祝 ビッグベアシチー 境港特別優勝!!

保護者の皆様、おめでとうございます。

2007年12月9日作成

●この特集を立ち上げるに当たって 

 ビッグベアシチーは私の愛馬ではありません。しかし、当サイトを応援してくださる多くの方が所持していらっしゃる、キングオブ代替です。こんないい馬が代替馬とは・・・。4勝もするような馬なら、一般募集してくれよと心の中で叫ぶのですが、逆に代替馬が全て走らない馬なら、みんな代替馬を拒否するでしょう。ビックベアーやチャレンジシチーのように、稀に(ごくごくごくごく稀に)活躍するような馬が出てくるので、自分が購入した愛馬が未勝利に終わっても夢を持ち続けることができるのです。

 そんな、キングオブ代替のビックベアシチーが本日4勝目をあげました。まだ4歳ですし、これからレキシントンシチーらとともに、シチーの看板馬として活躍する馬であることは間違いありません。

 今回は、ささやかながら、私の知る限りの情報を掲載したいと思っています。

●レース後騎手のコメント

ビッグベアシチー(1着)

 「外枠でしたし、レースもどうなるかと思っていたのですが、意外にスローペースになったので前に行きました。良い競馬ができましたね。」(デムーロ騎手・ラジオNIKKEI)

 「メンバーを見てスローになると思ったのでハナへ。道中、うまくペースを落とせたし、最後もよく頑張ってくれたね。」(デムーロ騎手・デイリー馬三郎)

ブレイズワン(2着)

 「ペースが遅かったですね。それでも何とか差しきれるかと思ったのですが、有力馬(ビッグベアシチー)にあの流れで運ばれては少し届きませんでした。」(長谷川浩大騎手・ラジオNIKKEI)

 「仕掛けがワンテンポ遅れた。それでも差し切れるかなと思ったけど、勝ち馬が予想以上にしぶとかったね。」(長谷川浩大騎手・デイリー馬三郎)

●次走は日経新春杯だそうです

 これは、当サイトにいつも書き込みをしていただいているデンショさんからの情報ですが、今日口取りに参加されたデンショさんによりますと、佐々木晶三調教師は口取り式の中で、ビックベアシチーの次走を日経新春杯と明言されたそうです。

 佐々木晶三師と日経新春杯といえば、今年年初に1000万クラスの身分ながら果敢にチャレンジし、9番人気ながらも3着と大健闘した同厩のダークメッセージが記憶に新しいですが、師としても、知り尽くしたレースです。これはかなり熱い一戦となりそうです。

●今日の詳細を知りたい方へ

 私ほっさんは、今日は仕事で、現地にはいませんでしたが、今日口取り式に参加されたデンショさんが、がんばれシチー軍団のHPの写真コーナーに5枚ほど、今日のビッグベアーの写真や、口取り式の様子をアップして下さっています。ご覧になりたい方は、がんばれシチー軍団HPにお越しください。当サイトからもリンクをつけています。

 また、現地の模様を当サイトの「意見交換コーナー」で詳しい報告をいただいておりますので、是非そちらもご覧ください。

●時計の評価

阪神芝2200mコース解説
 スタート地点は正面スタンド前直線の右端。外回りコースの4コーナー出口付近。
 1コーナーまでの距離は525m。スタート直後に内回りコースとの合流地点で、なおかつ下り坂。
 前半から自然とラップが速くなりやすい。1コーナー過ぎまでに先行争いは決着していることが多いが、テンから加速しているため、急激にはラップは落ちない。そのため、中団から後方待機の馬とは差がつき、馬群が縦長になりやすい。その後も平均的な一定のペースで推移。直線が短いせいもあって、仕掛けは各馬早め。マクリ気味に進出してくるので、力のない逃げ、先行馬は非常に厳しくなる
 総合的に問われるのは、末脚の持続力上がりの時計がかかりやすく、スローの決め手勝負とは一線を画する。先行勢はバテない粘り強さが必要
 枠順はフラットで、多頭数の大外以外ならば大丈夫

有利な枠順 多頭数の大外以外
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 末脚の持続力、スタミナ
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン、オペラハウス
連対騎手ベスト 武豊、四位洋文、佐藤哲三、安藤勝己、小牧太
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳新馬 2分18秒6 2分20秒8 2分18秒0
3歳未勝利 2分15秒9 2分17秒0 2分16秒5
3歳500万 2分15秒2 2分16秒2 2分17秒0 2分17秒9
古馬500万 2分14秒2 2分14秒6
古馬1000万 2分14秒0 2分15秒1 2分18秒2 2分17秒5
古馬1600万 2分14秒0 2分16秒2 2分13秒4 2分15秒3
古馬オープン 2分14秒3 2分16秒9 2分16秒4 2分19秒0
 今日のビツグベアシチーの勝ち時計は2分16秒4でしたから、いかに超スローペースだったかわかります。

 これだけのスローに持ち込めば、長谷川浩大騎手が上記でおっしゃっているように、後ろからは届かないでしょう。まさに、鞍上デムーロ騎手のナイスな騎乗です。

 ただ、上記コース解説にもありますように、力のない逃げ・先行馬には非常に厳しいコース形態ですので、逃げ切ってしまうビッグベアシチーはやはり力があるとみるべきでしょう。しかも、人気を背負ってのものです。全くノーマークの馬が楽に逃げ切ってしまったわけではありません。今日のビッグベアシチーは堂々の1番人気なのですから。目標にされていても、相手を寄せ付けないということは、強い内容だったというべきでしょう。

●今後の展望

 ただ、上のクラスになると、今回の走破時計の遅さなどから、人気にはならないでしょう。ただ、人気にはならなくとも、中央場所の1000万特別を勝ったという実力は間違いありません。1発あるかも知れません。

 また、ビッグベアシチーはまだ4歳。これからもまだまだ成長の余地を残しています。どれだけ強くなるのか楽しみです。

これ以降12月11日に作成

●あれれ?次走予定が変わっているぞ!?

 複数の情報から、ビッグベアシチーの次走について口取り式で日経新春杯と名言しておられた佐々木晶三調教師でしたが、1日も立たないうちに、酔いから覚めて?方針を変更されたようです。

 月曜日のクラブの公式HPには、次走は京都の芝2000mと明記されています。該当レースは1つしかなく、

1月12日京都11R寿ステークス1600万下芝2000m戦です。

 日曜日に発表された日経新春杯とは、1週しか変わりません。もしかして、日曜日のはリップサービス??

●競馬ブックからビッグベアシチーの評価

 「ゲートを出たなりで、馬とコミュニケーションをとりながら追走しようと思っていたが、誰も行かないし、流れも遅かったのでハナへ。いいペースに落とせた分、最後まで渋太い脚を使ってくれたね。」(デムーロ騎手)

 「ジワッとハナへ。それにしても予想外の逃げ。しかし、これが正解だったよう。スローペースに持ち込み、直線の追い比べでは、一旦交わされかかったが、盛り返し気味に押し切る。」(次走へのメモ)

●最後に

 というわけで、ビッグベアシチー境港特別優勝記念ミニ特集は終了です。

 昨日仕上げるつもりが、1日延びてすみません。もっともっと書きたいことはあるのですが、当サイトの「意見交換コーナー」などにも書いています。よかったら、ご覧ください。

 この週は、たまたま私の愛馬の出走がなく、ビッグベアシチーの動向を大変気にしていました。愛馬が1000万クラスを勝つというのは、私は無料提供馬でしか経験がないので、想像ですが、初勝利と同じくらいの感動があるのではないでしょうか。

 私もつい嬉しくなってミニ特集を立ち上げたのですが、如何せん愛馬ステップシチー、チャーミングシチー、ダブルダンスシチー、ギムレットシチーなどが、突然の予定レース変更(このビッグベアシチーもそうでしたが・・・。)で、作り直したり、コース解説を入力したりで、他に手を取られてしまい、最後はバタバタになってしまいました。

 皆さんのビッグベアシチーの末永いご活躍と、重賞制覇を願ってこの特集は終了させていただきます。また、機会がありましたら、支持者の多いビッグベアの特集も立ち上げたいと思っています。では保護者の皆様、また機会がありましたら。
2007年12月9日作成 11日加筆

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