代替馬 エトランゼシチー 第4戦
友駿愛馬第40号はセシリアシチーの代替専用馬。
預託予定の根本康広厩舎に不安を感じつつもいただくことにした代替専用馬。
素晴らしい先行力があるものの根本的にスタミナがなさすぎ。毎度4角手前で手ごたえがなくなるパターンは見飽きた。時期が時期だしどうしようもない。
前々走後、根本康広師はスタミナを強化する練習をすると公言していたはずなのに、何も変わっていないぞ!!
こんなので勝てるどころか掲示板もあるはずがない。
想定表にはなかったものの、水曜日には坂路で6番時計を出すほどの良好な動きで今週出走することに。
7月21日 新潟2R 3歳未勝利 ダート1200mに出走!!
6着/10番人気。
やはり追い切りの動きの良さそのままに、ある程度は走ってくれた。
しかし、走破時計は遅く、単に相手に恵まれただけのもので、価値のある6着とは言えない。スタートも抜群だったし、もうこれ以上は望めないだろう。
少しでもいいところが見られただけで十分満足。
レース回顧と時計の分析、レース後の西田雄一郎騎手と根本康広調教師のコメントを掲載。
(2012年7月23日完結)
2012年7月1日立ち上げ
これ以降は2012年7月18日に作成
前走前 6月20日 美浦南ウッドチップ 不良馬場 馬なり余力
助手
4F 51.7
3F 37.6
1F 12.9[4]
7月1日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力
助手
3F 40.7
1F 13.5[5]
7月4日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.4
3F 38.7
2F 25.3
1F 12.8
シャインディライト(3歳未勝利)一杯を0.4秒追走同入
7月15日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 52.1
3F 37.6
2F 25.0
1F 12.8
7月18日 美浦南坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 50.3
3F 37.1
2F 24.5
1F 12.7
サンセルマン(古馬500万)強めを0.8秒追走0.2秒先着
7月1日、次走に向け追い切りを開始しました。ちゃんと公言した”スタミナをつける調教”をしてくれているんでしょうね。
7月4日、珍しく坂路で時計を計時しました。まずまずの動きですねえ。未勝利馬相手とはいえ、相手は一杯に追われているのにこちらは馬なりで脚色良好。エトランゼシチーは休養を挟むと動きが良化するんですよね。しかし、次走はダート戦を考えておられるようで、ただでさえスタミナがないのに力の要るダートとは・・・。確かに、坂路ではそこそこの動きですし、ダートでもからっきしとは思えないですが。
7月15日、馬体減りを防ぐために、どうしても速い追い切りの間隔が空いてしまいますが、馬格のない馬ですし、これは仕方のないところです。
動きだけなら自己ベストに匹敵する動きで、今回がラストチャンスになると思います。エトランゼシチーは馬格がないですから、1度使われるとなかなか次が使えません。未勝利戦終了までの時間を考えると、次が万全の状態で走れる最後の未勝利戦ということになりそうです。掲示板に引っかからない限り、2か月以内に引退発表でしょうね。頑張って欲しいですね。
7月18日、格上相手に目一杯ながらかなり後ろを追走し、先着しています。全体の時計は優秀ですし、能力(特にスピード)はある馬なんですけどねぇ。ダートでガラリ一変しないでしょうか。この脚力ならダートで一発があっても不思議ではありません。
私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。今までのエトランゼシチーの動きから、今回が一番いい状態と考えます。この動きでもさっぱり競馬にならないのなら、それ以上を望んでも仕方がないでしょう。
これ以降は2012年7月19日に作成
出馬確定表 7月21日 新潟2R 3歳未勝利 ダート1200m 全15頭
|
馬名 |
騎手 |
前走 |
着 |
人 |
過去着順 |
追い切り |
|
アイムファイン |
田中博康 |
6/30 未勝利 |
福島ダ1150 |
13 |
13 |
8 |
10 |
|
|
|
|
ヴィグラスファイン |
武士沢友治 |
6/10 未勝利 |
東京ダ1300 |
14 |
11 |
7 |
5 |
3 |
8 |
|
|
エトランゼシチー |
西田雄一郎 |
6/24 未勝利 |
福島芝1200 |
10 |
8 |
13 |
8 |
|
|
A− |
|
オーブライツ |
蛯名正義 |
7/08 未勝利 |
福島ダ1150 |
3 |
5 |
12 |
交 |
6 |
12 |
|
|
サイファーバトル |
松岡正海 |
4/14 未勝利 |
福島芝1200 |
15 |
13 |
|
|
|
|
|
|
スカッシュアゲン |
西村太一 |
5/27 未勝利 |
東京ダ1300 |
13 |
13 |
12 |
|
|
|
|
|
スポーツコート |
田辺裕信 |
5/13 未勝利 |
新潟ダ1200 |
12 |
9 |
12 |
2 |
|
|
|
|
ダークシーカー |
吉田豊 |
6/30 未勝利 |
福島ダ1150 |
10 |
4 |
|
|
|
|
|
|
チック |
杉原誠人 |
初出走 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
トウショウジュピタ |
石橋脩 |
6/09 未勝利 |
阪神ダ1400 |
9 |
5 |
3 |
4 |
9 |
6 |
|
|
バーバラスアゲン |
岩部純二 |
7/01 未勝利 |
福島ダ1150 |
3 |
4 |
8 |
9 |
|
|
|
|
ヒヤマサンデー |
木幡初広 |
2/11 未勝利 |
東京ダ1400 |
10 |
12 |
10 |
|
|
|
|
|
マイスピリット |
嶋田純次 |
6/24 未勝利 |
福島芝1200 |
7 |
9 |
14 |
|
|
|
|
|
ラファダリ |
北村宏司 |
7/07 未勝利 |
中京ダ1400 |
3 |
10 |
10 |
9 |
9 |
|
|
|
レディシェーバー |
柴田大知 |
3/03 新馬 |
中山ダ1200 |
10 |
12 |
|
|
|
|
|
表中 騎手の太字は乗り替わり
今週の出馬想定表には名前がなかった我らが愛馬エトランゼシチーですが、出馬投票し、出走することになりました。このレースは牡馬との一般戦ですが、比較的全体のメンバーが軽く、18日の追い切りは坂路全体の6番時計と素晴らしい動きだったことから出走に至りました。私はこの判断は賛成です。あとは、ダートがどうかですね。
スタート地点は2コーナーのポケット。芝からのスタートだが、この部分での枠順の有利・不利はない。
最初の3コーナーまでの距離は525m、ゴール前の直線は354mと、ローカルの中では一番の広大なコースなので、各馬が能力を発揮しやすい。3〜4コーナーで極端に外を回されなければ大丈夫。
純枠にテンの加速力とスピードの持続力が問われる。
一方、レースは単調になる傾向があり、見ている方としては物足りなさが残る。
コース全体がフラットであるためか、最後の直線が長くても前に行った馬が断然強い。逃げ馬の連対率は50%を越え、単・複の回収率はともに100%を越える。
馬券の中心は逃げ、先行馬から入るのが筋で、穴も前残りを狙う方がいい。
アフリート、フォーティナイナー、ジェイドロバリー、シャンハイ、スキャンといったミスタープロスペクター系の種牡馬の独壇場。
有利な枠順 |
フラット |
有利な脚質 |
逃げ〜先行 |
ポイント |
スピードの持続力、血統 |
種牡馬ベスト |
アフリートが断トツ |
連対騎手ベスト |
柴田善臣、後藤浩輝、蛯名正義、中舘英二、田中勝春 |
|
|
|
|
|
推定勝ちタイム |
良馬場 |
稍重馬場 |
重馬場 |
不良馬場 |
2歳新馬 |
1分14秒3 |
1分14秒5 |
1分13秒4 |
|
2歳未勝利 |
1分13秒5 |
1分12秒6 |
1分12秒3 |
1分12秒9 |
3歳未出走 |
1分13秒5 |
|
|
|
3歳未勝利 |
1分13秒4 |
1分13秒2 |
1分12秒7 |
1分12秒8 |
古馬500万 |
1分12秒3 |
1分11秒8 |
1分11秒2 |
1分11秒1 |
古馬1000万 |
1分11秒5 |
1分11秒4 |
|
1分10秒8 |
古馬オープン |
1分10秒8 |
1分10秒6 |
1分09秒6 |
|
今回もエトランゼシチーの鞍上は前走に引き続き西田雄一郎騎手です。若手騎手に苦言を呈することの多い根本康広師ですから、厩舎所属の丸山元気騎手のいない競馬場の時はベテランの西田雄一郎騎手や嘉藤貴行騎手といったところが多いですね。
正直、騎乗馬の質が悪いとはいえ、モノ足りない成績の騎手です。人気通りしか持って来れない騎手というのが私の評価です。もちろん、たまに大穴をあけることもありますが、それは西田雄一郎騎手に限ったことではなく、その頻度は極めて低い方だと思っています。
西田雄一郎(にしだ ゆういちろう)は、1974年10月14日生まれの37歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンターに所属する一応7年目の騎手である(1度取消申請を行っている為)。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は1度のみ。現在はフリー。
2012年7月19日現在(以下同じ)JRA通算勝利数は155。勝率3.8パーセント、連対率8.0パーセント。騎乗馬に恵まれないこともあるが、正直寂しい数字である。重賞は1996年のサクラエイコウオー(七夕賞 GV)と2010年7月18日のケイティラブ(アイビスSD GV)の2勝。
昨年(2011年)は年間8勝、勝率2.0パーセントとただでさえ低い通算成績の半分ほどの低い勝率で低迷を極めている。2010年には重賞を勝ったり小倉でブレイクしかけたが、チャンスをモノにできていない印象。本年はここまで245戦して僅かに1勝。勝率は0.4パーセントと低迷している。
高校卒業後、1995年、第11期生として競馬学校騎手課程を卒業しJRAの騎手免許を取得する。同期には青木芳之、矢原洋一、山本康志、金折知則、西谷誠、野元昭嘉らがいる。美浦・境征勝厩舎所属の騎手としてデビュー。初騎乗は3月4日、中山競馬第12競走のグレイトスターオーで、15頭立ての5着。初勝利は5月6日の福島競馬第12競走のサクラファイターで挙げた。デビュー35戦目での事だった。同年は10勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞した。
1996年7月6日、七夕賞でサクラエイコウオーに騎乗し重賞初制覇。
1999年、道路交通法違反を繰り返したことを理由に、その責任を取る意味で騎手免許取り消しの申請を行い、同年10月1日付で免許取り消しとなった。その後、山元トレーニングセンターに勤務。
6年後にJRAの2005年度の騎手免許試験を再受験して合格し、2005年3月から再びレースに騎乗している(当時所属は境征勝厩舎)。同年の11月に通算100勝を達成。
2008年3月、フリーに転身。
2010年のアイビスSDで14年ぶりに重賞を勝った。
「2011年は平均人気が10.8と低くて2勝のみ。2着は16回あり、伏兵馬を絡ませたケースが多かった(馬連万馬券が5回)。イケイケで攻めるタイプ。ズブい差し馬では暴れてしごく。好位から運ぶケースで成績が良く、差す場合はマクリ気味に動く。道中の当たりは意外と柔らかい。荒っぽい騎乗をするイメージが強いが、最近は少し落ち着いて乗っている。基本は裏開催回りで、夏は本開催の新潟で騎乗。芝・ダートは不問で、距離も幅広くこなす。勝つレースは単勝1000円以上がほとんどで魅力は穴に乗っている時。ただ、いつ激走するか読みづらい。2010年と2011年は新潟競馬の直線競馬で穴を連発。成績は[3・4・1・34]で、7連対のうち6回が馬連4000円以上だった(万馬券は3回)。2011年は1番人気馬で3、16、6着と期待に応えられていない。騎乗馬の質も悪いが、2006年以降に東京コースで[0・3・0・99]。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
ほっさん愛馬での成績 (8戦0勝)
2010年12月 5日 エクストラシチー 500万下 小倉ダ1000m 14着/13番人気
2010年12月25日 エクストラシチー 500万下 小倉ダ1000m 9着/14番人気
2011年 3月13日 アイリスシチー 3歳未勝利 小倉ダ1000m 地震により開催中止
2011年 7月10日 マドラスシチー 3歳未勝利 中山ダ1200m 12着/16番人気
2011年 8月 7日 マドラスシチー 3歳未勝利 新潟ダ1200m 13着/15番人気
2011年 8月14日 スピカシチー 2歳未勝利 新潟芝1800m 11着/12番人気
2012年 4月21日 ガウディシチー 3歳未勝利 福島ダ1150m 7着/6番人気
2012年 4月21日 エトランゼシチー 3歳未勝利 福島芝1200m 13着/11番人気
2012年 6月24日 エトランゼシチー 3歳未勝利 福島芝1200m 10着/8番人気
2012年4月21日 福島1R ガウディシチーに騎乗する西田雄一郎騎手。(ルクソール様撮影)
これ以降は2012年7月20日に作成
競馬ブック
見解
「オーブライツはもうひと伸びを欠いたが、タメが利く競馬で収穫は大きかった。距離延長も良さそう。バーバラスアゲンは短距離起用で素質開花。前走を信頼。ラファダリは馬具を工夫して追走が楽になれば。」
短評は「波乱含み」
予想家の印
馬名 |
吉田幹 |
林茂徳 |
吉岡哲 |
CPU |
トウショウジュピタ |
△△ |
△ |
△△ |
△△ |
サイファーバトル |
|
|
△ |
|
スポーツコート |
|
▲ |
△ |
△ |
ヴィグラスファイン |
△ |
△△ |
△ |
穴 |
ラファダリ |
▲ |
◎ |
○ |
○ |
マイスピリット |
△ |
△ |
△ |
穴 |
エトランゼシチー |
|
|
|
|
ヒヤマサンデー |
|
△ |
|
|
バーバラスアゲン |
◎ |
△ |
▲ |
▲ |
オーブライツ |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
二重△は△△で処理
あとは無印
予想オッズ
馬名 |
予想オッズ |
オーブライツ |
2.9 |
ラファダリ |
5.2 |
バーバラスアゲン |
6.5 |
トウショウジュピタ |
7.7 |
マイスピリット |
9.8 |
ダークシーカー |
10.9 |
スポーツコート |
11.3 |
ヴィグラスファイン |
13.2 |
サイファーバトル |
21.2 |
エトランゼシチー |
21.6 |
ヒヤマサンデー |
31.8 |
レディシェーバー |
36.0 |
以下37倍以上省略
スピード指数
馬名 |
最高値 |
3走前 |
2走前 |
前走 |
評価 |
エトランゼシチー |
52 |
16 |
48 |
52 |
|
オーブライツ |
66 |
55 |
45 |
66 |
|
ラファダリ |
65 |
48 |
52 |
65 |
|
バーバラスアゲン |
65 |
41 |
53 |
65 |
|
トウショウジュピタ |
59 |
45 |
45 |
43 |
|
デイリー馬三郎
加藤剛史 本紙の見解
「オーブライツの前走は速い流れに手を焼いていたが、長く脚を使って追い上げB着。イレ込みが目立ったが、力は十分に見せた。距離延長なら期待大。」
◎ オーブライツ
○ ダークシーカー
▲ ラファダリ
以下省略
エトランゼシチーは無印><
エトランゼシチーは全13記者中 △(6番手評価)が1記者のみ。
エトランゼシチー(10着)
「脚を溜めていく感じで進んでいたのですが、反応のわりに伸び切れませんでした」(西田雄一郎騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
「シャドーロール。マズマズ仕上がる。好位の外で流れに乗ったが、4角で手応えが怪しく、直線1ハロンで息切れ。」(競馬ブック)
エトランゼシチー
「ヒザに難点があったが、今では固まって、今週の坂路では好時計が出た。スピードはある。」(根本康広調教師・デイリー馬三郎)
「動きは軽く、良い時計が出たため出走させます。実戦でも調教通り走れば好レースできるはずです」(根本康広調教師・友駿ホースクラブ)
競馬ブックでは10番人気予想。デイリー馬三郎でも13記者中△(6番手評価)がたった1人と完全に終わっている馬扱いの我らが愛馬エトランゼシチー。確かに、ここ3戦の早々の脱落を見ていれば、いくらスピードがあっても勝負にならないことは必至です。
私の愛馬でもグレイスシチーやガウディシチーがそうでした。スピード能力は認めるものの、あまりにスタミナがなく、3角辺りで一杯になり、いいところなく流れ込みという馬は少なくありません。
しかし、エトランゼシチーは今回坂路で当日の6番時計を出すなど、調子は上向きですし、レースを重ねることで、以前よりもスタミナをつけているかも知れません。。
先行力のあるエトランゼシチーですし、前の残りやすいダートですし、もしかしたら?と淡い期待を持っています。
常識的には12番人気12着辺りなんでしょうね。私は滅多に出さない追い切り評価”A”を出したこともあり、相手関係から見ても掲示板に載って欲しいと思います。もう未勝利末期ですし、このメンバーでいいところが見られなければ、残された日数では勝ち負けはむりでしょう。
これ以降は2012年7月23日に作成
いつもスピードが速く、スタートも上手い我らが愛馬エトランゼシチーですが、今回も一完歩目は普通ですが、そこからが速く、私が聞いていたラジオNIKKEIの中継でも一番先に”好スタート11番エトランゼシチーです”と名前を呼んで貰えました。新潟ダート1200mは愛馬エクストラシチーが7番人気の低評価でも逃げ切ってしまったように、逃げ馬の連対率が50パーセントを超える圧倒的に逃げ馬有利のコースです。若干の単勝と複勝も買っていたことですし、もしかしたら?と思いながら緊張して食い入るようにラジオを聞いていました。
そのまま残り200mまでは先頭でしたが(ラジオではそう思っていたものの、実際はその手前の直線を向いてすぐには交わされていましたね><。それでもいつもよりは随分と我慢できています。いつもは3角ですでに一杯でしたからね。やはり調子の良さ以外の何物でもありません)、そこからは何頭かに交わされ少なくとも3着以内ではないということしかラジオではわかりませんでした。いつものように失速してシンガリ近辺かと不安で携帯で着順をスクロールしていくとなんとなんと、6着のところに11番の数字がッ!!
離された6着でしたが、正直予想以上で嬉しかったですね。
今回のエトランゼシチーの走破時計1分14秒1良馬場は、新潟ダート1200mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分13秒4良馬場ですから、とても勝ち負けには絡めない厳しい時計です。通常のメンバーなら、この時計ですと二桁着ですから、メンバーに恵まれての6着だったと言えます。
エトランゼシチー(6着)
「久々のダートでしたが、返し馬の走りが良かったし、ゲートを出たのでハナへ行かせました。後ろからこられて少しハミを取りましたが、そのあたりが解消してくれればいいですね。」(西田雄一郎騎手・競馬ブック)
「スタート良く先行出来ました。初ダートに戸惑いは見せましたが頑張っています。次走は交流戦も視野に入れます」(根本康広調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
今回、我らが愛馬エトランゼシチーは6着でしたので、出走奨励金が1着賞金460万円の6パーセントで276000円。特別出走手当が356000円ですから、総額632000円。1口で割りますと1000円ちょうど程度だと思われます。
追い切りでは坂路6番時計を出し過去最高の動きを見せていたエトランゼシチー。スタミナなど不安要素も多いものの、私も追い切り評価は滅多に出さない「A評価(厳密にはA−評価)」を出すなど、一変に期待していました。
掲示板は逃したものの、6着という成績は出走奨励金を貰える範囲(6〜8着)の中でも最上位。正直、嬉しいですね。最後にひと花咲かせてくれた印象です。
しかし、6着ということは、次走への優先権がなく、実質次走が最終戦。勝ち上がりは絶望的です。
何より、今回は”価値の低い6着”と評します。なぜなら、走破時計が遅すぎます。いくらなんでも1分13秒台で走らないと。ですから、6着と言ってもコースとメンバーに恵まれただけです。
しかも、今回は過去最高の仕上がりにどの馬よりも最高のスタート。新潟ダート1200mは、あの人気薄(7番人気)だったエクストラシチーがハナに立てたことから逃げ切ってしまったように、逃げ馬の連対率が50パーセントを超える超前有利のコースです。
そこでハナを切りながら6着まで沈んだわけですから、もう正直、これ以上の走りは無理ですね。
一番状態の良いときの走りが見られて、この馬の能力もわかりましたし、私としては十分に満足です。
レース直前に、クラブ公式HPでは頑なに隠蔽されていたものの、ついに、ねもっちゃんが報道関係者にポロッと漏らしてしまったエトランゼシチーのヒザの問題。
確かに、エトランゼシチーはスピード能力は感じるものの、終いの垂れ方が尋常ではなく、何か胡散臭さを感じていましたが、ヒザに難があったということで、なかなか詰めて使えない事実や、終いの甘さがある程度納得できます。
代替馬とはいえ、こちらとしても預託管理料を支払って、貰うか清算するかを決定するわけですし、こういった事実の隠蔽には、毎度のことながら失望するばかりです。
代替馬というシステムは監督庁の指導により廃止になりましたが、私は過去何十頭と代替馬をいただいておりながら、勝ち上がったのはクレセントシチーとスピカシチーの2頭のみです。スピカシチーは私がいただいたのは代替馬としてですが、基本的に正規の募集馬ですから、代替専用馬で勝ち上がったのはクレセントシチーのみということになります。
今までいただいた代替専用馬は思い起こせば、怪しく、弱すぎる馬ばかりでした。結局、何か問題を抱えている馬をただ同然で引き取り、代替馬として会員に提供していたというのが真の姿でしょう。このエトランゼシチーも然りです。
エトランゼシチーは父サクラバクシンオーから受け継いだ豊富なスピードがあるものの、ヒザが甘く最後まで踏ん張り切れません。当然、レースなどでは顕著に現れますし、その後なかなか間隔を詰めて使えません。これでは我々会員にとっては預託管理費ばかりがかさみ、厳しい状況となってしまいます。そういったこともあり、友駿ホースクラブの会員離れが超加速してしまったわけですが、自業自得ですね。
私も友駿ホースクラブでの募集馬の購入を控えだしたことにより、数多くの代替専用駄馬に支払い月々の預託管理料が少なくなりました。このエトランゼシチーも月々1200円程度の預託管理料が発生していますが、正直無駄な出費だと思います。あと1戦2戦で勝ち上がれずに引退でしょうが、走る気がしないから、出走してもなんだか熱くなれませんし、やはり自分で吟味に吟味を重ねて購入した愛馬なら結果が悪そうな時でもレース前の期待感や緊張が違います。今更ながら代替馬は必要なかったなぁと思います。もちろん、貰った時はすべての馬に”もしかしたら”とむある程度は期待もしていたわけですが。
などといろんなことを考えさせられる今回のエトランゼシチーのレースでした。
とにかく、馬は何も悪くない。最後までしっかりと走ってください。
頑張れ、エトランゼシチー!!
最後までご愛読ありがとうございました
2012年7月1日立ち上げ 4日、15日、18日、19日、20日、21日、23日加筆
エトランゼシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら
2012年 6月24日 第3戦 3歳未勝利 福島芝1200m (10着/8番人気)
2012年 4月21日 第2戦 3歳未勝利 福島芝1200m (13着/11番人気) ルクソール様撮影写真多数掲載
2012年 3月 3日 デビュー戦 3歳新馬 中山ダート1200m (8着/6番人気)