これ以降は2012年5月16日に作成
我らが愛馬エトランゼシチーは、5月19日 新潟5R 3歳未勝利 芝1200m 混合戦に西田雄一郎騎手で出馬想定されていますが、フルゲート16頭のところに想定数29頭で完全に除外対象です。
別のレースに鞍替えするか、今週は出走できずという可能性が濃厚ですので、出馬想定表は割愛させていただきます。
以下は本日(5月17日)臨時更新されましたクラブ公式HPエトランゼシチーの近況報告です。
今週の出走も除外対象のようで、根本師は「先週はWコースで馬なりで追いきりましたが、除外の影響で、かなりテンションが高くなってしまいました。調子が落ちないよう一旦、約2週間ほど放牧にだし再生させたいと考えています。」と連絡がありました。
除外の影響も何も、最初からわかっていたこと。それにくどいようですが、先週は除外どころか出馬投票もしていません。もっと早い段階で放牧に出してくれれば良かったんですが、ガウディシチーといい、ここの厩舎はやはり全体的なレベルが非常に低いですね。普通な次走は中何節の間隔を取らないと出走出来ないとか考えてやっているんですけどねぇ。
我らが愛馬エトランゼシチーですが、5月21日に放牧を確認しました。5月22日に更新されましたクラブ公式HPエトランゼシチーの近況報告によりますと、武田牧場に短期放牧に出たということです。故障などではないので、気楽に待つことにします。
我らが愛馬エトランゼシチーの6月4日の時点での美浦トレセン入厩を確認しました。元々6月上旬に帰厩予定ということでしたが、すでに戻されています。
さすがに出走間隔がかなり空きましたから、次走は好きなレースに出走できるでしょう。
前走前 4月18日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 52.7
3F 38.1
2F 24.9
1F 12.4
5月10日 美浦南ウッドチップ 重馬場 馬なり余力
助手
5F 69.8
4F 54.7
3F 40.6
1F 13.1[5]
5月13日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力
助手
4F 53.7
3F 37.9
1F 13.3[5]
6月7日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 52.0
3F 37.8
2F 25.3
1F 13.1
6月10日 美浦南ウッドチップ 重馬場 馬なり余力
助手
3F 40.5
1F 12.8[8]
6月14日 美浦南D 良馬場 馬なり余力
助手
5F 67.1
4F 51.8
3F 38.7
1F 13.3[7]
6月17日 美浦南ウッドチップ 不良馬場 馬なり余力
助手
3F 42.2
1F 12.4[5]
6月20日 美浦南ウッドチップ 不良馬場 馬なり余力
助手
4F 51.7
3F 37.6
1F 12.9[4]
5月10日、クラブ公式HPでは今週出走予定になっていたエトランゼシチーですが、木曜日に追い切られました。馬格が無い分軽め調整ですがこれでいいでしょう。
5月13日、たいしたことのない時計ですが、実はコースの自己ベストだったりします。それだけ動きが良くなっていると思って良いのでしょうか。
6月7日、久しぶりに追い切り時計を計時しましたが、しっかりと休養を取ったこともあってか、いい動きです。出走間隔も空き、好きなレースに出走できるでしょうから、次が最大のチャンスですね。ここで大敗するようですと、もう進退を考えるべきでしょう。
6月10日、短いところを13−13程度で追い切られました。水曜日に馬なりで調整して本番といったところでしょうね。調整過程としてはなかなかいいと思います。
6月14日、すでに今週は出走する気が無いので(出馬想定すらされていない)、軽めの調整です。来週の水曜日に目一杯に追って完成でしょうか。
6月17日、先週に引き続き、短め軽めで追い切られました。動きはイマイチですが、先週よりもいい状態で出走できるでしょう。
6月20日、軽い追い切りでなかなか状態のところは掴めませんが、競馬ブックでは”馬体フックラ”というコメントで、これが事実なら前走以上を期待できると思います。
私ほっさんの追い切り評価は本数を評価して「B+」です。エトランゼ的に力を出し切れるいい状態に仕上げていただいたと思います。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アズキ | 中舘英二 | ||||||||||
アトムフェニックス | |||||||||||
インタールナ | 北村宏司 | ||||||||||
エトランゼシチー | 西田雄一郎 | B+ | |||||||||
オーバーザムーン | |||||||||||
カミノフルハウス | 長岡禎仁 | ||||||||||
キョウワアリス | |||||||||||
グラニュレーション | 吉田豊 | ||||||||||
スガノパフィオ | 西村太一 | ||||||||||
ステイローズ | 嘉藤貴行 | ||||||||||
スマイルオブライフ | 中谷雄太 | ||||||||||
タイキローズベスト | |||||||||||
タニオブフジ | 武士沢友治 | ||||||||||
ハッピーユーゲント | 戸崎圭太 | ||||||||||
ビューティヒロイン | 田中博康 | ||||||||||
フェスティヴラン | |||||||||||
フクノハナヒメ | 山崎亮誠 | ||||||||||
マイスピリット | 嶋田純次 | ||||||||||
ミスウィスコンシン | |||||||||||
メインメリー | 杉原誠人 | ||||||||||
ユウミプリンセス | |||||||||||
ユキムスメ | 田中勝春 | ||||||||||
リネンサンシャイン | |||||||||||
ロータスドリーム | 大庭和弥 |
表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート16頭のところに現在24頭出馬想定されています。エトランゼシチーは除外ラインギリギリです。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アズキ | 中舘英二 | 2/18 未勝利 | 東京ダ1600 | 9 | 4 | 4 | |||||
増 | アルパインスタイル | 横山義行 | 3/17 未勝利 | 中山ダ1200 | 14 | 12 | 13 | ||||
初 | インタールナ | 北村宏司 | 初出走 | ||||||||
エトランゼシチー | 西田雄一郎 | 4/21 未勝利 | 福島芝1200 | 13 | 11 | 8 | B+ | ||||
優 | グラニュレーション | 吉田豊 | 5/26 未勝利 | 東京ダ1600 | 5 | 7 | 交 | 7 | |||
優 | スガノパフィオ | 西村太一 | 6/03 未勝利 | 東京ダ1400 | 4 | 6 | 6 | 4 | 2 | ||
ステイローズ | 嘉藤貴行 | 11/12 未勝利 | 新潟芝1200 | 17 | 15 | 15 | 15 | 13 | |||
スマイルオブライフ | 中谷雄太 | 4/14 未勝利 | 福島芝1200 | 11 | 13 | ||||||
タニオブフジ | 武士沢友治 | 4/08 未勝利 | 福島芝1200 | 14 | 9 | 10 | 12 | 12 | 17 | ||
ハッピーユーゲント | 戸崎圭太 | 4/22 未勝利 | 福島芝1200 | 9 | 9 | 16 | 11 | ||||
ビューティヒロイン | 田中博康 | 4/21 未勝利 | 福島芝1200 | 16 | 13 | 12 | 10 | ||||
フクノハナヒメ | 山崎亮誠 | 11/13 未勝利 | 新潟ダ1200 | 10 | 14 | 15 | 10 | ||||
マイスピリット | 嶋田純次 | 3/25 未勝利 | 中山ダ1200 | 14 | 15 | ||||||
メインメリー | 杉原誠人 | 3/03 未勝利 | 中京ダ1800 | 13 | 14 | 15 | |||||
優 | ユキムスメ | 田中勝春 | 6/10 未勝利 | 東京ダ1300 | 5 | 8 | 11 | 5 | 5 | 6 | |
初 | リネンサンシャイン | 柴田大知 | 初出走 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり
結局、エトランゼシチーの前走4月21日22日組までが当選。以降は非抽選となりました。ですから、前走優先出走権を持っている3頭以外は初出走か2か月以上の出走間隔の馬ということになります。なんとも弱面揃いです。
アトムフェニックス、オーバーザムーン、カミノフルハウス、キョウワアリス、タイキローズベスト、フェスティヴラン、ミスウィスコンシン、ユウミプリンセス、ロータスドリームが想定表より消えました。この中で強いと思われたのはミスウィスコンシン(除外)だけで弱いメンバーか消え去ったに過ぎません。想定段階よりも増えたアルパインスタイルもどうしようもない馬グループですが。
スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
福島コースは3コーナーのカーブが緩やかで、3コーナーに入ってからもかなりスピードが出る。従って、自然と競り合う距離も長くなる。
かつては開催が進むごとに内の馬場が悪化。特に秋の福島開催は、完全に外差しの馬場になりやすかったが、現在はそれも解消。開催日程の変更があり、最終週になってもそれほど内が悪くならなくなり、直線はバラける傾向にある。
逃げ・先行馬が開催を通じて活躍できる。福島芝1200mの攻略ポイントは、各馬のコース適性を見極めること。クラスを問わず過去に同レースで好走実績がある馬は要注意。いわゆる福島巧者が穴をあける。
枠順はほぼフラット。開幕週時はできれば内目を引きたいが、あまり気にしなくていい。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント コース適性 種牡馬ベスト 断トツでサクラバクシンオー 連対騎手ベスト 後藤浩輝、柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、北村宏司 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分11秒2 1分11秒9 2歳未勝利 1分10秒7 1分12秒1 1分12秒2 2歳500万 1分11秒0 1分12秒0 2歳オープン 1分10秒7 3歳新馬 1分11秒2 1分10秒1 3歳未勝利 1分10秒9 1分11秒5 1分11秒1 1分12秒6 3歳500万 1分09秒8 1分10秒4 1分11秒8 古馬500万 1分09秒6 1分10秒4 1分11秒4 1分10秒4 古馬1000万 1分09秒3 1分10秒1 1分10秒9 1分10秒6 古馬1600万 1分08秒9 1分09秒3 1分09秒6 古馬オープン 1分08秒4 1分10秒8 1分10秒6 1分10秒1
今回もエトランゼシチーの鞍上は前走に引き続き西田雄一郎騎手です。若手騎手に苦言を呈することの多い根本康広師ですから、厩舎所属の丸山元気騎手のいない競馬場の時はベテランの西田雄一郎騎手や嘉藤貴行騎手といったところが多いですね。
ほっさん愛馬での成績 (7戦0勝)
正直、騎乗馬の質が悪いとはいえ、モノ足りない成績の騎手です。人気通りしか持って来れない騎手というのが私の評価です。もちろん、たまに大穴をあけることもありますが、それは西田雄一郎騎手に限ったことではなく、その頻度は極めて低い方だと思っています。
西田雄一郎(にしだ ゆういちろう)は、1974年10月14日生まれの37歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンターに所属する一応7年目の騎手である(1度取消申請を行っている為)。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は1度のみ。現在はフリー。
2012年6月21日現在(以下同じ)JRA通算勝利数は155。勝率3.8パーセント、連対率8.1パーセント。騎乗馬に恵まれないこともあるが、正直寂しい数字である。重賞は1996年のサクラエイコウオー(七夕賞 GV)と2010年7月18日のケイティラブ(アイビスSD GV)の2勝。
昨年(2011年)は年間8勝、勝率2.0パーセントとただでさえ低い通算成績の半分ほどの低い勝率で低迷を極めている。2010年には重賞を勝ったり小倉でブレイクしかけたが、チャンスをモノにできていない印象。本年はここまで204戦して僅かに1勝。勝率は0.5パーセントと低迷している。
高校卒業後、1995年、第11期生として競馬学校騎手課程を卒業しJRAの騎手免許を取得する。同期には青木芳之、矢原洋一、山本康志、金折知則、西谷誠、野元昭嘉らがいる。美浦・境征勝厩舎所属の騎手としてデビュー。初騎乗は3月4日、中山競馬第12競走のグレイトスターオーで、15頭立ての5着。初勝利は5月6日の福島競馬第12競走のサクラファイターで挙げた。デビュー35戦目での事だった。同年は10勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞した。
1996年7月6日、七夕賞でサクラエイコウオーに騎乗し重賞初制覇。
1999年、道路交通法違反を繰り返したことを理由に、その責任を取る意味で騎手免許取り消しの申請を行い、同年10月1日付で免許取り消しとなった。その後、山元トレーニングセンターに勤務。
6年後にJRAの2005年度の騎手免許試験を再受験して合格し、2005年3月から再びレースに騎乗している(当時所属は境征勝厩舎)。同年の11月に通算100勝を達成。
2008年3月、フリーに転身。
2010年のアイビスSDで14年ぶりに重賞を勝った。
「2011年は平均人気が10.8と低くて2勝のみ。2着は16回あり、伏兵馬を絡ませたケースが多かった(馬連万馬券が5回)。イケイケで攻めるタイプ。ズブい差し馬では暴れてしごく。好位から運ぶケースで成績が良く、差す場合はマクリ気味に動く。道中の当たりは意外と柔らかい。荒っぽい騎乗をするイメージが強いが、最近は少し落ち着いて乗っている。基本は裏開催回りで、夏は本開催の新潟で騎乗。芝・ダートは不問で、距離も幅広くこなす。勝つレースは単勝1000円以上がほとんどで魅力は穴に乗っている時。ただ、いつ激走するか読みづらい。2010年と2011年は新潟競馬の直線競馬で穴を連発。成績は[3・4・1・34]で、7連対のうち6回が馬連4000円以上だった(万馬券は3回)。2011年は1番人気馬で3、16、6着と期待に応えられていない。騎乗馬の質も悪いが、2006年以降に東京コースで[0・3・0・99]。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
2010年12月 5日 エクストラシチー 500万下 小倉ダ1000m 14着/13番人気
2010年12月25日 エクストラシチー 500万下 小倉ダ1000m 9着/14番人気
2011年 3月13日 アイリスシチー 3歳未勝利 小倉ダ1000m 地震により開催中止
2011年 7月10日 マドラスシチー 3歳未勝利 中山ダ1200m 12着/16番人気
2011年 8月 7日 マドラスシチー 3歳未勝利 新潟ダ1200m 13着/15番人気
2011年 8月14日 スピカシチー 2歳未勝利 新潟芝1800m 11着/12番人気
2012年 4月21日 ガウディシチー 3歳未勝利 福島ダ1150m 7着/6番人気
2012年 4月21日 エトランゼシチー 3歳未勝利 福島芝1200m 13着/11番人気
2012年4月21日 福島1R ガウディシチーに騎乗する西田雄一郎騎手。(ルクソール様撮影)
競馬ブック
見解
「スガノパフィオの前走は久々で流れに乗れなかったが、上がりは最速の脚。ソエ解消の今ならむしろ芝で狙ってみたい。アズキは久々だが、好仕上がりで芝替わりは歓迎。グラニュレーションも非力で芝適性を感じさせる。」
短評は「波乱含み」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU インタールナ △△ △△ ▲ ユキムスメ ◎ ◎ △ ◎ アズキ ▲ ▲ △△ ▲ マイスピリット △ △ ステイローズ 穴 ハッピーユーゲント △ △ △ グラニュレーション △ △ ◎ △△ スガノパフィオ 〇 〇 〇 〇 スマイルオブライフ △ フクノハナヒメ 穴 エトランゼシチー
あとは無印
予想オッズ
以下35倍以上省略
馬名 予想オッズ スガノパフィオ 3.5 アズキ 4.3 インタールナ 5.3 ユキムスメ 5.5 グラニュレーション 6.0 ハッピーユーゲント 14.6 リネンサンシャイン 25.4 エトランゼシチー 27.3 タニオブフジ 29.5 マイスピリット 29.5
エトランゼシチーは8番人気予想です。人気はともかく8着なら万歳ですが・・・。
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 エトランゼシチー 51 15 51 スガノパフィオ 58 45 49 50 アズキ 64 64 47 ユキムスメ 72 53 60 54
デイリー馬三郎
加藤剛史 本紙の見解
「スガノパフィオは久々の前走でC着。強敵がそろっていたが、最速上がりでしぶとく末脚を伸ばした。柔軟性のあるタイプで芝は問題なし。前進必至だ。」
◎ スガノパフィオ
○ アズキ
▲ ユキムスメ
以下省略
エトランゼシチーは無印
エトランゼシチーは全13記者中 ×(4番手評価)、☆(5番手評価)、△(6番手評価)がそれぞれ1記者ずつと非常に寂しい印になっています。
エトランゼシチー(13着)
「思うより粘りが足りませんでした。元気でしたが除外の影響があったのかもしれません。まだ成長してくると思われ、スタミナが付くよう調教していきます」(根本康広調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
エトランゼシチー
「スピードを見せたし、芝の方が走りは良かった。引き続き状態は良く、前進を期待したい。」(根本康広調教師・デイリー馬三郎)
「リフレッシュ効果で馬体はふっくらし、動きは良く調子も良さそうです。好レースを期待します」(根本康広調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
牝馬限定戦と言えば、大抵ここを狙いに来る優先権持ちの馬で埋まり、前走2着馬3着馬がゴロゴロしてそうなものですが、このレースは前走4着馬が1頭、前走5着馬が2頭。それ以外は初出走が2頭、2か月以上の出走間隔の馬が残り11頭となんとも弱いメンバーの揃った美味しいレースとなりました。ならば逆にエトランゼシチーもここで出番が全くなければ、もうどうしようもないでしょう。
競馬ブックによりますと、馬体がふっくらとしていい状態のようですし、限定戦ということからも掲示板を確保したいですね。最低でも出走奨励金の貰える8着以内。初戦は6番人気でしたし、前走も大敗とはいえいい先行力でした。決してエトランゼシチーは能力が全く足りない馬ではありません。頑張って欲しいですね。
エトランゼシチーはアナウンサーから真っ先に名前が呼ばれるほど抜群のスタートから、5番手の絶好位につけます。しかし、4角では早くも手応えがなくなり鞍上の手が激しく動きムチが入りますが垂れる一方。掲示板は全て前から6頭以内の馬で、完全に前残りの展開でしたのに唯一失速し、10着に大敗しました。
今回のエトランゼシチーの走破時計1分11秒3良馬場は、エトランゼシチーの前走の走破時計が1分11秒0良馬場だったことからやはり何も進歩していません。ちょうど馬場が悪くなった分だけ時計を落とした感じです。
ふっくらしているはずの馬体も全然ですし、これでは叩いた上積みも期待できないでしょうから、この時期これでは絶望的ですね。
エトランゼシチー(10着)
「脚を溜めていく感じで進んでいたのですが、反応のわりに伸び切れませんでした」(西田雄一郎騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
エトランゼシチー(10着)
「シャドーロール。マズマズ仕上がる。好位の外で流れに乗ったが、4角で手応えが怪しく、直線1ハロンで息切れ。」(競馬ブック)
特別出走手当が331000円。1口で割りますと599円と思われます。
レース前の情報では馬体フックラということで期待していたのですが、蓋を開けてみると528キロと前走と同じでした。根本康広調教師が前走後に強化するとおっしゃっていたスタミナも前走同様でした。
正直、何も変わっていませんし、変えることが陣営ができないのなら、これ以上はないでしょう。せっかく先行力もありスピードもある馬なのに低迷する旧態依然の厩舎では勝ちあげることもできなさそうです。だから最初から厩舎を懸念していると言っているんだ!!
エトランゼシチーは初戦が6番人気。今回が8番人気だったように世間もある程度認めるそこそこの能力はあります。勝ち負けまでとは言いませんが、もっとやれていいはずです。それがこのありさま。何とも負け方が悪くがっかりです。
超弱面の牝馬限定戦という絶好の舞台でどの馬よりも絶好のスタートを切り、道中5番手という絶好のポジションを確保し、しかも、結果的に道中6番手以内の馬が1着〜5着を占めるという前残りの展開の中、だれかに突かれるという厳しい状況でもないのに、4角手前ですでに手応えがなくムチが入り、大敗!!
出走までにも上手く行かず(出走間隔の読み違え)に放牧に出された経緯がありますし、これだけエトランゼシチーが走らないのは人災です。代替馬とはいえ、この馬を生かしきれない陣営のやり方が残念でなりません。
ガウデイ共々、馬主を黙らせる為に故障で引退という筋書きなのか。
エトランゼシチーには抜群のゲートセンスやスピード、そして先行力などから、代替馬とはいえ少しは期待しております。未勝利で引退にしても、もう少し良いところを見せて欲しいですね。
頑張れ、エトランゼシチー!!期待しているゾ。