愛馬フローラシチー(グロースハーバーU) 引退


右前脚の球節に不安があり、化骨が遅れていて大幅に調整遅れ。

前走後も相変わらずトウ骨を気にしており、未勝利戦末期の為に無理矢理帰厩。

この状態での激走は極めて考えづらい。


しかし、前走前の追い切りの動きは坂路53.2−13.4とそれなりの動き。

完調ならと悔やまれるが、これも競馬。


7月15日に帰厩を確認。

8月1日の追い切り情報を掲載。

7月28日の追い切りは終いでバテて酷い状態。

右前肢に疲れが出て放牧へ。

この時期の放牧はもはや・・・・・・・・・・。


9月16日に帰厩を確認。

9月23日に放牧を確認。

これでスーパー未勝利最終週の10月3日までは10日ルールで出走できず、事実上の引退か。


9月28日に引退が発表されました。


しかし、私の予想に反して代替馬が出るようです。

気になる代替馬情報を掲載。

(2010年10月5日完結)

2010年7月15日作成

●前走後、トウ骨を気にするということで小松温泉牧場に放牧に出されていたフローラシチーですが、7月15日に帰厩を確認しました

 前走後、トウ骨を気にするということで小松温泉牧場に放牧に出されていた我らが愛馬フローラシチーですが、未勝利末期に伴う”時間的なこと(すなわち、ゆっくりしていると未勝利戦がなくなってしまい出走できなくなる)”で帰厩することになり、7月15日の時点で帰厩を確認しました。


 過去、この手の状態で勝ち上がった愛馬はいません。ましてや初戦の内容から、万全の状態でも勝ち負けまではどうかと思われる馬なのに、万全な状態で出せないのであれば、これは結果をとやかく言うのは無駄でしょう。


 しかし、前走前の追い切りの動きはそれなりで、万全なら掲示板くらいは乗れるかも知れません。そういう意味で、一向に良化しない脚元は残念です。

これ以降は8月1日に作成

●追い切り情報(8月1日更新)

前走前 5月12日 栗東坂路 重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 53.2
3F 39.1
2F 25.8
1F 13.4
ベルウッドグロス(3歳未勝利)強めを1.0秒追走0.2秒遅れ



7月23日 栗東ニューポリトラック 馬なり余力

助手
4F 61.2
3F 45.5
1F 14.1[9]


7月28日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯追いバテ

助手
6F 88.9
5F 72.4
4F 58.0
3F 43.9
1F 13.7[9]


8月1日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
4F 59.7
3F 44.4
1F 14.0[7]
 7月23日、軽めではありますが、比較的負荷のかかるニューポリトラックで追い切られました。ニューポリトラックは前脚にも負荷がかかる為、状態が悪ければ使えません。前脚に比較的負荷のかからない坂路などにする必要があります。
 ということは、状態は良いのでしょうか。それとも、脚元の状態は良くないものの、時期が時期だけに負荷をかけてギリギリに仕上げているのでしょうか。

 7月28日、長めに追われましたが終いでバテて全く息が持ちません。未勝利戦の残り時間のなさから言っても、勝ち上がりは無理と言っても過言ではない状態です。

 8月1日、15−15強で追われました。とにかくもっともっと追い切り本数を増やさなければいけないでしょう。すぐに良化するとは思えません。

これ以降は8月13日に作成

●右前肢に疲れが出て放牧へ

 8月10日に更新されたクラブ公式HPフローラシチーの近況報告によりますと、我らが愛馬フローラシチーは右前肢に疲れが出て放牧に出されるということでした。12日には放牧に出されています。

 未勝利戦も末期のこの時期に帰厩すら怪しく、もはや、ラスト一戦或いはこのまま引退が濃厚です。

これ以降は9月16日に作成

●9月16日に帰厩を確認

 右前脚に疲れと腫れが出て豊原レースホースに放牧に出されていた我らが愛馬フローラシチーですが、9月16日に帰厩を確認しました。

 しかし、ここ3週間の作田誠二調教師のコメントを見るに、走る可能性はほとんどないと見ます。以下はクラブ公式HPより作田誠二調教師のフローラシチーに対するコメントです。

8月31日 「まだ良化途上ですが、時間的なこともあるので徐々にペースを上げて帰厩に備えます」

9月 7日 「牧場ではまだ軽めの調整でもう少し乗り込みたいところですが、検疫が取れ次第一旦厩舎に戻して出走態勢を整えたいと思います」

9月14日 「まだ仕上がり途上ですが、戻して調教を進めていきます。出走については追い切りの動きと状態を見て決めます」

 牧場でもまともに乗り込めておらず、スーパー未勝利戦の最終週まで約2週間しかありません。まず追い切り量が足りるわけもなく、無様な追い切りの動きで、取りあえず出走。タイムオーバーで止めを刺されるという流れは確実です。

 まともでも勝ち負けできる可能性の低い馬なのに、こんな状態では。・・・て、私が2口目の代替の打診を断ったように、走る前から化骨の状態が悪く、わかり切っていたことでしたが・・・。

 作田誠二厩舎では先週、コーラスシチーとデュランダルシチーが未勝利を勝てずに引退しました。どうも重賞を勝ったサンディエゴシチーの印象が強いかも知れませんが、やはり、弱い馬を勝たせるだけの技術はないように思えます。

 また、当初預託予定の五十嵐忠男調教師が変更になったこともこの辺りの事情からでしょう。嗚呼・・・。

これ以降は9月25日に作成

●9月23日に放牧に出ました

 相変わらず情報更新が1週間以上も遅いクラブ公式HPではフローラシチーはまだ栗東トレセンにいるように見えますが、23日に放牧に出されました。

 スーパー未勝利戦は10月3日をもって終了します。帰厩後10日間は出走できない10日ルールがありますから仮に24日に帰厩したとしても未勝利戦に出走することはできず、事実上の引退と思われます。

 まさか、500万クラスに挑戦することはないでしょうし、戦績から地方再ファンドも考えづらいと思います。28日に更新されるであろう公式HPの報告を待つしかないですね。

これ以降は10月1日に作成

●9月28日に引退が発表されました

 9月28日にクラブ公式HPにてフローラシチーの引退が発表されました。以下はその内容です。


出走に向けて調教を進めていましたが、左前の球節に不安が出てしまい放牧に出ましたが、未勝利戦が終了してしまうことから、関係者と協議した結果、在厩を断念することとなりました。


 というわけで、当初から右前脚の球節に不安があり、化骨も遅れと散々なフローラシチーでしたが、最後まで脚部不安を払しょくすることは出来ず、僅か1戦1口300円の配当のみを残して引退となりました。

 月々の預託管理費を考えると大幅な赤字で、代替馬で貰った私が悪いのですが、代替馬とはいえ、よくこんな馬をクラブ所属馬として会員に引き渡したなぁと思うとがっかりです。こんなことをしているので会員の1口ライフが苦しくなり1口離れや友駿離れを引き起こしているのだと思います。まさに自業自得、自分で自分の首を絞めている気がしてなりません。

 同様に9月21日に引退したオバマシチーも無料提供馬とはいえ馬体重が580キロもあり、その重い馬体重を脚が支えることができず、またDDSP(ノド鳴り)もあるにもかかわらず募集時は隠蔽され結局1戦しただけで引退と、クラブに対し疑問の残ることばかりです。

 他所のクラブなら、普通に走ることができなさそうな馬は最初からラインナップからは外します。それは会員の負担をなくし安心してクラブライフを送ることができる為の当然のことで、いかに友駿ホースクラブが会員のことを考えていないかがよくわかります。

 私は友駿ホースクラブにはエスポワールシチーで恩恵を受けているので、少なくともエスポがいる限りは退会しませんが、そうでない方の負担や赤字を考えるといたたまれません。


 フローラシチーのデビュー戦特集の2009年9月7日更新分で私はこの馬が危険な馬であること、そしてこの馬の将来を予測し、年明け未勝利戦でのデビューと未勝利での引退という結果を的中させました。

 私も1口生活7年目でダメな馬の判断と行く末が予測できるようになりました。基本的に代替馬を断らない私がエリーズシチーの代替馬としてフローラシチーの2口目の打診を受けた時に、初めて拒否し割引証書に変換したわけですが、この判断が極めて正解だったことは歴史が証明しています。


 一度欲しかったボストンハーバーの仔ということで最初は期待しましたし、追い切りでも非凡なところを見せていましたが、如何せんこれだけ脚元に不安があれば競走馬としてはどうしようもありません。

 残念ながら騙された感で一杯ですが、馬は何も悪くありません。ありがとうフローラシチー。

●代替馬が出るようです

 10月1日に当サイトの常連様であるUraga様からいただいた情報を元に確認しましたところ、確かにフローラシチーには代替馬が出るそうです。

 しかも5頭に振り分けられており、全て残口のある2歳馬です。


ジャンヌシチー(すでに入厩・清水出美厩舎・牝馬)

アンジェリカシチー
(すでにゲート試験合格・近日デビュー・宮本博厩舎・牝馬)

クレセントシチー
(デビューは遅そう・佐々木晶三厩舎・牡馬)

エデンシチー
(クラブHPによると危険な香り・作田誠二厩舎・牡馬)

カンヌシチー
(10月中に入厩かも、毎週のように出る”体力不足”のコメント・嶋田功厩舎・牝馬)


の以上5頭です。

 その内、私のところへはクレセントシチーで発送されているそうです。


 個人的には、エデンとカンヌは近況報告や血統、そして預託予定厩舎などから危険な香りがします。もっともカンヌは関東馬で関西の私には論外です。


 登場した時に当サイトでこれは是非欲しいといったアンジェリカは順調でゲート試験も合格しまもなくデビューしそうです。これは魅力なのですが、母の高齢と牝馬ということから、いただける予定のクレセントが私にとっては一番いいような気がします(預託厩舎も手腕は認めるものの、私との相性は良くないみたいですし・・・苦笑)。


 クレセントは入厩のメドは立っておらず、遅くなりそうなのは嫌ですが、大好きな佐々木晶三厩舎で牡馬。北海道セールで367万円で落札された馬で、最近の友駿の代替馬の傾向としてはこういった馬がそれなりに走っています。アンジェリカも472万円で落札された馬なんですけどね。

 ジャンヌも母は若く一発あるかも知れませんし、預託予定の清水出美先生は大好きなのでかなり気になるのですが、牝馬ですし、やはり牡馬の方が欲しいです。


 などということから、そのままクレセントをいただくと思うのですが、アンジェリカの今後の追い切りが非常に気になるところです。こんなことなら、エリーズシチーの代替馬にフローラシチーをもう1口貰っておいて、1口分をわがまま言ってアンジェリカにして貰うんだった!!

 ・・・って考えるのですが、フローラシチーはたった1戦しか走らずその配当は1口300円。赤字も赤字大赤字だったので、やはり1口分は割引証書に変えて正解だったと思っています。


 まだ私のところにクラブからの代替通知は届いておらず、月曜日だと思いますが、また何か情報が入りましたらご報告したいと思います。

 フローラシチーにまさか代替馬が出るとは思わずに、一度は”完結”としてしまった当特集ですが、代替馬確定まで引き続き更新していきます。

これ以降は10月5日に作成

●代替馬は予定通りクレセントシチー

 すでに自分のところは代替馬クレセントシチーが来るという事はわかっていた私ほっさんですが、10月2日にクラブから正式にお知らせが来ました。やはりクレセントです。

 気になるアンジェリカなどへの変更も模索しましたが、母が若く牡馬であり、かつ優良な佐々木晶三厩舎ということで、そのままいただくことにします。

 変更して結果が逆なら惨めですし、やはり牡馬がいいです。父のチアズブライトリーは2007年の種付料が10万円という種牡馬としてはかなり怪しい馬ですが、母系はフローラシチーよりもいいですし、なんだかグレードアップした気分で嬉しいです。

 というわけで、フローラシチーの物語はここで終了。ここからはクレセントシチー特集へと移行します。ご一緒の方、今後もよろしくお願いいたします。

最後までご愛読ありがとうございました

これを持ちまして、2008年6月24日から追いかけ続けた愛馬フローラシチーの特集は終了させていただきます。

2010年7月15日作成 23日、28日、8月1日、13日、9月16日、25日、10月1日、5日加筆
フローラシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2010年 5月15日 デビュー戦 3歳未勝利 新潟ダート1800m (15着/9番人気)

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