前走強い勝ち方で次の昇級戦の走りが気になる我らが愛馬クレセントシチーですが、5月17日に発表されましたクラブ公式HPによりますと、6月5日 新潟10R やまぶどう賞 3歳500万下 ダート1800mを予定だそうです。
これも捨て難いですが、5月28日 クレセントシチー 京都6R 3歳500万下 ダート1800mという勝ち上がったコースと同じ番組が組まれており、連闘の疲労さえなければ、これもかなり魅力です。
おそらく、このどちらかに出走すると思われますが、前走の勝ちっぷりが強かったですから、昇級戦でどこまでやれるのか、今から本当に楽しみですね。
我らが愛馬クレセントシチーの次走は、上記のように新潟のやまぶどう賞と発表になっていましたが、日曜日の特別登録馬の中にその名はありませんでした。
前走から一度も時計になる追い切りをしておらず、故障などの心配がありましたが、本日(5月31日)更新されましたクラブ公式HPクレセントシチーの近況報告によりますと、
今週の出走を予定していましたが、連闘と想定の状況から来週の阪神戦に回ることとなりました。佐々木師は「想定の状況から来週の平場のレースに登録したいと思います。状態に関しては特に問題ありませんが、連闘の後なので少し間隔を空けたいと思います」と話しています。
ということで、やまぶどう賞は想定だけで28頭と抽選必至なことと、クレセントシチーの状態が万全でないことから、特別登録を見送ったようです。次走は、6月12日 阪神5R 3歳500万下 ダート1800m 混合戦を目標に調整されるようです。
クレセントシチーが前走で負かした馬たちは次走で好走しています。
2着 スプリングシーズン 1番人気 1着
3着 ダンスラナキラ 2番人気 5着
4着 ネバーミスザマーク 5番人気 16着
5着 ランスブレイク 未出走
6着 シーズガレット 3番人気 4着
7着 ビヨンドザリーフ 未出走
8着 ネバープリンス 4番人気 3着
9着 シルバーチーフ 4番人気 4着
10着 キャピタルチャンス 9番人気 6着
どうです?前走下位入線の馬でも次走は掲示板を確保している馬が多いですし、実にハイレベルなメンバーでも完勝だったと言えます。唯一大敗しているネバーミスザマークはわざわざ距離を1400mに短縮して大敗しています。嗚呼、河内・・・。
これなら我らが愛馬クレセントシチーの次走の昇級戦はかなりやれそうな気がします。人気にならないのなら、馬券的に妙味があると思います。
前走前 連闘の為 中間軽め
6月5日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.4
3F 43.1
2F 28.4
1F 13.9
6月8日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.3
3F 39.3
2F 25.3
1F 12.7
ウィアーザスター(古馬500万下)一杯を0.5秒先行0.5秒遅れ
6月5日、連闘の前走後、少し追い切り時計を出すまでに時間を要しましたが、さすがに勝ったレースの反動もあり、仕方がないですね。3週間ほど経って、久しぶりに時計を計時しました。
今週出走予定ですので、水曜日にしっかりと追ってという感じになるのでしょう。坂のある阪神がどうかですが、前走の内容からも当然期待しています。
6月8日、古馬と併せられて随分と遅れをとりましたが、全体的な時計は自己ベストと全く同じ走破時計で悪くない動きです。
私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。追い切り時計はまずまずも、急仕上げ感が否めません。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アウグーリオ | 国分恭介 | 4/16 未勝利 | 小倉ダ1700 | 1 | 3 | ||||||
キンショウオーロラ | 国分優作 | 5/07 500万 | 京都芝1600 | 11 | 9 | ||||||
クレセントシチー | 佐藤哲三 | 5/15 未勝利 | 京都ダ1800 | 1 | 7 | B− | |||||
グレートディール | 藤田伸二 | 5/14 未勝利 | 京都ダ1800 | 1 | 6 | ||||||
ゴールデンジャガー | 北村友一 | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 2 | 12 | ||||||
ジョーアポロン | 岩田康誠 | 5/28 未勝利 | 新潟ダ1800 | 1 | 3 | ||||||
スカイクレイパー | 小牧太 | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 4 | 3 | ||||||
スズカルーセント | 川田将雅 | 5/21 早苗5下 | 新潟芝2400 | 5 | 8 | ||||||
スプリングシーズン | 長谷川浩大 | 5/28 未勝利 | 新潟ダ1800 | 1 | 1 | ||||||
タガノプリンス | 4/03 未勝利 | 小倉ダ1700 | 1 | 1 | |||||||
タナトス | ウィリアムズ | 5/08 わら5下 | 新潟ダ1800 | 9 | 4 | ||||||
ボストンリョウマ | 和田竜二 | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 6 | 7 | ||||||
マイネルティンラン | 幸英明 | 4/24 500万 | 京都ダ1800 | 8 | 16 | ||||||
ロージーライト | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 9 | 9 | |||||||
ローレルジャブラニ | 4/03 500万 | 小倉ダ1700 | 9 | 9 |
騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート16頭のところに現在15頭出馬想定されています。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アウグーリオ | 国分優作 | 4/16 未勝利 | 小倉ダ1700 | 1 | 3 | 4 | 3 | 7 | 13 | ||
キンショウオーロラ | 国分恭介 | 5/07 500万 | 京都芝1600 | 11 | 9 | 12 | 1 | 交 | 9 | ||
クレセントシチー | 佐藤哲三 | 5/15 未勝利 | 京都ダ1800 | 1 | 7 | 4 | 8 | 10 | B− | ||
グレートディール | 藤田伸二 | 5/14 未勝利 | 京都ダ1800 | 1 | 6 | 7 | 5 | ||||
ゴールデンジャガー | 北村友一 | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 2 | 12 | 16 | 交 | 10 | |||
ジョーアポロン | 岩田康誠 | 5/28 未勝利 | 新潟ダ1800 | 1 | 3 | 9 | 7 | 5 | 9 | ||
スカイクレイパー | 小牧太 | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 4 | 3 | 2 | 1 | 9 | |||
スズカルーセント | 川田将雅 | 5/21 早苗5下 | 新潟芝2400 | 5 | 8 | 1 | 14 | ||||
スプリングシーズン | 長谷川浩大 | 5/28 未勝利 | 新潟ダ1800 | 1 | 1 | 2 | 5 | ||||
タガノプリンス | 浜中俊 | 4/03 未勝利 | 小倉ダ1700 | 1 | 1 | 5 | 3 | 2 | |||
タナトス | ウィリアムズ | 5/08 わら5下 | 新潟ダ1800 | 9 | 4 | 5 | 2 | 8 | 9 | ||
ボストンリョウマ | 和田竜二 | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 6 | 7 | 1 | 2 | 8 | 5 | ||
マイネルティンラン | 幸英明 | 4/24 500万 | 京都ダ1800 | 8 | 16 | 8 | 1 | 6 | 8 | ||
増 | マコトローゼンボー | 藤岡佑介 | 5/07 未勝利 | 東京ダ1400 | 1 | 2 | 6 | 4 | 16 | 15 | |
ロージーライト | 酒井学 | 5/28 500万 | 京都ダ1800 | 9 | 9 | 8 | 4 | 14 | 7 | ||
ローレルジャブラニ | 森一馬 | 4/03 500万 | 小倉ダ1700 | 9 | 9 | 8 | 3 | 1 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり 着順の青字は重賞
スタート地点は正面スタンド前直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。京都のダ1800mよりも若干長めだが、1コーナーまでの主導権争いは厳しく、外からも先手を奪いたい馬が殺到。前へ行きたいのに内枠で出脚が悪いと、詰まって位置取りが悪くなる。ちょうど京都ダ1800mとは対照的に1枠の成績が最も悪く、大外枠が最も良い。少頭数だとあまり関係ないが、多頭数になると逃げ、先行馬は中〜外枠の方が競馬がしやすい。脚質は基本的には先行有利だが、クラスによってまちまち。条件クラスでは前へ行った馬がそのまま押し切る競馬。
特にブライアンズタイム産駒の逃げ、先行馬が非常に強いのが特徴。
オープンクラスは、展開次第だが差し馬が来ることが多い。派手な大外一気、マクリが決まることも。しかし、京都ダ1800mより癖がなく、各馬力を発揮しやすい条件。
有利な枠順 多頭数は外 有利な脚質 先行 ポイント ブライアンズタイム産駒、中距離実績 種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンスの2頭が断トツ 連対騎手ベスト 武豊、岩田康誠、四位洋文、藤田伸二、安藤勝己 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分56秒4 1分55秒6 1分56秒3 2歳未勝利 1分56秒6 1分54秒7 1分56秒2 1分53秒2 2歳500万 1分55秒8 1分53秒5 3歳新馬 1分56秒6 1分56秒1 1分55秒7 1分54秒2 3歳未出走 1分56秒2 1分56秒4 1分56秒1 1分54秒1 3歳未勝利 1分55秒6 1分55秒2 1分54秒4 1分54秒2 3歳500万 1分54秒1 1分53秒8 1分52秒7 1分52秒6 古馬500万 1分54秒0 1分53秒3 1分52秒9 1分51秒9 古馬1000万 1分53秒1 1分52秒4 1分51秒9 1分51秒4 古馬1600万 1分52秒2 1分51秒1 1分50秒7 1分49秒8 古馬オープン 1分51秒6 1分50秒5 1分49秒9 1分51秒5
鞍上は当然今回も主戦の佐藤哲三騎手です。クレセントシチーをもっともよく知る騎手で育ててくれた方です。前走も競馬を教えながら素晴らしい伸びを引き出し、見事優勝に導いてくれました。
佐藤哲三(さとう てつぞう)は1970年9月17日生まれの40歳。1989年に吉岡八郎厩舎所属でデビュー。23年目。同期に田中勝春騎手、小野次郎騎手、角田晃一元騎手現調教師がいる。
デビュー年は8勝で、2年目に27勝と勝ち星を増やした。1992年に朝日チャレンジカップGVで重賞初制覇(レットイットビー・吉岡八郎厩舎)。1994年12月21日付けでフリーとなる。1996年にマイネルマックスでGT制覇。この年自己最多の70勝を上げた。
2002年に通算500勝を突破。2003年にはタップダンスシチーでジャパンカップGTを優勝。
途切れなく重賞を勝っており、目下15年連続記録更新中。この記録は称賛に値する。
「職人肌のイメージだが、騎乗ぶりはスマートでソツがない。無理に出したり抑えたりせず、馬の気持ちに合わせるというスタイル。馬群の捌きは上々で、追う技術は水準級といったところか。考えながら騎乗し、レースでは余裕を感じさせる。スムーズに流れに乗せられるので、極端な後ろからの競馬がない。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
真面目な性格で、インタビューでは細かく長く話してくれる。記者がまとめるのに苦労するほど。
佐藤哲三といえばなんと言っても佐々木晶三師とのタッグである。2002年以降に挙げたJRA重賞27勝の内、19勝は佐々木晶三厩舎の所属馬で挙げたものである。そして佐々木晶三師と仲の良い安達昭夫師、西園正都師との縁も深い。
2000年のラガーレグルスのゲート再審査の際、心無い観客がゲート近くの柵を叩く等の悪戯をした為ラガーレグルスは興奮。ゲート審査に不合格となりダービー出走が不可能になる。さらにゲート検査後、野次を飛ばした観客に激怒した佐藤がスタンドに向かって詰め寄り、JRA職員に止められる騒ぎとなる。
人気馬を自ら潰しにかかる騎乗スタイルは、格上馬が出走すると最初から2着狙いが見られるようになったと言われる最近の騎手の中では珍しく、馬券派のファンから支持されている。
大の競艇好きであり、ジョッキーの間では「哲三先生」と呼ばれるほど精通している(競艇専門誌「マクール」の「俺もボートファンだ!」でインタビューを受けている)。年末の賞金王決定戦特番に出演するなど、メディア露出は競艇関連が大多数を占めている。
2004年の宝塚記念を勝利した際、使用していたゴーグル、鞭、更にはヘルメットまでも観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。2009年にはかしわ記念(エスポワールシチー)を勝利した際も鞭を観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。
2011年6月10日現在、中央では865勝(内GT5勝、重賞42勝)、勝率8.8パーセント、連対率18.2パーセントと騎乗馬の質を考えればたいしたもの。2010年は36勝、勝率8.4パーセントと若干低いが、エスポワールシチーやアーネストリーでGTや重賞を制覇している。それらを育てた手腕は超一流。
2010月9月19日のスポーツニッポン紙・乗峯栄一氏のコラムでは次のように紹介されている。
雑誌の依頼で、ブリーダーズC挑戦エスポワールの佐藤哲三インタビューをやった。いや、佐藤哲三という騎手は凄い。「歩度を伸ばすことに努めていますが、歩度を伸ばすのはこちらとの信頼関係の中でエスポの自立心を育むことなんです」などと騎手コメントでは滅多に聞かない言葉がバンバン出てくる。個人的には十数年前の「競走馬騎乗はベニヤ板です」「ロンシャンボーイは風船抱えてました」など清山宏明語録以来の感動だ。佐藤哲三は「乗る」というより「馬を作る騎手」だ。だからそこをうまく了解する佐々木厩舎や安達厩舎だといい結果が出るということなんだろう。(以下省略)
私も全く同意見である。
海外遠征は2004年タップダンスシチーで凱旋門賞に出走しているがバゴの17着に敗れた。しかし、これはチャーターする予定であった飛行機が故障により離陸できないアクシデントに見舞われ、輸送が不可能となり、佐々木晶三調教師は一度は遠征を断念したものの一口馬主の会員には出走を望む声が多く、出走2日前出発の飛行機で輸送するスケジュールで遠征を敢行した為であり、これは度外視すべき結果である。
ほっさん愛馬では最多の45戦14勝。オペラシチーの目黒記念GUをはじめ、エスポワールシチーのGT5勝全て彼の騎乗。そのいぶし銀の腕前は衰えるどころか輝きを増している。
ほっさん愛馬に騎乗していただいた経験としては、調教師の指示に従順で、ペースや出遅れなど構わず言われた通りの騎乗をする。一流と言われる騎手のほとんどは調教師の指示があってもペースやレース感などから突然自分が良かれと思う乗り方を選択し結果を出すが、佐藤哲三騎手はそういった騎乗はほとんどない。そういった面などが世間から一流と分け隔てられるところだろう。
故に調教師の指示に従い、ペースが遅いのに直線一気になったり、流れが速くなりそうでもハナを主張したりするので批判の矢面に立たされることが多い。
しかし、それが佐藤哲三騎手であって、私はそういう騎手がいることも大切と思う。
ひと1倍ファンを大切にする騎手で、2011年の名古屋大賞典JpnV優勝時には、ウィナーズサークルで色紙等を持っていた約50名を超えるファン全てがいなくなるまでサインに応じ、グズグズしていた私さえもサインをいただくことができた。
普通の騎手なら、4、5枚程度書いてバイバイだが、佐藤哲三騎手の丁寧な対応は要領のいいファンだけでなく、弱者にもきちんと行き渡り非常に好感が持てる。
また、その日の震災に伴う義援金募金活動では、地元名古屋の騎手に交じり、2着だった和田竜二騎手と最後の最後まで募金活動に参加。本来地元の騎手によるイベントだった為に関東の一部騎手が募金活動もせずに帰路につく中、最後の最後まで求められた握手に応じ(うちの子も握手していただいた)笑顔を絶やさなかった性格は人としても素晴らしいのひと言。
そういった全てのことを含め、私は人間佐藤哲三の大ファンである。
今回は相手も強く、クレセントシチーはどこまでやれるかわかりませんが、彼でダメなら他にだれが乗っても現状ダメでしょう。まだ競馬を教えるような乗り方をされると思うので、勝ち負けよりも今後に繋がる内容を期待したいです。
ほっさん愛馬での成績 45戦14勝
2004年 6月27日 オペラシチー 鶴橋特別 500万下 阪神芝2000m 1着/1番人気
2004年 7月25日 オペラシチー 玄海特別 1000万下 小倉芝2000m 1着/1番人気
2004年 9月11日 オペラシチー 朝日CC GV 阪神芝2000m 7着/2番人気
2004年10月24日 オペラシチー 菊花賞 GT 京都芝3000m 3着/6番人気
2005年 2月26日 オペラシチー 御堂筋S 1600万下 中山芝2500m 1着/1番人気
2005年 3月26日 オペラシチー 日経賞 GU 中山芝2500m 3着/2番人気
2005年 4月24日 オペラシチー メトロポリタンS OP 東京芝2400m 3着/1番人気
2005年 5月21日 オペラシチー 目黒記念 GU 東京芝2500m 1着/1番人気
2005年 8月21日 オペラシチー 札幌記念 GU 札幌芝2000m 7着/1番人気
2006年 1月22日 オペラシチー AJCC GU 中山芝2200m 5着/3番人気
2006年 2月12日 オペラシチー ダイヤモンドS GV 東京芝3400m 10着/4番人気
2006年 7月30日 ダブルダンスシチー 2歳新馬 小倉芝1200m 8着/3番人気
2006年 8月27日 ロンドンシチー 3歳未勝利 新潟ダ1200m 6着/7番人気
2006年10月29日 ダンシングシチー 2歳新馬 東京芝1600m 8着/9番人気
2007年 6月17日 フォレストシチー 3歳未勝利 阪神ダ1800m 13着/10番人気
2007年 6月30日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利 阪神ダ1800m 4着/5番人気
2007年 7月28日 マイセンシチー 3歳未勝利 小倉芝2600m 11着/9番人気
2007年 8月19日 チャーミングシチー 2歳新馬 小倉芝1800m 開催中止
2008年 3月 9日 エスポワールシチー 3歳新馬 阪神芝1600m 3着/1番人気
2008年 3月29日 エスポワールシチー 3歳未勝利 阪神芝1400m 2着/1番人気
2008年 4月12日 ダブルダンスシチー 1000万下 阪神ダ1800m 2着/5番人気
2008年 5月 3日 エスポワールシチー 3歳未勝利 京都芝1600m 6着/2番人気
2008年 5月11日 ダブルダンスシチー 桃山特別 1000万下 京都ダ1800m 11着/1番人気
2008年 6月21日 エスポワールシチー 3歳未勝利 阪神芝1400m 2着/4番人気
2008年 7月20日 エスポワールシチー 3歳未勝利 小倉芝1200m 1着/1番人気
2008年 8月10日 エスポワールシチー 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m 7着/3番人気
2008年 9月27日 エスポワールシチー 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m 1着/2番人気
2008年10月 4日 ダブルダンスシチー 500万下 阪神ダ1800m 9着/2番人気
2008年11月24日 エスポワールシチー トパーズS OP 京都ダ1800m 1着/1番人気
2009年 1月25日 エスポワールシチー 平安S GV 京都ダ1800m 2着/1番人気
2009年 2月15日 ダブルダンスシチー 500万下 小倉ダ1700m 3着/3番人気
2009年 2月22日 エスポワールシチー フェブラリーS GT 東京ダ1600m 4着/5番人気
2009年 3月 8日 ダブルダンスシチー 500万下 阪神ダ1400m 11着/6番人気
2009年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnT 船橋ダ1600m 1着/2番人気
2009年 5月17日 エクストラシチー 湯沢特別 500万下 新潟芝1200m 16着/14番人気
2009年10月12日 エスポワールシチー 南部杯 JpnT 盛岡ダ1600m 1着/2番人気
2009年12月 6日 エスポワールシチー JCダート GT 阪神ダ1800m 1着/1番人気
2010年 2月21日 エスポワールシチー フェブラリーS GT 東京ダ1600m 1着/1番人気
2010年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnT 船橋ダ1600m 1着/1番人気
2010年10月11日 エスポワールシチー 南部杯 JpnT 盛岡ダ1600m 2着/1番人気
2010年11月 6日 エスポワールシチー ブリーダーズカップ クラシック GT 米チャーチルダウンズ ダ2000m 10着/7番人気
2011年 2月12日 セシリアシチー 3歳未勝利 京都ダ1800m 感冒により出走取消
2011年 3月19日 クレセントシチー 3歳未勝利 阪神ダ1400m 10着/13番人気
2011年 3月21日 エスポワールシチー 名古屋大賞典 JpnV 名古屋ダート1900m 1着/1番人気
2011年 4月16日 クレセントシチー 3歳未勝利 阪神ダ1800m 8着/11番人気
2011年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnT 船橋ダ1600m 3着/1番人気
2011年 5月15日 クレセントシチー 3歳未勝利 京都ダ1800m 1着/7番人気
2011年3月21日、エスポワールシチーで名古屋大賞典JpnVを制し、優勝騎手インタビューを受ける佐藤哲三騎手(右)。
うーん、これは難解なレースですねぇ。スズカルーセントがダートではかなり強いと思いますが、他にも底を見せていない馬が多く、甲乙つけるのは難しいですね。
気になるのはクレセントシチーの着ですが、このメンバーですと掲示板も苦しいのではないでしょうか。実績のある平坦な京都コースならもっと自信もありますが、坂のある阪神では未勝利クラスの時でも今一歩でした。もっとも、その時よりもパワーアップして競馬も上手にはなっていますが・・・。
クレセントシチーは終いは確実なので上手く展開が向けば嵌ることもあると思いますが、このメンバーですし、なかなか前が止まらないのではないでしょうか。そうすると、後方でジリジリとしか伸びていないような状態になってしまうかも知れません。
とにかく諸先輩に胸を借りるつもりで頑張って欲しいですね。ここで昇級初戦でいきなり掲示板でも載るようですと、更にもう1つ上のクラスでもいずれは勝てそうな気がします。
私は応援でクレセントシチーの馬券は単複と購入しますが、他馬絡みの馬券は買いません。キャリアの浅い馬が多く、わからないからです。
クレセントシチーは今回は例えば7、8着だったとしても終いの素晴らしい伸びであるとか、以前よりも時計を詰めるだとか、何か良いところがあればそれで収穫だと思います。
競馬ブック
短評は「惑星注意」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU スプリングシーズン △ ◎ △△ クレセントシチー △ ゴールデンジャガー ◎ △ △△ ▲ スカイクレイパー △ 〇 △ ◎ タナトス △△ ▲ △ 〇 キンショウオーロラ ▲ △△ 穴 スズカルーセント 〇 ◎ 〇 △ アウグーリオ △ グレートディール △ △ マコトローゼンボー △
あとは無印
予想オッズ
以下27倍以上省略
馬名 予想オッズ スズカルーセント 3.2 スカイクレイパー 4.3 ゴールデンジャガー 6.1 タナトス 8.8 グレートディール 11.8 スプリングシーズン 12.9 キンショーオーロラ 13.7 ジョーアポロン 18.5 クレセントシチー 18.8 マコトローゼンボー 19.4 アウグーリオ 26.0
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 クレセントシチー 67 42 57 67
デイリー馬三郎
予想印
◎ スカイスクレイパー
○ スズカルーセント
▲ グレートディール
× キンショーオーロラ
☆ クレセントシチー
以下省略
見解
「前走のスカイスクレイパーはケイコが1本足らない攻め過程。その分ラストは甘くなったが、1度使われて気配にメリハリが出てきた。今度は決める。」
クレセントシチー(1着)
「馬込みの中で遊ばせながら、途中から怒らせながらレースを運んだ。終いは確実だし、気性面で成長してくればもっと良くなると思う。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)
「どうしても遊ぶ面があるので、メリハリをつけて競馬をした。しまいはいい脚を使ったように力は持っているので、そういう面が改善すれば良くなるよ。」(佐藤哲三騎手・デイリー馬三郎)
「舌を括る。発馬でひと息で後方から。勝負どころで促すとスーッと加速して先団へ接近。勢い良く4角を回って一気に差し切った。意欲の連闘が奏功。」(競馬ブック)
クレセントシチー
「まだ鞍上に反抗する面はあるけど、徐々にレース慣れしてきた。昇級でもそこそこには。」(佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎)
せっかくの地元阪神での愛馬の出走なのですが、当日は仕事で残念ながら現地に応援に行くことはできません。私は先週(4日、5日)と来週(18日、19日)は都合で有給休暇等をとっており休日でしたので愛馬の出走があれば現地応援に行くことが出来たのですが、今週(11日、12日)は土日共に仕事です。
せっかく前回見た時よりも成長しているであろうクレセントシチーを見たかったのですが、こればかりは仕方ありません。
ということで、写真等は撮ってくることができません。京都が勝った時も仕事でしたし、なかなか上手く行かないものです。
クレセントシチーのスタートはまずまずで、無理に前に行かず、馬なりで位置を取ります。前走、前々走と控えて結果を残しているので当然のことでしょう。
クレセントシチーは、終いを活かすべく最後方でラチ沿いを距離ロスなく追走します。キンショーオーロラが2番手を5馬身以上離して逃げますが、それ以外は平均ペースで流れます。結局、この離れた2番手3番手を追り合い良く追走した2頭が1、2着になるわけですが、クレセントシチーは4角で上手く外に持ち出すもいつもの伸びが見られず14番手で入線。馬場が締っていて前も止まらなかったですね。
佐藤哲三騎手の乗り方は完璧でした。しかし、脚抜きの良い馬場で前が止まらず、しかも時計が早過ぎました。少し負けすぎですが、これは仕方ないですね。
クレセントシチーの今回の走破時計1分52秒8重馬場は、阪神ダート1800mの3歳500万クラスの過去10年間の平均勝ち時計1分52秒7重馬場ですからまずまずの時計です。
クレセントシチーは今まで阪神のダート1800mは良馬場ですが1分58秒4でしか走ったことがありません。そこから僅か3戦後に4秒6も時計を縮めたわけですから、善戦していると思ってあげていいのではないでしょうか。
流れやメンバーが違うので単純に比較はできませんが、同日の2Rの未勝利戦なら2着の時計でした。ですので、現状未勝利を勝ち負けする力はあるものの、500万ではまだ力不足と考えていいのではないでしょうか。また、何よりも坂のある阪神は苦手です。京都ならこのクラスでももう少しやれるのではないでしょうか。
しかし、キャリアも浅いですし、まだまだ競馬の上手くない馬です。これから強い相手と戦うことで更に強くなれますし、展開が向けば今回よりは浮上できるでしょう。
ちなみに同日実施された3歳1000万下クラスのあおぎりステークスの勝ち時計は1分49秒5重馬場で、とてもクレセントシチーはここまでは現状無理ですね。
クレセントシチー(14着)
「今回は馬場が締まり、前が止まらない速い展開となりました。レース後特に異状はありませんが若干脚元に疲れが見られるので一旦日進牧場へ放牧して疲れを取ります」(佐々木晶三調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
クレセントシチー(14着)
「後方から。3角で馬群の外へ出して追撃態勢を取ったが、上がって行けず、見どころのないまま。昇級戦だけに仕方のない面はある。」(競馬ブック)
今回は14着でしたが、すぐに500万クラスを勝ち上がるという馬ではなさそうです。何度も経験し、少しずつでもクラス慣れ、レース慣れをしていつかは勝てる日が来たら・・・、と思います。
決め手はあるので、展開が向くなどいずれの出番を待ちたいと思います。
1つ勝ったクレセントシチーですが、競馬は1つクラスが違うとレベルが全然違います。現状クレセントシチーはポンポンと勝ってオープン・・・という馬ではないですね。
まだまだ課題も多く、能力的にも500万クラスで現状は一杯一杯だと思います。
しかし、3歳の夏を超えて強くなる馬も少なくないですし、これからの成長とクラス慣れがまず目標ですね。
クラブ公式HPによりますと、次は北海道で休養だそうですが、そのまま向こうでも競馬をするのかな?あまり長期の休みにならなければいいのですが。北海道ですと相手も軽くなりますし、そこらでまずは掲示板を目指して行きたいですね。
決して急ぎはしません。1つ勝っていて来年も走れるのですから。
次走、もう少し着を上げたクレセントを見たいですね。当然次も期待しております。北海道までは佐藤哲三騎手はほとんど行かないので、北海道で出走なら次走はパートナーが変わるでしょうね。それも楽しみです。
気長に応援しているぞ。頑張れクレセントシチー!!
2011年 5月15日 第4戦 3歳未勝利 京都ダート1800m (1着/7番人気)
2011年 5月 7日 第3戦 3歳未勝利 京都ダート1800m (4着/11番人気)