12Rニセコ特別において、4コーナーで斜行、6位入線から16着(最下位)に降着。これにより、9月29日から10月7日までの開催日4日間の騎乗停止処分となり、短期間で2度も騎乗停止処分を受けてしまうことになった。さらに10月28日までに関西所属騎手の中で2位となる中央で126勝を挙げたことから11月8日に第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場が発表された。11月25日の第27回ジャパンカップで近藤利一とのトレードで新オーナーとなったダーレー・ジャパン・ファーム(有)の中央登録後初のGT制覇に導くと共に中央競馬での左回り競馬場で初めてGT競走を制覇した。そして第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズは31ポイントで5位タイと過去最低の結果に終わった。さらに12月3日から12月6日までこの年2度目の海外出張届を提出し、香港ジョッキークラブのインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップに初出場した。12月5日にハッピーバレー競馬場で行われた同チャンピオンシップ第1戦で香港初騎乗を果たし、スーパーファイターに騎乗し3着となった。なお同チャンピオンシップは3戦で4点を獲得し8位だった。騎乗後「短期免許などでも(香港に)来てみたい。来年も招待されるように頑張りたい。」といった発言を残した。

 2008年は、アドマイヤジュピタで天皇賞(春)、ウオッカで安田記念、ブラックエンブレムで秋華賞、セイウンワンダーで朝日杯フューチュリティステークスを制覇し、重賞も多数勝利するなど大舞台での活躍が光る。この年JRA賞最多賞金獲得騎手を獲得。

 2009年、アンライバルドで皐月賞を制覇。同レースではもう1頭のお手馬で前年の2歳王者セイウンワンダーとの騎乗選択の末に勝ち取った勝利でもあった。

 2010年、ヴィクトワールピサで皐月賞を制覇。史上4人目の連覇。このレースは1番人気に推された同馬を終始インコースの後方でじっとさせる大胆な騎乗を披露し見事勝利。本来は主戦である武豊が落馬事故で負傷したため乗り替わりで大きな重圧、また中央競馬移籍前から騎乗機会の多かった市川義美オーナー悲願の初GT初制覇ということもあり涙を見せた。

 同年、9月4日レース中の落馬事故により左外側のくるぶし骨折、右鎖骨骨折、頭部打撲の重傷を負い移籍後初の長期離脱。11月13日に復帰しその翌週、マイルチャンピオンシップでエーシンフォワードに騎乗して勝利。

 2011年、アヴェンチュラで秋華賞を、ブエナビスタでジャパンカップを制覇し、2度目のJRA賞最多賞金獲得騎手を獲得。この年は福永祐一との熾烈なリーディングジョッキー争いを繰り広げ、終始リードするも最終日に逆転を許しわずか2勝差で悲願のタイトルを逃す。しかし(地方競馬での)中央・地方交流競走の勝利数を合算した勝利数で福永を上回り、JRA賞最多勝利騎手は岩田が受賞した。

 2012年は桜花賞をジェンティルドンナ、フェブラリーステークスをテスタマッタで制覇。優駿牝馬は騎乗停止で騎乗できなかったが、騎乗停止明けの東京優駿(日本ダービー)をディープブリランテで制覇し、安藤勝己、内田博幸に続いて地方競馬出身騎手で3人目のダービージョッキーとなった。2012年の日本ダービーでの騎乗馬のディープブリランテは折り合い面に問題があり、岩田自らが付きっきりで調教を行うことで厩舎サイドとも反発しあったが、それも乗り越えてさらに絆を深め日本ダービーを制覇し、自身7回目の日本ダービー挑戦にして初勝利を飾り、涙のウイニングランを果たした。
 またロードカナロアでスプリンターズステークスと香港スプリント、ジェンティルドンナでジャパンカップにも勝利したため2012年はGT8勝を挙げている。リーディング争いでは浜中俊に敗れたものの、(地方競馬での)中央・地方交流競走の勝利数を合算した勝利数で浜中を上回り、2年連続でJRA賞最多勝利騎手は岩田が受賞した。

 2013年4月20日、京都11Rに優勝しJRA1000勝を達成。

 2014年5月25日、地方から中央に移籍した先輩安藤勝己が残したJRA勝利記録、1111勝を2つ更新した。また、優駿牝馬をヌーヴォレコルトで制したことにより、史上7人目のクラシック完全制覇を果たした。


 中央移籍後も地方競馬へは積極的に参戦しており、特に園田・姫路競馬参戦時はJRA交流競走以外に、特別競走(B級以上)を中心に地元馬にもよく騎乗している。時には地元重賞に騎乗する事もあるが、JRA移籍後はまだ地方馬限定の兵庫の重賞勝ちは無い(ダートグレード競走は兵庫チャンピオンシップと兵庫ゴールドトロフィーを勝っている)。なお、中央移籍後も園田・姫路競馬で兵庫所属馬に騎乗する際の勝負服は、これまで通りの白・青襷である。



 ほっさん愛馬での成績(5戦0勝)

2009年 1月25日 クリンゲルベルガー 3歳500万下        京都ダ1400m 2着/3番人気
2009年 8月29日 ペルシステンテ    3歳未勝利         札幌ダ1700m 5着/3番人気
2012年12月12日 スピカシチー     JRA指定交流 初雪特別 笠松ダ1800m 3着/3番人気
2013年 1月21日 エスペランサシチー 500万下           中山ダ1200m 12着/7番人気
2014年 4月19日 グランデアモーレ  1000万下          阪神ダ1400m  14着/10番人気


2014年4月13日 阪神11R 桜花賞でヌーヴォレコルトに騎乗する岩田康誠騎手(3着/5番人気)

これ以降は2015年6月13日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「イレイションは前走でも内へモタれていたが、それより内、前有利の競馬で展開が不向きだった。鞍上も2度目ならもう少し流れに乗っていくはず。ひと押しを。ピースオブジャパンは安定感でリード。タガノカムイ注。」


短評は「小波乱」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
ハイエストシルバー
エクラドレーヴ
ハッピーウィルス
ジョーアラタ
タガノヴェリデ △△
ベルディーヴァ
タガノカムイ △△ △△
ピースオブジャパン △△
サンディフック
アグネスエンジェル
イレイション
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
イレイション 3.5
ピースオブジャパン 3.7
アグネスエンジェル 8.1
タガノカムイ 9.4
ベルディーヴァ 9.6
ハッピーウィルス 13.7
タガノヴェリテ 15.9
エクラドレーヴ 19.0
サンディフック 21.6
クレスコエルザ 21.9
以下26倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
イレイション 70 70 63
ピースオブジャパン 73 69 73 67
アグネスエンジェル 70 62 70 68
タガノカムイ 70 70 69 52
ハッピーウィルス 60 60 56


デイリー馬三郎

 本紙の見解

「◎イレイションは超スローの外枠でロスの多い立ち回り。上がりの速い競馬でスッと動けなかったが、それでも0秒6差のC着にとどまったあたりは脚力上位の証し。出来はさらに上昇し、この顔触れなら順当に決める。次位は○。〈吉田〉」

◎ イレイション
○ ピースオブジャパン
▲ タガノカムイ
× ハイエストシルバー
☆ アグネスエンジェル

以下省略

ベルディーヴァはななんと本紙無印(>_<)。

ベルディーヴァは全13記者中 △(6番手評価) 2記者、無印11記者

●各陣営のコメント

ベルディーヴァ

 「骨折によりデビューが遅れた。乗り込みは豊富だし、潜在能力の高さに期待。」(高野友和調教師・デイリー馬三郎)

 「2歳時に骨折。そのため慎重に仕上げてきて、ビシッとやっていませんが、乗り込み量は十分です。素質を秘めていそう。」(高野友和調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 既走馬相手の未出走馬のデビュー戦というのは非常に不利なものですが、ベルディーヴァはもっと上のクラスでも通用する馬だと思いますし、ここはアッサリと勝って欲しいと思います。追い切りの動きからはそれが十分可能だと思います。

 ただ、骨折した箇所が悪く、競走能力に影響を与える心配がありますし、レースで負荷が掛かった時の故障も心配です。取りあえず1つ勝てば時間的に気にせずに済みますから、しっかりと勝ちたいですね。

 中には、素質はあるも気性の悪いところを見せたり、抜群の手応えも最後に走るのをやめちゃったりという馬もいますからレースで1度走って見るまでは不安ですね。上位に入線し、いきなりからその不安を払拭して欲しいです。

●当日は口取りの権利を持って現地応援予定です

 当日は元々愛馬バウンスシャッセのマーメイドS GV出走を応援する為に本来は仕事の日でしたが休日を取っておりました。朝から開門ダッシュをして席を確保しようとしていた日であり、この日にベルディーヴァが出てくれれば最高だと思っていました。

 その私の期待通り6月14日にベルディーヴァが出走してくれることになり、口取りの権利を持って現地応援する予定です。

 その口取りは16分の10の抽選を突破し権利獲得!!マーメイドSのバウンスシャッセ共々権利を獲得し1日2口取りをしてくる予定です(笑)。どちらも人気上位でしょうからねぇ。楽しみです。しかし、どちらかと言えば、このベルディーヴァの方が口取り出来る可能性が高いと思っていますが・・・。

 夜は遅くなる予定ですが、翌日も休日の為、月曜日中には写真多数付現地観戦レポートをアップする予定です。良いご報告ができるといいのですが。

これ以降は2015年6月19日に作成

●パドック

 予定通り当日は開門(少し到着が遅れてガートマンバリアの後ろになっちゃいましたが・・・汗)から並び、まず3Rで愛馬ベルディーヴァを見てきました。

 写真は全て撮影順です。



ベルディーヴァの馬体重は464キロ。私が思う理想的な馬体重で嬉しかったですね。



パドックにベルディーヴァが入って来ました。



気になる脚元はバンテージを巻いています。ここが何よりも心配。こうやって見ると少し太目?



初戦というのは物見をしたり、馬が落ち着かなかったりすることが多いのですが、ベルディーヴァは落ちついていて貫禄がありました。



とまーれーのあと。



高野友和先生登場。



入念に馬体等のチェックをされていました。



もう1頭のキャロ馬エクラドレーヴ陣営とめちゃめちゃ笑顔の蛯名正義騎手。



ん!?何か違和感を感じた蛯名正義騎手。

●本馬場入場


このあと、ベルディーヴァとの激しい出走奨励金確保の争いにハナ差勝利します。



そして出てきたベルディーヴァ。ダイワメジャー産駒らしく筋肉ムキムキで走りそうに見えます。



高野友和先生も馬場入りまで一緒についてこられました。



鞍上の岩田康誠騎手は1つ前の2Rで騎乗されていたのでパドックにはいらっしゃいませんでしたので、ここでのチャンスを狙っておりました。



「これ、オレ勝っちゃうかも。」の表情の岩田康誠騎手。



この鞍上だから期待も大きくなりますね。



ターフビジョンで紹介されるベルディーヴァ。



返し馬。



返し馬の雰囲気も抜群でした。



頑張れ!!



この時点でベルディーヴァは4番人気に支持されていました。勝つと思っていましたから、美味しい単勝オッズだとニヤニヤしていました。

●レース 


スタートしました。いきなり出遅れる黄色に帽子のベルディーヴァ。



出遅れたため、両サイドの馬で進路が狭くなり仰け反るような形に。



あっちゃ〜と思いましたね。



もう腹を括って直線勝負に賭ける判断をした岩田康誠騎手。この辺の切り替えの速さはいつも素晴らしいです。



しかし、未勝利戦、しかもデビュー戦でなかなかこのポツン最後方から前が届くとも思えません。



もう、この時点で勝ちはなくなったと思いました。それでも手応えは良かったですし、このまま最後方で終わらないでくれ、能力の片鱗を見せてくれと願っていました。



岩田康誠騎手は外からマクって上がってくることもなく、内を突っ込む選択をします。



確かに、脚元に不安のある馬ですし、初戦から大外ぶん回しは脚元への負担が心配ですもんね。

直線は馬群の中でしたので写真は全然撮れませんでした。



勝ったのはこの後メインでバウンスシャッセに乗るミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気馬イレイション。



2着はこの土日はやたら乗れていた幸英明騎手騎乗の9番人気ハッピーウィルス。



そして5着馬から離れた6着に8番のタガノヴェリデが入線するところ、その後ろに9番のベルディーヴァが。



8着以内の出走奨励金争いは同じキャロのエクラドレーヴにハナ差敗れます。



時計がかなり速く、さすがにデビュー戦のベルディーヴァにはいろんな意味できつかったと思います。1度使われてレースも上手になるでしょうし、素質は見えましたから、次に期待です。

●時計の評価

 今回のベルディーヴァの走破時計は1分35秒0良でした。競馬ブックの推定タイムは良馬場で1分35秒3、勝ち馬のタイムは1分33秒7でした。

 勝ち馬の時計は速く、初戦のベルディーヴァにとって、ここまでの高速決着は厳しかったと言えます。それでも最初のロスを考えればかなり走っていますし、競馬ブックのスピード指数も64.0とデビュー戦にしては高い数字です。未勝利戦の勝ち負け水準がスピード指数で言うと70ですから、次はそれを十分超えてくるでしょう。やはり能力を感じさせる馬です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

ベルディーヴァ(9着)

 「出負けしてあの位置からに。いい脚で上がってきたし、経験を積めば。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

 「スタートする時にちょっと頭を上げて出負けしてしまい、あのようなポジションになってしまいました。ただ、直線に向くとすごい脚を使って追い込んできてくれましたからね。今日は初めての実戦ということで仕方ないところもあるでしょうし、一度使って次は変わってくるでしょう。乗り味は良いですし、この馬は走ってくると思いますよ」(岩田康誠騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「スタートはちょっと頭を上げてタイミングが合わず、道中は何度も手前を替えたりといかにも初出走という感じのレースになってしまいました。それでも直線はよく伸びていましたし、素質は見せたと思います。いきなりから勝ち負けを期待していただけにちょっと残念ではありますが、十分にメドは立った内容でしたし、カイバ食いなど不安のない馬なので、続けて使っていくのも問題はないでしょう。ただ、骨折休養明けでこれがデビュー戦ですから、今後のプランについてはレース後の状態を慎重にチェックしてから考えていきます」(高野友和調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

ベルディーヴァ(9着)

 「余裕残しの体つき。スタートで出遅れ。更にダッシュがつかず、向正面では馬群から取り残された後方。直線の残り1ハロンからクレスコエルザの外でよく伸びているが、前半のビハインドが大き過ぎた。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走手当が39.9万円。ここから9着以降と言うことで1万円が減額されますから38.9万円。1口で割りますと900円程度になるのではないでしょうか。

●今後の展望

 今回、芝の走りが良かったですし、次も芝のレースで走りたいところですが、今回はベルディーヴァは初出走の優先権があったものの、9着だったため次走は権利がありません。

 今回のレースは前走3月出走馬での抽選となりました。単純計算で2か月以上の節がいる計算になります。もちろん、二場開催ですし通常の三場開催になればもう少し節がなくても出られると思いますが、未勝利戦も残り少なくなってきたこの時期に、なかなか出たいレースに出られないことは痛恨です。

 かと言って、安直に出られるダートの中距離なんかには出て欲しくないですし、ここはどこか入れるレースを探しながら調整していっていただくしかありませんよね。出られるか出られないかも毎回微妙ですし、除外の可能性と戦いながらですから目一杯仕上げることも難しいですし、なんとも厳しいですね。次走で優先権が取れれば状況は一変するのですが。

 とにかく勝ってくれないといけない馬ですし、脚元も心配ですが上手く行って欲しいですね。

●最後に

 ベルディーヴァは期待が大きすぎて9着はショックでしたが、既走馬相手のデビュー戦で、しかも加療1年診断の骨折明けということを考慮すると、無事1周回って来てくれただけでも感謝しないといけません。一時は復帰すら危ぶまれた馬ですから。

 こうやって、デビューが出来て、しかも終いの脚は馬の素質を物語るものでしたから、「やっぱり素質は高い馬」だったんだと確認できただけでも幸せですよね。

 しかも私がバウンスシャッセの為に休日を取っていた日に出てきてくれて、こうやってベルディーヴァを生で見られたことも素晴らしい写真をたくさん撮れたことも有り難いですね。

 デビュー前の2013年10月9日から立ち上げたこのデビュー戦特集もようやく閉じることができます。最高の結果ではありませんでしたが、やはり全治1年間もの治療期間見込みの骨折は簡単ではなく、優しく優しく緩めの調教を重ねてのものですし目一杯に仕上げてのものではありません。それでこのパフォーマンスですから、レースでしっかりと追われての次走は上積みはかなり大きいと思います。そして、そんな目一杯に追ってもどうやら脚元も無事のようですし、安心しましたね。


 次は更に人気にもなると思いますが、決めたいですね。いや、決めてくれて、そこからポンポンと2、3勝はしてくれるのではないかと未だに信じております。

 脚元が不安なだけに、本日(6月19日)のいきなりの臨時更新はドキッとしましたが、全く問題はないようですし、とにかく無事に次走を迎えたいですね。

 頑張れベルディーヴァ!!物凄ーーーく期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年10月9日立ち上げ 2014年2月24日、5月16日、6月4日、24日、7月2日、10日、11日、28日、30日、11月12日、2015年4月24日、30日、5月8日、10日、14日、20日、24日、27日、29日、31日、6月3日、5日、7日、10日、11日、13日、15日、19日加筆

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