愛馬ミッシェルシチー デビュー戦!

2月2日小倉4R 3歳新馬 芝1200m混合戦は、

12着/12番人気。

追い切りの動きは全然。しかも水曜日に一杯に追ったのに、直前の長距離輸送と負けて元々。

18頭中3位の上がりでも距離ロスなしでの話。

強気なことは言えませんが、正直思ったよりは走りました。

レース回顧と時計の評価を掲載。

(2月5日完結)

2007年12月18日作成

●ミッシェルシチーを購入した理由

このミッシェルシチーを購入した主な理由は以下の通りです。
 まず最初のダンスインザダークですが、ツルマルボーイのような抜群の切れ味の産駒を輩出するかと思えば、ダンシングシチーのように、繁殖牝馬が悪ければ、全く走らない。

 アーニングIDXは1.64と立派だが、活躍している馬としていない馬が両極端。また、結構な確率でノド鳴りの症状のある馬が出てくる。さらには、長距離晩成タイプなので、開花する以前に未勝利が勝てない。など、高く評価されている反面、致命的な産駒を出しかねない大変危険な種牡馬だと私ほっさんは思っています。

 ただ、危険なだけに、高額の募集馬であれば、リスクが高すぎてとても手が出ませんが、今回のミッシェルシチーは牝馬ということもありますが、ダンスインザダークの種付料などから考えると、安価です。リスクはあるものの、父は多くの活躍馬を出していることも事実ですので、1度ダンスインザダークの仔を所有してみたいということで、購入しました。


 2つめの理由の無料提供馬ダブルダンスシチーが欲しかったというものですが、これは散々ダブルダンスの特集でも書いていますが、ダブルダンスシチーは、とにかく馬体が良く見えた。友駿ホースクラブの以前の無料提供馬のように、やってくれそうオーラを感じました(ロンドンシチーのときもそう思ったのですが。)。で、無料提供馬の付加価値も考えれば、1口24000円は割安だと考え購入しました。

 3つめの馬体が良く見えたことですが、友駿募集カタログで、1番ぱっと見で良く見えた馬が、このミッシェルシチーで、「さすがに生まれが早いこともあって、なかなかいい馬体をしているな、仕上がりが早そうだな。」と思いました。

 能力も大切ですが、まずは早期にデビューできることが絶対条件です。この馬の募集カタログの馬体写真では、早期デビューしてくれそうな気がしました。ただ、後になって、思っていた以上に小柄だったのには驚きました。

 4つめの1月21日生まれだからというのも、上記3つめの理由と同じです。上手くいけば、2歳6月にはデビューできるのではないかとも思っていました。



 以上が主な購入の理由ですが、逆に不安な面もありました。その1番手が母ミッシェルグリーンの産駒が全く走っていないことです。これは致命的なことですが、とにかく24000円と安価な馬ですから、2勝してくれればトントンくらいに成り得る金額ですので、そんなに走るという自信はありませんでしたが、購入に至りました。

●ミッシェルシチーのほっさん評価

 では、ミッシェルシチーの詳しい分析です。


 父   ダンスインザダーク アーニングIDX 1.64 評価 A−
 母   ミッシェルグリーン 不出走            評価  D
 母父 ダンシングブレーヴ                 評価 B+
 兄弟  地方     中央未勝利             評価 E
 生産牧場 光丘牧場                   評価 E
 調教師 作田誠二                     評価 C

 馬体                             評価 B+
 
 総合評価 1.58 評価 D

ただし、各評価は年末に見直される為、12月18日現在の評価です。


 父はダンスインザダークは、人によってはナンバーワン種牡馬だという人もいるでしょう。私ほっさんは上記に書いた理由などからどちらかと言うと種牡馬としては低評価でしたが、とにかく、有名な種牡馬ですし、1度産駒を愛馬として持ちたかった馬です。アーニングIDX1.64は文句なく素晴らしいですし、芝を得意とした産駒が出るもの嬉しいことです。ただ、ダンスインザダークの種牡馬初年度は、蒼蒼たる繁殖牝馬がズラリで、あれで1.64程度なのは、逆に言えば寂しい気もします。

 超一流の繁殖牝馬がアグネスタキオンやクロフネ、ファルブラヴといった種牡馬に流れ始めて、ダンス自身の相手となる繁殖牝馬の質が年々低下してきている今、どれほどの成績を残せるかが、非常に重要と言えます。

 母ミッシェルグリーンは不出走で、その能力を測り知ることは、出来ませんが、血統だけで言えば、父ダンシングブレーヴということで、なかなかの良血ではないでしょうか。

 母父のダンシングブレーヴは、確実に、BMS(ブルードメアサイアー 母父の意)界において、名を残しており、心配よりも期待の方が大きい母父です。

 兄弟は何頭かいますが、残念ながら、いずれも結果を残せていません。ですから、これは大きなマイナスで、今回もやはり走らない可能性も大きくあります。

 生産牧場は、光丘牧場で、生産牧場全体としては残念ながら無名で実績もあまりありません。

 預託厩舎の作田誠二調教師は、GTなどで目立った活躍はありませんが、友駿ホースクラブ預託厩舎の中では、そこそこの実績を残している厩舎といえます。最近ではチャレンジシチーの活躍などが光ります。騎手は藤岡佑介騎手が多いイメージですが、上野翔騎手などもときどき見かけます。チャレンジシチーではペリエ騎手、厩舎の代表馬ハードクリスタルは横山典弘騎手を主戦としています。

 馬体は最初の募集カタログを見た中では、成長が早く、しっかりとした体つきに見えました。他馬が幼く映るのに対し、この馬がやけに立派に見えました。ただ、馬体の良さだけで購入した愛馬ステップシチーの良さと比べると、皮膚の薄さや、脚(管とか、飛節とか)の感じ全然物足りません。

 総合評価1.58というのは、繁殖牝馬質がとことん弱い友駿ホースクラブにあって、まだ低い方の評価です。低さの原因は、母馬の評価と兄弟に走っている馬が出ていないこと(これが1番不安なのですが)、そして生産牧場の実績の低さです。ただ、逆にかなりプラス加点になっているものは、父ダンスインザダークと母父ダンシングブレーヴの評価(これこそまさにダブルダンス!!)で、これらの評価が全体を押し上げ、最低の「E」評価ではなく「D」評価となっています。


 というわけで、常識的には、新馬戦でも二桁人気のデビューでしょう。もちろんまだ追い切りもしていない段階ですし、嬉しい変わり身があるかも知れませんが。

 問題は、人気にはならないでしょうが、意地を見せられるかということです。それともそのまま人気どおりに馬群に沈んでしまうのか。とにかく、私はこの馬に新馬勝ちだの重賞勝ちだのは期待しておりません。欲しいのは、平場の2勝!それをクリアしてくれれば、私としては十分です。

 すでにこの馬を購入した1つの大きな目標、付属のダブルダンスシチーは無事未勝利を脱出し、昇級初戦の500万特別でも強豪相手に5着と、まだまだ楽しませてくれそうです。それだけでも、この馬の購入はすでに私のとっては成功です。

 あとは、父、母父が上手く機能してこの馬がちょいと活躍してくれれば、この上ない幸せです。

●12月18日クラブHPで入厩を確認!!

 本日12月18日に、クラブHPでミッシェルシチーが先週栗東トレセンに入厩したことが書いてありました。残念ながら、先週の時点ではまだ馬名登録が行われていませんので、正式に何日に入厩したとか、すでに追い切っているとかは、我々にはわかりませんが、今週には登録されるのではないでしょうか。

 馬名登録されれば、入厩、放牧、追い切り等様々な情報を入手できます。また、以降なにか情報が入りましたら、この特集にてご報告いたします。

これ以降12月24日に作成

●12月20日付で馬名登録されました!

 2007年12月20日付でJRAに「ミッシェルシチー」で馬名登録されました。今後は入厩、放牧、追い切り等様々な情報を迅速に入手できます。また、以降なにか情報が入りましたら、この特集にてご報告いたします。

これ以降、1月16日に作成

●ゲート試験に合格しました!

 本日のクラブHPにて、我らが愛馬ミッシェルシチーが先週のゲート試験に合格したとの報告がありました。キャロットクラブのように、当日に報告してくれれば嬉しいのですが、週が明けて今日の発表でした。

 ゲート審査で手こずる馬もいますから(阪神JFを勝ったトールポピーも2回落ちていますし。)、1回でクリアできたことは嬉しい限りです。

 今後は乗り込みを強化され、デビューに向けてまっしぐらに進んでいくわけですが、追い切りでいい動きをしてくれれば、激アツなんですけどね。

 また、情報が入りましたら、ご報告いたします。

これ以降1月30日に更新

●追い切り情報(1月30日更新)

1月10日 栗東E 良 強め

ゲート 14.0
     14.9
     15.7


1月13日 栗東坂路 馬ナリ

4F 62.9
3F 45.1
2F 30.0
1F 15.2


1月17日 栗東坂路 稍 強め

助手
4F 56.9
3F 42.6
2F 28.3
1F 14.1


1月23日 栗東芝 重 馬ナリ

助手
5F 71.2
4F 56.0
3F 41.5
1F 13.9
内シルキーレオン(3歳新馬)馬ナリと5F併せで併入


1月30日 栗東芝 良 一杯

助手
5F 64.8
4F 50.8
3F 38.4
1F 13.8
外ワイルドヒーロー(3歳未勝利 前走12着)馬ナリに5Fで0秒4先行4F併せで0秒2遅れ



 1月30日、予定通り強く追われました。うーん、追い切りの動きで素質を見出すことはできません。上がりも要していますし、平凡ないしはそれ以下の現状です。

 出走想定がダート戦なのに芝で追われているということは、やはり作田誠二師はミッシェルシチーにスピードが不足していると認識されているからでしょうか。確かに追い切りの動きを見ていますと、スピードはあまりないように思われます。切れる脚もなさそうです。

 さて、実戦でどれだけやれるかですが、現在の追い切り状況ですと、強気にはなれませんし、人気もかなり低いでしょうね。1月30日現在の私の追い切り評価は本数を評価して「C」です。

●気になる出馬想定表

出馬確定表 2月3日京都6R 3歳新馬 混合 ダ1400m 全29頭
馬名 騎手 追い切り
アドマイヤマイン
オスカルフランソワ
クリストフォルス
グロッケンライン
サンワードハーレー
シゲルキーボン
スズカセレナード
セトウチゲッコウ
セフティープラチナ
セントラルコースト
タガノダイナマイト
テツゴールド
デスバレー
トーセンステージ
トウカイメリッサ
ドルバコスター
ハーリカ
ハイパーラッシュ
パープルメリット
ペンタグランマ
マジックディーヴァ
マチカネシュウソウ
マンハッタンムーン
ミッシェルシチー
メイショウアレグロ
メイショウモガミ
ラガーサージュ
ランフリー
ローランセルバ

●正直出走できるとは思っていません

 フルゲート16頭に想定数29頭と単純計算でも55パーセント。しかも何頭かはわかりませんが、除外の権利を持った馬がかなりいるでしょうから、出走確率は相当低いと思われます。

 追い切りの動きもまだまだですし、おそらく除外の権利取りでの登録でしょう。狙いは来週のダート1800mか東京のダート1400m牝馬限定戦ではないでしょうか。

 仮に今回出走できたとしても、いい騎手には期待できないでしょうね。

 2月3日に京都競馬場で騎乗予定の主な騎手

 安藤勝己、川田将雅、ルメール、和田竜二、藤田伸二、幸英明、福永祐一、藤岡佑介、四位洋文、武幸四郎、角田晃一、秋山真一郎、ペリエ、田中健 各騎手

これ以降1月31日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 2月2日小倉4R 3歳新馬 混合 芝1200m 全18頭
馬名 騎手 追い切り
エプソムカフェ 安藤光彰
エーシンプリファー 田中健 B−
ギンザマスタング 的場勇人 B+
グラマラスシチー 藤岡康太
ケイエスラック 難波剛健
コロナドリリー 長谷川浩大 B−
サワヤカラスカル 浜中俊 B−
スズカタイホー 中村将之 B−
スズカビーナス 丸田恭介 B+
スプリングソング 中舘英二 B+
チョコフィオーレ 荻野琢真
テイエムブロッサム 芹沢純一
ディマンシュ 赤木高太郎 B−
ハリケーンラグーン 菊沢隆徳 B−
ヒロノミクル 小島太一
フェアリーラグーン 二本柳壮
ミッシェルシチー 川島信二
ユメモノガタリ 河北通 B+

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
エプソムカフェ 1月30日 栗東CW重 一杯 助手 7F101.9−16.9
エーシンプリファー 1月30日 栗東坂路重 馬ナリ 助手 60.7−14.0 B−
ギンザマスタング 1月23日 美浦ポリ良 馬ナリ 調教師 63.0−12.1 B+
グラマラスシチー 1月30日 栗東坂路重 馬ナリ 助手 56.6−13.5
ケイエスラック 1月30日 栗東芝良 強め 助手 5F69.4−12.5
コロナドリリー 1月30日 栗東DW重 馬ナリ 長谷川浩大 5F72.8−13.1 B−
サワヤカラスカル 1月30日 栗東CW重 一杯 助手 5F72.7−13.3 B−
スズカタイホー 1月30日 栗東坂路重 馬ナリ 中村将之 55.7−13.1 B−
スズカビーナス 1月30日 小倉ダ稍 馬ナリ 丸田恭介 5F71.6−12.2 B+
スプリングソング 1月30日 栗東坂路重 一杯 助手 14.4−13.6−12.5 B+
チョコフィオーレ 1月30日 栗東坂路重 一杯 助手 55.7−13.1
テイエムブロッサム 1月30日 栗東坂路重 一杯 高井 57.6−14.0
ディマンシュ 1月30日 栗東芝良 馬ナリ 赤木高太郎 80.5−12.8 B−
ハリケーンラグーン 1月30日 小倉芝稍 馬ナリ 菊沢隆徳 69.3−12.4 B−
ヒロノミクル 1月30日 美浦坂路重 馬ナリ 吉永護 54.8−13.5
フェアリーラグーン 1月30日 美浦北C重 一杯 助手 70.0−13.3
ミッシェルシチー 1月30日 栗東芝良 一杯 助手 5F64.8−13.8
ユメモノガタリ 1月30日 栗東B不 強め 河北通 6F79.3−12.3 B+

●騎手はほっさん初、川島信二騎手!!

 今回愛馬ミッシェルシチーに乗っていただくのは川島信二騎手で、私ほっさんは初めて愛馬に乗っていただくことになります。

 当サイトの評価では「D」とかなり低評価ですが、騎乗している馬の質を見ても、私は決して乗れない騎手だとは思っていません。

 私の印象では、川島信二騎手といえばオースミハルカの印象が強いですね。重賞勝ちもあり、GTでもエリ女で2年連続5番人気ながら2着に善戦していました。

 昨年は18勝。今年はすでに1勝は上げています。


 私は今回初めて作田誠二調教師に預託予定の馬を購入しました。作田誠二調教師は成績はまあまあなのですが、騎乗依頼する騎手が「地味だなぁ」という印象でした。上野翔騎手や藤岡佑介騎手、荻野琢真騎手などを多く使っている印象です。武豊騎手や安藤勝己騎手、岩田康誠騎手などに依頼しているのは、ほとんど見たことがありません。

 そこだけが、馬購入時の不安でしたが、今回の川島信二騎手は、小倉というあまり目立った騎手が見当たらない中で、なかなかのいい人選をしていただいたと私は満足しています。

 ただ、作田誠二調教師は今年はまだ12戦全て着外と奮わないのが少し心配です。昨年も僅かに7勝、勝率4.2パーセントと低迷しています。


 それでも、馬がこの追い切りの動きで、かつ直前の長距離輸送ですからね。大敗して元々だと思っています。

●小倉芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面直線の2コーナーのポケット。小倉競馬場は2コーナーのところが最高部になっており、スタート後200mほど下る。
 3コーナーまでの直線距離も479mになり、前半からかなりのスピードが出るコース形態になっている。
 3〜4コーナーのスパイラルカーブでもあまり速度が落ちないため、スピード能力で一気に押し切れるタイプに向いている
 特にサクラバクシンオー産駒は強い
 ただし、4コーナーから最後の直線に入る際のコーナーリングは案外難しい。加速がつきすぎると外に振られてしまう。
 多頭数で外からマクろうとする場合は、かなりの距離ロスを覚悟しなければならない。しかし、馬場の内側が悪化してきた開催後半ならばそれでもいい。
 外差し馬場でのズブズブ決着で、大波乱ということもよくある。
 基本的には逃げ、先行馬が有利だが、とにかく馬場状態がカギ。
 それによって展開、有利な枠順は変わる。
有利な枠順 馬場状態に左右
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント 馬場状態、サクラバクシンオー産駒が強い
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、サクラバクシンオー、タイキシャトル
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、小牧太、福永祐一、池添謙一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分10秒3 1分10秒7 1分11秒6
2歳未勝利 1分10秒0 1分10秒9 1分11秒1
2歳500万 1分10秒0 1分10秒5
2歳オープン 1分09秒9 1分11秒6 1分10秒6
3歳新馬 1分10秒6 1分11秒1
3歳未勝利 1分09秒6 1分10秒3 1分10秒7 1分12秒7
3歳500万 1分09秒6 1分09秒9 1分11秒3
古馬500万 1分09秒2 1分10秒1 1分10秒5 1分10秒4
古馬1000万 1分08秒6 1分08秒8 1分09秒8 1分09秒4
古馬1600万 1分07秒9 1分09秒2
古馬オープン 1分08秒0 1分08秒0 1分09秒3

これ以降2月1日作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「小波乱」


予想家の印
馬名 長岡利 西村敬 米満浩
サワヤカラスカル
グラマラスシチー
チョコフィオーレ
ギンザマスタング △△
エーシンプリファ △△ △△
ミッシェルシチー
ユメモノガタリ
コロナドリリー
ディマンシュ
ハリケーンラグーン
スプリングソング
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
スプリングソング 2.4
ディマンシュ 4.3
チョコフィオーレ 10.7
ユメモノガタリ 10.9
エーシンプリファ 11.1
ギンザマスタング 15.7
サワヤカラスカル 17.4
ハリケーンラグーン 18.5
コロナドリリー 21.7
グラマラスシチー 23.9
エプソムカフェ 34.8
テイエムブロッサム 35.9
ミッシェルシチー 38.3
スズカタイホー 38.3
フェアリーラグーン 39.6
スズカビーナス 47.8
ケイエスラック ж
ヒロノミラクル ж
жは50倍以上


ファクターのところに、グラマラスシチー 道悪 △、ミッシェルシチー 血統 ○が付いていました。
ミッシェルシチーは血統面では、メンバー中2番手評価ということになります。ちなみに血統で1番手評価の馬はハリケーンラグーンです。

デイリー馬三郎

見解
 「ディマンシュは既走馬相手に何度も互角の動きを披露。直前の芝での追い切りでも動きが素軽く、ひと追いごとに気配は上昇中だ。気性も新馬向き。」


予想印

◎ ディマンシュ
○ スプリングソング
▲ チョコフィオーレ

以下省略

グラマラス、ミッシェルともに無印でした。

●各陣営のコメント

グラマラスシチー

 目立つ時計は出ていないが、ゲートが速くてスピードはある。減量騎手起用で粘り込みを。」(樺元助手・デイリー馬三郎)

ミッシェルシチー

 体質が弱いため、疲れが残りやすくビシッと追えない。まずは馬体面の成長が先決だろう。」(作田誠二調教師・デイリー馬三郎)

スプリングソング

 「先週除外になったが、順調にきている。スピードもあるし、攻め馬通りなら楽しみだね。」(鶴留明雄調教師・デイリー馬三郎)

ヒロノミラクル

 「一生懸命走る馬だが、ケイコで目立った動きは見せない。使いつつ良くなってくれれば。」(中野栄治調教師・デイリー馬三郎)

ハリケーンラグーン

 「ケイコの感じは、切れるというよりはしぶといタイプ。時計がかかり始めた芝は合いそうです。」(菊沢隆徳騎手・デイリー馬三郎)

ディマンシュ

 スピードに加えてパワーがある。硬さがあるのでダート向きの感はあるが、今の馬場なら。」(池江泰寿調教師・デイリー馬三郎)

スズカビーナス

 「本数が少ない割りに動いたし、小柄なので仕上がりもいいです。ただ、使った方が良さそう。」(丸田恭介騎手・デイリー馬三郎)

サワヤカラスカル

 仕上がりは悪くなく、ケイコの動きも良かった。スピードもある。ただ輸送がどう出るか。」(西橋豊治調教師・デイリー馬三郎)

チョコフィオーレ

 小柄な牝馬で時計は出ないが、スタートセンスがいいからね。初戦から楽しみはあるよ。」(平田修調教師・デイリー馬三郎)

フェアリーラグーン

 「ひと追いごとに良くなっているが、まだ追ってから甘い面が残っている。上位までは。」(山田要一調教師・デイリー馬三郎)

ギンザマスタング

 「馬っぷりはいいし、気性も素直。まだトモがパンとしないが、先々は間違いなく走る。」(小峯助手・デイリー馬三郎)

エーシンプリファー

 脚の使いどころが難しいし、スタートにも課題が残る現状。その点が実戦に行ってどうか。」(武藤助手・デイリー馬三郎)

ユメモノガタリ

 「少し臆病な面があるけど、乗り味はいいからね。ケイコ通りなら初戦から楽しみだよ。」(河北通騎手・デイリー馬三郎)

エプソムカフェ

 「本数は足りているし、仕上がりは良好だが、目立った時計がないからね。使ってから。」(柴田光陽調教師・デイリー馬三郎)

テイエムブロッサム

 「ケイコでもまだ目立つほどの動きは見せていないからね。使いつつの良化に期待したい。」(布施助手・デイリー馬三郎)

コロナドリリー

 「先週ビシッとやったので今週は軽めで。追うごとに良くなっているし、いいスピードがある。」(西浦勝一調教師・デイリー馬三郎)

スズカタイホー

 先週びっしり追い切っていくらか動きが良化。ゲートもまずまずで芝の短距離は合いそう。」(坪憲章調教師・デイリー馬三郎)

ケイエスラック

 「芝追いの動きは良かったが、まだ馬がしっかりしていないからね。使いつつ良くなれば。」(高橋成忠調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

エプソムカフェ

 重馬場とはいえ、最終追い切りのCWでの上がり16.9、併せた馬に1.7秒遅れというのは、いかにもよくないですねぇ。

 柴田光陽師も使ってからとおっしゃっていますし、ミッシェルシチーと同じく最後方評価です。

エーシンプリファー

 最終追い切りは15−15程度で評価できませんが、6本という速い追い切りの本数と1月17日に計時した栗東坂路52.3−14.8の走破タイムを評価します。

 しかし、難しい馬のようですし、難しさが出れば失速もあり得ます。ただ、現状ではミッシェルシチーよりも高評価をすべきでしょう。

ギンザマスタング

 最終追い切りの1月23日は非常にいい動きなのですが、美浦からの長距離輸送ということもあって、それっきり速い追い切りがかけられていません。果たして馬体は維持できているのでしょうか。

 また、陣営も先々は走ると消極的ですし、消えて欲しい1頭です。

グラマラスシチー

 最終追い切りは輸送の為軽めですが、あまり動いていませんねぇ。速い追い切りは6本と足りていますが。

 ゲートのスピードはあるそうですので、先行できれば案外やれるかも知れません。

 鞍上は若手のホープ藤岡康太騎手で、非常に期待できます。私の愛馬ミッシェルシチーよりは評価すべきですが、個人的には、シチーの仲間に先着したいという野望を持っています。

ケイエスラック

 我らが愛馬ミッシェルシチーと同じく最終追い切りは芝で実施されていますが、上がりはまあまあでも、全体に楽しすぎています。ミッシェルシチーと同等評価(下位評価)でいいのではないでしょうか。

 高橋成忠調教師も使いつつ良くなれば程度のコメントですし、シチー軍団はこの馬には勝ちたいですね。

コロナドリリー

 追い切りはジョッキー追いにしては物足らない内容です。それでも他も低レベルなので、いい方に見えてきますが。

 西浦勝一調教師によれば、いいスピードがあるということで、本命視する予想家もいるほどです。

 追い切り重視の私としても、シチー軍団の2騎よりは、こちらの方が良く見えますねぇ。

サワヤカラスカル

 最終追い切りは4頭併せで全ての馬に先着していますが、あまり時計的に良いとは感じません。

 西橋豊治調教師によれば、輸送がどう出るかということで、これは我らが愛馬ミッシェルシチーにも言えることです。

 鞍上浜中俊騎手も嫌ですねぇ。曲者です。

スズカタイホー

 追い切りは終いの伸びはまあまあいいですが、平凡といったところでしょうか。

 師のコメントもまあまあ。全て平均的も悪いことはない。

スズカビーナス

 早くから小倉入りし、準備は万全です。追い切りに跨った丸田恭介騎手は、使ってからの方が良さそうと言っているあたり、あまり自信がないのかも知れません。なにかあるのかな?

スプリングソング

 おそらく1番人気になるであろう馬。追い切りの動きも良く、鞍上は先週も絶好調の中舘英二騎手。

 しかし、そんな人気馬がフルゲート18頭立ての最外枠に行ってしまった。波乱の予感。

チョコフィオーレ

 何度追い切っても栗東坂路で55秒を切れない馬。しかし、平田修調教師は初戦から楽しみという。

 私はあまりいいようには思えないが、だからといって他に目立つ馬もいない。さて、どうなることか。

テイエムブロッサム

 9本という追い切り本数は評価しますが、それにしても動きが全然良化しない。陣営も使いつつの良化を期待とコメントしていますし、愛馬ミッシェルシチーとしては、この馬には確実に勝ちたいところ。

ディマンシュ

 7本の追い切り本数。最終追い切りは赤木高太郎騎手が騎乗するも、なにか平凡。勝っても不思議ではない馬だが、池江泰寿調教師もダート向きとおっしゃっていますし、なんだか軸にし辛い馬。

ハリケーンラグーン

 早くから小倉入り。最終追い切りは小倉で菊沢隆徳騎手騎乗。稍重ということもあって悪い動きではないが、目を見張るような動きでもない。

 ただ、順調で、早めの小倉滞在は評価すべき。

ヒロノミクル

 追い切り本数はたっぷり8本も、一向に時計が詰まってこない。陣営も使いつつのコメントですし、シチー軍団2騎はこの馬を打ち破って欲しい。

フェアリーラグーン

 追い切り本数は7本とそれなりですが、一向に動きが良化しません。関東からの輸送なのに、1月30日に一杯で追っていますが、輸送は大丈夫でしょうか。

 山田要一調教師も上位までは、というくらいの馬。

ミッシェルシチー

 正直、「まさか本当に出走するとは!」という追い切り内容でした。栗東芝で5F64.8−13.8一杯は目を覆いたくなるような時計で、これが最終追い切りになろうとは・・・。競馬ブックでも滅多に出さない「↓」評価でした。そりゃそうだと思いますよ。

 追い切りからですと、切れる脚もなさそうですし、そんなにスピードもなさそうですし、まさに「使いつつ」と言った感じなのでしょうか。しかし、優先出走権の変わった今、権利持ちの馬がたくさんいて、権利のない馬はなかなか出走できません。

 フルゲート18頭もいて、直前の輸送も心配ですし、正直とても掲示板すら狙えない状況かと思います。

 しかし、すでに2歳時に勝ち星を上げた愛馬チャーミングシチーも追い切りはさっぱり動かない馬でしたから、実戦での変わり身を期待します。


 私としては、今回は大敗しても「ふーん」という感じで、走ったら驚きです。

ユメモノガタリ

 7本とたっぷりの追い切り本数に、最終追い切りは河北通騎手騎乗でなかなかの動きを披露しています。

 また、二の脚が速く、私の中ではこの馬が一番手候補です。
ユメモノガタリ
なし
なし
スプリングソング
 我らが愛馬ミッシェルシチーと五分ないしは、勝てそうな馬をピックアップします。

フェアリーラグーン 関東からの長距離輸送なのに、1月30日に一杯で追い切っている。しかも、その内容がたいしたことがない。
エプソムカフェ    追い切りも全くダメだし、これには勝てそう?
ギンザマスタング 関東からの輸送の為、1月23日を最後に追い切りを実施していない。陣営も弱気。
ケイエスラック   高橋成忠師が使いつつというほど。
テイエムブロッサム 追い切り本数は多いも、内容悪すぎ。
ヒロノミクル      追い切りさっぱり。


 というわけで、これら全てに先着できた場合、12着という計算になります。正直追い切りの動きや、直前の長距離輸送を考えると、良くてその辺りかな?と思ってしまいますが、いつもお話していますように、新馬戦は走って見ないとわかりません。

 着よりも、どのようなレースを見せてくれるかです。ただし、追い切りでは、ダンスインザダーク産駒のらしく、スピードはなさそうですし、芝1200mという距離も忙しそうですので、18着ということも視野に入れています。一桁着順なら、今後激アツなのですが・・・。頼りは真ん中のいい枠だけ・・・。私は、先月は枠順に見放された方ですが、今回のミッシェルシチーの4枠8番は後入れですし、馬場のいいところを運べますし、1番いい枠なのではと思っています。もちろん、いくら枠が良くても、出遅れたりすればどうしようもありませんが。

これ以降2月3日に作成

●レース

 我らが愛馬ミッシェルシチーのスタートは普通で二の脚がつかずジリジリと後方へ。競馬ブックでは出遅れ1馬身評価になっていました。グラマラスシチーは好スタートを切りますが、二の脚が遅く、ラチ沿いの11番手を追走します。

 ハナは内から押して押してギンザマスタング。2番手にはコロナドリリー、3番手には2番人気のディマンシュがつけます。1番人気のスプリングソングは好スタートから無理に行かず、好位の外を楽に追走します。

 向正面ではミッシェルシチーはどうしたことか16番手の馬から大きく10馬身ほど離された17番手をポツンと追走。さらに最後方にはそこから更に10馬身程度離れてテイエムブロッサムという形になります。

 この時点で1200mですから、我らが愛馬ミッシェルシチーに出番はなく、結果は携帯で知っていたのですが、これだけ見れば全くスピードのない馬で、そのまま17着で流れ込み、不遇のまま引退するのかと思うほどでした。

 3角に入ると断トツの1番人気スプリングソングが楽な手応えで前の3頭を外から交わしにかかります。もう手応え的にも勝利は確実で、そんなことはどうでもいいのですが、愛馬ミッシェルシチーはあまりに後ろなので4角でチラッと映像に映っただけですが、ポツンと離れた位置から最内のラチ沿いをえっちらおっちら走っていました。グラマラスシチーも終始ラチ沿いを走りますが、これといった切れ脚もなく、ジリジリと少しずつ差を詰めるのがやっとといった感じで、そのまま流れ込み8着となりました。ただ、ロスのない競馬をしたとはいえ、18頭中の8着は立派なものです。上がりは35秒9でした。次走は叩いてどう変わるか楽しみです。

 愛馬ミッシェルシチーは結果として上がりは18頭中3位の35秒4なのですが、厳しいいい方ですが、最内の最短コースを回ってのものですから、外々回った勝ち馬の上がり35秒8の方が断トツ評価されるべきです。ましてや、こちらは道中最後方を楽に追走してのものですから・・・。

 ただ、今回のミッシェルシチーの走りは全て標準以下で凡走でも、水曜日に一杯に追っての直前の小倉までの長距離輸送。馬格のない牝馬のミッシェルシチーには厳しすぎる条件で、次走、滞在したまま小倉で出走や、輸送の短い関西での出走となれば、勝ち負けまではいかなくても、もう少しやれそうな気はします。

●時計の評価

 今回のミッシェルシチーの走破時計1分11秒8良は、過去10年間の同クラスの平均勝ちタイムが1分10秒6良ですから、馬場も痛んできていますし、ダッシュが付かなかったことを考えると、意外に絶望的な数字ではないと思います。

 レース前にお話していましたように、今回は
  1. 直前の追い切りの動きがとことん悪い
  2. 水曜日に一杯に追っての小倉までの長距離輸送で土曜日出走
  3. ダッシュがつかず、出遅れ
  4. 馬体が細化
 というわけで、最初からまさか出走するとは思えない状態でしたし、更に直前の長距離輸送。ですから、この着はやむ終えないものですし、逆に私は立て直せば、もしかすると将来未勝利を脱出できるのでは?と思うようになりました。

これ以降2月5日に作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

スプリングソング(1着)

 「パドックでも落ち着いているし、レースに行っても素直で道中も最後も楽なまま。余裕のレースでしたね。今のところは言うことなしだね。」(中舘英二騎手・ラジオNIKKEI)

 「抜群のスタートセンスで道中も楽。遊びながらでこの内容だから走るね。」(中舘英二騎手・デイリー馬三郎)

サワヤカラスカル(2着)

 「スタート後の一完歩目はひと息だったけど、、二の脚が速かった。終いも伸びているし、今日は相手が悪かった。」(浜中俊騎手・デイリー馬三郎)

エーシンプリファー(3着)

 「ゲートはもっさりだったけど、すぐ巻き返すスピードを見せてくれた。大型馬なので次はもっと動けるだろう。」(田中健騎手・デイリー馬三郎)
 さすがに、ミッシェルシチーの川島信二騎手のコメントはなかったです。

●今後の展望

 しばらくは馬体の維持、回復に専念せざるを得ないでしょうから、次走はしばらく空くでしょう。

 ただ、今回のレースで、全くやれないこともなさそうなことがわかりましたので、温かく見守っていきたいと思います。

●最後に

 奇しくもレース前は予想していた12着がぴったりと当てはまってしまった今回ですが、私の中では最良のシナリオです。なぜなら、追い切りの動きの悪さだけを見れば、シチーにありがちな、18頭立て18番人気勝ち馬から6秒程度離されたシンガリ入線でタイムオーバー、そのまま肩ハコウにでもなり引退というところまで覚悟する必要があったわけで、あの追い切り内容で直前の京都出走からの予定変更で小倉までの長距離輸送。馬体の減りなども考えると、私の考える中では、12着でもいい方の結果です。

 逆に馬体がもう少し逞しくなって、長距離輸送がなくなれば、すぐには勝てなくても、夏にはそこそこ走るかも知れません。また、今回叩いて馬体が更に減るかも知れませんが、叩いたことにより、動きが良化するかも知れません。もっとも、馬格がないので、あまり上積みは期待できないのが現実ですが。


 次回も伏兵でしょうが、道中付いていければ、もう少しやってくれそうな気もしてきました。また、次回、なにか情報が入りましたら、第2戦の特集を立ち上げます。私の愛馬は昨年のエクストラシチーといい、先月のアイオロスシチーといい、初戦惨敗から2戦目で勝ち上がった馬が多いのも事実で、次走も馬券を買って応援します。

 作田誠二調教師が「いいものを持っている。」とおっしゃった逸材です。当然次走は期待しています。

 がんばれミッシェルシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2007年12月18日作成 24日、2008年1月10日、14日、16日、17日、23日、30日、31日、2月1日、3日、5日加筆

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