緊急企画!

タキオンシチーとスカイハイシチー

パドック写真掲載!

2007年1月7日作成

●この特集を立ち上げるに当たって 

 今回はたまたま愛馬チャーミングシチーの福寿草特別出走を応援する為に、京都競馬場に乗り込んだ私ですが、その約1時間前に皆さん期待の愛馬が2頭同時に出走するではありませんか。

 特にスカイハイシチーは当サイトの意見交換コーナーでも気にかけていらっしゃる方が多く、せっかく競馬場に行くのだから、見てみたいと思いまして、予定より1時間早く競馬場入りしたわけであります。

 簡単なミニ特集ではありますが、皆様の愛馬の昨日の姿をお楽しみください。

●パドック

写真は撮影順です。

タキオンシチー


正直言って、さすが高額馬だなという好馬体。私はつい最近まで1口40000円を超える価格の馬を購入したことがなかったですから、この迫力には驚きです。毛ヅヤも良く、皮膚も薄くて健康そうで、筋肉をびっしり付いていて、お腹もスッキリ。岡田稲男先生のところの馬はこういった感じの馬が多いですよね。パドックではタキオンとスカイハイしか見ていませんが、これは走る馬だと思いました。



顔を撮りました。強そうな馬です。



途中からは二人引き。



うーん、私の好きな馬体・・・。



今度は反対から。



川田将雅騎手を背に気合十分のタキオンくん。


スカイハイシチー


シチーのメンコ(いつも少し抵抗があるのですが・・・。)をかぶったスカイハイシチー。



反対から。スカイハイも好馬体で仕上がっているように見えましたが、タキオンシチーのような威圧感はなかったです。



物見中・・・。



たくさん撮ったのですが、なんだかあっち向いたり、こっち向いたりになっていますね。
ちなみに田中克典騎手はパドックには来なかったので、写真はここまでです。

●レース後騎手のコメント

スカイハイシチー(4着)

 「内をうまく立ち回れたこともありましたが、よく頑張ってくれました。距離はもう少しあっても良さそう。」(田中克典騎手・競馬ブック)

タキオンシチー(6着)

 「早目に動くと甘くなると聞いていましたが、いい位置からよく辛抱してくれましたね。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

●レース後、専門誌の評価

スカイハイシチー(4着)

 「ほぼ仕上がる。スタート後挟まって位置取りが悪くなった。内々を追走しジリジリ伸びてくる。」(競馬ブック)

タキオンシチーはありませんでした。

●時計の評価

京都ダ1400mコース解説
 スタート地点は向正面2コーナー奥のポケット。
 2コーナーの引込み線は芝コースになっており、ダート1200mから200m延長した部分はほとんどが芝になっている。外枠に行くほど芝を長く走ることになるが、単純に外枠が有利というわけでもない。ほぼフラットと見ていい。芝も走れる馬に限り有利と言える。
 3コーナーまでの直線の長さはダートコースとしては非常に長い。1200mに比べて馬群は縦長になりやすいが、先行争いが緩くなることはほとんどない。
 逃げ・先行馬が圧倒的に強いコースで、信頼できる軸馬は好位からレースを進められるタイプ。穴を狙う際にも、差し馬よりも人気薄の逃げ粘りを狙う方が効率が良い。
 また、産駒的にも大きな傾向が見られる。フォーティーナイナーやアフリート、ジェイドロバリー、エンドスウィープといった軽いダートを得意とするミスタープロスペクター系の種牡馬が圧倒的に強い。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント スタート、種牡馬
種牡馬ベスト フォーティーナイナー、フジキセキ、ジェイドロバリー
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、岩田康誠、福永祐一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分26秒9 1分26秒0 1分25秒6 1分27秒1
2歳未勝利 1分26秒6 1分27秒1 1分26秒4 1分26秒4
2歳500万 1分25秒4 1分24秒5 1分25秒6
3歳新馬 1分27秒2 1分26秒4 1分25秒8 1分26秒2
3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒1 1分25秒9 1分26秒1
3歳500万 1分25秒5 1分24秒3 1分24秒5 1分26秒0
古馬500万 1分25秒4 1分25秒1 1分24秒6 1分24秒7
古馬1000万 1分24秒6 1分24秒1 1分24秒1 1分24秒3
古馬1600万 1分24秒0 1分23秒4 1分22秒7 1分23秒8
古馬オープン 1分23秒9 1分23秒9 1分23秒5 1分24秒7
 勝ったベンケイの走破時計は1分24秒1良で、これは超ハイペースの賜物ですが、それを好位から36秒台の脚で上がるのですから、このクラスの馬ではありません。昇級即通用するでしょう。

 そこからクビ差2着のアースコマンダーも、あれだけのハイペースを3番手で追走して、37秒5で上がれるわけですから、次走は断トツの1番人気確定でしょう。

 それらからは少し離されましたが、4着のスカイハイシチーの走破時計は1分25秒0良で、過去10年間のこのコースの平均勝ちタイムを上回っており、しかも、スタート直後挟まれる不利があり、かつ昇級初戦の休み明けということで、次走大きな上積みが期待できます。もっとも、さすがはきちんと仕上げる佐々木晶三調教師。馬自体はきちんと仕上がっていて、太目感もなく、力を出せる状態でしたが。

 私が馬体が素晴らしく良く見えたタキオンシチーは、正直ハイペースに付いて行き過ぎでしたね。あれではさすがに持ちません。秋華賞の私の支持したザレマといい、どうした川田将雅騎手!いいときと悪いときの騎乗の差が激しいぞ!!と思わず思ってしまいました。菊花賞も良くない乗り方でしたしね。ただ、ムラはあるにせよ、将来有望な乗れる騎手であることは間違いないですが、まだ取りこぼしが多い気がします。
 ですから、タキオンシチーは、あの馬体からも、もっとやれる馬だと思います。現級脱出は時間の問題でしょう。
2007年1月7日作成

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る