オバマシチー欲しさに安価な牝馬3頭(カトレアシチー、セシリアシチー、マリアンヌシチー 各1口20000円)を購入し、オバマシチーを3口取得した私ほっさんですが、オバマシチーの正体は、馬体が大き過ぎて自分の脚で自分を支えることができないほどの駄馬で常に脚部不安がつきまとい、結局無理矢理1走したものの(代替論を封じる為)、あっさりと引退しました。完全に騙されました。
それでも安価な牝馬3頭の内、1頭でも勝ち上がってくれればと思っていましたが、結局1頭も勝ち上がれず、全て代替馬になりました。
そのセシリアシチーの代替馬として打診されたのがこのエトランゼシチーです。
エトランゼシチーは父が種牡馬として非常に優秀な成績を残しているサクラバクシンオー。母は未勝利ながら4歳と若くポテンシャルに溢れる時期の産駒で、母父も愛馬エスポワールシチーなどを母父として輩出し非常に実績の高いブライアンズタイム。代替馬としては悪くないと思います。
友駿ホースクラブの代替馬って、大抵母が未勝利なのに超高齢馬っていうのが多いですからね。預託厩舎など引っかかる部分も多くありますが、精算しても次に友駿ホースクラブの馬を買おうという意思もないですし、喜んで頂戴することにしました。
ということで、エトランゼシチーを取得しました!!
ご一緒の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。
では、エトランゼシチーの詳しい分析です。
父 サクラバクシンオー アーニングIDX 1.58 評価 B+
母 ビクトリークエスト 未勝利 評価 E
母父 ブライアンズタイム 評価 A+
兄弟 初仔 評価 B−
生産牧場 千代田牧場 評価 A−
調教師 根本康広 評価 E
馬体 評価 B+
総合評価 1.83 評価 D
父サクラバクシンオーは、3歳春からスプリント路線にターゲットを絞り、4月のクリスタルC GV(1200m)で重賞初制覇を飾った。その後もオープン特別を4勝するなどこの路線で勝ち鞍を重ねる。4歳暮れにスプリンターズS GTを優勝。2着のヤマニンゼファー(GT3勝馬)に2馬身半差を付ける完璧な勝利で、初のGTタイトル獲得に花を添えた。5歳時に競走馬としてのピークを迎え、4月のダービー卿チャレンジトロフィーGV、10月のスワンS GUを勝利。スワンSでは、1分19秒9の日本レコードも樹立している。12月のスプリンターズSでは、1分7秒1のレコードタイムで連覇を決め、見事に有終の美を飾った。この年のJRA賞最優秀短距離馬を受賞。一般的にスプリンターは早熟で能力の開花が早い反面、活躍できる期間が短いことが多いが、同馬は比較的遅咲きで息の長い活躍を見せたのも特徴である。
種牡馬としても、芝、ダートを問わず、主にスプリント戦で発揮される圧倒的なスピードと安定感の高さを武器に、2001年から10年連続でサイアーランキングトップ10入りを果たしている。主な産駒はショウナンカンプ(高松宮記念GT、スワンステークスGU、阪急杯GV)、ブランディス(中山大障害JGT、中山グランドジャンプJGT)、シーイズトウショウ(セントウルステークスGV、CBC賞GV、函館スプリントステークス GV2回)など。
2010年は朝日杯FS GTを制して最優秀2歳牡馬に選ばれたグランプリボス、スプリント戦線の一線級のダッシャーゴーゴー(セントウルS)などを送り出し、相変わらずの地力の高さを示している。
2011年の種付けシーズンに入るとたびたび体調を崩すようになり、その都度休止しながらも種付けをこなしていたが、体調不良のため同年4月いっぱいまで休養していた。4月30日午前11時、翌日からの種付け再開に向けての試験交配中に心不全で死亡した。
2009年の種付料は250万円。私ほっさんのアーニングIDXは1.58と非常に高い。繁殖牝馬の質を考えるとかなり優秀な種牡馬と言える。しかし、案外1つ勝った後に頭打ちになる産駒も多い。ほっさん愛馬ではアイオロスシチー(1勝)、グレイスシチー(未勝利)の2頭がバクシンオー産駒だが、あまり勝ち星を挙げられず、相性は決していいとは言えない。
それでも勝ち上がり率などから期待は大きい。
母ビクトリークエストは3戦0勝。すべて勝ち馬から2.5秒以上も離されさっぱりでした。ですので、その産駒も厳しいでしょうが、父はブライアンズタイムですし、血統としては悪くないですからね。
その母の4歳の時の産駒がエトランゼシチー。少し若すぎる気はしますが・・・。
母父のブライアンズタイムは26歳となる2011年も現役を続行し、「生ける伝説」にもなっている大種牡馬。すでにBMSとしても高い評価を獲得していて、2010年はダート重賞戦線の超大物で愛馬のエスポワールシチー(フェブラリーS GT、かしわ記念 JpnT)を筆頭に、テイエムアンコール(大阪杯GU)、トーホウドルチェ(マリーンC)といったBMS産駒が重賞制覇を成し遂げた。過去にはブルーコンコルドやティコティコタックといったGT馬を輩出しています。
抜群の底力と中距離適性の高さが光ります。サンデーサイレンスが輸入されるまでは文句なしの日本のリーディングサイアーで、母父としてもほっさん評価「A+」と最高クラスの評価です。
兄弟は初仔ということでいません。そりゃ、エトランゼシチー自体が母の4歳の時の産駒と驚くほど若い時の産駒ですからね。
生産牧場は千代田牧場で、2011年10月28日現在、勝利数は42と生産者ランキングの堂々6位の超優良牧場です。生産牧場の見劣る友駿ホースクラブの所属馬の中では、もっともレベルの高い生産牧場と言えます。ほっさん評価も「A−」とトップクラスです。ここも、エトランゼシチーの魅力の1つですね。
主な生産馬はホエールキャプチャ(ローズS GU、クイーンS GV)、バーディバーディ(ユニコーンS GV)など。
預託厩舎の根本康広調教師(ねもと やすひろ)は1956年1月31日生まれの55歳。日本中央競馬会(JRA)の元騎手で現在は調教師。美浦トレーニングセンター所属。
騎手時代は個性派ジョッキーとして知られた。
1977年に正式に騎手としてデビュー。1985年、天皇賞(秋)でギャロップダイナに騎乗、三冠馬・シンボリルドルフを負かす大金星を挙げ、初のGTレース制覇となる。
1986年、朝日杯3歳ステークスをメリーナイスで勝利。この時彼はパット・エデリーの騎乗スタイルに刺激を受けており、(朝日杯前に行われたジャパンカップでジュピターアイランドに騎乗し優勝した)直線で風車ムチを使うヨーロピアンスタイルの騎乗スタイルを披露したが、その姿はあまり良いものではないと判断され、周囲からは「却って馬に負担を掛けてしまっている」と苦言を呈される。この騎乗スタイルは以後は使っていない。後年になって、真相は直前に左足に負傷を負った根本が、それを隠して朝日杯に出場するために「ヨーロピアンスタイル」を口実に負担の少ない乗り方を模索した結果だったと明かしている。なお、「根本流」のヨーロピアンスタイルは大庭和弥騎手が受け継いでいる。2007年に行われた引退騎手のエキシビジョンレース「ジョッキーマスターズ」に出場した際には、根本自身この風車ムチを約20年ぶりに披露している。
1987年、メリーナイスで東京優駿(日本ダービー)を制する。2着に6馬身の差をつける圧勝だった。
騎手通算成績 2633戦235勝。GT級勝利 2勝。重賞14勝。
調教師としては2011年10月26日現在、調教師歴15年目。通算勝利数は124勝と単純に年間10勝にも届いておらず、低迷する関東の調教師の中でも厳しい状態です。また、GT勝利どころか重賞の勝利もありません。
通算平地勝率は3.9パーセントと極端に低く、昨年(2010年)は年間5勝で勝率2.6パーセント。本年もここまで5勝で勝率3.6パーセントと非常に苦しい数字です。
ここが一番の心配どころです。大丈夫かなぁ。
馬体は私の好きな筋肉質で、飛節も大きく管も枯れておりなかなかの馬体です。しかし、首が細く感じることと小柄で華奢に見えます。全体的なバランスがイマイチでどこまで走るか難しいですね。
総合評価1.83で、成績がよろしくない厩舎と未勝利の母で評価を落としていますが、全体的に代替馬としてはマシな方ではないでしょうか。馬だけなら、なかなか良い馬をいただいたと思います。
母の成績が極端に悪く、正直なかなかそこから一流馬などは出てこないと思いますが、血統は良く、母の年齢も若く、そういったところに期待です。と言っても良くて1勝と思われますが。
頑張れエトランゼシチー!!
北海道の千代田牧場で育成されていたエトランゼシチーですが、10月26日に美浦トレセンに入厩しました。
ずっと力不足に体力不足を言われており、正直競走馬としては厳しいと思いますが、まずはゲート試験合格を目標に乗り込まれるようです。
ゲート試験に合格したら、また放牧に出されるのでしょうね。
我らが愛馬エトランゼシチーは11月7日にJRA競走馬登録されました。これで詳細な入厩・放牧情報や追い切り情報を入手することができます。
11月15日に更新されましたクラブ公式HPエトランゼシチーの近況報告には次の通りです。
美浦トレセンで調整されています。根本師は「先週ゲート試験に合格しました。まだ軽めですが、調教もスムーズに進んでいます。脚元も安定しており、思うより力はついているようです。これからデビューにむけ徐々にペースを上げていく予定です。」と話しています。
ということで、先週ゲート試験に合格していたようです。そんなめでたいことは即日更新しろッちゅうの。
相変わらず、友駿ホースクラブのずぼらさに喜びも半減ですが、引き続きこのままデビューに向けて調整されるようですね。いやはや、今年の私の2歳愛馬軍団のデビューは本当に早くて嬉しいですね。先週新馬戦で2着と好走したエスペランサシチーのように良い意味で驚かせて欲しいですね。
クラブ公式HPでは今週出走予定になっていた我らが愛馬エトランゼシチーですが、水曜日の出馬想定表にはその名前がありません。すなわち、今週は出走するつもりはないようです。
どのみち、東京のダート1600mの新馬戦は想定数が43頭と滅茶苦茶出走したい馬の頭数が多くで、除外の権利を1つ持っていても出走はどうかという程度です。除外の権利のないエトランゼシチーは出走できるはずもありません。
ただし、次週への出走でも考えているのなら、除外の権利は獲っておかないと、次週の出走も無理でしょう。
さて、どこかに出馬投票しますかな?或いは除外の権利獲りで5頭枠にでも入ってしまい出走に至ってしまいますかな?
いやいや、基本今週の出走はないでしょう。
1月27日に更新されましたクラブ公式HPエトランゼシチーの近況報告は次の通りです。
今週Pコースで追いきりをかけましたが、動きはもう一息でした。ただ1週ごとに時計は詰めており3週目の牝馬限定戦を目標に調整していく予定です。
ということで、今週は追い切りの動きが悪い為に回避したということです。とりあえず、故障などではなかったですので安心です。
次走は3週目の牝馬限定戦ということになりますと、
2月11日 東京2R 3歳未勝利 ダート1400m 牝馬限定戦を予定ということになりますね。
ダートを選択するあまり、能力的には・・・!?なんでしょうね。
なおこの記事は私の思い違いがあり、2月8日に訂正させていただきました。
我らが愛馬エトランゼシチーは来週11日の牝馬限定戦でデビューすべく、今週出馬投票をし、除外の権利を獲る予定です。
ですから、除外の権利が最も獲りやすいであろう、短距離戦に出馬想定されています。その2月5日 東京2Rは64頭もの馬が出馬想定されており、よほどのことでもない限り(5頭枠に入らない限り)非当選(或いは非抽選)除外は確実です。
しかし、除外権を獲ったとしても、これだけの馬が出走を予定しているのであれば来週の限定戦は出走は難しいのではないでしょうか。
まあ、とにかく、まずは除外権の確保ですね。
今週除外権を獲るために出馬投票をする予定だった我らが愛馬エトランゼシチーですが、出馬投票をしませんでした。同日(2月2日)に臨時更新されましたクラブ公式HPエトランゼシチーの近況報告は次の通りです。
当初今週登録する予定でしたが、根本師は「Pコースで一杯に追いきりました。今週は動きが今ひとつなのと、登録騎手の折り合いがつかなかったので、来週に回りたいと思います。」と話しています。
ということで、主たる要因は騎手がいなかったことだと思いますが(そりゃ、64頭も出馬想定されているくらいですから)、なんとも計画性のないことで情けないですねぇ。他所のようにもっと早く騎手を押さえておかないと。こういうのを見ていてもがっかりします。やはり、この厩舎も期待できないのかなと思ってしまいます。
今週除外権が獲れなかったことで、次週の出走はほとんどなくなりました。まず次週は除外権を獲ることからですね。
ついに予定していた2月11日 東京2Rの週で、同レースに出馬想定されています。フルゲート16頭のところに想定数40頭です。
しかし、先週登録騎手の都合がつかないなどのつまらない理由で出馬投票できずに除外の権利を取り損ねたので除外権がなく、5頭枠に入らない限り除外濃厚です。
除外が濃厚ですし詳細な想定表は掲載していません。
想定されていた2月11日 東京2R 3歳新馬 ダート1400m 牝馬限定戦に出馬投票をした我らが愛馬エトランゼシチーですが、除外権がなく、予想通り非当選除外になりました。
これで待望の除外権を1つ獲ったわけですが、他にも24頭がこのレースだけで非当選除外になっており、これらがまた来週のダート1400mに集中ようですと、除外権1つでは除外されてしまう確率はかなりあります。
本来はエトランゼシチーは2月5日の東京2Rで除外権を獲り、2月11日の東京2R 牝馬限定戦に出走する予定でしたが、2月5日に騎手の都合がつかずに出馬投票ができませんでした。
なぜわかりきったことのはずなのに騎手の都合がつかなくなったのかと言いますと、その日エトランゼシチーに騎乗予定(名前貸し)の厩舎所属の丸山元気騎手が急遽2月5日の関西の重賞・きさらぎ賞に出走する私の愛馬マデイラの騎乗依頼を受け、そちらを優先させたことによるものです。よって自厩舎のエトランゼシチーの騎手が空白になってしまい(このレースは想定数が64頭で専ら障害専門の騎手や増沢由貴子騎手も含めてすでに騎乗依頼(名前貸し)で埋まっており)出馬投票をすることができませんでした。
その愛馬マデイラはいいところがなく12着のブービー負け。エトランゼシチーも出たいレースに出走叶わず愛馬同士が足を引っ張り合いどうしようもないことになっています><。
2月14日に更新されたクラブ公式HPエトランゼシチーの近況報告は次の通りです。
根本師は「先週は芝コースで一杯に追いきり、動きはまずまずでしたが、やはり短距離のほうが合うようなので、来週の1200m戦を目標に調整していきます。」と話しています。
ということで、新馬戦の短距離ですと2月26日の阪神か、3月3日の中山、或いは未勝利戦という選択肢になります。来週の中山にはダート1200mの番組はありませんが、何を指しているのでしょうか。
2月21日に更新されましたクラブ公式HPエトランゼシチーの近況報告によりますと、我らが愛馬エトランゼシチーのデビュー戦は
3月3日 中山6R 3歳新馬 ダート1200m 混合戦
ということです。エトランゼシチーは除外権を1つ持っており、出走は可能だと思いますが、特に短距離戦は登録数が多く、除外権1回では確実に出走できるとは言い切れません。
ただ、今週除外でも来週も再来週もダート1200mの新馬戦はありますし安泰ですね。
11月16日 美浦南D 良馬場 一杯に追う
助手
5F 68.4
4F 53.8
3F 40.3
1F 14.1[5]
タイガーゲート(2歳新馬)一杯の外0.4秒遅れ
11月24日 美浦南D 良馬場 強めに追う
助手
4F 55.1
3F 40.0
1F 12.5[3]
タイガーゲート(2歳新馬)一杯の内を0.3秒先行3F付け0.4秒遅れ
12月11日 美浦南W 良馬場 馬なり余力
助手
4F 58.9
3F 43.7
1F 15.4[5]
12月29日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.7
3F 41.9
2F 27.3
1F 13.1
1月4日 美浦南坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.5
3F 39.6
2F 25.9
1F 13.0
ウォーショースキー(3歳新馬)一杯を0.1秒追走0.2秒遅れ
1月9日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.4
3F 41.1
2F 27.3
1F 13.7
1月15日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.3
3F 39.9
2F 26.1
1F 12.7
1月19日 美浦南D 良馬場 強めに追う
助手
5F 68.4
4F 53.6
3F 40.0
1F 14.6[5]
1月25日 美浦南ニューポリトラック 良馬場 一杯に追う
助手
5F 65.7
4F 51.1
3F 37.6
1F 12.7[4]
ドリームポルカ(3歳未勝利)一杯の打ち0.6秒先着
2月1日 美浦南ニューポリトラック 一杯に追う
助手
5F 66.3
4F 50.9
3F 37.5
1F 12.7[4]
リュウノスケ(3歳未勝利)馬なりの内同入
2月8日 美浦南芝 重馬場 一杯に追う
助手
5F 63.7
4F 48.9
3F 35.8
1F 12.3[2]
2月15日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.8
3F 39.6
2F 26.0
1F 13.0
2月22日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 51.9
3F 37.5
2F 24.6
1F 12.5
ユウミプリンセス(3歳未勝利)馬なりを0.2秒先行0.4秒遅れ
2月26日 美浦南坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.0
3F 38.8
2F 25.5
1F 12.8
2月29日 美浦南坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 52.8
3F 38.3
2F 25.3
1F 12.1
ユウミプリンセス(3歳未勝利)馬なりに同入
11月16日、エトランゼシチー初の追い切り時計を計時しましたが、終いで脚が上がっており散々です。速い時計について行けておらず、体力をつける為に放牧となりそうな気がします。
11月24日、同格の相手にかなりハンデを貰って大きく遅れをとっています。追い切りの間隔からも少し強く追うと馬体減りを起こすんでしょうね。これは厳しい気がします。
12月11日、かなり追い切りの間隔が空きました。テンションが上がり気味の為ということですが、馬格もなくかなり難しい馬のようです。正直、走る気がしません。
12月29日、14−14程度で追い切られましたが、2週間に1度程度しか時計が出せないとは・・・。厳しいですが、とりあえずデビューはできるでしょう。期待はできません。
1月4日、ようやく調教のペースが上がってきました。しかし、動きはまだまだです。
1月9日、14−14程度の追い切りです。かなり時計を出す間隔も狭くなってきましたし、いよいよデビューが近いようです。ただ、動きは平凡ですし、木曜日あたりの一杯追いでどれだけ時計を詰められるかですね。
1月15日、時計を若干詰めましたが、流れから言って最終追い切りなのでしょうね。あとは水曜日にサッとやってデビューということではないでしょうか。馬格もなさそうですし、初戦で見どころがなければ上積みも期待できなさそうなことから、ジエンドでしょうね。
1月19日、強めに追われましたが動きはさっぱりです。こんなに追い切りで動かないと、いつものシンガリ負けタイムオーバーがちらつきます。
1月25日、既走馬相手に大きく先着し、ヤッターと言いたいところですが、相手は初戦の前走、16頭立て14番人気16着のどうしようもない馬です。それの内側を通ってのもので、あまり参考にしない方がよいでしょう。動き的には従来と変わりありません。
2月1日、併走相手は既走馬ですが、3歳未勝利でしかもこちらは一杯に追っているのに相手は馬なり、その内側を通っての同入というのはなんとも迫力に欠けますねぇ。これだけやっても動きが変わらない辺り、牝馬限定戦でも厳しいような気がします。2戦目は交流戦でしょうか。
2月8日、芝で追い切られましたねぇ。ダートに出走するはずですが。それとも飛び道具で芝の未勝利戦にでも出走するんでしょうか。芝の動きはなかなかですねぇ。芝でデビューすべきではないですか。坂路での動きが重いように非力ですし、軽い芝の方が合うと思います。
今週段階での私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。動きも良くなりましたし、本数も多く力は出せる状態と思います。その力は疑問ですが。
2月15日、坂路での動きも徐々に素軽くなってきましたね。それでも水準以下ですが。入念に乗り込まれようやくレースでも少し期待が持てる程度の動きになってきました。以前はさっぱり期待していなかったエトランゼシチーですが、なんとなくレースでも期待したくなりました。
2月22日、坂路で51秒台と自己ベストの時計ですが、併せた3歳未勝利馬に先行して千切られるなど時計ほど評価できません。また、この日は全体的に坂路の時計が速く、時計の出やすい馬場だったと言えます。ですから鵜呑みにはできませんが、それでもここまで時計の出ない未勝利馬もたくさんいますから、水準級と見ていいでしょう。少なくとも、我が愛馬だったマリアンヌシチーやエイパイアシチーと言った超”大物”級ではないと思います。やはり調教の良かったディゾンシチー、ギムレットシチー級だと思います。(何何?どっちも未勝利で引退したって?そのレベルだと思いますが)
2月26日、14−14−13−13で追い切られました。ペースが上がっていますし、出走モードですね。しかし、除外権1つでダート1200mに出走できるんですかねぇ。
2月29日、全体の時計もそこそこですし、何よりも終いまでしっかりと伸びています。そして追い切り本数は十分過ぎるほどの量です。私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。馬の能力もそこそこでしょうし、力は出せる仕上がりだと思います。あとは根本康広調教師がおっしゃっているように気性面ですね。
我らが愛馬エトランゼシチーは予定通り3月3日 中山6R 3歳新馬 ダート1200m 混合戦に出馬想定されていました。
しかし、フルゲート16頭のところに47頭も出馬想定されており、除外権1つのエトランゼシチーは出走は微妙でした。ですので出馬想定表は割愛しましたが、結局無事、希望のレースに出走することができましたね。この運を生かしてレースでもいいところを見せて欲しいですね。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ツァボライト | 藤岡佑介 | ||||||||||
アンディタード | 北村宏司 | ||||||||||
パーデュラブル | 石橋脩 | ||||||||||
ショウナンワヒネ | 柴田善臣 | ||||||||||
リネンロイヤル | 大野拓弥 | ||||||||||
シルクフュージョン | 池添謙一 | ||||||||||
レディシェーバー | 田中勝春 | ||||||||||
ディーズプリンセス | 木幡初広 | ||||||||||
マニッシュスマイル | 柴田大知 | ||||||||||
キングユウヤ | 今野忠成 | ||||||||||
カネトシミント | 中谷雄太 | ||||||||||
トリッキーダンス | 田辺裕信 | ||||||||||
リブストロング | 武士沢友治 | ||||||||||
エトランゼシチー | 丸山元気 | A− | |||||||||
カナルグランデ | 小野寺祐太 | ||||||||||
モンサンアリエル | 的場勇人 |
向正面2コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて3コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に7〜8枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。3〜4コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。
有利な枠順 外枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント テンのダッシュ力、枠順 種牡馬ベスト サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング 連対騎手ベスト ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分13秒7 1分13秒6 1分13秒0 1分12秒6 2歳未勝利 1分13秒6 1分13秒3 1分12秒5 1分13秒0 2歳500万 1分12秒2 1分12秒4 1分12秒4 3歳新馬 1分13秒9 1分13秒2 1分13秒2 1分12秒9 3歳未出走 1分13秒5 1分12秒8 1分13秒3 1分12秒9 3歳未勝利 1分13秒5 1分13秒1 1分12秒7 1分12秒8 3歳500万 1分12秒5 1分12秒2 1分11秒8 1分12秒2 古馬500万 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒0 1分12秒1 古馬1000万 1分11秒8 1分11秒4 1分11秒1 1分11秒1 古馬1600万 1分10秒9 1分11秒0 1分10秒7 1分10秒0 古馬オープン 1分10秒6 1分10秒0 1分09秒1
今回のエトランゼシチーの鞍上は予想通り厩舎所属の丸山元気騎手です。なぜか、私の愛馬のデビュー戦に縁があります。マデイラのデビュー戦は8番人気と低評価ながら見事に勝ちあげてくれました。
まだまだ馬を上手にコントロールできずに暴走してしまう場合をよく見かけますが(特に我がほっさん愛馬で)、期待の高い騎手です。今回も一発を期待しています。
2012年3月2日現在、中央通算178勝、勝率8.7パーセント、連対率16.4パーセン。これはかなり高い数字と言えます。重賞は本年5月の新潟大賞典(セイクリッドバレー・2番人気)の1勝。GT勝ちはありません。
一昨年(2010年)は中央92勝、勝率11.0パーセント。昨年(2011年)は72勝、勝率8.8パーセントと好調。
丸山 元気(まるやま げんき)は1990年10月3日生まれの21歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンター・根本康広厩舎に所属している3年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。目標の騎手は松岡正海騎手。
祖父は元調教師の丸山勤氏。父はNAR高崎競馬の元トップジョッキーで地方通算1817勝を挙げた丸山侯彦騎手と言う競馬一家に生まれる。
父親は当初名前を「勇気」と名づけるつもりだったが、直前に隣の家でも子供が生まれ先に「勇気」と名づけられてしまったため、同じ名前がかぶるのはまずいということで急遽「元気」と名づけることになったという。
2009年3月1日、根本康広所属としてデビュー。中山競馬場第3レースでヤマタケディガーに騎乗し16頭立ての11着だった。同年7月11日、札幌競馬場第2レースで8番人気オンザスローンに騎乗し、80戦目で初勝利を挙げた。競馬学校25期生の同期は松山弘平、小野寺祐太、国分優作、国分恭介らがいる。同期では最も遅い初勝利だったが、同年8勝を挙げ民放競馬記者クラブ賞を受賞した。初年度は8勝とあまり勝ち星を挙げることができなかったが、これは所属厩舎が年間10勝程度しか上げられない根本康広厩舎ということもあり、他の同期に比べて不利だったことは明らかである。
しかし、2年目の2010年にはエージェントの力にも助けられて有力馬に乗る機会が一気に増え大ブレーク。
第1回福島競馬では、8勝を上げ開催リーディングジョッキーを獲得。また、第1回新潟競馬においても、15勝をあげ開催リーディングジョッキーとなりました。なお15勝という記録は、2001年に後藤浩輝騎手がマークした14勝を上回り、1回新潟競馬における最多勝利記録です。
2011年5月8日にはセイクリッドバレーで新潟大賞典を勝ち、重賞初制覇。
「2年目に大躍進した最大の理由は力のあるエージェントがついたこと。3月の中京から有力馬に数多く騎乗することになり、春の福島と新潟で続けて開催リーディングを獲得した。3年目の2011年に入ってエージェントが変わり、石坂正、領家政蔵、中村均、鮫島一歩など栗東の厩舎で勝ち星を稼いでいる。自厩舎の根本康広厩舎は勢いがなく、ここでは成績が上がっていない。馬を抑え込んでしっかりと操れるようになり、追う技術も持続力も確実に進歩している。インに入るとモタつくところがあるが、こちらもマシになってきた。2010年は1番人気馬に104回も騎乗して[39・18・17・30]の勝率.375、連対率.548。準オープン以上のクラスで1つも勝てなかったが、2011年は前半で3勝している。2011年は1000万下で単勝4210円、3350円、1260円と穴を連発。単勝回収率は199パーセントと高率になっている。コース別では完全にローカル寄り(新潟、小倉、札幌、函館)。走る馬にも乗っていないが、東京、中山、京都、阪神の合算成績(2011年前半)は[1・3・5・60]の勝率.014、連対率.058と、評価出来ない数字になっている。素質があるのは間違いなく、もっと本開催で乗って厳しい競馬を経験すると良いと思う。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
ほっさん愛馬での成績(7戦1勝)
2010年 1月31日 シャンスイ 500万下 中京ダ1000m 13着/11番人気
2010年 5月 1日 プレザントシチー 3歳未勝利 新潟ダ1800m 8着/10番人気
2010年 9月 4日 アルマニャック 2歳新馬 札幌ダ1700m 8着/4番人気
2011年 9月10日 ガウディシチー 2歳新馬 札幌芝1200m 10着/9番人気
2011年10月30日 マデイラ 2歳新馬 京都芝1600m 1着/8番人気
2012年 2月 5日 マデイラ きさらぎ賞 GV 京都芝1800m 13着/13番人気
2012年 2月25日 ガウディシチー 3歳未勝利 中山ダ1200m 9着/8番人気
2011年10月30日 京都5R 2歳新馬 マデイラ 丸山元気騎手 (8番人気 優勝)
競馬ブック
短評は「平穏」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU ツァボライト △△ △ アンディタード 〇 ◎ 〇 パーデュラブル ▲ ショウナンワヒネ ◎ ▲ △△ シルクフュージョン △ △ ディーズプリンセス △△ △ ▲ キングユウヤ △ △ トリッキーダンス 〇 ◎ エトランゼシチー △
あとは無印
予想オッズ
以下20倍以上省略
馬名 予想オッズ アンディタード 2.9 トリッキーダンス 5.2 ショウナンワヒネ 5.6 ディーズプリンセス 9.0 ツァポライト 10.3 シルクフュージョン 12.9 エトランゼシチー 14.0 キングユウヤ 14.9 レディシェーバー 17.6
この通り7着だったら御の字ですが・・・。
デイリー馬三郎
加藤剛史 本紙の見解
「再仕上げとなったアンディタードだが、仕上がり早のタイプで太め感はなし。いかにもスピードに秀でた動きを見せており、条件もベスト。初陣を飾る。」
◎ アンディタード
○ バーデュラブル
▲ ショウナンワヒネ
以下省略
エトランゼシチーは本紙無印 記者の中で唯一、石渡記者が△(6番手以降印)
エトランゼシチー
「除外で延びて乗り込んではいるけど、まだ気性の幼さが残る。使いつつになりそうだね。」(根本康広調教師・デイリー馬三郎)
「出馬ラッシュによる除外の影響は無く、良い時計がでました。動きは軽快で仕上がっており、好レースを期待しています。」(根本康広調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
追い切り本数は十分で能力は出せる状態と思います。坂路での動きは水準級で、真ん中の着程度と予想します。
しかし、デイリー馬三郎の予想馬体重でも430キロというように、かなり小柄なようで、叩いた上積みはあまり期待できないでしょう。今回いいところがなければ一変はないと思われます。いいレースを見せて欲しいですね。
エトランゼシチーはまずまずのスタートから二の脚もついて、縦に長い隊列になった7番手の馬から7、8馬身離れた8番手を追走します。周りに他馬もおらず、気分良く運べるいいポジションにいましたので、直線は見せ場があるかな?と期待して見ておりました。
しかし、4コーナーでも7番手の馬からの7、8馬身差は詰まらず、逆に後続に飲みこまれそうになったところがゴール。辛うじて出走奨励金の貰える8着をキープしました。しかし8着と言っても勝ち馬からは3.8秒離されており(勝ち馬の時計は逆に速過ぎましたが)、自身の時計は新馬戦にしても遅い時計で、あまり期待できない感が漂いました。
今回のエトランゼシチーの走破時計1分14秒9不良馬場は、中山ダート1200mの3歳新馬戦の過去10年間の平均勝ち時計が1分12秒9不良馬場ですから、8着とはいえ、全く勝負にならない時計です。相手に恵まれての8着だったと言えるでしょう。
エトランゼシチー(8着)
「今日は初めてということもあり、右にモタれながら走っていましたが、使いながら変わってくると思います。」(丸山元気騎手・競馬ブック)
「スタートはまずまずで、4コーナーまで手ごたえはあったのですが、直線にむくと右にもたれるようなところをみせました。しかし反応はスムーズで、叩かれつつ慣れてくれば良くなってくると思われます。あまり心配はいらないでしょう。」(丸山元気騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
未勝利クラスですと、8着なら出走奨励金と特別出走手当、合わせて607000円、1口1003円です。3歳新馬戦は1着賞金が600万円と未勝利クラスの1着賞金に比べて100万円高いですから、8着賞金ももう少しこの金額よりも増えると思われます。1口1100円程度でしょうか。
ひと月の維持預託費程度はありますし、まずは嬉しいですね。
432キロと馬格が無く叩いた上積みも期待できないことから、次走は二桁着が予想され厳しい状況です。
これだけ入念に乗られてのこの走りですからねぇ。他厩舎みたいに中途半端な仕上げで出走させていたらシンガリ近辺だったでしょう。やはり能力に疑問を感じるから何本も何本も入念に追い切りを積み重ねていたんでしょうね。なんとか8着に来るまでに仕上げていただいた根本康広調教師に感謝です。
それでも追い切りでは水準級の動きを見せてくれますし、ローカルや地方交流戦では出番もあるでしょう。今後の活躍に期待します。
代替専用馬としてはまずまずの馬ではないでしょうか。いつも代替馬は超外ればかりの私としては嬉しいくらいの馬ですね。
頑張れ、エトセンゼシチー!!