デスティニーシチー 第7戦


友駿愛馬第42号は久々購入の友駿正規募集馬。


母アデレードシチーは3頭の産駒共中央で勝ち上がっているほどの仔出しの良さ。これなら父がタップダンスシチーで非常に不安でも、母の仔出しの良さである程度はやれるんじゃないかと期待。また、牡馬で総額1000万円と非常に安価なところも魅力。

そして何よりも育成状況が順調で早期にデビューしそうなことも購入した大きな要因。


ここまでデビューから芝で8着8着とまずまずの走り。超晩成のタップ産駒で2歳時にこれだけ走れれば3歳夏には勝ち上がれるだろうと思っていたら5戦目の前々走は古馬500万クラスの平均勝ちタイムを叩き出し3着!!競馬ブックのスピード指数でも”73.6”と完全に未勝利クラスでは上位の数値。3歳4月ですでにこの能力。やはり勝ち上がればもう1つは勝てると強く思えた。


優先出走権を得たものの、福島までの2週続けての遠征などで岡田稲男調教師は函館遠征を明言。洋芝が合うという理由も大きいようだが、力の要るダートで走らないデスティニーシチーなので、重い洋芝はどうかと私は言っていたが、前走は函館芝2000mで11着と最悪の大敗。

北海道では洋芝かダートの選択肢か無く、手詰まり状態。


22日の函館芝2600mに出馬想定されていたが、そこはすでに自厩舎の菱田裕二騎手は他所に確保されており、しかも前走は2000mでも終いの脚が上がっていた。距離延長が良いとは思えない。

最終的に過去1走しタイムオーバー寸前までの大敗を喫したダートを選択。比較的メンバーが軽く、鞍上も菱田裕二騎手が空いていることからの選択。

北海道で今週使うのなら、消去法でこのレースが適当だろう。


6月23日 函館4R 3歳未勝利 ダート1700m に菱田裕二騎手で出走!!

6着/6番人気。

前回のダートはタイムオーバー寸前の勝ち馬から4.8秒差だったので、6着と出走奨励金を確保できたことは大きい。

だが、ダートでは勝ち負けまではどうか。

さすがに自厩舎でデスティニーをよく知る菱田裕二騎手。ただ、その菱田裕二騎手も次週からは減量2キロから1キロに。


レース回顧と時計の分析、レース後の菱田裕二騎手と岡田稲男調教師のコメントを掲載。


私ほっさんが当週多忙の為、事後の今回は更新。

(2013年6月25日完結)

2013年6月25日立ち上げ

●連闘で出走へ

 前走後、岡田稲男調教師はクラブ公式HPで次のようにコメントされていました。

「福島戦でバテない競馬ができたので前々で進めましたが勝負所からペースが上がると息の入りが悪く終いは一杯になりました。馬場は問題なかったようですが厳しい流れになってしまいました。また、今回休み明けで幾らか体に余裕もあったようなので場合によっては連闘を視野に入れています。しかし、優先権がないので最終的には想定の状況を見て判断します」

 前走は464キロということで、決して馬体に余裕があるとは思えない我らが愛馬デスティニーシチーですが、岡田稲男調教師は連闘を考えているということでした。

 確かに、未勝利戦の終了時期まで残された時間は少ないですから、出走できる時に出るのは良いと思いますが、変なところに出してタイムオーバーでも喰らえば引退ということになりかねませんし、疲労や故障も心配です。難しい決断ですが、調教師が大丈夫と判断させたのですから大丈夫なのでしょう。ただ、ここの厩舎は故障が多いんですけどね(苦)。

●気になる出馬想定表(6月23日 函館6R)

出馬想定表 6月23日 函館6R 3歳未勝利 芝2600m 混合戦
フルゲート16頭 想定数11頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
イーグルモア 津村明秀  6/01 未勝利 東京芝2400 16
ウィングオブライト 菱田裕二  6/02 未勝利 東京芝1800 14 11
オムニバス 秋山真一郎  5/26 未勝利 京都芝1800 12 10 10 11
サマーキララ  6/16 未勝利 函館芝2000 10 11
シャルパンテ 上村洋行  5/25 未勝利 京都芝2200 10 10 10
ショウナンアデヤカ 川須栄彦  4/28 未勝利 東京芝2300 12 14 15 12
ステージジャンプ 三浦皇成  6/26 未勝利 函館ダ1700
デスティニーシチー  6/16 未勝利 函館芝2000 11 13
ミスズブライアンズ 松田大作  5/19 未勝利 新潟芝1800 12 11
ヤマニンイリーズ 柴山雄一  6/16 未勝利 函館ダ1700 10 14 11
ローレルナガバナシ  6/01 未勝利 東京芝2400 15 16

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在11頭出馬想定されています。案外連闘でも出走できそうですね。ただ、前走は芝2000mで早々にバテてしまったように、更なる距離延長は疑問です。

●追い切り情報(6月23日作成)

前走前 6月12日 函館ウッドチップ 良馬場 一杯に追う

菱田裕二
5F 69.5
4F 53.8
3F 39.7
1F 13.2[8]
ビービージャパン(古馬1000万下)強めの外を0.4秒追走同入



連闘の為中間軽め
 6月23日、連闘の為に追い切り時計はありません。

●出馬確定表

出馬確定表 6月23日 函館4R 3歳未勝利 ダート1700m 全11頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ウォーターポルトス 柴山雄一  5/26 未勝利 京都ダ1400
クリノコトノオー 丸田恭介  6/15 未勝利 函館ダ1700
コウユーキカンタロ 小林徹弥  2/09 新馬 京都ダ1200 14 15
スリーヨーク 三浦皇成  6/16 未勝利 函館ダ1700
テイエムクロジン 古川吉洋  5/11 未勝利 京都ダ1200 11
デスティニーシチー 菱田裕二  6/16 未勝利 函館芝2000 11 13
デルマベム 伴啓太  5/12 未勝利 新潟ダ1800 10 14 13
ニホンピロホウオー 村田一誠  6/09 未勝利 阪神ダ1800 15 13
メイショウエジソン 城戸義政  6/15 未勝利 函館ダ1700 13 10 11
メイショウオニグマ 荻野琢真  6/15 未勝利 函館芝1200 13 14 13 13
メイショウバッカス 四位洋文  5/26 未勝利 京都芝1800 14

表中 騎手の太字は乗り替わり

 結局、想定されていた芝ではなく、前回勝ち馬から4.8秒も離されて大敗したダートを選びました。重い洋芝も得意とは言えなさそうですし、メンバー的なものや、鞍上に厩舎所属でデスティニーをよく知る菱田裕二騎手が乗れるというのなら、この選択がいいのでしょうね。

●函館ダート1700mコース解説

 スタート地点はホームストレッチの右端。 4コーナーを曲がり終えてすぐのところ。
 坂の頂上からのスタートで、1コーナーまでは329mある。
 スタート直後からどうしてもペースが速くなりやすい。
 それでもダート戦なので各馬ひるまずに前半から行く

 1〜2コーナーまでになるべく前のいい位置を取る必要があるからだ
 逃げより先行の方が若干成績がいいが、逃げ馬の連対率は約33パーセントもある
 最後の直線だけの差し・追い込みは厳しく、後ろから行く場合はマクる脚が必要
 枠順は3枠、4枠あたりの中枠が有利極端な1枠、8枠は少し成績が落ちる
 血統的にはブライアンズタイムに注目。サンデーサイレンスも互角だが、ブライアンズタイムの方が穴馬の好走が多く、配当面で妙味がある。ミスタープロスペクター系ならばジェイドロバリーとアフリート。ノーザンダンサー系ではラムタラが頑張っている。

有利な枠順 中枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 脚質、血統
種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、ジェイドロバリー
連対騎手ベスト 横山典弘、四位洋文、藤田伸二、中舘英二、勝浦正樹
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 1分50秒8 1分48秒4 1分47秒4 1分47秒6
古馬500万 1分47秒2 1分46秒5 1分46秒2 1分45秒8
古馬1000万 1分46秒1 1分45秒5 1分44秒7 1分44秒4
古馬1600万 1分46秒0 1分43秒6
古馬オープン 1分44秒4 1分43秒2

●騎手は菱田裕二騎手 ほっさん評価「D」

 今回のデスティニーシチーの鞍上は厩舎所属でデスティニーをよく知る菱田裕二騎手です。前々走はさすがに自厩舎の馬ということで過去最高の3着に持って来てくださいました。50勝もしていて、いまだに減量2キロというのも美味しいですね。

 今回は以前タイムオーバー寸前の大敗だったダートで、非力なデスティニーには厳しいと思われますが、相手も弱く、菱田裕二騎手騎乗ということで前進して欲しいですね。


 私と菱田裕二騎手はなぜか縁が多く、今回で実に11度目の愛馬への騎乗ということになります。まだまだデビュー2年目で特にデビューイヤーの昨年は頼りない時もありましたが、最近は頼もしくなり、騎乗後のコメントもしっかりと馬を分析してくれていますし、これから凄いジョッキーになって行きそうな予感がします。

 現在50勝であと1勝で減量1キロになってしまいますが、現在は減量2キロの美味しい騎手です。今回も減量を生かしてデスティニーシチーを勝ち上げて欲しいです。彼ならやってくれそうな気がします。


 2013年6月21日現在、JRA通算50勝。勝率6.0パーセント、連対率12.2パーセント。昨年デビューの新人騎手の中では一番勝ち星を挙げています。昨年(2012年)は、JRA通算23勝。勝率5.5パーセント、連対率11.4パーセント。今年はここまで27勝、勝率6.6パーセント、連対率12.9パーセントと昨年を上回る成績で好調。


 菱田 裕二(ひしだ ゆうじ)は1992年9月26日生まれの20歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している2年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。岡田稲男厩舎所属。現在、減量2キロ。


 2008年4月に千葉県白井市の競馬学校の騎手課程(27期)に入学。嶋田純次や横山和生らと入学したものの、留年のため、第28期生としての騎手デビューとなった。デビューの同期には中井裕二、長岡禎仁、原田和真、山崎亮誠がいる。

 2012年3月3日に栗東の岡田稲男厩舎所属騎手としてリニューアルオープンした中京競馬場でデビュー。1Rでバトルマグマに騎乗して4着。デビュー月には初勝利は挙げられなかったが、4月14日の2回阪神7日1R 3歳未勝利をトーブプリンセスで制して初勝利。これは10番人気だった。その後順調に勝ち星を挙げ、2012年は422回騎乗し、1着23回、2着25回の好成績を残した。同期の中井も23勝をあげ同率であったが、騎乗停止処分がなかったことが評価され、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。


 2012年デビューの新人騎手5人の2013年6月21日までの騎乗成績は以下のとおりです。

菱田裕二 50勝
中井裕二 44勝
山崎亮誠  5勝
長岡禎仁  4勝
原田和真  3勝

 ということで、同期の中では勝ち頭です。


 ほっさん愛馬での成績 (10戦0勝)

 2012年 3月11日 クレセントシチー 500万下        中京ダ1900m 11着/11番人気
 2012年 5月 6日 クレセントシチー 500万下        京都芝2000m 2着/9番人気
 2012年 5月27日 クレセントシチー 500万下        京都芝2200m 11着/1番人気

 2012年 6月 2日 トレゾアシチー  3歳未勝利       阪神ダ1400m 13着/12番人気
 2012年10月 6日 クレセントシチー 500万下        京都芝2000m 12着/8番人気
 2012年10月27日 スピカシチー   500万下        新潟ダ1800m  8着/12番人気
 2012年10月28日 ハルシュタット  500万下         新潟ダ1200m  7着/7番人気
 2013年 1月20日 ハルシュタット  500万下         中京ダ1200m  13着/12番人気
 2013年 2月20日 ハルシュタット JRA指定交流 ジュノ賞 名古ダ1400m  8着/5番人気
 2013年 4月29日 デスティニーシチー 3歳未勝利      福島芝2000m  3着/6番人気


2012年 5月27日 愛馬クレセントシチーに跨る菱田裕二騎手。(10着/1番人気)

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「メイショウバッカスはここ2走が案外だが、攻め駆けするタイプで体形的にもダート向きか。先行力があり小回りも問題なく、一変も十分。前走案外も距離延長良さそうなウォーターポルトス、気ムラも力上位のニホンピロホウオー、スリーヨークも集中力ひとつで。」


短評は「混戦模様」



予想家の印
馬名 橋本篤 高柳利 井尻恵 CPU
ウォーターポルトス △△ △△ △△
スリーヨーク
ニホンピロホウオー △△
メイショウオニグマ
メイショウエンジン
デスティニーシチー
メイショウバッカス
クリノコトノオー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
メイショウバッカス 3.1
スリーヨーク 3.7
ウォーターポルトス 3.7
ニホンピロホウオー 5.8
クリノコトノオー 8.4
デスティニーシチー 21.0
メイショウオニグマ 22.0
デルマベム 22.5
メイショウエンジン 28.6
以下32.6倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
デスティニーシチー 70 65 70 45
メイショウバッカス 65 65 54 61
スリーヨーク 75 65 70 65
ウォーターポルトス 67 61 67 57
クリノコトノオー 66 62 63 50


デイリー馬三郎

本紙の見解

「芝では手応えほどはじけない競馬が続く◎メイショウバッカス。それだけにダート変わりは吉と出る可能性が大きい。古馬相手に互角以上の動きを見せている調教からも未勝利戦を勝てる力はある。○ウォーターポルトスは距離延長で追走が楽になる。〈森元〉」

◎ メイショウバッカス
○ ウォーターポルトス
▲ デスティニーシチー
× ニホンピロホウオー
☆ スリーヨーク

以下省略


デスティニーシチーは全13記者中 ▲(3番手評価) 2記者、×(4番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 4記者、無印 3記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

デスティニーシチー(11着)

 「福島戦でバテない競馬ができたので前々で進めましたが勝負所からペースが上がると息の入りが悪く終いは一杯になりました。馬場は問題なかったようですが厳しい流れになってしまいました。また、今回休み明けで幾らか体に余裕もあったようなので場合によっては連闘を視野に入れています。しかし、優先権がないので最終的には想定の状況を見て判断します」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

 「前半はいき脚がありましたが、勝負所からてごたえが、怪しくなってしまいました。洋芝は問題無いと思いましたが、最後は息が入りませんでした。」(北村友一騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
 「2番手を追走。ペースも速く、他馬に早目に交わされてしまい、3角過ぎには脚が上がってしまった。今日は展開が厳しかった。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

デスティニーシチー

 「少し太かったので連闘はプラスに出るはず。力はあるし、もう少しやれても。」(岡田稲男調教師・デイリー馬三郎)

 「前走はちょっと太かったので連闘はプラスに出そう。息の保ちも良くなったので、この距離で改めての気持ち。」(岡田稲男調教師・競馬ブック)

 「前走のレース内容とメンバー的な面を考慮し、ダート戦に廻ることにしました。以前のダート戦は動くことができませんでしたが、休養明けを叩かれ状態は上向いているので、もう1度試したいと思います。」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 想定段階では芝2600mだったデスティニーシチー。前走は芝2000mで最後に脚が上がっていましたのでとても距離延長はどうかと思いましたが、そこは回避して以前タイムオーバー寸前だったダートに逆戻り。

 洋芝が合うと断言して前走3着の優先出走権を捨ててまで函館開催にこだわった岡田稲男調教師。私は調教での走りや力の要るダートでのタイムオーバー寸前の大敗から、重い洋芝の函館はどうかと言っていましたが、その通りの最後に脚が上がる大敗。

 しかし、北海道に連れて来てしまった以上はここでなんとかしなければならず、洋芝もダメ、ダートもダメで正直手詰まり状態です。


 今回、前々走で大敗したダートを選びましたが、この23日の函館4Rはかなりの弱面。消去法で行くと連闘するならここで良いですね。

 また、前回3着に持って来てくれた厩舎所属の菱田裕二騎手がここなら乗れますから、減量2キロも良いですし、そこに期待ですね。大敗必至ですが、一応、チャンスもゼロではないので見守りたいと思います。

●レース 

 前走もスタートの良かった我らが愛馬デスティニーシチーですが、今回もスタート良く馬なりで5番手の絶好位辺りにつけようとしますが、1角〜2角でかかってしまい鞍上の菱田裕二騎手がブレーキをかけるも一気にハナまで行ってしまいます。(デスティニーシチー号の騎手菱田裕二は,2コーナーで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて過怠金50,000円。(被害馬:4番・2番))

 直線に向いて2番手の馬に交わされるとそこから急激に失速><。今回も大敗かと思われましたが、相手も弱面揃いでしたし、貯金が効いて6着に踏みとどまってくれました。5着馬からは僅かにクビ差でもう少しで掲示板でした。チグハグな競馬で6着でしたから、まともならもう少し着は上がっていたでしょう。

 ダートでもこのメンバーならそこそこやれることが証明できましたし、勝ち負けまではどうかと思いますが、洋芝もダメで手詰まり感が一杯でしたので、少し安心しました。

●時計の評価

 今回のデスティニーシチーの走破時計は1分48秒5良馬場でした。函館ダート1700mの3歳未勝利クラスの平均勝ちタイムは1分50秒8良馬場ですから良く見えるのですが、全体的に時計が速く、時計の出る馬場だったと言えます。

今節のダート1700mの勝ち時計は次の通りです。全て良馬場です。

22日 1R 3歳未勝利 1分47秒8
    3R 3歳未勝利 1分46秒2
    7R 500万下  1分44秒4
    9R 500万下  1分46秒2
   11R 1000万特別 1分45秒0
23日 1R 3歳未勝利 1分47秒6
    4R 3歳未勝利 1分47秒5
    8R 500万下  1分46秒2
   11R オープン  1分44秒3

 ということで、あと1秒は詰めなければ勝ち負けには絡めませんね。次走、まともに走れたとして1秒も詰められるかどうか。


 競馬ブック誌のこのレースの推定タイムは良馬場で1分47秒2で、勝ち馬の1分47秒5とほぼ合っています。さすがですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

デスティニーシチー(6着)

 「今回は、掛ってしまったのが全てでした。上手く抑えることが出来ればもう少し踏ん張れたと思います。最低でも優先権を取り、メンバーを見て登録したいと考えていましたが申し訳ありませんでした。レース後疲れはなく、元気にしているのでこのまま状況を見て次走を決めたいと思います」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

 「スタート後は良い感じでしたが2コーナーからスムーズさに欠け、終いは一杯となってしまいました。」(菱田裕二騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

デスティニーシチー(6着)

 「1角あたりから行きたがり、2角過ぎには抑えが利かずに外に出してハナへ。今日は掛かってしまったのがすべて。」(競馬ブック)

ニホンピロホウオー(9着)

 「ブリンカー。スタート直後に接触する不利はあったが、3番手で1角へ。1〜2角にかけて、内にいるデスティニーシチーと接触してから口を割って気の悪さを出してしまい、4角では早々に後退してしまった。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 1着賞金が460万円。6着ですから出走奨励金はその6パーセントですので、280000円。特別出走手当が366000円。合計646000円。1口で割りますとちょうど1000円くらいということになりそうです。決して多い金額ではないですが、やはり嬉しいですね。

●今後の展望

 ダートで6着と前進してくれたのは嬉しいですが、とても勝ち負けというレベルではありません。これが500万クラスの馬なら、賞金も多く万歳なのですが、デスティニーシチーは未勝利馬ですので、とにかく1つ勝てないことには秋以降がありません。

 そういう意味では大変厳しいですが、今回は明らかに道中掛かってしまってチグハグなレースになっていましたから、まともならどうかですね。おそらくダートをしばらく使うと思われますが、今回のように掛からなければ大丈夫という保証ははないですからねぇ。それでも次走は今回よりもきちんと走って前進して欲しいと思います。

●最後に

 とにかく、前走の洋芝でのタイムオーバーすれすれの大敗で洋芝かダートかの選択肢しかない函館では手詰まり感が一杯でしたが、取りあえずダートで6着、しかも大きく道中かかっての平均勝ち時計から1秒差とまずまずの走りを見せてくれましたので、少し希望が持てました。

 ただ、未勝利戦終了までは時間が無く、疲れが取れなかったりしてもゆっくりと休んでいる暇はありません。まだまだ厳しい状態が続きますが、これからの成長が期待できる馬ですし、なんとか勝ち上がって欲しいと思います。

 頑張れ、デスティニーシチー!!次は前進を期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年6月25日立ち上げ
デスティニーシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年 6月16日 第6戦 3歳未勝利 函館芝2000m (11着/7番人気)

2013年 4月29日 第5戦 3歳未勝利 福島芝2000m (3着/6番人気)

2013年 4月 7日 第4戦 3歳未勝利 阪神芝1600m (6着/13番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

2013年 1月20日 第3戦 3歳未勝利 京都ダ1800m (13着/12番人気)

2012年11月24日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m (8着/11番人気)

2012年11月10日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (8着/12番人気)

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