5月20日 愛馬マイセンシチー出走

皆様のご希望にお応えして結果分析!

 先週(5月19日、20日)は、私ほっさんの現役愛馬7頭のうちなんと3頭(ディヴァインシチー、ステップシチー、マイセンシチー)が出走。しかもディヴァインシチーは昇級初戦でも有力、ステップシチーはデビュー戦ながらも主役候補と激アツ状態!限られた時間の中、水曜日の出馬想定表から記事を作成し、皆様にご報告したわけでありますが、マイセンシチーは記事にすることができませんでした。その理由は2つです。

 ディヴァインとステップの2頭で深夜まで時間を費やした。これが1つ目の理由。もう1つは追い切りの動きと想定される相手から見てマイセンは強気になれなかったことです。マイセンのことはステップシチーの19日作成の記事のところで同じことを述べさせていただいていますが、以下にも少し、見解を述べさせていただくことにします。

 さて、今回レース終了後に記事を立ち上げたわけですが、これは9着に敗れた愛馬を心配なさっている方も少なくないと思われますので、敗因の分析と騎手や専門誌の評価を掲載することにより、次走への期待を高めていただきたいということと、今週は愛馬の出走が予定されていない為、時間的余裕が少しあることです。

●レース後の吉田隼人騎手のコメント

前半が遅過ぎて、動いた時にペースが上がってしまいました。今日は流れが向きませんでしたね。もう少し平均に流れて欲しかったですね。」(競馬ブック)

前半が遅かったので早めに動いたんだけど、そこでペースが上がってしまった。平均的に流れてくれればよかったんですが・・・」(ギャロップ)
ほっさんの意見
 どちらも結局一番よろしくないときに動いてしまい、スタミナを浪費したということが言いたいようです。しかし、そこは若手騎手。少しレースを読み違えたような気がします。

●専門誌のレース見解

馬体は維持したがイレ込んでいた。向正面で行きたがっていたし、3角から一気に上がっていく。直線は勢いが鈍っていた。」(競馬ブック)

遅い流れで道中ガッチリとハミを取ってしまった影響か、直線は息切れしてしまう。」(ギャロップ)
ほっさんの意見
 イレ込んでいた時点で、さほど能力の抜きん出ていないこの馬にとっては、好走は厳しかったに違いありません。また、次にも書きますが、追い切りの時点ですでに脚が上がっていますから、普通に考えれば、長距離でこれで最後まで息を保てというほうが、無理と思われます。

●というわけでレース総括

今回の敗戦は残念ながら負けるべくして負けたと思っています。

1.追い切りの動きが悪すぎる

南芝良

5F 66.1
4F 51.8
3F 38.1
1F 13.1

 芝コースで上がり13.1はいかにも伸びがないといった感じです。厳しい言い方かも知れませんが、まだ、調整不足を無理に叩いた(次走の変わり身を期待してのものか?)といった感じです。

 私ほっさん的には、あと2、3本追い切ってもらってステップシチーのように完璧な状態で出走させていただきたいと思っております。同じ無料提供馬のダブルダンスシチーは2週間ほど前にすでに出走できる状態でしたが、今完璧に仕上げられています。もちろんメンバーにもよりますが、次走はかなりの確率で優勝争いでしょう。

 マイセンシチーは長距離に活路を見出したものの、まだそんなに強い馬だとは思っておりません。なぜなら、3着や4着には来ているものの、少頭数であったり、相手に恵まれていたり、そしてなにより、いつも勝ち馬からは0.8秒以上も差を付けられています。すなわち、完敗しています。

 完璧に仕上がってかつ、相手に恵まれないと優勝は難しいと考えます。ただ、私も2口持っている身ですし、無料提供馬ですから、引退すれば代替馬はないし、なんとしてでも勝ちあがって来年に夢をつないで欲しいと思っています。

2.相手がそこそこだった

 特段強い相手でもなかったですが、前走3着馬が何頭かいましたよね。マイセンにとって、そんなに軽い相手には思えませんでした。

 ただ、逆にめちゃくちゃ強い相手もいなかったですから、先日勝利したエクストラシチーのように、この程度の相手なら蹴散らして欲しいものですが(そうしないと、仮に勝ちあがれても頭打ちになってしまう)。

3.加賀武見調教師は来年2月で定年引退

 マイセンシチーの調教師である加賀武見師は来年2月末で定年を迎えられます。マイセンにはなんとしても勝ちあがってもらって、来年3月からどこの厩舎に入るのかという楽しみを持たせて欲しいものです。

 しかし、転厩はほとんどの場合、元の厩舎より劣る厩舎に移される場合が多いです。以下の厩舎が加賀厩舎より劣っているかどうかはコメントいたしませんが、おそらく友駿ホースクラブの場合山田要一厩舎か平井雄二厩舎か根本康広厩舎か新鋭の斎藤誠厩舎あたりでしょう(ほっさん心の声 とほほのほ)。

 奥平雅士厩舎だったら大ラッキー!たまに横山典弘騎手を乗せてくれるしネ。愛馬アリュールシチーも期待してますよ!友駿ホースクラブはこの厩舎とは付き合いを深めるべきです。(5月20日終了現在19勝で全国リーディング堂々の2位!!)やっぱりいい馬が集まるところはいい騎手が寄ってきますし、どんどん勝鞍も増えます。

 さて、この先どうなることやら。まずはとにかく1勝だ!!

4.9着という結果について

 マイセンシチーはここ4戦は5着5着4着3着と確実に掲示板に載ってきていましたから、今回の9着という結果をお嘆きになられた方もいらっしゃるでしょうが、着差的にはいつもとそう変わりません。勝ち馬との着差、前々走0.8秒差、前走0.9秒差、今回1.3秒差と調子が悪かった分少し離されましたが、そんなにいつもと大きく違うものでもありません。

 従って、調子が上がればもう少しやれるでしょうし、5月27日に7番人気で優勝した僚馬リバイバルシチーのように素晴らしい騎手(福永祐一騎手)を乗せていただければ、勝ち上がることはできると思っております。

 事実競馬ブック紙のスピード指数でも、後藤浩輝騎手が乗ってくれた3月31日が一番数字が高くなっています。すなわち、レースとしてはそのレースが一番評価されているのです。(マイセンシチーのスピード指数は、私の愛馬一覧表内の「SP」と書いている数字をご覧ください。ここからワープ

 ちなみにこの3月31日のSP69という数字は昇級点ギリギリです。このくらいの力を出せば恵まれれば勝てるでしょうという数字で、一向に着の上がらない愛馬マドリードシチーは過去最高が63で、これはスピード指数的にはかなり昇級は厳しいと言わざるを得ません。

●最後に

 というわけで、マイセンシチーは現状では未勝利を勝てるギリギリの力は有しています。ただ、調子を整え、かつ相手にもそこそこ恵まれないと厳しいでしょう。ただ、私の愛馬マドリードシチーと違い、絶望的ではないので、なんとかハナ差でも勝ちあがって長く楽しませて欲しいものです。

 がんばれマイセンシチー!!

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