リバイヴエンブレム(ファビラスキャットの09) 第3戦 引退


キャロットクラブ出資愛馬第16号は、あまり深く考えずに購入。

従って、これが走ればマグれ。

・・・と書いていたら、その後ノド鳴りの症状が発見され手術するなど順調さも欠き、デビュー戦の前走は全くいいところがなく16着シンガリ負け。

馬体や走りからは、未勝利戦終了の約2か月では勝ち負けまではとても無理。やはり遅生まれのハンデは大きすぎ、豪州産は失敗。

・・・と書いていたら2戦目も17着と大敗。

せめて地方転厩でも・・・と言いたいところだが、成績からするとそれも叶わぬ話か。

次走ダートを1度使われてサヨウナラと思うが、異論はない。


9月16日 阪神2R 3歳未勝利 ダート1800m 混合戦に鮫島良太騎手で出馬想定!!

フルゲート16頭のところに想定数は11頭。

同節の芝のレースには多数の馬が想定されており、それらが流れてくる可能性が高いことから、フルゲートになることは必至。

出走間隔の短いリバイヴエンブレムは出走できるのか。

・・・と書いていたら、案の定非抽選除外(涙)。

次週は短距離戦で馬が殺到しそうだし、その次はいよいよ未勝利戦の最終週で多少無理にでも使ってくる馬が多いだろうし、除外濃厚。

このまま未勝利戦に出走できずに終わってしまうのではないか。


・・・ということで9月23日 中山7R 500万下 ダート1800m 混合戦に出走。

格上挑戦しか出走できないのはわかるが、未勝利クラスでも16着17着の馬。馬場掃除以外の何物でもない。

9着/12番人気。

もう少しで8着という着は悪くないが時計は未勝利クラスのもので、勝ち馬からは2.4秒も離されている。

残念ながらどうしようもない。

レース後、即日引退が発表されました。

ノドも不安で、いつまでもふにゃふにゃのトモでは時間もかかりすぎるしこの決断は納得。

ただ、深く考えもせずに抽選目的で応募したことは猛省。

いくら補償制度がある最後の馬とは言え、完全にお金をドブに捨てた感は拭えない。


レース回顧と時計の分析、レース後の津村明秀騎手と松永幹夫調教師のコメントを掲載。

(2012年10月17日完結)

2012年9月12日立ち上げ

●気になる出馬想定表(9月16日 阪神2R)

出馬想定表 9月16日 阪神2R 3歳未勝利 ダ1800m 混合戦 フルゲート16頭 想定数11頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴェルメリオ 和田竜二  8/04 未勝利 小倉ダ1700 11 12
エリモベッラ  9/08 未勝利 阪神ダ1800 12
サンライズポポロ  8/19 未勝利 小倉ダ1700 10 13
シゲルカシス 太宰啓介  8/04 未勝利 小倉ダ1700 12
スリーアメニティー  9/01 500万 小倉ダ1700 11 15 17 10 15
スリーキングス 松田大作  8/26 未勝利 札幌ダ1700 12 12 11
タツグレート  9/02 未勝利 小倉ダ1700
デンコウタフネス 初出走
ベルニーニ 福永祐一  8/25 未勝利 小倉芝2600
リバイヴエンブレム 鮫島良太  9/01 未勝利 小倉芝2000 17 13 16 B−
リボッラジャッラ 川田将雅  8/25 未勝利 小倉ダ1700 11

表中 優は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在11頭出馬想定されています。このレース自体は想定数も少なくメンバーも1頭を除いて弱いですが、15日の芝には29頭が想定されていますし、17日のダート1400mにも28頭も想定されています。それらからかなりの数が流れてくるでしょうし、出走間隔の短いリバイヴエンブレムが弾かれる可能性は高いと思います。出走できればラッキーですね。来週も再来週も出走したい馬は多いでしょうから。

これ以降は2012年9月19日に作成

●9月16日は非抽選除外

 我らが愛馬リバイヴエンブレムは予定通り9月16日 阪神2Rに出馬投票しましたが、非抽選の除外となりました。結局、リバイヴエンブレムよりも1週前に走っていた馬で抽選でしたから、やはり私が懸念していたように弾かれてしまいました。

 なんとも、松永幹夫調教師の見積もりの甘さが浮き彫りです。今週は混合戦は1400mしかなく、短い距離で出たい馬が殺到し39頭もの想定があります。ここから出走できるのは16頭。来週も除外された馬が流れて行くでしょうし、次週は未勝利戦の最終週ですから、ダート1800mですがもっと時間の欲しい馬なども最後は無理矢理でも出てきますから、ここも除外確実ですね。

 リバイヴエンブレムのように外国産馬は混合戦しか出走できませんから、スーパー未勝利戦でも相当に不利ですねぇ。もう2度と買わないぞ(笑)。

●追い切り情報(9月19日作成)

前走前 8月29日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.0
3F 39.5
2F 26.1
1F 13.3
ジョビアーレ(3歳未勝利)一杯を0.2秒先行0.4秒遅れ



9月12日 栗東坂路 良馬場 稍一杯に追う
1回
助手
4F 53.6
3F 39.5
2F 26.5
1F 13.7


9月16日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.0
3F 42.7
2F 28.5
1F 14.6


9月19日 栗東坂路 重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 56.1
3F 40.4
2F 26.2
1F 13.5
レッドキングダム(3歳未勝利)一杯を0.1秒追走0.7秒遅れ
 9月12日、終いは要していますが、全体的にはまずまずの時計でこの馬的に力を出せる状態でしょう。ただ、とにかく非力なので・・・。
 以下は本日(9月12日)更新されましたクラブ公式HPリバイヴエンブレムの近況報告です。
「今朝は坂路でしっかりと追い切りました。坂路の馬場が重くて時計が出にくい状況でしたし、終いややタイムを要したのは仕方のないところですが、4ハロンは53秒6と動けています。ノドも気になりませんし、状態は悪くないと思いますよ。体調も変わらず安定していますし、ここまで使ってきた経験がレースで出てくれればと思っています」(大渡助手)
 ということでノドも気にならず(ノドが気になる馬にとっては天気は雨の方が良いんですけどね。しかし出走予定の16日は晴のようですね)状態は良いようです。出走間隔の割りに時計の本数が少ないですが、小倉遠征の後ですし馬格がないから仕方がないですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。一本強めに追い切れたのは良いことですが、せめてもう少し本数、或いは終いまでしっかりと伸びてくれていれば良かったのですね。それでも悪いという動きではありませんし。最後のレースになるかも知れませんし、期待しています。

 9月16日、15−15強めで追い切られています。先週メイチに仕上げられましたからねぇ。しかし、本数不足だと思いましたし、調教的には良かったと思います。ただ、未勝利戦は残り2週ですが、外国産馬の出走できる混合戦は2鞍しかなく、出走間隔から言って、出走できるかどうか微妙と思うのですが。

 9月19日、3歳未勝利馬相手にぶっちぎられています。酷いもんです。この追い切りの動きの馬が勝てるわけないですね。もう少々の時間をかけても無駄な気がしてきました。全く良化の気配もありません。

これ以降は2012年10月17日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 9月23日 中山7R 500万下 ダート1800m 混合戦 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
絶望的な格上挑戦であり、割愛させていただきます。

●中山ダート1800mコース解説

 スタート地点はスタンド前の直線入り口。1コーナーまで十分距離があるので、枠順の有利・不利はあまりないが、逃げ・先行でレースを進めたい馬にとっては、内枠の方がありがたい。
 中山のダートコースは一般的に砂が重く、走破時計がかかる馬場でパワー型の馬が活躍しやすい。特に冬場は非常に時計がかかる。速い持ち時計よりも、コース適性重視。
 切れのある差し馬よりも、簡単にバテない先行馬を狙うのがセオリー。
 最後に急坂があるのでラスト1ハロンの時計がグッとかかるが、差し馬同士ではなかなか決まらない。
 ペース次第であるが、穴を狙うならば人気薄の馬の前残り。
 一方、雨が降って脚抜きのいい馬場になると、極端な脚質の馬の台頭が。行った行ったの展開や、外からの追い込み、マクリの馬が飛んでくる。
有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント コース・馬場適性、展開
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、ブライアンズタイム、アフリート
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、柴田善臣、ペリエ、後藤浩輝
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分57秒7 1分57秒8 1分57秒2 1分58秒8
2歳未勝利 1分57秒6 1分57秒0 1分56秒9 1分57秒1
2歳500万 1分55秒8 1分53秒3
3歳新馬 1分57秒8 1分57秒2 1分56秒1 1分56秒7
3歳未出走 1分57秒0 1分57秒0 1分55秒9 1分56秒5
3歳未勝利 1分57秒1 1分56秒4 1分55秒6 1分56秒0
3歳500万 1分55秒4 1分54秒6 1分54秒5 1分54秒4
古馬500万 1分55秒1 1分54秒8 1分53秒8 1分54秒0
古馬1000万 1分54秒1 1分53秒9 1分52秒8 1分53秒2
古馬1600万 1分53秒0 1分52秒6 1分52秒1 1分52秒3
古馬オープン 1分52秒3 1分52秒5 1分51秒1

●騎手は津村明秀騎手(ほっさん評価「D」)

 今回のリバイヴエンブレムの鞍上は津村明秀騎手です。いきなりの格上挑戦でこんなことを言ってはなんですが、ろくな騎手が残っていないと思われた中、ギリギリの人選だと思います。

 正直、そんなに乗れる騎手だという印象は私の中にありませんが、私の愛馬では過去3度騎乗していただいてすべて7着(10番人気、7番人気、10番人気)と出走奨励金の貰える嬉しい結果を残してくれています。ですから、今回も7着・・・と言いたいところですが、過去2戦で未勝利戦で16着17着のリバイヴエンブレムが、格上500万クラス挑戦で7着に入れるわけもなく、だれが乗ってもシンガリ近辺だと思われます。

 それにしても2006年のマイセンシチー以来、久し振りの津村明秀騎手ですねぇ。


 2012年9月24日現在、JRA通算213勝、GTは未勝利、重賞5勝。勝率4.8パーセント、連対率10.1パーセントとかなり低い。本年(2012年)はここまで27勝、勝率6.7パーセント、連対率10.0パーセントと勝率では通算成績を大きく上回る活躍を見せている。



 津村 明秀(つむら あきひで)は1986年1月5日生まれ26歳、日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している9年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走の両方の免許を所持していたが、障害競走への騎乗経験はなく返納している。デビュー当時は鈴木伸尋厩舎所属。現在はフリー。

 2001年4月にJRA競馬学校騎手課程第20期生として入学。入学時の同期には川田将雅、藤岡佑介、丹内祐次、吉田隼人各騎手らがいる。

 2003年12月20日に中山競馬場で行われた模擬レースでリュウキュウスターに騎乗し、後続に6馬身差をつけ1着となる。模擬レースでは2戦2勝という成績だった。

 2004年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得する。卒業時にアイルランド大使特別賞を受賞した。デビュー時は鈴木伸尋厩舎所属である。3月6日中京4Rでブーゲンビリアで初騎乗(4着)。3月21日中京5Rをマグマヴィーナスで勝利し、16戦目で初勝利を挙げたが、同日の第7レース発走前に騎乗馬のマイティーキングに振り落とされて落馬した際に左第1中手骨を骨折する不運に見舞われた。7月28日に船橋競馬場で行われたファビィステッキ特別でスズダニエルに騎乗し、地方競馬初騎乗を果たし10着となる。デビュー年は8勝を挙げ民放競馬記者クラブ賞を受賞した。

 2006年7月2日ラジオNIKKEI賞をタマモサポートで重賞初制覇。

 2007年8月フリーに転身。12月JRA通算100勝を達成。

 2010年2月20日の東京競馬場第5レースで、コスモグレイスに騎乗して直線先頭に立っていたが、馬が急に外側に逃避し、バランスを崩して落馬した。診断の結果第2頸椎骨折・右肘挫傷の重症と診断され、約5ヶ月間の戦線離脱を余儀なくされた。その後1か月の安静・リハビリを経て、同年7月3日の福島競馬で復帰した。

 坂井千明元騎手が主宰する「千明塾」の門下生である。



 「最近は騎乗馬の質の問題からモタつくケースが多いが、本来は無理なく流れに乗ってソツなく立ち回るタイプ。ただ、追って強引に伸ばす迫力はない。1番人気に乗るケースは少なく、2010年&2011年で[2・2・1・3]の連対率.364。2011年は8勝のうち7勝が単勝1000円以下で(残る1勝は3370円)、回収率は26パーセントと低い数字になっている。相沢郁厩舎と鈴木伸尋厩舎で多く乗っているが、成績はひと息。腕は悪くないので、騎乗馬次第で買う手がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期まで評)
 ほっさん愛馬での成績 (3戦0勝)
 
 2005年 1月15日 アテネシチー     3歳新馬   中山ダ1200m  7着/10番人気
 2006年 7月22日 マイセンシチー    2歳新馬   函館芝1200m  7着/7番人気
 2006年 8月12日 マイセンシチー    2歳未勝利 札幌芝1500m  7着/10番人気

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「2着9回のテンゲントッパ。相手なりにしか走らないが、前走の1分52秒7は古1000万下級の時計。さすがにこの相手なら。トウショウロジックは良化度合が鍵だが、ここは単騎逃げが有望。まずはこの2頭。以下は混戦。」


短評は「惑星注意」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
キョウエイヒドラ
トウショウロジック
ジプシーキング
リネンタキシード
リアルファッション △△ △△
クールスター △△
テンゲントッパ
アードパーク
ハヤブサエミネンス
アポロスカイナイト △△
リバイヴエンブレム
アイティテイオー
ノッティングボーイ
二重△は△△で処理
あとは無印



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
リバイヴエンブレム 44 35 44
テンゲントッパ 77 74 71 76
トウショウロジック 82 77 75 61
ノッティングボーイ 76 71 70 68
アポロスカイナイト 75 58 71 48


デイリー馬三郎

本紙の見解

「長欠明けを叩かれた◎トウショウロジック。現級勝ちを決め、1000万下でA、B着があるのがこの中山ダート千八。スピードがあるので、ここはすんなり行ける組み合わせ。一変する。前走内容がいい○テンゲントッパ。コース変わりも問題ない。」

◎ トウショウロジック
○ テンゲントッパ
▲ ノッティングボーイ

以下省略

リバイヴエンブレムは無印

リバイヴエンブレムは 全13記者中 △(6番手評価)が1記者。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

リバイヴエンブレム(17着)

 「3コーナー付近からスーッと動けましたが、そこだけでそのあとは苦しくなってしまいました。まだ馬が幼く、体の芯が入っていないような感じで、前だけで何とか頑張って走っている状況です。体がまだだからというのもあるから仕方ないのでしょうが、気持ちももう少しグッと来るようになればいいのですが…。時間が必要なのでしょうが限りがあるので使って少しでもしっかりしてくれればと思います。息遣いはそこまで気にならなかったですよ。次はダートのようですが、トップスピードを求められたときのことを考えれば芝よりベターかもしれませんし、何とか前進してほしいと思います」(鮫島良太騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「体調自体は悪くなかったと思うのですが、体がまだできていないのが現状なのでトップスピードを求められると苦しくなってしまいました。期間が決まっているだけに致し方ないところもあるのですが、やはり半年遅れの分、体がしっかりしていなくてトモが入ってこないんです。前だけで走っているようなもので後ろの力が不足していることから前へ推進しきれません。芯が入ってくればいくらか違うのでしょうが、今はそうも言っていられません。次はダートを試すつもりですが、何とかいい走りをさせてあげたいし、少しでも前進できるように調整していきます」(松永幹夫調教師・キャロットクラブ公式HP) 

●各陣営のコメント

リバイヴエンブレム

 「順調にはきています。格上が相手になるが、ダート変わりでどんな競馬をしてくれるか。」(松永幹夫調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 未勝利クラスで過去2戦16着17着と大敗している馬が、格上500万クラス挑戦で勝ち負けできることなんて基本的にはあり得ません。今回もシンガリ近辺だろうと思いますが、初ダートということでそこだけが魅力です。今更ある程度走ったからと言って、何が変わるものでもありませんが、そりゃ、1つでも上の着に来て欲しいと思います。

 掲示板にでも載るようなら地方転厩という選択肢もあるのでしょうか。

●パドック

 馬体重は前走同様の440キロ。毛づやは良く歩様もしっかりとしていますし、気配は凄くいいと感じました。

●レース 

 スタートはまずまずですが、二の脚が遅く・・・というかこのクラスですからねぇ。14番手の外目につけます。外枠だから仕方がないのですが、こういうコーナーでの距離ロスも勿体ないですよねぇ。

 とにかくこんな位置ではどうしようもないので、3コーナーでポジションを上げて行きます。4コーナーでは前を射程圏内に入れて勝ちに行く競馬をしますが(勝てないことにはどうしようもないので)、ポジションを上げるのに脚を使っていますし最後は流れ込んだだけの9着。500万クラスで9着ならと思われるかも知れませんが、走破時計は未勝利レベルのもの。勝ち馬から2.4秒も離されてはどうしようもありません。他の下位の相手が弱すぎただけで何も威張れるものでもありません。

●時計の評価

 今回のリバイヴエンブレムの走破時計1分55秒9不良馬場は、中山ダート1800mの古馬500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分54秒0不良馬場ですから9着にいるのが不思議なくらいの未勝利時計です。普通ならシンガリ負けで十分な時計ですが、弱い馬が多すぎたということでしょう。

●レース後の騎手・調教師のコメント

リバイヴエンブレム(9着)

 「クラスが上でしたからどれだけ頑張れるか心配もしたのですが、行きっぷりが良かったですね。そこで抑え込むより気分良く進ませたほうがいいと思い、あのような競馬をしました。トモがグニャグニャで力が前へと推進しにくいような格好に見せるから今日のような雨で馬場が軽くなったのも良かったのかもしれませんね。天候もあったのかノドは気にならなかったです。少しでもいい競馬ができればと思ったのですが、いい結果を出すことができなくて申し訳ありません」(津村明秀騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「出走状況が厳しく格上条件での出走になり、苦しい競馬になってしまいましたが、その中でも馬は使っての良化を感じさせてくれました。馬場が悪くなったことも不安でしたが、思った以上にスムーズに追走できましたし、レースぶりも良化していました。順調さを欠いた時期がありなかなかコンスタントにレースに使えなかったのは残念ですし、南半球産の遅生まれで本当に良くなるのはこれからだと思いますが、ここまでの期間で結果を出せなかったことは本当に申し訳なく思っています」(松永幹夫調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 普通なら特別出走手当の346000円の1口で割ると823円ですが、格上挑戦ですから減額されますよねぇ。ちょいと覚えておりませんが、左記の金額を上回ることはありません。

●レース同日、引退が発表されました

 レース後即日で、リバイヴエンブレムの引退が発表になりました。このレースで引退することは出走前から周知の事実ですし、なんの驚きもないですね。

 デビュー前から”これが走ったらまぐれ”と書いていましたが、そりゃ、購入時は募集口数の2倍以上の申し込みのあった馬ですから、キャロの目の肥えた皆様から見ても走りそうな馬で、期待できるのかな?なんて思ったりもしましたが、まずは満口後の馬体重の発表で小柄過ぎて絶句し、ノド鳴り発表で絶望しました。

 馬体は筋肉質で走りそうな雰囲気ですが、遅生まれにノド鳴りにトモがふにゃふにゃとそれだけのハンデを背負っていてはどうしようもありません。

 ”申し込み数が多いしキャロ抽選は相性が悪いので落選するだろう”とか、”同年秋の募集馬に予定していた資金があるから”とか、”補償制度のある最後の馬だから”などというたいした理由もなく安直にこの馬を購入したことに対し深く反省しています。

 結局、お金をドブに捨てることになりました。この年の秋の募集馬からは未勝利で引退しても補償制度がつかず、なんだか当時不安でしたから、補償制度のあるこの馬にすがってしまったんですよね。そういう弱気な姿勢ではプラスになることはありませんね。


 私は常々、小柄で遅い生まれは不利と言っているのに、また同じ失敗をしてしまいました。馬格があってできるだけ早い生まれの子を買わないと。


 ということで、反省ばかりが残った今回のリバイヴエンブレムの購入でした。

 ただ、馬は何も悪いことはありません。よく頑張ってくれました。お疲れ様。中京で実馬を見られたことが良かったですし思い出です。

最後までご愛読ありがとうございました

これを持ちまして、2011年5月27日から追いかけ続けた愛馬リバイヴエンブレムの特集は終了させていただきます。

2012年9月12日立ち上げ 19日、10月17日加筆

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リバイヴエンブレムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 9月 1日 第2戦 3歳未勝利 小倉芝2000m (17着/13番人気)

2012年 7月 7日 デビュー戦 3歳未勝利 中京芝1600m (16着/10番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート