ギムレットシチー入手!!
そして、ルーブルシチー取得!!
また、サマーセールの全貌がわかりました。
2007年 6月21日作成
未勝利戦であと1歩(3番人気3着)のところで競走能力喪失により無念の引退をしたアドリアシチーの代替馬としていただいたマドリードシチーは、能力もさることながらあまり工夫もされずに現役を去りました。
その代替馬として送られてきたのが、アクトレスシチーでした。
私ほっさんのところに封筒が来る前に、すでにがんばれシチー軍団HPにて、代替馬が通常の募集馬で口数の余っている、アクトレスシチーとギムレットシチーに分けられていることは知っていました。
そのうち、私ほっさんのところにはアクトレスシチーが来ました。
アクトレスシチーの評価
父 アグネスデジタル アーニングIDX 1.00 評価 B−
母 サイアムベイビュー 不出走 評価 D
母父 ホスピタリティ 評価 B−
兄 オリエンタルシチー 4勝 評価 B+
生産牧場 幾千世牧場 評価 E
馬体 評価 B+
調教師 成島英春 評価 D
総合評価 1.72 評価 D
父は初年度産駒につき平均値の1.00を代入しています。下馬評ではこれ以上走りそうな感じです。母父はホスピタリティでまあまあです。兄のオリエンタルシチーは4勝と活躍していますが、これはもう随分と前の世代になります。
私ほっさんは、成島英春調教師はあまり馴染みがないですが、ウイリアムシチーをご覧になってもわかりますように、最近は所属の千葉直人騎手を中心に使うのが不満です。
総合評価は1.72でD評価です。
続いて、もう1頭の代替馬ギムレットシチーをご覧ください。
ギムレットシチーの評価
父 タニノギムレット アーニングIDX 1.90 評価 A−
母 モガミリリー 3勝 評価 B−
母父 マルゼンスキー 評価 S
姉 チトセリリー 地方19勝 評価 B+
生産牧場 アイオイファーム 評価 E
馬体 評価 B−
調教師 佐藤吉勝 評価 E
総合評価 2.13 評価 C
父タニノギムレットは初年度産駒から、ダービー馬ウオッカを出すなど大活躍で、アーニングIDX1.90は大種牡馬アフリートやサクラバクシンオーと並ぶ素晴らしい数字です。2年目の今年も新馬戦第1週から産駒のルミナリエ(キャロット所属)が新馬勝ちするなど、今年の産駒も走りそうな勢いです。
母のモガミリリーの3勝もいうことありませんし、姉のチトセリリーも地方19勝(この評価は難しいですが、中央の3勝程度だと思っております。)ですし、なによりBMS(母父)を重んじる私ほっさんとしては、母父のマルゼンスキー(評価は最高の「S」)がいうことなし。是非とも欲しいです。
ただ、関東所属の点(元々関東馬の代替ですので、当たり前なのですが。)と、佐藤吉勝調教師(ほっさん評価では、最低の「E」ランク)に疑問を感じます。佐藤吉勝師とくれば、騎手は嘉藤貴行騎手か石神深一騎手。どちらも関西の私ほっさんにとっては、非常に地味に思えます。少し良くて江田照男騎手。私ほっさんの佐藤吉勝調教師に対する指数が少ないのも、騎手や成績が地味であることが、一番の要因です。
やっぱり、勝てなくても期待できる騎手に乗せて欲しいですよね。最近でいえば、リバイバルシチーの福永祐一騎手とか、横山典弘騎手とか。ディヴァインシチーの武豊騎手とか、騎手だけで熱くなれますもんね。結果もちゃんと出しますし。
私ほっさんがアドリアシチーを購入したのは2003年産募集馬全ての馬の中で、値段の割りに走りそうな気がしたからです。500口で1口25200円。母も1勝馬。兄ケントシチーも1勝馬ということで、1勝はできるだろうと思って購入しました。これが、私ほっさんが、初めて関東馬を購入した経緯ですが、関西在住の私ほっさんにとって、関東のレースはテレビでも放送しませんし、ラジオでもしませんし、とにかく寂しいものでした。
最初に購入したアドリアシチー、代替馬でもらったマドリードシチーともに関東馬だったので、関東所属の代替馬がくるのは当然なのですが、関西馬が欲しい、しかも1頭お金を出してでも購入したい馬が1頭いました。それが同じ金額のルーブルシチーです。
ルーブルシチーの評価
父 アドマイヤベガ アーニングIDX 1.43 評価 B+
母 イソノフォーティ 地方4勝 評価 E
母父 フォーティーナイナー 評価 E
姉 初仔 評価 B−
生産牧場 幌村牧場 評価 E
馬体 評価 B−
調教師 安達 昭夫 評価 C
総合評価 1.34 評価 E
正直申し上げて、父のアドマイヤベガと初仔という以外は、あまり魅力のない血統です。アドマイヤベガと母父フォーティーナイナーも全く未知数で、走るかどうか、さっぱりわかりません。安達昭夫師といえば、佐藤哲三騎手や秋山真一郎騎手、内田浩一騎手を良く使うイメージですが、忘れてはならないのが、後藤浩輝騎手が関西に来たときには、集中的に管理馬を出走させ、1日すべて後藤浩輝騎手を使うことでも有名です。私ほっさんも後藤浩輝騎手は大好きですので、もっと乗せて欲しいですが、一年に数度あるかないかのイベントです。
総合評価は1.34と極端に低く、私ほっさんの常識では、買えない馬なのですが、どうしても欲しい理由がありました。それは、5月30日のクラブのHPにて、「素質が高そう」とコメントされているからです。安達昭夫陣営の出走前のこのコメントはかなりの信憑性があると私ほっさんは思っています。
ときは2003年5月。2002年産友駿ホースクラブ募集馬の締め切り日が6月に迫っていました。私ほっさんは2001年度産の愛馬エドワーズシチーに続く購入馬を探していましたが、当時は今ほど血統や厩舎など知識が少なく、購入の決め手はクラブのHPのコメントでした。私ほっさんの軍資金は40000円。
あるとき、候補の1つブルームTのところに「かなりの素質があるようです。」というような言葉(すみません、はっきり一語一句までは覚えていません。)が出ました。私ほっさんは、「これだ!!」ということで、購入しようと思いましたが、少し前までは残口があったはずなのに、売り切れになっていました。
フジキセキの産駒が欲しかったということもあり、しかも”かなりの素質がある”と出たものですから、とにかく欲しくなり、早速友駿ホースクラブに電話しました。そうしたら、もう満口なので、どうすることもできないと言われました。
それでも欲しかったので、「キャンセル待ちはできないですか?」というと、締め日の9日に連絡してもらってそのときにキャンセルとかが出ていればなんとかするということでしたので、その日に電話しましたが、やっぱり駄目であきらめました。
ビドカUのときも同じような話があります。父はクロフネ、母は3勝馬でかなり欲しかったのですが、母父ラムタラだけが引っかかっていて、ギリギリまで購入せずにいたら、ある日突然満口になりました。当日慌てて電話したら、こちらの方は「少しくらいならいけますよ。何口ご希望ですか?」と例の電話の対応が親切なおばさん?がでて、おっしゃったので、慌てて1口購入した過去があります。
しかし、ブルームTはどうしようもなかったです。その後ブルームTは、ウイングシチーと名づけられ(すでに決まっていましたが)、初戦こそ10着、2戦目は取り消しと波乱なデビューを迎えますが、その後は今日(2007年6月20日)現在5勝と大活躍で、2002年度産の大将格として奮闘しています。
結局この年は、最後のサンデーサイレンスの仔サンレモシチー(40000円×1000口)とナポレオンシチー(40000円×400口)で、締め切り直前まで迷った挙句、やはりサンレモシチーは魅力だが、募集総額の4000万までは元が取れないだろうとケチな考えと400口という割り口の魅力で一発逆転ラムタラ産駒のナポレオンシチーを購入しました。9戦も楽しませてくれましたが、道中追走に苦しみ9戦目に屈腱炎を発症。あえなく引退しました。
このナポレオンシチー自体は、全く見る目がなかったのですが(弁解しますが、当時は入会2年目で、種牡馬以外の知識はほとんどなかったです。)、マネーゲームとして考えると、代替馬のサミットシチーが不幸に見舞われ33000円の戻りがありましたので(あまりいい話じゃなくてすみません。)、預託料以外はほとんど損をしていません。
余談ですが、この2頭は初戦で激突し、サンレモシチーが2着、ナポレオンシチーが9着(11頭立て)でした。この1戦は私ほっさんにとっては激アツの1戦でしたが、きっちりと値段差を感じた1戦でもありました。
話が脱線しましたが、それ以来、私ほっさんは安達昭夫師のコメントをかなり念入りに見ていました。しかし、それ以降”素質がある”と師が語った馬はこれまでいませんでした。
ところが、昨月(5月)、ついにルーブルシチーに待望のコメント”素質が高そう”が出ました。もうこの時点で、以前の後悔を繰り返したくないことから、触手を伸ばしていたのですが、ちょうどマドリードシチーの代替馬が、代替専用馬ではないというところで、もしかしたら、ルーブルシチーに変更してくれるかも知れないと、淡い期待を持ちつつ友駿ホースクラブに電話したわけです。
返事は「だめ!」ということでした。ただ、そのときに、親切な電話のおばさん?が、「ルーブルは無理ですが、ギムレットなら変更できますよ」と渡し舟を出していただいたので、ほっさん評価も高く、父タニノギムレットは初年度からダービー馬ウオッカを輩出し、先週もルミナリエ号がいきなり新馬勝ちするなど、今年も産駒が活躍しそうであるということで、即座に変更をお願いいたしました。
こうして、愛馬ギムレットシチーが誕生したわけです。この選択が、吉と出るか凶とでるかは、来年の今頃にならないとわかりませんが、仮にギムレットシチーよりアクトレスシチーが走っても、ここになんの後悔もありません。自分で選んだ道ですから。
で、この記事を19日に発表予定だったのですが、この記事を出すことにより、残口がもう一桁ほどしかない、ルーブルシチーが売り切れては大変ということで、少し発表を控えました。
ではなぜ、代替馬に変更してもらえなかった時点で、すぐにルーブルシチーを購入しなかったのかというと、これもせこい私ほっさんには、1つ考えがありました。それは、セゾンシチーが欲しかったからです。
会報にて、まもなくサマーセールという予告があり、その無料提供馬がセゾンシチーということでした。私ほっさんはセール中に購入すれば、もしかしてセゾンシチーを1口付けてくれるかも知れないと思い待っていましたが、がんばれシチー軍団のHPを見てもルーブルシチーを2口にと買い足している方がいまだに多いので焦り、今日(6月21日)、そのあたりを知りたいと思い、友駿ホースクラブに電話しました。
いつもの応対の良いおばさん?が出てくれました。今度のサマーセールは外国馬3頭と、(あまり売れ行きの良くない)2006年産募集馬を再募集し、これらの購入者には、セゾンシチーを付けるということでした。しかし、2005年産募集馬にはセゾンシチーは無理だと固く言われ、ここについにルーブルシチーの購入を決めたのでした。(ちなみにこの電話のついでに愛馬フォレストシチーの代替馬についても聞いちゃいました。それは別コーナーにて。)
というわけで、愛馬ルーブルシチー誕生!!完全に他力本願。安達昭夫陣営のコメントのみを信じて購入。貴方がたの相馬眼を信じておりますぞ。ところで、ほっさん大期待のエスポワールシチーには、いまだそのコメントをいただいておりませんが、もしかして、駄目ですか?
非常にセコイ話でしたが、これも少ない軍資金を上手くやりくるための方法ですので、ご理解ください。
皆さんもそうだと思いますが、いろいろな愛馬誕生秘話があり、愛馬への思いを強くされていることと思います。私ほっさんもこういった経緯から、ルーブルシチーとギムレットシチーには、より一層の思い入れができました。とことん応援いたします。
今年の牝馬路線は、新馬戦を圧勝したポルトフィーノに始まり、ダイワスカーレットの下など、有力牝馬の仔は牝馬という傾向が強いと思われます。この中で、今回取得した2頭がどこまで活躍できるかわかりませんが、強い思い入れとともに、追い切りや出走の際には、また、当サイトにて特集を組ませていただきたいと思いますので、保護者の方々、今後ともよろしくお願いいたします。
2007年6月21日作成