前走前 7月16日 函館W 重馬場 一杯
助手
5F 67.4
4F 52.6
3F 38.6
1F 12.4[9]
7月29日 函館W 良馬場 馬なり余力
助手
5F 68.4
4F 53.8
3F 39.9
1F 12.6[8]
7月29日、追い切りの動きは前走前と同じくらい良く、力を出せる状態です。しかし、想定メンバーを見ての出走になりますので、前走前のように強くは追ってなく、馬なりでの調整です。その分だけ評価を落として、私ほっさんの追い切り評価は「B−」とします。
スタート地点は正面スタンド前の4コーナー奥のポケット。スタンド前の直線をフルに使いコースを一周する。競馬場全体をフルに使う癖がないコースで、最初の1コーナーまでの距離も約380mある。
枠の優劣はほぼフラットだが、多頭数になった場合の大外枠はガクッと成績が落ちるので注意。
このコースも2コーナー過ぎまでの前半の位置取りは大きなポイント。芝1800mほどではないが、逃げ・先行馬が有利だからだ。逃げ馬の連対率は20パーセント弱ある。
ここでも函館に比べて芝の状態が良好であるということが大きい。逃げ・先行馬がまとめて消えるシーンは少ない。差し・追い込み馬は、小回りのカーブをマクリながら進出できる器用さが要求される。また、脚質に限らず洋芝適性は必須。これは血統面によるところも大きいが、上がりがかかる馬場への対応が求められる。
有利な枠順 多頭数の大外枠のみ不利 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 脚質、洋芝適性 種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン 連対騎手ベスト 武豊、田中勝春、藤田伸二、四位洋文、横山典弘 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 3歳未勝利 2分03秒9 2分04秒7 古馬500万 2分02秒8 2分05秒1 2分05秒5 古馬1000万 2分02秒7 2分03秒0 2分04秒9 古馬オープン 2分00秒4 2分01秒6
馬名 | 前走騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13 | ウキフネ | 荻野琢真 | 7/05 未勝利 | 札幌ダ1700 | 12 | 13 | |||||
優 | キャッツテイル | 国分優作 | 7/19 未勝利 | 札幌芝2000 | 3 | 11 | 5 | 5 | 6 | 9 | |
13 | キリエ | 田中博康 | 7/05 未勝利 | 札幌芝2000 | 11 | 9 | 17 | 13 | 4 | 4 | |
17 | キリシマノホシ | 荻野琢真 | 7/11 未勝利 | 札幌芝2000 | 8 | 14 | 9 | 8 | 13 | 13 | |
13 | サイタ | 宮崎北斗 | 7/05 未勝利 | 札幌芝2000 | 9 | 13 | 交 | 交 | 交 | 止 | |
9 | サクラキングオー | 安藤勝己 | 5/30 未勝利 | 札幌芝2500 | 2 | 1 | 2 | 5 | 2 | ||
優 | シャンパンブランチ | 横山典弘 | 7/25 未勝利 | 札幌芝2000 | 5 | 7 | 5 | 11 | |||
13 | スマートカンパニー | 菊沢隆徳 | 7/05 未勝利 | 札幌芝2000 | 6 | 7 | 5 | 11 | 9 | 9 | |
8 | セトウチダイヤ | 宮崎北斗 | 5/24 未勝利 | 新潟芝1800 | 13 | 5 | 2 | 13 | 15 | 7 | |
7 | タッチアス | 赤木高太郎 | 3/15 未勝利 | 中京芝2000 | 15 | 16 | 11 | ||||
優 | チューベローズ | 横山典弘 | 7/11 未勝利 | 札幌芝2000 | 3 | 3 | 2 | 7 | 4 | 5 | |
12 | トロピカルキング | 福永祐一 | 6/28 未勝利 | 阪神芝1800 | 15 | 9 | |||||
10 | バイタルシチー | 伊藤工真 | 6/06 未勝利 | 東京芝1800 | 8 | 5 | 4 | 3 | 13 | 7 | |
10 | ヒカリアライブ | 秋山真一郎 | 6/07 未勝利 | 中京芝1800 | 12 | 4 | 3 | 5 | 8 | ||
優 | ホワイトライクミー | 芹沢純一 | 7/19 未勝利 | 札幌芝2000 | 5 | 4 | 7 | 11 | 3 | 13 | |
優 | ボニータシチー | 柴原央明 | 7/19 未勝利 | 札幌芝2000 | 4 | 3 | 3 | 交 | 交 | 10 | B− |
17 | マヤコマリ | 川島信二 | 7/12 未勝利 | 札幌芝1200 | 13 | 14 | 17 | 15 | 13 | 7 | |
17 | マルタカクリスタル | 中舘英二 | 7/11 未勝利 | 札幌芝2000 | 12 | 11 | |||||
優 | メジロテンダー | 吉田豊 | 7/18 未勝利 | 新潟芝2000 | 4 | 8 | 11 | 14 | 4 | 9 | |
20 | ロードブラン | 秋山真一郎 | 7/19 未勝利 | 札幌芝2000 | 7 | 13 | 15 | 11 | 5 |
表中左端の「優」は前4節以内の優先出走権のある馬 数字は優先出走順位
ボニータシチーは前4節以内の優先出走権があるため希望すれば出走は確実ですが、如何せん安藤勝己騎手のサクラキングオーと横山典弘騎手の良血(母はオークス2着馬チューニー)チューベローズが強そうですねぇ。順当なら3、4着といったところでしょうか。勝たなければ意味がありませんし・・・。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優 | キャッツテイル | 国分優作 | 7/19 未勝利 | 札幌芝2000 | 3 | 11 | 5 | 5 | 6 | 9 | |
13 | キリエ | 田中博康 | 7/05 未勝利 | 札幌芝2000 | 11 | 9 | 17 | 13 | 4 | 4 | |
13 | サイタ | 小原義之 | 7/05 未勝利 | 札幌芝2000 | 9 | 13 | 交 | 交 | 交 | 止 | |
9 | サクラキングオー | 安藤勝己 | 5/30 未勝利 | 札幌芝2500 | 2 | 1 | 2 | 5 | 2 | ||
優 | シャンパンブランチ | 横山典弘 | 7/25 未勝利 | 札幌芝2000 | 5 | 7 | 5 | 11 | |||
13 | スマートカンパニー | 三浦皇成 | 7/05 未勝利 | 札幌芝2000 | 6 | 7 | 5 | 11 | 9 | 9 | |
8 | セトウチダイヤ | 宮崎北斗 | 5/24 未勝利 | 新潟芝1800 | 13 | 5 | 2 | 13 | 15 | 7 | |
7 | タッチアス | 小野寺祐太 | 3/15 未勝利 | 中京芝2000 | 15 | 16 | 11 | ||||
優 | チューベローズ | 四位洋文 | 7/11 未勝利 | 札幌芝2000 | 3 | 3 | 2 | 7 | 4 | 5 | |
12 | トロピカルキング | 岩田康誠 | 6/28 未勝利 | 阪神芝1800 | 15 | 9 | |||||
10 | バイタルシチー | 丸田恭介 | 6/06 未勝利 | 東京芝1800 | 8 | 5 | 4 | 3 | 13 | 7 | |
10 | ヒカリアライブ | 秋山真一郎 | 6/07 未勝利 | 中京芝1800 | 12 | 4 | 3 | 5 | 8 | ||
優 | ホワイトライクミー | 芹沢純一 | 7/19 未勝利 | 札幌芝2000 | 5 | 4 | 7 | 11 | 3 | 13 | |
優 | ボニータシチー | 藤田伸二 | 7/19 未勝利 | 札幌芝2000 | 4 | 3 | 3 | 交 | 交 | 10 | B− |
増 | マラード | 武幸四郎 | 7/04 未勝利 | 札幌ダ1700 | 7 | 6 | 3 | 10 | 7 | 5 | |
優 | メジロテンダー | 中舘英二 | 7/18 未勝利 | 新潟芝2000 | 4 | 8 | 11 | 14 | 4 | 9 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。
馬名 | 追い切り日 | コースと 馬場状態 |
強さ | 騎乗者 | 追い切り時計 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
キャッツテイル | 7月29日 | 札幌ダ良 | 強め | 助手 | 4F56.4−12.5 | B− |
キリエ | 7月29日 | 函館W良 | G強め | 北村浩平 | 4F57.7−13.5 | C |
サイタ | 7月29日 | 札幌ダ良 | 一杯 | 小原義之 | 6F83.9−13.1 | C |
サクラキングオー | 7月29日 | 函館W良 | 強め | 助手 | 5F68.6−12.9 | C |
シャンパンブランチ | 連闘の為、中間軽め | |||||
スマートカンパニー | 7月29日 | 札幌ダ良 | 馬なり | 助手 | 5F69.2−12.4 | B− |
セトウチダイヤ | 7月29日 | 札幌ダ良 | 馬なり | 宮崎北斗 | 5F69.2−12.6 | B− |
タッチアス | 7月29日 | |||||
チューベローズ | 7月29日 | 札幌ダ良 | 馬なり | 津村明秀 | 6F84.6−12.3 | B+ |
トロピカルキング | 7月29日 | 函館W良 | 強め | 西原玲奈 | 5F65.9−12.6 | B+ |
バイタルシチー | 7月29日 | 函館W良 | 強め | 助手 | 5F67.0−13.2 | C |
ヒカリアライブ | 7月29日 | |||||
ホワイトライクミー | 7月29日 | 函館ダ良 | 馬なり | 助手 | 5F72.3−13.2 | C |
ボニータシチー | 7月29日 | 函館W良 | 馬なり | 助手 | 5F68.4−12.6 | B− |
マラード | 7月29日 | |||||
メジロテンダー | 7月29日 |
キャッツテイル
前走はボニータシチーと同じレースで1つ先着の3着。しかし、ボニータシチーは直線で前が狭まる不利を受けており、それがなければ逆転は必至。
追い切りは強く追えているのは良いが、短いのが一本で、馬体の細化が懸念される。
キリエ
母チャペルコンサートは現役時代オークスGT2着馬。その母に父ブライアンズタイムということで高額そうだが、3歳になってからは芝の中距離で大敗続き。ここもメンバーが揃っており、出番はなさそう。
追い切りもジョッキー騎乗なのに全然終いが伸びていない。
サイタ
前走は上記キャッツテイルに完敗。内容からも逆転は不可能。追い切りも平凡な動き。
サクラキングオー
デビューから4戦2着3回の超安定勢力。しかも前走ハナ差まで迫ったディバインフレイムはその後昇級戦圧勝。文句なく本命級。
追い切りは格上とはいえ相手に大きく先着を許しており、時計も平凡。
シャンパンブランチ
藤沢和雄厩舎プラス横山典弘騎手と来れば、それだけで凄い馬なのがわかる。前走はこのコースで5着も時計は悪くなく、当然人気の中心。
スマートカンパニー
今回抽選対象だったが、見事に抽選突破。鞍上を三浦皇成騎手に強化してどこまでやれるのか。ギリギリ掲示板候補。追い切りは軽いが動きは良好。
セトウチダイヤ
1800mでは2着の良績があるものの、2000mでは距離不安。父はタイキシャトルで本質はマイラー。
追い切りは悪くないが。
タッチアス
初戦は武豊騎手をもってして5番人気の11着。2走目の前走は一気に16番人気。着も15着で一変までは・・・。
チューベローズ
母はオークスGT2着馬のチューニー。札幌芝2000mは前走3着、前々走2着と超安定。洋芝は合う。能力的には2着争い。
追い切りもジョッキー騎乗とはいえ良い動き。
トロピカルキング
松田国英厩舎に金子真人オーナーに岩田康誠騎手と来れば圧勝しそうだが、初戦の前走は福永祐一騎手を配し15着大敗。メンバーの揃ったここも厳しくて。
しかし、追い切り本数は十分で、動きもかなり良い動き。
バイタルシチー
新馬戦1番人気馬もついにここまで未勝利。良績はマイルに集中し、ここは距離が長そう。
追い切りも冴えない動き。
ヒカリアライブ
良い時と悪い時の差がはっきりしている馬。前走は大敗だが、果たして・・・。
ボニータシチー
デビュー時は華奢で迫力がなかったが、日に日に成長し、今では未勝利戦では能力上位。洋芝適性は十分で、前走は直線で前が詰る不利がなければ勝っていた。
今回鞍上を一気に強化して、狙うは優勝ただひとつ。
その鞍上は、私ほっさんがファンで著書も購入してしまう漢・藤田伸二騎手。今年もここまで66勝と昨年を上回る勝ち星を上げており、今まさに円熟期。夏の北海道と言えば、彼が不動の中心。さあ、きっちり決めて貰いましょう。
しかし、田中章博師が藤田伸二騎手に依頼するとは意外。
ホワイトライクミー
前走は会心の競馬で4着のボニータシチーからコンマ2秒離された5着。不利のあったボニータシチーとの差は埋まるわけもなく。
追い切りも平凡。
マラード
唯一出馬想定表に載っていなかった馬。どちらかと言えばダートの方が合っている気が。
メジロテンダー
前走は新潟芝2000mで好内容の4着。しかし、洋芝は未知数。
サクラキングオー
チューベローズ
ボニータシチー
シャンパンブランチ、キャッツテイル、トロピカルキング
やはり昨日書きましたように、上位2頭は強そうです。チューベローズにも、ボニータシチーは一度戦って敗れています。しかし、上位2騎とは、そんなに差はないと思います。
競馬ブック
短評は「先行警戒」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 高柳利 井尻恵 小原靖 サイタ △△ シャンパンブランチ △ △ ホワイトライクミー ◎ △ ボニータシチー ○ △ △△ トロピカルキング △ ◎ バイタルシチー ヒカリアライブ △ ▲ チューベローズ △ ◎ ○ サクラキングオー ▲ ▲ メジロテンダー △△ ○ スマートカンパニー △ △
あとは無印
予想オッズ
以下18倍以上省略
馬名 予想オッズ サクラキングオー 3.4 ボニータシチー 4.5 シャンパンブランチ 6.1 チューベローズ 6.2 トロピカルアライブ 9.6 ホワイトライクミー 12.4 メジロテンダー 12.4
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 ボニータシチー 69 34 64 69
デイリー馬三郎
予想印
◎ チューベローズ
○ サクラキングオー
▲ ボニータシチー
以下省略
ボニータシチー(4着)
「最後に前が詰ってしまいました。あれがなければ勝っていたかも知れませんよ。芝は2度目でしたが、ダートよりも明らかにいいですね。」(柴原央明騎手・競馬ブック)
「8キロ増で馬体フックラ。好位のインで脚をタメる。突き抜けそうな手応えだったが、直線では前の馬が内へモタれてきて追いづらそうな場面。スムーズならば、というレースぶり。」(競馬ブック)
ボニータシチー
「栗東時よりカイ食いが良く、輸送を挟んだ前走でも馬体増。もう崩れることはないよ。」(岩田助手・デイリー馬三郎)
バイタルシチー
「まじめにハミを取らない面はあるけじ、追えば渋太く伸びてくれる。もっとやれていい。」(堤助手・デイリー馬三郎)
サクラキングオー
「多少は余裕残しの仕上げだけど、今の未勝利なら力上位は明らか。当然、勝ち負けを期待。」(岡田稲男調教師・デイリー馬三郎)
スタートはさすが藤田伸二騎手。いいスタートで無理に前に行かずに6番手付近の中団を追走します。ここまでほとんど脚を使っていませんでしたので、思わず勝ちを意識しました。
しかし、3コーナーの勝負どころで思ったほどついて行けず、そのことで、4コーナーで前に壁ができてしまいます。
少し外に出して追い出すも、外の馬ほど伸びず、じりじりと伸びて流れ込み7着。最後の直線は外の伸びが良く、内は馬場が傷んでいる感じでした。結局、勝ったシチー軍団のバイタルシチーは道中は後方追走。直線一気で差し切り勝ち。ボニータシチーは人気を背負っていることが裏目に出た7着でした。
今回のボニータシチーの走破時計2分02秒6良馬場は、札幌芝2000mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが2分03秒9良馬場、このレースの競馬ブック誌の予想勝ちタイムが ということから考えても、素晴らしい時計で、やはり事前の予想通り、良血揃いの好メンバーが揃った一戦でした。
さらに言えば、翌日の古馬500万戦の勝ち馬イイデエースの時計は2分03秒1良馬場で、ボニータシチーよりも遅い時計です。やはり、事前の予想通り、相手が揃い過ぎた感じです。
バイタルシチー(1着)
「中団から行こうと思ったんですが、行き脚がつかず、後方からの追走になりました。馬はしっかり伸びてくれましたが、直線で内にモタれてしまい、他馬に迷惑をかけてしまいました。」(丸田恭介騎手・競馬ブック)
サクラキングオー(4着)
「ゲートは遅かったが、ある程度の位置は確保して行った。結果論だが、もう少し後方からでも良かったかな。今日は久々で動きが重く反応もなかった分、外を回ることになってしまったけど、次はもっと走れると思うよ。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)
ボニータシチー(7着)
「チグハグになり、スムーズさを欠く競馬だった。未勝利はすぐにでも勝てると思うけど、今日は残念な結果に終わってしまった。馬には申し訳ないことをしたよ。」(藤田伸二騎手・競馬ブック)
ボニータシチー(7着)
「道中で2度ほど接触するところがあったが、今日は3〜4角の反応ももうひとつだった。」(競馬ブック)
今回は7着と言っても、先に書きましたように、時計も悪くなく、能力は間違いないです。しかし、優先出走権を失ったことで、あと2鞍しかない札幌芝2000m戦への出走は絶望的になりました。いや、ダート戦で優先出走権さえ取れれば、最終戦には間に合うかもしれません。しかし、ダートではどうかと言われると、芝よりはイマイチでしょう。
私は能力的に北海道の500万クラスは通用すると思うので、未勝利戦が終了しても登録して欲しいと思いますし、ダートもそれなりには走れますので、再ファンドでもいいから現役を続けて欲しいと思います。
最後になりましたが、優勝したバイタルシチーの保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。私の愛馬ボニータシチーは敗れましたが、同じシチー軍団の馬が勝ってくれたことで、少しは救われた気がします。
しかし、愛馬ボニータシチーは未勝利末期のこの時期に2戦連続最後に前が詰り、まさかまさかの7着で優先出走権を逃す。しかも得意の札幌芝2000mの3歳未勝利戦はあと2戦のみでもう出走は絶望と、非常に危険な状態に陥ってしまいました。
今回、勝った場合でもあまり多くを語らない藤田伸二騎手が素直に騎乗ミスを認められています。しかし、これは、レース前に当サイトの独り言のコーナーで書きましたように、
ただ、藤田伸二騎手と言えば先行して脅威の粘り込みが得意。
ボニータシチーはどちらかというと中団タイプで、どのような戦法で戦うのかも見どころです。
という状況の中、結果的に、藤田伸二騎手は自分が最も得意とする方法でボニータシチーを誘導しましたが、それが合わなかったようです。断トツの1番人気馬で4着だった安藤勝己騎手ですら、同じようなコメントをされています。
「ゲートは遅かったが、ある程度の位置は確保して行った。結果論だが、もう少し後方からでも良かったかな。今日は久々で動きが重く反応もなかった分、外を回ることになってしまったけど、次はもっと走れると思うよ。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)
サクラキングオーとボニータシチーは人気を背負っている分(それぞれ1番人気と2番人気)、牽制し合い、不利を受け辛い前々の同じポジションでレースを進めましたが、終わってみれば差し馬の競馬で、共に馬券圏内すら入れませんでした。
しかし、私は道中の映像を見ている限り安藤勝己騎手も藤田伸二騎手も絶好のポジションでさすがの手腕だったと思っています。
常識的には、小回りの多頭数です。行けるのなら前に行くべきで、後方待機で直線出るところがないような競馬の方が悔いが残ります。ましてや、1番人気や2番人気でそんな一発勝負のようなことはできないでしょう。
結果だけを見ると、確かに今日の藤田伸二騎手の乗り方は、前走の柴原央明騎手よりも劣るように見えますが、私はレース映像を見て、非常に満足しています。
リベンジしてくれる気があるのなら、次走も藤田伸二騎手に乗って欲しいと思うほどです。
大好きな藤田伸二贔屓と言われても否定しませんが、本当に競馬というのは蓋を開けてみないとわかりませんし、それが競馬の面白さです。
とにかく、ボニータシチーは代替馬ですが、凄く思い入れのある馬で、なんとか勝ち上がって、長く走って欲しいと思う馬です。次走はまず抽選との戦いですが、熱く応援したいと思います。
がんばれボニータシチー!!
2009年 7月19日 第8戦 3歳未勝利 札幌芝2000m (4着/3番人気)
2009年 6月27日 第7戦 3歳未勝利 札幌芝2000m 牝馬限定戦 (3着/10番人気)
2009年 6月 3日 第6戦 JRA指定交流 神鍋山特別 姫路ダ1400m (2着/4番人気) 写真多数付き 現地観戦レポ
2009年 4月 8日 第5戦 JRA指定交流 山桜賞 笠松ダ1400m (5着/1番人気)
2009年 2月22日 第4戦 3歳未勝利 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (10着/10番人気)
2009年 1月21日 第3戦 JRA指定交流 若菜賞 笠松ダ1400m (2着/2番人気)
2008年12月21日 第2戦 2歳未勝利 阪神ダ1400m (9着/10番人気) 写真多数付き 現地報告レポ
2008年10月26日 デビュー戦 2歳新馬 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (8着/5番人気) 写真多数付き 現地報告レポ