ローザグランデ(ローザネイの07) 第2戦 そして引退


安価で3勝できる馬を探究し続ける私の理論に反し購入したほっさん愛馬最高額のローザグランデ。

初戦は3歳春にもかかわらず馬っ気を出すなど全く落ち着きがなくシンガリ負け。

時期が時期だけに時間もなく大きな変わり身は厳しいだろうが、一応期待はしたい。

勝ち負けに繋がるようないい走りが見たい。


7月8日に帰厩しましたがトモの状態が悪く7月21日にグリーンウッドに放牧に出されました。

8月14日に帰厩。


8月29日 小倉7R 3歳未勝利 芝1800mに出走!!

15着/9番人気とまったくいいところなし。

スーパー未勝利戦に出走は可能だが、こんな短期間でトモが良化するわけもなく、引退必至。


レース回顧と時計の分析、レース後の高倉稜騎手と橋口弘次郎調教師のコメントを掲載。

8月31日に引退が発表されました。

(2010年8月31日完結)

2010年7月9日立ち上げ

●前走後グリーンウッドに放牧に出されていたローザグランデですが、7月8日に帰厩しました

 デビュー戦だった前走シンガリ負け後、右前脚のソエが痛く、歩いていても気にしているような状態でかつ腰の甘さも手伝って歩様があまり良くないのでグリーンウッドに放牧に出されていたローザグランデですが、7月7日のクラブ公式HPにて7月8日の帰厩が報告され、予定通り8日に帰厩しました。

 ただ、6月29日の近況報告では「15−15ぐらいになるとさばきが以前より硬く感じる」、7月6日の近況報告でも「いくらかゴトゴトした歩様を見せる時がある」といわれるように、まだまだ完調には遠く、時期が時期なので中途半端な状態でもとにかく出せるのならレースへといった状況での帰厩です。

 初戦の内容から万全でも勝ち負けできるかどうかわからないのに、こんな状態での出走は常識的には大敗確実で、引退への引導を渡され兼ねません。しかし、それでも残された時間は極めて少なく、この方法しかないでしょう。

 見通しは暗いですが、なんとかこういう状態でも勝ち上がってくれるようなら、完調すれば1つ2つ上のクラスでもそれなりにやってくれるかも知れませんし、勝ち上がりを望みます。ずっと調教をつけてくれていた上村洋行騎手ならもっと走るかも知れません。

 保護者の中には、もう見切りをつけて引退させ約4万円の割引証書を望む声もあるでしょう。ちょうど9月に2010年度の第一次募集が始まりますから。私とて、次走あまりに悲惨な敗北ならそれも嫌ではありません。しかし、それよりも完調すればもう少しやれる馬だと思っていますので、どちらかと言えば引退は望みません。ギリギリまで引っ張って貰って、最悪来年度の募集の為の割引証書になってもかまわないと思っています。

●弟のダーズンローズは今週デビュー

 1つ下の弟でローザグランデよりも1口価格にして1万円安いダーズンローズは羨ましいことに2歳の7月でデビューします。やはりこのくらいで始動できるということは、状態も良く能力も高いということで、素晴らしい馬のようです。

 橋口弘次郎調教師も”水準以上”とか”ぜひ、来年のNHKマイルCに出したいですね”など、ローザグランデではお目に掛かれなかった素晴らしいコメント連発ですし、鎌田助手も”先々まで楽しみな馬”とおっしゃっています。

 総合的に見て、かなり兄とは違うようですね><。私も兄を購入した時には、こういったクラシックを目指せる馬をイメージしていました(その為の初の高額投資馬)が、私には見る目がないようです。しかし、こればかりは自分で選んだことですから、十分納得しています。

 さて、今週デビューの弟がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。当然圧勝を望みます。POGでも指名していますし(笑)。

これ以降は7月12日に作成

●全弟のダーズンローズは10着でした

 ローザグランデの1つ下の全弟ダーズンローズが7月10日の新馬戦に登場。3番人気に支持されましたが、勝ち馬から1.1秒差の10着に敗れました。しかし、兄とは違い、レース後の小牧太騎手のコメントも「能力はあるので、先々は走ってくる馬です。」と非常に力強く、やはり差はあるようです><。

 しかし、兄も次走でガラリ一変・・・といきたいところです。近況報告からはとても強気にはなれませんが(苦笑)。

これ以降は7月21日に作成

●トモの状態が悪く7月21日にグリーンウッドに放牧に出されました

 以下は7月21日に更新されました、クラブ公式HPローザグランデの近況報告です。


「先週木曜にPコースで時計を出したのですが、その後のトモの状態があまり良くありません。見た目のバランスはだいぶ良くなって帰厩当初は歩様もスムーズだったので、これなら大丈夫だろうと思っていたのですが、このままでは納得のいく調教を行うことができません。残された時間を考えると、不安が残るデキでレースに出走させたくありませんし、残念ですが再度放牧に出してしっかり15−15を乗り込んでもらって、ビッシリ仕上げられる状態にしてから帰厩させます」(橋口師)21日にグリーンウッドへ放牧に出ました。


 というわけで、中途半端な状態でトレセンに戻ってきたローザグランデですが、とても強い調教を出来る状態にはなく、またまたグリーンウッドに放牧に出されました。

 未勝利戦の終了まで残された時間はあと僅か。正直、スーパー未勝利に1度だけ出走、或いは時間的な都合で出走出来ずに引退という筋書きが見えて来ました。

 トモの状態が良くても勝ち負けできる馬なのかはわかりませんが、このように状態が悪く能力を出し切れない、或いは出走できないというのは、消化不良になりますね。

 しかし、それも全て自分の見る目がないと猛省しています。

これ以降は8月10日に作成

●8月14日に帰厩する予定

 本日(8月10日)更新されましたクラブ公式HPローザグランデの近況報告では、我らが愛馬ローザグランデは8月14日に栗東トレセンに帰厩する予定だそうです。

 以下は8月10日に更新されましたクラブ公式HPのローザグランデの近況報告です。


14日に栗東トレセンへ帰厩する予定です。坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「今週末に帰厩予定が立ったので、今朝は坂路で併せて15−15をしっかりと行いました。これまでもハロン15秒に近い調教をコンスタントに行ってきていますが、グリーンウッドのレベルの調教では併せでビシッとやっても歩様に気になる点はありません。大きな負荷がかかるトレセンでの追い切りでどこまで耐えられるかですが、レースに向けて速い調教を消化できる下地は整っています」(GW担当者)


 グリーンウッドの担当者もおっしゃっているように、外厩とトレセンでは調教の負荷が違います。果たしてローザグランデはトレセンの調教に耐えて2戦目を迎えることができるのでしょうか。まだ正直、2戦目は半信半疑です。

これ以降は8月18日に作成

●次走は8月29日 小倉7R 芝1800mを高倉稜騎手で

 8月18日に更新されましたクラブ公式HPローザグランデの近況報告によりますと、我らが愛馬ローザグランデの次走は8月29日 小倉7R 3歳未勝利 芝1800mを高倉稜騎手でということです。

 橋口弘次郎調教師は18日の調教の動きから勝ち負けと大きな事を言っておられますが、前走は若さばかりが目立ち競馬になりませんでした。

 更にトモの状態も満足できる状態になく、相当な能力がないと勝ち負けまではできないでしょう。悔しいですが、二桁人気が妥当と思われます。

 前走18着からの優勝といえば先週北九州記念を勝ったメリッサですが、常識的には・・・。

 それでも出身地での橋口弘次郎師の活躍ぶりは凄まじいものがあるので、そこに期待します。

これ以降は8月25日に作成

●追い切り情報(8月25日更新)

前走前 5月12日 栗東坂路 重馬場 強めに追う
1回
高倉稜
4F 53.5
3F 40.0
2F 27.3
1F 13.8
エーラゴーデオ(3歳未勝利)一杯に1.3秒先着



7月11日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.7
3F 45.4
2F 30.2
1F 15.1


7月15日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
6F 85.6
5F 67.8
4F 53.2
3F 40.0
1F 13.4[8]
ウインドプレンティ(3歳未勝利)馬なりの外同入


8月15日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
助手
1回
4F 61.7
3F 45.5
2F 30.1
1F 14.9


8月18日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
助手
1回
4F 54.9
3F 39.5
2F 25.9
1F 13.0
ツルマルワンピース(2歳未勝利)強めに0.3秒遅れ


8月22日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
助手
1回
4F 54.1
3F 39.8
2F 26.6
1F 13.5
ノットアローン(古馬1600万)馬なりを0.5秒先行同入


8月25日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
助手
1回
4F 53.6
3F 39.9
2F 26.5
1F 13.3
ダンスラナキラ(2歳新馬)一杯を0.2秒追走0.7秒先着

 7月11日、実際は15−15を切っていないので、時計として計時しない程度の追い切りですが、日曜日に15−15程度で追い切られました。
 帰厩日から考えて日曜日のレースには出馬できますがどうでしょうか。水曜日か木曜日に強く追い切って出走ということもあるかも知れません。

 7月15日、15−15強程度で追い切られました。今週は出走しませんのでこれで十分ですね。日曜日と来週水曜日あたりに強く追い切るのではないでしょうか。前走前もいい動きを見せていましたから、本番もまともに走ればと思います。

 8月15日、クラブ公式HPでの帰厩発表はありませんでしたが、15日にトレセンで追い切られています。予定通り14日に帰厩したのでしょうね。
 15−15程度ですが、問題はここからです。速い追い切りに耐えて出走できるのか、或いは耐えられずにそのまま引退してしまうのか。

 8月18日、13−13程度の速いところを乗られました。橋口弘次郎師は勝ち負けできるレベルの動きだったとおっしゃっていますが、2歳未勝利馬相手に遅れをとり、とてもいいとは思えません。

 8月22日、準オープンのノットアローンに胸を借りて追い切られました。こういう能力の高い馬と一緒に走ると学ぶことは多いので能力向上が期待できます。なので、その厩舎に1頭大将格の活躍馬がいれば、その厩舎全体の底上げとなり、成績は向上する場合が多いです。

 8月25日、2歳新馬と併せられましたがなかなかの動きです。同日更新されましたクラブ公式HPローザグランデの近況報告で橋口弘次郎調教師はつぎのように述べられています。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。相手はデビュー前の2歳馬ですが、追いかける形でスタートして楽に大差先着と動きは良かったですね。時計も強め程度ながら十分出ていますし、休養前と比べて馬体がかなりしっかりしてきた印象はあります。大型馬で緩さがあるので、本格化するのに時間がかかっているのでしょう。厳しい時期になってきてはいますが、良化したところをお見せしたいですね」
 ということで、本格化は引退後のようですが橋口弘次郎調教師のコメントを信じて期待しましょう。私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。正直、動きはひと息ですが、全体の調教量や内容を評価します。未勝利戦末期の厳しい時期ですが、慌てて中途半端な状態で出走させずに、じっくりとここまで我慢したことが良と出ると思います。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 8月29日 小倉7R 3歳未勝利 芝1800m 全20頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アインファルケ 鷹野宏史  8/14 未勝利 小倉芝1800 14 14 14 15 12
エーケーコンコルド 国分恭介  8/01 未勝利 小倉芝2000 17 10
エリモヴィクトリー 川田将雅  7/31 未勝利 小倉芝1200 12
カレンパッキャオ 川田将雅  7/03 未勝利 阪神芝2000 11
シエラネヴァダ 福永祐一  8/01 未勝利 小倉芝2000
12 タッチマイハート 幸英明  8/07 未勝利 小倉芝2000 10
ダイシンボーイ 川田将雅  5/29 未勝利 京都ダ1800 14 12 10
ダノンゲットウィン 福永祐一  8/14 未勝利 小倉芝1800 12
デュランダルシチー 田中健  8/15 未勝利 小倉芝1200 17 17 13
トーワランマル 国分恭介  7/31 未勝利 小倉芝1800 14 13 11 10
ドントキリシマ 川島信二  8/14 未勝利 小倉芝1800 15 11 12 10
パワーオブゴールド 太宰啓介  8/08 未勝利 小倉芝1800 12 10 10 10
ブラウンビリオン 高倉稜  8/14 未勝利 小倉芝1800 13 10 12 14
ポールラッシュ 福永祐一  8/15 未勝利 小倉芝1200 12 14 12 15
ポリッシュアップ 福永祐一  8/14 未勝利 小倉芝1200 11
マイネルタイクーン 和田竜二  8/14 未勝利 小倉芝1800
マルサンアイドル 松山弘平  8/14 未勝利 小倉ダ1000 13 12
マルティニーク 浜中俊  7/03 未勝利 阪神芝1600 13 11
12 メイショウオルフェ 難波剛健  8/07 未勝利 小倉芝1200 12
ローザグランデ 高倉稜  5/16 未勝利 京都芝1600 18 B+

」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 空白は抽選対象

出走間隔の長いローザグランデは確実に出走できます。

●小倉芝1800mコース解説

 スタート地点は正面スタンド前の直線真ん中よりやや右。最初の1コーナーまでの距離は272m。
 芝1700mほどスタートから激しく前で競ることはなく、ミドルペースか前半スローペースの上がり勝負になることが多い。そのため、逃げ馬もかなり頑張れる。特に開催前半の芝状態が良好な時は、逃げ、先行馬から入るのが絶対。小倉大賞典や北九州記念といった重賞レースでも逃げ馬の活躍が目立っており、このコースの特徴を良く表している。
 一貫して淀みない流れになる場合は、距離が少し長いマイラータイプの馬でも対応しやすくなる。
 枠順は馬場状態がフラットの際には確実に内枠が有利。先行馬なら最初にコーナーに飛び込みやすいし、差し馬でもインで末脚を溜められる。ただし、内の馬場が悪化してくると中枠から外枠が有利になる
 このコースも馬場、展開によるところが大きく、全般的に波乱傾向。
有利な枠順 馬場フラットならば内枠
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント 枠順、馬場状態
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、トニービン、コマンダーインチーフ
連対騎手ベスト 安藤勝己、武豊、池添謙一、福永祐一、小牧太、熊沢重文
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分51秒2 1分53秒5 1分54秒3
2歳未勝利 1分50秒2 1分49秒4
2歳500万 1分50秒4
3歳新馬 1分51秒5 1分52秒6
3歳未勝利 1分49秒3 1分50秒4 1分51秒1 1分50秒9
3歳500万 1分49秒9 1分50秒4 1分52秒8
古馬500万 1分48秒7 1分49秒6 1分52秒1 1分50秒8
古馬1000万 1分48秒0 1分50秒0 1分51秒7
古馬1600万 1分47秒3 1分51秒4
古馬オープン 1分47秒0 1分48秒8 1分49秒8

これ以降は8月26日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 8月29日 小倉7R 3歳未勝利 芝1800m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ウインドプレンティ 中村将之  8/08 未勝利 小倉ダ1000 11 17 11
エーケーコンコルド 北村友一  8/01 未勝利 小倉芝2000 17 10
エリモヴィクトリー 川田将雅  7/31 未勝利 小倉芝1200 12
カレンパッキャオ 藤岡康太  7/03 未勝利 阪神芝2000 11
コウガ 鈴来直人  8/07 未勝利 小倉ダ1700 10 15 11 11
シエラネヴァダ 福永祐一  8/01 未勝利 小倉芝2000
タッチマイハート 酒井学  8/07 未勝利 小倉芝2000 10
ダイシンボーイ 鮫島良太  5/29 未勝利 京都ダ1800 14 12 10
ダノンゲットウィン 佐藤哲三  8/14 未勝利 小倉芝1800 12
トーワランマル 松田大作  7/31 未勝利 小倉芝1800 14 13 11 10
ドントキリシマ 小牧太  8/14 未勝利 小倉芝1800 15 11 12 10
マイネルタイクーン 浜中俊  8/14 未勝利 小倉芝1800
ミルエンズパーク 松山弘平 初出走
メイショウオルフェ 太宰啓介  8/07 未勝利 小倉芝1200 12
ローザグランデ 高倉稜  5/16 未勝利 京都芝1600 18 B+
ワンダーストラ 渡辺薫彦  5/23 未勝利 京都ダ1800 12 12

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●騎手は前走に引き続き期待の新人・高倉稜騎手

 高倉稜騎手(崎山博樹厩舎所属)は今年3月6日にデビューした新人騎手でここまで19勝と新人としてはハイペースで勝ち星を上げられています。

 競馬学校在籍時に成績優秀者に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞。

 それらのことから今週も土曜日は8鞍、日曜日は10鞍の騎乗予定があり、新人賞の最有力候補です。

 2010年デビューの新人騎手6人の8月26日までの騎乗成績は以下のとおりです。

高倉稜  19勝
川須栄彦 6勝
西村太一 3勝
平野優  2勝
水口優也 1勝
菅原隆一 0勝

 この数字からも高倉稜騎手が乗れている騎手であることがわかります。減量3キロの今の内に騎乗してもらえるのはかなりお得なのではないでしょうか。

 橋口弘次郎調教師も高倉稜騎手について「鞍上は減量で思い切った騎乗ぶりが目立っている」と高い評価をされています。


 私ほっさん愛馬では二桁着順ばかりですが、これはどちらも馬自体に問題があり、どの騎手が乗っても結果は大きく変わらなかったでしょうから、高倉稜騎手の信用に変化はありません。むしろ期待しています。
 ほっさん愛馬での成績

 2010年 5月16日 ローザグランデ 京都芝1600m 18着/7番人気
 2010年 6月19日 エンパイアシチー 阪神ダート1200m 12着/15番人気

これ以降は8月30日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「ヒモ穴注」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬
タッチマイハート
トーワランマル
シエラネヴァダ
メイショウオルフェ
ドントキリシマ
カレンパッキャオ
ミルエンズパーク △△
エーケーコンコルド
ローザグランデ
ダノンゲットウィン
マイネルタイクーン △△ △△
二重△は△△で処理
あとは無印


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ローザグランデ 42 42

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

ローザグランデ(18着)

 「なかなか息の入りにくい流れでしたし、初戦としては厳しい展開になってしまいました。気性もまだ幼くて、まわりに気をつかっているような感じでした。使いつつレース慣れしてくれば良くなってくると思います」(高倉稜倉騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「装鞍所ではおとなしかったのですが、パドックでは落ち着きがなくて馬っ気を出すなど、いかにも初戦といった雰囲気でしたね。見た目は思っていたほど太くなかったですが、まだ体に余裕があるのは間違いないし、追ってからの反応がもうひとつだったのはそのあたりの影響もあったでしょう。まだ腰に甘さが残りますが、大きな反動がないようなら徐々に攻めていきたいですね」(橋口弘次郎調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

ローザグランデ

 「休養前よりも馬はしっかりとしてきたが、それでもいきなり勝ち負けとなるとどうかな。」(橋口弘次郎調教師・デイリー馬三郎)

●レース 

 ローザグランデはスタート後に少し左に寄れますが、すぐに立ち直り前から7番手の好位につけます。楽に追走し、これなら!?と思うのですが、3コーナー手前でペースが上がるともうついていけなくなり、鞍上・高倉稜騎手の手が激しく動きます。万事休す。

 そのまま一気に後退し勝ち馬から4秒も離された15着で入線。トモの弱さを露呈しました。

●時計の評価

 ローザグランデは勝ち馬から4秒も離されており、時計を論ずる必要はないでしょう。とても未勝利戦を勝ち上がれる時計や内容ではありません。

●レース後の騎手・調教師のコメント

ローザグランデ(15着)

 「初戦と違って、スタートは五分に出てくれたし、道中はずっと手ごたえ良く追走できたのですが、勝負どころでペースが上がったらついていけなくなってしまいました。追い出してから踏ん張れないのはやはり腰が甘いせいかもしれません。パンとしてくれば良くなると思うのですが…」(高倉稜騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「放牧明けからは順調に攻め馬を消化できましたし、トモの踏み込みも良くなっていたので、変わり身を期待していたのですが、最後は脚が上がってしまいました。やはり腰の緩さは相当時間をかけないと解消されないようで、現状はかなり厳しいと言わざるを得ません。一度トレセンに戻して馬体チェックをしてからどうするか検討します」(橋口弘次郎調教師・キャロットクラブ公式HP)

●今後の展望

 もともと中途半端な状態での帰厩は明白で期待は薄かったですが、案の定のレースになりました。ここから未勝利戦終了までの約1か月以内に立て直すことは困難で、引退は確実です。

●最後に

 安価で2、3勝する馬を探し続けていた私ほっさんが、一度だけクラシックを夢見て高額ながら無理をして購入したローザグランデ。馬体の良さと血統に惹かれて購入しましたが、競走馬にとってかなり重要な部分であるトモが弱く、全くいいところがありませんでした。

 これは私の見る目のなさが招いた結果で自業自得です。やはり私はクラシックを走れるような超一流馬を見抜く力はないと自分でも思います。また、トモの弱い馬を見抜く力もありません。

 もちろん、この失敗を反省し、さらに馬体の勉強、そして失敗した馬の馬体を見直して相馬を鍛えたいと思います。いい勉強になりました。

 結果論ですが、この馬を購入してすぐに有馬記念で馬券に大勝し、一気に購入資金を取り返しましたので、1口馬主生活には今回の引退は影響がありませんが、そろそろ馬券大勝による競走馬購入資金も底をつきかけていますので、ローザグランデの割引証書約40000円の存在は嬉しいものです。まだ引退が正式に決まったわけではありませんので不謹慎かも知れませんが。

これ以降は8月31日に作成

●8月31日に引退発表

 2010年8月31日に発表されましたクラブ公式HPローザグランデの近況報告でローザグランデの引退が発表になりました。以下は近況報告の内容です。


「この中間は歩様がだいぶしっかりしてきたのを感じていたので、前半うまく中団を追走していたのを見て期待したのですが、最後は踏ん張りきれませんでした。やはり、調教とレースとでは負担が違うのでしょう。時間をかければ良くなってくるのでしょうが、残された期間を考えるとこれ以上の前進を見込むのは厳しいと言わざるを得ません。トモや腰が緩く、デビューが遅れてしまったこともあって、じっくり良化を待ってあげられなかったのは残念です。血統的に期待が大きい馬だっただけに私自身も悔しいですし、会員の皆様にも申し訳ないと思っています」(橋口師)この中間はグリーンウッドで立て直しを図ったことが功を奏し、調教では休養前よりもいい動きを示していましたが、レースに直結しませんでした。トモや腰の緩さが残る状態で短期間での大幅な変わり身は見込みづらい現状を踏まえ、橋口弘次郎調教師と協議を行った結果、現役続行を断念し、9月1日に中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご了承賜りますようお願いいたします。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。


 しかし、追い切りでもいい動きではなかったですよね。すでに諦めていたので驚きも何もありません。結果はどうであれ、夢の薔薇一族と橋口弘次郎厩舎預託馬を手に入れたことは喜びでしたし、一生思い出に残る1頭です。

 ただ、この1件で私が安価な2、3勝馬狙いの基本に戻るのは確実でしょう。

 夢をありがとう、ローザグランデ。

最後までご愛読ありがとうございました

これを持ちまして、2008年12月15日から追いかけ続けた愛馬ローザグランデの特集は終了させていただきます。

2010年7月9日作成 12日、15日、21日、8月10日、15日、18日、25日、26日、30日、31日加筆 
ローザグランデの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2010年 5月16日 デビュー戦 3歳未勝利 京都芝1600m (18着/7番人気)

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