代替馬クレセントシチー　第８戦


育成に定評のある佐藤哲三騎手が丹念に調教。それだけでも激アツ。

その期待通り４戦目で７番人気と低評価ながら、３角１３番手から一気の大外マクリで突き抜け優勝！！

ほっさん軍団悲願の代替馬による初優勝を実現！！


しかし、昇級してからは頭打ち。佐々木晶三調教師のテンションも下がりっ放しで、仕上がっていないのに出走させるし、騎手も減量頼み。

これでは大敗は当たり前。

中央では厳しいと判断され、地方交流戦を視野も選出されずに仕方なく京都に出走。


優先出走権持ちが７頭と随分ハイレベルという以前に、 追い不足で馬体も緩く、走るわけがない。

しかし、今回は続戦してくれるようで、叩かれて今回は上積みを期待したい。


３月１１日　中京８Ｒ　５００万下　ダート１９００ｍ　に出走！！

１１着／１１番人気。


だから、言っただろう。まだまだ追う力に疑問のある新人騎手では後ろから追走して終いにかける馬は合わないって。

仕掛けるタイミングや追い方がまだまだで馬もジリジリとしか伸びずに人気通りの着。

それでも勝ち馬からは０．９秒差でいつもほどは悪い結果ではない。さすがに叩き良化型。

地方などの追える騎手を配せば、今回はもっと勝ち馬に肉薄していたはず。

師のテンションが上がらず、こんな状態では好走は難しい。


レース回顧とレース後の菱田裕二騎手のコメント、

パドック写真付き、現地観戦レポートを掲載。

（２０１２年３月１２日完結）

２０１２年２月２６日立ち上げ

• ●放牧には出されずに続戦するようです
• これ以降は２０１２年２月２８日に作成
• ●次走は３月４日　中京６Ｒを予定
• これ以降は２０１２年３月２日に作成
• ●３月３日４日は出走せず
• これ以降は２０１２年３月５日に作成
• ●次走は３月１１日　中京８Ｒを予定
• これ以降は２０１２年３月７日に作成
• ●追い切り情報（３月７日更新）
• ●気になる出馬想定表（３月１１日　中京８Ｒ）
• これ以降は２０１２年３月８日に作成
• ●出馬確定表
• ●中京ダート１９００ｍコース解説
• ●騎手は菱田裕二騎手　ほっさん評価「Ｅ」
• これ以降は２０１２年３月１０日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント
• ●各陣営のコメント
• ●ほっさん予想
• これ以降は２０１２年３月１２日に作成
• ●パドック
• ●本馬場入場
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●気になる賞金は
• ●今後の展望
• ●最後に

●放牧には出されずに続戦するようです

　前々走は中途半端な仕上げで、叩いて２走目に期待と言っておきながら、大敗に嫌気が差し、放牧にだされてしまった佐々木晶三厩舎のお荷物馬クレセントシチーですが、今回は一度使われて続戦するようです。

　今回は緩い状態を一度叩かれましたし、馬体も締まっていい状態で出走できるのではないでしょうか。あとは良い騎手を確保して欲しいですね。岩田康誠騎手とか・・・無理か・・・。

　とにかく前進に期待します。

これ以降は２０１２年２月２８日に作成

●次走は３月４日　中京６Ｒを予定

　友駿ホースクラブ公式ＨＰによりますと我らが愛馬クレセントシチーの次走は３月４日　中京６Ｒ　５００万下　ダート１８００ｍ　混合戦を予定ということです。

　ただし、中１週ということで優先権もありませんし、想定次第では真っ先に弾かれる対象でしょうね。

これ以降は２０１２年３月２日に作成

●３月３日４日は出走せず

　アテにならないクラブ公式ＨＰでは３月４日出走予定になっていた我らが愛馬クレセントシチーですが、出馬想定もされておらず、投票もしませんでした。次週にまわるのでしょうか。それとも地方交流戦を目指すのでしょうか。もう少し回避の理由など情報を出して欲しいですね。調整の為とだけあります。

これ以降は２０１２年３月５日に作成

●次走は３月１１日　中京８Ｒを予定

　友駿ホースクラブ公式ＨＰによりますと我らが愛馬クレセントシチーの次走は３月１１日　中京８Ｒ　５００万下　ダート１９００ｍを減量騎手で予定ということです。

　ただし、中２週で優先権もありませんし、出走は厳しいのでしょうね。

これ以降は２０１２年３月７日に作成

●追い切り情報（３月７日更新）

前走前　２月１５日　栗東ニューポリトラック　良馬場　末強め余力

助手
５Ｆ　６６．２
４Ｆ　５２．１
３Ｆ　３８．８
１Ｆ　１１．８［７］



２月２６日　栗東ニューポリトラック　良馬場　馬なり余力

助手
４Ｆ　５２．０
３Ｆ　３６．９
１Ｆ　１２．２［８］
アロマティコ（３歳５００万）馬なりの外を０．４秒追走３Ｆ併同入


３月１日　栗東ニューポリトラック　良馬場　馬なり余力

助手
６Ｆ　８１．２
５Ｆ　６６．２
４Ｆ　５２．４
３Ｆ　３８．９
１Ｆ　１２．２［９］


３月４日　栗東ニューポリトラック　良馬場　馬なり余力

助手
４Ｆ　５６．４
３Ｆ　４０．３
１Ｆ　１２．６［７］


３月７日　栗東ニューポリトラック　良馬場　一杯に追う

助手
６Ｆ　８０．０
５Ｆ　６４．４
４Ｆ　５０．３
３Ｆ　３７．１
１Ｆ　１１．７［８］
アロマティコ（３歳５００万下）一杯の内同入

　２月２６日、先週走ったばかりですが、もうそれなりの強い調教を課せられています。これは調子が良い証拠ですね。中１週で使うのでしょうか。何にしても一度使われた後、放牧ではなく続戦というのが嬉しいですね。これは次走は前進が見られるかも知れませんよ。

　３月１日、全体の時計もまずまずですし、終いの伸びも上々です。くどいようですが、芝を試して欲しい馬です。ダートでも次走は叩き２走目ですし間違いなく前進はあるでしょう。このチャンスに浮上のきっかけを掴みたいですね。こんな大事な時に前が詰まって出られないで馬群に沈むと言ったことは絶対に避けて欲しいですよね。

　３月４日、佐々木晶三厩舎定番の日曜日にある程度の時計を出す追い切りですね。状態は良くなっていると思いますが、水曜日の調教の動きに期待ですね。

　３月７日、ニューポリトラックで一杯に追い切られました。最後までしっかりと伸びて実に良い動きです。終いに切れる脚があることからいつものように芝も・・・と思うのですが、ダートに出馬想定されていますね。勝ったレースでも後ろからの強襲でしたし、動きも素軽いことから、今回こそは最後の直線でしっかりと弾ける以前のようなレースっぷりを期待します。それなら、追えない減量のアンチャン騎手よりも追えるベテラン騎手の方が良いんだけどなぁ。
　私ほっさんの追い切り評価は「Ｂ＋」です。今度こそ、力の出せるいい動きだと思います。

●気になる出馬想定表（３月１１日　中京８Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　「初」は初出走の馬　数字は優先出走順位　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに現在１６頭が出馬想定されています。

これ以降は２０１２年３月８日に作成

●出馬確定表

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬　騎手の太字は乗り替わり

　出走数は１３頭と手ごろな頭数で決まりました。出馬想定表から増えた馬もたいした馬はなく、クレセントシチーもその成績から威張れませんが、見せ場はあると思います。

●中京ダート１９００ｍコース解説

　新装のコースの為に過去のデータはございません。

●騎手は菱田裕二騎手　ほっさん評価「Ｅ」

　今回のクレセントシチーの鞍上は先週デビューしたばかりの新人騎手・菱田裕二騎手です。先週は２鞍に騎乗し、５番人気４着と１６番人気１３着でした。どちらも人気通りで、３キロ減を生かし切れていないような気がします。もちろん、まだ２戦しかしていませんし、何が何だかわからないうちにレースが終わってしまったくらいの感じではないでしょうか。

　本日の追い切りでも終いが１１秒台と、切れるクレセントシチーに新人騎手はどうかと思います。前に行って渋太く粘り込ませるエスペランサシチータイプなら減量騎手も合うでしょう。しかし、クレセントシチーは勝ったレースでも後ろからいい脚で上がってくる馬です。減量騎手よりも追える地方騎手のような人がいいと思うのですが。


以下は初騎乗を終えての菱田裕二騎手のコメントです。

「まずは、このような舞台を用意していただいた矢作先生に感謝しています。レースは模擬レースと違いペースが速かったので、先行してついていこうと思いました。緊張は、返し馬の時にはもうありませんでしたので、集中することができました。デビューできて、まずは１番に心配をかけた両親に報告したいです。また競馬学校時代の先生、所属の岡田先生にも感謝の報告をしたいと思います。今後は、はやく１勝を挙げることができるように頑張りたいと思います。」


　菱田　裕二（ひしだ ゆうじ）は１９９２年９月２６日生まれの１９歳。日本中央競馬会(ＪＲＡ)の栗東トレーニングセンターに所属している１年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。岡田稲男厩舎所属。

　２０１２年に栗東の岡田稲男厩舎所属騎手としてデビュー。同期には中井裕二、長岡禎仁、原田和真、山崎亮誠がいる。

　初騎乗は３月３日のバトルマグマに騎乗して４着。初優勝はまだありません。


　ほっさん愛馬での成績　初騎乗

これ以降は２０１２年３月１０日に作成予定

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「混戦模様」


予想家の印

馬名	米満浩	井上政	西村敬	ＣＰＵ
アラビアンザサン		▲	△△	▲
ツカサゲンキ				△△
シンボリアミアン	△△		△
モンク	〇	◎	〇	◎
クレセントシチー	▲		△	穴
ナリタボルト	◎	△	△
アイティテイオー		△
メルシーモンサン				△
ヤマニンティグル	△	〇	△	〇
ダイヤノゲンセキ			◎
ヤマニンクラバット	△	△△

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
モンク	３．６
アラビアンザサン	４．３
ダイヤノゲンセキ	６．２
ヤマニンティグル	６．９
ナリタボルト	７．７
中　　略
アイティテイオー	２９．６
メルシーモンサン	４５．７
クレセントシチー	４９．８

要するに最下位人気予想です＞＜



スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
クレセントシチー	６７	６１	４８	５５
モンク	７９	７０	６１	７６
アラビアザサン	７７	６４	６６	６３

デイリー馬三郎

城谷豪　本紙の見解

「エンジンのかかりが遅いモンクには、マイルの速い流れは厳しかった。それだけに距離延長は大きな魅力。一度使われて急上昇しており、主役を張る。」

◎　モンク
○　ヤマニンクラバット
▲　アラビアンザサン
以下省略

クレセントシチーは本紙無印　　塩手記者のみ△（６番手以下評価）

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

クレセントシチー（１１着）

　「休み明けとトモに緩いところがあるので踏ん張りが効きませんでした」（佐々木晶三調教師・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）

●各陣営のコメント

クレセントシチー

　「一度使ったけど良化がスロー。レースぶりも以前と変わらず、減量騎手起用で変われば。」（佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎）

●ほっさん予想

　追い切りの動きは以前よりも良化していますし、何よりも叩き良化型のの馬の久々の叩き２走目での出走。期待しています。

　ただし、後ろから行く脚質のクレセントシチーに脚元への負担軽減の為という理由はわからないではないにしても、先週デビューしたばかりの新人騎手と言うのは納得できません。

　そりゃ、先行脚質なら新人騎手でいいでしょう。前につけて３キロ減を生かしての粘り込みはお約束のパターンで、減量騎手の多くがそのパターンで勝ち星を積み上げています。

　しかし、クレセントシチーは勝った時もそうでしたが、後ろから行って、終いを伸ばすタイプの馬。追う力に疑問のあるデビュー仕立ての新人騎手では不安の方が大きいです。

　ですので、期待半分、不安半分と言ったところです。

これ以降は２０１２年３月１２日に作成

●パドック

　当日は休日だったことと、９年８００００ｋｍ以上を共にした愛車を新しい車に買い替えることになり、そのお別れドライブを兼ねてリニューアル中京競馬場にクレセントシチーの応援に行ってきました。

　クレセントシチーは状態が良く、先週デビューの新人騎手に不安を感じつつももしかしたら好走してくれるのではないかと言う期待もありました。


　以下の写真は全て撮影順です。


リニューアルした中京競馬場。２年前の閑散とした中京ではなく、子連れや若い方などが多く混雑していました。リニューアル前の中京競馬場を知る者としては、驚くばかりです。久しぶりに馬券を買うのに券売機でしばらく並びましたし、昼食もどこもかしこも列列列・・・。子供の遊び場も長い列ができていました。列に並ぶのは大変ですが、競馬場に若い人や子供が増え、活気があったことは大変喜ばしいことです。入場者が増え、売り上げも増えれば、競馬の活性化、ひいては賞金の増加などにも繋がります。今の競馬離れは我々１口馬主にとっては大変深刻ですからねぇ。



掲示板は京都や阪神と比べて小さく迫力に欠けました。もっといいものを使えばいいのに。



パドックが随分と近代的になり、馬の位置が高いので脚元まで見やすく、撮影もしやすく素晴らしいと思いました。



前走、中山大障害ＪＧ�Tを制したメルシーモンサン。・・・と言っても２年も昔の話。



馬体重が前走マイナス３２キロと大幅減だったのに細く見えなかったダイヤノゲンセキ（結局１着）。



１番人気に支持されたモンク。パドックではこれが一番良く見えました。



我らが愛馬クレセントシチーも一度叩かれて状態は良くなっていると思いました。



ただ、ずっと眉間にしわが寄っている感じで。



とまーれーのあと。以前ほど筋肉がついているようには見えませんでした。



佐々木晶三調教師。なかなかクレセントに対しテンションが上がらないんですよね。追える地方騎手でも乗せて欲しいなぁ。脚元の状態が思わしくないんでしょうね。



先週デビューの新人・菱田裕二騎手。ここまでは人気通りの走りばかり。結局クレセントシチーも人気通り（１１番人気１１着）。

●本馬場入場

返し馬。横に歩いて行くのは弱小ほっさん愛馬ではお約束。ちなみにこの後の好走例はありません。



セントヴァリーは随分と暴れていました。それでも１２番人気４着。国分優作騎手は乗れていますねぇ。ほとんど人気よりも上に持って来ます。



もう１つ暴れるセントヴァリー。

●レース　

　我らが愛馬クレセントシチーはスタートはまずまずですが、二の脚が付かずに（或いはわざと下げたのか）どんどんと後ろに下がり、最後方になります。しかも１つ前の１２番手からは７、８馬身は離されます。いくら直線の長い中京と言っても、これだけ離されては届くはずもありません（実況のアナウンサーには２度、最後方ポツンとクレセントシチーと言われました＞＜）。

　４コーナーでは外に持ち出したクレセントシチー（この乗り方は納得できます）ですが、ジリジリとしか伸びずに人気通りの１１着で入線。人気ではクレセントシチーよりも下だったセントヴァリーが素晴らしい脚で外から伸びて来て４着でしたが、こういう競馬をして欲しかったですね。正直、鞍上の差だと思いました。

　大体、減量３キロの新人騎手で最後方から突っ込んできた例などほとんどないでしょう。多いのは３キロ減を生かしての前からの粘り込み。いつも書いているように、後ろから行く脚質のクレセントに追う力の弱い減量騎手は疑問です。哲ちゃんのように追える騎手ならもっと伸びると思うのですが。走る前からずっと言っていますよね（怒）。

●時計の評価

　中京は新装のコースですので、過去の時計とは比較できませんが、勝ち馬からは０．９秒差でいつもよりも肉薄しています。また脚色もまだまだ良く、もっと早めに仕掛けてしっかり追えれば、もう少し前進もあったのかなと思います。

●レース後の騎手・調教師のコメント

クレセントシチー（１１着）

　「トモに甘い面があるので減量騎手を起用して負担を軽減しましたが動けませんでした。まして、この距離ならもう少し追走が楽になりますがトモに力がないので前に取り付くことが出来ませんでした。レース後疲れが見られるのでしばらく様子を見ます」（佐々木晶三調教師・友駿ホースクラブ公式ＨＰ）

●気になる賞金は

　いつもと同じく３４７０００円の特別出走手当のみ。１口配当は６２８円ですね。

●今後の展望

　今回のレースを見ていても、パドックを見ていても、やはりクレセントシチーももう少しやれる馬です。着ほど酷い馬ではありません。あとは叩き良化型の馬ですし、佐々木晶三調教師が放牧に出さずにあと１、２走使ってくれて、かつ追えるジョッキーを配してくれたなら、もっと前進できると思うのですが、何せ師から言わせると、終わった馬の雰囲気ですし・・・。

●最後に

　代替専用馬ということで、あまり高望みはできないのかも知れませんが、どうも扱いが悪い気がします。交流戦でもなんでもいいので、もっとどんどんと使って欲しいですね。

　私はクレセントシチーはこんなに５００万クラスで負ける馬ではないと確信しております。

　頑張れ、クレセントシチー！！

最後までご愛読ありがとうございました

２０１２年２月２６日立ち上げ　２８日、３月２日、５日、７日、８日、１０日、１２日加筆

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クレセントシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２０１２年　２月１９日　第７戦　５００万下　京都ダート１９００ｍ　（１１着／１３番人気）　

２０１１年１１月１９日　第６戦　５００万下　新潟ダート１８００ｍ　（１４着／１０番人気）

２０１１年　６月１２日　第５戦　３歳５００万下　阪神ダート１８００ｍ　（１４着／８番人気）

２０１１年　５月１５日　第４戦　３歳未勝利　京都ダート１８００ｍ　（１着／７番人気）

２０１１年　５月　７日　第３戦　３歳未勝利　京都ダート１８００ｍ　（４着／１１番人気）

２０１１年　４月１６日　第２戦　３歳未勝利　阪神ダート１８００ｍ　（８着／１１番人気）　写真多数付き現地観戦レポート

２０１１年　３月１９日　デビュー戦　３歳未勝利　阪神ダート１４００ｍ　（１０着／１３番人気）