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中央所属調教師 地方通算 ほっさんの意見

中央所属調教師 地方成績について

中央競馬所属の調教師がどのくらい地方競馬に出走しているのか、またどのくらいの戦績を残しているのかをご覧いただけます。

中央所属調教師の地方遠征について

 中央所属調教師が、地方競走に遠征する大きな理由は2つあると思われる。1つは、管理馬が中央未勝利では勝てる見込みが薄いため、比較的手薄な地方交流戦にてとりあえず未勝利を脱出し、3歳秋以降につなげるため(3歳秋以降未勝利の場合は基本的に廃馬になる)。
 もう1つは、ダートの得意な馬が、賞金を稼ぐため地方交流重賞に登録する場合。
 以上の2点が主な点だと思われる。

中央所属調教師の地方通算成績表を見て

 おそらく、世間一般的にもっとも地方遠征をしてそうな中央所属の調教師ということになれば、”ノボ”軍団を筆頭とする森秀行調教師をイメージする人が多いのではないだろうか。それは正解で、表を見ていただいてもわかるように、出走回数468回で断トツトップである。
 その森師は評価では「B+」に甘んじているが、これは重賞など強豪相手に戦っているもので、他の一部の調教師のように、未勝利クラスの地方交流戦のみで善戦しているだけのものとは正直内容が違う。本当はGTなど重賞の勝数評価を入れるとこのランクはガラリと変わると思われるが、他にも書いてあるように、地方における重賞の勝利数記録が現時点では不明なため、勝率や勝数等から評価を算出した。

 さて現在の上位は目野哲也師が出走回数の割りに良績を残している。また、私に馴染みの深い調教師では、1口馬主愛馬第1号のエドワーズシチー号が五十嵐忠男調教師であったので、師の成績を見ると「B+」と中央平地成績よりも良績を残している。ちなみに私の愛馬エドワーズシチー号は新馬戦大幅に出遅れるも3着(8番人気 勝った馬は)と奮戦し、次走は2番人気に支持(結果は距離が長くて5着)。はっきりいって初戦と同じダート1400なら未勝利は軽くクリアすると思われた。(事実次のダート1400戦ではアタマ差の2着、その次の同戦で勝利をあげている)

 なのに、五十嵐師は同馬を地方交流戦に登録させた。たまたま補欠登録になり、出走できなかったため事なきを得たが、地方交流戦では、賞金がかなり減るのだ。なぜ中央で勝てそうな馬を地方交流戦に出すのか。そんなことをしていれば確かに地方の成績は上がるだろう。しかしそれで馬主は納得すると思うのか?確実に1勝という考えはわからないでもないが。

 というわけで、いろいろと述べたが、各調教師いろいろな考えがあるので、ランク付けとしてはこうなったが、皆全く同条件で走っているわけではないので、そこはみなさんが深く考え、気に入った調教師を支持して欲しい。

 賞金が安い、そんなところで勝っても将来につながらないなどの理由から、ほとんど地方交流戦に出走させない調教師もいれば、かなり優先的に地方交流戦に出走させる調教師もいる。後者の場合、愛馬を広く見渡して、
適切なレースを広い視野で選択してくれていると評価することもできるし、地方交流に逃げずに中央で勝ち負けできる馬に育てて欲しいと批評することもできる。

 さまざまな意見がある中、自分の視点でこの表を分析していただけたら光栄です。


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 よく観たらこれは凄腕調教師だぞ、この法則で並べたらどうかなどという発見などございましたら私も知りたいですし、どんどん掲示板にアップしてくださいませませ。

 みんなで大発見をしましょう。

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