マドラスシチー（マドラエア�T）　第８戦


自己ベストの坂路４Ｆ５１．９秒の動きを見せた３走前は８着と悲願の出走奨励金をゲット。

しかし、それがこの馬のベスト。

前走もスタートで大きく煽って万事休すとはいえ１４着と見るところなし。


もはやだれも期待していないだろうが最後まで応援はして行きます。


６月２６日　中山２Ｒ　３歳未勝利　ダート１２００ｍに出馬想定も、除外濃厚で出馬投票せず。

７月３日　中山３Ｒ　３歳未勝利　ダート１２００ｍに出馬想定も、除外対象で出馬投票せず。


７月１０日　中山４Ｒ　３歳未勝利　ダート１２００ｍに出走！！

鞍上は西田雄一郎騎手。

とてもレースに出走できるような追い切りの動きではなく、

最高の動きでも８着だったことからも今回はシンガリ負けと見るのが妥当。

こんな状態でも出走させて厩舎運営奨励金を貰わなければ運営出来ない厩舎事情があからさま。

おそらく我々馬主は何も得るものはないだろう。

・・・と書いていた通り１２着／１６番人気。

レース回顧と時計の分析を掲載。

レース後、敗因の分析もなく続戦が発表されました。

（２０１１年７月１３日完結）

２０１１年６月２２日立ち上げ

• ●気にならない出馬想定表（６月２６日　中山２Ｒ）
• これ以降は６月２４日に作成
• ●今週（６月２６日）は出走せず
• これ以降は６月２９日に作成
• ●気にならない出馬想定表（７月３日　中山３Ｒ）
• これ以降は６月３０日に作成
• ●今週（７月３日）も出走せず
• これ以降は７月６日に作成
• ●気にならない出馬想定表（７月１０日　中山４Ｒ）
• これ以降は７月８日に作成
• ●追い切り情報（７月８日更新）
• ●出馬確定表
• ●中山ダート１２００ｍコース解説
• ●騎手は西田雄一郎騎手　ほっさん評価「Ｄ」
• ●ほっさん予想
• これ以降は７月９日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●各陣営のコメント
• これ以降は７月１３日に作成
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●今後の展望
• ●最後に

●気にならない出馬想定表（６月２６日　中山２Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　「初」は初出走の馬　数字は優先出走順位　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに現在１８頭出馬想定されています。マドラスシチーと同じ６月１１、１２日の負け組が６頭おりますので、このままで出馬投票されたとすれば６分の４の確率で抽選ということになります。しかし、２５日の３歳未勝利のダート１２００ｍ２戦共に２１頭の想定があり、それらが流れてくる可能性も高く、どちらかと言えば、今週のダート１２００ｍへの出走は厳しいでしょう。ダート１８００ｍなら出走できそうですが。

これ以降は６月２４日に作成

●今週（６月２６日）は出走せず

　６月２６日の中山２Ｒに出馬想定されていたマドラスシチーですが、除外濃厚の為、出馬投票せずに回避しました。ダート１８００ｍならフルゲート割れのレースもありましたが、そんなところに無理に出しても仕方がないですからね。

　次走は出走できるのではないでしょうか。

これ以降は６月２９日に作成

●気にならない出馬想定表（７月３日　中山３Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　「初」は初出走の馬　数字は優先出走順位　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに現在２２頭出馬想定されています。マドラスシチーは完全に除外対象です。

これ以降は６月３０日に作成

●今週（７月３日）も出走せず

　７月３日の中山３Ｒに出馬想定されていたマドラスシチーですが、上記想定表のように除外対象濃厚の為、出馬投票せずに回避しました。

これ以降は７月６日に作成

●気にならない出馬想定表（７月１０日　中山４Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　「初」は初出走の馬　数字は優先出走順位　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに現在１５頭出馬想定されています。マドラスシチーの出走は微妙です。どちらかと言えば無理っぽいですが。

これ以降は７月８日に作成

●追い切り情報（７月８日更新）

前走前　６月８日　美浦南坂路　良馬場　強めに追う
１回
助手
４Ｆ　５３．２
３Ｆ　３９．２
２Ｆ　２６．３
１Ｆ　１３．２


６月２３日　美浦南坂路　良馬場　末強めに追う
１回
助手
４Ｆ　５７．３
３Ｆ　４１．７
２Ｆ　２７．４
１Ｆ　１３．４


６月２９日　美浦南坂路　良馬場　強めに追う
１回
助手
４Ｆ　５５．２
３Ｆ　４０．７
２Ｆ　２６．７
１Ｆ　１３．０


７月７日　美浦南ニューポリトラック　良馬場　一杯に追う

助手
５Ｆ　６８．４
４Ｆ　５２．７
３Ｆ　３９．４
１Ｆ　１３．４［５］

　６月２３日、末を強めに追われたはずですが、動きは全然ですね。疲労か或いはなんらかの原因なのか、これではとても出走などできません。

　６月２９日、これまた強めですがイマイチの動きです。もっと調子の良い時は動いていましたからねぇ。今週もダート１２００ｍなら除外濃厚ですが、一応出走の可能性もありますので、私ほっさんの追い切り評価は「Ｃ」期待薄です。

　７月７日、なんなんだ？この追い切りは。馬場の５分どころを通って終い１３．４秒ですか・・・。よくこんなので出走させるものですね。仕上げも何もありゃしない。単に除外されずに出走できそうだから出走するだけ。本当にどうしようもないじり貧厩舎です。
　私ほっさんの追い切り評価は「Ｄ」の最低です。呆れてモノも言えません。

●出馬確定表

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬　騎手の太字は乗り替わり

●中山ダート１２００ｍコース解説

　向正面２コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて３コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
　芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に７〜８枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
　ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。３〜４コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。

有利な枠順	外枠
有利な脚質	逃げ〜先行
ポイント	テンのダッシュ力、枠順
種牡馬ベスト	サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング
連対騎手ベスト	ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
２歳新馬	１分１３秒７	１分１３秒６	１分１３秒０	１分１２秒６
２歳未勝利	１分１３秒６	１分１３秒３	１分１２秒５	１分１３秒０
２歳５００万	１分１２秒２	１分１２秒４	１分１２秒４
３歳新馬	１分１３秒９	１分１３秒２	１分１３秒２	１分１２秒９
３歳未出走	１分１３秒５	１分１２秒８	１分１３秒３	１分１２秒９
３歳未勝利	１分１３秒５	１分１３秒１	１分１２秒７	１分１２秒８
３歳５００万	１分１２秒５	１分１２秒２	１分１１秒８	１分１２秒２
古馬５００万	１分１２秒４	１分１２秒２	１分１２秒０	１分１２秒１
古馬１０００万	１分１１秒８	１分１１秒４	１分１１秒１	１分１１秒１
古馬１６００万	１分１０秒９	１分１１秒０	１分１０秒７	１分１０秒０
古馬オープン	１分１０秒６	１分１０秒０		１分０９秒１

●騎手は西田雄一郎騎手　ほっさん評価「Ｄ」

　今回マドラスシチーに騎乗していただくのはマドラスシチーとしては初騎乗となる西田雄一郎騎手です。私ほっさん愛馬は過去エクストラシチーに２回騎乗していただいていますが、いずれも人気通りで期待感の薄い騎手です。

　今回のマドラスシチーはいつもにも増して追い切りの動きも悪く、だれが乗ってもシンガリかブービー負けですが、こういう馬を上位に持ってくることは無理でしょう。



　西田雄一郎（にしだ　ゆういちろう）は、１９７４年１０月１４日生まれの３６歳。日本中央競馬会（ＪＲＡ）美浦トレーニングセンターに所属する一応７年目の騎手である（１度取消申請を行っている為）。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は１度のみ。現在はフリー。

　２０１１年７月８日現在（以下同じ）ＪＲＡ通算勝利数は１４８。勝率４．１パーセント、連対率８．４パーセント。騎乗馬に恵まれないこともあるが、正直寂しい数字である。重賞は１９９６年のサクラエイコウオー（七夕賞　Ｇ�V）と２０１０年７月１８日のケイティラブ（アイビスＳＤ　Ｇ�V）の２勝。

　昨年（２０１０年）は小倉で活躍したが、それでも年間１１勝、勝率２．３パーセントと低い数字であった。本年はここまで１７３戦して僅かに２勝。勝率は１．２パーセントと低迷している。


　高校卒業後、１９９５年、第１１期生として競馬学校騎手課程を卒業しＪＲＡの騎手免許を取得する。同期には青木芳之、矢原洋一、山本康志、金折知則、西谷誠、野元昭嘉らがいる。美浦・境征勝厩舎所属の騎手としてデビュー。初騎乗は３月４日、中山競馬第１２競走のグレイトスターオーで、１５頭立ての５着。初勝利は５月６日の福島競馬第１２競走のサクラファイターで挙げた。デビュー３５戦目での事だった。同年は１０勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞した。

　１９９６年７月６日、七夕賞でサクラエイコウオーに騎乗し重賞初制覇。

　１９９９年、道路交通法違反を繰り返したことを理由に、その責任を取る意味で騎手免許取り消しの申請を行い、同年１０月１日付で免許取り消しとなった。その後、山元トレーニングセンターに勤務。

　６年後にＪＲＡの２００５年度の騎手免許試験を再受験して合格し、２００５年３月から再びレースに騎乗している（当時所属は境征勝厩舎）。


　「イケイケで攻めるタイプ。ズブい差し馬では暴れてしごく。好位から運ぶケースで成績が良く、差す場合はマクリ気味に動く。道中の当たりは意外と柔らかい。基本は裏開催回りで、夏は本開催の新潟で騎乗。芝・ダートは不問で、距離も幅広くこなす。勝つレースは単勝１０００円以上がほとんどで魅力は穴に乗っている時。ただ、いつ激走するか読みづらい。」（佐藤祐樹元地方競馬騎手）

　ほっさん愛馬での成績　（２戦０勝）　

　２０1０年１２月　５日　エクストラシチー　５００万下　小倉ダ１０００ｍ　１４着／１３番人気
　２０１０年１２月２５日　エクストラシチー　５００万下　小倉ダ１０００ｍ　９着／１４番人気
　２０１１年　３月１３日　アイリスシチー　３歳未勝利　小倉ダ１０００ｍ　地震により開催中止

●ほっさん予想

　追い切りの動きが抜群に良かった時で、相当な弱面相手に８着が最高位のマドラスシチー。今回はそこそこのメンバーに、何といっても悪過ぎる追い切りの動き。普通ならこんな追い切りの動きならレースに出走はさせません。

　しかし、皆さまご存じの通り、マドラスシチーを預託管理する厩舎は昨年年間１勝、今年もここまで１勝とあり得ない低迷ぶりで運営自体がままならず、勝ち負けなどはおいておいてまずは出走させ、出走１回あたりに１１５０００円貰える厩舎運営奨励金などの手当てでかろうじて解散を逃れています。

　このマドラスシチーも成績からはとっくに引退すべき馬です。無駄に走らせても馬主である我々会員の負担増に繋がるだけでこんな暴挙はクラブが止めるべきですが、持ちつ持たれつのなあなあの関係から、強く言えないようです。


　当然シンガリ負け或いはその辺近辺だと安易に予測できます。


　他厩舎は優先出走権を逃せば出走間隔を開けてしっかりと立て直すものの、ここはとにかく出走させて運営奨励金がないと解散の危機になってしまうので、除外とわかっていても仕上げてしまう（実際は仕上がってもいないが）。

今回もやたら公式ＨＰで”除外の影響”という言葉が躍るが、優先権のない馬が短距離のレースに中１週や２週で出走できるはずもなく、そんな時に僅かな出走への望みから仕上げてしまう厩舎に大きな問題があり、もはや、どうしようもない。

　ため息ばかりが出ますなぁ。

これ以降は７月９日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「惑星台頭」


予想家の印

馬名	吉田幹	林茂徳	吉岡哲	ＣＰＵ
マドラスシチー
ケージーハヤテ	〇	◎	〇	〇
ヒカルビジュー		△
カシノマイラヴ				穴
ヴエントディーオ	▲	△△	△△	△△
セイカフォルテ	△△	▲	▲	◎
ダイワイマージュ	△	△	△
チャンピオンアラシ		△	△
フジマサフローラ	△	△	△	△
グランドジョラス	◎	〇	◎	▲
カシノダンガン				穴

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
グランドジョラス	３．０
ケージーハヤテ	３．２
セイカフォルテ	４．６
ヴェントディーオ	８．６
中　略
マドラスシチー	５０倍以上
カシノマイラヴ	５０倍以上
ラブインザレイン	５０倍以上
コウヨウワールド	５０倍以上

スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
マドラスシチー	３７	３７	２１	３１

デイリー馬三郎

予想印

◎　グランドジョラス
○　ケージーハヤテ
▲　ドゥーユアベスト
以下省略


マドラスシチーは全予想家無印

●各陣営のコメント

マドラスシチー

　「さすがに千二では少し忙しい感じです。ただ、ここにきて状態自体は上がっているからね。」（平井雄二調教師・デイリー馬三郎）

これ以降は７月１３日に作成

●レース　

　マドラスシチーはなかなかのスタートから押っつけ押っつけてそれなりの二の脚もつき９番手を追走します。最後方集団にいないだけ今回は立派でした。

　４角ではムチがビシビシ入り目一杯追われます。さすがに西田雄一郎騎手はある程度持たせる能力があり、１２着を死守します。

　しかし、内枠を上手く利用して最後まで最短距離を走っていましたし、それで１２着なのですから、何度走っても結果は同じですね。

●時計の評価

　今回のマドラスシチーの走破時計１分１５秒４良馬場は、中山ダート１２００ｍの３歳未勝利戦の過去１０年間の平均勝ち時計が１分１３秒５良馬場であることからも勝ち負けには程遠いどうしようもない時計ということがわかります。

　これでいてスタートも決まり、最内を距離ロスなく進みとこれ以上ない条件が揃ってのものですから、次走も走るまでもなく着は推測できます。

●今後の展望

　こんな状態でありながら厩舎事情で諸手当稼ぎを続けるマドラスシチー。弱いながらもタイムオーバーにならないので厩舎のカモになっています。

　今度こそ引退を決断してくれるのかと思いましたが、やはり馬房が空いている寂しい状況では手放してくれるわけもなく、敗因も触れないまま続戦が発表されました。

　馬はともかく、師が惨めでなりません。

●最後に

　こんなに弱い馬でも、真に成績を上げようと思う気持ちがあるなら、ある程度は放牧し疲れを取り除き、目標となるレースを決め、しっかりと追い切り本数を重ね、仕上げていくものですが、ここの厩舎は年間に１勝しか勝てず、出走時に厩舎に入る厩舎運営奨励金の１１５０００円でなんとか生計をたてています。

　こんな状況なので、管理馬の着はどうでもよく、厩舎運営奨励金が没収されるタイムオーバーなど以外ならなんでもＯＫという状況です。

　私とてマドラスシチーが勝てるとか出走奨励金の貰える８着にこれから入るだとかは夢にも思っていません。ただ過去にはＧ�Tも一応勝ったことのある厩舎がこんな馬鹿げたことを繰り返さざるを得ないことが可愛そうで仕方なく付き合っていると言ったところです。

　先日引退したカトレアシチーの代替馬でガウディシチーを打診されていますが、貧困に喘ぐマドラスシチーの厩舎で、ボランティアでなければお金をドブに捨てることになってしまいます。

　私と相性の良いガウディシチーの父スウェプトオーヴァーボードには魅力があるものの、厩舎のマイナス面がきつく、８月１５日の返答期限（そのままいただくか、清算するか）ギリギリまで悩むつもりです。

　それまでにこのマドラスシチーが引退してくれていれば、今支払っている月１０００円超のマドラスシチーの預託維持費を回せるのですが、さすがにほとんど稼ぎの無い馬２頭に月２０００円以上支払うというのは地獄です。

　なぜか、競馬と関係のないところで悩ませてくれますねぇ。

最後までご愛読ありがとうございました

２０１１年６月２２日立ち上げ　２４日、２９日、３０日、７月６日、８日、９日、１３日加筆

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マドラスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２０１１年　６月１２日　第７戦　３歳未勝利　東京ダ１３００ｍ　（１４着／１３番人気）

２０１１年　５月２２日　第６戦　３歳未勝利　東京ダ１４００ｍ　（１４着／１２番人気）

２０１１年　５月　１日　第５戦　３歳未勝利　東京ダ１４００ｍ　（８着／１５番人気）

２０１１年　３月　５日　第４戦　３歳未勝利　中山ダ１２００ｍ　（１１着／１５番人気）

２０１１年　２月　５日　第３戦　３歳未勝利　東京ダ１４００ｍ　（１５着／１５番人気）

２０１１年　１月　８日　第２戦　３歳未勝利　中山ダ１８００ｍ　（１６着／１６番人気）

２０１０年１２月１２日　デビュー戦　２歳新馬　中山ダ１８００ｍ　（１１着／１１番人気）