フロアクラフト(リッチダンサーの10) 第10戦


キャロットクラブ出資愛馬第18号は、西園正都厩舎狙いの馬。

超一流の厩舎に対し、血統やラインナップの見劣る預託馬で同等の勝ち数を上げる技術はまさに本物。また、マージービートのように数を使ってくれることも嬉しい。

父はフジキセキでイマイチだが、母はデビュー前には評判の高かったホーカーテンペストを輩出。そのホーカーテンペストはフロアクラフト購入後に4勝目を挙げオープン入り。

そしてフロアクラフトも1勝馬ながら格上挑戦のスイートピーSで2着に入り優駿牝馬(オークス)GTへの優先出走権を確保。これは出資愛馬初の芝のGTへの出走で感動。しかも一生に一度しか出走できないクラシック!!

その優駿牝馬(オークス)GTでは明らかに格下なので17番人気とブービー人気だったが、見事な走りで5着と掲示板を確保。

2戦連続のオープンでの好走で、能力的にはオープンクラスであることは間違いない。いずれは牝馬限定の重賞くらいは勝てそうな気さえする。

前走の2400mは多少長く感じたが、折り合いがつくので距離もそこそこ行けるし、何よりも例年よりメンバーが揃った今年のオークスで掲示板!!勝った馬の走破時計も速く、今年のレベルの高さは間違いない。しかも、フロアクラフトよりも前は全て脱落する後方有利の厳しい展開。この踏ん張りは立派。

そんなこんなで500万特別だし楽勝かと期待していた前走はなんとなんと7着敗退。

洋芝かオークスの疲れか古馬との力差かわからないが、52キロの斤量で前が残る展開での大敗。うーーん、難しい。

前走後、7月17日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出ましたが8月11日に函館競馬場へ帰厩しました。


8月25日 函館9R 積丹特別 500万下 芝2600m 混合 定量に出走!!

10着/3番人気。

”先週は競馬開催日が大雨で、札幌記念GUでも2分06秒5重馬場もかかるほどのデコボコ馬場。すでに開催10節を過ぎ、傷みまくっている馬場に激しい雨で、馬場コンディションは最悪の状態。ちょうどフロアクラフトがデビュー2戦目で13着と大敗したときがまさにそんな馬場。日曜日の調教でも15−15が出来なかった。最悪のコースに決して得意とは言えない距離と、正直勝てる気はしない。”とレース前に述べていた通りの結果に。

デコボコ馬場は走らないフロアクラフトにはきつすぎる馬場でタイムオーバー。

何着でも良かったが、タイムオーバーによってローズS GUへの出走が不可能になり、秋華賞は事実上断念。

こんなことなら、ここは出走せずにローズSに直行すべきだった。ただ、今更言っても仕方がない。


レース回顧と時計の分析、レース後の田中勝春騎手と西園正都調教師のコメントを掲載。

(2013年9月18日完結)

2013年7月23日立ち上げ

●前走後7月13日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出ました

 GTの大舞台オークスで17番人気と低評価ながら5着となんとなんと掲示板を確保して世代トップの実力を見せた我らが愛馬フロアクラフトですが、秋の大一番・秋華賞GTに向けての始動緒戦だった前走は500万特別でなんとなんと7着大敗。立て直す為にまた7月13日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されました。

 重い洋芝が合わないのか、オークスの疲れか取り切れていないのか、古馬との力差かわかりませんが、52キロの斤量で前が残る展開での大敗。うーーん、難しいですね。私個人は連戦の疲労だと思いますし、秋華賞よりもしっかりと疲れを取って、また強いフロアクラフトを見せて欲しいですね。

これ以降は2013年8月11日に作成

●8月11日に函館競馬場へ帰厩しました

 8月11日に更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告によりますと、前走後7月13日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されていた我らが愛馬フロアクラフトが8月11日に函館競馬場へ帰厩したということです。

 ということは、次走は8月24日 函館10R 知床特別 500万下 芝1800m 混合 定量かその翌週の8月31日 函館8R 500万下 芝1800m 定量というところでしょう。どちらも牡馬とのレースですが、いい走りを見せて欲しいですね。ただ、前走の敗因がはっきりとしませんから、なんとも不安が多いわけですが・・・。

 その次はローズSですよね。3歳牝馬同士なら、もっとやれると思うのですが。

これ以降は8月20日に作成

●次走は8月25日 函館9R 積丹特別を田中勝春騎手で

 以下は8月15日に更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。

「先週牧場での状態を確認して、これなら函館でもう一戦できると判断して入厩させました。番組に関してはいろいろと検討したのですが、前走がふがいない結果に終わってしまったことを考えると、仕掛けていかないといけない小回りの1800mは合わないのかもしれません。そこで、一気の距離延長になりますが、自分のリズムを崩さずに進められる2600mを使おうかと思っています。ひと息入れてだいぶ落ち着きも出ていますし、前半リラックスして走れれば十分対応できるでしょう」(西園師)25日の函館競馬(積丹特別・芝2600m)に田中勝騎手で出走を予定しています。

 ということで、次走は私の予想を覆し、8月25日 函館9R 積丹特別 500万下 芝2600m 混合 定量を走らせるようです。確かに前走芝1800mの敗因もイマイチよく分かりませんし、それならコースを変えるのは正しいですよね。芝2600mというと長丁場ですが、フロアクラフトは折り合いが付きますから、距離は多少問題ないと思いますし、実際芝2400mのオークス GTで5着だった実績馬です。

 ただ、先週は競馬開催日が大雨で、札幌記念GUでも2分06秒もかかるほどのデコボコ馬場です。すでに開催10節を過ぎ、傷みまくっている馬場に激しい雨で、馬場コンディションは最悪の状態。ちょうどフロアクラフトがデビュー2戦目で13着と大敗したときがまさにそんな馬場でした。

 ですから、最悪のコースに決して得意とは言えない距離と、正直勝てる気がしません。ただ、斤量は52キロと軽いですし、長距離戦はやはり騎手の差が大きく出ます。今回はベテランの田中勝春騎手が乗ってくれるということで、これは頼もしいですよね。

 勝てないとは思いますが、上位に食い込むいい走りを見せて欲しいですね。勝って菊花賞なんてことになったら困りますから(笑)。

●気になる特別登録表(8月25日 函館9R 積丹特別)

特別登録表 8月25日 函館9R 積丹特別 500万下 芝2600m 混合 定量

第1回登録完了馬 全19頭 フルゲート 14頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アドマイヤエレノア 四位洋文 55.0  7/13 湯浜5下 函館芝1800 12
オムニバス 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600 11 12
クリノメダリスト 55.0  8/04 出雲5下 新潟芝2200 10 11
グンジョウノソラ 菅原隆一 52.0  8/11 未勝利 函館芝2000 14 15 12 15
ジャングルパサー 藤田伸二 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600
スリーヴェローチェ 川島信二 57.0  8/10 八甲5下 函館芝2600
セビジャーナス 小林徹弥 52.0  8/11 未勝利 函館芝2000 10
トーホウギルス 54.0  8/17 未勝利 函館芝2000 12
バンデ 岩田康誠 54.0  4/27 青葉GV 東京芝2400 15 13
ヒミコンドル 54.0  8/17 未勝利 函館ダ1700 11 11 10 15
ブライトボーイ 吉田隼人 57.0  7/28 500万 新潟芝2000
プリュムローズ 古川吉洋 55.0  8/04 十和5下 函館芝1800
フロアクラフト 田中勝春 52.0  7/13 湯浜5下 函館芝1800
マイネルアルティマ 57.0  7/27 500万 函館芝1800
マルマロス 54.0  8/10 500万 函館ダ1700 10 10
メドロミドウ 黛弘人 55.0  8/03 陸奥5下 函館芝2000 10 14 18 14
モビール 津村明秀 57.0  5/19 500万 新潟芝2200
レアパルファム 52.0  8/11 未勝利 新潟芝2000
ワールドレーヴ 柴山雄一 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600

フルゲート14頭のところに特別登録数は19頭ですが、未勝利クラスの馬が5頭いて、フロアクラフトの出走は確実です。フルゲートも少なく、メンバーも軽く美味しいレースとなりそうです。田中勝春騎手確保ということで、長距離戦では鞍上の腕の差が大きく出ますし、期待したいですね。

他にも8月24日 函館10R 知床特別 500万下 芝1800m 混合 定量にも特別登録されています。こちらはフルゲート14頭のところに特別登録数23頭で出走は微妙です。鞍上も未定です。

これ以降は2013年8月22日に作成

●追い切り情報(8月22日作成)

前走前  7月10日 函館ウッドチップ 稍重馬場 一杯に追う

助手
5F 67.0
4F 52.4
3F 38.8
1F 12.7[9]
ユリシーズ(3歳未勝利)一杯の外を0.8秒追走3F併せ同入



8月21日 函館ウッドチップ 良馬場 一杯に追う

助手
5F 67.4
4F 53.0
3F 39.5
1F 12.9[9]
  8月21日、ずっと追い切り時計がなくて心配していたのですが、21日の近況報告を見て理由がわかりました。
 以下は8月21日に更新されましたクラブ公式HPフロアクラフトの近況報告です。
「先週もお伝えしたように前半にゆっくり入れるように長めの距離を使う考えもあり、そのレースに田中勝春をおさえていますが、1800mがまったくダメとは考えていませんし、登録状況次第ではとそちらにも特別登録はさせてもらいました。現状では2600mに向かう予定ですが、先週の日曜は15−15程度にサラッと動かそうと思っていたものの、かなり重たくなった馬場で予想以上に時計が出ずに15−15にはならなかったようです。そのあたりの影響が出ないように今朝はある程度動かしておきましたが、今日の追い切りでいい意味でピリッとしてくれば理想的であるものの、明日の状態次第でもう少し動かす時間がほしいようであれば、もしかしたら来週にスライドさせてもらうかもしれません。流動的になってしまい申し訳ございませんが、やはり馬の状態に合わせてレースを考えてあげたいですからね。前回が少し物足りない内容になってしまいましたから、今回はしっかりとこの馬の走りをしてもらいたいと考えていますし、まずはレースに向けて状態をしっかりとチェックしたいですね」(西園師)状態次第で変更になる可能性もありますが、今のところ25日の函館競馬(積丹特別・芝2600m)に田中勝騎手で出走を予定しています。
 ということで、18日に15−15の予定だったのですが、同日の札幌記念GUでも勝ちタイムが2分06秒5重馬場と非常に時計のかかる馬場で、デコボコ馬場が大嫌いなフロアクラフトは15−15で走れなかったということです。ハロン15秒を切らないと追い切り時計とは数えませんからね。なるほどそれなら安心なのですが、もはや函館の馬場はデコボコしすぎて危険です。故障が心配ですし、潔く諦めて本州に戻って来ればいいと思うのですが。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。21日はまともに追えましたが、やはり本数不足の感は否めません。それよりも馬場が心配ですね。大丈夫かなぁ〜。

●気になる出馬想定表(8月25日 函館9R 積丹特別)

出馬想定表 8月25日 函館9R 積丹特別 500万下 芝2600m 混合 定量
全13頭 フルゲート 14頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アドマイヤエレノア 四位洋文 55.0  7/13 湯浜5下 函館芝1800 12
オムニバス 秋山真一郎 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600 11 12
クリノメダリスト 55.0  8/04 出雲5下 新潟芝2200 10 11
ジャングルパサー 藤田伸二 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600
スリーヴェローチェ 吉田隼人 57.0  8/10 八甲5下 函館芝2600
バンデ 岩田康誠 54.0  4/27 青葉GV 東京芝2400 15 13
ヒミコンドル 54.0  8/17 未勝利 函館ダ1700 11 11 10 15
ブライトボーイ 吉田豊 57.0  7/28 500万 新潟芝2000
プリュムローズ 古川吉洋 55.0  8/04 十和5下 函館芝1800
フロアクラフト 田中勝春 52.0  7/13 湯浜5下 函館芝1800
マルマロス 菅原隆一 54.0  8/10 500万 函館ダ1700 10 10
モビール 津村明秀 57.0  5/19 500万 新潟芝2200
ワールドレーヴ 柴山雄一 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート14頭のところに現在13頭出馬想定されています。5頭いた未勝利馬が1頭に減りましたが、フルゲート割れになるのなら、入ってくるのではないでしょうか。

●出馬確定表

出馬確定表 8月25日 函館9R 積丹特別 500万下 芝2600m 混合 定量 全13頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アドマイヤエレノア 四位洋文 55.0  7/13 湯浜5下 函館芝1800 12
オムニバス 秋山真一郎 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600 11 12
クリノメダリスト 勝浦正樹 55.0  8/04 出雲5下 新潟芝2200 10 11
ジャングルパサー 藤田伸二 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600
スリーヴェローチェ 吉田隼人 57.0  8/10 八甲5下 函館芝2600
トーホウギルス 丹内祐次 54.0  8/17 未勝利 函館芝2000 12
バンデ 岩田康誠 54.0  4/27 青葉GV 東京芝2400 15 13
ブライトボーイ 吉田豊 57.0  7/28 500万 新潟芝2000
プリュムローズ 古川吉洋 55.0  8/04 十和5下 函館芝1800
フロアクラフト 田中勝春 52.0  7/13 湯浜5下 函館芝1800
マルマロス 菅原隆一 54.0  8/10 500万 函館ダ1700 10 10
モビール 津村明秀 57.0  5/19 500万 新潟芝2200
ワールドレーヴ 柴山雄一 54.0  8/10 八甲5下 函館芝2600

表中 騎手の太字は乗り替わり

 想定と比べて未勝利馬が1頭抜け、別の未勝利馬が入って来ました。全体的に軽いメンバーでフロアクラフトは人気になりそうですが、結果はなんとも言えませんねぇ。

●函館芝2600mコース解説

 スタート地点は向正面の真ん中。スタンドから見てちょうど正面付近になる。
 スタートしてすぐに上り坂になるので、前半のペースは速くなりにくい。そうでなくても2600mという長丁場なので基本的にはスローペースの上がり勝負になる。しかし、4コーナーを回り終えるまでに各馬が仕掛けるので、上がり勝負といえど多頭数が団子状態になってゴールするシーンはほとんどない。
 特に力のある逃げ馬がすんなり先手を奪えた時は、ぶっちぎって勝ってしまい、後続と大きな差をつけることも少なくない。重い洋芝での長距離ではスタミナの消費が著しく、バテた時は派手に負ける。
 したがって、次走以降を考える上で、このコースでの着差はあまり鵜呑みにしてはいけない。
 脚質的には逃げ・先行馬が有利。
 多頭数にはなりにくいので枠順はあまり関係ないが、できるだけ内枠の方がいい。
有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント スタミナ、脚質
種牡馬ベスト トニービン、サンデーサイレンス、ラムタラ
連対騎手ベスト 藤田伸二、藤岡佑介、秋山真一郎、横山典弘、勝浦正樹
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 2分46秒5 2分48秒6
古馬500万 2分44秒4 2分47秒5 2分51秒5
古馬1000万 2分42秒8 2分45秒9 2分49秒9
古馬オープン 2分43秒4 2分51秒7

●騎手は田中勝春騎手 ほっさん評価「A+」

 今回のフロアクラフトの鞍上はカッチーこと田中勝春騎手です。デビュー25年目のベテランで、通算1500勝と超一流の騎手ですが、なぜか私ほっさん軍団とは縁がなく、事実上今回が初めての騎乗となります。事実上というのは、2011年8月7日の愛馬エイコーンキッドの騎乗が確定していたのですが、前日(2011年8月6日)の土曜日に右手関節捻挫の為に全鞍騎乗を変更していて、日曜日は朝から騎乗していたのですが、エイコーンキッドが出走する3Rの直前の2Rまで騎乗してやはり違和感を覚え、3R以降は全て乗り替わりとなりました。

 2Rまで騎乗してエイコーンキッドに騎乗予定だった3Rから断念というのはあまりにも時間的余裕がなく、突然の騎乗になって石橋脩騎手も勢司和浩調教師から内容は聞いていたにせよ、なんの作戦を考えることも出来ずに本番を迎えて10着と大敗。結局エイコーンキッドはその後2戦勝ち上がれずに引退に追い込まれました。

 こんな過去があるので事実上の初騎乗です。今度こそはきちんとゴールまで騎乗してくださいね(笑)。


 田中勝春騎手は少し最近若手に押されているのか、年齢的なものなのかわかりませんが、少し影が薄くなりつつあります。それでも25年目1500勝は文句のない成績で、当然かなり期待できる騎手という認識です。特に長距離戦は鞍上の差が出ますから、ここはしっかりと折り合って直線で脚を爆発させて欲しいですね。

 ただ、以外と函館では成績が良くないんですよね(苦笑)。そもそも函館で田中勝春騎手というだけで違和感がありますし。とにかく頑張れ!!


 2013年8月22日現在、中央通算1591勝、勝率9.7パーセント、連対率18.9パーセント、GTは1992年の安田記念(ヤマニンゼファー)と2007年の皐月賞(ヴィクトリー)の2勝しかなく、勝ち鞍の割に少なすぎる印象です。重賞は47勝です。

 昨年(2012年)は中央52勝、勝率6.9パーセント、連対率14.6パーセントと元気がありません。今年(2013年)はここまで36勝、勝率7.6パーセント、連対率15.6パーセントで通算成績は大きく下回るものの、昨年よりも数字を残しています。全国騎手リーディングは18位です。


 田中 勝春(たなか かつはる)は、1971年2月25日生まれの42歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンターに所属している25年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。デビュー時は藤原敏文厩舎所属。現在はフリー。愛称は「カッチー」。

 実家は競走馬の生産牧場を経営している。父の田中春美は生産牧場を経営する傍ら、中央競馬会の馬主登録もしており、"幻の関西重賞初制覇"を演出したバイオマスターや、北海道の静内農業高等学校の高校生が生産を手がけたユメロマンなどを所有している。また地方競馬の馬主として所有馬に「カツハル」という名前を付けて走らせたことがある。


 1989年に藤原敏文厩舎所属としてデビュー。初騎乗は1989年3月4日に中京競馬場の第2競走でチャンピオンミナミに騎乗し6着。同期に佐藤哲三、角田晃一、小野次郎らがいる。その年にデビューした新人騎手の中で初勝利は最も遅く、10月21日の東京競馬場の第6競走、セキテイボーイだった。なお同馬の勝利が、大種牡馬テスコボーイ産駒の最後の勝利となった。
 初年度は病気もあって5勝。しかし、2年目に41勝し、以降は確実に成績を上げていった。

 重賞初勝利は1990年9月9日の京王杯オータムハンデキャップでオラトリオに騎乗しての勝利だった。GT初勝利は1992年の安田記念。ヤマニンゼファーに騎乗し、大外枠を苦にせず優勝。ゴール前では派手なガッツポーズを見せた。その後もコンスタントに勝ち続け、関東リーディングでは毎年上位につけている。

 1996年9月に藤原敏文調教師が逝去すると小林常泰厩舎に移り、同年12月にフリーになった。

 そして2004年9月11日には中山競馬場第10競走でヒシフェアレディに騎乗し1着、中央競馬通算1000勝を達成した。当時、中央競馬史上20人目で現役では9人目の記録達成であった。また、新潟競馬場や東京競馬場を得意としている。

 2007年、皐月賞でヴィクトリーに騎乗し勝利。ヤマニンゼファー以来となる15年ぶり(騎乗機会では140戦ぶり)の中央競馬でのGT(表記はJpnTである)制覇となった。さらにはシャドウゲイトに騎乗し、シンガポール航空インターナショナルカップに挑戦し、見事に初の海外GTを制覇した。夏の新潟開催では17勝し、2年ぶり5度目のリーディングを獲得した。さらに10月28日までに関東所属騎手の中で1位となる中央で99勝を挙げたことから11月8日に第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場が発表された。なお、同シリーズには初出場となる。そして11月11日に自身初のJRA年間100勝を達成した。この年はキャリア最多となる108勝を挙げた。

 好不調の波が激しく、全く勝てない日も多いが、勝つ時は一日に何勝もする(いわゆる固め打ち)。

 関西圏では長らく重賞を勝てず、2010年の中京記念をシャドウゲイトで制したのが関西圏での初重賞勝ちだった。2013年8月現在、函館・京都・阪神・小倉では重賞未勝利である。1999年にバイオマスターに騎乗して阪神競馬場のアーリントンカップで1位入線はしているが、進路妨害により2着降着となっている。


 通算1000勝以上を達成していながら、近年の西高東低と言われる全体的な関東馬不振の流れの影響などを受けたのか、1992年の安田記念での初勝利からは、長期間GTを勝てずにいた。2004年の優駿牝馬(オークス)ではウイングレットに騎乗し7着。このレースでGT・100連敗という不名誉な記録を達成。2005年になってもなお勝てず、朝日杯フューチュリティステークスでも4着に敗れ、GT競走125連敗(内訳は中央競馬が121、地方競馬開催の統一GTが4)となっていた。その間、2着9回3着7回。

 しかし、2005年12月21日川崎競馬第10競走の全日本2歳優駿をグレイスティアラで制し、およそ13年ぶりにGTを制覇した。なお、全日本2歳優駿は「全日本3歳優駿」という名称だった1998年にもアドマイヤマンボで勝っているが、当時は統一GUだった。

 中央競馬のGTに限ればその後も連敗が続き、2007年の皐月賞に勝利するまで139回もの長い連敗となったが、2007年に第67回皐月賞でヴィクトリーに騎乗し勝利、15年ぶりに中央競馬のGT競走制覇を果たして連敗記録139で終止符をうった。さらには、同年挑戦したシンガポール航空インターナショナルカップではシャドウゲイトに騎乗し日本国外の国際GTも制覇した。

 長く連敗が続いた原因の一つとして有力馬の騎乗が少なかったという事情もある。ヤマニンゼファーとセキテイリュウオーにまつわるエピソードも、元はといえばセキテイリュウオーが所属厩舎(当時)の馬であり、自厩舎の馬を優先させたという事情があった。また、1番人気での騎乗は日本で2回・海外で1回(2000年安田記念:スティンガー、2002年朝日杯フューチュリティステークス:サクラプレジデント、2007年シンガポール航空インターナショナルカップ:シャドウゲイト)で、2番人気での騎乗も4回(2003年皐月賞・東京優駿(日本ダービー):サクラプレジデント、2004年宝塚記念:ゼンノロブロイ、2007年日本ダービー:ヴィクトリー)しかなかった。また、岡部幸雄の騎手引退後に田中を主戦騎手の一人にしていた藤沢和雄厩舎もGTになると有力馬の騎乗を外国人騎手に乗り替わらせることが多かった。

 田中勝春自身、最も悔しい敗戦は1993年の天皇賞(秋)でセキテイリュウオーに騎乗しハナ差に敗れたことだと語っている(レース後に悔し涙にくれたエピソードがある)。この時の優勝馬は、前年の安田記念で自身が騎乗して優勝したヤマニンゼファーであった。1997年の安田記念でもジェニュインに騎乗し同馬をかつてお手馬にしていた岡部騎乗のタイキブリザードにハナ差まで迫ったことがある。

 なお、GT戦線では不振続きであったが、GUやGVに限れば2001年以降は毎年勝利を挙げており、2002年には重賞6勝(GU2勝、GV4勝)という好成績を残した。GU最多勝馬バランスオブゲームの主戦騎手だった。

 2011年12月10日、JRA通算1500勝を達成。


 「誰に対しても気さくで愛されるキャラとして有名。もともと捌きが上手なわけではなかったが、最近は勝負どころでスムーズなコース取りができずにウロウロするケースが目立ち、直線も詰まって引くことが多い。神経質でスランプにおちいりやすい面がある。ただ、馬を伸ばす技術とパワーは水準以上のモノがあり、開けば突っ込んでくるからやっかいだ。宗像義忠厩舎で主戦をつとめていて、2008年からずっと年に10勝以上している。小島太厩舎でも成績が良い。コース別や距離別、芝・ダート別で特別な傾向の偏重は見つからなかった。感覚で話すところがあり、コメントは信頼しない方が良い。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期)


 ほっさん愛馬での成績 (0戦0勝)

 2011年 8月 7日 エイコーンキッド 3歳未勝利 新潟ダ1200m 負傷の為 乗り替わり


2013年4月7日 阪神8R 天王寺特別 シャイニイチカに騎乗する田中勝春騎手(14番人気11着)。

これ以降は2013年8月29日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ジャングルパサーの前走は栗東からの直前輸送。展開もキツかったが、大崩れしなかったのは立派。スタミナも十分で今度は決める。モビールは攻めで好時計が出ており、仕上がりも良好。洋芝が合いそうなタイプでもある。ワールドレーヴは前走こそ踏ん張り切れなかったが、息の保つ2走目で前進。地力のあるスリーヴェローチェも発馬さえ五分なら巻き返す。」


短評は「主力対等」



予想家の印
馬名 橋本篤 高柳利 井尻恵 CPU
フロアクラフト
スリーヴェローチェ △△
バンデ △△
モビール △△
オムニバス
ブライトボーイ
ジャングルパサー △△
ワールドレーヴ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ジャングルパサー 3.9
ワールドレーヴ 4.5
スリーヴェローチェ 6.2
フロアクラフト 6.5
モビール 6.8
バンデ 8.7
ブライトボーイ 10.2
オムニバス 11.4
アドマイヤエレノア 22.3
以下25倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
フロアクラフト 86 86 82 71
ジャングルパサー 88 75 73 75
ワールドレーヴ 83 81 80 72
スリーヴェローチェ 75 73 72 70
モビール 78 76 74 73
バンデ 79 64 79 77


デイリー馬三郎

本紙の見解

「前走は軽い馬場の速い上がりに対応できなかった◎ブライトボーイ。適性の高い距離になるのはプラスで、初の洋芝でもパワーを要求される今の舞台はいかにも合致する印象。一変が期待できる。リズム良く走れれば○スリーヴェローチェも末は堅実。〈石堂〉」

◎ ブライトボーイ
○ スリーヴェローチェ
▲ フロアクラフト
× バンデ
☆ ワールドレーヴ

以下省略


フロアクラフトは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 3記者、×(4番手評価) 4記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 2記者、無印 なしです。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

フロアクラフト(7着)

 「スローでペースはいいかなと思っていたんですが、今日は休み明けでしたし、外枠で前に壁も作れませんでしたから・・・。」(松山弘平騎手・競馬ブック)

「いつも力む馬で、内枠で前にカベを作る形がいいです」(松山弘平騎手・ラジオNIKKEI)

 「枠が枠でしたし前半に位置を取りに行きましたが、スローペースだったこともあってか少し力んでいました。前に馬を置けなかったことでそうなりやすいのはわかりますが、いつも乗っている時もどちらかと言えばピリッとしやすいところがあるので、その力みもこの馬なりと感じるくらいだったのですが…。今日は休み明けの分動き切れなかったのかもしれませんが、流れは前が残るものでしたし、力を考えたらもっとやれていいはずです。キッチリ結果を残したかったのですが、申し訳ございません」(松山弘平騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「先週の競馬は勝たなくてはいけないと思っていたのに、残念な結果になってしまって申し訳ありません。ちょっとムキになって走っているかな、とは思いましたが、それにしても首をひねってしまいます。無理やり敗因を探すとしたら、休み明けということを意識しすぎて直前に攻めすぎたことでしょうか。そういう意味では、ここで一度放牧に出させていただいて、気持ちの面でキチッとガス抜きをさせた方がいいでしょうし、放牧先での状態を見て再度函館で使うことを考えたいと思います」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「返し馬では硬さが目立った。勝ち馬の後ろを無理なく追走していたが、直線に入りいざ追われるとサッパリ。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

フロアクラフト

 「前走の敗因がつかめないけど、やや負け過ぎの感。具合はいいので巻き返しを。」(中二助手・デイリー馬三郎)

 「前走の敗因が掴み切れないが、少し力んでいた分、伸びを欠いたのかも。その点を考慮して中間はソフトな調整。具合はいいし、能力のある馬なので巻き返しを。」(中二助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

 私の予想を裏切り愛馬ステップシチーが大得意だった芝2600mへの出走となりました。確かに前走芝1800mの敗因もイマイチよく分からないし、コースを変えるのは正解かと思います。芝2600mというと長丁場ですが、フロアクラフトは折り合いが付くし、距離は多少問題ないと思われます。実際芝2400mのオークス GTで5着だった実績馬ですから。

 ただ、先週は競馬開催日が大雨で、札幌記念GUでも2分06秒5重馬場もかかるほどのデコボコ馬場。すでに開催10節を過ぎ、傷みまくっている馬場に激しい雨で、馬場コンディションは最悪の状態。ちょうどフロアクラフトがデビュー2戦目で13着と大敗したときがまさにそんな馬場でした。日曜日の調教でも15−15すら出来なかったようなデコボコ馬場が苦手な馬です。

 最悪のコースに決して得意とは言えない距離と、正直勝てる気はしません。ただ、斤量は52キロと軽いし、長距離戦はやはり騎手の差が大きく出る舞台。今回はベテランの田中勝春騎手騎乗ということで、これは頼もしいですね。

 とにかくタイムオーバーにならないことだけを願います。

これ以降は2013年9月18日に作成

●レース 

 天気ばかりを気にしていたのですが、当日は朝まで雨が降り、最終的には稍重馬場ということですが、結果的にこのレースの2着馬の時計が2分49秒1稍重馬場とあり得ないほど時計を要しているように非常にデコボコして馬場状態が悪く、しかも水分を含んでいるので滑ってと、この手の馬場には滅法弱いフロアクラフト(2戦目もこれで13着とあり得ない大敗)としては最悪の馬場状態となりました。私は出走前に大敗を覚悟しました。


 フロアクラフトのスタートはいつものようになかなか良いのですが、あまり前を主張せずに馬なりで後ろに下がります。レース後の田中勝春騎手のコメントですとノメッて前に進んで行かなかったようですね。結局11番手を追走いう形になります。

 3角手前では前が10馬身以上前方でしかも楽な手応え(結局2着に大差の圧勝をするわけですが)なので勝ちに行かなければならないフロアクラフトは仕掛けてポジションを上げて行きます。そこまではよかったのですがもう直線に向くと余力がなく失速。勝ち馬から5.1秒差の10着で入線。僅かな差でタイムオーバーになってしまいました(T_T)。そのことにより、ローズSへの出走ができなくなってしまいました。これ゛て秋華賞への出走も事実上なくなりました。うーーーん、これは痛すぎる。

●時計の評価

 今回のフロアクラフトの走破時計は2分51秒4稍重馬場でした。勝ち馬の時計は2分46秒3稍重馬場ですが、2着馬は2分49秒1。どれだけ馬場が悪いかわかると思います。

 競馬ブック誌の推定タイムは2分45秒5分重・不良でした。

●レース後の騎手・調教師のコメント

フロアクラフト(10着)

 「ノメッているし、全然前に進んでいけなかった。ぬかるんでいるような馬場はこの馬にはまったく合わない。」(田中勝春騎手・競馬ブック)

 「今日のようなボコボコの馬場はかわいそうでしたね。まだ若馬で馬体もしっかりしていないこともあり、踏ん張りが利きませんでした。できればもう少しパンパンに乾いた良馬場で走らせてあげたかったです。道中も徐々に進出しようと思いましたが最後は余力がなくなって下がってしまいましたし、距離も少し長かったのかもしれません。今日の走りがこの馬の能力ではありませんし、秋までにまた成長してくれれば楽しみです。今回はいい馬を依頼していただいたのに結果を出せず申し訳ありませんでした」(田中勝春騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「先週の競馬は思わぬ結果になってしまって申し訳ありませんでした。急かすようなレースをさせたくなかったのであの番組を選びましたが、それ以上に思わぬ大雨で馬場が悪化したことで力を出せないまま終わってしまいました。なんとか秋華賞にと思っていたのですが、タイムオーバーになってしまったこともありますし、悪い馬場を走ったダメージも出てくるでしょうから、放牧に出してしっかりと立て直すことにします」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

フロアクラフト(10着)

 「スタートは五分だったが、後方からジックリと乗られた。ただ、大事に乗られた割に余力が残っていなかった。3歳の牝馬にタフな馬場の長距離は酷だったか。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走手当385000円が25000円減額されますから、360000円。1口で割りますと860円程度になると思われます。

●今後の展望

 予想していたこととはいえ、最悪のタイムオーバーで1か月の出走停止になり、ローズS GUへの出走が不可能になりました。まだまだ3歳牝馬が古馬相手には辛い時期です。3歳の牝馬同士なら、オークスで5着だった馬です。まだまだ出番もあったはずですし、ここで大敗ならなんの言い訳も致しません。

 ただ、重い洋芝は前走で合わないことがわかっていましたし、何よりも日曜日に15−15にもならなかったほど道悪、特にデコボコ馬場は苦手な馬です。先週(札幌記念の週)、あれだけ馬場が掘り返されてデコボコになっているのに、1週間で元に戻る訳もなく、なぜ回避という決断ができなかったのか残念です。競馬サークルには使える状態なら少々条件が悪くても使うという風潮が強いですからねぇ。

 もう後ろを振り返っても仕方がないので、自己条件からコツコツとですね。負け癖がついたり、こんなにハードな馬場を走ると馬のメンタル面が心配です。中央開催の綺麗な馬場で自信を取り戻させてあげたいですね。

●最後に

 私は前回の敗戦は仕方がないと思うのですが、結局敗因も掴めないまま出走させた今回は不満です。距離延長は結果として失敗でしたが、これは私は悪いとは思いません。酷い馬場だとわかっているのに、フロアクラフトはこんな馬場は走らないとわかっているのに出走させたことが残念です。日曜日の15−15の失敗で理解すべきでしょう。

 今回の反省から、少なくとも来年以降は北海道のレースという選択肢はやめて貰いたいですね。洋芝適性はありません。また、開催終盤のデコボコ馬場もやめて欲しいですね。そういうことが理解していただけたのなら、高い授業料とは思いますが、これからのフロアクラフトの長い競走生活において良かったと思います。

最後までご愛読ありがとうございました

2013年7月23日立ち上げ 8月11日、20日、22日、29日、9月18日加筆
フロアクラフトの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年 7月13日 第9戦 湯浜特別 500万下 函館芝1800m (7着/1番人気

2013年 5月19日 第8戦 第74回 優駿牝馬(オークス) 3歳GT 東京芝2400m (5着/17番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2013年 4月28日 第7戦 スイートピーステークス 3歳オープン 東京芝1800m (2着/6番人気)

2013年 4月 7日 第6戦 デイジー賞 3歳500万下 中山芝1800m (2着2番人気

2013年 2月 3日 第5戦 春菜賞 3歳500万下 東京芝1400m (6着/4番人気)

2013年 1月12日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1800m (1着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年12月15日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1600m (2着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年11月18日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (13着/2番人気

2012年11月 4日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1800m (2着2番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

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