愛馬アリュールシチー デビュー戦

4月5日中山3R3歳未勝利ダ1200m混合戦は、

13着/10番人気。

勝ち馬から6秒4も離され、タイムオーバー。

ほっさん初、初戦からTO(涙)。

3歳4月のこの時期に馬体重は424キロ。これでは強くビシビシ追えるはずもなく、絶望の域。

クイズ馬としては、パノラマシチー級なのか。

レース回顧と時計の分析を掲載。

(4月22日完結)

2007年10月24日作成

●アリュールシチーのほっさん評価

 アリュールシチーは、先代のクイズ馬ディヴァインシチーよりは評判や反応が多かった馬で、母系はイマイチですが、父、預託厩舎あたりの良さが、人気に繋がっているのではないでしょうか。私ほっさんはいつもお話していますように、クイズ馬であれば、必ず購入しているのですが(例えそれがジェニーTでも!!)、この馬はクイズ馬の中では安心して買えた1頭です。では、以降に細かく分析していきます。

 父   ゴールドアリュール アーニングIDX 1.00 評価 B−
 母   ベルマトウショウ 未勝利            評価 E
 母父 クリエイター                     評価 C
 兄   トウショウライジン 地方1勝           評価 E
 生産牧場 幾千世牧場                  評価 E
 調教師 奥平雅士                     評価 D

 馬体                            評価 A−
 募集価格 1200万円

 総合評価 1.22 評価 E


 父ゴールドアリュールはこの2005年度産が初産駒で、アーニングIDXの1.00というのは、仮に当てはめている数字でしかありません。しかし、初年度産駒たちは、各地で活躍し、先日のデイリー杯(GU)でも2着と重賞でも通用する馬が登場しています。
 来年にアーニングIDXが発表されれば、1.00は確実に超えてくるでしょう。ですから、評価はもっと上がるはずです。
 私ほっさんは、ステップシチーを選んだときにも書きましたが、サンデーサイレンスの子供ながら、競走成績はイマイチでなんとか種牡馬になったような馬を狙っています。ステイゴールドやディヴァインライト、ゴールドアリュールなどがそれで、良血ながら現役時代の成績によって多少評価を落とし、種付料が安価になっている馬を好んで購入しています。今年期待のエスポワールシチーも父ゴールドアリュールで、早くから馬体の良さ等は有名でした。父ゴールドアリュールはかなりやってくれるのではないでしょうか。

 母ベルマトウショウは正直全くダメです。自身も未勝利なら、産駒も地方で1勝と全く結果を出せていません。

 母父クリエイターはBMS(ブルードメアサイアー 母父の意)としてはまあまあで、過剰な期待も出来ませんが、全然ダメでもありません。

 兄弟は全く活躍馬が出ていないのが現実です。

 生産牧場である幾千世牧場は友駿ホースクラブ馴染みの牧場ですが、生産牧場全体で見ると、残念ながら結果を残せていないのが現実です。

 預託厩舎の奥平雅士調教師は評価「D」となっていますが、これは今年年初の話で、開業して間もないため勝数や重賞勝利数、経験年数などが少ない為低評価ですが、今年はすでに26勝(2007年10月18日現在)も上げており、開業4年目にして早くもGT制覇(ヴィクトリアマイル・コイウタ)。また騎手も関東ナンバーワンの横山典弘騎手を多用するなど、非常に期待の持てる人物で、数年後には「A」クラスにいるであろう逸材です。
 ですから、これも過小評価されていますので、実際は「A−」か「B+」くらいで考えていただいて間違いないでしょう。

 馬体は私ほっさん好みの好馬体で、走りそうな匂いがプンプンします。ただし、重賞だGTだと言うと、母系の弱さから夢のまた夢でしょう。私の言う走りそうというのは、基本的に最低限未勝利は脱出してくれそう!程度に考えてください。1口馬主にとって先ずそれが1番大切ですから。

 募集価格の1200万円は多少割高ですが、GTクイズ馬ということで、確実に投票すれば1口4000円程度は平均して帰ってきますので、1口価格で言えば約8000円程度ということになり、安いとは言いませんが、高くもないでしょう。

 総合評価は1.22でほっさん指数でいえばかなり低いのですが、上記の理由から、実際は1.50以上はあると思われます。また、ほっさん指数というのは、あくまでも1つの目安で先代のGTクイズ馬ディヴァインシチーのように、指数が0.98と低くても2勝上げるような馬もいます。だから競馬は楽しいのですが・・・。 

●アリュールシチーを購入した理由

 ディヴァインシチーと同じで、これはずばりGTクイズ馬だからです。極端に言いますと、GTクイズ馬だったら、よほど高額でない限り、馬がなんでも買います。それは私がGTクイズにはまっているからです。配当金はたいしたことはないのですが、”当てる”ということに夢中で、当たれば快感です。

 ただ、ディヴァインシチーは私は見る目がなく、あまり期待していなかったですが、このアリュールシチーは馬体良さと預託厩舎の良さから、かなり期待しています。

●実は私が名付け親

 昨年末初めて愛馬の馬名をあーだこーだと考えてクラブに投票しました。ただ、このアリュールシチーは、父ゴールドアリュールが初年度産駒ということで、おそらく”アリュールシチー”で出せば採用されるだろうなと確信し、採用時の粗品(クオカード)欲しさに応募しました。

 同じ考えの人が他に3名いらっしゃったようで、発表時の会報には○○さん他3名と、”他”扱いされて名前も載りませんでした。しかし、粗品はきっちりといただけました。ただ、昨年までクオカードだった粗品はつまらない携帯クリーナーに変更されていて、がっかりでした。

 ちなみに、ディープインパクトの子が募集されたら、私が”インパクトシチー”で馬名応募するので、真似をしないように(笑)。

●ついに入厩!!

 クラブHPで先週中に入厩と報告されていましたが、まだ馬名登録がされていないため、確認できませんでした。しかし、今日のクラブHPで入厩が確認されたことから、ご報告に至りました。クラブより遅いのは悔しいのですが、おそらく来週の月曜日に馬名登録されれば、追い切り情報でも、入厩情報でもクラブHPよりも先にお知らせ出来る自信はあります。

これ以降11月5日に作成

●ついに馬名登録される!!

 11月5日に馬名登録リストが発表(11月1日登録分)になり、アクトレスシチーやプリマドンナシチーとともに馬名登録されました。馬名登録されなければ、基本的に我々の元に追い切り情報や入退厩情報が入って来ませんので、馬名登録は非常に有難いことです。

 新たな情報としましては、10月12日に入厩したことと、すでに1本追い切っていることです。

これ以降3月14日に作成

●帰厩しました!

 結局、10月19日の追い切りを最後に調子が上がらないことから、成長を待つため、放牧に出されました。

 クラブHPでは、放牧後もなかなか成長が見られないといった寂しい情報が多かったですが、昨日3月13日に帰厩を確認しました。

 ここで帰厩しても、新馬戦には間に合わず、経験馬との未勝利戦デビューとなり、苦しい戦いが続きますが、とにかく、今は帰厩を喜びたいと思います。

これ以降4月2日に更新

●追い切り情報(4月2日更新)

10月14日 美浦南坂路 稍 馬ナリ

4F 64.4
3F 46.1
2F 29.7
1F 14.3


10月19日 美浦北C 良

ゲート
攻手

13.9
14.8
14.8


3月20日 美浦ポリトラック 良 一杯

助手
5F 70.5
4F 55.2
3F 41.2
1F 13.2
外ナンヨーサウス(古馬500万)一杯と5F併せで0秒4遅れ


3月27日 美浦北C 良

ゲート
攻手
12.8
13.3
15.5


3月28日 美浦北C 良 一杯

攻手
5F 71.4
4F 56.1
3F 41.6
1F 14.1


4月2日 美浦南W 良 強め

攻手
5F 72.2
4F 56.0
3F 40.4
1F 13.0

 
10月19日、ゲート調教を行っていますが、これだけだとお世辞にもゲートが速いとは言えませんね。しかし、かなり前の情報ですし、近況が気になるところです。

 3月20日、実に5カ月ぶりにトレセンで強く追い切られました。ちなみに、一杯に追われたのは、今回が初めてです。動きは決していいとは言えませんが、クラブHPにもありましたように、まだ少し早いが入厩させて、トレセンで仕上げるといったコメントでしたので、まだまだでしょう。
 この先、追い切りを重ね、どこまで動きが良くなるか楽しみです。

 3月27日、ゲート調教をされましたが、ゲートの速度は普通のようです。格段に速いわけではありませんが、逆に出が遅いほうでもなさそうですので、期待できそうですね。
 今日、ゲート試験を受けているのではないでしょうか。この時計なら受かってますね。

 3月28日、2度目の一杯追いです。まだまだ動きは重いですね。これから乗り込んでいって、動きが良化するのを期待します。

 4月2日、まだまだ動きは重いです。ただ、28日よりはましですねぇ。出走想定表に載ってはいますが、私はこの動きですと、出走は控えた方がいいような気がします。せっかく初出走の優先出走権があるわけですし・・・。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 4月5日 中山5R 3歳未勝利 芝1600m 全17頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アリュールシチー 初出走
ウィザードブラスト 初出走
エーブダヴィンチ 北村宏司  3/02 未勝利 中山芝1600
エポカル 勝浦正樹  1/05 未勝利 中山芝1600 12 15
エムオーワンダー 田中博康  3/03 交流 船橋ダ1600
オンワードカメリア 二本柳壮  2/24 未勝利 東京ダ1400 12 16 10
カイルモア 初出走
ガイアスピリット 古川吉洋  3/02 未勝利 中京ダ1700 13 15 10
ゲイルカフェ 小島太一  1/05 未勝利 中山芝1600
サクラロミオ 松岡正海 10/07 新馬 東京芝1800
ショウナンアヤカ 横山典弘  3/15 未勝利 中山芝2000 13
スーパーウーマン 蛯名正義  3/22 未勝利 中山芝1600
タヤスアカヤネ 芹沢純一  1/19 未勝利 小倉芝1800 16 15 14
ダイワデューク 田中勝春  1/20 未勝利 中山芝1600 10 10
ハギノハーセルフ 長谷川浩大  3/23 新馬 阪神芝1600
ホーリーカップ 郷原洋司  3/22 未勝利 中山芝1600 14 15
メリームード 木幡初広  3/09 未勝利 中山ダ1800 10 11 12

 アリュールシチーは初出走の優先権がありますので、出馬投票に参加すれば、出走は確実でしょう。当然いい騎手も確保できると思います。奥平雅士師なので、横山典弘騎手なんてないですかねぇ。

 4月5日に中山競馬場で騎乗予定の主な騎手は次のとおりです。

 村田一誠、後藤浩輝、吉田豊、横山典弘吉田隼人、田中勝春、松岡正海、木幡初広、小林淳一、江田照男、柴田善臣、武士沢友治、大野拓弥、柴山雄一、石神深一、田中博康、中舘英二、藤田伸二、丹内祐次、勝浦正樹、菊沢隆徳、蛯名正義 各騎手

太字のあたりの騎手かと思われます。


 想定表では、相手は1部を除き、案外弱そうなメンバーです。ただし、かなりの数、入れ替わると思いますが。

これ以降は4月3日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 4月5日 中山3R 3歳未勝利 混合 ダ1200m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アリュールシチー 田中博康 初出走
ヴァンリュミエール 郷原洋司  3/15 未勝利 中山ダ1200
エミネムシチー 大野拓弥  3/16 未勝利 中山ダ1200 B−
カワチノオジサン 後藤浩輝  2/24 未勝利 東京ダ1300 10 10 B+
ケージーバクシンオ 蛯名正義  3/08 新馬 中山ダ1200 A−
コウワスプラッシュ 的場勇人 11/24 未勝利 東京ダ1400
シルクマーベリック 江田照男 初出走
シンボリバスティア 内田博幸 12/15 未勝利 阪神ダ1200 B+
ディーエスハンター 柴山雄一 初出走
デルマアンタレス 中舘英二  2/23 未勝利 京都ダ1800 11 13 16 B−
ノボアース 吉田隼人  3/23 新馬 中山ダ1200 B−
パズル 柴田善臣  3/23 新馬 中山ダ1200 B−
ハリケーンラグーン 三浦皇成  3/08 未勝利 中山ダ1200 12 16
フジマサエース 石神深一  3/08 新馬 中山ダ1200 10
フニクリフニクラ 武士沢友治 初出走
フルコンプリート 岩部純二 初出走 B+

これ以降は4月4日に作成

●中山ダ1200mコース解説

 向正面2コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて3コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
 芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に7〜8枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
 ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。3〜4コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。
有利な枠順 外枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント テンのダッシュ力、枠順
種牡馬ベスト サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング
連対騎手ベスト ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒7 1分13秒6 1分13秒0 1分12秒6
2歳未勝利 1分13秒6 1分13秒3 1分12秒5 1分13秒0
2歳500万 1分12秒2 1分12秒4 1分12秒4
3歳新馬 1分13秒9 1分13秒2 1分13秒2 1分12秒9
3歳未出走 1分13秒5 1分12秒8 1分13秒3 1分12秒9
3歳未勝利 1分13秒5 1分13秒1 1分12秒7 1分12秒8
3歳500万 1分12秒5 1分12秒2 1分11秒8 1分12秒2
古馬500万 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒0 1分12秒1
古馬1000万 1分11秒8 1分11秒4 1分11秒1 1分11秒1
古馬1600万 1分10秒9 1分11秒0 1分10秒7 1分10秒0
古馬オープン 1分10秒6 1分10秒0 1分09秒1
 外枠有利と言われるコースにおいて、最内枠に入ってしまいましたとさ(悲)。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
アリュールシチー 4月2日 美浦南W良 強め 攻手 5F72.2−13.0
エミネムシチー 4月2日 美浦ポリ良 一杯 大野拓弥 5F67.5−12.1 B−
カワチノオジサン 4月2日 美浦北C良 一杯 後藤浩輝 5F66.7−12.3 B+
ケージーバクシンオ 4月2日 美浦坂路良 一杯 小林淳一 52.4−12.4 A−
コウワスプラッシュ 4月2日 美浦坂路良 強め 助手 53.1−13.2
シルクマーベリック 4月2日 美浦坂路良 一杯 助手 52.9−13.1
シンボリバスティア 4月2日 美浦ポリ良 一杯 柴田大知 5F66.0−12.2 B+
ディーエスハンター 4月2日 美浦南W良 強め 攻手 5F70.0−14.3
デルマアンタレス 4月2日 美浦ポリ良 強め 助手 5F65.7−13.0 B−
ノボアース 4月2日 美浦坂路良 一杯 調教師 52.0−12.8 B−
パズル 4月2日 美浦ポリ良 馬ナリ 柴田善臣 5F67.8−12.4 B−
ハリケーンラグーン 4月2日 美浦南W良 一杯 津村明秀 5F66.9−13.0
フジマサエース 4月2日 美浦坂路良 馬ナリ 石神深一 15.4−計測不能
フニクリフニクラ 4月2日 美浦坂路良 一杯 助手 52.5−13.3
フルコンプリート 4月2日 美浦南W良 一杯 岩部純二 5F63.5−12.6 B+

●騎手

 騎手の田中博康騎手は私ほっさんの愛馬に乗っていただくのは初めてですが、若手(3年目)ながら昨年44勝をあげるなど、関西の私でも名前はときどき耳にする騎手です。

 3年目の今年はここまで少々勝ち星が少なく、勝率を落としていますが、斤量の恩恵が少なくなったここが踏ん張りどころです。腕はあると思っていますので、1発に期待です。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「主力対等」


予想家の印
馬名 長岡利 西村敬 山田理
アリュールシチー
パズル
エミネムシチー △△
カワチノオジサン
ケージーバクシンオ △△ △△
シンボリバスティア
フルコンプリート
ノボアース
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
パズル 3.0
ケージーバクシンオ 4.0
カワチノオジサン 6.6
エミネムシチー 6.9
シンボリバスティア 11.1
ノボアース 11.3
フルコンプリート 11.9
中略
ディーエスハンター 35.3
アリュールシチー 37.8
フニクリフニクラ 37.8

いわゆる、最低評価でございますぅ。


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
アリュールシチー
パズル 70 70
エミネムシチー 67 67 66 56
カワチノオジサン 53 46 53 42
フニクリフニクラ
フジマサエース 40 40
シルクマーベリック
コウワスプラッシュ 51 51 36 27
ケージーバクシンオ 52 52
シンボリバスティア 62 61 52 38
フルコンプリート
ノボアース 47 47
ディーエスハンター
ハリケーンラグーン 37 21 37
デルマアンタレス 48 48 48 37


デイリー馬三郎

予想印

◎ パズル
○ ケージーバクシンオ
▲ エミネムシチー

以下省略


見解

 「新馬戦2着のパズル。ダッシュがつかずに外目をじわじわと追い上げる形ながら、いったんは先頭と能力を見せた。順当に良化が見込める今回は勝機だ。」

●各陣営のコメント

アリュールシチー

 「素質的にいいものを持っているがまだ体質的な弱さが残っている。徐々にでしょう。」(奥平雅士調教師・デイリー馬三郎)

パズル

 「ゴール前で2度勝ち馬にぶつけられた。ここも発馬がカギだが、直前の動きは良かった。」(高橋祥泰調教師・デイリー馬三郎)

エミネムシチー

 ハードに攻めた効果で出来は上がっている。もう相手ひとつの馬だから何とかしないとね。」(平井雄二調教師・デイリー馬三郎)

カワチノオジサン

 「前走は道中強風にあおられて神経質な面を出してしまった。変わる余地は十分にあるよ。」(加藤征弘調教師・デイリー馬三郎)

フニクリフニクラ

 「脚元の関係で坂路中心の仕上げ。息持ちに心配が残るし、まだ前向きさを欠く印象だね。」(武市康男調教師・デイリー馬三郎)

フジマサエース

 「まだ幼さが残り、競馬に集中していない。能力が高いが、レース慣れが必要な感じ。」(佐々木助手・デイリー馬三郎)

シルクマーベリック

 「徐々に馬体が絞れて気合も乗ってきたが、ゲートの反応がひと息。少しソエも出てきた。」(古西助手・デイリー馬三郎)

コウワスプラッシュ

 「久々でも太目感はなく力を出せる仕上がり。スピードは見劣らない。メドの立つレースを。」(阿部新生調教師・デイリー馬三郎)

ケージーバクシンオ

 「息切れしてしまったが、いいスピードは見せてくれた。息遣いが良化し、粘りが増すはず。」(土田稔調教師・デイリー馬三郎)

シンボリバスティア

 「熱発などで間隔があいたけど、放牧で立て直した。体は成長してきたから、気持ちだけ。」(畠山吉宏調教師・デイリー馬三郎)

フルコンプリート

 「いいスピードを持っているが、まだ太い分、追ってからがいまひとつ。叩いた後かな。」(萱野浩二調教師・デイリー馬三郎)

ノボアース

 「初戦は太目だったし、叩いた上積みは大きいよ。引き続きケイコの動きも良く期待は十分。」(天間昭一調教師・デイリー馬三郎)

ディーエスハンター

 「ケイコは積んでいるが、まだ動きがもうひとつ。経験馬が相手だし、いきなりはどうかな。」(成島英春調教師・デイリー馬三郎)

ハリケーンラグーン

 「内枠で控えたら砂を被って下がってしまった。ダート自体は合う。3キロ減で前進を。」(伊藤圭三調教師・デイリー馬三郎)

デルマアンタレス

 「テンのスピードはあるけど、持久力が足りない。その点からも距離短縮はプラスだと思う。」(堀井雅広調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

アリュールシチー

 追い切り重視の私ほっさんからいうと、「なんで出したの?」状態。枠も最悪で万事休す。がんばれエミネムシチー!!

 これで走ればかなりの大物。

エミネムシチー

 ここ3戦は連続3着。崩れないが勝ち馬からはそれぞれ1秒4、0秒9、1秒6とかなり離されている。

 追い切りの動きはいつもよりマシですね。元々この馬は追い切りは動きませんからねぇ。

カワチノオジサン

 前走は10着というものの、6着降着。フサイチペガサス産駒の良血。

 追い切りは時計が4本でジョッキー騎乗とはいえ、なかなかいい伸びです。一変もありそう。

ケージーバクシンオ

 前走新馬戦は7着も1番人気。勝ったのはあのアイオロスシチーもかなわなかったトロイオンス(現オープン馬)。騎手強化で立て直し。

 追い切りを6本こなし、動きは良化。3月26日の坂路では51.8−11.7と絶好の動き。

 無理に使わずにじっくりと立て直したことは大変評価できる。

コウワスプラッシュ

 過去3戦して8、9、8着と負けず勝てず。しかも今回4カ月の休養明け。

 追い切りは5本と足りているが、時計は詰まってこない。叩いてからか。

シルクマーベリック

 初出走。追い切り時計は7本計時も一向に時計は詰まらない。ただ本数は評価。

 ソエも出ているようですし、我らが愛馬アリュールシチーはこんなのは交わして欲しいですね。

シンボリバスティア

 新馬戦は3着も芝での話。ダートでは4着7着。まあまあですね。今回は3カ月半の休養明け。

 しかし、追い切りを6本こなし、動きは十分及第点。これは要注意。鞍上内田博幸騎手も怖い。

ディーエスハンター

 初出走。追い切りもアリュールシチー並。最下位候補?

デルマアンタレス

 前走初ダートも13番人気11着。一気の距離短縮だが、はたして。

 追い切りは全体の時計はいいものの、終い13.0は不満。

ノボアース

 下記パズルのところを参照。

 追い切りは1本だけだが、動きはまあまあ。ただ、強調材料はなし。

パズル

 前走新馬戦はこのコースで、2番人気2着。しかも勝ち馬とはクビ差。3着馬には5馬身差。さらに4着馬は4馬身と圧倒的だったということで、1番人気でしょう。そのときの5着が上記のノボアース。

 追い切りは馬ナリ1本というのが気になりますが、動きは悪くなく、死角は少なそう。

ハリケーンラグーン

 初戦は5番人気、2戦目は6番人気も初戦16着、2戦目12着と大敗。ただ、鞍上の売り出し中の三浦皇成騎手が怖い。

 追い切りも地味。

フジマサエース

 前走の新馬戦の時計は全くダメ。いきなりの変わり身は・・・。追い切りも軽いですねぇ。

フニクリフニクラ

 初出走。競馬ブックでは我らが愛馬アリュールシチーと並んで最下位オッズ予想。ということはこの馬に負けたら最下位??

 追い切りでは、正直この馬の方がいいように見えます。ただ、奥平雅士師によると、アリュールは素質があるそうですから・・・。

フルコンプリート

 初出走。追い切りは7本。ジョッキー騎乗とはいえ、かなり動きはいいとみます。
ケージーバクシンオ
パズル
カワチノオジサン
シンボリバスティア、フルコンプリート
 私は追い切り重視ですので、エミネムシチーの動きは満足できません。しかし、いつも動いてないのに3着に来ますから、今回もそのあたりに来ても不思議はないと思います。
 ただ、エミネムは上記でも書きましたように、いつも勝ち馬からは大きく離されているんですよね。ここが不安なことと、今回はいつもより、相手強化と見て、印はつけていません。

 アリュールシチーは奥平雅士調教師が「素質のある」と言ってくれていることくらいしか、強調材料がなく、5頭いる初出走馬の中でも見劣ります。しかも、最内1番は最も芝の部分が少なく不利な枠。
 ただ、追い切りでもお話しましたが、二の脚はそこそこ速そうですので、ポンとハナを切れれば、ダートのことですし、1発あるかも知れません。その点、鞍上田中博康騎手は1発の魅力のある騎手です。
 常識的には13着前後だと思われますが、逆にこの追い切りの中途半端な動きで掲示板にでも入ってくるのであれば、かなりの大物ですから、次走は激アツになります。
 過度な期待はかけることができませんが、好走を期待します。

これ以降は4月5日に作成

●レース

 レース前にまず馬体重が424キロだったことに驚きました。こんなに細くては強く追い切ることもなかなかできませんし、今回使って馬体が細化すれば、次走まで時間を空けなければいけないことになってしまいます。

 レースは不利な最内枠でポンとスタートを切るしか選択肢のなかったアリュールシチーですが、出遅れて早速万事休す。後方2頭目に位置します。スタート直後、唯一互角に勝負(最下位争いの)できると思っていた武士沢友治騎手騎乗のフニクリフニクラが故障(骨折)発生で競走中止。戦わずして勝ちます。そのアリュールシチーの後ろはフルコンプリートのみとなります。

 僚馬エミネムシチーは中団よりやや後ろで致命的かと思われましたが、前が譲らずハイペースとなったため、最後に出番がありました。上位2頭は強すぎましたが、今回も最後粘りに粘って3着入線。

 最後方追走のフルコンプリートは結局5着に来ていますから、後ろの馬の出番だったんですよね。

 ちなみに、勝ったパズルとカワチノオジサンはともに1、2番手でしたが、時計も1分12秒3良などと、古馬500万クラスの時計であり、ハイペースで残った点などね相当強いと思われます。カワチノオジサンは次走大本命でしょう。

 そんな後方有利な展開で、後方を追走していたのに、更に失速して、勝ち馬から6秒4も離されて入線したアリュールシチーはもはやいいわけの余地もありません。

 エミネムは多少展開利もあったような気がしますが、走破時計1分13秒5良は3歳未勝利クラスの平均勝ちタイムを上回っておりますから、勝利は時間の問題でしょう。

●時計の評価

 今回のアリュールシチーの走破時計1分18秒7良は、このコースの3歳未勝利の過去10年の平均勝ちタイムが1分13秒5良ですから、話になりません。確かに勝ち馬の時計は素晴らしく、上のクラスでも勝ち負け間違いなしですが、そこから6秒4はいくらなんでも離されすぎです。

 もはや、ここからなんのいいところも探し出すことはできません。

 言えることは、放牧して成長を待ち、馬体を増やし、1からやり直すことだけです。

これ以降は4月22日に更新

●レース後の騎手・調教師のコメント

パズル(1着)

 「出が悪いのは覚悟していたが、うまく前が開いていたので内枠でもスムーズな競馬ができた。無理に行くつもりはなかったけど、スピードの違いでハナへ。この2戦は嫌な思いをしてないから今後のためにいい競馬をしている。まだ、緩いのでこれから良くなるよ。」(柴田善臣騎手・競馬ブック)

カワチノオジサン(2着)

 「勝った馬が引かなかったし、前走で気の悪さを見せていたので大事に乗ったが、コーナーもうまく回れてスムーズに競馬ができたのは良かったよ。後続は離したし、能力はあるね。今日は勝った馬が強かった。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)

エミネムシチー(3着)

 「今日はこれまでより追走に苦しみましたね。追ってからは伸びてくれたんですが・・・。まだ非力なところがあるので、その辺が良くなってくれば楽しみな馬ですよ。」(大野拓弥騎手・競馬ブック)

ケージーバクシンオ(4着)

 「まだトモが甘くて全体的に緩さが残るから、テンに飛ばすと終いが甘くなる。それで前半はジックリ乗ったんだけど、バテてはいないが、伸び切れなかった。モノはいいので、もう少し芯が入ってくればだね。」(蛯名正義騎手・競馬ブック)

フルコンプリート(5着)

 「経験馬相手だけに、スタートで置かれてしまいました。気の悪さがあって、砂を被ると進んでいかない感じでしたが、直線で外に出してからはいい脚を使ってくれたように、能力は高いですよ。次が楽しみですね。」(岩部純二騎手・競馬ブック)

シンボリバスティア(6着)

 「幾らか伸びてはいたが、最後は後ろから差されていたからね。今日は久々の分じゃないかな。これを使って次は変わってくると思う。」(内田博幸騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

パズル(1着)

 「シャドーロール。出遅れたが、労せず先団へ取りついてハナへ。楽なペースだが、上がり3ハロンは優秀。アッサリ。」(競馬ブック)

カワチノオジサン(2着)

 「ハミ掛かり良く、ガッチリ2番手。今日は逃げ馬のレース。流れ込むのが精一杯だったが、2着でも優に勝ち時計。回りは関係なさそう。」(競馬ブック)

エミネムシチー(3着)

 「相変わらず好調。今日は内枠で行きっぷりは悪いが、いつも通り終いはキッチリ。3着続き=勝ち時計レベルまでもうひと息。」(競馬ブック)

ケージーバクシンオ(4着)

 「ゴツゴツして返し馬は良く見せず。スピードはあり、楽に好位追走も、追ってからが案外。まだ弱いところがあるのではないか・・・。」(競馬ブック)

フルコンプリート(5着)

 「太目。後方でハミ受けが悪く、フワフワ。直線大外から、ゴール寸前は目立つ伸び。絞れて、流れに乗れれば、圏内突入。」(競馬ブック)

シンボリバスティア(6着)

 「太目残り。舌を縛る。後方でモタモタ。追っての伸びも案外。本来、もっと行きっぷりのいい馬。叩いて変われば・・・。」(競馬ブック)

●今後の展望

 今日のレースと馬体重を見てしまうと、お先真っ暗ですが、とにかく馬体の立て直しが急務です。次走は2、3カ月空けてでも成長を待ちたいものです。

●最後に

 奥平雅士調教師は素質を認めてくれているこの馬ですが、追い切りからもレース内容からも、現時点では素質の片鱗は見えません。

 このような状態になると、「早く引退させて2歳馬をくれ!」と言ったことを言う人が出てくると思いますが、今日は全くレースをしていません。いや、出来るような状態でもありませんでした。度外視していいでしょう。

 ただ、馬体重の424キロはショッキングでした。これを未勝利終了までの僅かな時間になんとかするというのは、正直難しい話です。

 難しいですが、縁あって愛馬になった馬ですから、奥平雅士師が白旗を挙げるまでは応援していくつもりです。

最後までご愛読ありがとうございました

2007年10月22日作成 11月5日、2008年3月14日、20日、27日、28日、4月2日、3日、4日、5日、22日加筆

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る